2007年06月

2007年06月29日

「名刺受け」

 女房の実家である、茨城県石岡市のお墓で、珍しいものを見かけた。
実家のお墓の対面に位置するお墓に、写真の名刺受けなるものが設置したあった。
以前はなかったので、最近出来たものと思う。
この地方のお墓に参拝する人は、花を活ける竹筒に、花を持ってきた人の名前を書くようになっている。
そしてその竹筒は、墓の地面に突き刺せるようになっている。
その風習を知らず、花だけ持参した人は、後で、はて?、誰が花を手向けてくれたのか?
解からない。
そこで、この名刺受けが登場と、相成ったのではあるまいか?
名刺は営業で、役所回りして配るものと思っていたが、仏様も“あいつは今年に入って何回目だ”と、勘定してるとは思わなかった。
回数が多いと、極楽浄土から、指名通知が沢山来るのだろうか?
茨城に墓参りに行く時は、数珠はなくとも名刺は、忘れてはいけないと思った。
                            営業が苦手な 寅次郎
名刺受け

torajiro0421 at 08:37|PermalinkComments(0) 風習 

2007年06月27日

「禁 酒」

 ほぼ1ヶ月飲まなかった。新記録である。
この記録はなかなか破れないであろう。
この次、破る時があれば、それは西方浄土に移った時であろうと思われる。
深酒をすると、必ず、不整脈殿がお出でになり、我をイジメなさった。
これに気付いて、少しは節制を試みたが、何せ、環境が悪く、その環境に負けてしまう。
要は、気が小さくて、よう断らず、のこのこ出かけて、つい飲んでしまう、お人好しなのだ。
そして飲んでしまうと、絶好調になるから始末が悪い。
そしてその後、数日が憂鬱なのだ。
でも今回は、病院の院長に「放っておけば、何時コロリと行くかも知れんぞ!」と脅された。
「元気に運動していても、急にコロリと逝く人がいるだろう、その類だ」と。
どうせ一度は逝く身なれば、出来るだけ苦しまず、人に迷惑をかけず、コロリと逝くのが良いのだろうが・・・・まだ、ちぃーと早い。
この度は、病院の先生方にこの身を預け、まじめに取り組んだ。
病院に行きだして、手術が終わって少し回復するまでが、1ヶ月少々。
人は、隠れて飲んだだろうと言うが、この度は、ノー!
この度、1ヶ月ぶりに飲んだ味は、苦かった!
このまま、ズーと苦ければ、ズーと飲まなくなるだろうと思ったが、2杯目は美味くなってきた。
乾ききった肝臓に染み渡る心地だった。
孫と女房に祝福され“カンパーイ!”
1年に1回、1ヶ月ぐらい禁酒すれば、体はリフレッシュされると思う・・・・が。
                     リフレッシュ工事が終わった 寅次郎
乾杯

torajiro0421 at 08:08|PermalinkComments(4) 健康 

2007年06月25日

「真道・大青教」

 これは祖父・昭元(為助)が、犬山市の入鹿池のほとりで、名古屋の佐藤元空氏と共に開いた新興宗教である。
佐藤元空氏が教祖で、祖父はNO,2の座にあったと聞く。
白鳥の宮森北部に、その白鳥道場があり、この度、拝殿に上がる階段を修復した。
戦後、祖父たちは岐阜に住み、教義を広めていた。
その頃は、信者さんも沢山見えて、かなりモノだと感じていた。
昭和34年、同居していた俺が、高校を卒業するのを待つかのごとく、祖父夫婦は白鳥に戻った。
宮森北部の山に土地を借り、家を立て、自力で現在の山を開き、そこを道場として、その教えを説いていたし、神主もやっていた。
最初の頃は電気もなく、仙人の暮らしの様でもあった。
今思えば、自分の信ずる道を歩み、物質的豊かさはなかったが、世間から距離を置き、気ままな人生を堪能したのではあるまいか?
その住み家は56豪雪で、その寿命を終えた。
祖父がツルハシ・ゲンノウだけで造りあげたモノだが、石段等も風月にさらされ、傷みが激しくなってきていた。
山や道場は何とか手を加えながら、保持できても、肝心の「真道・大青教」は跡取り不在で風前の灯である。
孫として、継続して行けないことに、責任の一端を感じる。
聞くところによれば、日本全体で、神主さんの数も減っていると言う。
各地の祭りなども消えつつある。
日本の精神文化も徐々に消えかかる今、拠り所はやはり“金”なのか?
やだ、やだ・・・・・。
                       時代の流れを噛みしめる 寅次郎
階段自力石積







