2012年05月
2012年05月31日
「山西省・大同へ」
昨日に続き、今日も早朝からの動いた。
午前4時45分にモーニングコールが鳴る。
ホテルロビーでサンドイッチを腹に詰め込む。
5時40分にバスはホテルを出る。
7時15分に、北京を飛び立ち、1時間後、大同空港に到着。
日本でいえば富山空港並の小さいローカル空港。
400万都市からすれば、いかにも貧弱だ。
いよいよ“日本仏教の原郷を訪ねる”旅が始まる。
まずは山西省最北端と、内モンゴルとの境へ。
ここに万里の長城がある。但しここは土塁である。
長城の向こう側、内モンゴルに足を踏み入れ、記念に用を足してきた。
近くに土塁の城壁があったが、これは兵士が駐屯した所とか。
貴重な歴史建造物だが、風雨による風化、崩壊が激しい。
これを見て一旦ホテルに戻り昼食。
ここで初めて全員が一つのテーブルになり、自己紹介。
水谷グループはいずれも知識人、勉強家揃いである。
楽しい事には、全員、お酒が好きである。
“飲んで楽しく語る”水谷イズムは明るく楽しい。
昨日の好天は嘘のように、今日は雷と雨が我々を迎えてくれた。
その中を今回のメイン“雲崗石窟”に向かう。
昨日の故宮に続いて、今日も中国のスケールに圧倒された。
全てが日本とはケタ違いである。
この石窟は砂岩であるため、風化が激しく、その対策に苦慮してある。
仏像の至る所に穴が見えるが、これは岩を縫うための楔打ち込みのもの。
第5窟と第6窟は撮影禁止の貴重な仏像達。
洞窟の天井高くまで、大小無数の仏像が彫られている。
その中には、御釈迦様の一生を、回廊形式で彫られていた。
これらはすべて上から下へと掘り進んでいる。
これを説明する語力を持たない・・・「凄い!」の一語なり。
第20窟まで見たが、この続きは明日と言う事で、帰路へ。
今日も中国に負けた 寅次郎


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午前4時45分にモーニングコールが鳴る。
ホテルロビーでサンドイッチを腹に詰め込む。
5時40分にバスはホテルを出る。
7時15分に、北京を飛び立ち、1時間後、大同空港に到着。
日本でいえば富山空港並の小さいローカル空港。
400万都市からすれば、いかにも貧弱だ。
いよいよ“日本仏教の原郷を訪ねる”旅が始まる。
まずは山西省最北端と、内モンゴルとの境へ。
ここに万里の長城がある。但しここは土塁である。
長城の向こう側、内モンゴルに足を踏み入れ、記念に用を足してきた。
近くに土塁の城壁があったが、これは兵士が駐屯した所とか。
貴重な歴史建造物だが、風雨による風化、崩壊が激しい。
これを見て一旦ホテルに戻り昼食。
ここで初めて全員が一つのテーブルになり、自己紹介。
水谷グループはいずれも知識人、勉強家揃いである。
楽しい事には、全員、お酒が好きである。
“飲んで楽しく語る”水谷イズムは明るく楽しい。
昨日の好天は嘘のように、今日は雷と雨が我々を迎えてくれた。
その中を今回のメイン“雲崗石窟”に向かう。
昨日の故宮に続いて、今日も中国のスケールに圧倒された。
全てが日本とはケタ違いである。
この石窟は砂岩であるため、風化が激しく、その対策に苦慮してある。
仏像の至る所に穴が見えるが、これは岩を縫うための楔打ち込みのもの。
第5窟と第6窟は撮影禁止の貴重な仏像達。
洞窟の天井高くまで、大小無数の仏像が彫られている。
その中には、御釈迦様の一生を、回廊形式で彫られていた。
これらはすべて上から下へと掘り進んでいる。
これを説明する語力を持たない・・・「凄い!」の一語なり。
第20窟まで見たが、この続きは明日と言う事で、帰路へ。
今日も中国に負けた 寅次郎


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2012年05月30日
「北京へ」
白鳥を朝の4時半にstart。
セントレア空港を9時20分に飛び立ち一路北京へ。
中国時間の12時半に、無事到着。
半日かけて天安門広場〜故宮博物院を見学。
天安門広場は映像で見ていた通りのものであった。
しかし故宮博物院は完全な想定外。
そのスケールの大きさに、中国のでかさを知った。
台湾の故宮博物館を想像していたが、問題外。
現地ガイドの張さんが、ワンボックスタクシーで案内してくれた。
彼は宇都宮に5年程留学で来ていたと言う。
実に詳しく、丁寧な説明に、大満足。
通り一片の物見遊山では、これだけの収穫はない。
詳細は日本に帰ってから、じっくりと書きたい。
今日は北京のホテルで、これを書いている。
外国から、我がブログが発信できるかのテストでもある。
その前に、茶々のホームページが見られたのがうれしかった。
何とも不思議な気がする心持だ。
外国に来て、インターネットの凄さを実感。
今、夜の10時を過ぎた。
今朝の早起きと、故宮見学で疲れた。
明日も5時半に大同へ出発である。
無理は出来ない古希野郎だ。
今夜はこれくらいで床に潜ろう。
晩安(ワンアン) 寅次郎



