漫画

2008年09月21日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第4巻

初恋限定。 4 (4) (ジャンプコミックス)

というわけで、『初恋限定。-ハツコイリミテッド-』第4巻です。表紙は大方の予想とは違って別所小宵でした。そしてカバー裏と背表紙は土橋りか。渡瀬めぐると江ノ本夕は結局コミックスの表紙・背表紙には登場しませんでした。これは作者の好みなのでしょうか?

さて、今回大きく分けて4つのおまけ要素がありましたので1つずつ紹介しましょう。1つ目は本編の描き足しでこれが8ページ。まずは第30話「少年達の逃避行 その4 疾走する寝不足ドリーマー」での2ページ。逃避行をした楠田・財津衛・曽我部の3人が、それぞれ自分を心配してくれる女の子との会話を経て吹っ切れた笑顔を見せるシーンが描き足されました。これによってジャンプ掲載時より大団円の雰囲気が強くなりましたね。そして残る6ページは第31話「虹色ドロップ」。ここでは有原有二と山本岬の心の動きや別所良彦と夕のちょっとしたフラグなどが描き足されています。有二と岬の結末についてはやや駆け足の感があって物足りなかったので、この描き足しは大満足です。

続いて2つ目は25ページに及ぶ新作おまけ漫画。メインヒロイン8人に不動宮すみれと久間菜の花を加えた10人が参加した温泉旅行に、逃避行組の三馬鹿トリオが潜入を試みるというお話。見所は三馬鹿トリオの妄想によるエロシーンの数々ですが、中でも意外にムッツリだったのが衛。個人的に「土橋りかの体がどこまで日焼けしてるのか」に関してはかなり共感しましたね。

3つ目はついに完結の「限定少女。」7ページ。前回水を被って透け乳首を衛に見られてしまった「穿いてないし着けてない」子の安藤そあこ。濡れた服を乾かすため、ついに美術準備室に鍵を掛けてすっぽんぽんになるという大胆行動に出ます。しかもそのまま寝てしまうという大物っぷり。鍵を開けて入ってきた衛に生まれたままの姿を見られてしまうのか――と思いきや、千倉名央に「紳士」と念を押された衛はちゃんと目隠しをしていたのでした。そしてその紳士的な衛にそあこが惚れてしまい、あゆみに強力なライバルが誕生する、というオチで締めくくられました。でもハッキリ言ってあゆみとそあこならそあこが勝つような気がします。

最後に4つ目は、作者のあとがき&8大ヒロインの描き下ろしイラストが16ページ。ここには色々と興味深いことが書かれています。特に「オムニバス」と「女の子視点」が前担当の提案だったことについては、ああやっぱりなと思いました。何となく河下水希らしくないなぁと連載当初から思ってましたので。その辺のことや各キャラについてなどは、書き出したら長くなりそうなので、後日総括として改めて触れてみたいと思います。

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2008年09月03日

『初恋限定。-ハツコイリミテッド-』ドラマCD化&アニメ化

ジャンプ40号を確認しました。既報通りドラマCDが決定でアニメ化企画も進行中とのこと。長いジャンプの歴史の中でも、コミックス4巻以下のいわゆる短期打ち切り作品がアニメ化されるというのは、そうそうあることじゃございません。一体どんなアニメになるのか楽しみにしたいところではありますが、河下作品のアニメ化というといちごという悪い前例があるだけに、正直期待と同時に不安もあったりします。おいおい設定画などでキャラデザを確認できると思いますが、いちごの時のあのガッカリ感はもう味わいたくないですね。河下作品は河下絵による可愛い女の子が全てと言っても過言ではないのですから、アニメスタッフはその再現に全力を注いで欲しいものです。

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2008年08月28日

『初恋限定。-ハツコイリミテッド-』アニメ化!?

という情報が次号のジャンプに載ってるそうです。とりあえずドラマCDは決定していて、アニメ化も企画中だとか。詳しい感想は次号のジャンプをこの目で見てから改めて書こうと思いますが、4巻発売前にこれはかなりのビッグニュースですね。

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2008年07月18日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第3巻

初恋限定。 3 (3) (ジャンプコミックス)

すっかり忘れてましたが、『初恋限定。-ハツコイリミテッド-』第3巻についてです。表紙は山本岬。中学生組とは違う妖艶な色気を感じさせます。そしてカバー裏と背表紙は千倉名央。これで残るは土橋りか、渡瀬めぐる、江ノ本夕の3人となりました。果たして最終4巻の表紙は、またカバー裏と背表紙は誰になるのでしょうか。しかしこのままのパターンで行くと一人余ってしまう可哀想な子が…。そうならないようにカバー裏と背表紙を別にする可能性もありますね。というわけで、4巻の表紙関連は地味に注目です。

さて、今回の3巻では本誌掲載との大きな変更点はありませんでした。となるとやっぱり注目は安藤そあこ。今回のそあこはハラハラドキドキの部活編。財津衛や名央と同じ美術部所属のそあこは、よりによってこの穿いてないし着けてない日にモデルの当番だったのです。そこで部員達に視姦(そあこ感覚)されたり、水を掛けられて透け乳首を衛(と読者)に披露したりと前巻を上回るサービスぶりでした。こうなると4巻はどこまで行ってしまうのか楽しみで仕方ありません。何かが吹っ切れた河下先生に期待しましょう。

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2008年07月04日

曾根崎心中!

曾根崎心中ジャンプSQの『曾根崎心中!』読みました。原作はかの有名な近松門左衛門作の『曾根崎心中』。それを河下流にかなりアレンジしてラブコメに仕立て上げたのが今回の読み切りという訳です。正直最初SQで『曾根崎心中!』をやると知った時、少年誌で心中物ってどうなのよ?と思ったのですが、そこはラブコメ作家の河下水希、原作の結末とは大きく変えて、結局誰も死ぬことなくハッピーエンドで終わっています。

さて登場人物はと言いますと、主人公の徳兵衛はほぼ真中。ヒロインのお初はいちごの西野つかさと初恋の千倉名央を足して胸を大きくしたような感じでしょうか。もう一人のヒロイン小梅はいちごの北大路さつき+眼鏡。九平次はイケメンですが今まであまりいなかったタイプです。そして何と言っても今回の目玉は、作者本人がインタビューで言ってるように乳首解禁です。やってくれましたよついに。SQって乳首OKだったんですね。これはもうSQで連載を持ってもらうしかありません。是非お願いしますね。

同じく本日発売の初恋限定3巻については、またAmazonに表紙画像が載り次第書きたいと思います。こちらもそあこが凄いことになっちゃってますw

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2008年05月26日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第32話「ハツコイリミテッド。」

ついに最終回。第1話から保留されている財津兄弟と有原あゆみの話をメインに、あゆみが各キャラに相談を持ちかけながら各キャラが自分の心情を語っていくという構成です。

有原有二&山本岬前回から付き合いだしたらしい有原有二と山本岬。あゆみから相談を受けた岬は「将来はあたしの妹にもなるかもよ」なんて言っちゃってます。今回あゆみの相談に乗ってあげてる岬を見ると、結構仲の良い姉妹になれそうな気がしますが、まあ最後のツーショットを見るかぎり、お互いぎこちなさがあるのでまだまだ先の話でしょう。頬を染めてる二人が初々しくて良いですね。お幸せに。

武居源五郎&渡瀬めぐる武居源五郎と幸せそうに泳ぐ渡瀬めぐる。傍から見れば岬の言うように「海パン変態男」なのでしょうが、めぐるにとっては小学生からの憧れの先輩。そして自分のコンプレックスだった巨乳を肯定してくれました。まあ貧乳好きでもないかぎりあの巨乳には文句の付けようはないでしょうけどw めぐるの場合は自分の初恋を叶えた(おそらく)こと以上に、嫌いでやめた訳じゃない水泳をまた始められたことが大きな成長でしょうね。お幸せに。

楠田&江ノ本慧2『初恋限定。』でもっとも多くのエピソードを割いたのがこの楠田と江ノ本慧のカップル。第1話から「男は顔」と公言して憚らなかった慧が、最終話には「男は顔じゃないのよ」とあゆみにアドバイス。この子も成長しましたね。この二人の場合は慧の方が積極的に迫りそうなので、楠田が変に怖気づいたりしなければ結構進展は早そうです。クリスマスに貰ったサンタコスプレの衣装で迫る慧とか容易に想像できます。最後楠田のエロ本を取り上げて読んでる慧は可愛いですね。お幸せに。

寺井&土橋りか3『初恋限定。』で高校生も含め一番進んでるのが寺井と土橋りか。一応恋愛がテーマのこの漫画ですが、キスまでしたのはこのカップルだけでした。とはいえ、まだまだ時々しか手を握れなかったり、握ってもすぐ離しちゃったりのほのぼのカップルなんですけどね。りかが「好きって言ってもらえるだけで…嬉しくってくすぐったくて恥ずかしくって…でも心地よくて」と頬を染めながら言うシーンは完全に惚気。普段クールでボーイッシュなりかだけに、こういう女の子らしい表情が可愛いです。お幸せに。

曽我部&千倉名央2そして曽我部と千倉名央。この二人、特に名央にとってはまだ連城由紀人という存在が大きすぎるので、そう簡単には進展しそうもありませんね。それにしても最終回での曽我部のイメチェンには驚き。髪を切ってさっぱりしたおかげで随分と男前になりました。美術部にも入って名央とますます接近してるようですので、いずれは念願叶って名央と付き合える日が来るかもしれません。頑張れ。

財津兄弟最終的にライバル?になって終わった財津兄弟。操はあゆみの出した答えに「好きな気持ちばっかはしょーがねーもんな」と納得顔。でもだからこそ自分も諦めない。一方の衛はどうなんでしょうね。あゆみからの好意に対して徐々に好きになりかけてるという段階でしょうか。最後ドキンとして赤くなってますし。それにしてもなまじ兄弟だけに片方とくっ付いたらもう片方はそれをずっと側で見せつけられる訳で…何気にこの三角関係はキツイものがありますね。頑張れ。

有原あゆみ12あゆみが出した結論は「自分の初恋を大事にしたい」。というわけで衛が好きという気持ちを操にちゃんと伝えました。もしかしたら報われないかもしれないけど、それでも自分の気持ちに正直でいたい。まさに「私の初恋はこれからよ!」エンドですねw 「主人公がいない」と言われていましたが、結局最後はあゆみで締めたこの漫画。締め方は思ったより上手かったと思います。

