2012年04月

2012年04月30日

「丸太やヒロシ」

“日本国天皇は 清水 弘に瑞宝単光章を授与する
皇居において璽をおさせる“
内閣総理大臣 野田佳彦
町内の弘君が天皇陛下から褒められた。
これがその文面である。
昨日、県議、市長、市議等々の80人が集い、祝った。
20歳で消防団に入り、40年間奉仕した。
最後は郡上市の副団長であった。
全くのボランティアである事が尊い。
よく職業消防士が叙勲されるが、これとは訳が違う。
彼の家の玄関には常に、刺しこの法被が掛っていた。
何時でも飛び出せるように、である。
妻はタエ子さんと言う。
ちゃきちゃきの江戸っ子を思わせる。
40年間、夫を支えた。
名は体を表すとか、良く耐えた、タエちゃん。
この度の東日本大震災でも、消防団の活動には頭が下がる。
懸命な救助に始まり、捜索、遺体処理等々。
使命感の強さがあだとなり、犠牲者にもなっておられる。
地域にとってかけがえのない人達である。
お祝いの第二弾は、組み内の方々と、親しい仲間達。
腹いっぱい飲んで歌って、お祝いした。
おめでとう!ヒロシ&たえこ!
                           久々二日酔いの 寅次郎
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torajiro0421 at 10:23|PermalinkComments(0) 人物 

2012年04月27日

「プロの技」

 第53回・中日クラウンズを観てきた。
名古屋ゴルフクラブ和合コース、家から2時間半の距離。
この大会は、寅が社会人になった翌年から始まっている。
ゴルフ場の支配人をしている友人がチェケットを融通してくれた。
長年ゴルフと付き合ってきたが、観るのは始めてである。
それも歴史ある男子プロのトーナメント。
出場選手は実に多彩。
尾崎三兄弟、青木、中島、倉本、安田のシニアクラス。
丸山、田中、谷口、藤田、伊沢、芹沢、宮本のベテラン。
片山、星野、高山、小田、近藤、久保谷、平塚の中堅。
コンラン、マークセン、S・K・ホ 他の外人勢。
まさに人気者オールスター戦の様相だ。
かなりの混雑を予想した。
ところが、予選の二日目は空いていた。
テーグランド、セカンド地点、グリーン上共に、間近で観られた。
土、日の決勝ラウンドは、こんな近くは無理だろう。
そんな中、最終18番、435ヤード、パー4のサードショット。
青木は見せた!
残り40ヤード、バンカー越え、ピンはすぐ手前、しかもラフから。
高かーく上げたロブショット。
カラーに落ちて、ピンを1m越えてぴたりと止まった!
上りのラインを独特のパンチパターで難なく沈め パー!
観衆がどよめいた! これが世界の青木か!
テレビでは、この臨場感は伝わってこない!
青木は今年で69歳、石川 遼は今年二十歳である。
石川が生まれた20年前、寅はこのコースに挑んでいた。
その時のスコアは99点だった事を覚えている。
今、廻って、このスコアを上回れるだろうか?
                         進歩しない72歳の 寅次郎
wago18wago
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torajiro0421 at 22:27|PermalinkComments(1) スポーツ 

2012年04月25日

「野球とサッカー」

  野球は衰退、サッカーは隆盛の昨今。
野球小僧で育った寅次郎には、サッカーは今一である。
サッカー人気の上昇、その源は何だろう?
昨日の新聞にそのヒントがあった。
野球は上意下達のゲームである。
監督の采配の下で、選手が動き、試合を創る。
ディフェンスとオフェンスはハッキリ分かれている。
サッカー、ラグビーはターンオーバーが必至。
攻撃と守備は瞬時に変わる。
この時、いちいち監督の指示で動いていては勝てない。
ちなみにサッカーやラグビーの監督はスーツ姿である。
従って試合中は、選手間の判断、信頼、チームワークが主体となる。
従ってサッカー、ラグビーの試合中には上意下達はナイ!
昨今の若者は、この上意下達が好きくないかも?
一瞬の間に、自分達で試合を組み立てる事に醍醐味があるのか?
見る側も、瞬時に攻守が変わるスリルがいいのかも?
そこには、細やかなサインはなく、阿吽の呼吸で動くのか?
ここらが野球やソフトボールと大きく違うところか。
かと言って、この方法を野球に取り入れる事は難しい。
野球には野球の面白さは十分にある。
いずれにしても監督、コーチ、選手間の信頼は欠く事は出来ない。
双方とも「信頼」が試合を面白くする。
                          昨今、信頼が薄れてきた 寅次郎
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torajiro0421 at 17:25|PermalinkComments(0) スポーツ 

