2006年10月

2006年10月31日

「格差」

 北陸を旅をして、格差を感じた。
道路を走っていて感じることだが、今の岐阜県内の道路は工事用の信号がほとんど無い。
この所、156号線を郡上から富山まで走った。岐阜までも走ったが、ほとんど工事はゼロに近いといってよい。
ところが157号線で福井に向かうと、随所で工事をやっている。
この格差は何なのか?
岐阜県はインフラ整備が完了して、やる所が無いのか?
福井は、今までが未整備で遅れていたのか?
はたまた、現段階での政治力の差なのか?
そう言えば、小泉に対抗して岐阜県は、総裁選は戦うわ、郵政民営化では、県をあげて反対して、逆らってきた。
その付けが、如実に現れているのだろうか?
              ならば、もう逆らいませんと言えるか 寅次郎
格差


これも格差?

torajiro0421 at 08:23|Permalink 政治 

2006年10月29日

「一期一会」

 同級生が亡くなった。
仕事をしていての事故死だ。
何とも淋しく、悲しい。
温厚な人柄であった。
同級生の還暦旅行では、スナップ写真を本当に沢山撮り、皆に世話になっているから渡してくれと、膨大な量を、奥さんと一緒に、持ってきてくれました。
会った時に、もっとしっかりと話をしておけば良かったと悔いが残る。
「一期一会」の気持ちの薄い自分に、愚かさを感じる。
還暦文集「耳順」に睦君が投稿してくれた文面を紹介し、ご冥福をお祈り致します。

「始めて書きます」
家族構成は、妻一人と、長男は瀬戸市で働いておりまして、次男は家より、近くの工場に通勤しております。
妻は昨シーズンまでは、スキー場へ行っていましたが、今シーズンは、もう歳だからと、家に居てくれて、食事や家事に専念し、来客の折りなどは本当に助かります。
遠い先の事と思っていた、還暦と言う年齢が、現実のものとなり、体は正直に反応してきており、あちこちは痛く、おつむは白く、薄くなってきております。
出歩く事が、おっくうになり、月に一度、野崎紘紀君、渡辺幹男君、森下義昭君、河合弘君、加藤貞重君、山田務君と集まり、一献傾けながら、若い頃の話や、世間話など、他愛もない話に花を咲かせております。
渡辺君は体調を崩しましたが、奥さん、美枝子さんの懸命の看護と、医療技術の進歩に加え、本人の精進努力のお陰で、車の運転も出来る迄に回復し、ある程度、飲めるようにもなった事は、これまでに治るとは予想していなかっただけに、嬉しいことです。
この集まりが、いつまで続けられるか分かりませんが、お互い体には、一つや二つ、痛いところのある歳なので、充分に気をつけて、少しでも長く続けられる様にと思っています。
辰巳会の皆さん、健康に留意し、十年後の古希を元気で迎えられるよう、頑張りましょう。
                                 山本 睦
睦君

torajiro0421 at 07:41|Permalink 人物 

2006年10月27日

「地震」

 朝6時40分頃 東京プリンスホテル5階のベットの中にいた。
目は覚めていて、そろそろ起きようかと言うときに、揺れるではないか!
地震だ!と解ったが、何故か起きる気がしない。
「アネハではないだろうか?」「非常口は何処にあるのだろうか?」等が頭をよぎったが体は起きようとしない。
揺れは、なかなか止まない。
これ以上ひどくなるのか・・・・?
暫く揺れていて、次第に揺れが小さくなって止まった。
そこで、ようやく起きあがり、TVのスイッチを入れた。
震源地は房総半島の沖合で震度4。
俺の寝ていた都心は震度3で津波の心配はないと報じた。
これだけ一流のホテルが潰れて、お陀仏になったんなら仕方がないと、即座に思ったのか、妙に、ばたつかなかった。
昨晩、このホテルで2006・ミス・インターナショナル・ビューテーページェント世界大会なるイベントで、世界の美女42人の品評会があると玄関に看板が出ていた。
そう言えば、背の高い女が、やたらとロビーをうろうろしていたが、それに出る奴らだったのだろうか?
そいつらと一緒に下敷きになるなら、それも又、何かの因縁か・・・・・?
品評会も見てみたかったが、危険の多い東京に長居は禁物と、早々に宿を出た。
                 東京は住むところではないと思う 寅次郎
ミスインターナショナルプリンス