他で触れておきたいのは別所小宵と江ノ本夕。小宵は最後までアホの子&ギャグ要員でしたね。夕も恋愛しないまま終わってしまいました。もう少し連載が続いたらこの二人もまともな恋愛をしたんでしょうか…やっぱりちょっと勿体無い。それと最後にまたそあこが出てましたね。例によって例のごとく必死でスカート抑えてたので、やっぱり「穿いてない」んでしょうか。とりあえずそあこに関してはまだコミックスの3巻・4巻があるのでそちらに期待しましょう。そして最後にSQ8月号に読み切りの告知が。将来的な移籍フラグなどという噂もありますが、とりあえずはページが余ることが確実な4巻に収録されそうな予感。一体どんな作品になるのか、楽しみにしたいと思います。

というわけで河下先生お疲れさまでした。次回作こそ頑張ってくださいね。この作品についてはいずれコミックスが完結した時にでも自分なりに総括したいと思います。

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2008年05月19日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第31話「虹色ドロップ」

山本岬と有原有二の関係に一応の決着がつく第31話。かなり強引にまとめた感はありますが、1on1のエピソードとしては割と良かったと思います。

有原有二7有二にとって岬は生まれて初めて自分を好きだと言ってくれた女の子。美人でクールでスタイル抜群と言うことなしですが、爆弾事件のせいもあって性格が理解不能のようです。そりゃ手違いとはいえ殺されそうになった上に、爆発後笑い出すような女の子ですからねぇw そんな有二ですが別所良彦の「有原の方から山本さんに歩み寄ってみなよ」という一言で攻守逆転。岬に質問攻めを浴びせます。すると普段の岬とは違って何とも可愛らしい反応が返ってくるじゃありませんか。そんな姿を見せられた日にゃそりゃ惚れますって。というわけで、最後にシスコンを脱してノーマルになった有二でした。

山本岬12今回は可愛い岬が全開。江ノ本夕曰く「ツッコまれるのに慣れてない」岬は、有二の質問攻めや視線攻撃という「ツッコミ」に慌てるやら照れるやら。きっかけのチュッ○チャプスもそうでしたが、要するに今まで周りの男が勝手に一線を引いて接してきた岬に、平気で「ツッコミ」を入れてきた男が有二だったんですね。周りの男と違う接し方をしてきたことがきっかけという意味では、ある意味真中に惚れたつかさに通じるものがあるかもしれません。それにしても最後だからなのか岬もパンツにブラにとサービス満点。ごちそうさまでした。

さて次回は『ついにあゆみが操に返事を!?次号、いっぱいの「ありがとう」を君に!!』とのこと。あゆみと操で始まったこの漫画。最後もあゆみと操で締めくくることになりそうです。

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2008年05月12日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第30話「少年達の逃避行 その4 疾走する寝不足ドリーマー」

「少年達の逃避行」の完結編。曽我部と千倉名央、財津衛と有原あゆみ、そして楠田と江ノ本慧がそれぞれ一応の結末を迎えます。

曽我部&千倉名央まずは曽我部と名央。最初に脱落した曽我部はあゆみと慧に踏まれるという相変わらず不幸な役どころでしたが、名央だけは見捨てませんでした。実は名央も通り過ぎかけましたけどねw 優しく気遣う名央にもう一度告白する曽我部。名央は驚いてましたが、その前に海に叫んだ告白は聞こえてなかったんですかね?連城先輩に敵わないことを自覚しながら「いつか僕も絶対追いついてみせるから」と決意を語る曽我部はちゃんと成長したと思います。そしてそれに対して「連城先輩にはない別のいいところを曽我部くんは持ってるんだよ」と答える名央。そして「自分も成長していきたい。お互い頑張ろう」と。ええ子やなあ。ていうか冒頭で遠慮がちに別所小宵に荷物を預ける名央が可愛いです。

財津衛&有原あゆみ3続いて衛とあゆみ。逃げる衛にあゆみは「逃げたって好きな気持ちは消えないよ!?」と叫びます。すると立ち止まって「逃げたわけじゃないんだ」と衛。そして、山本岬に振られたことから立ち直れたかは分からないけど、旅が出来てスッキリしたと笑顔で答えます。その笑顔を見て泣き出すあゆみ。前夜にトランプしてた事はとりあえず置いといて、この二人もまずまず良い雰囲気でまとまりそうな気配。ただ兄の操をどうするか、という問題は残りそうですが。

楠田&江ノ本慧最後に今回の逃避行の発端となった楠田と慧。逃げる楠田にタックルをかましてようやく捕まえた慧。その慧の胸の膨らみを背中に感じて飛びのく楠田は、普段のエロガッパ振りと違って純ですなぁ。やっぱり相手が好きな子だからでしょうかね。そしてついに慧も楠田に告白。お互い素直じゃないツンデレカップルの二人も、ようやく告白して一件落着、とは行きません。両想いだと分かったのにやっぱり喧嘩してます。きっと付き合うことになってもこんな調子なんでしょうね。可愛いですなぁ。

別所兄妹3おまけで相変わらずの別所兄妹。他の3人とは違って特に目的もなくノリで同行した小宵ですが、そのおかげで良彦に心配してもらえて大感激。もしかしてこれが小宵の目的だったのでしょうか。ていうか結局最後まで小宵はお兄ちゃん一筋でしたね。もし打ち切られなければ兄以外の男に恋をしたり…なんてことがあったかもしれませんが、まあこっちの方が小宵らしくていいかな〜とも思ったりして。

有原有二6身構えるあゆみに飛びつきもせず真剣な眼差しの有原有二。どうやら電車の中で良彦に「山本さんのことちゃんと考えてあげてるのかよ」と言われたのが堪えてるようです。打ち切りに向け中学組があらかた片付いた今、残るは岬の恋の行方だけ。その鍵を握るのが有二なわけで、一体この男がどんな答えを出すのか注目です。

次号の予告は「有原(兄)ついに起つ!?山本さんを巡る恋模様の決着は!?」とのこと。残り2回で岬と有二の決着を描いてこの漫画はフィナーレを迎えそうです。

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2008年05月10日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第2巻発売

初恋限定。 2 (2) (ジャンプコミックス)
一週間ほど遅れましたが『初恋限定。-ハツコイリミテッド‐』第2巻について書きたいと思います。もちろん発売日には購入済みだったのですが、Amazonに画像が載ったら書こうと決めていたので一週間遅れとなりました。今回の表紙は江ノ本慧。相変わらず吸い込まれるような美しさです。しかし今回はカバーを外した表紙と背表紙は別所小宵でした。このあたりに打ち切りの影響が表れていますね。あと2巻分で残り5人をどう配置するか注目です。

さて今回の修正点の目玉は何と言っても第14話「こたつとみかんともう一つ」の大魔王山本岬でしょう。本誌掲載時もなかなか色っぽい格好でしたが、修正後にはほぼ全裸に。大魔王というよりただの露出狂になってしまいましたw 後は第17話「恋するカタチ」での岬のセリフ。「今度CDに焼いてきてあげる」が「今度CD貸してあげる」に修正されました。まあこれは本誌掲載時から当然気付くべき内容なので、当然の修正でしょう。また1巻のときに目立ったサブタイトルの変更は、今回はありませんでした。

そして注目はコミックス限定おまけ漫画「限定少女」の安藤そあこ。幻のメロンパンを求めて男子の群れの中に突入した「穿いてないし着けてない」そあこは、「や…あ、どんどん奥に入っちゃうよお」「ダメ!出して出してぇ…っ」というエロ漫画そのものようなセリフと共に男子にもみくちゃにされてしまいます。最後のぐったりしたコマもまさに事後。この調子だと3、4巻ではどこまで行くのか?と思ってしまうような描写のオンパレードでした。ああ、つくづく打ち切りが勿体無い…。

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2008年04月28日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第29話「少年達の逃避行 その3 交錯する寝不足ドリーマー」

ネット上で打ち切り確定の情報が流れ、ますます締めに向けて加速している感が強くなった「少年達の逃避行」編の第3回です。

寺井&土橋りか2男共を追いかけた女の子達の中に一人だけいなかった土橋りかは、やはり予想通り彼氏の寺井とラブラブデート中でした。真剣な表情で「どっかに行っちゃうなんて絶対やだ」と寺井の手を握るりか。ついにりかの方から手を握りましたが、すぐに照れて離しちゃうあたりが初々しくて可愛いところですね。ていうか、この二人中学生のくせにもうすぐ結婚でもしそうな雰囲気なんですが…。お幸せに。

財津操&別所良彦&有原有二2こちらは弟妹達を追いかける財津操、有原有二、別所良彦の兄貴3人組。以前問答無用でぶん殴ってるだけに、とにかく気に入られようと低姿勢の操ですが、有二はそう簡単に愛する妹に近づくことを許しません。するとそれを横目に見ながら良彦が「あゆみあゆみばっかり言って、山本さんのことも考えてあげてるのか?」と有二を嗜めます。岬に振られた良彦にしてみたら、あの岬に好意を寄せられてるにも拘らず、相変わらず妹のことしか考えてなさそうな有二は見ててムカつくのかもしれませんね。もっとも、あのボマー事件の顛末からして、岬の気持ちがちゃんと有二に伝わってるかはかなり微妙な気がしますがw とりあえず個人的にも有二と岬の結末はちゃんと描いて欲しいです。残り回数は少ないですが、宜しくお願いしますよマジで。

有原あゆみ&別所小宵&千倉名央&江ノ本慧2打ち切り前の大盤振る舞いとでも言いましょうか、有原あゆみ、別所今宵、千倉名央、江ノ本慧の入浴シーンです。一人真剣に楠田を心配する慧を尻目に、温泉ではしゃいだりトランプしたりと、完全にただの旅行モードになってるあゆみ、小宵、名央。特にあゆみは衛が心配じゃないのか、と言いたいところですが、楠田や曽我部と一緒にいることが分かってるのであまり不安じゃないのかもしれませんね。そしてついに海で追いついた4人は、男共の衝撃の告白を聞いてしまいます。ていうか、これ当然衛や曽我部の告白も聞こえてますよね?アップがないので表情は分かりませんが、バッグを落として両手で口元を覆ってる仕草からして、曽我部から突然告白された名央も相当驚いてるでしょうね。

楠田&曽我部&財津衛2空腹と戦いながら一夜を過ごす衛、楠田、曽我部。何だかんだありながら海に辿りついた3人は、それぞれ自分の想いをぶちまけます。衛は岬への、曽我部は名央への、そして楠田は慧への想いを。やっと素直になれた楠田とそれを聞いてしまった慧は問題なくくっ付くでしょう。名央はまだ連城先輩が去ってから日が浅いので、すぐに曽我部の想いを受け入れるのは難しいでしょうね。そして一番の問題は衛。結構自信家だったんですねぇ。有二のことを「どこがいいのかまったく理解できない」なんて言ってるところを、もしあゆみが聞いていたら幻滅してしまうかも。ああ見えてあゆみも結構兄想いですからね。旅の最中ずっと神経質な面を見せてることも含め、今回の逃避行編は衛の株がかなり下がってます。果たして最終回までに取り戻せるでしょうか?

