2011年11月

2011年11月29日

「東北支援・望年会」

 東北支援一色の望年会となった。
会場内には気仙沼から借りた6枚の大漁旗が飾られた。
今は出航できない船の旗を借りたモノ。
デカイ! 山賊の我々には珍しいもの。
7月に出向いたボランティア隊の行動が映像で映し出された。
東北の物産も販売された。
銘酒「男山」「気仙沼ホルモン」「岩手じゃじゃ麺」他、7種類。
チャリオクでは、高いものを安く、安いものはより安く!
ルイビトンのセカンドバック、定価10万が3万で落ちた。
藤井先生の提供らしいが・・・本物か?
売上金\122,677は総て義援金に。
アトラクションは女性陣による塩釜甚句入りの「大漁歌い込み」
♪♪エンヤードット・エンヤードット!
我が家に集まり、特訓をやっていた。
おひねりも飛んだ!
藤井先生はTPPの何たるかを説明。
これはアメリカのエゴである。
今、我が国は国難の時、何故に急ぐのか!と論破。 然り、異議なし!
「やれ損だ、やれ得だ、のTPP論争等は見苦しい限り。
日本人は今、国難を背負い、世界に試されている。
かつては、魂を持ち、誇りを持ち、道徳心高く、恥を知る民族だった。
今、その姿は欠片もない。
あるのは自己中の物欲高き、エコノミックアニマル集団。
過日、来日されたブータン国王が眩しく映った。
そして、恥しかった。
来年、籐政会はブータンへ研修に行こう!」と
酔っ払い寅次郎の閉会宣言で幕。
                          酒の余勢の 河内山寅次郎
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torajiro0421 at 13:11|PermalinkComments(0) イベント 

2011年11月27日

「復興の味」

 気仙沼ホルモン。
これは7月、気仙沼にボランティアに行ったとき食べたもの。
あの時は、被災地に着いた興奮から、味がよく解らなかった。
今回、現地から届いた・・・四ヶ月ぶりである。
加えて、気仙沼銘酒「男山」を友に、気仙沼を偲んだ。
ホルモンは素朴な味で、甘みのある男山とはいいマッチング。
おまけにテレビが、気仙沼復興を映している。
被害にあった“ジャズバーの再建”
主人公の“ちょうさん”が自力で復興に挑戦!
この先、行政に取り壊しを命令されるかもしれない。
でも、行政の指示は待っていられない、と立ち上がった。
昔の仲間が応援に駆けつけ、祝杯を上げていた。
素晴らしい仲間達だ!
この次に行った時は、是非この店に行ってみたい。
復興の味は、濃い人情の味がする。
苦しんだ人は、その分だけ思いやりが深くなるとか。
たかだか100年に満たない人生だ。
                         やるだけやろうよ! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:41|PermalinkComments(0) 独り言 

2011年11月25日

「ブータン国王」

 中日ドラゴンズ(龍)は残念でした。
折しも来日されたブータン国王の国旗は、龍である。
この国王ご夫妻には、いたく感動した。
日本人すら嫌う、福島の相馬に入り、祈り、そして励まされた。
パフォーマンスではない、僧侶も数人連れて来られた。
貧しい国なのに100万ドル(≒1億円)の義援金。
震災の翌日には、国民と共に慰霊祭を3日続けられたと聞く。
国王の国会演説を聞きましたか?
近来、稀にみる格調高い演説であった。
国王は、かつての日本の姿を言ったのだ。
魂を持ち、誇り高く、道徳心に満ち、恥を知る民族だと。
今は何もない。あるのは物欲だけである。
日本は復活すべきだと暗に言われた気がして、恥ずかしかった。
日本では珍しいスタンディングオペレーションが続いた。
又、天皇陛下は、ブータンをよくご存じで、この時期に来ていただき、
堕落した日本人に、注射をしていただこうと思われたに違いな。
あろうことか、国王の宮中晩餐会に欠席者多数だったとか。
一川、山岡、川端、細野のバカ閣僚ども。
礼節をわきまえぬ者に国家を論じる資格等ない〜即刻クビだ。
残念ながら、この演説を見聞した人は少ない様だ。
バカなマスコミは、取り上げようともしない。
連日わめいているのは「TPP」である。
日本を二分して、損だ、徳だの低レベル議論。
日本の堕落、ここに極まれり、である。
演説をユーチューブで見た人の多くは若者だ。
若者≒無党派層≒50%だ。
この人達が、感動をし、関心を寄せているのだ。
政治家は何処を見て、政治をやっているのかと言いたい。
人間の尊厳とは、物質的豊かさでなく、
高貴な精神を持ち、誠実に生きる事だと再認識しました。
                  有難うございましたワンチュク国王 寅次郎
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torajiro0421 at 22:52|PermalinkComments(0) 人物 