torajiro0421 at 09:11|Permalink 自然 

2006年10月25日

「摩耶観音」

 「摩耶」と言うのは釈迦の母だと言う。
北陸粟津温泉ホテル金閣玄関脇に、美しい裸体で立っている。
粟津の湯は古来、美人をつくり、傷を癒す名湯と言われてきたらしい。
「お湯かけ摩耶観音」として、背丈1m少々の石の像である。
横に温泉が湧き出ていて、それを飲み、それを摩耶観音にかけるのである。
柔らかめの石像なのか、裸体に沁み込んで行くようである。
湯が体に沁みこみ、美人となるのであろうか?
静かに見ていると、そんな感じさえ伝わってくる。
まず一杯飲んで、もう一杯ひしゃくに汲んで、観音様の肩からゆっくりとかけたやった。
湯は、胸のふくらみで広がり、くびれた腰を通り、その密部を濡らして、足の方へと沁みこんで行く・・・・美しい。
相手は観音様だ、事はついでと思い、心の中で「今日の勝負に勝てますように!」と手を合わせた。
心は通じた!
パターは沁みこむ様に入り、加賀芙蓉CCを征し、優勝!
                    お礼参りに行かねばと思う 寅次郎
maya1maya2

torajiro0421 at 17:58|Permalink 宗教 

2006年10月23日

「稚児行列」

 秋晴れの元、近所のお寺で、蓮如上人五百回忌御遠忌法要が行われ、稚児行列がにぎにぎしく行われた。
稚児は、幼い子供に、仏様にお仕えする時の衣装を着せ、み仏の子としてお仕えする事により、健やかに成長する事を願う行事との事とある。
今回は我が孫“大河”が参加させてもらったが、天気も良く大変な賑わいであった。
子供達よりもその付き添いが多いのである。
子供一人に親夫婦とじじばばの4人が付いている。
30年近く前に、今日出た孫の親が、兄姉3人で出た。
今よりは子供の多い時代で、付き添いがその面倒を見るのに大変であった。
都会にいては、この経験は出来ない。
田舎で素朴な信仰心が厚いお陰で、こうした催し、行事が行われるのであろう。
このイベントを行う中で、仏心と接し、人間同士のつながり、地域の連帯感、絆のようなモノが育まれてゆくのではないかと思う。
大変ではあるが、素晴らしいことだと思う。
                   戦中派で稚児の経験のない 寅次郎
稚児ー昔稚児ー今

torajiro0421 at 23:13|Permalink 歳時記 

2006年10月20日

「四万十川」

 四国のこの川は、我が長良川のライバルである。
日本の一級河川の内で唯一ダムのない川が、四万十川と長良川らしい。
二十年程前であろうか、高知に旅したときに、四万十川下流の川辺に立ったことがある。
その川辺の、とある店で川海苔を食した事を覚えている。
川で海苔が取れるのかと、長良川と比較して驚いたものだ。
 今回、東京での会合は、高知に本店があり、東京銀座が支店だという「常連」なる名の店で開いた。
卓上には土佐の海の幸と、四万十川から取れる美味が並んだ。
女将に「四万十川は長良川のライバルです」と言ったら「良く存じております」と返してきた。
カツオの姿をそのままにした押し寿司は豪快であり、土佐の“いごっそう”ぶりを思わせるに充分なモノだった。
これは岐阜の負け。
鮎も出てきた。
ライバルの川の味や如何にと、その気で食したが、これは岐阜の勝ち!
前述の海苔も出てきて、はしをつけ、高知を思い出し、懐かしさを感じた。
四万十川と長良川は貴重な存在である。
姉妹提携でもして、共に刺激しあいながら、活性化出来ないモノかとフト思った。
          東京銀座に“長良川”という店を出そうと企む 寅次郎
四万十川

torajiro0421 at 08:24|Permalink 自然 

2006年10月18日

「荻原健司」

 最初は一昨年、白鳥で。二度目の今回は東京銀座で出会った。
白鳥へは参議院議員に初挑戦で、その運動の一環として来られた。
その時は、ふるさと福祉村“ちいたっつ”鷲見村長の人脈で来られたが、会場溢れんばかりの大盛況であった。
今回はスノーボードワールドカップ郡上大会を、如何に成功させるかの相談にのっていただく為に、鷲見院長と上京して、じっくりと打ち合わせをさせていただいた。
“世界の荻原”は国会議員出でもあるのに、そんな素振りはほとんど見せない。
褐色の顔と体型は、現役時代と変わることなく精悍であるが、話す言葉は穏やかであり、ときにはユーモアーが入り、気楽な雰囲気を醸し出す。
しかし、話題のツボは、きちんと押さえて外さない。
やはりそこには非凡なモノを感じる。
今回のワールドカップ郡上の為なら「何時でも行きますよ、何でもやりますよ!」
「今シーズン滑りに行きますよ!」とまで言ってもらった。
一つの大きな柱が出来た思いの東京会談であった。
                       人脈の威力を痛感した 寅次郎
荻原健司