さて次回は「青春ロードもついに終盤!!追って逃げての行き着く先は…!?」とのこと。おそらく次が逃避行編のラストになりそうです。今回の展開に兄貴組がどう絡むのでしょうか。今回の入浴シーンのように、打ち切り間際の出血大サービスにも注目です。

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2008年04月21日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第28話「少年達の逃避行 その2 追跡する寝不足ドリーマー」

「少年達の逃避行」の第2回。今回は旅に出た楠田達男子組を、江ノ本慧達女子組が追いかけるという展開です。

楠田&曽我部&財津衛逃避行中の楠田・曽我部・財津衛。食料係の曽我部は「んまい棒」しか持って来ておらず、3人は空腹に苦しむことになります。特に衛は楠田と曽我部の計画性の無さに怒り心頭。楠田も言ってますがこういう時って性格が出ますよね。妙に楽観的な曽我部、行き当たりばったりが苦手で計画性に拘る衛、曽我部同様楽観的ながら一応まとめ役の楠田。ラストでは追いかけてきた女子組とニアミスしてますが、このまますんなりと合流しては彼らの旅は無意味。もう少し3人だけで行動して何かを掴んでほしいところです。

有原あゆみ&別所小宵&千倉名央&江ノ本慧追いかける女子組。ひたすら衛が心配な有原あゆみはとにかく追いかけたい。慧は楠田が心配ながらも「大嫌い」と言われてますます素直になれず。特に誰を心配してる訳でもなく(曽我部涙目w)あゆみと慧に付き合ってる千倉名央。そして遠足気分の別所小宵。この子達が行動を起こす為には慧のリーダーシップが必要不可欠ですが、慧は楠田を追うことをためらいます。しかし、財津操の「嫌われたって伝えたいことあるだろー!」という魂の叫びで慧復活。他の3人にテキパキと指示を出し追跡を開始します。ところで、土橋りかはどうしちゃったんでしょうか。彼氏ができると女友達とは付き合いが悪くなるってやつですか?

財津操&別所良彦&有原有二心配性な兄組も何故か一緒に追いかけることに。でも操はともかく、有原有二と別所良彦は逃避行の張本人達と一切関係ないんですよね。そしてここでも何故か千倉一真だけ登場せず。りかが一切登場しないのと併せて何かこうスッキリしないモヤモヤ感が残ります。何とも言えない重たい空気に居たたまれなくなった良彦の「み、みかん食べます?」が良彦の人の良い性格を表してて良いですね。ていうか、別所兄妹はどんだけみかん好きなのかとw

山本岬11操をなだめるために登場した山本岬。おそらく衛の失踪の原因が自分にあることは充分承知しているでしょう。だからこそ「衛のためにならないから」と追いかけませんでした。確かにそうなんですけど、追いかけてくれた方が有二と一緒になる機会が生じて面白かったと思うんですけどね。岬と有二の決着はこの逃避行編の後になるんでしょうか?もしかするとそれがラストエピソードとか?とりあえず今のまま何も決着つけずに終わることだけは勘弁してもらいたいところです。

さて次号は「お兄ちゃん連中まで集まって旅はさらに大暴走!?」とのこと。このエピソードが後何回あるのか分かりませんが、とりあえずこの旅で楠田と慧の決着がつきそうな気がします。

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2008年04月14日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第27話「少年達の逃避行 その1 失踪する寝不足ドリーマー」

前号の予告から財津衛と曽我部がメインの話かと思いましたが、メインは楠田でプラス衛と曽我部という感じでした。

不動宮すみれ21回きりのゲストかと思いきや、早々と再登場したおっぱい女こと不動宮すみれ。元気のない楠田を見かけて「ちょっかいを出したくなった」と言いつつも、ちゃんと相談に乗ってあげるなんて優しいですね。しかも、前回の言動からして世間一般とは感覚がズレた演劇一筋の女かと思っていましたが、楠田の悩みに対して的確なジャッジを下す常識人な一面も。まあ、江ノ本慧と楠田に関しては誰が見てもお互い好きなんだろうなぁと分かるでしょうけどね。慧もあゆみに図星指されてましたし。

曽我部7連城ショックを未だに引き摺る曽我部。自分を見つめ直し、成長するにはいい機会だとは思いますが、当の千倉名央が既に立ち直ってる様子なのに比べ、いい加減引き摺りすぎではないでしょうか。と、そこへ楠田も落ち込み組に仲間入り。そして唐突に自転車旅行が決定します。まあ曽我部の悩みの場合、今すぐどうこうできるものでもないので、立ち直るためには何かこういうきっかけが必要なんでしょう。旅行を計画してる様子なんか見てると、もう結構立ち直ってるように見えますしね。

財津衛7同じく長いこと落ち込みっぱなしの衛。まあこちらの場合面と向かって振られているので情状酌量の余地はありますが、それでも落ち込みすぎの感があります。楠田と曽我部の自転車旅行計画に対しても、当初は優等生的な発言で消極的でした。しかし、結局参加。この時点で衛は今までの優等生という自分の殻を少し突き破ったのではないでしょうか。

江ノ本慧10慧はツンデレなのは構わないのですが、いくら照れ隠しとはいえ、あまり「男は顔」とか「楠田はブサイク」とか言い過ぎるのはいただけません。やっぱり楠田本人にしてみれば傷付きますし、第三者から見たらバレバレの慧の好意も気付きにくくなりますからね。とはいえ、ちょっと楠田がすみれと話してるだけで焼きもち全開の慧はやっぱり可愛いです。楠田の「変に期待させて」はほぼ告白に等しいのですが、慧にとってはその後の「大嫌い」の方がショックでしょうね。

楠田9慧のような可愛い子が何故自分にちょっかいを出すのか、楠田は分かっているのに信じられないという微妙な心理状態。普通に考えればすみれの言うとおり、自分が好きだから慧はちょっかいを出して来るんだろうと思いつつも、あそこまで「男は顔」とか「楠田はブサイク」なんて言われると、やっぱりからかわれてるだけなんじゃ…と思ってしまう訳です。そしていつものようにちょっかいを出す慧に、ついに本音をぶつけてしまう楠田。そして曽我部や衛と共に逃避行へ。楠田の場合、素直な気持ちを言うための自信を手に入れる旅。個人的には楠田から慧にちゃんと告白して欲しいので、楠田の成長に期待です。

さて次号は女の子&高校生も旅に参戦とのこと。一体誰が参戦するのか分かりませんが、何となく旅の終わりがこの漫画の終わり?なんてこともありそうな予感。

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2008年04月07日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第26話「キラキラ☆プール〈後編〉」

「キラキラ☆プール」の後編です。久間菜の花に背泳ぎ50m勝負で負けてショックの渡瀬めぐるは、一体どうするのでしょうか。

久間菜の花2ついに悲願のめぐる超えを成し遂げたQちゃんですが、それからというものめぐるは部活に顔を出さなくなってしまいました。寂しがる先輩たちを見て何となくバツが悪い気分になってしまうQちゃん。もちろんQちゃんは悪くないんですけどね。そこでQちゃんはツンデレ気味にめぐるを連れ戻そうとしますが、明後日の方向に吹っ切れためぐるに引っ張りまわされてゴスロリ姿に。でも基本的に武居源五郎同様水泳バカのQちゃんは、そんなことで喜びません。人目も憚らず「先輩がおっぱい出すべき所はあそこでしょーっ!?」とめぐるに訴えるQちゃん。う〜んカッコイイ。

武居源五郎3武居先輩はQちゃんの訴えかけに動揺しためぐるを強引にプールへと連れて行き、そしてこれまた強引に自分と競争させます。勝ったのは武居先輩。そう、武居先輩はめぐるに水泳で負けて悔しいという気持ちを思い起こさせようとしたのです。そして案の定悔しがるめぐるに「なんでオマエは水泳を辞めた?」と問いかけます。めぐるが恥ずかしがりながらも理由を言うと「そんなものは気にするな」と武居先輩。そして「俺は渡瀬くらいの大きさが好みだ!!」と。何という漢らしさ!いやあ〜武居先輩が実はおっぱい星人だったなんてw しかし江ノ本夕曰く、めぐるの胸は「人生変えられるレベル」。それが好みなんて贅沢ですなぁ。

渡瀬めぐる8Qちゃんに負けためぐるは自分から水泳を取ったら何が残るのか?と山本岬と夕に相談します。すると答えはやはり「胸」。そこでめぐるは「バストアピールキャンペーン」通称「バスキャン」を開始。バスキャンができるくらいなら水泳も恥ずかしくないのでは?という突っ込みは置いといて、とりあえずめぐるはQちゃんや武居先輩のおかげで水泳への情熱を取り戻します。しかも武居先輩が巨乳好きということも判明して、めぐるにとっては良いことずくめで一件落着。それにしても、武居先輩との勝負に負けて「くやしい」と水着姿で横たわるめぐるは、何か別のシチュエーションを想像してしまいますね。これって作者の狙い通りなんだろうなぁw

こうして予想以上に水泳部編はきれいにまとまってしまいました。やはり打ち切りなんでしょうかね…。さて次回のサブタイは「少年達の逃避行」で「あの少年たちが青春の向こう側へと大爆走!?」とのこと。どうやら傷心の財津衛と曽我部にスポットが当たりそうですね。

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2008年03月31日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第25話「キラキラ☆プール〈前編〉」

今回は新学期になって渡瀬めぐるにライバルが登場するというお話です。

久間菜の花これが噂のライバル久間菜の花(キュウマナノカ)通称Qちゃんです。いやぁ〜先週巨乳キャラを投入したと思ったら、今週はツルペタガチロリですか。しかも初登場からお約束のスク水を披露。見た目や言動からしていちごの南戸唯を遥かに上回るロリキャラです。巨乳のめぐると極端な対比をさせるためとはいえ、とても高一に見えませんね。さてこのQちゃん、めぐるに勝つのが目標らしくしきりと水泳勝負を要求してきます。武居先輩といい水泳バカはこんなんばっかですねw で、結局武居先輩を上手く利用してついにめぐるとの背泳ぎ50m勝負が実現。そして何と勝ってしまいました。無邪気に喜ぶQちゃんは可愛いのですが、ところで全中チャンプのめぐるに勝てるレベルということは、Qちゃんも去年の全中の覇者なんでしょうか?