2011年11月23日

「アサギマダラ」

 我が十姓農園で、きれいな蝶を見た。
調べたら“アサギマダラ”だ。
この時期、ここに居て良いのだろうか?
この蝶は、渡り鳥ならぬ、渡り蝶と言われる。
春から夏、本州等の標高1000m〜2000mで繁殖。
秋、気温の低下と共に南方へ移動を開始する。
九州や沖縄、さらに八重山諸島や台湾にまで飛んで行く。
海を渡って1000キロ以上の大移動。
台湾・陽明山までだと2100キロの飛翔となる。
この蝶はまだ謎だらけらしい。
あの小さな体で何故、1000km以上も飛べるのか?
秋の南下は、アゲインストの偏西風、何故克服できるのか?
飛んでいる間のエサは? 夜は何処で休むの?
この蝶の寿命は4カ月程度。
渡り終えたら、帰る事のない片道切符なのだ。
それが何故、時期が来たら、正確に渡れるのだろう?
何とも不思議な蝶々である。
今日、我が農園を訪れた蝶は、のんびり屋なのだろうか?
それとも皆にはぐれたのだろうか?
小菊の蜜を一生懸命に吸っていた。
これから南をめざすのかな?
そして渡り終えたら、ご臨終なのだろうか?
何とも愛おしい姿に見えてきた。
一期一会の気持ちで、美しい姿を撮らせていただいた。
来年又、貴方の子供に来ていただきたい。
                      ある小春日和の午後でした 寅次郎
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torajiro0421 at 17:21|PermalinkComments(0) 自然 

2011年11月21日

「戦い終わる」

 ホークス、日本一の日、我々の闘いも終わった。
3月27日、開会式で義援金を集め、全員で黙祷をして始まった。
そして11月20日、無事に闘い終えた。
遠くは三重県のササユリカップと、
石川県の小松市長杯には泊まり込みの遠征。
県内は中津川、高山、各務原、岐阜、関、白鳥でのリーグ戦。
地元では実年リーグのナイター戦。
闘うランクは
50歳以上の実年。60歳以上のシニア。
65歳以上のハイシニア。70歳以上の古稀リーグ。
4チームに所属して、総て1番セカンド。
総試合数45試合を戦った。
成績は18勝23敗4分。勝率=0.439。
個人成績は126打数56安打。打率=0.444。
今年は何かと多忙で、参加できない試合も多かった。
全部参加すれば、60試合位はあるだろう。
プロ野球が年間144試合である。
この年寄りにしては、多く戦っているじゃない?
盗塁、エンドラン、送りバンド、スクイズのサインプレーは勿論、
スライディングもやるよ。
サインプレーはちょいちょい間違う者がいる。
健全なるボケ症候群?
反省会での、酒の肴には事欠かない。
怪我なしで乗り切った事が、最大の自慢と言える。
「老いて鍛えれば、死して朽ちず!」がモットー。
                             生涯青春! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:26|PermalinkComments(0) スポーツ 

2011年11月19日

「老化ing」

 11月白鳥クラブ定例ゴルフコンペ。
10月にHcap改正があり、皆さんいきゃあこと持っといでる。
寅次郎は改正後の最初に勝ったので、大幅に減らされた。
寅以外は、誰が勝ってもおかしくない。
このコース、距離はないが、バンカーが多くめんどい。
こんな時は、実力者が上位に来るもんだ。
このところ、100に近づき、大スランプのカジヤシンボリー号、
ハンデに恵まれ何とか勝った。
この馬が、ハンデを19も持つこと自体がおかしい。
3位のヒラセ―も17は多すぎる。
この2頭、全盛時は80前半で謳歌していたモノ。
よる年波には勝てないのか、飛距離は落ちる、パターは入らない。
若手が育たないから、上に居られるだけの話。
上に居たいから、育てないのか?
コダラムスメも、このところブービーあたりをさ迷っている。
ここらの位置が、気楽で居心地がいいのか?
部屋の外からの挨拶が上手になって来た。
寅次郎ただ一人、80台、ハンデ13で、準優勝。
これが立派と言いたいだけの、11月シーダーヒルズ物語だった。
あー、又言っちゃった!
これを言わなきゃいい男なのに。
いずれ行く身を知らないで・・・。
                              一言多い 寅次郎
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torajiro0421 at 10:05|PermalinkComments(1) スポーツ 