2012年04月23日

「通行手形」

 中国行きを誘われてその気になった。
ここへ行くには通行手形がいる。
前回の通行手形は期限が切れていた。
早速、申請して取得したが、その手数料が昔の倍だった。
今回で4冊目になる。
最初の1冊目では1990年にタイ、1992年にサイパン。
2冊目は1995年にバリ島、1996年にグアム島、1998年にハワイ。
3冊目は2000年に台湾、2005年にオーストラリア。
そして4冊目になる今回は、中国の予定。
この先、仏門に入るに当たり“仏教の真髄をかじるべぇ”となった。
この歳で、10年物の通行手形を取るのを一瞬ためらった。
でもここで5年物にしたら、何だか負ける様な気がして、きばった。
昔は確か¥8,000だったと記憶している。
今回は丁度、倍の¥16,000。
正直言って高い!
たかがてめぇの身分証明書じゃねぇか。
それに何故5年物と10年物で値段が違うの?
中身は一緒だぜ。
こんなモノは原価¥1,000もありゃ釣りがくるぜ。
それに、なして手数料だと云うのにわざわざ印紙なの?
聞くところによると、年間500億円位の手数料収入らしい。
誰が受け取って何に使うの?
外務省の機密費かい?
外国旅行をする位のモノはケチな事言うなっ!
鼻高々と自慢話をする成り上がり者への勲章的許可証だ!
と言うお上の意向か?
昔の道中手形は、庶民はそれぞれの菩提寺の和尚が出したらしい。
若干のお礼で済んでたようだ。
                     こんなモノは円覚寺で十分だ 寅次郎
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torajiro0421 at 23:20|PermalinkComments(0)  

2012年04月21日

「72歳」

 6回目の年男、今日72歳の誕生日。
東海北陸6県シニアソフトボール大会の初日がこの日。
昨年は、東日本大震災の直後で、この大会、自分は自粛して出なかった。
その時、それを機に、役職を総て辞任した。
今年は、一選手として、参加させてもらった。
運営の心配を一切せずに、プレーだけ出来る事の何と楽な事か。
のびのびと楽しませてもらった。
第一試合は愛知の尾西クラブOB。
同点でタイブレーカーの勝負になったが、最後は力尽きた。
第二試合は富山のトナミクラブ。
このチームは顔なじみで、勝ったり負けたりの間柄。
第一試合に出られない人を中心に出てもらって戦った。
結局これも引き分けに終わった。
事実上、一日に二試合引き分けで、不完全燃焼だった。
うまくゆけば、リーグでトップに成れたのに・・・。
二試合とも、セカンドで3番を打たせてもらった。
5打数3安打、1三振の成績だった。
チームのレギュラーでは最高齢者である。
何時でも身を引く覚悟は出来ている。
こんなポンコツがレギュラーを張っていてはAクラスは無理だ。
出でよ!若者!
県外チームの中にも、親しく語れる友が年々増えて行く。
何物にも代えがたい財産である。
我がチームメイトもケーキを買って祝ってくれた。
                        良い仲間に巡り合った 寅次郎
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torajiro0421 at 22:30|PermalinkComments(0) スポーツ 

