2009年02月16日
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デビューアルバムは当時のバンドブームの影響からか、すっきりとした本格的な楽曲が多い。
まとまりのあるアルバムで、全体的にクオリティが高いが「Hystery-Mystery」「Pink Prisoner」は抑えておきたい。
特に「Maybe Blue」はのちに紹介する「大迷惑」「すばらしい日々」のユニコーン3本柱である名曲で、人気も高い。シングルカットされてないのが不思議なくらい。
このアルバムが成功したせいで、その後の迷走をはじめることになった問題の傑作。
タイトル名、ジャケット写真など話題満載で、シングル「大迷惑」で一気にユニコーンの名前は知れ渡ることになった。
アルバムの中には微妙な曲も多いが、それ以外の良作のおかげで全体のクオリティを大きく引き上げている。
ユニコーンを語る上で、「服部以前」「服部以後」とすることも多いように思う。
「3ヶ月連続アルバムリリース」などという無茶なことをはじめたその第1弾。
バンド全員が曲を提供しだし、結果としてアルバムの質は下がっていくことになる。
「ケダモノの嵐」は奥田民生らしい激しくダーティな曲。「働く男」は哀愁ある詩も特徴的な佳曲であるが、全体を支えられるほどのインパクトはない。
ようは3ヶ月で3枚のアルバム、などという企画に無理がある。
「アルバム名を付けたかっただけじゃないのか?」と思わせる出来。しいていえば「ボサノバ父さん」だろうが、「BOOM」や「PANIC ATTACK」で外した曲からすれば、わざわざ選定する必要はない。
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「「ハヴァナイスデー」が「ケダモノの嵐」の1曲目にあれば・・・」と残念で仕方がない。
この一連の3作で「理解不能なバンド」的な扱いとなり、迷走したまま解散の道へ進むこととなる。「ハヴァナイスデー」はポップなロックミュージックで、歌詞もユニーク。
「バンドメンバー全員曲提供」が失敗し、行き場を失った感のあるアルバム。
トータル的に暗い仕上がりで、ユニコーンらしさがますます分からなくなった。アルバムの締めラスト2曲がキラリと光る良曲だけに余計悲しい。
ラストアルバム発表の前にリーダー西川幸一が抜けるなど、まさにユニコーンの当時の状況を表わしている。
そんななかラストシングル「すばらしい日々」は今でもCMなどで使われる晩年の名曲。
「スプリングマンのテーマ」はタイトル曲とも思えるが、のちの奥田民生のソロの足がかりともいえる雰囲気を持つ。
トータル的にはクオィティは戻ってきているが、いかんせん「ユニコーン」というバンドイメージに翻弄され、終わったという印象がある。
これ以外にもシングルの「ブルース」や「UNICORN」などという企画アルバムもあるが、推せるほどの曲はない(奥田民生の名義の「休日」は勧めたいが、ソロ的扱いの方がよさそう?)。
ということで、バッサリと書いてみましたが異論は多々あるでしょう。
改めて見返してみると、評価の高い「PANIC ATTACK」「服部」あたりの楽曲はほとんどが奥田民生によるものである。
ターニングポイントとなる「服部」から徐々にメンバーの曲が増えてくるが、この各メンバーによる曲提供、「服部」移行の一風変わったバンドアレンジにおけるキーポイントは、「阿部義晴の加入」ではないだろうか。
阿部義晴は「PANIC ATTACK」からゲスト的に参加していたが、正式加入は「服部」からである。そしてユニコーンがイロモノ志向に変わったのも「服部」からだ。
アルバム冒頭からオーケストラで始まる「服部」やその後の曲提供、ライブでは彼のコーナーのようなものもあったようだが、彼の発言、企画が通ることでバンドとしての幅は広がりを持ったが、その後の行く道を失ったように思えてならない。
それまでほとんどの曲を作ってきた奥田民生が、現在知られるように緩めになりだしたのも、このあたりからじゃないだろうか。
それでなくても積極的に動くほうでない奥田民生の休める体制が出来上がることで、ユニコーンの音楽性は多様化したが、合わせて低下もした。
本格的ロックンロールがやりたかったというリーダー西川幸一氏も、この様々に打出させる阿部義晴の企画についていけなかった、というまことしやかな噂も聞いた(本当に噂ですが)。
もしもユニコーンとして続けるのならば、阿部義晴のすぐれたアレンジ能力を生かした「PANIC ATTACK」の世界感で、奥田民生を休ませることなく働かせる(!)べきだったじゃないだろうか。
「服部」のようなアルバム作りは、そう何回も成功するものでもないでしょう。
ただ結果として、奥田民生はソロやパフィーのプロデュースなどでも成功、その世界を十分に満喫できることになり、彼のファンにはケガの功名となったのは皮肉といえるかも。
今回のユニコーン再結成がいつまでのものかは承知してないが、以前のように企画先行で行うことはしないだろうし、してほしくない。
ただ、不況極まる音楽業界において、今回の再結成はバンド、会社双方にメリットがあったのでは、と勝手に思っています。
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コメント一覧
ユニコーンの曲はカラオケで発狂しそうなほど高いのがありますが、
それが良いんですよね。
「車も電話もないけれど」が好きとはなかなかマニアックですね!
他にも個人的な思いの強い曲はありますが、「初めて」をテーマにしたのでとりあえず有名どころはいれたつもりです。
しかし再結成、どうなのかなあ・・・。
○ Maybe Blue
>○ Maybe Blue
修正しました。
意外と反響あったので奥田民生シリーズもやろうかな?
日本レコード大賞のアルバム賞ももらってたはず。
「雪が降る街」は「初めての人」の今回のテーマから言えば入れとくべきだったかもしれません。個人的にはよい曲とは思いますが、ユニコーンとしてはパンチ不足な感じがします。
>デーゲーム、自転車泥棒はたまらんです
「自転車泥棒」を入れると「開店休業」も入れたくなります。なるだけ曲数を絞りたかったので外しました。
ただ「雪が降る街」を含め、これらの曲は3月発売予定の「I LOVE UNICORN 〜FAN BEST〜」には入ってますので、皆さんの意見は妥当だと思います。
>スターな男がないじゃないか
ちょっと他曲をかじってる感がして・・・
>「ケダモノの嵐」はいいアルバムだと思うんだけどなぁ。日本レコード大賞のアルバム賞ももらってたはず。
確かにアルバム賞もらってますが、余分な曲が多いのと柱となる曲がないのが、ちと残念かと。
勝手ばかり書きましたー・・・
民生まとめも期待してます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/PANIC_ATTACK
ただ、それを入れるとその他の曲もどさっといれたくなるので、インパクト重視でそうしました。
いい曲多いんですよね、PANIC ATTACKは。












