2011年01月

2011年01月31日

「知られざる古代」

 一昨年、凄い人が近所に引っ越してこられた。
元NHKチーフディレクター・水谷慶一氏。
“日本史探訪”を手がけられた人である。
30年程前であろうか我が町で、講演を聞いた覚えがある。
その時に、購入したのが水谷氏著の「知られざる古代」
こちらに来られて、水谷氏のお話を聞く機会が多くなった。
そこで、改めて読み直してみた。
古代人のロマンと、驚きが伝わってくる。
奈良県桜井市に箸墓古墳というのがある。
箸墓は第7代天皇の姫の墓とされている。
箸墓の名の由来は、
恋に破れた姫が、箸で陰(ホト)を突いて死んだという伝説からとの事。
又、一説には、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とも言われる。
何れにせよ女性の墓であり、怪しげなロマンの匂いがする。
この箸墓を中心に東西に走る一線上に、神社や遺跡が数多く並んでいる。
そしてその両端に、三重の伊勢と、淡路の伊勢があるという。
この線が、北緯34度32分であり、謎とされている。
測量器具一つない時代に、東西150kmを如何にして一直線で結んだか?
箸墓から伊勢神宮までは71kmある。
国土地理院が測量したら、3秒(92m)のズレだったと言うから驚きだ。
又この線上には「日置」が沢山出てくるのも興味深い。
この水谷氏の探求には、松本清張氏、司馬遼太郎氏も深く興味を持たれた由。
30年前、講演会の時、演壇に水を運ぶ、若き日の妻の写真も出てきた。
箸で陰(ホト)を突く心配などはない、妻である。
                     だが時々、横槍は突いてくる 寅次郎
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torajiro0421 at 22:41|PermalinkComments(0) 歴史 

2011年01月29日

「111111」

「こいつぁ春から縁起がいいやぁ」
今年も年賀状が三百数十通やってきた。
ジャンボ宝くじは無理としても、年賀ハガキ位は当たってくれ!
今年も、近いのはあった。
近いのは夜中のション便と同じで、寒いのに悔しいだけだ。
何の役にも立たない。
それでも、4等切手シートは8通GET!
何時もと、ほぼ同じ確率である。
今年も、例年通りの運勢だろうか?
所がどうだ、この番号!「111111」が来た!
こんなの初めてである!
1等のごちゃごちゃした番号より、素晴らしいと感じた。
但し、何の副賞もない。
いや、安っぽい副賞なんぞより、いいかもよ。
今年は、“何か良い事ありそうだ!”
そんな気分で、365日が過ごせれば・・・幸福だべ!
そして、年末には、ジャンボがドカーンと来れば・・・。
来年から、生活が変わるぞー・・・。
世界一周でもするか・・・かーちゃん!
鬼が腹をヨジッテる。
                            笑わば笑え! 寅次郎
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torajiro0421 at 15:24|PermalinkComments(0) 独り言 

2011年01月27日

「おもてなし」

 加藤としえ先生のアトリエを、妻と訪問した。
絵手紙教室の授業中だったが、快く応対して頂き恐縮。
最初にお茶をいただいたが、普通のお茶じゃない。
写真の如く、妻へのお茶と、愚生へのお茶が違うのである。
妻には「ようこそ」とあり、愚生には「ありがとう」のメッセージ。
実に細やかな心配りである。
千利休のお茶とは、また一味違う、一期一会である。
作法などは何もないけれど、心の通うひとときになる。
毎年、先生からは、添付写真の様な書をいただいている。
今年は「悟」を中心にして“草枕”の冒頭が墨してある。
豪快な文字に、文豪の名作が味わえる。
この出だしを読むと、漱石の明治も、今も、人の心は左程の変化はない。
故に、名作は不朽となるのだろうか?
今日、心のこもったお茶をいただきながら、ふと考えた。
我が喫茶店“茶々”のママさんは、何かを感じただろうか?
毎日出す、店のコーヒーに、一期一会はあるだろうか?
                     酒席では懸命に一期一会する 寅次郎
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torajiro0421 at 09:31|PermalinkComments(0) 文化 