大青教祭

torajiro0421 at 13:55|PermalinkComments(0) 宗教 

2007年06月23日

「6月23日」

 日本人として、忘れてはいけない日の一つである。
62年前の今日、最悪の沖縄戦線が終結した日である。 日本人20万人が戦火に消えた。
別に自慢するわけではないが、小生も、岐阜空襲で逃げ惑い、命拾いした一人だ。
その時、多くの死者を目撃した記憶は、今も消えない。戦争は許せない。
一昨日、NHKクローズアップ現代で、高校の歴史教科書が“日本軍は集団自決を強要していない”と言う方向に、修正された事を取り上げ、検証していた。
そして昨日、沖縄県議会は、歴史教科書が修正された事に対し、全会一致で反対をした。
主な修正された箇所は次の通りだ。
「日本軍は(中略)配った手榴弾で集団自害と殺しあいをさせ…」は
「日本軍の配った手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった」に、また「日本軍
に『集団自決』を強いられたり…」は「追いつめられて『集団自決』した人や…」に
修正された。この他にも数箇所ある。
言葉の表現方法は、年月の経過と共に、真実をあいまいにしようとしている。
思うに、表現方法はどうあれ、当時の歴史的背景からすれば、国民をそうなるように教育し、仕向けたのは、国であり、軍部の他に誰がいるというのか!
命令をしたとか、しなかったと言う、文言の問題ではないのだ。
ある本の一部を掲載する。
渡嘉敷島の”集団自決”
西山への避難命令が下り、母が弟をおんぶして、私は 妹の手を引いて足を引きずる
ようにして登っていきました。
突然、村長が「生きていても、みんなウランダー(外国人) に目を抜かれたり、
鼻をもぎ取られたりして残酷な殺され方をする、いさぎよくこの場で死んで
しまおう」と叫びました。
A巡査が、全員に手榴弾を配り、「天皇陛下万歳」と 3回繰り返して信管を抜くと
「バーン、バーン」と弾が爆発 しました。
手足を失い、うめき苦しむ人、バラバラになった死体、頭の吹き飛んだ人など、
まさに地獄絵図でした。
私の家族も親戚と円陣を組んで座り、伯父が信管を抜きました。
ものすごい爆発音がしました。私は奇跡的に助かりましたが、伯父は胸が真っ赤に
染まり、皮と肉が全部飛んで骨だけになっていました。
伯母が抱きかかえていた2 歳になる乳飲み子は、頭が吹き飛ばされていました。
(安座間 豊子 当時12歳)
手榴弾のない所は、年長男子が、弱い女・子供を、撲殺、絞首、刃物等で殺し、自分も
達も後を追ったとある。
                       忘れてはいけないと思う 寅次郎
集団自決平和の礎

torajiro0421 at 09:55|PermalinkComments(0) 歴史 

2007年06月21日

「宣 伝」

 スノーボードワールドカップの盛り上げに腐心している。
まずは、地元の人々の目にとまらないといけない。
看板、垂れ幕、広告チラシ、ポスター等が一般的である。
その他に、郡上ケーブルテレビ、専用のホームページは開設している。
みんなでワイワイ会議をしていたら、その他にも出てきた。
 *市内各地にある電光掲示板をお願いし、カウントダウンをしよう。
 *ミスワールドカップを選んで、各イベントにキャンペーンを張ろう。
 *盆踊りに来る人に、団扇をプレゼントし、そこに宣伝広告しよう。
 *キャラクターグッズ、ストラップ、帽子、Tシャツ、法被、シール、
  ピンバッジ、幟旗、を作って売り出そう。
 *郡上の土産物に、宣伝の帯をつけよう。
 *新聞に折り込まれる一般のチラシに、PR文言をお願いしよう。
 *新聞、テレビ、ラジオにコマーシャルを出そう。
 *観戦ガイドを作ろう。
 *都会の駅に出向き、テッシュペーパーを配ろう。
 *記念切手を作ろう。
 *ビール会社と交渉して、ワールドカップ専用のラベルを作ろう。
等々、様々な提案が出てきました。
みんなで考えると、思わぬモノまで出てきて楽しいものです。
まだまだあると思います。皆さん教えて下さい。
一つ一つ検討を加え、楽しく実現できるように頑張っています。
                        寅屋広告代理店・係長 寅次郎
看板うちわ

