豚児たちとの日々

豚児1号ケイタ (12歳 1999年11月生)  豚児2号ガク (8歳 2003年10月生)

2009年07月

お泊り保育から帰ってきた

(ガク)
お泊り保育から帰ってきた



お泊り保育からガクが帰ってきた。
泊まった部屋のことやキャンプファイヤー、ロープウェイに乗ったことなどを色々楽しそうに話してくれた。

引率の先生の話だと、初日の夕食に、昼間つかみ取りで捕まえたニジマスの塩焼きを「おいしい、おいしい」と一人で一匹あらかた食べていたそうだ。
普段の食事では、焼き魚など箸もつけないガクがニジマスを一匹食べたとは…にわかに信じがたい。「本当かあ?」と思う反面、たぶん、旅先の興奮とみんなと一緒の雰囲気から、チャレンジしてみようと思ったにちがいない。

このお泊り保育でガクが一番楽しみにしていたのは、『お買い物ごっこ』だった。各自500円のおこずかいを持ってお土産を買うらしい。
でも、そこは幼稚園児なので、売店やお土産屋で、ご当地の漬物や温泉饅頭、知り合いに『白い恋人たち』を義理買いするというわけにはいかない。(多分そんなものを買っても幼稚園児は誰も喜ばないだろう。)

幼稚園側が仕入れた玩具を先生たちが売る模擬店である。オモチャといっても駄菓子屋で売っているような安い玩具ばかりなのだが、園児たちが使うのは本物のお金だ。本物のお金を使っての買い物を体験させるという催しなのだ。園児たちは結構これを楽しみにしているらしく兄のケイタの時も、コマやピストル、紙ひこうきなどをたくさん買って持って帰ってきた。

ガクも出発前からこれを楽しみにしていて、「ミニカー、あるかな、あるかな?」と何度も言っていた。

兄と同じような紙ひこうきや安っぽいミニカー、コマの他に、ガクは『ママへのオミヤゲ』と称してオモチャの指輪を買ってきた。

ガクはこの手の女の子用のオモチャには目もくれないし、小さい頃から全く興味を示さなかった。だから、これは、ガクが本当に、母親へのお土産のつもりで買ったのだろう、

買い物しやすいように10円玉、50円玉、100円玉を交えて持たせたおこずかいの500円をやりくりして、母親へのお土産を選んでいる様子を思い浮かべると、いじらしくも健気なその心持に竹の子も感じ入ってニョキニョキと生えてきそうな気がする。

「ケイタの時は、こういうの(お土産)がなかったから、うれしい」

と孟宗の母が言っていた。

親の知らないところで子どもは成長している。少したくましくなったようなガクを見てそう思った。


踊るアホウ?


お泊り保育のすぐ後にあった幼稚園のお祭り

ガクが一人で変な踊りを踊っている

夏休みはまだまだこれからだ。





   




幼稚園のお泊り保育

(ガク)
幼稚園のお泊り保育


ガクが幼稚園のお泊り保育に出かけていった。

2泊3日の那須高原、

ニジマスのつかみ取り
スイカ割り
キャンプファイアー
那須岳のロープウェイなど

これは4年前の兄ケイタの時とほぼ同じスケジュールらしい。

出発のバスに乗り込むときに、(親と離れるのが寂しくて)ケイタはショボンとして下を向いて歩いていたのだが、ガクはそのあたりは大物で、全然平気だったと見送りにいってきた母親が言っていた。

「ガク、今頃なにやっているかな?」 ケイタがそういうものだから、居間にガクの林間保育のスケジュール表を張り出した。

それを見ては、「今お風呂に入っているな」とか「キャンプファイアーやっている時間だ」と、家族みんなで今ここにいないガクのことを考えている。

ガクが一人でどこかに出かけているというのは、ガクもそうだけど僕たちにとっても初めての経験だ。ケイタと母親、僕の3人で夕食を食べていると、ここにガクがいないのがとても不思議な気がする。

夏休みに入って二人でケンカばかりしているケイタも何だか、おとなしくなってしまい、家の中がとても静かだ。

ガクが生まれる前はこの3人だったんだな、と思いながらも、やはりさびしい気持ちはいなめない。

早く帰ってこないかなー。



楽しみにしていた林間保育


いってきまーす!




