2014年02月

2014年02月28日

「父ちゃんに勝った!」

 孫の大河(小4)は、親父仕込みで、釣りが好きだ。
幼稚園の頃から、親父の手元で、越前方面に出かけている。
最近、その面白みが解りだしたようだ。
「只今!釣ったぞー!」
何時もより、元気な声で入ってきた。
「ジージ、見て、見て!」
アイスボックスを開ける。
尻尾が曲がって窮屈そうに入っている。
≒60cm位のサワラだ。
出世魚の一種で目出たいぞ!
ジージ「ヘー・・・・目がついているか?」
「一人で上げたのか?」
「隣の人が、タモ出ですくい上げてくれた」
もう一匹、入っている。
これは、父ちゃんが吊り上げた、黒ダイ。
≒30cm弱。
父ちゃんが、早速、包丁をふるった。
まずは三枚におろして、刺身。
残ったアラはすまし汁に。
「美味い!」
「大河!勉強なんかしなくていいから、毎週行ってくれ!」
「よっしゃ!」
末は、浜ちゃんかスーさんだな!
隣でバーバが渋い顔。
「勉強も大事だよ!」
バーバは生まれてこのかた、刺身が食えねぇのだ。
バーバの生まれ故郷は、納豆の名産地だ。
                          納豆も釣ってきてやんな! 寅次郎
sawara

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torajiro0421 at 09:01|PermalinkComments(0)  

2014年02月26日

「恋 歌」

 題名からして、色恋の柔な小説かと連想した。
何の!・・・すさまじい題名に変えろ! と言いたい。
女房の生まれ故郷は茨城である。
天狗党が大老・井伊直弼を暗殺した事は知っている。
だが当時の水戸藩内がこれほどの内紛状態とは知らなかった。
女房に聞いたが、歴史好きの彼女も詳しくなかった。
この本、名前を整理しておかないと読みずらい。
主人公は池田や登世→林家に嫁いで、林 登世→歌人となり中島歌子(師の君)
樋口一葉は中島歌子の弟子である。
中島歌子は晩年、千人を要する歌塾「萩の舎」を主宰する。
中島歌子の弟子である、三宅花圃が師匠の手記を発見する。
そこには、登世=歌子の壮絶な人生が記されていた。
水戸藩の内乱、天狗党と諸生党の乱に巻き込まれてゆく。
反乱に加わった男だけでなく、女、子供まで根絶する諸生党。
尊王攘夷とは何なのか? 正義とは何なのか?
人の生きる道が解らなくなってしまう。
時代は変わり、立場は逆転してゆく。
主人公の仇である、諸生党党首に生き残りの子供が居る。
その子の名前が何と「登世」(市川登世)である。
その登世が、歌子(登世)の所へ、中川澄として、女中に入り込む。
林 登世(中島歌子)、市川登世(中川 澄)
名は変われど互いに、仇同士である。
最後、歌子の遺書に心うたれる。
二人の登世が恩讐を超えて、水戸藩の鎮魂を成し遂げる。
素晴らしい人間の魂だ!
忠臣蔵が紙芝居に見えてしまう。
靖国がどうした!と言いたくなる。
人生の前半は命がけの戦い、後半は歌人として一世を風靡する歌子。
昨年の「八重の桜」の山本八重と似たり。
冒頭に題名を変えろと言ったが「登世の梅」では二番煎じか?
愚かな内紛のせいで明治維新に人材を出せなかった水戸藩、哀れ。
我が家の山の神殿もそのせいかゴタゴタが好きだ?
「君にこそ 恋しきふしは習ひつれ さらば忘るる こともをしへよ」
                           をしえて来なかったなー 寅次郎も
上林寅次郎殿、今宵も有難う。
renka1

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torajiro0421 at 09:15|PermalinkComments(0) 読書 

2014年02月24日

「枯れるケヤキ」

 白鳥稲荷神社境内にある巨木の欅が枯れるピンチに。
外周=4mあり、樹高=28m、推定500〜600年の巨木。
10年ほど前から、衰退が始まったらしい。
一時は、樹木医に見せ、栄養補給等もしたとの事。
だが効果は現れず、衰えは進む一方。
最近は樹皮の剥がれるのが、激しくなったようにも感じる。
上部の小枝が枯れて、落下の危険性も出て来た。
原因は不明のままである。
場所は白鳥神社内、稲荷神社境内である。
 一昨年、その境内にあった大きな榎が突然倒れた。
不思議な事に、本殿と石灯篭の僅かな隙間に倒れ込んだ。
本殿に当たれば、全壊に近かったろうに・・・。
この倒れた木の先に、病んでいる欅がある。
お前も、そろそろ倒れろ!と言わぬばかりの倒れ様だ。
何か因縁があるのか?
今年の伊勢参りの帰りに、伏見稲荷に参拝した。
ここには“しるしの杉”と言う、招福のお札が売られていた。
どうやらお稲荷さんと杉は、深い関係にあるようだ。
京都稲荷山の杉は御神木と言われる。
そして、杉は稲荷の象徴とされている様だ。
我が稲荷神社の榎と言い、欅と言い、育たない。
もう一本、大きな柿の木ある。
これも、近年、実を結ばなくなった。
稲荷神社境内には、杉以外の木は御法度なのだろうか?
榎が倒れた年に、稲荷神社奉賛会が解散した。
それ以後、欅の樹皮剥離速度が、早く感じられる。
神様にも派閥があるのか?
規則?縄張り?タタリ?怨念?
神様のお祓いをしなきゃ・・・・?
                                   悩める 寅次郎
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torajiro0421 at 09:20|PermalinkComments(0) 植物 