2011年01月25日

「心の贈りもの」

 十日前、結婚式の引き出物で、石鹸について書いた。
それはイタリアの化粧石鹸で、高価なものであった。
でも、何の意味も、願いも感じられないモノである。
先日、書家の加藤としえ先生宅で、縁起の良い引き出物に出会った。
それは、純白のお米一升が、桐の箱に入っている。
箱蓋の、表面には「福うさぎの卯(う)れし米」の文字に、純白のウサギの絵。
蓋の裏には椿の絵、「ゆらぎ見ゆ 百の椿が 三百に」と虚子の句。
更に「武骨なる 十指にすくい 今年米」の短冊が入っている。
白米一升は、一生純白にとの意であるとか。
それを包む風呂敷は、白地に朱で、絵と文字を書くとか。
風呂敷はまだ出来ていなかったが、紅白で祝いの意。
インテリアとしても、使えるように、仕上げたいとも。
一つ一つが手作りであり、願いが込められている。
俳句にしろ、絵にしろ、自分の好みを、注文できる。
お米を食べてしまえば、蓋の絵と句は、壁掛けになる。
贈呈者の心情を、毎日、味わうことが出来る。
“心の贈りもの”心洗われる贈りもの、と言えるか。
                    石鹸は心まで奇麗には出来ない 寅次郎
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torajiro0421 at 20:21|PermalinkComments(0) 風習 

2011年01月23日

「与謝野馨 脱藩」

 妻と「たちあがれ日本」藤井事務所を訪ねた。
事務所が移転してから、始めての訪問であった。
今迄より、大分広々としている。
駐車場には、大きな看板が文字通り“たちあがって”いる。
もっとデカクても良いかなーと思う。
看板がデッカイと、気持ちまで、大きくなれる。
チマチマした政治は、もううんざりだ。
党利党略、私利私欲から、日本政治は脱却してほしい。
日本を思い、日本を語り、日本を動かす政治が待たれる。
ここ数日、事務所の電話がうるさく鳴ったらしい。
与謝野馨の、脱藩、逐電についての問い合わせだ。
この男は、凄い男なのか?
風見鶏なのか?
単なる痴呆政治家なのか?
現段階では“笑い者”の見方が強いが・・・。
軽々に答えは出せない。
だが遠くない将来には、その是非は、必ず出てくる。
その時、この写真、吉と出るか、凶となるか?
「衆皆善をなさば、我一人悪をなさん」と動いた竜馬の心意気か?
「あゝ孫よ 君、のたれ死にたもうことなかれ」 よその晶子
お祖母さんを泣かすでないぞ!
                            晶子ファンの 寅次郎
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torajiro0421 at 13:20|PermalinkComments(0) 政治 

2011年01月21日

「後手の先」

 稀勢の里が二場所連続して白鵬を破った。
女房と同じ茨城県出身なので、応援をしている。
彼の立ち会いは美しい。
背筋を真直ぐ伸ばして腰をおろし、前傾してゆく。
勝ってもニコリともしない。
負けた相手に、手を差し伸べる。
これが伝統ある、相撲道の美しさだ。
この取り組み、戦う前、白鵬に焦りを見た。
白鵬は先場所の負けたビデオを何回も見たと言う。
大横綱が口にする事だろうか?
自分は、研究熱心だと、自ら宣伝している。
見るにしても、隠れて見るモノだろう。
横綱のプライドを疑う。
日本人の美意識を彼に求めるのは無理なのか?
 そして立ち合いにも焦りを見た。
稀勢の里より、早く立っている。
大横綱・双葉山は何時も受けて立った由。
立ち合いには「後手の先」と言うのがある。
少し後れて立ち、相手の動きを見て対処する。
白鵬は先手必勝に出た・・・。
これが焦りと見た。
大横綱の取る相撲ではない。
「木鶏」等、遠く及ばない。
                    何時も口ばしの黄色いヒヨコの 寅次郎
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torajiro0421 at 11:27|PermalinkComments(0) スポーツ 

