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【コーチは視点を増やす】

私は、クライアントに必ずこの質問をします。

「なぜ、私というコーチをつけたのですか?」

この質問の意図はふたつ。

1)私に期待されていることを明確にしたい。

2)私のコーチとしての強みを明確にしたい。


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今日の登場人物は、C後継社長さんです。

コーチ末松をつけた理由は、このふたつです。

◆末松コーチは、質問により私の視点を増やしてくれた。

◆コーチングセッションは、経営者が唯一リラックスできる場所だ!

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そして、つぎのようにフランクに語ってくださいました。



私は5代目で創業90年、老舗の経営者です。

経営者として継いで間がないので、まだまだ自信がない状況です。

親から引き継いだ会社のことを、「うまくいかないのは、人がいない、金がない、設備がないからや」と、周りにいつも口癖のように言っていました。

そんなとき末松コーチに出会いました。


つぎのような会話でコーチになってもらおうと私は決めたのです!

「今、人がいて金があって設備もあるとしましょう。その会社を10年後20年後の社会に適応した理想の会社をつくるとしたら、今の経営資産がどれくらい使えると思いますか?」と。この質問を聞いて私は正直なところとまどいました。というのは、資産がある会社が未来もずっとよくなっていくと考えていたからです。私は今まで、「隣の花は赤い」といったように資産がある会社を大変うらやましく思っていました。自分の置かれた立場、つまり人ない金ないモノない状況を大変なハンディだと考えていました。ですが、その質問から、これからの社会変化に会社を対応させていこうとした場合、むしろ資産がある方が大変なんだということに気づいたのでした。何も無いことが逆に最大の強みになるということを知って目の前が一気に明るくなったようでした。コーチは現在を肯定的にとらえ私を元気づけてくれたのでした。「時代は、どんどん変化してきます。古い価値観をもった人が多いと、新しい時代に対応できません。つぎにお金ですが、お金があるといいわけでもありません。何の苦労もしないで親からもらったお金はすぐ使ってしまうものです。自分で稼いだお金は慎重に使おうしますからね。さらに、古い陳腐化した設備を持っていると時代についていけなくなりますから、むしろ無い方がいいのです」と。


これは私にとって「目から鱗」でした。「現状をありのまま肯定的にとらえていいんです」と言ってもらって、末松コーチに受け止めてもらっている、承認してもらっていると感じたのでした。とてもうれしくなりました。末松コーチとのコーチングセッションでは、いろいろ気づくことが多いのです。親が悪い、社員が悪いと、人のせいばかりにしている自分自身のあり方にも気づきました。


また、日々仕事の中では決断を下し難いこともあります。そのようなときは末松コーチとのセッションでシミュレーションしたり、リスク・マネジメントをテーマに話し合います。私にとってのセッションは、(一般的に社長は警戒心がとても強いのですが)社長という立場を気にすることなく自分自身をフルオープンにさらけ出せる安心してリラックスできる場でもあります。

このような場所は、他にないと思っています。









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