2009年10月

2009年10月30日

「直江状」

「直 江 状」
理屈や利害でなく、
例え要領の良くない生き方と言われても、
人が人を思う、「愛と義」に貫かれた生き方、
一家臣でありながら、時の天下人をも震撼させた
その男の名を“直江山城の守兼継”と言う。

「わしはこんなとこへきたかったのじゃ!」

兼継を訪ねて、素晴らしく充実した越後の三日間でした。
来た場所も良かったが、
それ以上に素晴らしいキャラクターの面々が楽しい。
バカな事を一生懸命にやる事の尊さ!
頭が下がりました。
土方を卒業して娑婆に出ても、
充分生きてゆけるモノを身につけている面々。
これは努力して得たものでなく、天性なのか?
世に売り出したい集団である。
山田邦子に見せればよかったか。

健康である事、
時間に余裕がある事、
路銀にも多少は恵まれている事。

この三拍子を何とか確保して生き延び
新幹線会に来るぞ!

我が新幹線は脱線する所に価値あり!
永遠たれ!

南無阿弥陀仏

                    直江山ノ守金次第 こと 土建屋寅次郎

naoejyoechigo
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torajiro0421 at 20:45|PermalinkComments(0) 歴史 

2009年10月29日

「奥只見ダム」

 村上屋旅館で朝、山田邦子ちゃんを見送ってから、銀山平に向かった。
大湯温泉から奥只見ダムに向かってシルバーラインが走っている。
シルバーラインと言うから、俺達年寄り専用の道かと思ったが違った。
この道路は、奥只見ダム造成時の資材搬入専用道路として造られた。
そのほとんどが隧道である。
岩肌のままの所が随所にある。
奥只見ダム湖は一名、銀山湖とも言われる。
江戸の昔、この湖底で銀の採掘がおこなわれていた由。
佐渡の金山、越後の銀山として栄えたようである。
“銀”それでシルバーなのか?
奥只見ダム湖の最先端が銀山平で、ログハウスが立ち並び、避暑地になっている。
紅葉真っ只中を散策した。
寒さを感じながら、山水を飲んだが、二日酔いの胃袋に沁み渡った。
暖房用に、懲りもせずワンカップの酒を片手に遊覧船に揺られ、下流のダムに向かった。
湖畔の左右には見事な紅葉、40分の船旅は都会の騒音を忘れた。
最近出来た岐阜の徳山ダムに抜かれたが、それまでは日本一の人造湖であった。
岐阜のおらが村にも御母衣湖がある。
この湖面は、何故か一切使われない。
あそこに遊覧船を走らせれば、奥只見に負けないだけのロケーションはある。
もっと近くには福井の九頭竜ダム湖があるが、ここも湖面の仕様は一切禁止されている様だ。
今、奥只見ダムには年間60万人の観光客だと言う。
それに引き換え、おらが在所には、自然の宝物が眠っている様で残念至極である。
寅が東京に出て、二年目の年に、この大事業、奥只見ダムは完成している。
ダムに立ち、ダム下流を見て、人間のやることの凄さ、素晴らしさに感動した。
今回の旅は、直江山城守兼継を訪ね、越後の歴史に触れ、美味しい酒をいただき、未だ震災の爪痕が残る山古志村を視て、越後の空高く、はるか場外に白球を飛ばし、温泉につかり、紅葉に酔いながら、奥只見の大自然に挑戦した先輩達の凄さに感動しつつ、五年前、中越大地震で脱線をした上越新幹線の客となった、新幹線会の俺達であった。
段取りをしてくれた、地元の佐藤文ちゃん、上林寅次郎幹事、シェイシェイ!
来年のNHK大河ドラマは四国の様だ。
                  各々がた、来年は土佐で会おうぞ! 寅次郎
ginzanokutadamiurasa






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torajiro0421 at 22:55|PermalinkComments(0)  