2011年01月18日

「暗い新年会」

 今年の会場はレストラン日高。
この所、クラブとレストランを交互に使っている。
お寺様も、来通寺と養林寺と交互にお願いしてきた。
所が今年は何故か、連続して来通寺。
長老から、組長に「何故だ?」とブーイングが出ていた。
正面に法名軸を掲げ、“仏説阿弥陀教”が始まる。
この法名軸に現時点で140名が書きこまれている。
(2007/1/24のブログでは165名とあるが、135名の誤り)
H14、寅が組長の時から、法名書きは、寅の役目になってしまった。
今回で14名を書いて見送った。
お経が願以此となり、組長の挨拶で懇親会が始まる。
「環境悪化、不況経済」を並べる挨拶は冒頭から暗い。
席順も男女が別れて並び、面白くもない。
正面に座るお寺様に、酒を注ぎに行った。
坊様が、今の政治を嘆く。
「国民の意見を聞いて、政治をやるのなら政治家はいらない!」
「意見を集める人がいて、後は官僚がやればよい」
「政治とは、先を読み、民を引っ張ってゆく事だ」
「今の政治は、後始末の政治だ」と。
思いは奇しくもピッタリ一致。
更に「人は300年400年も生きる訳ではない、せいぜい80年前後だ。
生きてる内、大いに人生を楽しむべし、細かい事にくよくよすべきでない」
上手そうに酒を飲み、返杯してくれる。
その後、ビンゴゲームが始まったが、盛り上がらない。
今年はカラオケもない。
最後に、頂いたお酒を、¥1,000で売り始めた。
「贈ってくれた人に失礼ではないか!止めろ!」と怒声。
とんだ幕切れの新年会であった。
                          御先祖様に恥しい 寅次郎
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torajiro0421 at 10:50|PermalinkComments(0) 風習 

2011年01月16日

「従弟の一周忌」

 65歳の若さで急逝した、従弟の一周忌。
彼が亡くなり、もう一年が過ぎたのか・・・。
彼を中心とする一族が集まり供養した。
お寺は浄土真宗西本願寺派の善照寺(岐阜市)。
実に丁寧な法要であった。
法中は、全員にお経の本を配布、そして作法を説明する。
まず「観無量寿経」をゆっくりとあげる。終わると全員、別室で休憩。
次に「仏説阿弥陀教」、そしてお文様。
最後に仏教の生活信条を全員で唱和、そして短い説法。
2時間近くかかった。
我が白鳥町では、30分で終わる。この差は何だ?
故人は仏壇前で微笑んでいる。
その額縁は、黒枠でなく、グレーである。
お斎の場所は、つじや「昇山」と言う料理屋。
ここの唐紙には豪快な筆使いの文字が目を引いた。
「長楽萬年慶雲富貴」とあった。
そこで約2時間弱。献杯をして、お食事と歓談で故人を偲んだ。
故人が最後に抱いて年賀状に写っていた孫が、大きくなっていた。
今日が何たるかを、その孫は知る由もない。
この一族は、子孫がどんどん増えて、頼もしく成長している。
一抹の淋しさはあったが、力強さも感じた。
                          良い法要であった 寅次郎
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torajiro0421 at 21:10|PermalinkComments(0) 風習 

2011年01月15日

「縁起かつぎ」

 都会の結婚式に出て、「おや?」と思う事があった。
式場のバックが石の壁で、壁全面に水が流れ落ちている。
「流れ落ちる」と言うのは、縁起でもないと思うが・・・。
この場面は、最近2ヶ所で見た。
何れもチャペル形式の所である。
結婚式当日が雨降りの時は、「地固まる」と理解されるが・・・。
それと同じなのだろうか?
加えて、その時の引き出物が、化粧石鹸であった。
これとて「荒い落とす」代物ではないか?
田舎育ちの、仏教徒には、理解に苦しむ。
結ばれる二人が、クリスチャンなら兎も角、
大半の者は日頃、仏壇に向かいリンを叩いている。
その日だけ、南無阿弥陀仏を捨て、アーメンになる。
信じるモノ等、その日その日で、何でもよいのか?
格好さえ良ければ、それで良いのかよ?
都会からは、完全に「宗教」は消え去ったみたいだ。
会場と言い、引き出物と言い、・・・なじめない。
先般見てきた映画“最後の忠臣蔵”の中の結婚式が忘れられない。
謡曲「高砂」の唄いにのって、三々九度の杯を交わす。
「お肴は、これに・・・・」
我が家には、これをやる最後の機会が一つだけ残っている。
                           その可能性は? 寅次郎
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torajiro0421 at 20:57|PermalinkComments(0) 風習 

