2008年10月
2008年10月30日
「因幡の白兎」
「おー、ここだったか」と思わずつぶやいた。
出雲大社本殿に向かって左側に、大国主命と白兎が会話している像がある。
昔、教科書で読んだのか、絵本だったか、歌だったか？
はたまた、おふくろに聞かされたのか、定かに思い出せない。
その神話を、ここ出雲に来て思い出した。
その神話とは“因幡の白兎”
ウサギが島から帰るのに、ワニをだまして並ばせ、その上を渡って帰ろうとした。
うまくワニの背中を渡ってきたが、最後のワニが騙されたと知るや、うさぎの皮を剥ぎ、丸裸にしてしまう。
そこへ悪い神様が通りかかり、それは海の塩水に浸かり、日にさらせば、治ると教える。しかし、それは酷くなるばかりだった。
次に良い神様が来て、ガマの穂に包まれば治ると教えられ、全治する、と言う物語。
この物語は、何を教えたかったのだろう？
子供の頃に習ったのは「人をだますと、酷い目に会うよ」位だったと思うが？
それでも、子供の頃、この話は強烈な印象として残ってはいる。
今、こうした神話、昔話のようなものを、子供に教えているのだろうか？
絵本はあるのか？親は、読んだり、聞かせたりしているのだろうか？
ないとしたら、それに代わるものは、あるのだろうか？
それは何なのだろうか？
我々夫婦も、これらを、子供に語ってこなかった。
・・・ウサギと神様が会話している像を見て、あれこれと思った。
そうだ、一度、孫を連れて、出雲に来てみよう！
この像の前で、物語を聞かせてやろう。
孫の答えが楽しみだ 寅次郎
出雲大社本殿に向かって左側に、大国主命と白兎が会話している像がある。
昔、教科書で読んだのか、絵本だったか、歌だったか？
はたまた、おふくろに聞かされたのか、定かに思い出せない。
その神話を、ここ出雲に来て思い出した。
その神話とは“因幡の白兎”
ウサギが島から帰るのに、ワニをだまして並ばせ、その上を渡って帰ろうとした。
うまくワニの背中を渡ってきたが、最後のワニが騙されたと知るや、うさぎの皮を剥ぎ、丸裸にしてしまう。
そこへ悪い神様が通りかかり、それは海の塩水に浸かり、日にさらせば、治ると教える。しかし、それは酷くなるばかりだった。
次に良い神様が来て、ガマの穂に包まれば治ると教えられ、全治する、と言う物語。
この物語は、何を教えたかったのだろう？
子供の頃に習ったのは「人をだますと、酷い目に会うよ」位だったと思うが？
それでも、子供の頃、この話は強烈な印象として残ってはいる。
今、こうした神話、昔話のようなものを、子供に教えているのだろうか？
絵本はあるのか？親は、読んだり、聞かせたりしているのだろうか？
ないとしたら、それに代わるものは、あるのだろうか？
それは何なのだろうか？
我々夫婦も、これらを、子供に語ってこなかった。
・・・ウサギと神様が会話している像を見て、あれこれと思った。
そうだ、一度、孫を連れて、出雲に来てみよう！
この像の前で、物語を聞かせてやろう。
孫の答えが楽しみだ 寅次郎
2008年10月29日
「安来節」
♪ 芸はなけれど 生まれは出雲 下手も自慢の 安来節 ♪
この度の山陰旅行の楽しみの一つであった“安来節”。
でも残念ながら、忙しくて、本物を見ることは出来なかった。
でも、それに近いものに接することは出来た。
大山寺参拝の折、出会った、同年輩の二人の女性が、宴会に来てくれた。
一人は、昔、浅草・木馬館で歌っていたと言う、コロンビアの歌手。
自分の歌ったテープを持ち込んで、踊りも見せてくれた。
衣装がなくて残念だったが、本場の雰囲気は十分にあった。
本場でしか聞けない、字余り等は、節も文句も素晴らしい。
寅も、酒の余勢で、尻端折りに頬かぶり、鼻にたばこで、踊ってしまった。
昔、白鳥神社奉納演劇祭で、練習して、踊ったことがある。
２０年振り位だろうか、踊っているうちに思い出してきた。
“すずめ１００まで踊り忘れず”とまではゆかないが、楽しく思い出した。
♪ 出雲名物 荷物にゃならぬ 聞いてお帰り 安来節 ♪
お土産は、文句なしに“どじょう掬いまんじゅう”であった。
これは荷物になった 寅次郎
誰でしょう？
この度の山陰旅行の楽しみの一つであった“安来節”。
でも残念ながら、忙しくて、本物を見ることは出来なかった。
でも、それに近いものに接することは出来た。
大山寺参拝の折、出会った、同年輩の二人の女性が、宴会に来てくれた。
一人は、昔、浅草・木馬館で歌っていたと言う、コロンビアの歌手。
自分の歌ったテープを持ち込んで、踊りも見せてくれた。
衣装がなくて残念だったが、本場の雰囲気は十分にあった。
本場でしか聞けない、字余り等は、節も文句も素晴らしい。
寅も、酒の余勢で、尻端折りに頬かぶり、鼻にたばこで、踊ってしまった。
昔、白鳥神社奉納演劇祭で、練習して、踊ったことがある。
２０年振り位だろうか、踊っているうちに思い出してきた。
“すずめ１００まで踊り忘れず”とまではゆかないが、楽しく思い出した。
♪ 出雲名物 荷物にゃならぬ 聞いてお帰り 安来節 ♪
お土産は、文句なしに“どじょう掬いまんじゅう”であった。
これは荷物になった 寅次郎
誰でしょう？
2008年10月28日
「島根遊山」
松江城から出雲に向かう途中に、宍道湖（しんじこ）がある。
まともには読めない文字である。
ここは今、ＮＨＫ昼のドラマ“だんだん”の舞台である。
その“だんだん”が解らなかった。“ありがとう”と言う方言とか。
その宍道湖に浮かぶ小さな“嫁ヶ島”に悲しい伝説。
姑にいじめられた若嫁が、寒さに凍った湖上を実家に帰る途中、氷が割れて水死。
それを哀れんだ湖の神様が、一夜にして島を浮かび上がらせたと言う。
うちの山の神が飛び込んでも、このような美しい島は、浮かぶだろうか？
日本の夕日・１００選に選ばれている。
出雲大社は昨日書いたから、その次へ。
出雲大社から、稲佐浜へ。
この浜は、全国八百万の神達が上陸し、大社に向かう“神迎神事”行われる所とか。
全国、渚１００選に選ばれていると言う。
この海岸を走り、半島の先端、日御碕（ひのみさき）に行く。これも読めない。
日御碕灯台があるが、約１００余年前に造られたもので、石を積んでできている。
頂上までラセン階段を上ってみたが、日本海を一望可。朝鮮が見えた・・・？
その近くに、朱塗り鮮やかな、日御碕神社がある。
歴史は古く、出雲大社の祖神（おやがみ）様と言われている。
創建のいわれは、伊勢神宮が「日の本の昼を守れ」に対し、
日御碕神社は「日の本の夜を守れ」と勅命を受けたとか。
出雲は、縁結びの神があり、夜を守る神社がある。
ここは、“人造り”発祥の地かも知れない。
ロマンを感じる「だんだん」 寅次郎
まともには読めない文字である。
ここは今、ＮＨＫ昼のドラマ“だんだん”の舞台である。
その“だんだん”が解らなかった。“ありがとう”と言う方言とか。
その宍道湖に浮かぶ小さな“嫁ヶ島”に悲しい伝説。
姑にいじめられた若嫁が、寒さに凍った湖上を実家に帰る途中、氷が割れて水死。
それを哀れんだ湖の神様が、一夜にして島を浮かび上がらせたと言う。
うちの山の神が飛び込んでも、このような美しい島は、浮かぶだろうか？
日本の夕日・１００選に選ばれている。
出雲大社は昨日書いたから、その次へ。
出雲大社から、稲佐浜へ。