2009年10月28日

「スター混成合唱団」

 今年の新幹線会は、新潟県魚沼市大湯温泉「村上屋旅館」に草鞋を脱いだ。
宿の入り口に「新幹線会御一行様」とその隣に「スター混声合唱団御一行様」とあった。
スター混声合唱団なんて、そこらの片田舎の芋ねーちゃんや、あんちゃんの集まりだべ。
せめて名前ぐれぇ、いっぱしに、派手にすんべーと名付けたにちげぇねぇ・・・。
全然気にも留めず、何時ものカラ元気で、飲んで歌って大騒ぎ。
翌日の朝食時に、仲居さんが「山田邦子さんが来ている」と言う。
「そう言やー、夕べ、エレベーターでそれらしいのを見たぞー」「ちげぇねー」
今朝、我々と同じ頃に、宿を立つと言う。
何で、と思ったら「スター混声合唱団」の団長が、彼女だと言う。
中越地震5周年復興イベントで、昨日、魚沼市でやり、今日は小千谷市で公演との事。
この合唱団は、ガンを経験した有名人が立ち上げたと言う。
そう言えば山田邦子ちゃんも乳癌だったなー。
各地でチャリテーコンサートを催し、ガン患者を勇気づけてゆく。
又、それに関連するイベントに参加し、ボランテア活動をしているらしい。
そうと分かっていれば、俺達も静かにして、何かと協力したのに・・・。
朝、彼女達は、元気に小千谷市へと大型バスで旅立って行った。
この大湯温泉の手前に湯の谷村と言うのがある。
そこには、あちこちで「大桃○○」の選挙用の看板をよく見かけた。
もしや「大桃美代子」の出身地では?
ピンポーン!
昨日、魚沼市でやったスター混声合唱団の総合司会が、大桃美代ちゃんだった。
こんな良いイベントが行われているのに、我々は“酒とゴルフ”しか頭になかったのだ。
来年からは、少し品位を重んじ、栄養より教養面にシフトすんべー。
それにしても、越乃寒梅を6升平らげて、その上、ビール、焼酎も・・・。
そして、朝食にはきちんとビールを飲んでいる・・・丈夫だ!
                    不死身の新幹線・男性合唱団員 寅次郎
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torajiro0421 at 21:01|PermalinkComments(0)  

2009年10月27日

「ハナコ」

 越後ゴルフ倶楽部・道光コースでプレーしてきた。
長年やってきたが、新潟県では初めてである。
越後三山を眺められるコースは、豪快であり、美しい。
越後三山とは、八海山、中ノ岳、駒が岳を言い、頭文字を取ってハナコ。
八海山は酒が有名で、時折いただくが、山を見たのは初めてであった。
標高も一番低く、山の形も駒ケ岳の方が遥かに良い。
でも、八海山は全国津々浦々、メジャーなのだ、酒のお陰で。
越後ゴルフ倶楽部・道光高原コース。
クラブハウスに、今日のグリーンコンデションが張ってあった。
4mmカット、スピード〜11フィートとあった。
我が雑駁な知識では5フィートは遅め、7フィートは標準、9フィートはやや早め。
プロトーナメントは10〜12フィートと記憶している。
前半のOUTは何と5パットがあり、計21パットの47。
食事を終えて、INに向かう時、この表示に気がついた。
よし!後半は打ち方を変えようと奮起して、何と14パットに収め、40でフィニッシュ!
このグリーン、高速に加え、アンジュレーションが半端じゃない。
キャデーさんに聞いたら、5年前の中越地震の置き土産との事。
まさに、自然をそのまま生かしたゴルフ場の真髄とか?
誰しもが苦しんだグリーン、これを征服したお陰で優勝できた。
生涯忘れないだろう、このグリーンは。
ハナコに見つめられて、後半は快心のプレーであった。
               何かの因縁か?我が母の名前が花子である 寅次郎
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torajiro0421 at 23:24|PermalinkComments(1)  