2012年04月19日

「胸は痛むが・・・」

 今年のササユリカップ参戦の我がチームは若くない。
平均年齢が70.7歳。
三重県に遠征の途中で、立て続けに訃報が入った。
一人は、中学時代の同級生男子。
愛知県蟹江町で、町議として、活躍してたと言う。
もう一人は、ゼネコン時代の後輩で68歳。
東北出身で、超まじめ人間だった。
それに引き換え、己はどうか?
やる事はいい加減で、超自分勝手。
ソフトボールで自己中心に飛んだり跳ねたり。
今回の遠征、二日間で、3試合を戦った。
昨年までは、1番セカンドが指定席だった。
今回、監督は何を血迷ったか、3番ファーストに代わった。
個人戦果は、6打数2安打、2四球、1盗塁。
試合中、敵の一塁手と激突して、しばらく呼吸が止まった。
今も、左肋骨が痛む。
咳やクシャミの時は痛みが走る。
それでも元気に、飲み、食べ、語っている。
人生を終えてゆく事など、微塵も考えていない。
良きチームにいて、運動の出来るお陰だろうか。
程々に仕事もしている。
家庭環境もまずまずである。
欲を言えばきりはない・・・が。
この先10年位は、この元気で運動をしたい。
無理であろうか?
欲張りであろうか?
同世代の訃報に接し、少し、神妙になった。
                        何はなくても健康第一 寅次郎
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torajiro0421 at 22:10|PermalinkComments(0) 健康 

2012年04月17日

「今時のゴルファー」

 ゴルフコンペの朝、外は雨。
「今日は行けないからキャンセルしてくれ」と電話が入った。
それも、本人じゃなく、その奥さんからである。
理由は、車が故障したからだと言う。
ならば行く方法はいくらでもあるだろう。
便乗を頼むとか、
車を借りるとか、
タクシーで走るとか、
はたまた、何か良い方法はないか相談するとか、
本人が電話に出ないから、何とも埒が明かない。
コンペであり、多くの人に迷惑もかかる。
俺の友達にこんな奴がいたのかと、恥ずかしくなった。
昨年暮れに亡くなったプロゴルファー・杉原輝雄氏。
彼は親が死んでも、トーナメントを続けた。
又、ゴルフ場に雪が降ったと解ってても、
ゴルフ場がクローズだと云わない限り行くべきだと。
それが「約束」と言う事だ、と教わった。
そこに、信頼があり、友情があり、自己犠牲がある。
そして自分自身がプレーのジャッジをする。
これがジェントルマンと称されるゆえんであろう。
ゴルフをなめんじゃねぇー!
取ったターフも元に戻さない。
アドレスに入ってもしゃべっている。
風呂の洗面器もきちんと方付けられない。
そして、女が“ヘソ”を堂々と出すスポーツに成り果てた、ゴルフ。
                       ああー やんぬるかな! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:35|PermalinkComments(0) 独り言 

2012年04月15日

「結果論」

 終わってから言う事は、すべてがむなしい。
あの事も、この事も、ナニの事も・・・全てが。
北朝鮮のミサイルは、よく120kmも飛んだよ。
TVの映像を見た時、
「こりゃ模型だ」と言う人がいた。
俺も一瞬、そう思った。
発射現場の責任者も映った。
その人のヘルメットを見て「こりゃおかしい?」
マークもなければ、あご紐すら絞めていない。
発射台に居る技術者達もみな同じである。
国家の威信をかけた事業ならば、
ヘルメットに国旗か、好きな将軍様の顔を貼るだろう。
「僕でも、こんなの造れたよ!」
正恩坊やが世界に見せたインスタントプレーそのものだった。
我々土方の世界では、ヘルメットにあご紐は、いろはのいの字だ。
これが出来なくて、新幹線、高速道路、スカイツリーは生まれない。
この失敗で頭にきた坊やは、やけくそで核実験をやるらしい。
これも、失敗して、国中に放射能が広がる、やも?
そうなると自国には居られない、さればと日本乗っ取りにくるぞ!
田中防衛大臣様・・・どうする?
「真紀子―――・・・!」
最近、我がミサイルも老化現象で威信が薄れてきた。
加えて、他国を侵略する為の、ハイオク燃料も枯渇気味。
ヘルメット等、当然不要。 
その癖、虚勢だけは、いっぱしに張る!
                       かの国に、よく似てきた 寅次郎
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torajiro0421 at 09:39|PermalinkComments(0) 独り言 