武居源五郎2相変わらず水泳バカで恋愛のれの字も感じさせない武居源五郎。形的にはまんまとQちゃんに利用されたものの、武居先輩自身も純粋にめぐる対Qちゃんの勝負が見たかったんでしょうね。しかし、まさかのめぐる敗北。武居先輩も意外だったことがその表情から見て取れます。ところで9話のめぐる対武居先輩の勝負でめぐるが勝ち、今回Qちゃんがめぐるに勝ったということは、Qちゃん>めぐる>武居先輩なんですよね…。いくら二人が全中チャンプクラスとはいえもうちょい頑張ろうよ武居先輩…。

渡瀬めぐる7めぐるは水泳をやめたと言いながら、結構自分の速さにはプライドを持っています。しかし、それが今回Qちゃんによって完膚なきまでに打ち破られました。でもそれは当たり前と言えば当たり前の話。水泳をやめて一年もまともなトレーニングしていないめぐると、打倒めぐるを目標に一生懸命トレーニングを積んできたQちゃんとの差は、あって当然と言えましょう。敗北後のめぐるはアイデンティティが崩壊しかけてますが、おそらく次回の後編では武居先輩に励まされてQちゃんにリベンジするのでしょう。で、それがきっかけになって水泳に本格的に復帰、なんてことになるんじゃないでしょうか。

次回は「キラキラ☆プール」の後編。めぐるの復活に伴って、武居先輩と何らかの進展があるんでしょうか。2ちゃんねるで流れる打ち切り確定という噂がもし本当なら、そろそろ各カップルをくっつけにかかるんじゃないかと思うのですが…。

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2008年03月24日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第24話「カッパファイト!!」

今回は先週までとはガラリと雰囲気が変わって、江ノ本慧&楠田コンビと新キャラ不動宮すみれによるエロコメディでした。

不動宮すみれこちらが噂のエロキャラ不動宮すみれ。「黒髪ツインテ+上下長睫毛+眼鏡+巨乳」という、河下キャラとしては珍しいタイプです。すみれは演劇部長で、今度の「卒業生を送る会」の舞台にカッパ役としてどうしても楠田が必要とのこと。楠田を釣るためにきゅうりを胸に挟んで誘惑したりと責め立てますが、結局楠田に断られてしまいました。いやあ〜それにしてもすみれはとても中2とは思えないほどエロいです。擬似パイ○リなんてちょっとやりすぎじゃ…と思う読者もいるかもしれませんが、個人的には嫌いじゃないのでもっとやってもらっても一向に構いません。1回きりのゲストキャラっぽい気もしますが、慧を刺激するためにも懲りずに楠田を誘惑して欲しいものですね。

楠田8毎回毎回何故かおいしい思いをしてる男楠田。財津衛と曽我部という友人二人は失恋で落ち込んでるというのに、こいつの悩みは巨乳美少女に迫られて困ってるという贅沢なもの。でも、最終的にはエロでは動きませんでしたね。エロが全てと言いながら、心を動かされかけたのは舞台を成功させたいというすみれの純粋な気持ちでした。それでもカッパ役に協力しなかったのは、おそらく慧のためなんでしょう。もちろんそれを慧の前ではおくびにも出さないところが良くも悪くも楠田なのですが。今やこの男は慧よりツンデレですからねw

江ノ本慧9正直周囲からしたら慧は楠田の嫁さんみたいに見えることでしょう。どうやら日常的に痴話喧嘩をしてるみたいですしね。しかし、そんな慧の前にライバル?のすみれが出現。楠田に色仕掛けで迫るすみれに対して、慧は一体どうするつもりだったんでしょうか?真っ赤になって「あ、あたしも胸なら少し自信あるんだから!」とアピールする慧はもうほとんどデレ状態。あの様子だと「胸に触ってもいい」くらいは言いそうな勢いです。もはや完全に楠田LOVEの慧ですが、今度は逆に慧に迫る男が現れて、楠田が焼きもち焼いたり焦ったりというのも見てみたいものです。

次回のサブタイは「キラキラ☆プール」で、内容は「委員長にライバル出現!?でどうなる水泳部!!」とのこと。慧に続き今度は渡瀬めぐるにライバル出現らしいです。水泳部に新入部員として女の子が入部してくるとかでしょうか?何にせよ来週もめぐるメインということでエロには期待できそうですね。

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2008年03月17日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第23話「コノハナサクヤ3/3〈その思い出には満開の〉」

「コノハナサクヤ」の完結編。夜の校舎に舞い戻った連城由紀人は、窓ガラスを壊して回ったりはしませんでした。

安藤そあこ2まずは「今週のそあこ」のコーナーから。またまた登場しました安藤そあこ。今回は美術室へ急ぐ千倉名央とすれ違うクラスメートの一人としての登場ですが、やっぱり顔が赤らんで汗を掻いてるんですよね。この様子からしておそらく今回も「穿いてないし着けてない」のでしょう。もう完全に変態ですね。というわけでコミックス2巻のおまけ漫画が今から非常に楽しみです。

連城由紀人3連城先輩は夜の美術室で何をしたのか。正解は名央と一緒に描いていたあの絵に、笑顔の名央を描き加えることでした。さて、そもそも何故連城先輩は名央と初めて会ったあの日、中学の美術室に現れたのでしょうか。それは、絵を描くことが一番楽しかった頃を思い出すため。進路について周囲の反対にあって悩んでいた彼は、自分がこの進路を決めることになった原点に戻りたかったのでしょう。そこで楽しそうに絵を描く名央に出会った。そして彼女は自分に絵を描く楽しさを思い出させてくれただけでなく、誰一人賛成も応援もしてくれなかった自分の進路を尊敬すると、応援すると言ってくれた。もちろん、自分に向けられた名央の淡い想いにも気付いていたはずです。だからこそ連城先輩は、面と向かってさよならを告げずに、絵と手紙に名央への感謝の気持ちを込めたのでしょう。う〜ん、カッコイイですねぇ。というわけで、最後まで裏も無くパーフェクトな連城先輩でした。

曽我部6突然連城先輩が去って大泣きした名央。そしてそれを見ていた曽我部も自分の不甲斐なさに泣きました。今まで彼が持っていた根拠無い自信とプライドは、ある日突然現れ、名央の心に大きな足跡を残していった連城先輩に、粉々に打ち砕かれてしまったのです。しかし、ここでただ泣いているだけでは曽我部の成長はありません。連城先輩に匹敵する男になるのは難しいかもしれませんが、せめてこんな時名央を慰めることができるような男になって欲しいものです。今回の自覚がその成長の第一歩となることを期待しましょう。

千倉名央8残りわずかになった連城先輩との一緒の時間のために、名央はテストが終わった後すぐに美術室に向かいます。しかし、先輩は既に日本を旅立った後でした。残された絵に笑顔の自分が描き足されているのを発見し、置手紙で連城先輩の気持ちを知った名央は突然訪れた別れに号泣します。その後名央は美術室に戻り、コノハナサクヤ編冒頭のシーンへと繋がるのです。泣きながら、名央が桜の花を描き入れるあのシーンへと。先輩を思い出しながら、先輩への想いを込めて桜を描く名央。桜の花びらが舞う見開きのシーンは幻想的で美しすぎます。結局名央の初恋は蕾のまま終わってしまいましたが、今回のことで名央は仲良し5人組で大人組に入れるくらいの成長を遂げたのではないでしょうか。それは曽我部にとってはより一層ハードルが高くなったことを意味するんですけどね。

さて次号は「カッパファイト!!」という謎のサブタイ。内容は「あの凸凹カップルに新たな敵が!?」とのこと。「凸凹カップル」に「カッパ」とくれば江ノ本慧と楠田の線が濃厚です。ていうか、姉の江ノ本夕のメインは一体いつになったら巡ってくるのでしょうか…。

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2008年03月10日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第22話「コノハナサクヤ2/3〈ほころんで、いろづいて〉」

「コノハナサクヤ編」の中編です。前回もしかしたら幽霊では?と予想した連城由紀人は普通に生きてましたw

財津衛&有原あゆみ2山本岬に振られたことを思い出して泣き崩れる財津衛とそれを心配する有原あゆみ。前回の様子からして衛はもう吹っ切れたのかと思ってましたが、そうでもなかったようです。やはり幼馴染として14年間想い続けてきた感情は、そう簡単に割り切れるものではないのでしょう。一般的に振られた時引きずるのは男の方だとも言いますしね。というわけで、衛が失恋から立ち直って、あゆみからの好意をどう受け止めるか真剣に考えるのは、もう少し先の話になりそうです。

楠田7曽我部がメインになるとそのフォロー役に回るのが楠田。根拠のない自信を持っている曽我部に現実というものを教えるのが楠田の役目です。結構常識人なんですよね。だからこそ自分と江ノ本慧とが釣り合ってないことが分かってしまい、もう一歩踏み込めずに悪態をついてしまうのでしょう。慧にバレンタインのチョコを投げ付けられた時の楠田を見てみたかったものです。

曽我部5さすがの自信家曽我部も、現実に連城先輩という完璧男が目の前に現れたことによってその自信が揺らいでいます。根拠も無く千倉名央は自分のことが好きだと思い込んでいましたが、それも自分の妄想だったと気付かされたようです。曽我部は連城先輩がもうすぐ名央の前から去り、おそらく二度と現れないことを聞かされても、名央に掛ける言葉がありません。自分の存在の小ささを自覚した曽我部が次回の名央と連城先輩の別れにどう絡むのか、非常に興味深いですね。

千倉名央7先週の扉絵煽りで「始まらなかった恋」と書かれていましたが、名央の恋は完全に始まってますね、どう見ても。連城先輩が他の部員にも知るところとなってからも、二人きりで例の絵を完成させることを望み、そしてずっとその時間が続けばいいと願う。さらに連城先輩の進路がただの留学ではなく、生涯を賭けたボランティアと知り思わず涙する。これが恋でなくて何なのでしょうか。それでも連城先輩の卒業時には笑って祝福できるまでになった名央ですが、このままただ連城先輩と普通の別れが待っているとも思えません。完結編でもう一波乱何かありそうです。