この浜は、全国八百万の神達が上陸し、大社に向かう“神迎神事”行われる所とか。
全国、渚１００選に選ばれていると言う。
この海岸を走り、半島の先端、日御碕（ひのみさき）に行く。これも読めない。
日御碕灯台があるが、約１００余年前に造られたもので、石を積んでできている。
頂上までラセン階段を上ってみたが、日本海を一望可。朝鮮が見えた・・・？
その近くに、朱塗り鮮やかな、日御碕神社がある。
歴史は古く、出雲大社の祖神（おやがみ）様と言われている。
創建のいわれは、伊勢神宮が「日の本の昼を守れ」に対し、
日御碕神社は「日の本の夜を守れ」と勅命を受けたとか。
出雲は、縁結びの神があり、夜を守る神社がある。
ここは、“人造り”発祥の地かも知れない。
ロマンを感じる「だんだん」 寅次郎
2008年10月27日
「消えた財布」
1年1回の楽しい旅の始まりで、友人にアクシデント。
大山平原ゴルフクラブで、僅かの隙に、その友人の財布が消えた。
ロッカーで着替えの途中、我慢できず用足しに行った僅かの時間。
ロッカーを開けたまま、バックの上に財布は置いたままで、僅か数分の間の出来事。
中身は免許証、健康保険証等と現金十数万円。
即座に、フロントへ申し出ておいたが、出てくることはなかった。
自分が管理をしっかりしなった事が最大の原因だと自戒はするが・・・。
ゴルフは紳士淑女のスポーツの筈だ。
審判はいなく、全て自分が申告する、他に例のないスポーツだ。
取った人は、目の前に財布がある。
素通りできず、つい手が出たのだろう・・・か。
その日は、余程、自分のスコアーが悪かったのだろうか？
握りで、総払いだったのだろうか？
何とも、淋しい、貧しい想像しか出来ないのだ。
一時的に、お金は手に出来ても、気持は良いものとは思えない。
取った人は、この先、このゴルフ場でプレーするたびに思い出すだろう。
そして、いいショット、良いプレーは出来ないだろう。
最近、大概のゴルフ場には、貴重品預け入れのセーフテーボックスがある。
ジェントルマンスポーツのゴルフ場に、それらがあること自体、淋しいことではないか。
今回の楽しい旅で、唯一悲しいことであった。
いわんや悪人をや・と言うが、許せない 寅次郎
大山平原ゴルフクラブで、僅かの隙に、その友人の財布が消えた。
ロッカーで着替えの途中、我慢できず用足しに行った僅かの時間。
ロッカーを開けたまま、バックの上に財布は置いたままで、僅か数分の間の出来事。
中身は免許証、健康保険証等と現金十数万円。
即座に、フロントへ申し出ておいたが、出てくることはなかった。
自分が管理をしっかりしなった事が最大の原因だと自戒はするが・・・。
ゴルフは紳士淑女のスポーツの筈だ。
審判はいなく、全て自分が申告する、他に例のないスポーツだ。
取った人は、目の前に財布がある。
素通りできず、つい手が出たのだろう・・・か。
その日は、余程、自分のスコアーが悪かったのだろうか？
握りで、総払いだったのだろうか？
何とも、淋しい、貧しい想像しか出来ないのだ。
一時的に、お金は手に出来ても、気持は良いものとは思えない。
取った人は、この先、このゴルフ場でプレーするたびに思い出すだろう。
そして、いいショット、良いプレーは出来ないだろう。
最近、大概のゴルフ場には、貴重品預け入れのセーフテーボックスがある。
ジェントルマンスポーツのゴルフ場に、それらがあること自体、淋しいことではないか。
今回の楽しい旅で、唯一悲しいことであった。
いわんや悪人をや・と言うが、許せない 寅次郎
2008年10月26日
「出雲大社」
♪わしがお国で 自慢なものは 出雲大社に 安来節 ｱﾗ､ｴｯｻｯｻｰ♪
十月の別称は神無月。
これは10月に日本中の神様が、出雲の国に集まり、サミットを開きます。
他の国は、神様が留守になってしまうから“神無月”。
神様の集まる出雲の国では、反対に10月は神在月（かみありづき）と呼ばれている。
このサミットは旧暦の10月11日から17日までの間、出雲大社で開かれる。
この神様サミットの始まりは、大国主神が日本の国土を開発し、その時、自分の息子や娘を各地に配置し、その地を管理させたらしい。
子供たちは年に1度出雲の国に戻り、父親である大国主神にその年の出来事を報告し、来年の予定を打ち合わせするようになったとの事。
後に大国主神系以外の天照大神系の神様も出雲へ来るようになったらしい。
いろいろな事が議題になるらしい。
今年は、世界金融恐慌、食の安全等かと思ったが、これは人間共の問題でノー！
一般的には人の運命について話し合われるらしい。
なかでも誰と誰を結婚させるか、等と言うことが議題になるらしい。
遠く離れた者同士が結婚するようなケースは、この会議の結果からだと言う。
出雲大社は縁結びの神様だ、と言われるのはここからきている。
日本の国土を開発したと言う事で、元日本国土開発の我々も出雲入りした。
加えて、結婚を渋っている息子共を抱えて居る事情もあって・・・。
酔っ払い集団は、中には入れてもらえず、外から拝んできただけに終わった。
此処での参拝の仕方は、二礼四拍手一礼だと言うのも初聞き。
始めて行ったが、伊勢神宮とは、趣の違った、開放的な神社だと感じた。
“出雲そば”に“地酒・千代むすび”は、今も舌に残る 寅次郎
十月の別称は神無月。
これは10月に日本中の神様が、出雲の国に集まり、サミットを開きます。
他の国は、神様が留守になってしまうから“神無月”。
神様の集まる出雲の国では、反対に10月は神在月（かみありづき）と呼ばれている。
このサミットは旧暦の10月11日から17日までの間、出雲大社で開かれる。
この神様サミットの始まりは、大国主神が日本の国土を開発し、その時、自分の息子や娘を各地に配置し、その地を管理させたらしい。
子供たちは年に1度出雲の国に戻り、父親である大国主神にその年の出来事を報告し、来年の予定を打ち合わせするようになったとの事。
後に大国主神系以外の天照大神系の神様も出雲へ来るようになったらしい。
いろいろな事が議題になるらしい。
今年は、世界金融恐慌、食の安全等かと思ったが、これは人間共の問題でノー！
一般的には人の運命について話し合われるらしい。
なかでも誰と誰を結婚させるか、等と言うことが議題になるらしい。
遠く離れた者同士が結婚するようなケースは、この会議の結果からだと言う。
出雲大社は縁結びの神様だ、と言われるのはここからきている。
日本の国土を開発したと言う事で、元日本国土開発の我々も出雲入りした。
加えて、結婚を渋っている息子共を抱えて居る事情もあって・・・。
酔っ払い集団は、中には入れてもらえず、外から拝んできただけに終わった。
此処での参拝の仕方は、二礼四拍手一礼だと言うのも初聞き。
始めて行ったが、伊勢神宮とは、趣の違った、開放的な神社だと感じた。
“出雲そば”に“地酒・千代むすび”は、今も舌に残る 寅次郎
2008年10月25日
「山川弘至記念館」
この記念館は、郡上市高鷲町切立にある。
今回、この記念館の増築に携わることになり、２５日、その地鎮祭に出席した。
故山川弘至氏は国学者詩人である。
大正５年、高鷲に生まれ、国学院に学び、折口信夫に師事。
太平洋戦争終戦の４日前に、台湾で戦死、２８歳の若さ。
それまでに数多くの著名人との交流があり、その文献等が展示してある。