torajiro0421 at 08:33|PermalinkComments(0) イベント 

2007年06月19日

「鮎解禁」

 朝早くから、家の前を車がやたら通ると思ったら、鮎の解禁日であった。
朝早く、遠くから来るのに、こちらは川のほとりに位置しながら、その気が無い。
昔はこんな事はなかった。
前の晩から位置取りをして、準備万端怠りなく、夜の白々明けるのを待ったものだ。
寅も老いたのか・・・?いんにゃら違うぞ!
鮎が昔のように掛からなくなったのだ。
何故だ!下手なのだ!違う!鮎がいないのか?いや違う!寒いのか?違うのだ。
ここ10年位前から、鮎が“冷水病”とやらに侵されて、育たず、弱る、死ぬという環境になってしまったらしい。
当初は、河川工事による水の汚濁、或いは、高冷地野菜の農薬の影響、はたまた、ゴルフ場の消毒薬が河川を汚し、鮎に影響を与えていると疑った。
どうも違うらしい。
この現象は全国的らしい。
稚魚の段階で細菌に感染し、それが伝染して、天然鮎にまで及ぶとの事。
冷水病とは?・・・調べてみた。
もともとは北米のマスの病気で、低水温期に発生し、死亡率が高ことから、bacterial coldwater disease と呼ばれ、直訳して冷水病と呼ばれている。
感染源と感染経路は不明であるが、銀鮭を輸入した時に、付いて来たのではとも言われる。
冷水病の症状は鮎内臓の貧血、体表の白濁、潰瘍、穴あき、尾鰭の欠損、びらん、出血と多様であり、人間の癌に似ている気もする。
最近、冷水病菌に対するワクチンが開発され、稚魚の餌さと共に与える実験が試みられているらしい。
人類は、科学的な発展を遂げる一方で、エイズ、鳥インフルエンザ、狂牛病等、新たな難病をも生み出している。
あろう事か、成人男子の精子までもが減少の傾向とか? イナゴもいなくなった。
環境の汚染が、生物の生態系を狂わせていないか・・・痛んだ鮎を見て思う。
昔の解禁日は、竿を横に振れない位のにぎわいであった。
あんな日は、もう望めないのだろうか?
                        アユをいとおしく思う 寅次郎
鮎解禁冷水病鮎

torajiro0421 at 07:53|PermalinkComments(0) 歳時記 

2007年06月17日

「治った!」

 この一ヶ月ぐらい、胸に何かつかえたような違和感と、後頭部に大きな動悸がするのを感じながら過ごしてきた。
住民検診で不整脈が出て、要精密検査を言われ、今回は素直に従った。
主治医は「2週間後に来い」と言うことであったが、翌日、結果を見た院長が、「命が惜しければ、すぐに病院に来い!」と相成った。
郡上市民病院の心臓専門医に診てもらえと言われ、今回は全て従順に従った。
先生と相談して、一週間後にカテーテルアブレーションと言う手術を決意した。
楽しみしていた遠征ゴルフ、ソフトは全てキャンセルして、手術に備えた。
不整脈には、ほおっておいてよいものと、悪性のモノがあり、俺は後者だと言う。
これはある日突然コロリと言うパターンだと、驚かせる。
岐阜大学病院に入院。
事前の検査を数種類やり、右足太ももから心臓に向けて、数本の管を挿入すると言って、秘所の一部を除毛する。
続いて、尿道に管を挿入するが、これが上手くゆかず「痛いっ!」
点滴を右腕に差し込んで準備完了で、手術室へ。
全てが始めての経験で、不安と緊張の極!
準備が始まって5時間の手術に、何とか耐えた。
部屋に戻り、更に5時間は動くなと、腰周りをがんじがらめに固められて、これも何とか耐えた。
手術前まで感じていた、不快な動悸、違和感は見事に消えていた。
今までは医者の言う事は、ほとんど聞かなかったが、何故か、今回は全て素直に聞いて、決断は実に早かった。
病院に入り、自分の状況を知ると共に、悲惨な人達も多く見て、健康に対する自分の考えが大きく変わった。
長い人生の中で、短かい入院であったが、いろいろと貴重な経験の数日であった。
                     多くの人々と、神に感謝する 寅次郎
「入院始末記」はここをクリックしてください。
食事金華山