連城由紀人2「善い夜神月」こと連城先輩の進路はボランティアとして世界中を回ることでした。絵の才能も学歴も何もかもかなぐり捨ててボランティアなんて、そりゃ教師も親も友人も猛反対したことでしょう。おそらく連城先輩はそのことで孤独感を感じていたのかもしれません。だからこそただ一人自分の進路を尊敬すると、応援すると言ってくれた名央を、思わず抱きしめてしまったのでしょう。きっとそうです。決してロリコンではないと信じてます。それにしても、どうも何か裏というか陰があるんですよねこの人。果たして連城先輩は夜の美術室で何をするのか?本当にこの人は善人なのか?完結編が非常に楽しみです。

次回は「コノハナサクヤ」の完結編「その思い出には満開の」です。「涙と笑顔でサヨナラを」とのことですが、結末が分かっているストーリーをどう魅せるのか、河下水希の手腕に注目しましょう。

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2008年03月03日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第21話「コノハナサクヤ1/3〈つぼみひとつ〉」

「チョコレート・ボマーの憂鬱編」が一段落して、今回から新たなシリーズ「コノハナサクヤ編」が始まりました。メインは千倉名央です。プロローグから悲恋を匂わせていますが、一体どういう経緯で名央が涙することになるのでしょうか。

有原あゆみ&別所小宵まずはバレンタインの後日談が一つ。自分の好きな人に対して酷いことをした有原あゆみと別所小宵が、江ノ本慧に屋上で正座させられて怒られています。しかしまあ相変わらず慧とあゆみ&小宵コンビは同級生に見えませんね。まるで親子か教師と生徒のようです。とりあえず慧に怒られて反省したあゆみは美術室にいる財津衛の元へ、小宵は兄の元へとそれぞれ謝りに。衛は豪快に泣きじゃくるあゆみに手を焼きながらも結局許してあげました。一方の別所兄妹の方の描写はありませんでしたが、良彦のことなのでもちろん小宵を許してあげたことでしょう。

江ノ本慧8さて母親役の慧のバレンタインはと言いますと、どうやらいつものごとく言い合いになって結局投げ付けたとのこと。もちろん相手は楠田でしょう。うーん、この遣り取りを見たかったんですけどねぇ…。最初は普通にあげようと思ってドキドキしながら声を掛けたのに、照れた楠田に「お前からのチョコなんていらねーや!」とか何とか言われて、売り言葉に買い言葉で「あたしだってホントはあんたなんかにあげたくないわよ!余ったから仕方なくよ!」とか何とか言い返して、で、最終的には投げ付けたと。描いてくれないならこんな風に妄想で補完します。

連城由紀人一人で部室にいた名央の前に突然現れたのが連城由紀人。彼は美術部のOBで、制服は有名進学校の開帝高校のものだそうです。彼曰く美術部に来たのは「忘れ物」らしく、名央が憧れていた絵の作者だったため、成り行きで名央の絵を手伝うことになったのですが…。既にネットでは指摘されていますが、私も見た瞬間に「もしかして幽霊?」と思いました。プロローグで既に語られてるように、名央の恋は「始まることすらなかった」のが今回のエピソード。そう考えると既に死んでいるか、もしくはもうすぐ死ぬかのどちらかになるような気がするのですが…。留学や彼女持ちという可能性もあるかもしれませんが、どうも連城先輩には神秘的な雰囲気が漂ってるんですよね。ところでこの人デスノートの夜神月に似てますね。特にデスノートを放棄して記憶を無くした時の「善い月」にそっくりです。この後「計画通り」なんて言い出したら笑いますけどw

千倉名央6名央はずっと憧れていた絵の作者、連城先輩が現れて驚きと共にときめいています。「始まらなかった恋」と言われていますが、最後の表情なんか見てるともう始まっているような。それにしても兄貴はイケメン、同じ部活の同級生もイケメン、憧れの先輩もイケメンと、名央の周りはイケメンばっかりですね。違うのは曽我部だけ?いやいや、もしかしたら曽我部だって眼鏡を外せば意外とイケメンかもしれません。その曽我部はと言いますと…。

曽我部4最後の場面で登場。美術室を覗きつつ、連城先輩と二人で頬を赤らめながら絵を描く名央を見て腰を抜かすほど驚いています。この曽我部の驚きもどういう意味なのか判断が難しいところ。普通に名央が知らない男と親しくしてるのを見て驚いてるのか、それとも一人で喋ってる名央を見て驚いてるのか。連城=幽霊説なら後者なのですが果たしてどうなりますか。そういや曽我部は前回自転車をあゆみに強奪されたんですよね…。つくづく不憫な男です。

次回のサブタイは「色の名前を」で、予告は「千倉さんに淡い恋の予感が…?」とのこと。今回はエロもギャグもないシリアス且つ少女漫画チックなエピソードになりそうですが、新連載が始まる改編期に満を持して始まったシリーズですので、次回も期待したいと思います。

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2008年02月26日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 今週のそあこ

20話の感想で触れようと思って忘れてました。コミックス第1巻で「穿いてないし着けてない」で業界に衝撃を与えた、あの安藤そあこがしっかりと登場していたのです。

安藤そあこ場面はあゆみのドーピングチョコを食べた操が、自転車とあゆみを抱えて猛スピードで河原へと駆けて行くシーン。通り過ぎた操の風圧を受け「だめだめーっ」と言いながら必死にスカート押さえているのがそあこ。この必死さはどうやら穿いてないようですね。そしておそらく着けてないんでしょう。1巻の「限定少女」の時は夏服だったのですがこの日は冬服。ということはこの日もまた下着を忘れたのか、それともノーパンノーブラが癖になってしまったのか。ていうか2月に下着を着け忘れたらかなり寒いんじゃ…。というわけで変態街道まっしぐらのそあこでした。

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2008年02月25日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第20話「チョコレート・ボマーの憂鬱3/3〈炸裂-burst-〉」

「チョコレート・ボマー編」の完結編です。入れ替わったチョコレートは激辛などという甘っちょろい代物ではなく、本物の爆弾だったという斜め上の展開でした。

謎のヘルメット3ヘルメット白衣(通称ボマーくん23歳)はモテない僻みからチョコレート爆弾を作り、バレンタインをメチャメチャにしてやろうと計画しました。しかし結局思いとどまり、仕掛けようとした店から帰る途中に山本岬とぶつかり、チョコと爆弾が入れ替わってしまった…というのが真相。う〜ん…もうちょいソフトな展開かと思ってましたが、まさかガチで犯罪者だったとは。何だかなぁ。

別所兄妹2岬が有原有二にチョコを渡す瞬間を見せる為、兄を連れ出して河原にやって来た別所小宵。しかしそのチョコが何故か大爆発。この場合呆けてる小宵が正常な感覚で、妙に冷静な良彦はちょっと異常でしょうw 自分の好きな人が自分の友人に爆弾を渡そうとしたんですから、もっと取り乱してくれないと。とまあ突っ込みはさておき、これで良彦はきっぱりと岬に振られてしまいました。この後は兄妹で禁断の愛を育むんでしょうかね。

財津操4何気に今回の一番の功労者であり一番得をした男、財津操。何せ操がいなければ有原あゆみは河原に間に合わなかったんですから。そして成り行きとはいえあゆみの手作りチョコもしっかりゲット。あゆみの操株もかなり上がったかもしれません。今回のあゆみと操はまさに猛獣使いと猛獣のようでしたが、暴力的なあゆみには操じゃないと耐えられそうもないので、案外この二人はお似合いかもしれませんね。

財津衛6一方弟の財津衛はあゆみに呼び出された河原に律儀に来ていました。そしてまさに目の前で岬が有二にチョコを渡そうとした瞬間、兄とあゆみが乱入してチョコが爆発、最後には何故か岬に謝られました。はっきり言って普通の人間なら理解不能な展開でしょうw でも衛は大泣きしてるあゆみを気遣い優しく声を掛けています。大物です。というわけで岬に振られた衛は今後どうなるのでしょうか。あゆみを好きになるのかそれとも新たな恋が生まれるのか。でもどっちにしろもう「初恋」じゃないですけど。

有原あゆみ11今回のMVPは何といってもあゆみ。曽我部から自転車を強奪したやり方はかなり暴力的ですが、まあそんなことも言ってられない状況でしたので許します。自分の作ったチョコのドーピング効果で操に河原まで運んでもらい、見事に着地した後、岬からチョコを奪って投げ捨て間一髪セーフ。その後泣き出した時に、間に合って良かったとホッとしてるのと同時に、兄のチョコがなくなってしまったことを嘆いているのが印象的です。何だかんだ言ってあゆみはやっぱり兄想いなんですね。

有原有二5爆発前の有二は河原に現れた良彦を見て「空気読めよな別所〜」と余裕の発言。妹ラブとはいえやはり岬ほどの美人にチョコを貰うのは嬉しいんですね。まあ妹以外からチョコを貰ったことが無いらしいので無理もありませんが。しかし、何の因果かそのチョコは大爆発。自分にその爆弾を手渡そうとした岬は笑いながら「友達になろう」と握手した後去っていきますが、これにはさすがの有二もドン引き。そりゃたった今殺されかけた訳ですからねぇ。まあ後であゆみがちゃんと事情を説明するでしょうけど、有二の岬に対する印象は「怖い女」になったんじゃないかと思います。

山本岬10岬は自分が渡そうとしたチョコが本物の爆弾になっていたことをどう思ってるんでしょうかね。まさか比喩表現で「爆弾」なんて言ってたら本当の爆弾になってしまったなんて思ってるんじゃ…。いやでも、爆発後緊張の糸が切れたと言って笑い出したり、パンチラしながら冷静に良彦と衛に謝ったり、有二に友達になろうと握手したりと、常人では考えられない言動を取ってるあたり、本当にそう思ってるかもしれません。それはさておき、これで岬は自分に想いを寄せる二人にケジメをつけつつ、有二に本格的にロックオンしました。今後は怯えて逃げ腰の有二を岬が積極的に追いかける展開を期待したいです。

バレンタイン編が一段落した来週のサブタイは「コノハナサクヤ」。「桜と別れの恋物語」とのことですが、さて誰がメインになるのでしょうか。とりあえず予想としては今最もメインから遠ざかっている江ノ本夕あたりにしておきます。

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2008年02月18日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第19話「チョコレート・ボマーの憂鬱2/3〈投下-drop-〉」

「チョコレート・ボマーの憂鬱」の第2回です。「投下」というサブタイですが、まだ山本岬のチョコは有原有二に投下されていません。ちなみに有原あゆみ達の通う中学校は「雪ノ下中学」という名前であることが判明しました。

