2006年10月29日

9節〜戦慄!!熱き漢のダービーマッチ。

勝ったー!!!

ミランに勝ったー!!!

ダービーに勝ったー!!!



…だけれども

心臓に悪いわー!!



…つーかはっきり言いますと、こんなに苦労させられたのはあれですね…


お前のせいだー!!

マテラッツィーー!!!



…気を取り直しまして、「アウェイ・サンシーロ」でのミラノダービー。
不調のミラン、今季無敗ながら戦いぶりに不安の多いインテル―スコアレスも懸念されたその試合は、フタを開けてみれば非常に心臓に悪いゴールショーとなりました。

前半は圧倒的にインテルが支配。
この試合の相手は本当にミランなのか?と、疑いたくなるほど前半のミランは怖さがない、「強豪ACミラン」ではなく、ごくごく普通のセリエA中位のチームを相手にしているかのような錯覚に陥るほど、ミランの動きには冴えがなく、怖さもなく、ミランらしさがありませんでした。
不調のジラをベンチに回し、ピッポのワントップで挑んだミランは、そのアンチェロッティの采配が明らかなミスであることを知らしめるかのような低調なプレーぶりです。

はっきり言って、こんなミランは怖くありません。

試合の主導権を握っているインテルは前半17分、デキのFK(!!)からえるにゃんヘッドーーー!!まずは幸先良く先制です。つーか、デキも、決めたえるにゃんも素晴らしいんですけれど、ココはミランの守備が非常にまずい…えるにゃんなんて、自由にさせてちゃだめだろう…。

直後、ピッポがカウンターでつっこんで行きピッポがマテに倒されたように見えたものの、ピッポのファウルがあったと判断されたようなシーンもあったものの、インテルはすぐに主導権を握り返します。

そして更にその後すぐの前半22分ごろ、デキゴール炸裂!!
ペナルティエリア手前から放った無回転のシュートはミランゴールにざっくり☆早い時間帯でインテルは2点のリードを奪ってしまいます。この試合のデキには神が光臨、えるにゃんの一点目もアシストし、更に素晴らしいゴールまで…。
そんなデヤンさん、ゴール決めた後は真っ先にベンチへダッシュし、殺気立った表情でマンチーニ監督に襲いかかっておりました…その様、ガットゥーゾの如し。マンチーニ監督も、愛弟子のその行動にはさすがにちょっとビックリしてましたよ…。

その後もミランが攻めてもインテルが奪う!と言う展開が続き前半は終了。

後半開始、ミランはいきなり交代枠を全て使い切る(!)3人交代で、システムをジラ&オリベイラの2トップに代え、マルディーニ御大を投入してきます。慎重派のはずのアンチェロッティがこんな交代を仕掛けてくるということは、それほど前半の出来に納得言ってないということ…。これでミランは前半のようなミランではない、違ったミランになってくるはずです、いつもの怖いミランに。

と、思った矢先、デキがドリブルで突っ込んでいって、ズラタンにパス出して、ズラタンゴール!!!ズラタン、2試合連続ゴール!!!2試合連続デキお膳立て!!
ミランが交代で勝負に出た直後に、それをあざ笑うかのように追加点!!これでなんとスコアは0-3でインテル。だまされてるんじゃないかと思いましたよ、相手はミランなのに…。

が、ミランの交代の効果が現れ始めたのか、その直後の後半5分にセードルフがゴールを奪い、ミランがついに得点。それでもスコアは1-3でインテル。正直、ココでミランが追い上げるゴールを奪ったときも、全く負ける気がしませんでした。ネラッズーリの素晴らしい集中力、闘志。これで負けるはずがない、そう思いました。

交代の効果が現れ始めたミランは前半とは見違えるほどに良くなり、インテルがおされる形に。ここでインテルは交代のカードを切ります、しかもマンチーニ監督には珍しく一気に2枚。ちょっと守備が甘くなっていたグロッソを下げニコを、そしてダクールを下げてフィーゴを投入します。

そして、その後今度はセットプレーからマテヘッド炸裂!!!
マテ2試合連続ゴール!!さすがマテ!!凄いぞマテ!!これでスコアは1-4でインテル。ダービーで4点も取ったのはじめてみたよ、何の冗談だよ?え?だまされてないの?現実なの?