2011年11月17日

「ある披露宴」

 結婚はしてくれないだろう、と諦めていた息子が結婚してくれた。
その家は代々婿取り家系で、120年振りの嫁取りとか。
天にも昇る心持とは、正にこの事。
我が家にも、婚期の過ぎた息子がいる。
うらやましい・・・。
仲人が二人の馴れ初めを披露。
二人はあるサークルで乗鞍に登った。
その時、新婦は貧血で倒れた。
そこに、新郎がいて助けたと言う物語。
愚生、この披露宴の〆の挨拶をやれと言われていた。
気の効いた言葉も思いつかない・・・弱った。
正直に話そう・・・。
「お伺いすれば、きっかけは“貧血”との事、新婦さんの廻りに
 貧血のお友達は、おられませんか、お見えでしたら
 是非、ご紹介いただきたい、我が愚息の為に」と、新婦に哀訴。
その後は、お祝いの“相撲甚句”を唸って、役目を終えた。
出口でお客を見送る新婦に再度、
「貧血の人を・・・」と念を押した。
そう言えば、我が女房も昔から、貧血気味だった。
貧血が人生を変えるのか・・・?
                          貧血に注目しよう 寅次郎
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torajiro0421 at 19:10|PermalinkComments(0) イベント 

2011年11月15日

「東北支援チャリコン」

 久しぶりに懐かしいサウンドに触れた。
東日本震災支援チャリテーコンサートを聞いた。
場内では東北の物産も販売。
めぼしい物、数点を買い求めた。
出演者のトップはブルーインパルス。
東京都の職員で構成している平均年齢51歳の親父バンド。
歯切れ良いサウンドに乗せられた。
寺内猛が構成した「津軽じょんがら節」は圧巻。
この構成は第20回レコード大賞の企画賞を得たとのこと。
地元の楽団、ニューホワイトバード。
“茶色の小瓶”で昔がよみがえった。
続く、ぐじょう弁チャーズも上手くなった。
ボーカルを入れて“真っ赤な太陽”“恋の季節”etc。
東京にいた頃、いっちょ前の都会人になろうとジャズ喫茶に通った。
銀座“ACB”、新宿“ラ・セーヌ”
寺内タケシが売り出す前の頃からである。
ジャズからロック、そしてエレキバンド。
これらと一緒に青春時代を過ごしてきた。
同世代の親父バンド、がんばれ!
懐かしい音に浸った半日だった。
もう一つあった。
元警察官が、Mr・モリックと称して手品を見せてくれた。
元警察官が、人をだます事をやるのが何ともユニーク。
東北震災支援の物産が売れ残ったので、大半を買い取った。
今月末の藤政会望年会でチャリテーオークションに使おうと。
                         つながれ!東北へ! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:49|PermalinkComments(0) イベント 

2011年11月13日

「鏡の裏」

 大青教、秋の祭礼が行われた。
今年は、弟(正直)が手伝ってくれた。
神棚は、祭司さん親子が、事前に掃除をされた。
痛みの激しい所は、きれいに修復されていた。
近くに居て、何もしない事に、恐縮以上の恥しさを感じた。
自分の好きな事だけを追い求める毎日・・・。
こんなんでいいのだろうか?
今回は始めて雨降りであった。
祭礼中、この事の意味を自問した。
日頃は忘れている、祖父母や親。
この人達を、思い起こす日、と考え、想いを巡らせた。
神殿の前に大小二基の鏡がある。
それを掃除しながら、何気なく裏を見た。
名前が沢山書かれている。
それも女性の名前ばかりである。
書いたのは、祖父である。
はたと考えた?
昔、鏡は、国に数台しかない、貴重なモノだった。
だから、ご神体に匹敵するともされてきた。
一方では、神殿の鏡は、自分の心を映し出す鏡とも言われた。
近世では“鏡は女の命”とも聞いた。
今となっては祖父の意中は測り知れない。
“女の命”説で、大青教の教えに関わる女性陣を祀ったのか?
或いは、その女性陣に鏡をご寄付願ったのか?
それにしても、結構な人数である。
かつては賑わった時代もあったのだ。
この中には、かすかに記憶のある人もいる。
今や、その名を訪ねる人とていない。
何かに残しておくべきではなかったか・・・。
                       静かな雨の半日であった 寅次郎
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torajiro0421 at 22:53|PermalinkComments(0) 歴史 