有原あゆみ10別所小宵との作戦会議の結果、あゆみは煮え切らない岬を焚きつけ兄有二にチョコを渡してもらう作戦を実行します。一体どうするんだろうと思っていましたが、何と真正面から岬にぶつかっていきました。さすが肉体派のあゆみ。それにしても、岬に対して「好きな理由なんていらない、ドキドキするならそれは恋だ」と啖呵を切った時のあゆみは格好良すぎ。あそこまで言い切られたら年上とはいえ恋愛経験の浅い岬なら納得してしまうというものです。

別所小宵8あゆみとの作戦会議でいつになく真剣な表情の小宵。岬を焚き付けに行く際には、面が割れてるからということで眼鏡とマスクで変装しますが、あのアンテナ仕様のツーサイドアップがそのままじゃバレバレですねw さて今回の小宵の見せ場は岬から「あたしが有原のこと好きだって別所くんが言ったの?」と言われた時。「おにいちゃんはそんなことしません!」と必死で兄を庇う姿が何とも健気です。ちなみに小宵は「あたしが盗み聞きしただけ」と言ってますが、小宵もいる場で勝手に「有原」という名前を出したのは岬なんですけどねw

別所良彦6前回岬に放置プレイを食らった別所良彦。今回の一連の出来事で今のところ彼ほど可哀想な人はいません。妹やその友達のあゆみ、さらにクラスメイトのめぐるはおろか、当事者の岬にまで自分の気持ちを知られてしまっているという悲惨さ。それを自身が一切自覚してない、つまり自分の気持ちは誰にも知られていないと思っているところが余計に悲惨です。しかも妹はこの後傷口に塩を塗るような作戦を立てているという…。ああ可哀想。

楠田&曽我部バレンタイン当日に吼える楠田。こうやって小さいながらも楠田でネタ振りしてるからには、江ノ本慧の必殺「ツンデレチョコ渡し」に期待せざるをえません。お願いですから描いてください。一方「傷口が拡がるだけだ」と楠田を嗜める曽我部。「千倉さんからは当然もらえるはず」と思い込んでいるかと思いきや、意外にネガティブモードです。名央はどうするんでしょうね。まあ曽我部のことが好きなわけじゃないので、あげないと思いますけどw

財津衛5今回良彦に次ぐ悲惨な男、財津衛。まあ思わずとはいえ自分の口から岬に気持ちを伝えた分良彦よりまだマシですが。さてバレンタイン当日、衛はあゆみから誤字だらけの手紙を受け取ります。優等生っぽい衛としてはあゆみのようなお馬鹿な子はどうなんでしょうね。少なくとも自分の名前を間違えたことに関しては若干マイナス印象のようですが。衛を振り向かせたいならあゆみはもっとちゃんとしないといけませんね。

有原有二4有二は岬からの誘いの電話を受けてぽーっとなってます。いや〜意外とノーマルな感覚の持ち主だったんですね。もっと一貫して妹ラブなアブノーマル男かと思ってました。ただ今回岬のチョコは入れ替わっているので、それが有二にどういう影響をもたらすのかは微妙なところ。まあこのエピソードで岬と有二が付き合うなんて結果にはならないと思いますけどね。もう少し引っ張るでしょう。そのためのチョコ入れ替えでしょうし。

山本岬9岬自身有二を好きになった理由は分かりません。そりゃ飴玉を口に突っ込まれてドキドキしただけですからねw でもあゆみに説得され結局有二にチョコ渡すことに。それにしても岬のハグは強烈ですね。敵意満々なはずの小宵もあゆみもすっかりぽーっとなっちゃってます。羨ましいかぎりですが、男にはやらないんだろうなぁ…。

謎のヘルメット2前回女と予想したものの普通に男だったヘルメット白衣。一体その正体は…と思ってましたが、正体そのものはあまり関係無さそうです。既存のキャラでは無さそうですし。ポイントは岬のチョコは一体どんなチョコと入れ替わってしまったのか、という一点のみ。変な薬品入り…は今洒落にならないので無いとして、激辛とかそんな感じでしょうか?次回に注目しましょう。

次回は「炸裂-burst-」。一体どんな結末が待っているのでしょうか。とりあえず有二が悲惨な目に遭いそう、という予想だけは当たるような気がしますw

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2008年02月10日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第18話「チョコレート・ボマーの憂鬱1/3〈点火-ignite-〉」

山本岬メインのバレンタイン編第2回、というより今回のサブタイからして前回はプロローグで、今回が3部作の第1回という構成のようです。

財津衛4有原あゆみが惚れたようなレスキュー魂全開の時とは違い、岬の前ではまるで子供扱いの財津衛。岬の口から本命チョコという言葉を聞き、思わず「僕は山本岬からのチョコレートさえあれば」と自分の本音を漏らしてしまいます。これがこの後絡み合った混迷系の恋愛相関図を大きく揺り動かすことになるのですが、とりあえず衛はこの後岬と顔を合わせ辛いでしょうね…。という訳でまずはチョコレート・ボマー岬の第一の犠牲者は衛でした。

有原あゆみ9その煽りをモロに食らって第二の犠牲者となったのがあゆみ。大好きな衛に好きな人がいて、それが岬のような超イイ女であろうとは。もう顔から魂が抜けちゃってます。ところであゆみはあの場で何をしてたんでしょうか?バレンタイン当日ならチョコをあげるためにチャンスを窺っていたということもありえますが…。まさかあゆみもストーキングを始めたとかw さて、あゆみは次の日別所小宵にその件を相談します。その結果岬は自分と小宵の共通のライバルということが発覚。今後あゆみ&小宵の共同戦線が張られそうですね。

別所小宵7あゆみからの相談を受け、自分の戦う決意と強敵・大魔王山本岬のことを語る小宵。「意識失いそうなくらい、やーらかな…最強装備だった」とまたまた岬の胸の感触を思い出して赤面する小宵は、やっぱりちょっとレズっ気もあるんでしょうかw そしてあゆみの口からでた「山本岬」の名前。親友あゆみのライバルは自分にとっても最強の敵、あの山本岬だったのです。あゆみ&小宵の共同戦線は何となく不発に終わりそうですが、その外しっぷりを楽しみにしたいと思います。

渡瀬めぐる6最近仲の良さそうな岬と別所良彦を見て何かに気付いた渡瀬めぐる。最初は二人の仲を怪しんだようですが、岬の方は即座に否定。でも良彦の方はどうなの?ってことで、良彦の気持ちを確かめる方法を岬に提案します。その方法とは岬と放課後約束をした良彦を放置するというもの。ちょっと酷いような気はしますが、良彦本人に悟られずに良彦の気持ちを確かめるには、こんな方法しか無いかもしれません。とはいえ、お人よしの良彦なら相手が岬でなくても延々待ってる可能性もありますが…。ところでめぐる自身はバレンタインどうするんでしょうね。まあ相手があの武居先輩じゃたとえチョコを渡してもめぐるの気持ちに気付きそうもないですけどw

別所良彦5衛の気持ちを知って更に悩みが増えた様子の岬を見て、また相談に乗るよと声を掛ける良彦。ああ、なんて健気なんでしょうか。しかしめぐるの提案のおかげでその約束さえも放置されてしまいます。放課後の教室で一人岬を待つ姿は「哀愁」の二文字しか思い浮かびません。更に自分で言う前に自分の気持ちを岬に悟られてしまうなんて…。これにはさすがに同情を禁じえません。という訳で第三の犠牲者、良彦でした。

山本岬8岬は有原有二に本命チョコを渡す決意をしただけです。それなのに渡す前から次々と犠牲者が発生。なんという魔性の女でしょう。長年幼馴染として姉のように接してきた衛や、有二の親友として恋愛相談に乗ってくれていた良彦の気持ちを知り、岬の悩みはますます深まります。「めんどくさくなってきた」とか「やっぱ恋愛向いてない」とか段々投げやりになってきてますが、ここは初志貫徹で有二にチョコを渡してもらいたいですね。何故なら岬からチョコを渡された時の有二の反応が見たいから。ところが懸念はもう一つあって…。

謎のヘルメットその懸念とは岬の買ったチョコがおそらくこのヘルメット白衣のチョコと入れ替わってるだろうということ。これは一体誰なんでしょうか。既存のキャラのような感じはしませんが…とりあえず性別は女のような気がします。岬とぶつかった後チョコを抱えて走り去る様子からして何となくですが。とりあえずこの人物の正体がバレンタイン編の大きな鍵を握っているのは間違いありませんね。

さて次回のサブタイは「投下-drop-」。岬のチョコがついに有二に投下されそうです。来週も目が離せませんね。

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2008年02月05日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第1巻発売

初恋限定。 1 (1) (ジャンプコミックス)
ついに発売されました『初恋限定。-ハツコイリミテッド‐』の第1巻です。表紙は既報の通り有原あゆみのピン。ちなみにカバーを外すとあゆみの立ち姿になっており、こちらの絵は背表紙にも使われています。

さて一番気掛かりだった第1話の土橋りかの肌の色はしっかりと修正されていました。まあこれはやってもらわないと困りますからね。それといくつかサブタイトルの変更がありました。第2話「山本さん。」が「となりの山本さん。」、第4話「アンバランス?」が「ゆらめきアンバランス」、第5話「内緒…」が「ナイショノコトバ」、第6話「心配性の兄」が「ふいうちキャンディ」とまあこんな具合です。そしてカバー折り返しの作者のコメントには「各キャラのスポットライトが当たる頻度は読者の声で変わるかも…」との言葉が。これはもう「人気キャラは贔屓しますよ」という宣言に他なりません。要するにメインの多いキャラ=人気があるという証拠なので、今後の各キャラのメイン頻度に要注目です。

さてもう一つの目玉がコミックス限定読み切りの「限定少女。」です。主人公はあゆみ達と同じクラスの安藤そあこ。そあこは自他共に認めるドジっ子らしいのですが、ある日彼女は何と下着を着け忘れて学校へ行ってしまうのです。それも上下共に。そんな奴おらへんやろ〜というツッコミが日本全国から聞こえて来そうですが、まさか「穿いてない」上に「着けてない」女の子の話をおまけに持ってくるとは…。さすが河下水希、侮れません。ひょっとして某とらぶるの乳首券に対抗したのかも…?このそあこ主演の「限定少女。」はどうやら2巻に続きそうですが、こういうコミックス限定のおまけ漫画が毎回あると読者としては楽しみが増えるので大歓迎です。上手く行けば売上げUPにも繋がるかもしれませんしね。

最後にふれておきたいのが各話の間に描かれているチビキャラ達の可愛さ。こういう小ネタをそつなく仕込んでくるところが憎いですね。

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2008年02月04日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第17話「恋するカタチ」