初めて中を拝見させていただいたが、驚きである。
萩原朔太郎、川端康成、佐藤春夫、金田一京助、太宰治、棟方志功・・・etc。
詳しくは、表題の「山川弘至記念館」をご覧ください。
地鎮祭には、未亡人の山川京子様、館長の山川清至様、ご兄弟の充夫様、敏子様がご出席。
神主は、山川京子主宰に代わって、門下生で新職でもあられる野田安平氏が努められた。
この地方の、やり方と違った飾り付けや、文学的な祝詞は、興味深く心打たれる。
野田氏は山川弘至氏の資料整理もなされている由。
未亡人・山川京子様は松本清張氏のお身内と伺ったが、詳細は聞き洩らした。
京子夫人は神前玉櫛奉奠で、二礼四拍手一礼で参拝された。
拙者、昨日、出雲にて、出雲は二礼四拍手一礼だと教わり、それで参拝してきたばかり。
今日突然、社長の名代で出た地鎮祭、何か因縁の深さ見たいなものを、一瞬感じた。
その他、小生も辞世の句を収集しているので、いろいろとお話を拝聴してきた。
この草深い、郡上の山奥にも、高邁な文学者の存在を知りびっくり。
もっと広く、知らしめるべきではないかと思い、地鎮の鍬をふるった。
工事をする間に、じっくりと見せていただきたいと思う。
秋空の下、直会の地酒“長良川”が胃に浸みた 寅次郎
今回、この記念館の増築に携わることになり、２５日、その地鎮祭に出席した。
故山川弘至氏は国学者詩人である。
大正５年、高鷲に生まれ、国学院に学び、折口信夫に師事。
太平洋戦争終戦の４日前に、台湾で戦死、２８歳の若さ。
それまでに数多くの著名人との交流があり、その文献等が展示してある。
初めて中を拝見させていただいたが、驚きである。
萩原朔太郎、川端康成、佐藤春夫、金田一京助、太宰治、棟方志功・・・etc。
詳しくは、表題の「山川弘至記念館」をご覧ください。
地鎮祭には、未亡人の山川京子様、館長の山川清至様、ご兄弟の充夫様、敏子様がご出席。
神主は、山川京子主宰に代わって、門下生で新職でもあられる野田安平氏が努められた。
この地方の、やり方と違った飾り付けや、文学的な祝詞は、興味深く心打たれる。
野田氏は山川弘至氏の資料整理もなされている由。
未亡人・山川京子様は松本清張氏のお身内と伺ったが、詳細は聞き洩らした。
京子夫人は神前玉櫛奉奠で、二礼四拍手一礼で参拝された。
拙者、昨日、出雲にて、出雲は二礼四拍手一礼だと教わり、それで参拝してきたばかり。
今日突然、社長の名代で出た地鎮祭、何か因縁の深さ見たいなものを、一瞬感じた。
その他、小生も辞世の句を収集しているので、いろいろとお話を拝聴してきた。
この草深い、郡上の山奥にも、高邁な文学者の存在を知りびっくり。
もっと広く、知らしめるべきではないかと思い、地鎮の鍬をふるった。
工事をする間に、じっくりと見せていただきたいと思う。
秋空の下、直会の地酒“長良川”が胃に浸みた 寅次郎
2008年10月24日
「新幹線会０８」
今年は１０月２２日２３日２４日。
ステージは神話の国・山陰。
日本中の神様が出雲に集まる月に、我々新幹線会も仲間に入れてもらった。
「幹線会 神の会議だと お神酒漬け」
２２日はセントレアから空路、米子に乗り込む。
午後は鳥取の観光〜ゲゲゲの鬼太郎・大山寺。
２３日は大山平原GCで熱い戦い〜病み上がりが制した。
そして今、皆生温泉で書いている。
皆生温泉・菊乃屋のロビーには、ご自由にお使い下さいとＰＣが置いてあった。
朝、気がついて、急遽書き始めたが、時間がない。
出発時間が来たので、ここまでにして次の観光に向かう。
従ってここから先は、家に帰ってからの文章だ。
まず、松江城に向かった。たかが地方の小城と思っていた。
知らないと言うことは、貧しく、恥ずかしいことである。
俺が今まで見てきた姫路城、彦根城、松本城に肩を並べるものだ。
天守閣もいいが、全体が広く、大きいし、石垣もいい。
周りは塩見縄手の武家屋敷、小泉八雲記念館に堀川めぐりと歴史が楽しめる。
ここも駆け足だったが、いつかじっくりと来るところだ。
この先は、出雲大社、日御碕、出雲文化伝承館と見て回った。
出雲駅の玄関は出雲大社の形なのは、さすがだ。
そこから山陰線で米子に戻り、米子空港から、セントレアに戻った。
天下の山陰線が、単線だとは知らなかった。
そうゆう面での開発は遅れているが、歴史的にはすごいものがあると驚いた。
東京は威張っているが、歴史的には、問題にならない。
外国もいいが、日本でまだまだ見知らぬ所、いい所が沢山ある。
個々については、おいおい思い出しながら、書きたいと思う。
「山陰に 集う初老に 山紅し」 寅次郎
ステージは神話の国・山陰。
日本中の神様が出雲に集まる月に、我々新幹線会も仲間に入れてもらった。
「幹線会 神の会議だと お神酒漬け」
２２日はセントレアから空路、米子に乗り込む。
午後は鳥取の観光〜ゲゲゲの鬼太郎・大山寺。
２３日は大山平原GCで熱い戦い〜病み上がりが制した。
そして今、皆生温泉で書いている。
皆生温泉・菊乃屋のロビーには、ご自由にお使い下さいとＰＣが置いてあった。
朝、気がついて、急遽書き始めたが、時間がない。
出発時間が来たので、ここまでにして次の観光に向かう。
従ってここから先は、家に帰ってからの文章だ。
まず、松江城に向かった。たかが地方の小城と思っていた。
知らないと言うことは、貧しく、恥ずかしいことである。
俺が今まで見てきた姫路城、彦根城、松本城に肩を並べるものだ。
天守閣もいいが、全体が広く、大きいし、石垣もいい。
周りは塩見縄手の武家屋敷、小泉八雲記念館に堀川めぐりと歴史が楽しめる。
ここも駆け足だったが、いつかじっくりと来るところだ。
この先は、出雲大社、日御碕、出雲文化伝承館と見て回った。
出雲駅の玄関は出雲大社の形なのは、さすがだ。
そこから山陰線で米子に戻り、米子空港から、セントレアに戻った。
天下の山陰線が、単線だとは知らなかった。
そうゆう面での開発は遅れているが、歴史的にはすごいものがあると驚いた。
東京は威張っているが、歴史的には、問題にならない。
外国もいいが、日本でまだまだ見知らぬ所、いい所が沢山ある。
個々については、おいおい思い出しながら、書きたいと思う。
「山陰に 集う初老に 山紅し」 寅次郎
2008年10月23日
「大山を制す」
大山国立公園の裾野に広がる、山陰の名門・大山平原ゴルフクラブ。
過去に日本シニア、関西プロ等が闘われた、コースレート７３のチャンピオンコース。
難コースに加えて、今日は風が渦巻き、時折スコール気味の雨が降る。
昭和５１年に、我が日本国土開発ＫＫが造り上げたものだと聞いた。
相手と戦い、コースと戦い、自然と戦い、これを制した者の名は岐阜の土建屋寅次郎！
優勝候補は地元の“談合や益栄”であったが接待ゴルフになったようだ。
その他、関東勢も多数参加したが、参加しただけの、枯れ木集団であった。
ゴルフを終えて、山陰の清水寺（天台宗）に参拝。
１４００年の歴史と伝統を誇る名刹、厄払いの寺として名高い。
全盛時は４８坊を数えたと言うが、尼子、毛利の戦いに巻き込まれ全焼。
以後、毛利から松江藩により、今日の伽藍に再興されたと言う。
京都の清水寺は土台が木組み、ここは石積みで、形が何となく似ている。
広さや規模は、ここの方が断然上だと思う。
時間がなく、駆け足参拝だったが、ゆっくりと来たいものである。