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セントレア空港を9時20分に飛び立ち一路北京へ。
中国時間の12時半に、無事到着。
半日かけて天安門広場〜故宮博物院を見学。
天安門広場は映像で見ていた通りのものであった。
しかし故宮博物院は完全な想定外。
そのスケールの大きさに、中国のでかさを知った。
台湾の故宮博物館を想像していたが、問題外。
現地ガイドの張さんが、ワンボックスタクシーで案内してくれた。
彼は宇都宮に5年程留学で来ていたと言う。
実に詳しく、丁寧な説明に、大満足。
通り一片の物見遊山では、これだけの収穫はない。
詳細は日本に帰ってから、じっくりと書きたい。
今日は北京のホテルで、これを書いている。
外国から、我がブログが発信できるかのテストでもある。
その前に、茶々のホームページが見られたのがうれしかった。
何とも不思議な気がする心持だ。
外国に来て、インターネットの凄さを実感。
今、夜の10時を過ぎた。
今朝の早起きと、故宮見学で疲れた。
明日も5時半に大同へ出発である。
無理は出来ない古希野郎だ。
今夜はこれくらいで床に潜ろう。
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2012年05月28日
「一字違い」
白鳥神社本殿を拝見できた。
素人目にも素晴らしいモノと感じた。
ご神体は恐れ多く、拝見はかなわなかったが・・・。
本殿内部は秘仏とされ非公開であり、未調査とされている。
この本殿、郡上市の重要文化財に指定されている。
これに火災保険をかける為、保険会社の査定を受けた。
これに随行して、視ることが出来た訳。
建物本体は嘉永5年(1852)に建てたとある。
今から160年前となる。
当時日本は黒船の来港や、吉田松陰が活躍の頃。
福井県永平寺近郊の宮大工・大久保吉郎右衛門が棟梁で建立とある。
彼は白山長滝神社、向小駄良の円覚寺も手がけている。
この建物に付随する彫刻24点が素晴らしい。
彫り師は尾張の住人・瀬川重光とある。
作品に姓を彫り込み、名を落款形式で彫り、朱を入れている。
この名人の名前が「セガワシゲミツ」
瀬川重光≒瀬木重瀰。
セガワシゲミツ≒セギシゲミツ。
「カワ」が「キ」になれば、俺である。
これを知り、他人と思えなくなり、丹念に視た。
見終わって考えた。
寅次郎も「虎」でも彫って、神殿の片隅にでも貼り付けておきたくなった。
そこに「セギシゲミツ」の落款を添えて・・・。
後世の歴史家が、二人のシゲミツが居たと、迷う様を思うと楽しい。
何かの因縁を感じる 寅次郎






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素人目にも素晴らしいモノと感じた。
ご神体は恐れ多く、拝見はかなわなかったが・・・。
本殿内部は秘仏とされ非公開であり、未調査とされている。
この本殿、郡上市の重要文化財に指定されている。
これに火災保険をかける為、保険会社の査定を受けた。
これに随行して、視ることが出来た訳。
建物本体は嘉永5年(1852)に建てたとある。
今から160年前となる。
当時日本は黒船の来港や、吉田松陰が活躍の頃。
福井県永平寺近郊の宮大工・大久保吉郎右衛門が棟梁で建立とある。
彼は白山長滝神社、向小駄良の円覚寺も手がけている。
この建物に付随する彫刻24点が素晴らしい。
彫り師は尾張の住人・瀬川重光とある。
作品に姓を彫り込み、名を落款形式で彫り、朱を入れている。
この名人の名前が「セガワシゲミツ」
瀬川重光≒瀬木重瀰。
セガワシゲミツ≒セギシゲミツ。
「カワ」が「キ」になれば、俺である。
これを知り、他人と思えなくなり、丹念に視た。
見終わって考えた。
寅次郎も「虎」でも彫って、神殿の片隅にでも貼り付けておきたくなった。
そこに「セギシゲミツ」の落款を添えて・・・。
後世の歴史家が、二人のシゲミツが居たと、迷う様を思うと楽しい。
何かの因縁を感じる 寅次郎






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2012年05月26日
「高齢者諸君!」
標高千メートル、すっかり蒼くなった郡上高原CC。
白鳥クラブ参加者は、ついに11名に減ってしまった。
このままでは、徐々に消滅を待つばかりだ。
年寄りばかりで、若者が居ないのだ。
日本の姿とあまりにもよく似ている。
でも、酒を飲むと、元気で楽しい面々だ。
これがある限り、何とか続くだろう。
この笑いが消えた時が“白鳥クラブ”ご臨終の日だ。
その笑いの元は、カジヤシンボリーとジャンボ・野崎のコンビ。
ゴルフが下手になるほど、下ネタは冴えてくる。
今日は第一組が1位〜4位までを独占した。
当然、疑惑の眼が突き刺さってくる。
「おかしい!談合してる!」
優勝:カカワチドリ、2位:コダラムスメ、
3位:マゴワタイガー、4位:タケノチンボリー。
ドラコン2個、ニアピン2個も、この組が独占!
どう見ても、おかしい!・・・・。
そこまで疑われるならば、事はついでだ、
今年はこの4人が交代で優勝しようと、更に談合。
春の遠征は寅次郎が幹事だが、ぐずぐずしていて決まらない。
秋の遠征と合同にして派手にやろうと先延ばしで決まった。
今は、みんなが調子悪いのか、乗り気でない。
「やれ!」とうるさく言わないのは、やりたくない証拠だ。
秋になれば調子が出るのだろうか?・・・高齢者諸君。
そろそろ、夕日と共に沈む人々だ・・・・。
宴の終わり頃、どぶろくが出てきた。
これに火が付き、メンバーで亡くなった人の悪口で盛り上がった。
いい人は先に逝く、と言いながらの罵詈雑言。
とても先には帰れない、先には逝けない。
口はみんなシングルだ 寅次郎



