ロータリークラブ週報に、中小企業経営者コーチ 末松 大幸の自己紹介が掲載されました!

ロータリークラブ週報

2009年7月17日例会卓話
職業を通じての自己紹介
当クラブ 末松 大幸 会員

 「職業を通じての自己紹介」ということでお話をさせていただきます。みなさん、こんにちは。末松大幸(すえまつひろゆき)と申します。私は昭和26年、大阪市淀川区に生まれ、18歳の時、創業者である父がなくなりブラシ会社の事業を承継致しました。それから40年間の社長生活をおくり、昨年7月、27歳の長男にバトンを渡し、私は経営者専門のコーチとして起業いたしました。ブラシの社長時代に数多くの失敗を体験しました。30代の頃、社長の私につけられたあだ名は「瞬間湯沸かし器」でした。社員がポカミスをしたりしてクレームの報告をしたとき、私は顔色をかえ、その社員にどなりちらし怒っていました。その社員が原因でない場合も同じような対応をしていたのですから、そのようなあだ名がついたのだと思います。40代のころには報告、連絡、相談がこなくなり「裸の王様」のあだ名がついてしまったのでした。50代になって、お客様からISOの認証取得をするように強くリクエストがありました。コンサルタントの先生にきて頂き、御指導のもとISO活動を7年間やったのですが、取得できませんでした。私は「部下はなぜ動かないのか。動かない部下が悪い。俺は正しい。」とずっと考えていました。会議もまるで社長の独演会でした。責任追及されて「まな板のコイ」のようだと言っていた社員もいました。社員のモチベーションは下がりまくり優秀な社員も辞め、小企業にとってコンサルタント料金を払い続けることにも限界がありました。にっちもさっちもいかず、どん底の状態になっていたときに「コーチング」の話をコンサルタントの先生からお聞きしました。藁をもつかむ思いで、自身にコーチをつけて、コーチングを長男と私で学びはじめました。コーチングとは、クライアントが最短距離で目標を達成するために、経営資源を自らの力で見つけてくるように、それをサポートするプロセスを言います。コーチは、答えを教えるのではなく鏡となってクライアントの本来持っている才能を最高に引き出す役割を担う人です。
 コーチは私に「部下が動かないのは社長自身が引き起こしていることと考えたら何が見えますか?」「上から一方的に強制され、やらされている気持ちがわかりますか?」といった質問をしてくれました。そうか、動かない原因は自分にあったんだと。目から鱗が落ちるとは、このことだと感じました。まさにその質問は自分が部下との関わり方を見直す、きっかけになりました。
 そのときに学んだことは「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」という言葉でした。会社のなかで社長は社員を変えようと、本当にやっきになっています。このエネルギーの消費は大変なものです。このエネルギーをできるだけ自分を変えることに使うことにするのです。その変わった社長を見て相手も自発的に変わろうとします。この連鎖こそが目標達成に向かっての大きな力になります。
 私の場合、社長が変わることでISO14001、9001の認証取得ができました。継続的改善活動が全社員の参画で行なわれPDCAが回るようになりました。さらにISO27001(*情報セキュリティ)についても認証取得できました。これらのISOの認証取得によって、現場には主体的に動くマネジメント力が備わり、27歳の長男はコーチングを学ぶことによりコミュニケーション能力が高まり、事業承継することが可能となりました。
 この善循環は他の中小企業の経営に活用していただけるのではないかと考えました。40年間の社長時代、失敗から這い上がってきた数多くの体験が、次世代リーダーの育成に、さらに見方を大きくとらえれば、あらゆる組織の承継に役立つのではないかと考えました。
 会社は社長の器以上に大きくなれないという言葉があります。社長には本気で叱ってくれるひとが必要です。私も現在、自身がコーチでありながら2人のコーチを自分自身に対してもつけています。コーチは社長であるあなたの今を映す鏡です。中小企業が元気にならないと日本の将来は明るくなりません。
 私は経営者コーチとして、中小企業の社長さんを応援していきたいと考えています。
 これからもよろしくお願いします。






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