山陰二日目の宿は、皆生温泉「菊の家」にわらじを脱ぐ。
ここで総勢１４名の、好例（高齢）による、昔に戻る大騒ぎ大宴会が挙行された。
酒が入ると、すぐに昔の２０代、３０代になってしまう。
飲む、喰う、語る、歌う、踊る、跳ねる、わめく・・・でもまだ泣く奴はいねぇか。
最終組は午前１時まで飲んで、愚図り、挙句の果てに寝場所解らず。
日頃、いかに山の神に、虐げられているかの証明である。
この“新幹線会”は永遠に不滅であると信じている恐妻家組合員でもある。
今宵はこれにて、安らかにお眠りください 寅次郎
過去に日本シニア、関西プロ等が闘われた、コースレート７３のチャンピオンコース。
難コースに加えて、今日は風が渦巻き、時折スコール気味の雨が降る。
昭和５１年に、我が日本国土開発ＫＫが造り上げたものだと聞いた。
相手と戦い、コースと戦い、自然と戦い、これを制した者の名は岐阜の土建屋寅次郎！
優勝候補は地元の“談合や益栄”であったが接待ゴルフになったようだ。
その他、関東勢も多数参加したが、参加しただけの、枯れ木集団であった。
ゴルフを終えて、山陰の清水寺（天台宗）に参拝。
１４００年の歴史と伝統を誇る名刹、厄払いの寺として名高い。
全盛時は４８坊を数えたと言うが、尼子、毛利の戦いに巻き込まれ全焼。
以後、毛利から松江藩により、今日の伽藍に再興されたと言う。
京都の清水寺は土台が木組み、ここは石積みで、形が何となく似ている。
広さや規模は、ここの方が断然上だと思う。
時間がなく、駆け足参拝だったが、ゆっくりと来たいものである。
山陰二日目の宿は、皆生温泉「菊の家」にわらじを脱ぐ。
ここで総勢１４名の、好例（高齢）による、昔に戻る大騒ぎ大宴会が挙行された。
酒が入ると、すぐに昔の２０代、３０代になってしまう。
飲む、喰う、語る、歌う、踊る、跳ねる、わめく・・・でもまだ泣く奴はいねぇか。
最終組は午前１時まで飲んで、愚図り、挙句の果てに寝場所解らず。
日頃、いかに山の神に、虐げられているかの証明である。
この“新幹線会”は永遠に不滅であると信じている恐妻家組合員でもある。
今宵はこれにて、安らかにお眠りください 寅次郎
2008年10月22日
「鳥取へ」
「鳥取へ」
横浜で東海道新幹線を造った頃の悪ガキの集まりが今年もあった。
昨年は有馬温泉で小野グランドゴルフクラブだった。
今年の舞台は、神話の国・山陰、大山平原ＧＣと皆生温泉。
セントレアをプロペラ機で飛び立ち、１時間弱で米子空港へ、初の鳥取入り。
関東組の悪たれ共も、同じころ到着し、空港でまずは乾杯！
昼の腹ごしらえをして、米子近辺の観光に出発。
まずは魚と鬼太郎の街・境港港。
ここは”ゲゲゲの鬼太郎”で有名な漫画家・水木しげるの出身地。
水木しげるロードには、漫画に出てくる妖怪達のブロンズ像迎えてくれる。
妖怪神社あり、記念館あり、鬼太郎一族一色で、楽しい街つくりが出来ている。
もう少し、真剣にマンガを見てから行くべきだったと、少し後悔。
次に大山(1709m)に向かう。大山隠岐国立公園となっている。
なぜ大山をダイセンと読むか？と聞く、酔っ払いで暇な者がいた。
中国、朝鮮からの仏教伝来に由来するらしく、山陰特有との事。
そう言えば、この地方では、まともに読めない漢字が多い。
今ＮＨＫドラマ”だんだん”の宍道湖、伯耆、
大山は日本名峰のベスト３とか。富士山、槍ヶ岳、大山らしい。
昔ながらの石畳道を登り、大山北壁を見たが、素晴らしかった
そこで二人の女性に出会い、軟派を試みたら、快く乗って来た。
今宵、宿に来ると言う、あまり信じなかったが、ドレスアップしてあらわれた。
宴会で、出雲名物”安来節”を歌い、踊り、教えてくれた。
なんでも、昔、東京浅草の木馬館に出ていた、コロンビアの歌手とか。
袖すり合うも多生の縁、つまずく石も縁の端くれ・・・楽しい御縁であった。
負けずに歌い、踊った 寅次郎
横浜で東海道新幹線を造った頃の悪ガキの集まりが今年もあった。
昨年は有馬温泉で小野グランドゴルフクラブだった。
今年の舞台は、神話の国・山陰、大山平原ＧＣと皆生温泉。
セントレアをプロペラ機で飛び立ち、１時間弱で米子空港へ、初の鳥取入り。
関東組の悪たれ共も、同じころ到着し、空港でまずは乾杯！
昼の腹ごしらえをして、米子近辺の観光に出発。
まずは魚と鬼太郎の街・境港港。
ここは”ゲゲゲの鬼太郎”で有名な漫画家・水木しげるの出身地。
水木しげるロードには、漫画に出てくる妖怪達のブロンズ像迎えてくれる。
妖怪神社あり、記念館あり、鬼太郎一族一色で、楽しい街つくりが出来ている。
もう少し、真剣にマンガを見てから行くべきだったと、少し後悔。
次に大山(1709m)に向かう。大山隠岐国立公園となっている。
なぜ大山をダイセンと読むか？と聞く、酔っ払いで暇な者がいた。
中国、朝鮮からの仏教伝来に由来するらしく、山陰特有との事。
そう言えば、この地方では、まともに読めない漢字が多い。
今ＮＨＫドラマ”だんだん”の宍道湖、伯耆、
大山は日本名峰のベスト３とか。富士山、槍ヶ岳、大山らしい。
昔ながらの石畳道を登り、大山北壁を見たが、素晴らしかった
そこで二人の女性に出会い、軟派を試みたら、快く乗って来た。
今宵、宿に来ると言う、あまり信じなかったが、ドレスアップしてあらわれた。
宴会で、出雲名物”安来節”を歌い、踊り、教えてくれた。
なんでも、昔、東京浅草の木馬館に出ていた、コロンビアの歌手とか。
袖すり合うも多生の縁、つまずく石も縁の端くれ・・・楽しい御縁であった。
負けずに歌い、踊った 寅次郎
2008年10月21日
「頭脳勝負」
１０月１７日のブログ「虎の涙」でＪ・Ｆ・Ｋは悲劇だと書いた。
ゲネデー(JFK)しかり、阪神のJFK、共に最後は悲劇で終わっている。
１０月２０日夜、クライマックスシリーズをかけて阪神、中日が激突。
最終回ツーアウトまで、双方ともにゼロゼロ。
引き分ければ、阪神の勝利と言う場面。
阪神は藤川、中日はウッヅ、ツースリーまでもつれた。
藤川はそれまで全部、直球で押してきたが、粘られた。
最後はフォークでいいと思った。外れてもフォアボールだ。
ところがストレートが、ど真ん中に入って、レフトスタンドへ・・・・。
新聞は“力負け”と書いたが、これは“頭脳負け”だ。
藤川のストレート過信から来る、何物でもない。
シーズン中でも、これと同じ場面を何度も見てきた。
矢野のサインに首を振り、ストレートを打たれている。
勝負は勝って、何んぼのもんだ。
藤川はまだまだ青い。ひよ子だ。子供だ。
２１日の朝刊は、虎の「悲劇」と見出しを付けた。
俺の１７日のブログを読んだ訳でもあるまいが。
岡田は負けて引退すればいいけれど、俺達は阪神フアンを引退できない。
複雑だ・・・・寅次郎
ゲネデー(JFK)しかり、阪神のJFK、共に最後は悲劇で終わっている。
１０月２０日夜、クライマックスシリーズをかけて阪神、中日が激突。
最終回ツーアウトまで、双方ともにゼロゼロ。
引き分ければ、阪神の勝利と言う場面。
阪神は藤川、中日はウッヅ、ツースリーまでもつれた。
藤川はそれまで全部、直球で押してきたが、粘られた。
最後はフォークでいいと思った。外れてもフォアボールだ。
ところがストレートが、ど真ん中に入って、レフトスタンドへ・・・・。
新聞は“力負け”と書いたが、これは“頭脳負け”だ。