2011年11月11日

「歩いた!」

 満一歳の誕生祝い「一升餅」
我が家の慣例行事の一つになっている。
一升の鏡餅を風呂敷に包んで背負い、歩かされる。
鏡餅の重さは≒2kgである。
無事に一年が過ごせ、この先も健やかに成長を、と願う儀式。
各地に様々なやり方があるようだ。
歩いた先に、そろばん、筆、一万円札を置いて選ばせる。
選んだモノによって将来を占う。
そろばんは商人、筆は芸術家、一万円札は金持ちとか。
又、転ぶと、将来遠くへは行かないと言い、無理に転ばせるとか。
歩く時に祖父母は祝い唄を歌う所も。
「鶴は千年、亀は万年、浦島太郎は800年、
   家の凌太郎は万万年、さあ踏め、さあ踏め!」と。
長男(幹太)の時は立ったが、後ろにひっくり返った。
始めての孫(大河)も同様、後ろに倒れた。
昨晩、三番目の孫(凌太郎)が挑戦。
この孫は現在、1m位をよちよち歩ける。
おそらく、前の二人と同じ状況だと想定した。
餅を背負い、母親に支えられ、立ち上がった。
後ろに倒れず、しゃがみこんでしまう。
泣き出したが、かまわず続行!
はた目には“いじめ”にも見える。
4回目頃に、2,3歩、歩いた!
大歓声!「やったー!」
だが主人公の孫は、大粒の涙で大泣き!
母親の胸に倒れ込んだ!
ほかの孫達家族も集まり、ハッピーバースデー!
この先もどんどん一升餅を背負う孫が生まれてほしい!
這えば立て、立てば歩めの親心・・・。
                        至福のひと時であった 寅次郎
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torajiro0421 at 19:11|PermalinkComments(0)  

2011年11月09日

「古い教科書」

 訪問介護している娘が、お年寄りから、古い教科書を借りてきた。
“尋常小学校読本” 明治二十年五月 文部省編輯局 と言う表紙。
大蔵省印刷局作成で、文部省図書課の印紙に消印がなされている。
定価は“金九銭”とある。
そこに次なる、但し書きがあった。
「此ノ書籍ハ売捌人ノ手ヲ離ルルトキ何等ノ名義ヲ附スルモ
定価ニ超過セル金額ヲ買手ヨリ払ハシムルコトヲ許サズ」 
この本を、金九銭以上で売っては駄目です、と言っているのだ。
何故、ここまで書かなくてはいけないのか?
その時代背景を理解しないと、答えは出ない。
何歳の子供が用いたのか不明だ。
かなり難しい漢字も出てくるので高学年用だろうか?
フリガナは一切ついていない。
内容は道徳的な事が多く、今の時代にも、必要な事が多く書かれている。
明治初年頃、教科書は自由に発行出来た。
明治19年に検定制度が出来、この教科書はその最初のモノの様だ。
国が定めたモノとしては最古と言えるのではないかな?
貴重品だ。
我々が学んだモノもあった。
「人間万事塞翁が馬」だ。
中学の漢文で習った様な記憶があるが?
最後に諺が沢山掲載されている。
復刻版でも、今の時代に十分通用する内容が沢山ある。
日本復活!
                  古い奴だとお思いでしょうが・・・ 寅次郎
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torajiro0421 at 20:46|PermalinkComments(0) 歴史 