2009年10月26日

「山古志村」

 5年前、中越地震がこの地を、ずたずたにしてしまった。
5周年となる、その前日、この村を訪れた。
土木を生業とする我々だ、越後に来て、ここを素通りするわけにはゆかない。
マイクロバスの運転手さんがガイドをしてくれた。
峠をやや下りた所の道路際に展望箇所がある。
そこから谷底を見ると、重機が動き、ダンプトラックが走っている。
まだ復旧は完了していないのだ。
この谷も、せき止められ、水没したヵ所だと言う。
坂を下ってゆくと、当時水没した家屋が数棟、そのままであった。
1階の半分は泥に埋まっている。
当時の道路は埋まってなくなり、代わって高い所に新しく道路が作られている。
埋まった家屋は、そのまま放置されるようである。
我々が行った、翌日が震災記念日と言う事で、記念碑除幕の段取りがしてあった。
近くにテントがしつらえてあり、地元のおばさんが、新鮮な野菜を売っていた。
テーブルに、タロイモとワラビのニシメが皿に盛ってある。
座って食べてゆけと言う。
遠慮なくいただいたが、美味い!
「あんときは、生きた心地がしなかった」と、いろいろ話してくれた。
錦鯉の池であるたんぼも見た、でも、鯉の姿はなかった。
高台には新しい家がどんどん出来ていた、でも、この村を出た人も沢山いると言う。
村長さんは国会議員になった、でも、昔の平和な山古志村が戻った来たのだろうか?
自然の悪戯が、この地を観光化しようとする気配を感じた。
                    もっと、じっくりと見たかった 寅次郎
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torajiro0421 at 21:51|PermalinkComments(0) 自然 

2009年10月25日

「天地人博・雲洞庵」

 樋口与六、後の直江山城守兼継が生まれ育った上田庄、現在の南魚沼市六日町あたり。
愛・天地人博が開かれていて、見学してきた。
2年前、風林火山博を甲府で見たが、規模、内容とも50歩100歩であった。
今回、現地でのロケ風景を映像で見せていたのが印象に残り、親しみがわいた。
一通り見て、次の雲洞庵に向かった。
ここは、喜平次(上杉景勝)、与六(直江兼継)が幼少のころ、共に学び修行をしたところ。
喜平次の小姓として寺に送り込まれた与六は、親に捨てられたと思い反抗した。
ある日、お和尚に「「わしはこんなとこ、きとうはなかったんじゃ!」と。
その夜、与六は雲洞庵から姿を消し、母の元に走った。
喜平次はお和尚に教えを請い、与六の後を追った。
与六は寝静まった我が家を訪ね、母に会うも、母は無情にも「寺にもどりなさい!」と。
「いやじゃ!」「戻りなさい!」
与六を外に出し、戸を閉めた。
泣きながら戸を叩く与六。
泣き疲れ途方にくれ、座り込む与六の後ろに、喜平次が現れた。
「与六、戻るのじゃ」  「もう歩けぬ」
すると喜平次は与六に背を向けて、おぶされと言う。
この姿を見た母親は両手を合わせ、涙にくれた。
その帰途、喜平次は与六に語りかけた。
「わしは無口で語らぬ故、嫌われておる、しかし、そちが来てくれて嬉しかったのじゃ」
「与六、この先、喜平次のそばにいてくれぬか・・・」
「喜平次様・・・与六はもう頑張れぬ、頑張るのはもういやじゃ」
「それで良いのじゃ、どうじゃ、泣くとすっきりするであろう」
「じゃ喜平さまもお泣きになるのか?」
「わしは泣かぬ、上に立つ者はみだりに泣いてはならぬのじゃ」
この出来事が与六と喜平次の強い絆となってゆくのである。
TVのお陰で、素晴らしいお寺を見る事が出来た。
ここは曹洞宗(禅宗)である。
昔は、宗教が人物を育ててきたのだ。
今は冠婚葬祭だけの宗教である。
              こんなんでいいのだろうか?と庵を後にした 寅次郎
天地人博兼継雲洞庵






土ふんだか石像参道






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torajiro0421 at 21:15|PermalinkComments(0) 歴史 