2011年01月13日

「2011賀状」

1月も早や、半分近く過ぎました。
あらためまして、新年おめでとうございます。
昨年を少し、振り返りますと、
4月でした「ランドセル 孫緊張の 一年生」
11月、三人目の孫も誕生し、賑やかになりつつあります。
妻の大病もありましたが、快復し、やれやれでした。
一方、日本国は外国からの”いじめ”に窮しております。
鳩山さんは「県外へ 政治と金で 圏外へ」
菅さんは「北風に 仮免総理 何処さ行く」
もうそろそろか?「子供らが 又、聞きに来る 総理の名」
放浪する”日本丸”の行方や如何に・・・?です。
このままではいかんぜよ!竜馬伝は好評でした。
そして今年も各地より、温かい祝賀をいただきました。
一部を掲載させて頂きます。
「里山作りボランティア活動中、フクロウの巣立ちが楽しみです。」・・・栃木県
「冥土の土産に念願のアンコールワットに行ってきました。」・・・埼玉県草加市
「古希の次は喜寿、後期高齢者も間近だが、長い人生のんびりと」・・・神奈川県
「寅次郎が面白い、“飛車角”に劣らぬ任狭心を持ち続けて下さい」・・・東京都
「書き初めは宮中行事でした、今年は何と書きますか?」…岐阜県岐阜市
「生老病の次に“呆”がある事を知りました、ヤレ、ヤレ」…愛知県知多市
「年々ゴルフが下手になり、苦々しく思います」・・・岐阜県郡上市
「週一回・太極拳、月二回・漢詩、週三回・パート、年八回・旅行、年26回通         院」・・・愛知県春日井市
「蓄音機持参の主張コンサートも3年目を迎えます。」・・・千葉県我孫子市
「ブログが楽しみです、勉強、共感、感動、近況が分かります」・・・愛知県
「いつも変らぬ阪神応援ぶりに敬服、今年こそ・・・」・・・兵庫県宝塚市
「ヘマしても 年齢のせいだと 頑固貫き」・・・郡上市白鳥町
「目標・エイジシューター、但しハンデ10を頂いて」・・・岐阜市
「昨年は還暦で寅年で、タイガースを応援したが、今年は変えます」…美濃市
「今朝、ちょっと振り向いたら一年が過ぎていました」・・・東京杉並区
「昨年退社、心機一転頑張ります!」・・・郡上市高鷲町
「いよいよ定年で、甲子園を去ります」・・・兵庫県尼崎市
「土佐竜馬はいかがでしたか?小生85になり頑張ってます」・・・横浜市
「ポンコツスキーや草スキー大会で奮戦中、65歳」・・・郡上市白鳥町
「己は古希、妻は還暦、心新たに」・・・郡上市八幡町
「どうしたニッポン!今年も酔い年でありますように、ウイッー」・・・兵庫県
「問題意識を持てない自分にいらだちを感じます、歳かなぁ」・・・郡上市
「少しずつ全てにハンディが増えてゆきます」・・・郡上市白鳥町
「幹線会寸前に倒れ、ご迷惑をかけました。回復中です」・・・静岡県三島市
「貧乏暇なし、暮れには姉をおくりました、次は・・・」・・・岐阜県富加町
「孫が9人になりました、今年の目標は“自助”です」・・・岐阜県大垣市
「がん宣告を受け、半年の闘病から復帰しました」・・・郡上市白鳥町
「一年が少しずつ早くなるように感じます」・・・栃木県宇都宮市
「ロングパットはゴチャゴチャ考えない、人生もしかり」兵庫県西宮市
「雪の降る街を、思い出だけが通り過ぎてゆく」・・・郡上市八幡町
「仲間に支えられて、頑張らねばいかんぜよ!」・・・静岡県磐田市
「家族に支えられて、念願の舞台に立てました」・・・郡上市大和町
「今年こそ、全国大会へ天下取りにゆくぞ!」・・・郡上市白鳥町
「介護タクシーで頑張っています」・・・愛知県一宮市
「本年傘寿を迎えます、これを節目に新年のご挨拶を失礼します」・・・白鳥町
お迎えの準備に入られる由。
北に、現役スキーヤー(古稀)あり、
東に、年々ゴルフが下手になりしを嘆く者あり、
西に、ガンを退治し、生還せし者あり、
南に、世界を放浪し、ついでに近所を徘徊する者あり。
楽しき友の多い事に、感謝と、刺激を受ける、何時もの新年です。
「夢を持て 夢を持ったが 夢だった」
でも、夢を持とう!
又一年、よろしくお願い申し上げます。
                     「古稀突破、八十路に挑む 寅次郎」
一部分を画像でご覧下さい。此処をクリックして。reiko23noriko23
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torajiro0421 at 19:58|PermalinkComments(0) 歳時記 