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白鳥クラブ参加者は、ついに11名に減ってしまった。
このままでは、徐々に消滅を待つばかりだ。
年寄りばかりで、若者が居ないのだ。
日本の姿とあまりにもよく似ている。
でも、酒を飲むと、元気で楽しい面々だ。
これがある限り、何とか続くだろう。
この笑いが消えた時が“白鳥クラブ”ご臨終の日だ。
その笑いの元は、カジヤシンボリーとジャンボ・野崎のコンビ。
ゴルフが下手になるほど、下ネタは冴えてくる。
今日は第一組が1位〜4位までを独占した。
当然、疑惑の眼が突き刺さってくる。
「おかしい!談合してる!」
優勝:カカワチドリ、2位:コダラムスメ、
3位:マゴワタイガー、4位:タケノチンボリー。
ドラコン2個、ニアピン2個も、この組が独占!
どう見ても、おかしい!・・・・。
そこまで疑われるならば、事はついでだ、
今年はこの4人が交代で優勝しようと、更に談合。
春の遠征は寅次郎が幹事だが、ぐずぐずしていて決まらない。
秋の遠征と合同にして派手にやろうと先延ばしで決まった。
今は、みんなが調子悪いのか、乗り気でない。
「やれ!」とうるさく言わないのは、やりたくない証拠だ。
秋になれば調子が出るのだろうか?・・・高齢者諸君。
そろそろ、夕日と共に沈む人々だ・・・・。
宴の終わり頃、どぶろくが出てきた。
これに火が付き、メンバーで亡くなった人の悪口で盛り上がった。
いい人は先に逝く、と言いながらの罵詈雑言。
とても先には帰れない、先には逝けない。
口はみんなシングルだ 寅次郎



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2012年05月24日
「愛のいじめ」
今年初のイチゴが採れた。
昨年より3日早い収穫日となった。
この三日のずれは、1年に、0.1%の誤差である。
植物の正確な営みに、驚きと畏敬の念である。
三日前の、金環日食の軌道と時間の正確さ!
何と自然は、律義で正直者だ事。
寅の、その日暮らしのいい加減さが恥ずかしい。
このイチゴは、昨年、人様が捨てかけたのを頂いたモノ。
その苗から、孫を育てて、実を成らせた。
自分の孫と同じ位に、可愛いモノである。
昨日、ボール一杯を収穫し、まずは仏壇へ。
夜、孫達が来て、全部食べてくれた。
「甘い!甘い!」の連発。
大人と違って、孫はお世辞を言わない!
自分も食べてみたが、孫と同じ食感に満足。
実を言うと、女房は家の東側に、イチゴを育てている。
苗は同じモノを使ったが、女房はやたらと、肥料を与えていた。
葉の育ち具合をみると、女房の方が大きくて立派である。
でも実は小さく、育ちが悪く、今だ、実らない。
果実は「いじめて育てよ!」と言う。
カカ殿は孫にも甘いが、植物に対しても過保護である。
外見は良いが、実の成らない、ハッタリ農法である。
“愛のいじめ”が果実も、人間も、よりよいモノとなる。
ジージのは、面倒だから放任してだけだ、と批判が出る。
何とでも言え!甘くておいしいのだ!
自然との対話は楽しい。
十姓2年生の 寅次郎





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昨年より3日早い収穫日となった。
この三日のずれは、1年に、0.1%の誤差である。
植物の正確な営みに、驚きと畏敬の念である。
三日前の、金環日食の軌道と時間の正確さ!
何と自然は、律義で正直者だ事。
寅の、その日暮らしのいい加減さが恥ずかしい。
このイチゴは、昨年、人様が捨てかけたのを頂いたモノ。
その苗から、孫を育てて、実を成らせた。
自分の孫と同じ位に、可愛いモノである。
昨日、ボール一杯を収穫し、まずは仏壇へ。
夜、孫達が来て、全部食べてくれた。
「甘い!甘い!」の連発。
大人と違って、孫はお世辞を言わない!
自分も食べてみたが、孫と同じ食感に満足。
実を言うと、女房は家の東側に、イチゴを育てている。
苗は同じモノを使ったが、女房はやたらと、肥料を与えていた。
葉の育ち具合をみると、女房の方が大きくて立派である。
でも実は小さく、育ちが悪く、今だ、実らない。
果実は「いじめて育てよ!」と言う。
カカ殿は孫にも甘いが、植物に対しても過保護である。
外見は良いが、実の成らない、ハッタリ農法である。
“愛のいじめ”が果実も、人間も、よりよいモノとなる。
ジージのは、面倒だから放任してだけだ、と批判が出る。
何とでも言え!甘くておいしいのだ!
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2012年05月22日
「千年に一度」
最近、二度目の千年に一度の出来ごと。
一回目は、昨年の東日本大震災。
これは地獄であった。
二回目は、この度の天体ショー。
これはロマンあった。
これだけ広範囲で見られるのは932年ぶりとか。
これが約、千年に一度と言うわけ。
今回見られる地域の人は約、8,000万人らしい。
鹿児島から福島までこの間、約10分。
みんながあんぐりと空を眺めていただろう。
「この宇宙の営みからすれば、我が悩みなど屁に等しい」
とつぶやく人がいた・・・同感!
愚生は、見る道具を探しまくったら、前の畑に有った。
昨日買った、黒のマルチシート。
二重にしたら、何とくっきりと観えた。
これが目に良いのか悪いのかは知らないが・・・。
デジカメに被せて、写真も撮ったが、これはぶれた。
太陽までの距離を考えれば、手ぶれしない方がおかしい。
残念ながら、郡上での金環はダメであった。
東京で次に観られるのは300年後とのこと。
一生のうちに金環日食が見られるのは貴重らしい。
あわただしい朝の10分間のショーに酔った。
余韻を残しつつ“屁”の現実に出勤 寅次郎