…が、

現地のヒロミ「アレー?いま誰か退場になったよ?」

…マテが、ユニをほっかむり(byヒロミ)して、2枚目のイエローを貰って退場になりました。

あ、アホーーー!!!
オマエはどこまでエンターテイナーなんだーーー!!…もう、仕方ないなぁ、マテは…。
最後はしつこくしつこく背中の23番をアピールしながらピッチから去っていく、エンターテイメント搭載型ほっかむらー・マテラッツィ…。W杯決勝に続いて、この試合の主役も頂いていきました…。

しかし、ちょっと前の交代でニコを投入しているので、ニコをセンターに動かし、空いたSBにサネッティを動かせば、マテ不在は解決できます。…理論上は。

そんな理論も机上の空論かな。マテが退場し10人になったインテルはミランにバッカバッカに攻められます…。

ここら辺から、マンチーニ監督が「あとひとつの交代枠」で迷い始めてしまいます…。
当初はクルス(交代はおそらく2トップのいずれか)がアップしていたものの、ヴィエラの負傷もありサムエルとサンティもアップ開始。DFラインを落ち着かせるか、負傷のヴィエラを下げるか…。

そして、マンチーニ監督が交代で迷い続けていた後半30分、ミランがカフーのクロスからジラの今季初ゴールを決めてきて追加点。これでスコアは2-4。

まだ2点差とはいえ、クレスポはへろへろ、ズラタンもお疲れ(でもズラタンは守備を頑張っていた)、何よりヴィエラは足を引きずっていました…。このままヴィエラがピッチに立ち続けると、おそらくヴィエラは次のモスクワ戦がアウトになってしまいます。けれど、2点のリードを奪っている場面で、10人のチームが2トップを残しておくよりは、いずれかのFWを下げて守ることが先決でもあります…。クルスの準備は出来ていても、マンチーニ監督は投入をためらいます。

後半35分過ぎにはヴィエラも足を引きずってボールを追えなくなってしまいますし、ズラタンが守備に追われるような形になります。
そして、ココでやっと交代、マンチーニ監督が迷いに迷って切ったカードは「ズラタンを下げて、サムエルを入れる」と言うものでした。守りに行け、と言うことです。クレスポの1トップとはいえ、クレスポはかなりばててしまっていて、これ以上攻めることが出来るような状態ではありません。

が、だからといって、足を引きずっているヴィエラのことを思うと…。

ココからの5分、そしてロスタイムの5分は、心臓に悪すぎる10分間。
とにかく点を取りに来るミランと、守るインテル。
集中力こそ切れていないものの、インテルの選手たちはみんな疲れきっていました。ジュリオが好セーブを連発して何とか凌いでいたものの、ロスタイムに入ったあとにはカカのゴールが決まり3-4。一点差に。
それでも攻め続けるミラン、守るインテル―

そして、長い長いロスタイムを終え、ようやくゲームセット。
大変な、大変な、熱く激しいミラノダービーは、10人のインテルが勝利を収めました。

よく守りました。頑張ってミランの猛攻を凌ぎきった選手を、ジュリオを褒めてあげたいです。

試合後、この試合で大活躍だったデキは思わず泣いてしまい、他の選手たちもものすごい喜びよう。
そして、退場したはずのマテがイチバンはしゃいでいました。お、お前のせいでこんなに苦労したんだぞーーー!!(泣)こんな試合にハラハラを提供するエンターテイナー振りを発揮しなくてもいいのに…。

最後は、ヴィエラが怒ってミハコーチをどつく場面もありましたけれど、足を引きずって、交代を希望していたヴィエラを、最後まで残さざるをえなかったことは、本当に可哀想でした…。ヴィエラの怒りは当然だと思います(ちなみに、怒りの矛先がマンチョではなくミハコーチに向いていたのは、マンチョがさっさと下がってしまったからです。別にミハコーチが悪いわけじゃないです)。

なにはともあれ、失点こそ多かったものの結果は勝ち点3。
総力戦となったダービーで、勝利を収めたのはインテルとなりました。

…ただ、個人的にはマテの退場がなければ、もっと楽に勝てたのではないかとも思いますし、マテがピッチに残っていたならばヴィエラを下げてあげることが出来たとも思います。

結果的に勝ったから良かったものの、マテの行動はちょっと軽率でしたね。
でも、そんなところもマテの大きな魅力のひとつなんです。あーもう、ヒロミも言ってたけど、良くも悪くもマテです。でも、あんまり大ネタかまさないでください、心臓に悪いので。

でもそんなマテラッツィが大好きです。
ACミラン3-4インテルミラノ

GK12ジュリオ・セーザル
DF13マイコン、2コルドバ、23マテラッツィ、11グロッソ(→16ブルディッソ)
MF4サネッティ、15ダクール(→7フィーゴ)、14ヴィエラ、5スタンコビッチ
FW8イブラヒモビッチ(→25サムエル)、18クレスポ

得点者:クレスポ、スーペル・デキ、ズラタン、マテ

本日の赤紙受領者:マテラッツィ!!反省しなさい!!!

