それと、実はセラピスト養成講座を受講中の生徒さんが妊娠することもしばしばあるのですが
何故でしょう☺️
沢山考えられる理由はあるけど、
解剖生理学的なこと・タイ伝統医学に基づいたこと、スピリチュアルなこと
この3つの観点からご紹介しますね◎

①子宮はたくさん血が欲しい
子宮は、血をたくさん必要とする臓器です。
血液によって生かされている、といってもいいかもしれません。
女性の身体の中で、子宮と卵巣は、心臓の次に血流を必要とする場所です。
毎月、子宮内膜という新しい組織を増設するんですもの。
温かく栄養たっぷりの血がどれだけ届いているかで、赤ちゃんのお布団になる内膜の質が決まります。
タイ伝統医学では、血流不足の子宮は「乾いた大地」に例えられます。
よい種をまいても、大地が硬く乾いていたら芽を出せません。
子宮バランスセラピーでは、施術全体を通して、子宮に血と氣を集めていきます。
たっぷりの血流は子宮を温かな「柔らかく湿った大地」に整えてくれます。
子宮は待つ臓器。
血で満たされた子宮は、潤って健やかな生殖器ユニット(腎臓、卵巣、性腺)からのアクションを、いつも万全な状態でスタンバイしておきたいのです。
さらに、セクシャルアルケミストとして言わせていただくなら、
汗も涙も母乳も膣を濡らすエッセンスも、「血」からできています。
また、血流は、自分への愛と自信の源です。
妊活を長くされている方の多くが、性交渉が作業になっていると言います。
濡れない妊活がどれだけ苦しく悲しいか、私も経験して知っています。
そしてそれは女性だけが辛いのではなく、相手の男性のデリケートなセクシャリティにも影を落とすということ。
肉体的な痛みや機能的な問題だけではなく、魂レベルで取り返しのつかない溝ができてしまうことにもなりかねません。
子宮バランスセラピーの後、パートナーとのまぐわいが驚くほど良くなった!とよく聞きます。
妊娠はファンタジーではありません。
妊娠という、命の力がもっとも必要になる体験においてあらゆる面で「血」はたくさん、必要なのです。
というわけで
子宮バランスセラピーを受けると、子宮の血流がものすごくよくなるので、心身健やかな妊娠のお手伝いができます。

②子宮の位置は真ん中がいい
タイ伝統医学では
子宮は「女性の幸福の座」とされ、その位置の乱れは心身のバランスに直結すると考えられています。
解剖生理学的に見ても、子宮が前後や左右に傾くことで血流やリンパの巡りが滞り、生理痛や冷え、不妊などの不調につながることがわかっています。
だというのに、日本の病院の検査で子宮のズレを指摘されたという話は1度も聞いたことがありません。
ましてや調整されることはありません。
タイの伝統病院にはマッサージルームがあり、子宮のズレがあれば子宮整体や子宮マッサージでまず調整します。
私のクライアントの例ですが、レントゲン写真で子宮が左の骨盤スレスレまでずれていたのを見たけれど、医師には何も言われなかったそうです。
今の日本では「子宮の位置」を重要視していないのですね。
実は日本は不妊治療後進国。
しっかりデータにも出ています。
タイは産前産後のケアも含めかなり充実して進んでおり、欧米の海外セレブはお忍びでタイで出産しに来るとか。
これについては長くなるので、対面講習でお話しするとして…
※伝統医学病院のマッサージ室
ここで子宮の位置調整(子宮バランスセラピーの元になっているもの)をおこないます

※野外には、ハーブを使った施術コーナー。
奥に見えるのはハーブサウナ小屋。
実際の臨床では、子宮が骨盤の中央に正しく位置することで、骨盤内の循環が改善され、ホルモンの働きや自律神経のバランスも整いやすくなります。
そしてそして
興味深いのは、タイの伝統的な子宮ケアでは
「子宮が中心に戻れば、女性の心も中心に戻る」
と言われること。
まるで子宮が女性のエネルギーの羅針盤であるかのようですね。
現代医学とスピリチュアルが交わるこの感覚は、単なる気分の問題ではなく、身体の仕組みに裏付けされた叡智です。
私たちが本来持つ生命力を最大限に引き出すための鍵なのです。
この続きは、毎月開催のスキルアップ講習会で。
3/22のアドバンス講習は
「妊活とさまざまな婦人科系疾患への施術」
詳細、お申し込みはこちら↓
https://smart.reservestock.jp/group_lesson_form/group_lesson_list/55997