藤川のストレート過信から来る、何物でもない。
シーズン中でも、これと同じ場面を何度も見てきた。
矢野のサインに首を振り、ストレートを打たれている。
勝負は勝って、何んぼのもんだ。
藤川はまだまだ青い。ひよ子だ。子供だ。
２１日の朝刊は、虎の「悲劇」と見出しを付けた。
俺の１７日のブログを読んだ訳でもあるまいが。
岡田は負けて引退すればいいけれど、俺達は阪神フアンを引退できない。
複雑だ・・・・寅次郎
2008年10月20日
「もみじカップ・�供�
恒例の大懇親会には、参議院議員・藤井孝男先生に、ご臨席いただいた。
先生曰く「私も有資格者になるので、来年はグランドに立ちたい・・・」と。
でも簡単には選手になれません。
テストがあります。練習があります。飲みニケーションがあります。
高額な選手契約は出来ません、と、ハードルは高いのです。
「でも私は運動不足ではありません、運動は常にやっています・・・選挙の」と。
今年の決勝は北陸シリーズとなった。
石川県の白山クラブと福井県のシルバー宝永が激突。
打力に勝る白山クラブが、二回目の栄冠！おめでとう！
東海北陸自動車道がこの夏、飛騨トンネル貫通により全線開通となった。
北陸からのアクセスが非常に良くなり、北陸アピールの大会になったのか。
今回の賞状は、東海北陸自動車道全線開通を入れてデザインした。
春のさくらカップ、秋のもみじカップは、東海北陸６県が対象である。
将来来るであろう、道州制を先取りした大会でもある、と自負。
病みあがりも、三試合消化して、ややバテ気味。
体がギシギシ言っている 寅次郎
先生曰く「私も有資格者になるので、来年はグランドに立ちたい・・・」と。
でも簡単には選手になれません。
テストがあります。練習があります。飲みニケーションがあります。
高額な選手契約は出来ません、と、ハードルは高いのです。
「でも私は運動不足ではありません、運動は常にやっています・・・選挙の」と。
今年の決勝は北陸シリーズとなった。
石川県の白山クラブと福井県のシルバー宝永が激突。
打力に勝る白山クラブが、二回目の栄冠！おめでとう！
東海北陸自動車道がこの夏、飛騨トンネル貫通により全線開通となった。
北陸からのアクセスが非常に良くなり、北陸アピールの大会になったのか。
今回の賞状は、東海北陸自動車道全線開通を入れてデザインした。
春のさくらカップ、秋のもみじカップは、東海北陸６県が対象である。
将来来るであろう、道州制を先取りした大会でもある、と自負。
病みあがりも、三試合消化して、ややバテ気味。
体がギシギシ言っている 寅次郎
2008年10月19日
「もみじカップ」
第６回 もみじカップ 東海北陸６県ハイシニアソフトボール大会が始まった。
各県から１６チーム、２５０余名が集い、熱戦の火ぶたを切られた。
初日の第二試合、地元白鳥と中津川の試合でアクシデント発生。
中津川の攻撃中、走者が三塁へ果敢にスライデング！
間一髪、セーフ！
ところが走者は、スライデングしたまま起き上がれない。
右足足首上が完全に折れて、足首は反対方向を向いている。
必死に両手で足を押えて、苦悶の表情。
即、救急車を呼んで、病院へ。
試合は、その時点でドローとなった。
春のさくらカップ１２回、秋のもみじカップ６回開催してきて初めてけが人を出した。
誠に残念であるが、今回の負傷者は６８歳である。
そのファイト溢れるプレーに、心より賛意を表したい。
一日も早いご回復を、選手一同、お祈りいたします。
試合の経過は、ベストエイトに勝ち残ったチームは、全て他県。
岐阜県勢は、枕を揃えての討ち死に。
けがを恐れぬ、ファイトが足らないのであろうか？
病み上がりヒットを打ったぞ！ 寅次郎
各県から１６チーム、２５０余名が集い、熱戦の火ぶたを切られた。
初日の第二試合、地元白鳥と中津川の試合でアクシデント発生。
中津川の攻撃中、走者が三塁へ果敢にスライデング！
間一髪、セーフ！
ところが走者は、スライデングしたまま起き上がれない。
右足足首上が完全に折れて、足首は反対方向を向いている。
必死に両手で足を押えて、苦悶の表情。
即、救急車を呼んで、病院へ。
試合は、その時点でドローとなった。
春のさくらカップ１２回、秋のもみじカップ６回開催してきて初めてけが人を出した。
誠に残念であるが、今回の負傷者は６８歳である。
そのファイト溢れるプレーに、心より賛意を表したい。
一日も早いご回復を、選手一同、お祈りいたします。
試合の経過は、ベストエイトに勝ち残ったチームは、全て他県。
岐阜県勢は、枕を揃えての討ち死に。
けがを恐れぬ、ファイトが足らないのであろうか？
病み上がりヒットを打ったぞ！ 寅次郎
2008年10月17日
「虎の涙」
秋の入り口までは、２位との差が１３ゲームあった。
ところが１０月の中にきて、逆転され、リーグ優勝は消えた。
折しも、アメリカは金融の大恐慌が吹き荒れ、世界中に波及。
アメリカが咳をすれば、日本は風邪をひくと言われるが・・・。
阪神もその余波か？
あれほどあった貯金が無くなってしまって、２位に転落。
この夏の終わりに、気の早い人は“阪神優勝おめでとう！”と言って酒をくれた。
今更、返すことも出来ず困惑。
巨人の優勝の決まった翌日、また酒が届いた。
“虎の涙”と言う焼酎。
「岡田監督辞任！」と言う大見出しが、新聞に躍っている。
阪神勝利の方程式“Ｊ・Ｆ・Ｋ”は岡田監督が創ったものだ。
でも、この方程式での優勝は一度もない。
第３５代アメリカ大統領・ジョン・フッジラルド・ケネデーもＪ･Ｆ・Ｋだ。
両者の共通項は「最後がダメ」な事だ。
阪神もケネデーも途中までは、素晴らしい！希望があった！夢を与えた！
だが、最後は“悲劇”で終わる。
来年からは、別の方程式を創ろう。
ラミレス・グライシンガー・クルーン・谷・小笠原の、拉致方程式では恥ずかしい。
「貯金ゼロ 金融恐慌 秋の虎」 寅次郎
ところが１０月の中にきて、逆転され、リーグ優勝は消えた。
折しも、アメリカは金融の大恐慌が吹き荒れ、世界中に波及。
アメリカが咳をすれば、日本は風邪をひくと言われるが・・・。
阪神もその余波か？
あれほどあった貯金が無くなってしまって、２位に転落。
この夏の終わりに、気の早い人は“阪神優勝おめでとう！”と言って酒をくれた。
今更、返すことも出来ず困惑。
巨人の優勝の決まった翌日、また酒が届いた。
“虎の涙”と言う焼酎。
「岡田監督辞任！」と言う大見出しが、新聞に躍っている。
阪神勝利の方程式“Ｊ・Ｆ・Ｋ”は岡田監督が創ったものだ。
でも、この方程式での優勝は一度もない。
第３５代アメリカ大統領・ジョン・フッジラルド・ケネデーもＪ･Ｆ・Ｋだ。
両者の共通項は「最後がダメ」な事だ。
阪神もケネデーも途中までは、素晴らしい！希望があった！夢を与えた！
だが、最後は“悲劇”で終わる。
来年からは、別の方程式を創ろう。
ラミレス・グライシンガー・クルーン・谷・小笠原の、拉致方程式では恥ずかしい。
「貯金ゼロ 金融恐慌 秋の虎」 寅次郎
2008年10月15日
「名門・朱鷺の台」
久々にジェントルマンシップが漂うゴルフ場だった。
ゴルフ場が少ない頃は、何処に行っても、この雰囲気はあった。
いわゆるマナーが、ごく自然に守られていて、物静かで威厳があった。
