第7回『事業承継』話し合いの集い
8月20日(土)10時から太閤園(大阪市都島区)で
第7回『事業承継』話し合いの集いを開催いたしました。
◆今年のテーマは、
「事業承継という駅伝競走を勝つために強いファミリ―ビジネスをつくる」でした!
◆主催者挨拶として、株式会社トップコーチングスタジアムの代表の末松大幸が、強いファミリービジネスをつくるために、何が必要なのかをのべさせていただきました。
詳しくは以下のとおりです。
ファミリービジネスは、3代目でつぶれるという。
倒産・廃業していく原因は主に5つ
1、ファミリーによる会社の私物化(規律なgき身内の関与)
2、ガバナンスの欠如(ワンマン社長の横暴をとめられない)
3、理念なき経営、創業精神の忘却
4、短期利益の追求
5、変化対応力の欠如
つまり、主にファミリーマネジメント力が弱くなると倒産・廃業になるということです。
であれば具体的に、創業一族は上記対策として、どんな手を打てばよいのでしょうか?
私は、解決策の一つとして「家系図」に注目いたしました。
創業一族で、家系図をつくり、読み解き方を知り、その関係性を考えることで、ファミリーマネジメント力を強くすることになるのではないかと考えました。
家系図を実際つくってみて次の3つのことに私は気づきました。
1、ファミリーに共通する気質や精神や価値観がわかる。
ルーツをさぐっていくと、先祖が同じ職業や同じ仕事についていたことがわかりました。クライアントの数多くの事例からも「カエルの子はカエル」といったように、一族に共通するミッションに気づくことが理解できました。私の場合は、新しいことに挑戦していく「チャレンジ精神」でした。私が壁にぶちあたったとき、お祖父さんやお祖母さんからの「あきらめるな!おまえはやればできる!」といった不思議なメッセージがとどき、めげない力を与えてもらっているように思いました。
2、 ファミリーの団結力が高まる!
たとえば今、結構な生活ができるのは、誰のおかげなのかなどを考えていくと感謝の気持ちでいっぱいになります。家系図をつくり関係性を丁寧に読み解いていくと、愛情と一族共通の価値観に気づきました。このような気持ちを現家族で共有化していくと家族団結力が生まれてくると思いました。
1、 絆が深まる。
たとえば、名前ひとり一人を調べていくだけでも、親から子へ託した思い、気持や愛情が伝わってきます。親から子へ、こんなような子になってほしいという願いが込められていることに気づかされました。
第1部では、講師に、「家族の歴史を読み解いて、未来をつくる」をテーマに、株式会社家系研究所の小川敬先生をお迎えし、ご講演いただきました。
第2部では、高橋紀子コーチにワークショップを担当していただきました。実際に家系図をつくり、家系図の読み解き方を学ぶ。参加者のみなさんには、じっくりそれぞれの関係性を考える体験をしていただきました。
第3部は、感想とフィードバックタイム・まとめとして、実際に参加者のひとりからシェアをしていただき小川先生による家系図を読み解きながらカウンセリングライブを行いました。
お暑い中をご出席くださいました出席者のみなさま、講師の小川敬先生、高橋紀子コーチ、
司会の坂本美鈴様に御礼申し上げます。有難うございました。
記入くださったアンケート用紙について、後日のブログでご紹介させていただきます。
私も家系図を記入しながら、名前や家紋に興味を持つようになりました。
これからも家系図の可能性や魅力を最大限に発信していきたいと考えております。
どうぞ、ご支援賜りますように、よろしくお願いいたします。