2011年11月07日

「三本の松」

 一本目は、陸前高田、7万本の中で、唯一残った“奇跡の一本松”
震災の一ヶ月後に、この近くまで行ったが対面できず残念。
その時期は、松よりもまず人間の捜索で混迷のさなか。
中秋の名月に浮かび上がった一本松。
この写真は、新幹線会の案内に添付されていた。
悲しみの中にも大きな“感動”があった。
二本目は熱海の海岸“お宮の松”
今年の新幹線会は熱海にわらじを脱いだ。
許婚の関係にあった、貫一とお宮。
お宮は親の勧めで、実業家に嫁ぐ羽目に。
裏切られた貫一は、1月17日の月の夜、泣き泣きお宮を蹴る。
その傍らで、全てを観ていた松を「お宮の松」とした。
ご存じ、尾崎紅葉の「金色夜叉」は、全女性の紅涙を絞った。
三本目は初島にある「お初の松」
その由来は、写真の立て札を参照されたし。
初姫の死体は翌朝、浜に上がった。
その体には鱗があり、蛇体であったと言われる。
この島には龍神が祀ってある。
お初の松は、龍の形をして、海に向かって、身をよじっている。
恋に焦がれた、お初の切なさが伝わってくる。
今回の旅は、この三本の松が、別のキーワードでもあった。
前の二本は松と月、後の二本は松と女。
そして、三本とも、悲しみがつきまとう。
しかし、三本とも、一途で、強い芯を持った松とも言える。
「降り積もる 深雪に耐えて 色変えぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ」
敗戦後に昭和天皇が詠まれた歌が、ふと浮かんだ。
                       善き友、良き旅であった 寅次郎
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2011年11月06日

「ベルギー女性」

「ベルギー女性」
 闘いすんで呉越同舟。
翌日は、観光組と合流、熱海散策。
熱海の全盛時を知る者には、今の熱海はゴーストタウン。
空きホテルにシャッター店舗が目立ち、人が少ない。
日本の縮図、日本の象徴の様である。
若者がいない。
ホテルで出会うのは、同年代ばかり。
こちらは空元気があるけれど、あちらさんは風前の灯・・・。
ゴルフ負け組の吐口として、お宮の松蹴飛ばし体験も企画されていた。
負けを認めないのか、誰も蹴らず。
僅かに羞恥心は残っているようだ。
酒喰らって、棒きれ振りまわすばかりでは、来世が心配だ。
“静かに教養を”と柄にもなく、MOA美術館へ。
「鑑定団に出せばイクラだべ!」
国宝を見ても、会話はこの程度なのだ・・・大声で。
来た証拠だけは残すべと、記念撮影。
誰かシャッターを、と見たら、金髪の外人女性。
一緒に撮りませんか?と言えば「OK!」と言って前に座る。
この時、それまで後ろに居た深大寺の寺男。
サーッと前に来て、女性の横へ。
その身のこなしの早さに、一同呆然。
こ奴に、こんな特技があったとは・・・。
金髪彼女、ベルギーから単身で日本探訪とか。
たどたどしい日本語を頼りにである。
その度胸に敬服!
高速船で30分乗って、初島に渡った。
ここには江戸の末期、お初と言う娘の悲恋が残っている。
“お初の大松”が地を這うように、海に向かっていた。
目的は、新鮮な“イカ刺し丼”で昼飯を、である。
その他、金目鯛、いさき、カサゴ、三色丼・・・美味かった!
美術館で折角染み込んだ教養は、一気に栄養と化した。
酒とおいしい料理で、カロリーメーターは振り切れている。
腹ごなしに、灯台まで歩き、らせん階段にハーハーしながらも、駿河湾を一望。
夕刻、熱海駅で「来年の今月今夜」を誓って、東西に散った。
                 「一年よ 早く過ぎるな 早く来い」 寅次郎