ゴルフ場が沢山出来、大衆化されてきて、この雰囲気はなくなった。
一番顕著に感じられたのが風呂場。
使い終わった洗面器はきちんと伏せて、座イスにかぶせて出てゆく。
年配の人達は、きちんとやっておられた。
これはバンカーと同じ事。
後から来る人に対しての、礼儀である。
クラブハウスの中では、きちんと帽子を脱いでいた。
それらを出来ないのは、悲しいかな我が団体の諸侯、と見たが如何に？
加えて、グリーン上のディボットを直す人も少ない。
フェアウエイ等は１００％近く、芝を戻していない。
エチケット委員会の張り紙が、伝統を守ろうと注意を呼び掛けていた。
今、これほどの注意を促しているゴルフ場は少ない。
全体的に、メンバーシップが薄らいでいるせいもあろう。
経営難で少しでも多くのお客さんに来てもらいた。
少しばかりのマナーの悪さには目をつぶろう、と言う姿勢だと思う。
その結果、スコア優先、競争、勝負が最優先と言う輩が目立つのが淋しい。
相手に、不愉快な思いをさせない。
この人とならば、何時も楽しくラウンドができる。
そうありたい、と思いつつプレーをしている積りではいるが・・・。
朱に交わると、すぐに赤くなってしまう、情けない 寅次郎
ゴルフ場が少ない頃は、何処に行っても、この雰囲気はあった。
いわゆるマナーが、ごく自然に守られていて、物静かで威厳があった。
ゴルフ場が沢山出来、大衆化されてきて、この雰囲気はなくなった。
一番顕著に感じられたのが風呂場。
使い終わった洗面器はきちんと伏せて、座イスにかぶせて出てゆく。
年配の人達は、きちんとやっておられた。
これはバンカーと同じ事。
後から来る人に対しての、礼儀である。
クラブハウスの中では、きちんと帽子を脱いでいた。
それらを出来ないのは、悲しいかな我が団体の諸侯、と見たが如何に？
加えて、グリーン上のディボットを直す人も少ない。
フェアウエイ等は１００％近く、芝を戻していない。
エチケット委員会の張り紙が、伝統を守ろうと注意を呼び掛けていた。
今、これほどの注意を促しているゴルフ場は少ない。
全体的に、メンバーシップが薄らいでいるせいもあろう。
経営難で少しでも多くのお客さんに来てもらいた。
少しばかりのマナーの悪さには目をつぶろう、と言う姿勢だと思う。
その結果、スコア優先、競争、勝負が最優先と言う輩が目立つのが淋しい。
相手に、不愉快な思いをさせない。
この人とならば、何時も楽しくラウンドができる。
そうありたい、と思いつつプレーをしている積りではいるが・・・。
朱に交わると、すぐに赤くなってしまう、情けない 寅次郎
2008年10月13日
「休養明け・二戦目」
競馬の世界では、休養明け二戦目の馬は、買いだ！・・・が鉄則。
元気にフェアウエーを歩けるだけで満足だ。
スコアなんかは、この際、度外視することだ。
こう悟りを開いて、昨晩は床に就いた。
明けて、今日の舞台は、北陸の名門、朱鷺の台カントリークラブ。
多くのバンカー、常に変化する風、小さな砲台グリーン・・・。
２２年間のミズノオープンで、数々の名勝負が生まれた。
一流のプロ達が認める日本有数の難コース。
杉原、尾崎、中島、森口、徐阿玉、小林浩美等々幾多の名選手が覇を競った所。
加えて、ここへは１０年ほど前に一度来ている。
友達の羽土君のドライバーが強烈にフックして、木の上に休んでいたカラスを射落とした。
一旦はカラスも地に落ちたが、暫くして飛び立っていった事が強烈に残っている。
飛ぶ鳥を落とした訳でもないが、以後、彼の成績は下落の一途。
最近はゴルフから足を洗い、カラスの供養に専念とか？
それはさておき、自分の健康に感謝し、欲を捨ててスタートした。
かつての名選手が、コース毎に、色々とアドバイスをしたのが残っている。
勝負は二の次にして、写真を撮りながら、楽しくラウンドした。
最終ホールはジャンボ尾崎がアドバイスしたと言う長いミドル。
尾崎か・・・自然と力んでしまい、右にスライスしＯB☠！
それでも上がってみたら、９０ではないか！
難コースに、他の者は苦戦をしたようだ。
１オーバーで優勝！競馬も独り勝ち！
休養明け二戦目のジンクスは生きていた、無欲の勝利！
すべてのものに感謝！ 寅次郎
元気にフェアウエーを歩けるだけで満足だ。
スコアなんかは、この際、度外視することだ。
こう悟りを開いて、昨晩は床に就いた。
明けて、今日の舞台は、北陸の名門、朱鷺の台カントリークラブ。
多くのバンカー、常に変化する風、小さな砲台グリーン・・・。
２２年間のミズノオープンで、数々の名勝負が生まれた。
一流のプロ達が認める日本有数の難コース。
杉原、尾崎、中島、森口、徐阿玉、小林浩美等々幾多の名選手が覇を競った所。
加えて、ここへは１０年ほど前に一度来ている。
友達の羽土君のドライバーが強烈にフックして、木の上に休んでいたカラスを射落とした。
一旦はカラスも地に落ちたが、暫くして飛び立っていった事が強烈に残っている。
飛ぶ鳥を落とした訳でもないが、以後、彼の成績は下落の一途。
最近はゴルフから足を洗い、カラスの供養に専念とか？
それはさておき、自分の健康に感謝し、欲を捨ててスタートした。
かつての名選手が、コース毎に、色々とアドバイスをしたのが残っている。
勝負は二の次にして、写真を撮りながら、楽しくラウンドした。
最終ホールはジャンボ尾崎がアドバイスしたと言う長いミドル。
尾崎か・・・自然と力んでしまい、右にスライスしＯB☠！
それでも上がってみたら、９０ではないか！
難コースに、他の者は苦戦をしたようだ。
１オーバーで優勝！競馬も独り勝ち！
休養明け二戦目のジンクスは生きていた、無欲の勝利！
すべてのものに感謝！ 寅次郎
2008年10月11日
「７５日」
人の噂も７５日。
２ヶ月半（７５日）酒とゴルフから離れた。
二つとも、恐る恐るやってみた。
酒の味は、以前とそんなに変わらなかった。
この２ヶ月半、肝臓の奴は、暇でしょうがなかっただろう。
久々にアルコールが入ってきたので、肝臓も興奮をしたのか、酔いは早く回った。
ビールをコップで２杯、焼酎は同じく湯割りを２杯でＳＴＯＰ！
ゴルフは酒の様に、簡単には気分良くはならなかった。
前半は慎重に４４で回り、これはいけそうだと思い後半に・・・。
欲が出たのか、疲れたのか後半は５４、トータルの９８。
何とか１００叩きは免れたが、完全回復はしていなかった。
この年になり、運動における２ヶ月半のブランクは、簡単には埋まらない。
甘いものではない、単純に１０打、ダウンしているのだ。
成績はびりから３番目、ブービーの一歩手前だった。
でも、間違っていれば、半身不随となる身であったのだ。
元気にフェアウエーを歩けるだけで、十分としなければバチが当たる。
五体満足を忘れることなかれ！ 寅次郎
２ヶ月半（７５日）酒とゴルフから離れた。
二つとも、恐る恐るやってみた。
酒の味は、以前とそんなに変わらなかった。
この２ヶ月半、肝臓の奴は、暇でしょうがなかっただろう。
久々にアルコールが入ってきたので、肝臓も興奮をしたのか、酔いは早く回った。
ビールをコップで２杯、焼酎は同じく湯割りを２杯でＳＴＯＰ！
ゴルフは酒の様に、簡単には気分良くはならなかった。
前半は慎重に４４で回り、これはいけそうだと思い後半に・・・。
欲が出たのか、疲れたのか後半は５４、トータルの９８。