2009年10月24日

「越後浦佐」

 今年も新幹線会へ元気に参加してきた。
昨年はNHK朝のドラマ「だんだん」に惹かれて、山陰に遊んだ。
今年は大河ドラマ「天地人」で直江山城守兼継の地、越後を訪ねた。
年に一度、こうして旅の出来るのも、義理人情の権化・上林寅次郎殿のお陰。
彼がいなくなったら、この会も消えるのか?と山陰の虎がぶつぶつ言う。
心配するな出雲の守、その前に、年上である、そちが逝く。
近年ゴルフ部に、観光部が併設され、ゴルフリタイヤ組を救済している。
その内に葬祭部が必要になって来る。
しかし今のところ物故者は一人だから、しぶといと言えばしぶとい。
今年も、島根、兵庫、愛知、岐阜、静岡、神奈川、東京、千葉、埼玉、栃木から20人ちかくが集まった。
戦後の繁栄を築いてきた戦士達であると自負の面々。
家を離れ、集団生活をしながら、工事と闘ってきた。
そんなところから戦友的な思いが強く、集まって来るのではなかろうか。
今回は、家を朝の6時に出て、12時少し前に、上越新幹線浦佐駅に降り立った。
新幹線は超満員で立つ人が多くいたが、何なんだろう? 平日だと言うのに
ところが、この浦佐駅は閑散としている。
この駅は田中角栄が作ったとか。
大野伴睦が造った、おらが岐阜羽島駅に似ている。
双方とも閑散としている。
ここが集合場所であり、マイクロバスが待っていた。
駅の近くに、越後浦佐毘沙門堂があり、まずはそこを参拝。
歴史は古く、1,200年前、坂上田村麻呂が建立したとある。
山門は新しく、それでも180年前とあり、日光陽明門とそっくりで立派。
毘沙門天、多聞天、不動明王の皆さんに「明日のゴルフ、我に勝利を!」と願った。
不動明王が俺に向かって片目をつむったように見えた。
                    この時、密かに勝利を確信した 寅次郎
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torajiro0421 at 22:33|PermalinkComments(0)  

2009年10月20日

「悔しい・錯覚」

 往生際が悪いと笑われようが、駄目である。
一晩寝ても気持ちは納まらない。
一昨日、中日の井端遊撃手が一人でゲッツーをやった。
あれを見て、更に思い出してしまった・・・これは際どいプレーであった。
寅の場合は全然際どくない、悠々アウトなのだ・・・それをセーフと言う。
 先般、札幌市で行われた、将棋の女流王位戦で反則負けがあった。
石橋幸緒王位は、自分の歩を飛び越えて、角を動かした。
「自分勝手な思い込みから来る、錯覚」と反省の弁。
プロの一流にして、これなのだ。
ましてや高齢者のアマチュアがやる事だ。
日本ソフトボール・オフィシャルルールに則って、判定は覆せない等と杓子定規は止めようよ。
審判団の協議結果を優先すると言う“ローカルルール”を勝手に作ろうよ。
ワールドカップやオリンピックに行くわけではないのだから、楽しくやろうよ。
相撲の“モノ言い”制度を入れた、ローカルルールによる運営を提案する。
とかく頑固だと言われる年寄りだが、ここは一番、柔軟な頭脳を、全国に発信しようぜ!
判定をした審判員も、俺達以上に、悩んでいる事と推察する。
クロスプレーは審判の権限でよい。
俺が言うのは、明らかな間違い、錯覚の事だ。
論語にして「過ちを改めるに、憚ることなかれ」と言う。
                 これだけ言えば、少しは眠れそうかな 寅次郎
セカンド熱戦ゲッツー






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torajiro0421 at 11:38|PermalinkComments(0) スポーツ 

2009年10月18日

「ミスジャッジ」

 第7回モミジカップ東海北陸ハイシニアソフトボール大会での出来事。
我が白鳥スーパースターズは愛知の安城ハイシニアと準決勝を戦った。
最終回の表、4:2で我々が勝っていた。
その裏、安城の攻撃もツーアウトランナー1,2塁。
次打者はショートゴロ、6−4と渡り、試合終了とベンチに向かった。
ところがセカンド塁審は何を思ったのか、セカンドをセーフだと言う。
見ていた人全員が、アウトと思ったプレーがセーフだと言う。
猛然と抗議したが、判定は覆らなかった。
その後、満塁となり、逆転の二塁打を許して敗北!
全員が呆然とした。
その後、安城は準決勝でナゴヤウエストを破り、決勝で津ハイシニアを延長で下し優勝。
厳格なルールのある事は知っている。
しかし、明かな誤審は協議して修正をしてもよいのではないか。
ハイシニアとは65歳以上の選手の親睦の試合でもある。
安城の選手も、白鳥さんに申し訳ないとコメントしたと聞いた。
日本古来の伝統スポーツ“大相撲”に“物言い”と言う制度がある。
情の通った、納得のゆく勝負判定制度だ。
非情なルールは日本人には合わない。
 今期限りで引退をする、我がチームの監督に“優勝”を贈ろうと頑張ったが・・・。
一審判員のミスジャッジで水泡と消えた。
でも、事実上の“優勝”と言う事で「最優秀監督賞」をナインで贈った。
我が監督は、楽天の野村監督と同年齢だと言う。
惜しまれる。
                 監督、長い間ありがとうございました 寅次郎
senseinettseneiko