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2011年11月05日

「男の酒盛り」

 全く女気のない酒盛り。
だが、一年の積もり積もった話に、色気は無用。
やれ飲め、それ食え、さー語れ!
語り終えれば、サー歌え!
出雲の住人・清長会長の挨拶。
「この会に参加できる人は幸せです、健康だから、
 時間があるから、多少の路銀を持っているから・・・続けよう!」と。
続いて、寅が乾杯の音頭。
今年急逝した大西君と東北の犠牲者に黙祷。
くれぐれも、黙祷をされる側に、急いで逝かない様に・・・乾杯!
生きたアワビに酒を飲ませての蒸し焼きは・・・やや残酷物語。
アワビに、心で黙祷をして食べた、・・・美味かった!許せ!
気仙沼から取り寄せた銘酒「男山」を持参。
この酒を飲むのも、ささやかな復興支援と振る舞った。
そんな支援なら、いくらでも、と呑兵衛軍団には好評!
入手方法を教えろ!と言う善人呑兵衛も現れた。
蛮声を張り上げ、無礼講酒盛りは止まるところを知らず・・・。
そのガス抜きをカラオケに向けた。
今年もっとも受けた歌は、小林旭の「昭和・路地裏話」だった。
「斉藤さんではないですか、しばらくでしたアケミです・・・」
昭和の時代を、猛烈に駆け抜けてきた猛者共・・・。
同世代のアキラ節にノスタルジー・・・。
帰らぬ昔に、酒と歌で、ほんのひととき帰り浸ったポンコツ共。
古き良き時代のエンタテナー達。
昔に帰れる新幹線!
                             永遠たれ! 寅次郎
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2011年11月04日

「大仁の風」

 美人キャデーが口うるさく言ったのは“風”。
今日は駿河湾に向かって吹いている。
コース内では左程でなくても上空は吹いていると。
加えて、グリーンのアンジュレーションが素人目には解らない程微妙。
これも、大概は駿河湾に向かって純目だと。
風と芝目は駿河湾に向かっている事は解った・・・が。
どちらが駿河湾かが解らない方向音痴群。
富士山もくっきりだ。
冠雪のない富士は、ややモノ足りないが・・・。
何となく“裸の富士”と言った感じ。
“富士に向かって打て!”のコースも数ヶ所。
真直ぐ打てば富士なのに、ボールが行きたがらない?
前半はキャデーに忠実に従って43。
後半はキャデーと親しくなり、彼女の忠告が上の空になりだした。
それを期に、勝負の女神が焼き餅を焼き始めた。
二つのショート、共に風に運ばれてOB、12打叩いてしまった。
それでも粘って何とか44、トータル87でフィニッシュ。
後続部隊は、富士山の大沢崩れの大崩れ。
その結果寅は、グロスで9打ぶっちぎっての4連覇だ!
ところがWぺリアは、俺を4位に叩き落した。
優勝は兵庫の雄・竹下。
二位は長崎出身の若手・藤川。
三位は、仙台若林地区で津波を避けた佐藤文。
栄冠は今年も、箱根越えを拒んだ。
西高東低は当分続きそうである。
尾骶骨にクラックの入った大根田、耐えてのブービーは特筆。
                          美人と風に迷った 寅次郎
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2011年11月03日

「お江訪ねて」

 我が新幹線会、今年の旅はお江戸でござる。
新幹線会は年一回、全国各地から集まってくる。
行く先は、NHK大河ドラマを主に追跡している。
昨年は“脱藩浪士”の我々は、土佐の高知にその神髄を求めた。
その前は、我々と同じ、恐るべきナンバー2・兼継を、越後に訪ねた。
更にその前は、チリトテチンの出雲に出向き、大山芸者にダンダン!
今年はご存じ「お江」
徳川二代将軍・秀忠の正室となった姫。
てな事で、お江戸に舞台を移す予定だった・・・が。
お江戸近辺には、適当なゴルフ場がない。
適当とは、庶民にマッチした、と我々は翻訳する。
小金井だ、戸塚だ、武蔵野あたりに行き「安くしろ!」とも言えねぇし・・・。
やむなく、昔、おらっちの会社が造った、伊豆大仁CCに落ち着いた。
プレー前日から熱海に泊まり込んで、敵を酔わせようと、酒盛りである。
ゴルフが上手くても、酒に弱い奴は、絶対に勝てないシステムになっている。
そんなシステムのお陰で、寅次郎は三連覇を果たしてきた。
ところが幹事の奴、四連覇を阻止しようと、一策を講じて来やがった。
ハンデ戦をやめて、ダブルペリヤ方式に変えてきた。
こりゃ運が90%以上だ。
富士山に祈り、そして向かって、渾身の第一打に気合いを入れた!
「カキー・・・ン!」・・・行ったぁ!
キャディーがすかさず「フォオアー・・・・!」
今日のキャディーは美人だった・・・が、
「フォオアー」と叫ぶのが好きな娘で、少し不愉快。
美人キャディーとの戦いで、火ぶたは切って落とされた。
                         色即是空!迷うな! 寅次郎

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torajiro0421 at 23:06|PermalinkComments(0)