2007年02月

2007年02月27日

「爽快」

 4月の陽気である。
あまりに天気が良かったので、午後から高鷲スノーパークへ一人で出かけた。
2月末だと言うのに、ゲレンデはセーターだけでも汗が出るくらいだ。
スノーボードクロスコースと、パラレルジャイアントスラロームコースを一部改造したので、雪が張り付いた状態を見たくて出かけた。
今シーズンはスキーをどんどんやろうと目論んでいたが、野暮用に負けて、2月の終わりに来て、ようやく初滑りとは情けない。
ゲレンデだけに雪があるという状態で、アクセスは楽である。
遠くに、アルプス、乗り鞍、御岳が見え、雄大なパノラマである。
この景色を見ていると、下界でちまちま、ごちゃごちゃと煩わしい人間関係に明け暮れているのが、あほらしい。
時には、大自然に包まれて、体に新鮮な空気を吹き込まないと、脳ミソが腐ってしまう。
腐りきってて今更、手遅れ・・・・?
2時間ほど滑り、脳ミソの方は蘇生し始めたが、下半身の方が限界だと言ってきた。
                        バランスの悪い 寅次郎
tspパノラマTSP

torajiro0421 at 08:13|Permalink スポーツ 

2007年02月25日

「気になる言葉」

 葬式、通夜に行って、いつも気になることがある。
司会者や親族代表の挨拶である。
「返す返す」「重ね重ね」「重々」「とうとう」「ますます」などの重ね言葉は、不幸が重ねて来ないようにとの気持ちからタブーとされている。
二度に通じる「再び」「なお」「つづいて」、も使ってはいけない忌み言葉とされている。
通夜、葬儀の時に多少の差はあるが、これらの言葉を耳にします。
時には、専門の葬儀屋自ら、これらの言葉を平気で使っていることに驚きを感じる。
亡くなった人、親族への配慮は薄いと言わざるを得ない。
葬式でお金儲けをしようというだけのモノには、繊細な機微は働かないのか。
単なる迷信だから、気にすることはないと言う声も聞かれるが、礼儀であり、作法であり、伝統というならば守るにこしたことはない。
全てを合理的に考えると、人の世は味気ないモノになってしまう。
                                古き 寅次郎
但し、寅が死んだときは、どんどん使って良い!
俺の所へ、みんな、どんどん早く来るように!
                                 勝手な 寅
葬儀



torajiro0421 at 08:46|Permalink 独り言 

2007年02月23日

「審査」

 あまりの多さに驚いた。
2008スノーボードワールドカップin郡上のシンボルマーク、イメージキャラクター、キャッチフレーズを昨年秋に募集し、1月に締め切り、審査が始まった。
審査員の端くれとして立ち会ったが、その数に驚いた。
キャッチフレーズが・・・・・995件。
イメージキャラクターが・・・394件。
シンボルマークが・・・・・・231件。
日本全国から応募があった。
地域別では、東海3県が約6割、遠方の県が4割、地元は30件のみ、海外も1件だけあった。
募集方法は「公募ガイド」と言う雑誌、インターネットのホームページと郡上の広報である。
これはスノーボードに人気があるのか、こうした懸賞募集に人気があるのか、自分では分析できないが、いずれにしても、全国ネットのマスメディアの威力だろう。
出来栄えの良し悪しより、遠く北海道、鹿児島からも、応募して来ていただいた事に感動を覚えた。
年齢も実に幅広い。
中でも、中高年の応募が多く感じられたのも印象的であった。
もう一回審査会をやらないと最終審査結果は出てこない。
応募していただいた人達に、何とお礼をすべきかを悩む。
               「甲乙を付けたくない」のが本音の 寅次郎
審査1wcup審査

torajiro0421 at 09:03|Permalink イベント 

2007年02月21日

「がばいばあちゃん」

 桁外れのおばあちゃんである。
漫才師・島田洋七が子供の頃、自分とおばあちゃんとの事を書いた本を読んだ。
時代は戦後の、物が非常に貧しい時代である。
同じ時代に生きた者として、共感するところが沢山あった。
二人の会話で、印象に残ったのを一つ、二つ。
 孫:「通信簿、1と2ばっかだった」
 ばあちゃん:「心配すっことなか、たせば5になるばい」
 孫:「腹減ったぁ」
 ばあちゃん:「気のせいばい」
くよくよするな、明るく生きよ、見栄を張るな、勉強だけが総てでない、・・・・etc。
物のない貧しい時代ではあったが、何かほのぼのとした、心の温かさを感じさせてくれる会話である。
そういえば昔、俺も夜おそくまで本を読んでいたら、ばあさんが「電気代がもったいないから早く寝なれ!」て言われたのを思いだした。
あれを機に、東大を志すのをやめたのだった?
わが孫に、がばいばあさんのように言えるだろうか・・・・。
                          自問する 寅次郎
「がばいばあさん」