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torajiro0421 at 22:17|PermalinkComments(0) スポーツ 

2009年10月16日

「トーフ屋の節ちゃん逝く」

 近所の友達が66歳で旅立った。
十年程前に脳梗塞を患ったが、一時、ゴルフの出来るまでに回復した。
しかし完全に回復は出来ず、内臓多方面に合併症が併発したようだ。
ソフトボールは壮年の頃から、同じチームで競ってきた。
彼はオールラウンダーで、最後は投手であった。
シニアチームで一緒にやろうと誘ったが、「年寄りとはやりたくない」と現役を引退した。
スキーも、50歳を過ぎても一緒に行った。
ゴルフは、白鳥クラブで仲良く戦った。
お互いに飛ばし屋で、ドライビングでは、勝ったり負けたり。
全盛期は、80台をコンスタントに出していた。
共通の弱点があり、アプローチショットが、全く苦手であった。
数年前の年賀状には「お正月 それにつけても アプローチ」と詠んできた。
研究熱心で、正月早々から一杯いただきながらも、ショートゲームを考えていたようだ。
下の写真は2001年3月下旬、九州の名門、芥屋CCと福岡センチュリーGCに行ったもの。
彼は、この年の秋過ぎに倒れたと記憶する。
酒も、お互いによく飲んだ。
運動をした後は、必ず酒であり、酒を美味しく飲む為に、運動をした位。
何時もにこにこしていて、怒ったところを見た事がなかった。
おおらかで、人に好かれる人であった。
思えば、俺の親父も66歳の秋に逝った。
親父も、酒好きで、相撲好きで、お祭り好きで、人気者であった。
何故に、良い人達が早く逝ってしまうのか・・・。
                深まる秋に、淋しさと悲しみが増幅する 寅次郎
nengakeafukuoka








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torajiro0421 at 08:37|PermalinkComments(0) 人物 

2009年10月14日

「エコカフェ」

 “エコカフェ”って何のこと?
喫茶店で環境について話し合おうよ!って事。
テーマは? 「長良川上流域の自然と文化」について。
誰がやるの? 岐阜大学工学部ものつくり技術教育支援センター。
何処でやるの? おらが喫茶店“珈琲庵・茶々”
いつ? 10月11日(日)午後2時〜6時までに、もうやっちゃったの。
中身は? (参加者19名)
まず、三人の方が基調講演、それを皆で話し合った。
最初に「長良川の特徴」と題して、元NHKチーフディレクター・水谷慶一氏が話された。
水谷氏は、昨年、白鳥に越美文化研究所を設立され永住、千里金蘭大学名誉教授でもある。
外部から視た長良川を、多くの視点から語られた。
長良川上流は、越前との接点で、ピボットタウンとして、発達してきたと。
二人目は社団法人・郡上青年会議所の池戸祐芳氏が「長良川のカワゲラウオッチングから見えるもの」と題して、長年、長良川の環境浄化に取り組んでいる事を発表。
長良川上流は極めて綺麗である、とランク付けされている。
しかし、近年、鮎の生態がおかしくなり、病気だし、育たないし、釣れないのは何故か?
本当に綺麗なのか? これは大きな問題を抱えている、とコメントがあった。
別組織で、是非取り組んでほしい問題だと、主催者からの声。
三人目は、郡上市自治会白鳥支部長の板倉重雄氏が「阿多岐の珪藻土について」を語られた。
珪藻土は、水中の藻が堆積して出来た土との事。
従って阿多岐は昔、湖の底であったと言える。
植物の化石も出るし、長良川の生い立ちを、追跡出来るのでは、と。
珪藻土は環境に優しい土と言う事で、最近、壁に多く使われている。
岐阜大学と連携して、調査を始めているとの事。
 難しい話で、最初はどうなるのかと、ものすごく心配した。
しかし、参加者から、いろいろな意見がが飛び出し、盛り上がった。
今日が第6回目で、今後、第15回位までやって、まとめると言う。
白鳥の元役場前では、ふるさと夢祭りが開かれ、飲んだり食ったり賑やかの様であった。
かたや、小さな喫茶店の片隅ではあったが、大きな問題を語り合う人達に出会えた。
本物と言うのは、派手ではなく、もの静かなものである、と知った。
                      これからは地味に行きたい 寅次郎
エコ2えこ3えこ4