   

ガクのサッカー観戦

ガクのサッカー観戦


ガクサッカー観戦01


ケイタの所属する少年サッカーチームのJリーグ観戦ツアー第二弾。
前回と同じ埼玉スタジアムにサンフレッチェ広島の応援に行ってきた。今回も浦和レッズの赤で埋め尽くされた埼スタのアウェー側である。
今回はキッズ(幼稚園児)のチームに入っているガクも連れて行った。ガクも幼稚園児とはいえ、日本サッカー協会のU-6のサッカー選手なのだ。
(アンダー6というと何だかカッコイイけれど、幼稚園児はみんなU-6である。)
飽きてしまうかなとも思ったげれど、最後まで熱心に応援に参加していた。子どもたちは試合そのものよりも応援合戦や観客の騒ぎの方が楽しそうだ。ガクもさっそく親指を下に向けた『ブーイング』をおぼえてしまった。


サッカー02


広島にあわせて紫のシャツを着る豚児たち、ユニフォームではなくてユニクロ製である。

サッカー03

サッカー04


FW佐藤寿人の100ゴールにあわせて手製のウチワを振り回すガク



心配そうに戦況を見守っていると…

サッカー05



その佐藤寿人が先制ゴールを叩き込んだぁー!

サッカー06



サッカー07


そんな事はお構いなく、兄ケイタは食うことに夢中になっている…僕もビールを買いに行くのが忙しくて、あまり試合を観ていなかったので人のことは言えない・・・。


試合の方は後半にレッズが逆転して、サンフレッチェは負けてしまったのだが、ガクの必死の応援はサンフレッチェの選手にも十分に伝わり、彼らに勇気を与えたのだろう。

試合後、わざわざ僕たちの前にやってきた広島の選手たちが、ガクに向かって深々と頭を下げていた。

サッカー08





   

幼稚園の授業参観

幼稚園の授業参観


芝植え


先日、ガクの幼稚園で授業参観があった。園庭でゲームをしたあと、親子で園庭に芝を植えた。なんでも園庭を芝布にするらしい。

幼稚園の参観はたのしい。

この日はガクがいつになくハイテンションではしゃぎまわっていた。そういえば4年前までこの幼稚園に通っていた兄の方も参観の日はいつになくハイなはしゃぎぶりを見せていたのを思い出した。
ふたりともどちらかと言うと気弱な内弁慶の方なので、親と一緒にいるとそれだけで普段の幼稚園生活よりも楽しく感じるのだろう。

ケイタの方は年少のころから特定の男の子の友達が何人もいたのだが、ガクは元気でやんちゃなクラスの男の子たちとなかなか馴染めないようで、昨年までは女の子たちと一緒に遊んでいることが多かったらしい。
なんでも細かく話してくれた兄の時は、幼稚園でのケイタの毎日の様子がよくわかったのだが、ガクはあまり話してくれないので、カレの幼稚園生活は今でも謎が多いのだ。

それでも年長になって数ヶ月が過ぎ、最近ではちらほらクラスの男の子の名前が会話の中に登場するようになってきた。
お手紙をもらったり、数人の特定の男の子とも遊ぶようになったみたいだ。

夏休みに入るとすぐに年長さんのお泊り保育がある。2泊3日で那須高原に行くらしい。

お泊り保育の前に、男の子の友達ができてよかった、と思う。

親は参加できないお泊り保育なのだけど、だいたいの様子はケイタのときのDVDでわかる。予定表を見るとケイタの時と泊まるホテルもキャンプファイヤーなどの行事もほぼいっしょである。

2泊も一人で泊まるなんて大丈夫だろうか、と思う反面、いろいろな体験を通じてガクもまたワンステップ『強く』なれると思うのだ。





     
tonjies
読んでくれてどうもありがとう
豚児1号と2号

豚児1号
サッカーとサルゲッチュのピポサルをこよなく愛す小学生、豚児兄。
豚児2号
最近生意気な言葉を使うようになった7歳児、豚児兄とよくケンカしている。


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大きくなったら、小さな男の子になりたい。
(ジョセフ・へラー)


わたしたちが子どもの成長を助けるように、彼らはわたしたちがより分別のある人間になるのを助けてくれる。
わたしたちが人生のルールを教えるように、わたしたちに人生のより深い意味を示してくれる…。

ジョー・キタ 
『The Father's Guide to the Meaning of Life』より


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ころすけポー
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あなたの子どもは、あなたの子どもではない。
彼らは、人生への憧れの息子であり娘だ。
あなたから生まれたのではなく、あなたもとへと、やってきただけ。
あなたのものではなく、あなたとともにいるだけ。

あたえるなら、考えではなく、愛だけにしなさい。
彼らには彼らの考えがあるのだから…
あなたの家にあるのは彼らの体だけ、彼らの魂の住処は明日の家。
夢のなかでさえ、あなたにはいけない家。

彼らをあなたのようにしてはいけない。
むしろ、あなたがかれらのようになりなさい
(カーリル・ジブラン)

    
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