2014年02月22日

「竹内智香・おめでとう」

 貴女は6年前、郡上で開催したSBワールドカップに来てくれた。
その時は、残念ながら12位でした。
その前年の2007年にも、来てくれている。
プレワールドカップとして、郡上で開催した、全日本選手権に。
その時は見事優勝、2位が家根谷依里。
二人は、同年のライバルであった。
スタート前のひと時、カメラを向けたらニッコリしてくれた。
当時、23歳・・・若い!
寅の友人が、この写真を是非、譲ってくとうるさかった。
携帯に、ずーっと張り付けていたらしい。
この写真、今となっては、この“ぐじょう”というビブがモノを言う。
前夜祭では、かつての荻原健司と談笑、お茶面な一面も見た。
メディアのインタビューにも丁寧に答えていた。
「フラッシュは、たかないで下さい!」
若造のアナウンサーが寅を睨んだので、今でも記憶している。
郡上で2年連続ワールドカップを開催した。
当時は、中島志保、青野、藤田、あたりが持てはやされていた。
この中で、オリンピックメダリストのなったのは竹内智香だけだ。
昨日、テレビで見た。
スイスで数年に渡り、アイスバーンで鍛えた。
雪上よりも、体力作りの陸上トレーニンが多い。
体の繊細な部分を鍛える為に、日本舞踊を学んだ。
外国で戦う為、語学を徹底して勉強、etc。
スノーボードは選手寿命が短いと言われる。
その中で、30にして、大輪の花を咲かせた。
努力もあるが、天は二物を与えている。
郡上でワールドカップをやってよかった・・・今にして思う。
何だか、郡上出身の選手の様に思えてならない。
                        嫁に来ないか! 新沼・寅次郎
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torajiro0421 at 11:31|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年02月20日

「軍師の門」上下

 黒田官兵衛は過去に二冊を読み、これが三冊目。
最初は、吉川英治の「黒田如水」
二回目が司馬遼太郎の「播磨灘物語」
この二つを読んだのは独身時代のような気がする。
あらすじは大体覚えている。
そんなこともあって、「軍師の門」のページが開かなかった。
NHK大河ドラマ「軍師・官兵衛」に併せるように読み始めた。
この読み方は、解りやすく良かった、が続かなかった。
面白くなり、一気に読んでしまったのだ。
「上」では竹中半兵衛が主役。「下」から官兵衛が中心。
権力者・秀吉の心の変わり様を描いているが、これは現代に通じる。
最初は部下を、重宝に使ってゆくが、その内、鬱陶しくなる。
加えて、側近には籾手巧言の輩が増えてくる。
石田三成何んぞは、その最たるモノだ。
その見分けが付かなくなるのが、愚かなる権力者だ。
イエスマンに囲まれて、末路は哀れである。
軍師というのは、一種の営業マンだ。
土方稼業で、仕事の取り合いをする“談合”に通じる。
ここにも、利に賢い者、義に熱い者、様々である。
利だけ追い求める者は、すぐさま疎んじられる。
“談合”を仕切る者こそ、現代の“軍師”と言える。
昨今、世の中、世知辛くなり、その談合も陰を潜めている。
この本の中で、印象に残った一節は、
「天より与えられたこの命、燃え尽きる日まで、思いのままに生き抜いてくれようと思う。
 長いか短いかの問題ではない。
 後世に名が残るか、残らぬかの問題でもない。
 いかに、おのれがおのれらしく、生をまっとうできるかが大事なのだ」
何だか、解るようでいて、実現の難しい生き方だ。
                                 近づきたい 寅次郎
この本も、関東の寅次郎が送ってきてくれた。
読み終わらないうちに、次なる八冊が届いた。
                            ぼんやりしてらんない 寅次郎
gunsi

hon

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torajiro0421 at 10:00|PermalinkComments(0) 読書 