torajiro0421 at 10:43|Permalink スポーツ 

2006年10月16日

「ビールかけ」

 中日ドラゴンズ、日本ハムファイターズ、リーグ優勝おめでとう!
中日の山本昌投手には敬服しました。敵ながら天晴れだ!MVPだ。
日ハムはヒルマン監督がMVPだ。選手を良く育てた。
虎キチとしては不完全燃焼の年となった。
“今岡”不在でここまで来たのだから、良しとしなければならないだろう、と甘言を言う人もいるが・・・・。
指揮官はじめ、反省材料は沢山有る。
2位だからまあいいだろう、何んて考えは許されない。
2位もビリも同じなのだ。
優勝出来なかったのだから。
優勝した時に、何時も思うことが一つある。
あのビールかけのバカ騒ぎだ。
床をシートで保護し、わざわざカッパを着て、水中眼鏡までかけての大騒ぎ。
何とも程度の低い喜び方ではないかと思うのは、俺一人だろうか?
アフリカ・ケニアの環境副大臣マータイさんが見たら「おろか」と嘆くだろう。
野球少年の夢でもあり、憧れでもある、プロ野球が公然とやって良い事かと疑う。
俺も酒は大好きだ。堅い事を言うつもりは無い。
“美酒に酔う”・・・・いいことだ。
力いっぱい戦った後、力いっぱい飲んで、力いっぱい酔って、苦労の報われた事を、力いっぱい噛みしめる、これが美酒だ!
それでも、程度の低いことがやりたければ、隠れてやれ!
マスコミもバカな事を喜んで報道するなと言いたい。
日本の恥だ、恥ずかしい!
         ビールかけが出来なかったチームを代表して 寅次郎
ビールかけ

torajiro0421 at 08:12|Permalink スポーツ 

2006年10月14日

「宗教家」

 新興宗教を信じる人の法事に参拝した。
仏教最高の宝典だと言って読経され、厳かに説法もされた。
「余談ですが」と断りを入れられ、「我々の会長は今や世界で何百と言う勲章をいただき、更には、いろいろな国から名誉博士号、或は名誉教授、名誉市民の称号を与えられている。
この宗教も発足当時は、様々な批判があったが、今では世界に認知された、堂々たる教えである」と胸を張られた。
素晴らしい人なのであろう。
しかし、俺が思う宗教家と言うのは、無位無官、墨染め衣を身にまとい、富や地位、権力とは無縁の人で、常に貧乏人、弱者に視線を向けている人だと言うイメージだ。
与えられた勲章の数を新聞に載せ、弟子達に吹聴させ、“故に偉い人だ”と、人に語るのは、まさしく「余談」であり、誤解の元ではないかと思うのだが如何に・・。
この宗教を否定するつもりはない。
この宗教の信者は1,000万人とも言われ、政治にも大きな力を出してきている。
組織が巨大化してくると、真実が伝わらず、見えなくなってきているのではと危惧するのである。
                        よけいなお節介を妬く 寅次郎
良寛

torajiro0421 at 18:09|Permalink 宗教 

2006年10月12日

「1と8」

 二日間能登島に遊んだ.
能登島は加賀藩の流刑地だったとか。
能登島への流人の始まりは1640年頃始まり、重い罪を犯した人ではなく、政治を批判した武士などが主で、百姓や町人などはごくわずかだったようである。
今では漁業が主体のようだが、出会う人は、何か誇り高き人達の様にも感じられた。
民宿「孫七」の主人、平山 勲氏はアマチュア民謡歌手で、その名は、全国に聞こえている。本格的な民謡をじかに聴き感動した。
又平山氏は仏門にも深い造詣を持っておられる。
宗派は浄土真宗本願寺派(西)で我が家と同じで、親しみが一段と持てた。
氏の話で1と8、18に関する話が面白かった。
1と8、18が人間社会の基礎だと言う。
まずは「無量寿経」に説かれている、阿弥陀如来が建立した48願の内、18願(番目)が浄土真宗の本願であると言う。
18の本願とは「我を信じ、わが名を唱える者を、必ず救う」(わが名=南無阿弥陀仏)と言うもの。
その他の基本となるものには。
煩悩の数は=108。一升=1.8リットル。畳は3尺*6尺=18。
1間≒1.8m。ゴルフは18ホール。カップの径=108mm。
尺八は基本が1尺8寸。野球のエースナンバー=18。
得意なもの=18番(おはこ)。18金純正。1+8=9(カブ)。
娘18番茶も出花=娘盛り。
我が女房殿のゴルフスコアは108が出ると満足げである。
基本を心得ておられるのであろうか?
                 我が目標は裏目の「81」だと言う 寅次郎
花札