何とか１００叩きは免れたが、完全回復はしていなかった。
この年になり、運動における２ヶ月半のブランクは、簡単には埋まらない。
甘いものではない、単純に１０打、ダウンしているのだ。
成績はびりから３番目、ブービーの一歩手前だった。
でも、間違っていれば、半身不随となる身であったのだ。
元気にフェアウエーを歩けるだけで、十分としなければバチが当たる。
五体満足を忘れることなかれ！ 寅次郎
2008年10月09日
「風 車」
ひるがの高原の、とある所に、にぎやかな風車を見た。
飲み干したペットボトルを様々な形に加工している。
色もカラフルで、一本の柱に、沢山取りつけられ、にぎやかに回っている。
この風車、池を取り巻いている。
目的は、池の中に住む魚を守るためらしいが？
このあたりは、夜な夜な、キツネやタヌキの類が出没するらしい。
だいぶ前の冬、外の雪の中に、トンちゃんを冷やしておいて忘れてしまった。
翌日、掘り出しに行ったが、ものの見事にさらわれていた。
自然豊かと言えば豊かだが、油断のならない所でもある。
この風車も、池の魚を守るつもりではあろうが、風があっての話だ。
コンちゃんや、ポン太は、月夜の風のない時を狙うだろう。
この風車の作者は、風車を池の守り神にしたい訳ではない様だ。
この様々な形に変化した風車を、通る人に見てもらいたのが本音の様だ。
それにしても器用なもんだ。
風の力学もなければ、こんなに奇麗には回らないだろう。
液体を入れる容器から、風を入れるモノに変身は見事だ。
命の再生とも言える。
こんな余裕がほしい 寅次郎
飲み干したペットボトルを様々な形に加工している。
色もカラフルで、一本の柱に、沢山取りつけられ、にぎやかに回っている。
この風車、池を取り巻いている。
目的は、池の中に住む魚を守るためらしいが？
このあたりは、夜な夜な、キツネやタヌキの類が出没するらしい。
だいぶ前の冬、外の雪の中に、トンちゃんを冷やしておいて忘れてしまった。
翌日、掘り出しに行ったが、ものの見事にさらわれていた。
自然豊かと言えば豊かだが、油断のならない所でもある。
この風車も、池の魚を守るつもりではあろうが、風があっての話だ。
コンちゃんや、ポン太は、月夜の風のない時を狙うだろう。
この風車の作者は、風車を池の守り神にしたい訳ではない様だ。
この様々な形に変化した風車を、通る人に見てもらいたのが本音の様だ。
それにしても器用なもんだ。
風の力学もなければ、こんなに奇麗には回らないだろう。
液体を入れる容器から、風を入れるモノに変身は見事だ。
命の再生とも言える。
こんな余裕がほしい 寅次郎
2008年10月07日
「秋三首」
朝夕の散歩が日課になってきた。
裏の堤防を一周するのだが２０分から３０分。
デジカメを首にぶら下げ、気が向けば、気の向いたほうに１時間の時もある。
病む前は、ランニング主体のトレーニングであった。
その時は、周りの景色など、一切目に入らなかった。
今はウオーキングだけで、ガツガツやらず、のんびりと、のんびりと・・・。
今まで気が付かなかったモノが見えてきだした。
それをカメラに収め、駄句を捻ってみるのも一趣かと。
「落ち鮎を 狙っているのか サギ一羽」
この鳥がサギなのかは定かでないが、川面をジーと見つめている。
羽の色も白くはない、水面に溶け込むような保護色だ。
狙いすましたハンターに見える。
「コスモスや 風に揺られて 会釈する」
背丈以上のカラフルなコスモスが、小春日和の風に揺れている。
俺が通る時に、盛んに愛嬌を振り撒くかの如く、お辞儀する。
「散歩道 柿の向こうに 枯山水」
毎日、朝夕歩いているのに気がつかなかった。
歩いている所から１５〜６ｍ先の堤防下にある、小さな庭。
堤防脇には柿の木があり、これの色付き具合はよく目に入る。
こればかりが目にとまり、小さな枯山水は見逃してきた。
目立たないのが、枯山水の真髄なのか？
「わびさびの まねごとを知る 秋深し」 寅次郎
裏の堤防を一周するのだが２０分から３０分。
デジカメを首にぶら下げ、気が向けば、気の向いたほうに１時間の時もある。
病む前は、ランニング主体のトレーニングであった。
その時は、周りの景色など、一切目に入らなかった。
今はウオーキングだけで、ガツガツやらず、のんびりと、のんびりと・・・。
今まで気が付かなかったモノが見えてきだした。
それをカメラに収め、駄句を捻ってみるのも一趣かと。
「落ち鮎を 狙っているのか サギ一羽」
この鳥がサギなのかは定かでないが、川面をジーと見つめている。
羽の色も白くはない、水面に溶け込むような保護色だ。
狙いすましたハンターに見える。
「コスモスや 風に揺られて 会釈する」
背丈以上のカラフルなコスモスが、小春日和の風に揺れている。
俺が通る時に、盛んに愛嬌を振り撒くかの如く、お辞儀する。
「散歩道 柿の向こうに 枯山水」
毎日、朝夕歩いているのに気がつかなかった。
歩いている所から１５〜６ｍ先の堤防下にある、小さな庭。
堤防脇には柿の木があり、これの色付き具合はよく目に入る。
こればかりが目にとまり、小さな枯山水は見逃してきた。
目立たないのが、枯山水の真髄なのか？
「わびさびの まねごとを知る 秋深し」 寅次郎
2008年10月05日
「俳人・風天」
関東の上林寅次郎殿から、入院中の暇つぶしにと２冊の本をいただいた。
１冊は、寅さんファンクラブ会長・松井壽一氏と、寅さん関係者との対談集。
「男はつらいよ」の製作スタッフ、関係者、歴代マドンナ、レギュラー出演者、計６５名との対談をまとめたものである。
渥美 清１３回忌（H２０年８月４日）を機に、自費で出版された。
人間・田所康雄、芸名・渥美 清、役名・車寅次郎の凄さが伝わってきます。
素晴らしい人達が、かくも沢山いて、４８作も出来たのだと感銘。
笑いと涙が交錯するものであり、限定版の貴重な本である。
いま１冊は“「風天」・渥美 清のうた”である。
寅さんが俳句を詠む？
一瞬 オヤ？と思ったが、俺にはうなずけるところがあった。
「四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姐ちゃんたちションベン・・・・」
これは寅さんが商売をするときに言う口上で“啖呵売”と言う。
渥美 清が少年時代に、実際に大道で商売をしている香具師から聞いたもの。
それを覚えていて、映画に使ったと言われる。
この流れるような、名調子が渥美の根底を流れていれば、俳句を捻っても不思議はない。
全部で２００余首、発見されたようだ。
“お遍路が 一列に行く 虹の中” 風天
この句は、H２０００年の「カラー版新日本大歳時記」の春の巻に載ったと言う。
これに載ると言う事は、アマチュアでは夢のまた夢で、大変な事らしい。
“赤とんぼ じっとしたまま 明日どうする” 風天
寅さんが、自分に言い聞かせているようで、好きな句である。
２冊の本で、又一歩、寅さんの世界に近づいた、カンちゃん（上林）有難う。
「あの世でも 啖呵売してるか 天高し」 岐阜の寅次郎
１冊は、寅さんファンクラブ会長・松井壽一氏と、寅さん関係者との対談集。
「男はつらいよ」の製作スタッフ、関係者、歴代マドンナ、レギュラー出演者、計６５名との対談をまとめたものである。
渥美 清１３回忌（H２０年８月４日）を機に、自費で出版された。