2011年01月11日

「最後の忠臣蔵」

 10年近く前に、池宮彰一郎を読んだ。
「47人の刺客」と「47人目の浪士」何れも感動した。
その「47年目の浪士」の中に、「最後の忠臣蔵」があった。
「47人目の浪士」とは寺坂吉右衛門の事。
内蔵助は討ち入りが終わった後、ひそかに吉右衛門を逐電させる。
それは、赤穂を去った人々に、討ち入りの顛末を知らせよ。
そして、その人達の生活の面倒もみよ、と言うもの。
今一人は、瀬尾孫左衛門。当初は討ち入りに加わる積りであった。
ところが、内蔵助から、実子「可音」の行く末を見守ってくれ、と言われ逐電。
これが「最後の忠臣蔵」として、吉右衛門と絡んで描かれている。
共に、討ち入り以来16年、人の世から隠れての、過酷な使命遂行。
果たすべき義務、使命を、命をかけて果たしてゆく男二人。
卑怯者と蔑まされても、バカにされ、肩身の狭い思いをしても・・・。
与えられた使命、約束遂行に生きた、吉右と孫左。
孫左は最後、内蔵助の位牌の前で、お役目果たし終えました。
遅まきながら、おそばに参ります、と切腹!
駆けつけた、吉右衛門に「介錯無用!」と叫んで果ててゆく。
人間とは、かくまで美しいものか!
映画の中ほどから、何度もこみあげてきた。
涙がほほを伝うのを隠せなかった。
見終わって暫くは、動きたくなかった。
この感動を、たやすく冷めさせたくなかった。
ささくれだった現実に戻るのが嫌でもあった。
                       正月早々泣いてしまった 寅次郎
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torajiro0421 at 17:47|PermalinkComments(0) 歴史 

2011年01月09日

「アーメン!」

 甥の結婚式に兵庫県芦屋に行ってきた。
我が聖地・甲子園はすぐ隣の所。
阪神が戦っている時なら、数倍喜んで行けたが・・・。
花嫁は大阪出身で、名は“坂本真理子”さん。
ANA出身とかで、細身の別嬪さん!
花嫁のご両親に、ご挨拶をした。
阪神ファンかどうかの確認の挨拶・・・。
勿論、一家こぞって、と言うご返事に、大満足!
「今年こそ、何とかせんと、いかんぜよ!」
坂本弁で気合い!
今日の新郎の弟が、5月に横浜で結婚すると言う。
その相手が、これまた“坂本静香”さん。
兄弟そろって、“坂本”かよ!
昨年の“竜馬伝”に魅せられ、兄弟で“坂本姫”を探し漁ったか?
“静香”さんは、島津亜矢に雰囲気が似ている。
土佐と薩摩じゃ、大きな変革の予感がする。
“アーメン”と言うのは「そうなりますように」の意とか。
二人の幸せと、阪神が勝ちますように・・・
                       「アーメン!」 仏教徒の寅次郎
kazutomaribarjinkiss






kincyoegaoonchi






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torajiro0421 at 13:28|PermalinkComments(1) イベント 

2011年01月07日

「チビ太、旅立つ」

 我が家の二代目ペット、猫のチビ太(メス)が逝った。
14年間、我々の相手をしてくれた。
猫の14歳と言えば、人間の72歳に相当するらしい。
とすれば、愚生より二歳年上となる。
あと2年生き、16歳となると、人間では80歳。
そうなると、ほとんど眠るようになり、ボケが始まると言う。
猫は死ぬ時、その姿を見せないと言う。
これは、弱ってくると敵に狙われない様に、隠れる為らしい。
隠れて回復を図るが、叶わぬと、そのまま逝ってしまう。
従って人目に付きにくい所を選ぶ結果となるらしい。
14年前、店の2階で泣いていたのを不憫に思い、飼い始めた。
尻尾の短い、真黒な猫で「チビ太」と子供達が命名した。
8年前に家を新築した時、チビ太は新しい家に来なかった。
古い家が壊されるまで、動かなかった。
新しい家に移ったら、壁や戸のいたる所をひっかいてくれた。
折角の新築家屋も無残なものであった。
それでも、チビ太を責める事はせず、愛してきた。
2~3年前頃は、妻の布団に潜り込み、女同士で寝る事が多かった。
この半年前から、鼻が悪くなり、四六時中イビキをかいているようだった。
数日前より、台所に飛びのり、水を飲む元気がなくなった。
最後はコタツの布団で、身を大きく伸ばして、事切れていた。
その姿からして、大往生の様に見えた、と妻は言う。
うるさいと思っていたイビキが聞こえないと、何とも淋しい。
これを機に、ひっかいてくれた壁や戸を修復しようかとも思う。
彼女の爪あとだから、永く残してやりたい気もするが・・・。
                         四十九日まで待つか 寅次郎
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torajiro0421 at 22:08|PermalinkComments(0) 動物 