torajiro0421 at 09:46|Permalink 読書 

2007年02月19日

「雪合戦」

 たかが“雪合戦”、されど“雪合戦”であった。
高鷲雪祭りの雪合戦に2年連続で、わがシニアソフトボールチーム“郡上白鳥シルバースターズが挑んだ。
結果は今年も2連敗!
相手はいずれも,20代、30代の若者チーム。
それの倍以上の年齢の我々には、球のスピードが違った。
試合は3分間ハーフの6分間。
緊張と集中とで3分終えると、息も絶え絶えとなる。
たかが雪合戦とバカにしてかかったが、見ると、やるとは大違い。
攻撃パターンも幾通りもあり、頭脳的な作戦をきちんと立てないと、とても勝てない。
加えて、攻撃的な闘争精神も大事な要素だ。
雪球で相手を撃ち倒すか、フラッグを取るかのスポーツで、
これは戦争ごっこである。
野球やソフトボールをやる者には、興味深いスポーツである。
                   来年は是非一勝を挙げたい 寅次郎
雪合戦1雪合戦2






雪合戦3

torajiro0421 at 09:36|Permalink スポーツ 

2007年02月17日

「雪像造り」

 高鷲雪祭り“雪像造り”に挑戦した。
昨年は、ふるさと福祉村“ちいたっつ”で2008FISワールドカップinGUJO“と題して挑戦したが色を使ってしまい減点で入賞できず。
今年は、藤井孝男後援会“藤政会”として「円空さん」を雪で彫り上げた。
今回はメンバーが沢山集まり、それぞれが一家言持つ船頭衆ばかりで、果たしてうまくまとまるかと、周囲も心配してくれたが、以外と早く仕上がった。
円空彫りは荒々しく仕上げるのが良いとかで、早く仕上がった・・・。
汗びっしょりで働き?休憩時に鉄板で焼く焼き肉に、缶ビールは、六根清浄を唱えたくなる位の充実感!しばらくは動かない!
出来映えはさておき、こうしたプロセスが大事なんだと、能書きをたれながらビールが進む。
企画委員の皆さん段取りご苦労様でした。
明日の審査が楽しみです。
                   久しぶりに重労働した 寅次郎
円空雪像造り

torajiro0421 at 22:37|Permalink イベント 

2007年02月15日

「化粧木」

 寅もこれまでの土建屋家業で、トンネルだけは縁が薄かった。
中部電力・水路トンネルの施工計画段階に携わったのみである。
こんなものも知らなかったのかと、笑われそうだが、事実知らなかった。
でも、見るたびに気なっていたが、今回東海北陸道でトンネルに関係して、ようやく知る事が出来た。
工事中のトンネル入り口上部に、反り返った木が飾ってある。
これを化粧木(けしょうぎ)と言うのだそうです。
形は伊勢神宮御本殿の屋根の飾り木を模倣している。
その意とする所は、山の神様は女性であり、そこに傷をつけ、穴を掘るわけで、女神様を怒らせないように、鎮める意味で、この化粧木を飾り、工事の安全を祈願したと言われます。
正式には化粧木の右(根元部)には天照大神、左(木先部)にはウブヤフキアェズの命(神武天皇の父親)を祭るとされる。
坑口に支保工を建て、土嚢を積み、その上に石で化粧木を支える。
起工式と同様に、坑口付け儀式として、神主による祝詞と司祭を行う。
長さは、基本的には3尺6寸5分≒1.20mの反りのある、太い松やヒノキを横にして、両端が角のように加工して飾られている。
中にはこの倍の大きさの物もあったとか。
山の神様は反りのある、太いモノがお好きなのか・・・・?
いやいや、これを使って、お化粧をしたのです?
トンネルに入る時、男は軽く会釈をしては、どうでしょう。
                        又又バチ当りの 寅次郎
化粧木大化粧木