2012年04月13日

「初仕事」

 防火祈願祭への出席が、総代長の初仕事であった。
消防団関係者、白鳥神社総代会、自治会で行われる年中行事。
明治40年4月3日午後5時頃、來通寺裏通りから出火。
北は宮森から、南は登記所迄、153戸が全焼。
大正8年6月14日、白鳥小学校校舎2棟を全焼。
大正11年5月7日、白鳥本町通りに大火災、38戸を全焼。
そして昭和22年4月10日午前1時、白鳥1号組で10余軒全焼。
この時、寅次郎は小学1年生。
その前々年、寅は岐阜の大空襲を見てきている。
岐阜の空襲は梅林の山から、遠めに見ていた。
白鳥の大火は、真夜中、すぐ目の前である。
火の勢いの凄さに圧倒されたが、左程の恐怖感はなかった。
これは岐阜空襲を見てきたせいかもしれない。
白鳥の大火は、我が家の隣で鎮火した。
以来、65年、白鳥に大火はナイ。
防火啓蒙の夜回りも連綿と続けられている。
我が家の長男も消防団員である。
玄関の洋服掛けには、常に法被が掛けられている。
何時でも飛び出せるように、ヘルメットと靴も添えて。
これを着る機会の少ない事を祈りたい。
                    事無き事を祈り、玉櫛を捧げた 寅次郎
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torajiro0421 at 12:30|PermalinkComments(0) 風習 

2012年04月11日

「友達の趣味」

 岐阜市内のソフトボールチームメイトから贈られた。
彼とはリーグ結成当時からのお付き合い。
チームのエースとして活躍してこられた。
岐阜市の消防長を務められ、昨年春に叙勲。
瑞宝双光章の栄に輝いた。
彼は、名もない河原の石に絵筆で、命を吹き込んでゆく。
表は、達磨大師と両脇に文字。
「東日本の心の痛みを絆と共助で乗り切ろう」
「出会いの心は何時も初心、友人は大切な財産」
裏は長寿の神・福禄寿が描かれている。
何時までも元気で、ソフトボールが出来ます様に、の意か。
いま一つは、中学校の同級生の一品。
数年前には、タイガースのマークを銅板に叩きだしてくれた。
銅板の叩きだしは、造る時に叩く音がうるさいと家族に悪評。
今度は音の出ない、焼き画に挑戦していると言う。
その焼き画は、躍動感あふれる雀の絵。
古今亭志ん朝の「抜けすすめ」が大好きで何度も聞く。
その中で、貧乏絵師が宿賃の代わりに雀を書き遺してゆく。
その雀が、毎朝、抜け出して餌アサリに行く。
これが有名になり、安宿屋は大繁盛の物語り。
その雀を連祖させる、この焼き絵である。
何時か飛び出してゆくのではと、密かな期待。
これらを見るにつけ、贈り主の友情を感じる。
俺も、何か心打つモノを作ってみたいとは思うが・・・。
日夜、白球を追い、棒きれを振り回していては何も残らない。
さりとて、愚痴多き駄文では、軽蔑されるのがおちである。
                          文化人面の野蛮人 寅次郎
takahasisumio2takahasisumio1takahasisumio3






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torajiro0421 at 18:31|PermalinkComments(0) 人物 