torajiro0421 at 09:15|PermalinkComments(1) 健康 

2007年06月15日

「小旅行」

 小旅行に行ってきた。
女性は向こうの旅先で待っていた。
宿は9階建ての大きな建物である。
その5階の見晴らしの良い部屋に落ち着く。
早速、女性が来た。
25〜6のほっそりした美人で、やさしく話をしてくる。
初対面なので、しばらく二人でいろいろと話をした。
着替えをしますか?慣れた手つきで着せてくれた。
横になりませんか?という。
ベッドに横たわると、そっと手を握ってくる。しばらく離さない。
別の部屋に準備がしてあるからと、案内された。
そこでしばらくすると、男女数人が現れた。
その内の一人は鋭利で光るものを持っている。
横になって、動くなと言って、押さえつけられた。
裸にされ、拷問が始まった。
多勢に無勢では逆らえない。冷や汗が流れる、血も飛ぶ。
痛い!耐えるしかない。・・・命までは取らないだろう。
時々意識が朦朧とする。
4〜5時間が過ぎたであろうか、男が耳元で囁いた。
「手術は成功です!」
                             涙が出た 寅次郎
入院

torajiro0421 at 08:50|PermalinkComments(2) 健康 

2007年06月10日

「神は見てた」

 昨晩(6月8日)阪神は9回裏に逆転でオリックスを破った。
8回まで1:0で負けていた。この回、鳥谷が送りバントをして、これがファールフライ。
オリックスの日高捕手が鳥谷の左足に引っかかり捕球できなかった。
谷主審は鳥谷が故意に接触したとしてアウトを宣告。
ビデオを見ると、鳥谷の左足はバントしたときのまま、微動だにしておらず、日高が勝手に引っかかっている。それを主審も打球を追っていて見ていない。
プレーを見ていなくて、選手のアピールだけで、即座に判定を出して良いのか。
この場合、少なくとも審判団が協議しても良かったのではないか。
岡田監督は「ルールを説明しろ!」と迫ったが、説明なしの退場!
テレビは何度もスロービデオを流したが、誰が見ても鳥谷は悪くない。
大相撲は勝負判定にビデオを採用して久しい。
スキー・ボードの旗門関係も最終はビデオ判定だ。
機械に頼らず、人間が判断するから面白いと言う人もいるが、明らかにおかしいモノはビデオを参考にした方が良いのではないかと思う。
審判不信になっては、何処かの国の政治不信と同じで、ファンが離れてゆきかねない。
しかし、この夜、甲子園には”神様”がちゃんと見てた。
9回裏、阪神は一死満塁で突然、雨が激しく降り出した。
相手投手は、この雨で投げにくそう。
藤本は選んで四球、押し出しで同点。
そこでこの夜の騒動の主人公“鳥谷”。
何が何でも打つ気で向かっていったが、背中にデッドボール!
押し出しの死球で逆転勝利!
谷主審の誤りは、粋な”神様”がきっちり、取り計らってくれた。
神様が見ててくれれば、ビデオは要らない!
                             神様頼りの 寅次郎
鳥谷1鳥谷2鳥谷3

torajiro0421 at 09:04|PermalinkComments(0) スポーツ 

2007年06月08日

「大丈夫?」

 医者通いをしていると、楽しい話題から遠ざかるのが淋しい。
 今、国会が揺れている。
松岡農水大臣が自殺して、政治とカネが不透明、官製談合疑惑、年金問題がいい加減で、政治は一体、何をやっているのか!
格差問題もある、少子化問題もある。
なのに、国民がそれ程頼みもしない、憲法改正を掲げて、参議院選挙に挑むとは、何とピンとはずれの、ピンボケか!
今朝の朝刊を開いて、怒る気は失せた。
「電球から、日本を明るくしよう」と新聞の一面を使って、安倍総理夫妻がにっこりと微笑んでいる。幸せそのものだねぇ。
最初は、電気屋さんのコマーシャルかと思った。
これを作らせた、周りにいる人間も、何を考えているのかねぇ?
おそらく、何も考えていないねぇ。
環境問題が大事な事も解かるよ、しかしだ・・・・・・。
一国の総理大臣がやるパフォーマンスでしょうか?
暗いニュースばかりだから、政府首脳が一石打ったのか?
これで内閣の支持率を上昇させようと・・・・・。
日本人は、世界からは愛されるね、でも尊敬はされないよ。
世界に沢山いる、苦しい人々をも見つめないと・・・・・。
                        これ以上喋りたくない 寅次郎
安倍電球飢餓