torajiro0421 at 08:49|Permalink 仕事 

2007年02月13日

「シニア老いず」

 旧正月を前にして、新年総会に全チームが出席。
岐阜県ソフトボール連盟19年度総会&新年会が岐阜市鶉のスパーレ昭和で開催された。
現在連盟に加盟しているチームは14。各チームの幹部40名余が集まった。
連盟創立5年目を迎え、ようやく軌道に乗ってきた感じである。
事業・決算報告、今年度の計画等が執行部案通り可決。
新年会に移る。
ソフトで鍛えているお年寄り予備軍は、酒も強い!
会長が美酒三升を出された。
この酒は“冷に限る”と即、開封し簡単に飲み干してしまった。
その他に、燗酒、ビール、焼酎を飲みながらである。
還暦をはるかに過ぎた者共とはとても思えない、元気さである。
酒を飲むために、体を鍛えているようなものだ。
「老いて鍛えれば、死して朽ちず」と豪語して飲む。
この様子では、小指の方も、ほとんどが現役だ!
                     負けてはいられない 寅次郎
岐ソ連1岐ソ連2

torajiro0421 at 08:32|Permalink スポーツ 

2007年02月11日

「貫通石」

 何としても、ほしいと思っていた。
10年余をかけた世紀の大工事、飛騨トンネルの、その「貫通石」をいただいた。
「貫通石」とは、トンネルの貫通点、すなわち最後の発破地点で採取された石のことで、昔から安産のお守りとして大切にされてきました。
今では、石(意思)を貫くことから、初志貫徹、合格祈願や結婚記念などに持つ人も多くいるようです。
その由来は
日本書紀にある「神功皇后が三韓征伐の折、相手を攻めあぐね、敵の背後まで掘った洞窟からの攻撃で大勝利を得て、記念にその洞窟の石を持ち帰ったところ、元気な赤ん坊産まれた」と言われている。
少し下世話風に申し上げれば、
山の神というのは女性で、山の神が嫉妬して荒れ狂い、事故にならない様にと、工事中は女人禁制の習慣があった。
いわば、山の神が鎮座ましますトンネルは女性の胎内のようなもの。
山の神のどてっ腹に穴を掘り、貫通させる行為は男の仕事!
それは、安全に、無事に成される事が、男供の悲願です。
そして、それが成就した時の喜び、その証が、貫通石では・・・と思います。
                 トンネルに入る時は感謝をする 寅次郎
貫通石小貫通石大

torajiro0421 at 07:10|Permalink 仕事 

2007年02月09日

「忌明法要」

 法事に呼ばれて、印象的な言葉を聞いた。
坊様の読経が終わり、お説教のなかで、最後に、この言葉を詠まれて締められた。
何処かで聞いたことのある言葉だなーと思っていたら、我がチームの代表が、ある時プリントして我々に読むようにと渡してくれたモノだと気づいた。
いい言葉だったので、このブログの「好きな言葉」に掲載したことを思いだし、クリックした。
きちんと載せてある。
悲しいかな、すぐ忘れてしまうのである。
折に触れて見ることが大切だと思った。
この詩の題は「祝婚歌」であった。
日頃、ついつい偉そうな事を言う己には、身に浸みる言葉である。
「完璧を目指さない方が良い、愚かな方が良い・・・・と祝婚歌は言う。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・・。
そう思いながらも、愚痴めいた思いが一つあった。
法事の案内には、“ご仏前、お供え物は辞退致します”とあったので、寺上げだけで参拝に及んだが、仏壇の前には、ずらりとお供え物が並んでいる。
俺は、何とバカ正直なんだとホゾを噛んだ。
でも、何となく釈然としない思いもした。
そして、何故か、何処かの大仏を思い出した。
右手はいらないと言って、左手は下さいと言っている、仏像を・・・・・?
世の中、こんなモノか?
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・。
                         バチ当たりの 寅次郎
仏像

torajiro0421 at 08:46|Permalink 宗教 

2007年02月07日

「デジカメ」

 新しいのを思い切って買った。
これで3台目となる。
6年前デジカメ初期の頃、還暦のお祝いで買ったのが初代。
今でも使っているが、昔のカメラ同様の、ごついモノ。
出始めで、結構高かった。
あまりのゴツさに、使い勝手が悪く、飽きてきた。
この種の機械の進歩、モデルチェンジが何とも早い!
そして2台目はカード型。これはNetで買った安物。
安いだけのモノで、ほんのメモ代わり。壊れかかり不安定。
ブログを始めて9ヶ月になり、写真を必ず入れることにしているが、
いい写真がなかなか撮れない。
しっかりした写真を載せたいと思い、三台目となった。
何処へ行くのも一緒故、コンパクトなモノで、高性能で、やすいモノ。
自分の生き様の記録係りだと思い、奮発した。
当分の間、酒を飲みに行くのを控えないといけない。
                   良いモデルとの出会いを願う 寅次郎
デジカメー1デジカメ2