人間・田所康雄、芸名・渥美 清、役名・車寅次郎の凄さが伝わってきます。
素晴らしい人達が、かくも沢山いて、４８作も出来たのだと感銘。
笑いと涙が交錯するものであり、限定版の貴重な本である。
いま１冊は“「風天」・渥美 清のうた”である。
寅さんが俳句を詠む？
一瞬 オヤ？と思ったが、俺にはうなずけるところがあった。
「四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姐ちゃんたちションベン・・・・」
これは寅さんが商売をするときに言う口上で“啖呵売”と言う。
渥美 清が少年時代に、実際に大道で商売をしている香具師から聞いたもの。
それを覚えていて、映画に使ったと言われる。
この流れるような、名調子が渥美の根底を流れていれば、俳句を捻っても不思議はない。
全部で２００余首、発見されたようだ。
“お遍路が 一列に行く 虹の中” 風天
この句は、H２０００年の「カラー版新日本大歳時記」の春の巻に載ったと言う。
これに載ると言う事は、アマチュアでは夢のまた夢で、大変な事らしい。
“赤とんぼ じっとしたまま 明日どうする” 風天
寅さんが、自分に言い聞かせているようで、好きな句である。
２冊の本で、又一歩、寅さんの世界に近づいた、カンちゃん（上林）有難う。
「あの世でも 啖呵売してるか 天高し」 岐阜の寅次郎
2008年10月03日
「○彬三人衆」
名前に「彬」の文字が付いた、よく似た名前三人衆。
一人目は、今年のＮＨＫ大河ドラマ“篤姫”の義父“島津斉彬”（なりあきら）
薩摩藩第１１代目の藩主。
薩摩藩の富国強兵に成功し、西郷隆盛などを育てた名君。
篤姫の義父となり、第１３代将軍・家定の正室に送り込む。
時の大老・井伊直弼と対立し、日本の改革に挑むも破れる。
新しい日本を夢見た男の一人であり、すごい男であった。
二人目は“池田成彬”今回の病床で読んだ「我、弁明せず」が印象的だった。
「しげあき」と読み、通称は「せいひん」
山形・米沢藩士の出で、後に、三井財閥の実質責任者、日銀総裁、大蔵大臣を務める。
東条英機内閣と対立し、戦争反対を貫く。首相候補にもなる。
仮に、彼が総理をやっていれば、沖縄、広島、長崎の悲劇はなかったとも。
麻生総理の祖父・吉田 茂が、大磯へいろいろと相談にきたと言われる。
自分の信念を貫いた男。これまたすごい男に感動した。
三人目は“国土交通大臣を５日で辞めた男・“中山成彬”（なりあき）
宮崎県出身の大蔵官僚から衆議院へ。中山恭子拉致問題担当首相補佐官が奥様。
第二次小泉内閣で文部科学大臣だったが、公共事業の積極投資論者でもある。
失言連発で辞任したが、日教組は教育のガンだと言う発言は取り消さなかった。
寅もＰＴＡ時代に、道徳に力を入れ、二宮金次郎像を再建した。
それらを否定する日教組は、おかしいと常々思っていた。
その点では、寅と中山成彬とは、意見は一致する。
これは失言ではない、職を賭してまでも言い切った事は、寅は評価したい。
今時、巧言令色の輩は多いが、信念を持って言い切る男は少なし、だ。
中山成彬は、前二人に比べると見劣りはするが、共通項はある。
世間は全て、中山を非難するが、寅は褒めてつかわすぞ！
久々に、頑固一徹な男を見た 寅次郎
一人目は、今年のＮＨＫ大河ドラマ“篤姫”の義父“島津斉彬”（なりあきら）
薩摩藩第１１代目の藩主。
薩摩藩の富国強兵に成功し、西郷隆盛などを育てた名君。
篤姫の義父となり、第１３代将軍・家定の正室に送り込む。
時の大老・井伊直弼と対立し、日本の改革に挑むも破れる。
新しい日本を夢見た男の一人であり、すごい男であった。
二人目は“池田成彬”今回の病床で読んだ「我、弁明せず」が印象的だった。
「しげあき」と読み、通称は「せいひん」
山形・米沢藩士の出で、後に、三井財閥の実質責任者、日銀総裁、大蔵大臣を務める。
東条英機内閣と対立し、戦争反対を貫く。首相候補にもなる。
仮に、彼が総理をやっていれば、沖縄、広島、長崎の悲劇はなかったとも。
麻生総理の祖父・吉田 茂が、大磯へいろいろと相談にきたと言われる。
自分の信念を貫いた男。これまたすごい男に感動した。
三人目は“国土交通大臣を５日で辞めた男・“中山成彬”（なりあき）
宮崎県出身の大蔵官僚から衆議院へ。中山恭子拉致問題担当首相補佐官が奥様。
第二次小泉内閣で文部科学大臣だったが、公共事業の積極投資論者でもある。
失言連発で辞任したが、日教組は教育のガンだと言う発言は取り消さなかった。
寅もＰＴＡ時代に、道徳に力を入れ、二宮金次郎像を再建した。
それらを否定する日教組は、おかしいと常々思っていた。
その点では、寅と中山成彬とは、意見は一致する。
これは失言ではない、職を賭してまでも言い切った事は、寅は評価したい。
今時、巧言令色の輩は多いが、信念を持って言い切る男は少なし、だ。
中山成彬は、前二人に比べると見劣りはするが、共通項はある。
世間は全て、中山を非難するが、寅は褒めてつかわすぞ！
久々に、頑固一徹な男を見た 寅次郎
2008年10月01日
「東西呼ばり」
白鳥神社は毎年秋に、大神楽が奉納される。
これは５００年程の歴史を誇ると、文献にある。
役者の人数も少なく、子供を除き、化粧をしない。
笛、鼓は麻裃を着て、演技も簡素であると言われる。
あくまで例祭であり、豊年祭りとは違うとされる。
道行の時は、先頭が“出花”が歩き、リードしてゆく。
次が「東西呼ばり」と称される神職が歩む。
「東西呼ばり」とは、この地方だけの呼び名のようだ。
衣装は、黒の立烏帽子に白装束で大きな御幣を担ぐ。
神楽の奉納に先立ち「東西、東西、これより・・・・」
大音声で呼ばり、御幣を振り、あたりを祓い清める。
我が父・正三が、この役を、亡くなる前年まで務めた。
九月の下旬ともなると、朝晩はめっきりと冷え込む。
そんな中、この役に付いた親父は、祭りの期間中、朝早く起きて裏の長良川に行き、斎戒沐浴して身を清めて、祭りに出かけて行った。
普段は酒も飲み、色香も好む親父だが、やる時は、きっちり厳粛であった。
朝、堤防を歩いていて思った。
この寒さで、よくも川に入ったものと、今更ながら感服。
伝統文化も、こうして守られてゆくのかと脱帽の 寅次郎
これは５００年程の歴史を誇ると、文献にある。
役者の人数も少なく、子供を除き、化粧をしない。
笛、鼓は麻裃を着て、演技も簡素であると言われる。
あくまで例祭であり、豊年祭りとは違うとされる。
道行の時は、先頭が“出花”が歩き、リードしてゆく。
次が「東西呼ばり」と称される神職が歩む。
「東西呼ばり」とは、この地方だけの呼び名のようだ。
衣装は、黒の立烏帽子に白装束で大きな御幣を担ぐ。
神楽の奉納に先立ち「東西、東西、これより・・・・」
大音声で呼ばり、御幣を振り、あたりを祓い清める。
我が父・正三が、この役を、亡くなる前年まで務めた。
九月の下旬ともなると、朝晩はめっきりと冷え込む。
そんな中、この役に付いた親父は、祭りの期間中、朝早く起きて裏の長良川に行き、斎戒沐浴して身を清めて、祭りに出かけて行った。
普段は酒も飲み、色香も好む親父だが、やる時は、きっちり厳粛であった。
朝、堤防を歩いていて思った。
この寒さで、よくも川に入ったものと、今更ながら感服。
伝統文化も、こうして守られてゆくのかと脱帽の 寅次郎