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一回目は、昨年の東日本大震災。
これは地獄であった。
二回目は、この度の天体ショー。
これはロマンあった。
これだけ広範囲で見られるのは932年ぶりとか。
これが約、千年に一度と言うわけ。
今回見られる地域の人は約、8,000万人らしい。
鹿児島から福島までこの間、約10分。
みんながあんぐりと空を眺めていただろう。
「この宇宙の営みからすれば、我が悩みなど屁に等しい」
とつぶやく人がいた・・・同感!
愚生は、見る道具を探しまくったら、前の畑に有った。
昨日買った、黒のマルチシート。
二重にしたら、何とくっきりと観えた。
これが目に良いのか悪いのかは知らないが・・・。
デジカメに被せて、写真も撮ったが、これはぶれた。
太陽までの距離を考えれば、手ぶれしない方がおかしい。
残念ながら、郡上での金環はダメであった。
東京で次に観られるのは300年後とのこと。
一生のうちに金環日食が見られるのは貴重らしい。
あわただしい朝の10分間のショーに酔った。
余韻を残しつつ“屁”の現実に出勤 寅次郎



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2012年05月20日
「十姓の再稼働」
日本の原発は全部止まった。
政府は再稼働したいが、国民の多くはノーである。
日本経済に大きな打撃となる、とは言うが・・・。
郡上の過疎地には、関わりあいのない事でござんす。
原発の直接の恩恵を受けない、山賊のたわごとでありんす。
ひと冬、雪の下で停止していた、寅次郎農園が再稼働。
やせ我慢の自給自足を今年も目指します。
2年目ともなると、多少は知識も仕込んだ。
まずは肥料を施しての土作りから。
イチゴの苗は、去年の苗から、自分で育てた。
黒ニンニクを製造するので、ニンニクも植えた。
これは中国産だから、日本の土に合うか?やや疑問。
それ以外の苗は、購入。
なす、シシトウ、南蛮、きゅうり、ピーマン、ミニトマト、ジャガイモ、ねぎ、キャベツそしてメロン。
わずか20坪の、寅次郎農園だが、少量多品種栽培。
それぞれの育ちが楽しみである。
過日、これだけを一気に植え付けた。
その反動は、腰に来た。
数日、歩行が上手く出来ず、無様であった。
ところが、ゴルフの前日に、この痛みは消えたから不思議。
腰をかばいながらのスイングは、力まないから、良かった!
これも十姓のお陰か!
原発エネルギーよ、さらば!
太陽エネルギーは、腰まで治してくれる!?
力まない!力まない! 寅次郎



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ひと冬、雪の下で停止していた、寅次郎農園が再稼働。
やせ我慢の自給自足を今年も目指します。
2年目ともなると、多少は知識も仕込んだ。
まずは肥料を施しての土作りから。
イチゴの苗は、去年の苗から、自分で育てた。
黒ニンニクを製造するので、ニンニクも植えた。
これは中国産だから、日本の土に合うか?やや疑問。
それ以外の苗は、購入。
なす、シシトウ、南蛮、きゅうり、ピーマン、ミニトマト、ジャガイモ、ねぎ、キャベツそしてメロン。
わずか20坪の、寅次郎農園だが、少量多品種栽培。
それぞれの育ちが楽しみである。
過日、これだけを一気に植え付けた。
その反動は、腰に来た。
数日、歩行が上手く出来ず、無様であった。
ところが、ゴルフの前日に、この痛みは消えたから不思議。
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2012年05月18日
「蜩の記」
素晴らしい本に出会った。
寅の読書は、睡眠薬代わりの時が多い。
読み始め、最初は、何となく複雑で難しかった。
ところが後半は、一気に読んでしまった。
眠気どころか、涙さえ出てきた。
前半が難解だったので、再度、読み直した。
二度とも後半は、心揺さぶられ眠れなかった。
“蜩の記”とは・・・秋谷は言う。
「夏が来ると、このあたりはよく蜩が鳴きます。
とくに秋の気配が近づくと、夏が終わるのを哀しむかのような鳴き声に聞こえます。
それがしも、来る日一日を懸命に生きる身の上でござれば、日暮しの意味合いを籠めて名づけました。」
秋谷が主人公ではあるが、はみんなが主人公に感じた。
特に、身分も学問もない小作の倅・源吉。
飲んだくれの父親に代わり、母と幼い妹を支え、日夜働く。
暮らしは貧しいが何とも明るく、心豊かだ。
そして身分は違うが、秋谷の息子・郁太郎の親友だ。
百姓の倅なのに、武士以上に武士らしい少年だ。
源吉は冷酷な郡役人から過酷な拷問の末、命を落とす。
ここから物語は大きく動き出す。
夜が更けても、ページは止まらない。
郁太郎が、親友のかたき討ちに出かける。
それを、庄三郎が手助けに向かう。
「行って下さるか、かたじけない」と秋谷は庄三郎に静かに告げる。
男同士の見事な、信頼の絆だ。
郁太郎が父親・秋谷に自分の無謀を詫びると
秋谷は、「友の為になしたる事、武士として何の恥じる事はない、
わしはそなたを誇りに思うぞ」
普通は寡黙な親子だが、かくも気持ちがつながっているとは・・・。
決して言い訳をせず、自分の信念に従い、そして死をも受け入れる。
何と美しく、強い日本人たちよ!
遠い我々の祖先の清々しい生きざまに、感動の涙である。
「人が生きる、とは何なのか?」
人生の終盤に差し掛かった寅も、価値観が揺らいだ。
「そのひぐらしの記」のブログを恥じる 寅次郎