torajiro0421 at 18:20|Permalink 独り言 

2007年02月05日

「銀婚式07」

(社)郡上青年会議所OB会主催による銀婚式が、今年も賑やかに開催された。
場所、時間共に今迄の既成概念を取り払い、午後1時と言う、ご馳走をいただくには、何とも中途半端な腹具合の時間であった。
場所は大和のレストラン“おがたま”。
ここは、しゃれた西洋料理を出すが、イナカッペの舌べらには、一部マッチしなかった。
今年の主役である旧朗、旧婦は中村歯科の二代目、中村正彦・千賀子さんと、二人のお子さん。
司会は武藤可三事務局長。
郡上つむぎの粋な和服で登場。主役の座を奪う勢い。
まずは、志半ばで逝った三人に黙祷。
寺田二代目理事長の長広舌による乾杯で開幕。
後見人、原敏明夫妻による旧朗、旧婦紹介はユーモアー満点。
アトラクションは、現役メンバーによる、ドラムとエレキサウンドのハードビート。泰平の巨体が揺れる。
二つ目は、昔のお姉さん方によるマツケンサンバ?
リーダーはミニスカートで、年を感じさせない動きは・・・大前夫人?
エンデングは千賀子夫人の独壇場!
「中村歯医者は千賀で持つ!」と全員の大賛辞!?
ゼネレーションギャップを感じつつも、楽しい銀婚式だった。
二次会は周戸宅に、大挙して押し寄せ、式中スピーチさせてもらえなかった面々の、ガス抜き大会。
ペチャクチャ、グズグズ、ペチャクチャ、グズグズ、そしてグイグイ飲んだ。弥代ちゃんに大変お世話をかけました。有難うございました。
                       飲む時は歳を忘れる 寅次郎
銀婚式1銀婚式2

torajiro0421 at 09:47|Permalink イベント 

2007年02月03日

「自彊術」

 「じきょうじゅつ」と読む。
「自彊」とは古い言葉で、自らを厳しく鍛えると言う意とか。
やると冬でも汗ばんでくる体操である。
一昨年左鎖骨骨折の副産物で左肩が硬直し痛んだ。
これがようやく治ったと思ったら、昨年末のある夜、凍った水溜まりで、もんどりうって倒れ、今度は左肩に違和感が発生し、ある角度に上げると激痛である。
風呂上がりなど、暖まったときに根気よくほぐすと、痛みは一時的には消えはするが・・・・痛いのだ。
こんな時、チームメートの国居さんが「自彊術」教室に来ないかと誘われた。
それが何かも知らずに、たいしたモノではなかろうと、タカをくくって参加した。
参加者は綾小路公麻呂が大好きな、中年以上のおネエさん(?)方多数と、男性は4人だけ。
「自彊術とは」の解説をまず聞いた。
その歴史は古く、大正時代に始まり、戦後はラジオ体操にかき消されたが、その後、連綿と続いている、万病に効く健康体操だという。
やって見ると、かなりハードである。
31の動きがあり、1回が約15分である。
きっちりマスターするには、その気になってやらないと覚えられない。
長生きをする為の体操ではないという。
死ぬ時まで、元気で居られるような体を作る体操だという。
そう言えば、国居さんは俺より年上なのに、体は柔らかいし、屋根から落ちて大怪我しても、きっちり甦ってくる。
その秘密は理解できた。
              まじめにやってみようと思った 寅次郎
自彊術

torajiro0421 at 09:20|Permalink スポーツ 

2007年02月01日

「決断」

 藤井孝男元運輸大臣が、再度の国政に出馬表明!
一昨年9月、小泉劇場の嵐に、翻弄され苦渋をなめて1年5ヶ月。
充電期間として、ある時は東奔西走、ある時は沈思黙考。
かくして、その方向を決めた。
「25年間の国会議員活動時間と、この1年5ヶ月の時間は同等、或いはそれ以上の貴重な時間であった。
順風満帆の時は、油断もあり、高慢にもなり、粗な面もあったのは否めない。
しかし天は、貴重な時間を下された。
今まで見えなかったモノも、見え始めてきた。
この貴重な体験を糧に、新たなる挑戦を決意した。
“安心・安全・平和を求めて”」と。
1月28日午後4時。
美濃加茂シティーホテルに200人余の後援会役員が集まり、固唾を飲んだ。
復党問題等、複雑な事柄がいろいろとあるが、それは二の次として、まず“決断をする事”だとした、後援会の声が高く、新たなるスタートであった。
この先、平坦な道ではない。
捲土重来、戦おう!
                        戦闘モードに入る 寅次郎
出馬

torajiro0421 at 09:03|Permalink 政治