先日の話、昔から知っている夫婦(結婚する前から知っているから嫁さんも知っている)がこんなアドバイス?をしてきた。

「あのブログさ、昔のりょうの地獄男(ヘルオ)振り全開で書いたら?きっと面白いよ。ってウチの嫁さん言ってたよ」僕が思わずビールのジョッキを落としそうになる。

「何てツイテないんだあ!」が決め言葉の漫画の主人公の渾名。競馬で外した奴によくそういう渾名をつけてからかっていた時期があった。で、俺がヘルオなの?

「アホか、ナメタ事言ってんなって嫁さんに言っとけ」
「そう!だから言ってやったんだよ。お笑いナメンナって。あれは凄くIQ高くて難しいから、りょうには酷だって」そっちの話じゃ、ねーだろ。

「あ・の・な、この前散々ヘビーな告白ぶちまけといて、何で俺が笑いを取らなきゃいけないんだ?」
「面白いから」
「まるで今書いてるのまるっきし面白くないみたいじゃん」
「うん」即答されると、溜息が出る。……この夫婦、暑中見舞いついでに不幸の手紙でも出してやろうか。離婚してしまえ、もしくは心中してしまえって………言うと洒落にならないから取り消しとく。旦那が言う程幸せそうには映んないし……。


 と、まぁ他人の幸不幸をリサーチしても詮無き事。一昨日日曜日のレースは、思っていた以上に荒れた訳です。軽く回顧をすると阪神米子ステークス。

 1分32秒台で決着。これだけ時計が速いと、中々後ろに位置した馬が台頭するのは難しい。更に言えば、夏の暑い中で使い込んできた馬が体調を維持するのも難しいという事だ。暑さは体力と一緒に、頑張る精神力も削ぎ落としてしまう。更に、平常心も保ち辛くなる。余談だが、南米のスラムで暴動が起きる時は、決まってこんな暑い時だ。そして理由も、暑くてイライラしていたから。


 続いて福島。こーんなに馬場が悪くなっているとは思っていなかった。東京や阪神の馬場の維持具合を見ていると、僅か一開催、しかもまだ3週目の福島の芝の荒れ具合は、土壌や地盤の問題、水はけの問題だけでなく、お金の掛け方にもきっと問題があるのだろう。政治同様、地方はないがしろにされている。


 かといって時計が極端に遅い訳ではない。ただ、兎に角内側の馬場が悪くみんな外へ持ち出したい直線。今週の七夕賞に直結する問題だけにもう少しじっくり検証する必要があるが、外側が良く内が駄目という馬場は、差し追い込み天国になり易い。あまりそういう福島コースは印象にないのだが。重賞ウィナーが誕生した訳だが、勝った馬にも負けた馬にもあまり見るところはなかったような。


 最後に札幌。2着タニノマティーニに関して言えば、北海道コースの洋芝が合うってだけでなく、気候、風土、季節、或いは調整方法、輸送方法、距離などなど、あらゆる意味で札幌競馬場が合うのだろう。9歳馬でスプリント戦、しかも一年位まるっきり走っていなかった馬だが、この内容ならば札幌で全て行われる今年の夏競馬、出てくれば好勝負必至の様相だ。

 で、その馬を抑えて勝利したのが3歳牝馬のグランプリエンゼル。51キロの斤量にも恵まれたが、強い内容だった。ひょっとして、頭一つ抜け出してこの秋のスプリント路線で大活躍する可能性もある。

 他に関して言えば、やはり展開、馬場、体調で順位は走る度に入れ替わるメンバー。スプリント戦はこうなってくると本当に難しい。


 と、駆け足で回顧しました。今宵は七夕。短冊を揺らす笹の葉が風に吹かれる景色は、嫌いじゃない。七夕の話はロマンティックで案外好きだ。一年に一度だけ、本当に愛している相手に会える。今年は、雨が降らないと良いですね。


PS.引き続き、ランキングのところにポチっとヨロシク。今週からはもうちょっと、マメに更新します。……多分……。