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読み始め、最初は、何となく複雑で難しかった。
ところが後半は、一気に読んでしまった。
眠気どころか、涙さえ出てきた。
前半が難解だったので、再度、読み直した。
二度とも後半は、心揺さぶられ眠れなかった。
“蜩の記”とは・・・秋谷は言う。
「夏が来ると、このあたりはよく蜩が鳴きます。
とくに秋の気配が近づくと、夏が終わるのを哀しむかのような鳴き声に聞こえます。
それがしも、来る日一日を懸命に生きる身の上でござれば、日暮しの意味合いを籠めて名づけました。」
秋谷が主人公ではあるが、はみんなが主人公に感じた。
特に、身分も学問もない小作の倅・源吉。
飲んだくれの父親に代わり、母と幼い妹を支え、日夜働く。
暮らしは貧しいが何とも明るく、心豊かだ。
そして身分は違うが、秋谷の息子・郁太郎の親友だ。
百姓の倅なのに、武士以上に武士らしい少年だ。
源吉は冷酷な郡役人から過酷な拷問の末、命を落とす。
ここから物語は大きく動き出す。
夜が更けても、ページは止まらない。
郁太郎が、親友のかたき討ちに出かける。
それを、庄三郎が手助けに向かう。
「行って下さるか、かたじけない」と秋谷は庄三郎に静かに告げる。
男同士の見事な、信頼の絆だ。
郁太郎が父親・秋谷に自分の無謀を詫びると
秋谷は、「友の為になしたる事、武士として何の恥じる事はない、
わしはそなたを誇りに思うぞ」
普通は寡黙な親子だが、かくも気持ちがつながっているとは・・・。
決して言い訳をせず、自分の信念に従い、そして死をも受け入れる。
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2012年05月16日
「越美文化塾」
越美とは、越前の国と美濃の国の略称。
今一つは、美を超える文化?
越美文化研究所が、我が家から徒歩で5分の位置にある。
元NHKチーフディレクター・水谷慶一氏の終の棲家?
建物の半分は蔵書で埋まっている。
そこに若者が集まり始めた。
水谷先生のエキスを120%引き出そう!
そしてそれを、地域の活性化に転換しようと言うモノ。
水谷先生も、亡き奥様の出生地で、もうひと花と元気、元気。
水谷先生を慕う人達が、まず集まって、様々に語ろうよ!
そこから、何かを見出して、思いを集約していこうよ!と言う算段。
第二回目が終わったが、まずは先生のNHK現役時代に制作の映像鑑賞。
NHKドキュメンタリー「知られざる古代」の内の「高句麗の美と魅力」
1980年代、先生は金日成に手紙を送り、唯一許可されたと言われる。
貴重な映像である。
これが高松図化古墳と密接に繋がると云うから面白い。
そして、アルコールを入れながらの語らい。
語らいは、2回とも深夜に及んだ。
様々なジャンルの人が集まり、語る話は新鮮でもある。
こんな話が出てきた。
先生の経験を生かして、郡上の魅力を発掘し、映像化しよう。
ひるがの開拓史を、ドキュメンタリータッチの映画にしよう。
踊りの街、様々なおどりの姿、消えつつある唄のアーカイブ化。
昔の生活の再現を通して、心の豊かさを考えてみる。
豊かな自然を体験するフィールドワークの実践。
この地域ならではの、将来ビジョンを描こう。
この地の、知られざる歴史文化の掘り起こし・・etc。
要は、何でもありの集団で、偏らず、縛られず、ニュートラルに。
そして、熱く語り、楽しく行動し、その輪を広げよう!
冒頭に、若者が集まってくる!と書いたが
やじ馬で、外野で、年齢を忘れ、図々しく寅は、潜入している。
古希の若手、古希2年生の 寅次郎


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今一つは、美を超える文化?
越美文化研究所が、我が家から徒歩で5分の位置にある。
元NHKチーフディレクター・水谷慶一氏の終の棲家?
建物の半分は蔵書で埋まっている。
そこに若者が集まり始めた。
水谷先生のエキスを120%引き出そう!
そしてそれを、地域の活性化に転換しようと言うモノ。
水谷先生も、亡き奥様の出生地で、もうひと花と元気、元気。
水谷先生を慕う人達が、まず集まって、様々に語ろうよ!
そこから、何かを見出して、思いを集約していこうよ!と言う算段。
第二回目が終わったが、まずは先生のNHK現役時代に制作の映像鑑賞。
NHKドキュメンタリー「知られざる古代」の内の「高句麗の美と魅力」
1980年代、先生は金日成に手紙を送り、唯一許可されたと言われる。
貴重な映像である。
これが高松図化古墳と密接に繋がると云うから面白い。
そして、アルコールを入れながらの語らい。
語らいは、2回とも深夜に及んだ。
様々なジャンルの人が集まり、語る話は新鮮でもある。
こんな話が出てきた。
先生の経験を生かして、郡上の魅力を発掘し、映像化しよう。
ひるがの開拓史を、ドキュメンタリータッチの映画にしよう。
踊りの街、様々なおどりの姿、消えつつある唄のアーカイブ化。
昔の生活の再現を通して、心の豊かさを考えてみる。
豊かな自然を体験するフィールドワークの実践。
この地域ならではの、将来ビジョンを描こう。
この地の、知られざる歴史文化の掘り起こし・・etc。
要は、何でもありの集団で、偏らず、縛られず、ニュートラルに。
そして、熱く語り、楽しく行動し、その輪を広げよう!
冒頭に、若者が集まってくる!と書いたが
やじ馬で、外野で、年齢を忘れ、図々しく寅は、潜入している。
古希の若手、古希2年生の 寅次郎