torajiro0421 at 09:55|Permalink 雑学 

2006年10月10日

「歩くゴルフ?」

 歩かないゴルフがあるのか?
「有る!残念だが」
石川県の名門と言われる能登カントリークラブでプレーすることが出来た。
ここは特別な場合を除いて、「歩き」が基本である。
加えてスループレーである。
この辺に古き良き伝統を守っているのだろうか。
昨今はほとんどが商業ベースに乗っかった、カートゴルフである。
ドライバーを打ち、すぐカートに乗り次の打点で降りて、チョコンと打って、又そそくさと乗り込んで、又降りてチョコチョコと打って・・・・・。
ほとんど歩かない!
ゴルフ場には、“ハーフ2時間を守りましょう!”等と張り紙がしてある。
お客がわんさと居るときならいざ知らず、閑古鳥が鳴く昨今、ふざけるなと言いたい。
能登カントリークラブでは、しっかりと歩いてきた。
じゅうたんのような芝生の上を歩くのはなんとも気持ちがいい。
「ああ これがゴルフだった」と忘れていたものを、体じゅうが思い出してくれた。
一打打ち、次の打点に向かう間、コースの起伏を知り、幅を感じ、あるときは風を読み、大自然に包まれ、自然と語り合いながら、その自然に戦いを挑む、そのために思考をめぐらせながら、悠然と歩けるのがゴルフであったはずだ。
同年代の友達が「明日からぶっ続けに4日間ゴルフをやるんだ!」と自慢げに話していた。
一瞬「羨ましい身分だなー」と思ったが、カートゴルフのチョコマカゴルフでは、成金趣味の貧乏ゆすりゴルフに思え、羨ましさは消えた。
                      かなり負け惜しみの強い 寅次郎
ゴルフスイング

torajiro0421 at 12:37|Permalink スポーツ 

2006年10月08日

「下る時」

「下る時が一番大事である」とその人は言った。
楽しい仲間と、積み立てをして、一泊二日の北陸遠征コンペに参加した。
“北陸を制する者、天下を制する!”
その昔、羽柴秀吉は信長亡き後、一乗谷に浅井朝倉を攻め、その後更に、北の庄の柴田勝家を攻め落とし、天下統一へと突き進んだ。
そんな意味で、熾烈な戦いの北陸遠征となったが、羽柴秀吉役となったウイナーは予想に反し、土建屋寅次郎であった。
人はこれを三日天下だろう・・・・の言や多し。
戦いはさておき、表彰懇親会を能登島島内にある、民宿「孫七」で開催された。
ここのご主人が凄い人。平山 勲氏(69)
第六回日本民謡大賞で東日本のチャンピオンである。
日本海の味覚を味わいながら、生の声の凄い迫力で民謡の数々を聴いた。
漁師時代は日本海の荒波に向かって、腹の底から声を振り絞って練習したと言う。
「カモメェーェーェーぇーぇー・・・・・」の江刺追分は圧巻であった。
NHKのど自慢で、この出だしだけで鐘を乱打させたと言う。
審査員が絶賛した。
「貴方の歌は、上ってゆく時の調子は日本一だ!・・・だが上がりきって、下りにかかる時に、少し硬さみたいなものを感じる」と。
ここで平山氏は今迄はそこいらの大会は総なめにして、「常勝平山」の天狗であったと気付き、歌の調子もさることながら、人間としても、上る勢いだけでなく、下る時の控え目な気持ち・態度を学ばなければと感じたと言う。
それに気付き、年齢と共に、歌に「味」が出てきたと。
今回頂点を極めた寅次郎、下りの哲学を学べば、更に進化するか?
                   下りのスライスラインが怖い 寅次郎
平山勲寅の江差








寅も江差を出だしだけ歌った!