torajiro0421 at 08:06|PermalinkComments(0) 政治 

2007年06月06日

「取壊」

 新しい郡上市民病院に始めて、ご厄介になった。
八幡中央病院と言っていた、昔の頃からでも己自身がお世話になった記憶はない。
過去に、親父が肺癌で入院し、お袋は泊り込みで看病し、我々も頻繁に通った時があった。。
頑固な体だったのに、“あと半年の命です”当時の長尾先生に言われ、悲嘆に暮れたことが、強く印象に残っている。
その古い病院・病棟が取り壊されつつある。
今回、始めて新しい病院に来て、待合室で外を眺めると、重機が何台も、コンクリート壁に喰らいついて、食いちぎるように壊している。
様々な想い出も、瓦礫と一緒に、何処かに運び出されて、消えてゆく様でもある。
時代は移り行くのかと、少ししんみりする。
この取り壊し工事代が¥236,000,000余、かかるらしい。
郡上市の財政は、北海道夕張市に接近しつつあるやにも聞く。
そんなに急いで壊さないと、いけないモノなのだろうか?
少し財政に余裕が出てきた時では、いけなかったのだろうか?
新しい病院を作る時の、条件だったのだろうか?
壊した跡地は、公園になるやにも聞く。
夕張になってしまったら、公園でのんびり出来るのだろうか?
「寅次郎さん、A−6号室にお入り下さい」
よその事の事を心配している場合でない!
胸に聴診器をあてられたら、急に動悸が激しくなった。
最終結果は“手術”との事。
俺も壊されるのではなかろうか?
                          不安になってきた 寅次郎
取り壊し1取り壊し2

torajiro0421 at 08:09|PermalinkComments(0) 独り言 

2007年06月04日

「ブログ一周年」

 昨年の4月30日にスタートした。
毎日書こうと思ったが、それは無理であった。
一日おきなら何とか、と挑戦をした。
何とかなった。
なったと言うだけで、読み返してみると、恥ずかしき事の数々。
書くときは、何のためらいもなく書くのだけれど、後で読み返すと、何とも恥ずかしい。
何故だろう?
書くときは感情が高ぶっているのだろうか?
冷静ではないような気がする。
別の人間が書いているような・・・・。
だからペンネームで誤魔化しているのだろうか。
恥を承知で“素直に書く”と宣言したのだから、今更引き返すわけにも行かない。
何とか原稿を修正、校正して、一冊にまとめたけれど、カカにも見せる気がしない。
どうせ碌な言葉は返ってこないだろうから。
最初は100冊位作って、知人、友人、親類縁者に配ろうと思ったが、その気は失せた。
「これ以上の恥は辞めてくれ!」と、家の中から聞こえてきそうなので。
でも・・・・・。
                        ブツブツブツ・・・・・寅次郎徒然草表紙

torajiro0421 at 08:19|PermalinkComments(3) 独り言 

2007年06月01日

「ジャーナリスト」

 日曜日に大物政治家をTVスタジオに呼んで、討論する番組を良く視る。
ここで気になる事は、政治家は何故か平身低頭、言葉を選んで、当たり障りのない返事に終始している。揚げ足を取られないようにだ。
何の為に、出て来ているのか?
質問するジャーナリスト側は、遠慮会釈なし、言葉使いまで、ぞんざいだ。
政治家は笑顔を絶やさず、抽象的表現に終始し、耐えている。
何とも情けない!
時には、田原総一郎なんざぁ「無礼者!」と怒鳴りつけてやればいいのに。
鋭い質問で、相手をたじたじさせる事が、このTVの狙いなのか?
己の知識をふけらかしているだけではないのか?
政治家をこき下ろして、何の益があるのか?
日本を真摯に、そして紳士に考え、物事の本質を見失わず、より良い方向に舵を向けるのがジャーナリストの本分ではないのか。
それにつけても、政治家は情けない。
討論会のときはギャ−ギャ−言うが、マンツウマンになるとまるで猫だ。
ここで大喧嘩をまくった者は、いまだかっていないらしい。
席を蹴ってたった者もいないらしい。
信念がないのか?自信がないのか?威厳など、何も感じられない。
男なら、怒れ!
                         男は怒ってナンボだ 寅次郎
サンプロ

torajiro0421 at 08:15|PermalinkComments(0) 政治