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エコカフェのチラシはここ


torajiro0421 at 08:41|PermalinkComments(0) 文化 

2009年10月12日

「奥の細道・完歩」

 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
俳聖芭蕉は今から320年前の5月16日、江戸深川をスタート。
“奥の細道”の旅に出た。
芭蕉は旅立ちに際し、不要となった家を他人に譲っている。
その家は自分一人が住んでいたが、後に入った人は夫婦子供連れであった。
そこで「草の戸も 住み替わる代ぞ 雛の家」と替わりゆく我が家を詠んで旅立つ。
日光〜福島〜仙台〜松島〜平泉〜山寺〜酒田〜新潟〜金沢〜山中〜敦賀〜大垣
全行程2,106kmを141日で歩き、10月4日に大垣に着いている。
結びの地で「蛤の ふたみにわかれ 行く秋ぞ」と詠んでいる。
 一方、寅次郎は、昨年12月13日、東京深川を出発した積りで歩き始めた。
芭蕉と全く同じ行程距離を歩き、この10月10日、299日目で完歩した!
芭蕉は約150日、寅は丁度二倍の300日。
平均すると一日、約7kmであった。
今年1月8日付けのブログで、このスタートの事を書いている。
細道への挑戦は、脳梗塞一歩手前を経験し、その悪玉コレステロール退治が動機。
この時の予想では、秋の入口に、ゴール出来そうだと書いている。
時には二日酔いもあったが、無事、予定通りのフィニッシュ!
この間、かなりお神酒も控えた・・・己を褒めても良いだろう。
芭蕉は大垣で少し休んで、その後、出生の地、伊賀上野まで行っている。
寅も当然、挑戦を続ける。
芭蕉の命日が、くしくも今日、10月12日である。
・・・行かふ年も又旅人なり・・・次なる旅を探さねば。
                             続けよう! 寅次郎
この稿を書き終えた今、訃報が届いた。
一緒にスキー、ソフト、ゴルフを楽しんできた近所の佐藤節ちゃんが旅立ったと・・・。
俺より三歳若いと言うのに・・・・・。
無常が身にしみる・・・・・ご冥福をお祈りいたします。
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torajiro0421 at 12:41|PermalinkComments(0) 健康 

2009年10月10日

「台風とガチンコ」

 楽しみにしていた北陸遠征コンペは、台風との戦いになった。
初日は雨も何とか持ちこたえたが、風は遠慮なく邪魔をしてくれた。
悪いスコアの言い訳には充分であった。
二日目は、ゴルフ場に、早々とクローズ宣言されて断念。
こちとら、バスを仕立てて、泊り込みで行ったのだ。
キャンセル料を、ゴルフ場からまき上げろ!とうそぶく豪傑もいた。
二日目のゴルフが中止となれば「飲むしかない」と衆議一決!
二次会はホテルのショーへ。
出し物は「氷川きよし・そっくりさん」であった。
飲み放題一人@3,000の木戸銭を払い、皆で繰りこんだ。
かぶりつきに陣取り、ショーを盛り上げた。
と言っても、お客は我々の他、左右に数人がバラバラ程度。
台風でのキャンセルと、不況の風は骨身に沁みると、細身の女将が嘆く。
何とかしてやろうと、ショーだけは盛り上げた。
氷川きよしのそっくりさんの名は“村上みつぐ”と言って、氷川より良い男だった。
歌も氷川といい勝負の、ノドを聞かせてくれた。
一緒に歌おうと誘われ、蛮声を張り上げた。
掛りの仲居さんにもどんどん飲ませて、酔わせて・・・・。
ゴルフは消えたが、北陸の夜は久々に楽しかった。
翌朝、木の葉が舞い狂い、タオルも吹っ飛ぶ中の露天風呂も一興であった。
台風よ、有難う!
                 旅の恥は、きっちり、かき捨ててきた 寅次郎
 ゴルフ始末記はこちらをクリック
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2009年10月09日