2012年04月09日

「黒ニンニク」

 呑み友達が「これを食べてみろ」とくれた。
黒く、噛むと甘酸っぱい、柔らかい黒ニンニク。
その友達は、ガンを疑われ、何度も手術を受けた。
体はボロボロ状態。
それでも病院を出ると、酒も飲み、煙草も吸う。
ゴルフも下手くそだったが、近年、元気になり上手くなった。
ゴルフの上達はさておき、何故元気になったのか?
それが、この黒ニンニクだと言う。
ニンニクを自家栽培し、自分で黒ニンニクを造りだす。
その製造方法を教えてくれた。
そのノウハウは、炊飯器の利用だ。
ニンニクを炊飯器入れ、保温状態にする事、2週間。
入れた当初は、あたり一面、猛烈なニンニク臭で充満!
納屋か倉庫あたりでやらないと、臭いで参ってしまう。
保温状態にする事で、ニンニクが発酵する。
発酵する事で、ニンニクの成分がより強力になる。
発酵が終わる頃には、ニンニク臭は消え、黒くなる。
これの効能は
抗酸化作用が強力になるらしい。
その結果、動脈硬化、ガンや高血圧、心臓疾患、
悪玉コレステロールの減少・・・etc。
まるで魔法の薬だ!
ウソだと思うが、その呑み助が元気になった事が動かぬ証拠!
元気良くなった事が、心理的にゴルフに余裕ができたか?
昨今、100を涼しい顔で切ってくる。
黒ニンニクはゴルフまで上達させる!?
一昨日、瀬木黒ニンニク製造工場で、初出荷!
飲み始めたというか、食べ始めた。
                         さて、効能や如何に 寅次郎
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torajiro0421 at 08:46|PermalinkComments(0) 健康 

2012年04月07日

「白鳥神社」

 氏子総代長に祭り上げられてしまった。
当番制で廻って来た、経験ゼロの新米氏子にやれと言う。
有無を言わせぬやり口で、押し付けられた。
理不尽なり。
愚図愚図言ってても仕方ないので、腹をくくった。
やるだけはやってみよう!
でもスムーズには出来ないだろう、と言う予感大。
その時は、押し付けた人達の責任だ。
開き直ったら、少しは気が楽になった。
手始めに、白鳥神社の歴史をひも解いてみた。
西暦200年、第14代仲哀天皇の頃。
野原に6軒の農家あり、そこに大白鳥が飛来。
一枚の羽を落とし、これを祀る。
西暦720年、泰澄太師が白鳥の女神のお告げで伽藍を建立。
祭神はイザナミノミコト。
イザナミとは、イザナギの妻で、二人で日本列島を産んだ神。
白鳥神社に、女性が祀られているとは知らなかった。
そう言えば霊峰白山も菊理媛の尊であり、女人禁制。
白山は美人が登ると、焼もちをやき、山が荒れるらしい。
白鳥神社の宝物は「鉾鎌」「短刀」
氏子は旧河合村、山田村、弥冨村、白鳥村と広大。
この事は、祭礼の時に建てる幟旗にその村名が見られる。
連綿と続く歴史を見ていると、興味が湧いてくる。
我が家の祖父は、プロの神主であった。
父は秋の礼祭を仕切る“東西呼ばり”役。
及ばずながら、三代目は、氏子の棟梁?
四代目は、神楽の笛を吹いている。
これも何かの因縁であろうか・・・。
                         やるしかないか・・・寅次郎
sirotorijinjyasofuoyajitozai






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torajiro0421 at 17:45|PermalinkComments(0) 宗教 

2012年04月05日

「養老天命反転地」

 春休みの孫二人とバーバを連れて養老へ。
自宅から養老公園まで、1時間半で行けた。
最近、孫達はアウトドアー志向が強くなった。
ありきたりの遊園地では満足しそうもない。
少し驚かせてやろうと、養老天命反転地を選んだ。
天命に逆らう地と言うから、へそ曲がりジージにはピッタリ!?
実はジージも初めてで、予てから興味があった。
公園ではない。
遊園地でもない。
フィールドアスレチックでもない。
前衛的な芸術作品公園?
水平、垂直がほとんどない。
とにかくひねくれていて非常識な世界である。
建物の中が極端に狭い。
これを広くすると、もっと楽しくなると思うが・・・。
ベットもソファーも壁で寸断されている。
展示のトイレも机も斜め。
重力に逆らっている。
外周には、深い溝状の、狭くて長い通路がある。
幅は大人一人分である。
行き止まりであり、行けば同じ道を帰らねばならない。
すれ違う時は壁側を向いておなかをへこませる。
バンザイ状態にしないとすれ違えない。
お尻とお尻が否応なく触れ合う。
「すみなせーん!」と言って、シリアイの仲になる。
会社の、ふくよかな“かおりちゃん”は無理だろうなー。
でもこうゆう人と出会ってみたいなー・・・。
どうするか?
楕円形のフィールド内は緩急自在な斜面ばかり。
この日は雨上がりで、特にスリップ注意!
スリリングなひと時であった。
帰路の車中、孫達はすぐに眠った。
適度な緊張感と疲労感に満足そうな顔で。
                    久々のアバンチュールであった 寅次郎
yorotaigakoncyu