本日の黄紙受領者:ダクール、ヴィエラ、ニコ、ジュリオ
Posted by tomomi_0623 at 04:10│Comments(6)TrackBack(4)

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/tomomi_0623/51238086
この記事へのトラックバック
 チャオ!久々の更新となりました。  すっかり地元日本ハムファイターズの日本シリーズに気を取られてしまっていました・・・。(; ´Д`)  ミラン 3-4 インテル  まさか、ここまで大混戦になるとは・・・。  前半
ミラノデルビー!!【ネラッズーリのぽろぐ】at 2006年10月29日 23:46
イタリア セリエA 第9節 ミラン 3-4 インテル ミラノダービー勝利! いやー、大勝・・・とは言えなくなってしまいましたが・・・ 0-1 17' クレスポ 0-2 22' スタンコヴィッチ 0-3 47' イブラヒモヴィッ
インテル、ミラノダービーでミランの追撃をなんとか振り切り勝利!【カイのナスガママBlog -the 2nd edition-】at 2006年10月30日 01:26
ハーイ! みんなが待ち焦がれ恐怖したミラノダービーがやってまいりました! いびつ...
セリエA第9節 ミランvsインテル【Petal on the Wind】at 2006年10月30日 08:15
      ミラン3-4インテル得点者:ミラン(後半5分セードルフ、後半31分ジラルディーノ、後半46分カカ)/インテル(前半17分クレスポ、前半26分スタンコビッチ、後半1分イブラヒモビッチ、後半23分マテラッツィ)両チームあわせて7ゴール入った乱打戦。....
264th Milano Derby(Away)【インテルetcつれづれ日記】at 2006年10月30日 22:05
この記事へのコメント
かわいそうにヴィエラのもすかう行きはなくなりましたよ。

やっぱりK勝解説に復帰していただいて、
【マテラッツィには知性が感じられませんね】と一発かましていただきたいものです。
しかも、肝心の息子はミラニスタらしいじゃないか。おい

ネタとしては笑えますが、得失点差の少なさが後で響いて
来るんじゃないですかねぇ。パレルモ今日も勝ってるし。
Posted by stonkovic at 2006年10月30日 01:17
>stonkovicさんへ

ヴィエラは案の定、モスクワいけませんね…。
また中盤の台所事情がキビシイ状態に逆戻りです…。

>やっぱりK勝解説に復帰していただいて、
>【マテラッツィには知性が感じられませんね】と一発かましていただきたいものです。

K勝さんの解説結構イヤだったんですけれど、いなくなって見て初めてH中田さんの解説のほうが腹が立つということが発覚しました…。
今季はヒロミが多いみたいなのでほのぼのしてますが、K勝さんは重要キャストでしたね。

>肝心の息子はミラニスタらしいじゃないか。おい

え!!そうなんですかーー!!!
パパのユニフォームとか着てるから、てっきりすくすくインテリスタに成長しているものだと…。

パレルモ、負けませんねぇ。
インテルも点はいってるうちはいいんですが、そのうちこの失点の多さが絶対に響くと思います…。
Posted by 管理人トモミ at 2006年10月30日 01:45
何年か前、ワントップ&マルディーニがいないミラン相手に前半2点先行して、後半3点入れられて逆転負けしたことありましたよね。
その再現か?とデキの2点目の後もずっと怖かったです・・・なのにマテ兄貴がその恐怖を倍増させるし・・・今までで一番生きた心地しなかったダービー(笑)
勝てて嬉しいけど、終わってほっとした気持ちの方が大きかったです。
でもヴィエラの件は心配ですね・・・
Posted by まっちょん at 2006年10月30日 14:18
こんばんは

今回は事情で生中継が見れずにビデオを5時間遅れで見てたんですけどデキのゴールが決まった直後…まっちょんさんと同じくミランホーム、前半2点、デキのゴール、マルディーニ不在…と「あの」セードルフ逆転ミドルのデルビーの悪夢が蘇り、プレッシャーに耐えきれず携帯で結果をチェックしてしまいました…
生で見てた人はあのロスタイムは地獄だったでしょうね。

いや〜俺が小心者なんで歓喜は味わえなかったですがデルビー勝利嬉しいです!
しかしこの一週間で日本一とデルビー勝利に浸れるなんて羨ましすぎですよ(笑)
Posted by ファバッリ似のファバッリ at 2006年10月30日 18:39
>まっちょんさんへ

このコメント読むまで、そんな試合のこと忘れてました(汗)。
私の頭は、都合のいいことは忘れるように出来てるので…(汗)。
確か、トマソンとかにやられましたよね??懐かしのアダーニとかがいたので03-04くらいでしたでしょうか?

生きた心地しなかったですよー…ロスタイム5分って出たときはどうしようかと思いました…。
私も、嬉しいというよりもほっとしたって方が大きかったですね。

ヴィエラ心配です…。
Posted by 管理人トモミ at 2006年10月30日 23:51
>ファバッリ似のファバッリさんへ

一個前のコメントにもありますが、私の頭は都合の悪いことは忘れるように出来ているので(汗)、すっかりそんな悪夢の試合は忘れていました…。
でも、今思うとデキはそれを覚えてたから泣いちゃったのかもしれません…。

名まで見てたら地獄でしたよ、ロスタイムなげーよ!!って、もう心臓バクバクでしたw

勝ったのはもちろん嬉しいですけれど、正直ほっとした気持ちのほうが大きかったですねぇ。

>しかしこの一週間で日本一とデルビー勝利に浸れるなんて羨ましすぎですよ(笑)

あはは、後でしっぺ返しが来そうでがくがくしてますwww
Posted by 管理人トモミ at 2006年10月30日 23:56