今回からバレンタイン編。メインは山本岬で、彼女と別所良彦の会話をベースに、他のキャラのバレンタインに対する認識や意気込みを挿入していくという構成です。

有原あゆみ8有原あゆみは財津衛に手作りチョコをあげるために悪戦苦闘。できたものはこの世の物とは思えない味らしいのですが、基本的に手作りと言ってもチョコを湯煎で溶かして型に流し込むだけのはずなのに、どうすれば不味く作れるのか不思議です。それも一種の才能?かもしれませんね。

財津操3何故かあゆみからの手作りチョコを期待している財津操。意外と自信過剰ですねw でもあゆみの本命は弟の衛なわけで、それを知った時の操はどういう反応を示すのでしょうか。そう考えるとこうやってあゆみからチョコが貰えるかも…と妄想できる内が、操にとっては一番幸せなのかもしれませんね。

有原有二3あゆみに想いを寄せるもう一人の男、実の兄有二。彼は愛しの妹に頼まれればどんなに不味いチョコでも食べてあげる優しい兄です。ただし下心があるんですけどねw しかしそんな有二も今年は岬から本命チョコが貰えそう。果たして重度のシスコンである有二はどんな反応を見せるのか…今から楽しみです。

別所小宵6小宵は小学生の頃から手の込んだ手作りチョコを兄良彦にあげてたんですね。一体いつ頃から「おにいちゃんLOVE」だったんでしょうか。さて、今年もはりきってウェディングチョコケーキなどという壮大な構想を練る小宵ですが、ライバルの大魔王岬のことが気になる様子。小宵の妄想中の岬は胸が増量しててエロさも倍増。この前抱きしめられた時の感触が相当衝撃的だったようです。ハァハァしてるしw

楠田6「俺にとってバレンタインはただの平日だな」と達観している楠田ですが、今年は江ノ本慧から貰えるんじゃないでしょうか。でも慧のことだから素直には渡さないでしょうね。個人的には「作りすぎて余っちゃったからアンタにあげる。どうせ一個も貰ってないんでしょ?」みたいなベッタベタなツンデレを希望。ていうか描いてくださいお願いします。

財津衛3衛は一応毎年大好きな岬からチョコを貰ってはいます。でもそれは兄操と兼用の義理チョコなわけで。そして衛の想いに気付かないまま、ついに岬は別の男を好きになってしまいました。ああ可哀想な衛…。それはさておき、衛の回想中の中学制服の岬が可愛い過ぎですね。こりゃ衛に惚れるなと言っても無理というものです。

別所良彦4岬の恋愛相談を受けつつ、いつの間にか雑談相手にもなっている良彦。おそらく今までろくに話したことのない関係だったでしょうから、それはそれで嬉しいことなのでしょうが、やっぱり好きな子の恋愛相談というものはかなりキツイものがあります。でも岬の想いを有二が受け入れるとは限りませんからね。そうなった時に一番岬を慰められるのは良彦でしょう。そこから一気に恋愛関係まで…というベタな展開だって考えられなくもありません。まあ有二と岬が上手く行ってしまったらノーチャンスですが…。その時は小宵に慰めてもらえば良いのではないでしょうかw

山本岬7すっかり良彦を相談相手にしちゃってる岬。いつも優しく相談に乗ってくれる良彦に、ココア味のチュッ○チャプスをプレゼントしますが、その気遣いすらも良彦にとっては残酷なんですよね。衛や良彦の気持ちに気付かないあたり、どうやら岬は見かけによらずかなりの恋愛音痴のようです。そんな岬は有二にどんなチョコの渡し方をするのでしょうか。ストレートに?それともツンデレ風?それともギャップ萌えでしどろもどろになったりとか?予想が付かないだけにその瞬間が非常に楽しみですね。

さて次回は「チョコレート・ボマーの憂鬱」。「混乱必至、負傷者続出!?」とのことですが、果たして岬のチョコレート爆弾は絡み合った恋愛相関図にどのような影響を与えるのでしょうか。それはそれとして、江ノ本姉妹やめぐる・りか・名央のバレンタインもちょっとでいいので描いて欲しいです。

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2008年02月01日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第1巻

初恋限定1巻表紙2/4発売の『初恋限定。-ハツコイリミテッド-』第1巻の表紙は有原あゆみのピンでした。何となく西野つかさを彷彿とさせますが、それにしても相変わらず美麗な表紙ですね。左斜め上からという構図も面白いです。というわけでこのヒロインのピン表紙シリーズを完成させるためには、最低でも8巻までは連載を続けなければならなくなりました。頑張れ河下。

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2008年01月28日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第16話「とまどいダイビング!」

渡瀬めぐるCカラー扉絵コミックス第1巻発売記念Cカラーは渡瀬めぐるのビキニ姿でした。水泳をやってたおかげで巨乳でも型崩れしていない張りのある見事なおっぱいのめぐる。今回はそのめぐるが水泳部の廃部という武居先輩の危機に文字通り一肌脱ぐというお話です。

ところで2/4発売のコミックス第1巻には特別描き下ろしとして「限定少女。」というオマケ漫画?が掲載されるそうです。ますます発売が楽しみになってきましたね。

武居源五郎相変わらず熱い水泳バカの武居先輩の名前は「源五郎」と判明しました。ちなみに高校の名前も「水仙寺高校」と判明。さて、武居先輩が水泳部に拘る理由は、みんなで選んだ大会用の水着が好きだからという理由でした。みんなで選んだ水着を着てみんなで大会に出たい…これは武居先輩だけでなく他の部員も同じ気持ち。てっきり他の水泳部員は武居先輩が無理矢理入部させたものと思ってたので、こんな固い絆で結ばれていたとは意外でした。結局その武居先輩の熱い想いがめぐるに通じて無事水泳部は存続することになりましたが、武居先輩がめぐるの想いに気付くのはまだまだ先のことになりそうです。

渡瀬めぐる5初恋ナンバー1のエロ担当めぐるは今回も期待を裏切りません。まずは小ネタとして荷物に胸を乗っけてみたりして。これって巨乳の人は本当に楽なんですかね?そして部員集めに必死な武居先輩達を見て悩む場面では風呂場で見事な裸身を披露。とらぶるに慣らされた読者にとってここは「コミックスでの乳首加筆来るか!?」と色めき立つシーンでしょうが、おそらく河下はやらないと思います。いや、もちろんやってもらっても構いませんがw 結局めぐるはマネージャーとして水泳部に入部した訳ですが、何だかんだで大会には出場する事になるような気がします。大会で1位を取ってその勢いで武居先輩に告白、なんて展開が夏頃にはあるかもしれませんね。

さて次回のサブタイは「恋するカタチ」。「混迷極める恋模様に爆弾投下!?」とのことですが、これはやはり有原兄妹、財津兄妹、山本岬、別所兄妹あたりの話でしょうか。バレンタインも近いですし、ここから2〜3週の続き物になるかもしれませんね。メイン予想は岬かあゆみとしておきましょう。

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2008年01月21日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第15話「キスをしようよ」

今回はやはり土橋りか&寺井カップルの話でした。キスまで行けそうなのってこの二人くらいですからね。

別所小宵&有原あゆみ&千倉名央雪が積もってるのを見て無邪気に喜ぶおこちゃま3人組の小宵、あゆみ、名央。小宵とあゆみの「天使ー」も可愛かったですが、一人でミニ雪だるまをせっせと作る名央が可愛すぎです。じゃれ合った小宵とあゆみに潰されても、それを笑って許して今度はみんなで一緒に作り直したりして。まさに初恋ヒロイン一の癒し系です。

江ノ本慧7りかと一緒におこちゃま3人組を見守る大人?組の慧。ずっと気になってたという寺井のことをりかに問いただすと、りかはあっさり「彼氏」と答えます。その時の表情からして慧は「土橋に先を越された」という気分なんでしょうね。慧はりかに「土橋はスキが無いから彼氏が大変」と的確なアドバイスをします。するとりかは「彼氏のイナイ江ノ本に言われても…」と返しますが、すぐに慧のアドバイスを参考にするあたり、りか自身もどうしたらいいか分からなかったんでしょう。結果的に自分のアドバイスでりかと寺井がキスまで進展してしまったことを知ったら、慧はまた悔しがりそうだなぁw 早く楠田とくっ付けばいいのに。

寺井3デートをしてもどうしてもりかと手を繋ぐことができない寺井は、りかに振られる夢を見るようになってしまいました。その冒頭の夢落ちシーンはいちごでつかさに振られた直後の真中を彷彿とさせますね。寺井は手を繋ぐためにあれこれと考えますが、結局は勇気を出して素直に手を繋ぎたいと言ったのが大正解。りかにキスまでしてもらっちゃいました。でもいつまでも受身ばかりでは男が廃るというもの。今度は自分からキスするのが寺井の課題でしょうね。

土橋りか4りかはただ手を繋ぐのが照れくさいだけなのですが、傍目にはクール(慧が言うところのスキが無い)なのでそう見えないところが寺井を悩ませてしまいます。結局慧のアドバイスで寺井の気持ちに気付いたりかは、何と一足飛びにキスまでしてしまいました。頑張りすぎです。ところで後輩が寺井の噂(しかも見直したといういい噂)をしてるのを見て注意したのは、やっぱり焼きもちなんでしょうか。なかなか感情を表に出さないりかですが、こういうところが可愛いですね。

次号は待ちに待ったセンターカラー「とまどいダイビング!」。「水泳部の危機に委員長は!?」とのことなので、間違いなく渡瀬めぐると武居先輩の話でしょう。大会で好成績を残さないと水泳部は廃部、とか言われてピンチの武居先輩を見て、ついにめぐるが水泳部に入部する、とかそんな話でしょうかね。とりあえずまためぐるの水着姿が拝めそうなので楽しみです。ついでに岬や夕も水着にならないかなぁ…。

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2008年01月04日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第14話「こたつとみかんともう一つ」

今回は別所兄妹がメインでそこに山本岬が絡むというお話。兄妹がいる家というメイン予想が当たりました。

山本岬6初詣帰りの別所兄妹と偶然会った岬は、今週のパンツ担当らしく冬でもしっかりミニスカートを着用。小宵の妄想内の大魔王姿もなかなか似合ってます。美人でセクシーな大魔王というと、ラルグラドのオプスキュリアのようですね。まああれはかなりの変態でしたがw 一人っ子の岬は女の姉妹が欲しかったと抱きしめたりして小宵をいたくお気に入り。それを見てる良彦も抱きしめられてる小宵も岬の魅力にメロメロです。でも岬は有原有二が好きなんですよね。この話はいつになったら進展するんでしょうか。バレンタインあたりまで引っ張るんでしょうかね。