「リサイクルショップ」

 岐阜新聞の半面にデカデカと載った。
我が店、珈琲庵“茶々”の斜向かいに、リサイクルショップが誕生。
過疎化する商店街の空き店舗対策で生まれた店。
「もったいない」をスローガンに地元商店街が立ち上げた。
それを新聞が、特集に取り上げたもの。
リサイクルショップの広告に「私が載っているの」と女房が言う。
昨今の不況で、喫茶店も流行らなくなってきた。
いよいよ最後の手段で、自分をリサクルして売りに出したのか?
近所の奥さん方も載っていると言う。
集団身売りか!
どれどれと、新聞を読んだ。
何でも、買い取りし、リサイクルして売りますと言う。
商品を眺め、品定めしながら、一服する所もありますと、親切だ。
韓国の、何とかパーテーを思い出した。
新聞の最後の方に、「生物と壊れたモノは取り扱いません」とある。
両方に当てはまる奥さん方・・・安心しました。
皆さんは売る方でなく、買う方の生物でした。
                       掘り出し物に興味のある 寅次郎
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torajiro0421 at 09:04|PermalinkComments(0) 独り言 

2009年10月07日

「部落問題に思う」

 先日、本屋である本を見て、この題名を思い出した。
これは、高校三年の時、全国各地の弁論大会で訴えたものである。
早稲田大隈講堂で優勝、広島大学では優秀賞、新潟でも優勝した。
島崎藤村、「破戒」の主人公、瀬川丑松に涙した事が出発点だった様に思う。
当時の原稿を探しているが見つからない・・・残念だ。
 その本屋で見たと言うのが「差別と日本人」と言う本である。
元衆議院議員・野中広務氏と人材育成コンサルタントの辛淑玉さんの対談形式。
野中氏はかつて、自民党総裁選に、藤井孝男を押し上げてきた人。
この人の、人となりを一度じっくり知りたいと思ってもいた。
野中氏は部落の出身、辛さんは在日韓国人。
ともに、言われなき差別に苦しみ、それと闘ってきたお二人。
凄い人である。
その言論には「頭が下がる」・・・なんて半端なものではない。
総てが命がけである。
 前述、広島大学の大会では、弁論が終わると、5分間の質問時間があった。
「あなたは、部落解放を叫ぶが、あなた自身、部落の女性と結婚ができますか?」
と言う質問を受けた。
ウブな高校三年生で、結婚等と言う事は、まだ全然頭になく、返答に窮した。
「適齢期になり、双方の信頼が確認できれば、するでしょう」
曖昧な、大臣答弁の様な事で、やり過ごした記憶がある。
帰りの汽車の中で、あれこれと、きつく反省をした。
“俺の言っている事は、やはり口先だけの事なのだろうか”・・・と。
                今も、その口先だけの傾向が残っている 寅次郎
差別1差別2早稲田2







早稲田1





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torajiro0421 at 06:30|PermalinkComments(0) 独り言 