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2012年05月14日
「カラフル・散歩道」
花冷えか、寒い日が続く。
我が散歩道もカラフルになってきた。
最後の葉桜が、ようやく散り始めた。
大きな花びらをびっしりとつけて豪華な桜である。
この桜は、葉に護られているのか、寿命が長い。
堤防の斜面には黄色の菜の花で覆われる。
これは堤防を草花で保護する為に、播種されたモノ。
何の手入れもしないのに、毎年大量に咲き出す。
色とりどりの芝桜。
少しずつではあるが花の量が増えている。
ピンクのハナミズキは、緑の葉と良いコントラスト。
背丈を伸ばさないようにしたら、横に広がりを見せる。
パンジーの親類か?ビオラが原色を鮮やかに見せる。
我が家の玄関先に鉢植えの君子ランが、今年も咲いてくれた。
グリーンの丈夫な葉にオレンジの花が冴える。
そしてイチゴの白い花。
この白い小さく可憐な花が、あと一ヶ月もすると真っ赤なイチゴを産む。
長良川には、色とりどりの鯉のぼりが泳いでいる。
周囲の山々は、新緑が日増しに濃くなってゆく。
「花の色は移りにけりないたずらに、我が身代にふるながめせしまに」
絶世の美女とうたわれた小野小町も、ぼんやりとしている間に色あせてしまうを嘆いて詠った。
花の命は短い。
美しいときに、懸命に見てやらねば。
花と一期一会する 寅次郎










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我が散歩道もカラフルになってきた。
最後の葉桜が、ようやく散り始めた。
大きな花びらをびっしりとつけて豪華な桜である。
この桜は、葉に護られているのか、寿命が長い。
堤防の斜面には黄色の菜の花で覆われる。
これは堤防を草花で保護する為に、播種されたモノ。
何の手入れもしないのに、毎年大量に咲き出す。
色とりどりの芝桜。
少しずつではあるが花の量が増えている。
ピンクのハナミズキは、緑の葉と良いコントラスト。
背丈を伸ばさないようにしたら、横に広がりを見せる。
パンジーの親類か?ビオラが原色を鮮やかに見せる。
我が家の玄関先に鉢植えの君子ランが、今年も咲いてくれた。
グリーンの丈夫な葉にオレンジの花が冴える。
そしてイチゴの白い花。
この白い小さく可憐な花が、あと一ヶ月もすると真っ赤なイチゴを産む。
長良川には、色とりどりの鯉のぼりが泳いでいる。
周囲の山々は、新緑が日増しに濃くなってゆく。
「花の色は移りにけりないたずらに、我が身代にふるながめせしまに」
絶世の美女とうたわれた小野小町も、ぼんやりとしている間に色あせてしまうを嘆いて詠った。
花の命は短い。
美しいときに、懸命に見てやらねば。
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2012年05月12日
「春まだ浅き・石徹白」
桧峠まではよく行くが、その先の、石徹白の在所は久々だった。
白山山系の山々には、残雪が光る。
ふもとの新緑に浮かび上がり、新鮮。
白山美濃馬場の守護神・白山中居神社を参拝した。
神社に関わるようになり、その土地土地の神社が気になりだした。
今までに、ゆっくりと参拝した記憶がなく、今回は一人でじっくりと・・・。
参拝者は他になく、静まりかえり、厳かに感じた
社の奥、300m上方に巨大な杉が有ると知り、歩を運んだ。
ウグイスが鳴き、他の小鳥達も、近くに来て逃げない。
トカゲがウロチョロする。
爬虫類の住む、古代の地をも連想する。
坂道を休み休みたどり着くと、巨大杉は現れた。
3本がくっついている・・・成るほど、でかい!
名は“浄安杉”と言うらしい。
浄安とは、その近くにあったお寺の住職の名前。
当時、白山詣での信者が一夜の宿を寺に求めた。
その寸志が溜まり、浄安はこの杉の根元に埋めたとの事。
峠のゴルフ場の駐車場からのパノラマは一幅の絵だった。
この一本松は、陸前高田の一本松を、瞬間に思わせた。
農業用水を利用した、小水力発電の水車にも出会った。
原発再稼働がやかましい下界とは違い、ほのぼのとしたモノを感じた。
大神が鎮座し、大自然に抱かれた聖なる地・石徹白。
時々は訪れる場所だなー、と静かに下山。
ディスカバー・白鳥 寅次郎





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白山山系の山々には、残雪が光る。
ふもとの新緑に浮かび上がり、新鮮。
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神社に関わるようになり、その土地土地の神社が気になりだした。
今までに、ゆっくりと参拝した記憶がなく、今回は一人でじっくりと・・・。
参拝者は他になく、静まりかえり、厳かに感じた
社の奥、300m上方に巨大な杉が有ると知り、歩を運んだ。
ウグイスが鳴き、他の小鳥達も、近くに来て逃げない。
トカゲがウロチョロする。
爬虫類の住む、古代の地をも連想する。
坂道を休み休みたどり着くと、巨大杉は現れた。
3本がくっついている・・・成るほど、でかい!
名は“浄安杉”と言うらしい。
浄安とは、その近くにあったお寺の住職の名前。
当時、白山詣での信者が一夜の宿を寺に求めた。
その寸志が溜まり、浄安はこの杉の根元に埋めたとの事。
峠のゴルフ場の駐車場からのパノラマは一幅の絵だった。
この一本松は、陸前高田の一本松を、瞬間に思わせた。
農業用水を利用した、小水力発電の水車にも出会った。
原発再稼働がやかましい下界とは違い、ほのぼのとしたモノを感じた。
大神が鎮座し、大自然に抱かれた聖なる地・石徹白。
時々は訪れる場所だなー、と静かに下山。
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2012年05月10日
「通勤道中」
時々珍しい出会いがある。
今回は野性的な彼女。
曲がりカーブを抜けたら、目前に現れた。
ブレーキを踏んで彼女と距離は15m位か。
目があって、こちらをジーと見ている。
カメラを準備して、ドアを開けたら動き出した。
カメラを見て、やばいと感じたのか、
こちらに放漫な尻を向け、悠然と道路を横切る。
ガードレールをひらりと飛び越して、山へ・・・。
しばらく行って、立ち止まり、こちらを振り向いた。
じーっと見ている。
その目は、何とも物欲しげであった。
シャッターを1,2度切った。
しばらく見つめ合っていたが、彼女は首を山に向けた。
この男は、何もくれそうにないと思ったのか、
ゆっくりとした足取りで、坂を上っていった。
食べ物がないこの時期にしては豊満な体であった。
彼女は独身であろうか?
彼氏は居るのだろうか? 家族は?
何処で眠るのだろうか?
一瞬の出会いに、様々な想像を巡らしドアを閉めた。
何となくホットな気分だった 寅次郎