2011年01月06日

「花奪い祭り」

 福を求めて参拝した。
郡上白鳥長滝神社、天下の奇祭・花奪い祭り。
天井に吊るした五つの花を、人柱を組み奪い取る。
花は、人もろともに落下する。
群衆が花をめがけて殺到する。
この花を手にした者はその年、福が訪れると言う。
妻と共に、花の下に陣取り待機した。
幸運にも、一枝手に触れ、奪いあったが、花だけ取られてしまった。
妻は、若者がもみ合うのも恐れず、花の下に待ち受けたが、花は来なかった。
昔、白山に登った時、霊峰白山は女神が支配して、女を嫌うと聞いた。
そう言えば、あの時女房は、かなり苦しみながら登っていた。
その時すでに、いじめを受けていたに違いない。
この白山長滝神社とて同じ事。
若者が花をつかんで落下する。
決して、女性の方には落ちてこなかった。
男性の待ち受ける方に、落ちて行く。
幸いにも、一枝手にする事が出来た。
花は奪われたが、長い茎と葉は、我が手に残った。
今年は、花はないが、それを育てる茎や葉に、幸せを感じる年だと悟った。
決して、表に出る事なかれ!
                            地味に行こう 寅次郎
ennenhanabaitottta






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torajiro0421 at 23:15|PermalinkComments(0) 風習 

2011年01月05日

「新春互礼会」

“たちあがれ日本”藤井孝男先生として、初の互例会。
美濃加茂市文化会館は超満員で、立ち見の人もいた。
自民党を離れ、一時不安もささやかれたが、安堵した。
藤井先生の志が、理解されだしてきたのか。
このままの日本では、遠からず沈没する。
今年は何としても、大きく変化しないと駄目だと言及。
党派を超えた、救国内閣を立ち上げなければならない。
思いは全く同じである。
そこで寅の新年寝言の一旦を。
1、救国内閣を超党派で造り、その頭を、石原慎太郎に託す。
1、この際、政党政治を止める。政党助成金は個人に渡す。
  党を頼りに当選してくる、無能議員を排除する。
  政党間の争いを、無のものにする。
1、 年功序列の無能大臣の排除。
1、 各大臣の上に、国家戦略室を設け、数人を配置する。
これは江戸幕府の老中に匹敵するもの。
国連の常任理事国的な資質のもの。
  これは国会議員でなくともよい。
1、選挙に明け暮れる、現選挙制度を大幅に見直す。
1、その上で、強く、明確な国家像を明示する。
明治維新の大政奉還に匹敵する、大改革の断行が今、必要である。
政治と金で揺れている、民主党の愚かさ。
小沢証人喚問、衆議院解散しか口にできない、無能野党。
人気取り、ポピュリズム政治の終焉。
マスコミに振り回される政治家、国民の愚かさ。
今日本は、世界に何も言えない、腰抜け国家を演じている。
イデオロギーや、枝葉末節の主義主張ごっこをしている時ではない。
藤井先生の挨拶の中に、今迄にないものを感じた。
                         頑張れ 藤井竜馬! 寅次郎
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torajiro0421 at 22:03|PermalinkComments(0) 政治 

