書にあそぶ 筆と墨

福岡県糸島半島在住 林田友香の書つれづれ日記。

SUN&MOON/月はありあけ


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先日、ハナトライフさんにお願いしていた額装が完成しました。


左/ SUN&MOON
右/ 月はありあけ


書いた本人が言うのもなんですが、
この空間の空気を変えました。

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SUN&MOON(アロハの言葉)


陽の光は新しい命をもたらし、月は再生をもたらす。

これは、フレームにひとめぼれして、
このフレームに合わせて文字を選び書きました。
英語版と日本語版を書いたけれど、
やはりアロハの言葉だからか、英語のほうがしっくりきました。
ん~でも、写真よりやっぱり実物がいいな。

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月はありあけ(枕草子より 清少納言)

月は夜明け
東の山際に
細く出るものほど
もの寂しいものよ


これは「満月よりも欠けた細い月が好き」という、
清少納言の美意識に共感して(ちなみに、紫式部は満月が好きだったそう)
はじまりの朝と、新月に近い欠けた月の凛とした空気感を表現しました。

どなたの(書家)お父様か忘れてしまったけれど、
「書とは線の美」とおっしゃった方がいて、
わたしも常にそのことを心に留めて書いています。
付け加えるなら、そこに「艶っぽさ(色気)」があるか。
色気がないわたしが言うと全く説得力がありませんが、
そんな字を書いていきたいです。
 

にじみ

この3連休は、
わたしの作品「utakata」を見に来てくださる方もいらっしゃって、
時々アート談義に花を咲かせました♡

 
感じかたは人それぞれで、
中でも、アート関連のお仕事をなさっておられる方は、
線と線の「にじみ」に興味を持たれる方が多いです。

実は、
このにじみは狙ったわけではないのですが、
この円を縁ととらえ、
交わるところ(にじみ)は、
その縁から生まれた新たな色だなあ、と。
人間と同じ。

小さくても大きくても
濃くても薄くても
つながってもつながらなくても
いい。

自然のまま、ありのままで
ひとつひとつの存在に優劣はなく美しい

でも、いつかは消えていく泡

存在している今この時を

墨で表現しました。
あんまり説明してしまうと、
自由な発想の妨げになるかも知れませんが、
よく尋ねられるので書きました。


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utakatano完成

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ハナトライフさんに額装をお願いしていたutakata完成しました。
素敵に仕上げてくださって本当に嬉しい♡
先日書いた「月はありあけ」など2点も、
新たに額装をお願いしました。

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店に戻ってくるなり、すぐに小さなスペースに飾りました。
空気ががらりと変わった気がする・・・。ものすごく気分が良いです。
不思議だなあ、この感じ。自分が書いたものなのに。
先日、「友香さんの書は生きているみたい」と形容してくれた方がいました。
それを聞いた時、本当に嬉しく思いました。
 
「utakata」には、自分なりの解釈はあるのですが、
自由なイメージを持って見ていただけたら嬉しいです。
そして、いつかそれをお聞かせいただけたらなと思います。

月はありあけ

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書いて書いて、やっとの1枚。

1日に1枚、納得のいくものを書けるかどうか。
集中しすぎて、今日はくたくたになってしまいました。

生まれたての新月の繊細さを
平成の世から表現してみました。
清少納言の枕草子より。

ロゴ揮毫<Saku Yoga様>

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ロゴ(筆書き)を担当させて頂きました。
原案はSakuYoga様よりいただき、
ロゴ・ローマ字ともに揮毫いたしました。

古典


古典の練習中。
臨書は自分の字じゃないから、つい癖があちこちに出てしまいます。
書いても書いても、中国の手漉き半紙に慣れない。
今日は調子が悪いです。

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筆ペンのほうが滑りがいい…って切ない。

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これは上の英語版で、
ある額にひとめぼれして、それに合わせて書いたもの。
筆を替えて、まだまだ書きます。

創業1501年

書道具でお世話になっている、博多区春吉の平助筆復古堂さん。
創業はなんと室町文亀元年1501年。
特殊な紙を探していても、いつも的確に親切に探してくださいます♡

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お店の壁には、様々な『復古堂』の書がありますが、
和に合うものあり、モダンなものあり、
書体、運筆、墨や筆などによって醸し出す雰囲気も様々で、
書の奥深さと面白さを改めて感じたのでした。

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プチ模様替え

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わたしの店を、秋からアトリエ&SHOPにするべくプチ模様替えしました。
当店の窓は、後からリフォームしたこともあって、
白い壁部分が少なく、額を飾る場所がないことに今更気づきました(苦笑)

「泡沫 -utakata- 」は、
今、額装をお願いしていてここにはありませんが、
8月末にはできあがりますので、
9月中旬ごろ、ほかの作品とともにご覧いただける予定です。
取り寄せていた中国福建省の手漉き半紙も届きまして、
また、お盆明けから本格的に書の活動に入り、
あたらしいシリーズを揮毫します。
9月より、玄関横のスペースにいくつか展示いたします。

額装

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泡沫 -utakata-

の裏打ちと額装を、同じ糸島のハナトライフさんにお願いしてきました。

一言で額装と言っても、
合わせる額や中のマットの色や質感で作品がガラリと変わる、
大変奥が深いものだと思いました。
まるで、料理と器の関係のようです。完成が楽しみ♡
石川さん、よろしくお願いいたしまーす!

泡沫 -utakata-


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いつかは消えて無くなってしまう、
強いものも、弱いものも。
重なりあったり、離れたり。ひとりで輝くものあり。
命も時間もかぎりあるもの。わたしたちは泡沫のよう。


ノスタルジック台湾


4月に旅した台湾のノスタルジックな雰囲気をイメージして書きました。

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プロフィール


林田友香(Tomoka Hayashida)プロフィール
1974年1月生まれ 水瓶座 A型

6歳より筆を持ち10年間師より学ぶ。15歳時に八段位取得。
20代の頃は、ブライダル、年賀状代筆などの筆仕事を請け負う。
2000年8月(26歳)より、福岡県糸島市にて陶磁器店を経営。

2013年9月(39歳)東京国立博物館で開催の「和様の書」にて、
三筆、三蹟の美しさもさることながら、
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの直筆の書を見て、
それぞれの人柄が手に取るように分かる運筆と、
年月を感じさせない墨の力強さに深く感銘を受ける。
伊達政宗のセクシーな書と、墨の香りがたまらなく好き。

その会場内で、書道関係者と思われるご年配の女性から、
「みんな絵は立ち止まって見るのに、書は通り過ぎる人が多い」と耳にし、
もっと親しみを持てる、誰からも愛される、暮らしに息づく書とはなにかと考える日々。

漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字など、
楷書、行書、レトロ、ポップなどイメージにあわせて揮毫いたします。
ロゴ、パッケージ、書籍、命名書(額装付き)、ウェルカムボードなど、
オリジナルの筆文字を承ります。
お気軽にイメージをお聞かせください。

尚、2014年秋よりギャラリースペースにて、書作品を展示いたします。 
 

2000年より福岡県糸島半島在住 
家族: 夫、犬(ゴールデンレトリバー)


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