2009年10月05日

「孫の運動会」

 孫の運動会に家族5人が陣どり、応援をした。
保育園の年長になり、今年が最後である。
今迄は総てに控えめであったが、今年は違った。
「絶対に勝つ!」と明言し、闘争心むき出しであった。
ところが世の中そんなに甘くはない。
障害物競争は大外枠で、出遅れがたたり3着。
ジージとの「どすこいレース」は、まわしが外れて2着。
リレーはゴール前、追い込んだが届かず2着。
鼓笛隊は、小太鼓の先頭を努めたが、後ろの奴に靴を踏まれ、脱げてしまうアクシデント。
父ちゃんの、四角いサッカーボール蹴りも、隣コースに飛んでしまいオフサイド。
妹の優ちゃんは途中で、逆に走りだした・・・得意のバックオーライ!に大爆笑。
カーカの綱引きは、かろうじてドローだったが、ひじを負傷。
今日は、踏んだり蹴ったりの日かと諦めたが最後のレース・・・。
父ちゃんとの駕籠かきレース。
スタート良く飛び出し、そのままぶっちぎりで優勝!
終わりよければ、総て良し!
皆で大和の温泉につかり、極楽、極楽。
                 「天高し、孫の走りに、気合い飛ぶ」 寅次郎
障害物リレーサッカー






小太鼓アクシデントお昼






どすこいふんどし駕籠かき






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torajiro0421 at 11:33|PermalinkComments(0)  

2009年10月03日

「四ノ小区」

 たまには真面目で面白くない話でも・・・。
「四ノ小区」この四文字は白鳥神社、秋の祭礼の幟旗に書いてあった。
自分達が奉納した幟旗の近くにあった。
調べてみた。
明治5年、時の政府は、それまでの村の庄屋制度をなくした。
代わって、美濃の国を12グループの大区と、175の小区に分けた。
郡上郡は「第九大区」となり、その下を12の「小区」に分けられた。
白鳥は「第九大区」の中の「四ノ小区」と相成った。
「四ノ小区」は中津屋村、大島村、為真村、白鳥村、他七村とあり、計11村である。
お宮の旗には、白鳥、為真、大島、中津屋、剣、五町、瀬取、神路、河辺、徳永とあった。
旗と比べると、一つ抜けている。越佐であろうか? 総て長良川沿いである。
北濃方面は「五の小区」、牛道方面は「六の小区」となった。
その後、明治30年に町村合併で郡上郡は1町16村となる。
我が白鳥町の近隣では、
上保村~白鳥、中津屋、大島、為真、越佐。
牛道村~野添、恩地、西多、六ノ里、那留。
北濃村~長滝、向小駄良、二日町、歩岐島、前谷。
昭和31年に、白鳥町、牛道村、北濃村が合併して白鳥町に。33年に石徹白が加わる。
平成16年郡上郡7ケ町村が合併、郡上市となる。
「四ノ小区」とは住所だったのだ。
美濃の国第九大区四ノ小区白鳥村白鳥1,061-6土建屋寅次郎宛、で手紙が来たのか。
今は501−5121で来る。
更に今、住所がなくても携帯で通じるから恐ろしい・・・。
明治から、百有余年の間に、激しくチェンジしている。
                       又一つ、酒の肴が増えた 寅次郎
四ノ3四ノ2四ノ1











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torajiro0421 at 10:58|PermalinkComments(0) 歴史 

2009年10月01日

「八ツ場ダム」

 麻生太郎ちゃん、これ何と読むんですか?
読めねーよなぁー。
俺だって読めなかったもん。
「ヤンバダム」だって。
どうして?
昔、名前を付けた人が「ン」て書くところを「ツ」て書いちゃったんだって。
点を一つ余分に書いちゃって、それを忘れ「ヤンバ、ヤンバ」と言ってたとか。
今は、点一つだけの問題ではなくなって様だ。
賛否両論が渦巻いている。
民主党が八ッ場ダム建設中止の理由は何かと言ったら、
「国の総予算207兆円を徹底的に効率化。ムダづかい、不要不急な事業を根絶する」
従って、「川辺川ダム、八ツ場ダムは中止」とマニフェストは謳ってるとか。
寅の説では「ヤンバダム」、本当は「ヤツバダム」
逆に読むと「ムダバツヤ」〜「無駄×や」なのだ。
何が無駄なのかは、よく解りませんが、よく話し合いましょう。
                       カタカナ研究家  暇人・寅次郎
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torajiro0421 at 21:05|PermalinkComments(0) 政治