torajiro0421 at 10:17|Permalink スポーツ 

2006年10月06日

「生きるって・・・・」

 突然の事故で亡くなられた人の葬儀に参列した。
奥さんと稲刈りを終えて、帰り支度をしていて事故となり、つい先ほどまで、元気に話をしていた人が、一時間もしないうちに物言わぬ人となってしまった。
何とも切ない無常感が痛いほど伝わってくる。
葬儀場の御堂の柱に「生きるってどうゆうこと」の墨書が張ってあった。
葬儀のあいだじゅう、その文字を見つめて、あれこれと考えていた。
結論は出て来なかった。
人は祝福の中に誕生し、悲しみの中で、この世を去る事が「運命」なのか?
生まれて死ぬまで、「喜怒哀楽」を周りの人と織りなして、みんなで生きてゆくから、最後の別れが悲しいのだろうか?
独りで生きれば、最後の悲しみは無いだろう。
しかし、それでは生きる意味は無い。
別れの悲しみが大きいほど、その人の存在感があったとも言えるのか?
されば人は、大きな悲しみを作るために生きているのか?
・・・・違う・・。
あれこれ考えていたら「願以比功徳、・・・往生安楽国」と終わってしまった。
往生安楽国・・・極楽浄土へ生まれ変わることが「死」だという。
だから、悲しまなくとも良いと言う。
これは仏様の言う「嘘も方便」という奴だ。
人の死と言う現実は、途方もなく悲しいのだ。
悲しいときは、思い切り悲しみ、思い切り泣けばよい、それが“生きる”と言うことだ!
                          仏様に逆らう 寅次郎
生きるって・・・

torajiro0421 at 09:36|Permalink 独り言 

2006年10月03日

「言行不一致」

 安倍内閣が誕生いたしました。
とても解かり易い内閣です。
安倍さんに忠誠を尽くした人達が優遇されました。
意思のない茶坊主集団です。
ポストが足らないのか首相補佐官を増やしました。
これはアメリカの制度の真似です。
ちなみに副大臣制度はイギリスの真似です。
真似モノで「美しい日本」は出来ますかねぇ。
勝ち組、負け組みがハッキリしました。
格差も一段と浮き彫りになります。
郵政民営化で駄目になった人に再チャレンジする
機会は与えられませんでした。
40分足らずの所信表明演説は空虚に響きました。
言ってる事と、やろうとする事がまるで違う内閣です。
「美しい国の創造」とか
美辞麗句、外見だけの美しい国でなく
情の通う「心の美しい国」創造をせつに願います。
                     安倍フアンの女房を持つ 寅次郎
安倍:すみ子

torajiro0421 at 18:37|Permalink 政治 

2006年10月01日

「神無月」

 日本全国の神様のサミットが毎年10月に出雲国で開催され、出雲の国以外は神様が留守になるから「神無月」と呼ぶ。
しかし、出雲国だけは「神在月」(かみありつき)と称する。
この会議は旧暦の10月11日から17日までの間、出雲大社で開かれ、その後、佐太神社に移動し26日まで会議の続きを行います。
この神様の会議が行われるようになったのは大国主神が日本の国土を開発した神様でその時、自分の息子や娘を各地に配置し、その地を管理させた事に由来します。
子供達は年に一度、出雲の国に戻り、父親である大国主神にその年の出来事を報告し、来年の予定を打ち合わせをしました。
大国主神は天照大神に日本の支配権を譲ったとき、代わりに幽界の支配権を得たと言われています。
物質的な物事については天照大神とその子孫である天皇家が管理しますが、精神的な物事については大国主神とその子孫が管理します。
そこでこの会議では一般的に人の「運命」について話し合われます。
 小泉にはこれ以上やらせては駄目だから、安倍に変えて、小沢と喧嘩させて、政権を一時、民主党にやらせてみるかとか、藤井も1年間苦労したから、そろそろ良い方向に向けてやろうかとか、いろいろ議題は多いけれど、一番の重要な議題は、「赤い糸」と言う議題だそうで、誰と誰を結婚させようかと言う議題の様です。
遠く離れた見知らぬ同士が知り合い結婚するようなケースは、それぞれの地方の神様同士が談合をして決めるらしい。
晩年まで夫婦睦まじく幸せに暮らせた人達は、一度は出雲へお礼参りに行くべきだと言われる。
そこで今、俺は迷っている。行くべきか、行かざるべきか?
昨今、我が相手は、お礼には行かない、文句を言いに行く!と言った態度に見える。
神様も時にはミスる事もあるのだろうか?
バチが当たりませぬように・・・・くわばらくわばら!
出雲大社が縁結びの神様と言われる所以は、ここにあるようです。
                          出雲行きを迷う 寅次郎
俺達の新婚


39年前
出雲の神に
お世話かけました

torajiro0421 at 10:48|Permalink 歳時記