fiyrudfiyrudchizu






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2012年04月03日

「新風吹かず!」

 郡上市初の大選挙区選挙が終わった。
大山鳴動して鼠一匹の感あり。
大選挙区に変わり、定員が3名減った。
これにビビッタか、勝てそうもない数名がリタイヤ。
変わって元職2名と新人が1名、名乗り出た。
そして1名だけを落とすサバイバル戦だった。
終わってみれば、新鮮味ゼロのオール経験者。
「郡上に新風を!」と挑んだ新人は、軽くあしらわれた。
でも少しの変化はあった。
若い連中の台頭である。
上位二人の年齢は78歳。
下位二人の年齢は147歳。
平均年齢60.8歳。
基礎票の少ない過疎地域の候補が、都市部の票を喰った。
これは何を意味するのか?
都市部の何時もの顔ぶれに飽きが来たのか?
ひとつ、大きな疑問が残った。
システムにおいても、新風は吹かなかった事だ。
郡上ケーブルテレビは何故、政見放送をしないの?
各候補の品定めをするのには、絶好のシステムじゃないの?
大選挙区になったのなら、是が非でもやるべきであった。
地域対抗戦から、人物本位の選択が出来る絶好の機会だ。
大金をつぎ込んだケーブルTVは何のためにあるの?
街頭演説では、じっくり言えないし、聞けない。
街宣では「住みよい郡上を!」と多くが連呼したのみ。
ただそれだけである。
これでは、俺が唱える、お経に等しい。
                    “空念仏”とならない事を祈る 寅次郎
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torajiro0421 at 16:57|PermalinkComments(0) 政治 

2012年04月02日

「市議選終わる」

 何とも盛り上がりに欠ける選挙戦だった。
市長選は、無投票を避ける為だけの、対抗馬出現。
市議選は19人立候補、一人が落ちるだけの戦い。
大半の候補者は、俺は大丈夫と心の中では思っていたろう。
各候補の選挙ポスタースローガンは、
「地域の絆は、郡上の絆」
「元気で安心、潤いのある街、地域おこしと活性化」
「みんなでつくろう ふるさと郡上」
「市民主役の郡上つくり、住み続けたいと思える街つくり」
「市民協働の街つくり」
「地域に愛着と誇りを持ち、安心して元気に暮らせる郡上をめざして」
「伝統文化を大切にして、地場産業の発展をめざします」
「歯ごたえある議会をめざします」
「みんなが安心してくらせる郡上に!」
「郡上に新風を!」
「郡上をたくむ」
「情熱、誠実、勇気をもって元気な郡上を築きます!」
「女性の視点を市政に反映!」
「若者に夢と希望を、ふるさと郡上の未来のために」
「未来のために挑戦し続けます!市議会最年少32歳」
「若い世代が夢と希望をもって生活できる元気で活力ある郡上市をめざします」
「今を熱く、まっすぐ郡上人」
スローガンなしで、名前だけの人が二人。
すぐ忘れてしまい、虚ろに響くスローガンばかりでがっかり。
記憶に残ったのは、
「歯ごたえある議会をめざします」
「郡上をたくむ」 この二つぐらい。
「郡上に新風を!」をと叫んだ候補はあえなく落選。
その時ばったりの言葉だけでは、庶民は動かない証拠か。
戦いが終わったから「スローガンは忘れた」では困る。
でも、みんな忘れそうだな・・・高齢者が多いから。
                            高齢者の仲間 寅次郎
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torajiro0421 at 22:06|PermalinkComments(0) 政治