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今回は野性的な彼女。
曲がりカーブを抜けたら、目前に現れた。
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カメラを見て、やばいと感じたのか、
こちらに放漫な尻を向け、悠然と道路を横切る。
ガードレールをひらりと飛び越して、山へ・・・。
しばらく行って、立ち止まり、こちらを振り向いた。
じーっと見ている。
その目は、何とも物欲しげであった。
シャッターを1,2度切った。
しばらく見つめ合っていたが、彼女は首を山に向けた。
この男は、何もくれそうにないと思ったのか、
ゆっくりとした足取りで、坂を上っていった。
食べ物がないこの時期にしては豊満な体であった。
彼女は独身であろうか?
彼氏は居るのだろうか? 家族は?
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2012年05月08日
「隣のベッピン」
毎月の初めに、飲み会をやっている。
通称は「三日会」
メンバーは組み内の三役経験者が、任意での参加。
現在は8名であるが、随時出入りがある。
最高齢者は80歳、一番若くて64歳。
物故者もすでに6名を数える。
話題は、組み内に起き得る、諸問題の数々。
男の井戸端会議とでも言えるでしょうか?
組み内の、裏側での意思決定機関と言えなくもない。
酒が入るから、話はストレートに出てくる。
無礼講で、時に過激な事もある。
当然、男ばかり。それも、年寄りの酒盛りである。
ところが、今回はハプニングが起きた。
隣のテーブルで、若いベッピン二人が飲んでいた。
程良く酒が廻った頃「どうよ、一緒に飲まんかな」と軟派?
「よっしゃ!」てなことになり、奇妙な合コン?
おじいとマゴムスメとの酒盛りと相成った。
今回、女性がもう一人いた。
瑞宝単光章受章の大奥・耐えたタエチャン。
若いベッピンの一人は、町内の土建屋のマゴムスメ。
もう一人のベッピンは、短大出の介護福祉士だと言う。
よくよく聞くと、寅の母者が世話になったらしい。
お礼を言わなきゃならない立場だ。
共通項が続々出てきて、話は盛り上がった。
ゼネレーションギャップは酒が消してくれた。
「来月も一緒に飲もう!」と堅い約束?
三日会も様変わりするぞ 寅次郎



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話題は、組み内に起き得る、諸問題の数々。
男の井戸端会議とでも言えるでしょうか?
組み内の、裏側での意思決定機関と言えなくもない。
酒が入るから、話はストレートに出てくる。
無礼講で、時に過激な事もある。
当然、男ばかり。それも、年寄りの酒盛りである。
ところが、今回はハプニングが起きた。
隣のテーブルで、若いベッピン二人が飲んでいた。
程良く酒が廻った頃「どうよ、一緒に飲まんかな」と軟派?
「よっしゃ!」てなことになり、奇妙な合コン?
おじいとマゴムスメとの酒盛りと相成った。
今回、女性がもう一人いた。
瑞宝単光章受章の大奥・耐えたタエチャン。
若いベッピンの一人は、町内の土建屋のマゴムスメ。
もう一人のベッピンは、短大出の介護福祉士だと言う。
よくよく聞くと、寅の母者が世話になったらしい。
お礼を言わなきゃならない立場だ。
共通項が続々出てきて、話は盛り上がった。
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2012年05月06日
「でででん祭り」
子供の日、長滝神社に孫達一家と出向いた。
毎年この日は“でででん祭り”が行われる。
恥ずかしいかな、今迄に見た事がないのだ。
祭りのいわれを少し勉強していった。
その日は三基の神輿が繰り出してくる。
この三基は、白山連峰の御前峰、大汝峰、別山の三山との事。
それぞれの神様が、山から里に寄りつく日と言われる。
神事が終わると神輿は参道を下る。
先頭がでででん、でででんと打ち鳴らす太鼓。
その後を白装束の氏子に担がれた三基の神輿。
途中の太鼓橋を渡るのが見ものである。
バランスが崩れると大きく傾く。
参道入り口で祝詞をあげて、参道を戻り帰る。
今度は登りで、一段と重みが肩に来るらしい。
「神輿渡御」が無事済むと菖蒲酒とご飯が振舞われる。
菖蒲酒は、強い男になり、ご飯は厄除けになるとの事。
白山塾の水谷塾長もきておられ、一緒にご飯をいただいた。
これは境内にある、青い葉を採ってきて、それでいただく。
このご飯は、昨晩の夜中の12時に炊いたと言われる。
その意味は解らなかったが、伝統との事。
地元の氏子さん達が、何百年の伝統を受け継いで見えるのだ。
今の時代、実に尊い事だと感服する。
山伏姿の行者さんの姿も見えた。
もっといろいろ聞きたいと思ったが、孫もいたので・・・。
次の機会に、若宮祭主に伺ってみよう。
白鳥神社に関わるようになり、興味は強まって来た。
新米の氏子総代長 寅次郎