2011年01月03日

「ゴルフはスポーツか?」

 12月22日付けのブログ「負け組ゴルフ論」で書いた。
寅は“ゴルフはスポーツにあらず”と断じた。
昨晩真夜中、ハーバード白熱教室でゴルフが論じられた。
アリストテレスの正義論を絡めて。
「ゴルフの目的は歩くことか?」をテーマとして・・・。
PGAトッププロの試合に、障害者選手にカートの使用を認めるべきか否か?
過去のトップ選手たちは一様に反対した。
その理由は、ゴルフはスポーツである。故に不公平である、と。
歩くことによる疲労度は僅かであり、不公平とは言えないと反論する。
公平にするならば、全員にカートを認めてはどうか、と。
カートに乗ったトッププロの試合等は、スポーツとは見られなくなる。
ゴルフはスポーツとして評価され、敬意を払われるべきだ。
公平さより、名誉だと、べテラン選手は言い切った。
だとするならば、カートに乗ってる我々のゴルフはやはりスポーツではない。
“ゴルフはゲームである!”とする「寅理論」は成立する。
この項は、午前2時ころ放送していた。
屠蘇に酔い、睡魔と闘いながらも、サンデル教授に付き合った。
学生達は白人、黒人、黄色と様々な顔が見えた。
様々な国の女性も多くいた。
室内なのに、帽子をかぶっている学生が多くみられたが、奇異に感じた。
道徳を論ずるのに、日本人としては、おかしいと感じる。
正義を議論するのに、マナーは必要ないのか?と。
                        深夜の酔っ払い哲学者 寅次郎
seigiaruku1kartojiko











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torajiro0421 at 22:58|PermalinkComments(0) 独り言 

2011年01月02日

「愛土十姓」

今夏、家の前に有る、20坪ほどの畑を耕す事になった。
今迄は、何も耕作されておらず、荒れていた。
まず雑草を除去して、良質の耕土を搬入して開墾。
友人から、イチゴの苗を貰って来た。
肥料をホームセンターで買ってきた。
イチゴ専門の肥料が売っているのには驚いた。
早速、畝を作って植えた。
道路脇なので、通る人が、いろいろと心配をしてくれる。
マルチをかけた方が良いよ。
「ハイハイ」と言われたとおりに架けた。
ある人は、ネギを沢山くれた。
此処に仮植えして、随時食べればと。
数年前に、無農薬で大根を大量に生産した。
その時は、販路を決めてなくて、多くを無駄にした。
今回は、メロンなどの高級品に挑戦してみたいが・・・。
それとも、TPPに対抗すべく、自給自足にシフトするか?
この冬に、熟慮しようと思う。
と言う事で、今年は百姓に挑戦。
20坪では百姓とは言えない。
百姓の十分の一、十姓に挑む事にした。
書き初めは「愛土十姓」と墨した。
ついでに「曲不飛」と強く誓った。
                        今年は“自力本願”だ 寅次郎
kakizonehiryohata






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torajiro0421 at 22:57|PermalinkComments(0) 風習 

2011年01月01日

「ずぼら新年」

“老猫と バババの女房と 年を越す”
例年だと、子供家族や孫たちで賑やかだが、今年は来ない。
バーバと、友人が送ってくれた無農薬野菜と豚シャブで至福の時。
昨今の紅白は波長が合わない・・・他チャンネルへ。
白鳥にUターンして35年が過ぎた。
以来、変わらず続けてきた事は、
夜11時に家を出て、菩提寺の除夜の鐘をつく。
続いて、近所の神社、お寺を数か所廻り、お願い三昧。
帰りに、そば屋にとびこみ、酒とそば。
家に戻るのは元旦の午前2時か、3時。
多くの知り合い参拝者と、新年の挨拶が交わせる。
近年、この行動パターンが重荷になっていた。
寄る歳なみなのか・・・今年は、これをスッパリ止めた。
お陰で、ものすごく楽で、ゆっくりできた。
元旦朝7時過ぎに起床、洗顔して、仏壇、神棚にお灯明。
何時もの堤防コースを散歩。
積雪10cm、誰も歩いていない。
“元旦や バージンロード 踏みしめて”
それから、やおら近所、近隣の神社仏閣へ初詣。
この時間帯、何処も閑散としている。
ゆっくりと、落ち着いて、神仏へお願いと、誓いと、対話。
10時過ぎに家に戻ると、年賀状が届いていた。
屠蘇を含みながら、賀状に友を思う。
・・・至福の時である。
夕方、酔いさましの散歩・・・さほど寒くはない。
                  “元旦も 流れを止めぬ 長良川” 寅次郎2011sinnenmihama221231







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torajiro0421 at 20:18|PermalinkComments(0) 風習