別所良彦3良彦の初詣の願いは「小宵が他の誰かを好きになりますように」と「できれば俺も山本さんと…」というもの。すると早速片方の願いが届いたのか岬とばったり遭遇するのですが、岬はやっぱり有二が好きな訳で。しかし、岬が小宵を気に入ってくれたのは結構ラッキーかもしれません。ただでさえ良彦は岬から恋愛相談されてる身なので、その立場と小宵をダシにすれば岬ともっと親密になることも不可能ではないと思います。ただ、有原家にもあゆみという可愛い妹がいるので、岬が小宵同様あゆみを気に入ってしまう可能性が高く、小宵という餌がどこまで通用するかは分かりませんけどね。

別所小宵5勇者小宵は大魔王岬にルックスもスタイルも敵いません。でもまだ中二ですからね。これから成長すればいいのです。相変わらずおにいちゃんLOVEの小宵ですが、岬に抱きしめられて何故かドキドキ。もしかして百合属性もあるのでしょうか?どちらにしてもノーマルじゃないので、良彦の願いはまだまだ先のことになりそうです。ツーサイドアップで結んだ髪の毛は、おにいちゃんレーダーであると同時に好物レーダーでもあるようで、こういう小宵の小ネタはやっぱり可愛いですね。最後に小宵は岬の好きな人が「有原」であることに気が付いたみたいですが、これが今後の恋愛模様に何か影響を及ぼしますかどうか。小宵にしてもあゆみにしても岬は恋敵なので、もしかしたら結託して岬と有二をくっ付ける作戦を実行する、なんてことがあるかもしれませんね。

次回のサブタイは「キスをしようよ」。「二人がついに初めての!?」とのことなので、現在カップルが成立している寺井&土橋の話になりそうです。

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2007年12月25日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第13話「イロヅキコミュニケーション」

江ノ本慧と楠田のクリスマス物語完結編です。思いがけず二人きりになってしまった慧と楠田。果たして二人は仲直りできるのでしょうか?

渡瀬めぐる4今回のパンツ担当、渡瀬めぐる。彼女は当初のしっかり者の委員長から天然系にキャラが変わってきてますね。それはそうとめぐるほどの子がクリスマスイブにファミレスでバイトとは…。まあ意中の武居先輩はクリスマスとは無縁そうなので仕方ないかもしれませんね。プールに誘えば二つ返事でOKでしょうが、めぐるは水着姿を他人に見られたくないというジレンマ。とはいえこのバイトの制服もしっかり胸が強調されてる気がしますけどw サイズの小さいブラで押さえつけるのは止めたのかな?もしそうなら胸の形を保つためにも大変結構なことだと思います。

財津衛&有原あゆみサンタを無事病院に送り届け満足そうな財津衛と、好きな人の役に立てた上イブの夜に二人きりというシチュエーションに幸せそうな有原あゆみ。この後この二人も一緒に食事くらいはしたでしょう。きっとせっかくだからということでプレゼントの交換もしてそうです。そんなこんなであゆみにとってはこれ以上ないハッピークリスマスになったのではないでしょうか。

別所兄妹父不在で二人きりなのをいいことにベタベタしまくる小宵と、それを迷惑そうにしながらも断りきれない良彦。そんな光景がこの絵から容易に想像できる別所兄妹。まあこの二人はこれ以上進展しようがないですし、進展したら何かとヤバいのでこんなもんでしょう。

江ノ本夕&山本岬ちょっと意外な組合せの江ノ本夕と山本岬。夕がオタク友達を大勢引き連れてるのは予想の範疇ですが、それに山本岬が付き合ってるとは。岬はクリスマスで有原有二に何かしらアクションを起こしてくれると思ってたんですが何もありませんでしたね。まあその辺は作者の都合なので今後に期待しましょう。最後に夕が慧のコスプレに突っ込みを入れるシーンもグッドでした。

寺井&土橋りかせっかくクリスマスデートしてるのに相変わらず寺井に手も握らせてあげない土橋りか。こういうのは見てて微笑ましいですけど、あんまり拒否してると寺井がまた凹んじゃうので、たまには手ぐらい握らせてあげてもいいと思います。まあ「努力賞」をあげるりかならもしかして何か別のご褒美があるのかもしれませんが…。

千倉兄妹風邪で寝込んだ妹名央を優しく看病する兄一真。千倉兄妹は一見すると美しい兄妹愛に見えますが、何やら怪しげな雰囲気に見えなくもありません。ぶっちゃけ有原兄妹はもちろん別所兄妹よりも仲が良いのではないでしょうか。曽我部は薬の調合中とのことでしたが、仮に千倉家に見舞いに行っても邪魔者にしかならないような気がします。とりあえず一真がどういうキャラなのか早く知りたいですね。

楠田5楠田は自覚しています。自分と慧が釣り合ってないことを。だから早く帰ろうとしてしまいます。その気持ちは解らなくもないですが、もう少し女心を理解してあげないと。デート中に他の子のパンツを覗こうなんて言語道断です。でも行く当てが無い時に公園を選択したのは悪くありませんね。それとプレゼントを二つ用意してるところも。こういうところが楠田に漢を感じるところです。最後にはお互いの気持ちが何となく伝わった感じで仲直り。YOUたち付き合っちゃえYO!

江ノ本慧6いや〜今週の慧も可愛かったですね。とにかくまずは謝って仲直りしたいという気持ち。それと気になる人との二人きりのクリスマスをそれっぽい雰囲気で過ごしたい、そしてそれを楠田にリードして欲しいという乙女心。そんな気持ちが丁寧に描かれています。ちょっぴり本音をぶつけ合った雪合戦を経てちゃんと楠田に謝ることができた慧。最終的にはかなりデレてましたね。楠田はまだまだツンでしたけど。まあまだ中二ですしこうやって少しずつ関係を深めていくのでしょう。それはさておき、サンタコスしてた時の慧はまた妄想してたんだろうなぁw

次回は「こたつとみかんともう一つ」。お正月フルコースらしいです。正月は誰にスポットが当たるのでしょうか。予想は兄妹がいる家ということで、有原家、別所家、千倉家の内のどれかとしておきます。

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2007年12月17日

初恋限定。-ハツコイリミテッド- 第12話「言いたくて、言えなくて」

前回に引き続き江ノ本慧と楠田を中心とした中学生組によるクリスマスのお話です。心ならずも楠田を傷付けてしまった慧は、ちゃんと謝って楠田と仲直りできるのでしょうか。

土橋りか3楠田のことで色々と悩んでる慧を彼女なりの言い方で気遣う土橋りか。中学生5人組の中でもりかと慧は精神年齢が上だなぁと感じますね。とりあえず中学生には見えません。ところでそんなりかも悩んでいました。その悩みとはおそらく、せっかくクリスマスの予定を空けたのに寺井が誘ってくれない…というものでしょう。でもちゃんと寺井から声が掛かりました。それに対してりかは表向き相変わらずクールですが、内心の嬉しさがスキップに現れちゃったりして。そんなクーデレさがもう堪りません。

寺井2きっと寺井は何日間も悩んだ末に声を掛けたんでしょうね。「土橋さんが自分なんかとクリスマスを一緒に過ごしてくれるわけない。でも一応付き合ってるはずだし…」とか何とか。声を掛けた時の必死な表情からその葛藤の深さが窺われます。寺井にしては良く頑張ったと言っておきましょう。ちなみに、慧のセリフから寺井がりか達と同じクラスではないことが確定しました。

千倉名央5さてクリスマスパーティ参加組からまずは千倉名央。なんと当日風邪を引いてダウンしてしまいました。責任感の強い名央が途中まで行きながら引き返したということからして、相当症状は悪いのでしょう。インフルエンザかもしれないのでゆっくり休みましょうね。

曽我部3そんな名央の様子を知った曽我部は、居ても立ってもいられなくなり名央を見舞うために千倉家へと猛ダッシュ。千倉家の場所をいつ知ったのか?なんてツッコミは無用です。曽我部のリサーチ力は兄のお面で小宵を釣ったことで証明されていますから。というわけで曽我部in千倉家も面白そうなんですが、ちゃんと描いてくれるかどうかは微妙なところ。

財津衛2曽我部が去った後、今度は街頭で倒れたサンタを助けるために財津衛のレスキュー魂に火が点きます。もうこうなっては誰にも止められません。そういえば衛は将来救急隊員になりたいんでしたね。衛の性格だと仮にデートをしていても、急病人が現れたら今回と同じことをしそう。それを理解し許せる女の子じゃないと衛と付き合うのは難しいでしょうが、さてそんな女の子が果たしているのでしょうか…?

有原あゆみ7ここにいました。有原あゆみはそれを理解し許せるどころか、積極的に役に立とうとしています。こういう好きな人の役に立ちたいと思うあたりがあゆみの健気なところ。もうクリスマスパーティのことなどどうでもよくなってそうですが、衛と二人きりになれると考えればあゆみ的にはこの方がOKでしょう。ところであゆみが慧に「ピンクのワンピを着ていくから服の色が被らないようピンクを譲って」と言ってましたが、こういういかにも恋する乙女っぽいところもあゆみの魅力の一つですね。

楠田4破けた靴下のおかげでタイミングを逸し、なかなか慧と仲直りできない楠田。そうこうしているうちにクリスマス当日になってしまいます。集合場所に遅れてきた私服の慧の美しさに思わず目を見張る楠田ですが、気恥ずかしさからかすぐに目を逸らしてしまい、慧にまだ怒ってる…?と誤解された模様。しかし河下水希という名の運命の女神はそんな二人を強引に二人っきりにしてしまいました。果たして二人はどうなるのでしょうか。楠田がどんなプレゼントを用意したのかも気になります。

江ノ本慧5街を歩いててモデル?と言われてしまうほど、美人でスタイルの良い慧。タイプは違いますが人目を引くという意味では西野つかさと同レベルの描写をされていますね。でもそんな慧の心を悩ませているのがブサイクでスケベな楠田なのです。破けた靴下のおかげで謝るタイミングを逃し、結局クリスマス当日まで楠田とは仲直りできないまま。もしかしてあの時楠田が選んでいた手袋は、ピンク好きの自分のためだったのではないか…なんて思いながら、気付いてみたら楠田と二人きり。いや〜来週が非常に楽しみです。ちなみに慧のプレゼントは靴下と予想。

来週は「イロヅキコミュニケーション」。もちろん慧と楠田の二人きりのクリスマスデートのお話でしょう。それにしても2週で終わるかと思った慧&楠田編がまさかの3週目突入です。しかも今は新連載攻勢の改編期。もしかして慧は人気者?

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