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毎年この日は“でででん祭り”が行われる。
恥ずかしいかな、今迄に見た事がないのだ。
祭りのいわれを少し勉強していった。
その日は三基の神輿が繰り出してくる。
この三基は、白山連峰の御前峰、大汝峰、別山の三山との事。
それぞれの神様が、山から里に寄りつく日と言われる。
神事が終わると神輿は参道を下る。
先頭がでででん、でででんと打ち鳴らす太鼓。
その後を白装束の氏子に担がれた三基の神輿。
途中の太鼓橋を渡るのが見ものである。
バランスが崩れると大きく傾く。
参道入り口で祝詞をあげて、参道を戻り帰る。
今度は登りで、一段と重みが肩に来るらしい。
「神輿渡御」が無事済むと菖蒲酒とご飯が振舞われる。
菖蒲酒は、強い男になり、ご飯は厄除けになるとの事。
白山塾の水谷塾長もきておられ、一緒にご飯をいただいた。
これは境内にある、青い葉を採ってきて、それでいただく。
このご飯は、昨晩の夜中の12時に炊いたと言われる。
その意味は解らなかったが、伝統との事。
地元の氏子さん達が、何百年の伝統を受け継いで見えるのだ。
今の時代、実に尊い事だと感服する。
山伏姿の行者さんの姿も見えた。
もっといろいろ聞きたいと思ったが、孫もいたので・・・。
次の機会に、若宮祭主に伺ってみよう。
白鳥神社に関わるようになり、興味は強まって来た。
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2012年05月04日
「淋しい春祭り」
孫につられて、春祭りを覗いた。
孫達の狙いは、出店にある。
お祭り特有のおもちゃに食べ物。
出店の姿は、昔と変わらない。
ところが、神輿が極端に少ない。
神輿と山車と合わせて、今回15台である。
我々の頃は、50台位が出ていたと記憶する。
神輿、山車を制作するところからが祭りであった。
男共が製作、女共がその賄い係。
毎夜、製作が終わると酒である。
これが一カ月位続くのである。
そして祭りの二日間に一気に爆発!
熱気はムンムン!
酔った勢いの小競り合いも祭りの内だった。
街の中も活気があった。
今は静かであり、神輿も少ない。
不況のせいであろうか?
あながち、そうでもない様な気もする。
地域の連帯感が総てにおいて希薄になっている。
葬式も結婚式も商業ベースに乗り合理化。
味もそっけもない。
人間が冷めてきている。
変な都会人になってきている。
田舎がどんどん消えている。
“絆”をと叫ぶが、空虚なお題目に聞こえる。
これでいいのだろうか? 寅次郎




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お祭り特有のおもちゃに食べ物。
出店の姿は、昔と変わらない。
ところが、神輿が極端に少ない。
神輿と山車と合わせて、今回15台である。
我々の頃は、50台位が出ていたと記憶する。
神輿、山車を制作するところからが祭りであった。
男共が製作、女共がその賄い係。
毎夜、製作が終わると酒である。
これが一カ月位続くのである。
そして祭りの二日間に一気に爆発!
熱気はムンムン!
酔った勢いの小競り合いも祭りの内だった。
街の中も活気があった。
今は静かであり、神輿も少ない。
不況のせいであろうか?
あながち、そうでもない様な気もする。
地域の連帯感が総てにおいて希薄になっている。
葬式も結婚式も商業ベースに乗り合理化。
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人間が冷めてきている。
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“絆”をと叫ぶが、空虚なお題目に聞こえる。
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2012年05月02日
「初宮詣」
白鳥神社氏子総代長、事実上の初仕事。
三人の新生児が初宮に来られた。
如何にも初々しい。
御夫婦と祖父母も来られた。
午前7時半に神社に行く。
7時45分、各組の総代さんが勢揃い。
今日から総代の仕事が始まります、何卒宜しくと挨拶。
副総代長が今日の作業内容を説明。
8時から作業開始。
幟旗立て、拝殿、神前の幕張、祭壇作り、清掃等々。
約1時間で完了した。
11時から初宮の神事を始める。
宮司、社守、それに三役が列席。
神事は約30分で終了。
宮司を介して
神に無事に誕生した事の報告。
この先の健やかな成長の祈念。
氏子の一員となっていただく事のお願い。
この三点を申し上げて〆の挨拶とした。
新生児に、破魔矢等の縁起物が配られる。
神前で記念撮影などしてお開き。
手探りながら、何とか勤め上げた。
やれやれ 寅次郎







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如何にも初々しい。
御夫婦と祖父母も来られた。
午前7時半に神社に行く。
7時45分、各組の総代さんが勢揃い。
今日から総代の仕事が始まります、何卒宜しくと挨拶。
副総代長が今日の作業内容を説明。
8時から作業開始。
幟旗立て、拝殿、神前の幕張、祭壇作り、清掃等々。
約1時間で完了した。
11時から初宮の神事を始める。
宮司、社守、それに三役が列席。
神事は約30分で終了。
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神に無事に誕生した事の報告。
この先の健やかな成長の祈念。
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この三点を申し上げて〆の挨拶とした。
新生児に、破魔矢等の縁起物が配られる。
神前で記念撮影などしてお開き。
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