2014年02月18日

「初 舞」

 西川流の初舞いに出席。
風邪で、ここ二、三日臥せっていたが、少し無理して出た。
孫の優も練習して来たが、インフルエンザで踊れずに残念。
大人の部は夜6時から、レストラン日高で。
昨年秋の“はなの会”で大変お世話になり、ここは義理の世界。
顔と名前が一致せずに困る場面は、毎度のことか。
向う様はこちらを知っているのに、こちらは向う様を・・・?
何かと気を使う。
音響と照明が悪くて、上手な踊りも下手になる?
下手な踊りが、更に・・・とは言わない。
・・・・思っても。
前半は真面目な踊りが続いた。
後半は余興踊り。
これに男性陣が、飛び入りで引っ張り出され盛り上がった。
“矢切りの渡し”
踊りの師匠と一緒に逃げる、元村会議員の和田定マ。
ニコリともせず、頬かむり。
たどたどしい演技は、まさにはまり役。
♪どこへ行くのよ・・・
  高鷲の奥だよ・・・・
   噂悲しい柴又すてて・・・・
    舟にませる定めです・・・切立村の定マです。
おひねりが,飛ぶ!
市会議員の友三先生が熊手を持って、おひねりを掻き寄せる。
友三票を掻き集める如く・・・。
「こいつぁ春から縁起がいいやぁ・・・!」
粋なお座敷芸である。
昨今、芸者遊びがなくなり、この種の芸が消えてゆく。
                       カラオケなんざぁ飛んで行け!だ 寅次郎
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torajiro0421 at 09:19|PermalinkComments(0) 芸能 

2014年02月16日

「肩凝り製造元」

 長続きしないと言うか、浮気性と言うか・・・。
愚妻の趣味が次々と移り行く。
ゴルフ、ウオーキング、津軽三味線から日本舞踊、そしてピアノへ。
そこそこまでは行くが、壁に当たると、横に逃げる癖がある。
娘と孫がピアノ教室で、華麗に弾けるのを見て、私も・・・と。
年齢など、何も考えずに突き進む。
出来るか、出来ないか?・・・考える事はしない。
出来る!と思って進むから偉い!と言うか、怖いと言うか、単純。
読書もするが、肩がこると言って、斜め読み。
そのせいか、短い記事の雑誌類が多い。
雑誌類は、偏った知識が身に着き、始末が悪い。
なまじ知らない方が、可愛らしくていいのに・・・。
ピアノレッスンが終わると「あー肩が凝った!」
「これ貼って!」とモーラステープを差し出す。
時には、裏の堤防へウオーキングにも出かける。
ゆったり歩けばよいモノを、鍛えるんだ!と歩く。
これも、モーラスのお世話になるモトだ。
数年前、手術で体力が落ちた時は、何もしなかった。
この時は、いろいろと悪いところが、あちこち顔を出した。
近頃は、あれこれとやり過ぎて、モーラスとなってしまう。
でも何もしないよりはましか・・・と傍観。
孫だけには、絶対に嫌われたくない!と趣味も孫と一緒。
先々に行って、その反動が怖いから。
全てに甘いバーバである。
                モーラステープの貼り方が上手くなった 寅次郎
katakori

morlas

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torajiro0421 at 08:53|PermalinkComments(0) 健康 

2014年02月14日

「一 礼」

 ソチオリンピックで大番狂わせの数々。
大番狂わせのTOPはジャンプ女子の高梨沙羅ちゃん。
彼女には悪いけれど、俺の予想通りだった。
何故、大会間近まで、あんなにガンガン他の大会で飛ばせるの?
心身共にオーバーワークだよ。
二つ目、スノーボードハーフパイプ。
伝説の男、ショーン・ホワイトがメダル圏外に沈没!
日本の10代、二人が銀と銅。
平野の銀は予想したが、平岡の銅は予想外。
平岡は郡上のスキー場をホームゲレンデにしてきた。
2008、2009年、続けて郡上でワールドカップを開催した。
その時、来た有名選手は、藤田、青野、国母、成田、岡田良菜位を記憶している。
この中で、ソチに行ったのは、青野と岡田良菜だけである。
藤田と青野は郡上では優勝したが、ソチの青野は圏外である。
代わって10代が台頭してきたのだ。
この種目、如何に選手寿命が短いかが良く解った。
その中で、ショーン・ホワイトは今回3連覇を狙ったのだ。
そのホワイトは、なぜ郡上に来ないのか?が話題になった。
彼らは欧米で賞金の高い大会ばかりを渡り歩いているらしい。
こんなんじゃボードは、純粋なスポーツと言えないんじゃないか。
当時、ボードの選手たちは、行儀が悪いと言う話を聞かされた。
現に、ウエルカムパーテーでは、テーブルに腰掛ける、ビールはラッパ飲み・・・。
ホテルでも評判が悪く、郡上の時も心配をし、神経も使った。
その後、この世界も、変わりつつあるのかなと、今回感じた。
極端な長髪がいなくなった。
服装が、まともになって来た。
スロープスタイルに出場した角野選手は、礼儀正しかった。
滑る前、コースに一礼して入る。
そして終わると、一礼して引き上げる。
これがスポーツマンだよ。
彼は8位に終わったが、左腕に付けた日の丸が、まぶしかった。
世界に向けて、大和魂を見せつけた気がした。
               我々もグランドの出入りでは、やってるよ 寅次郎
kakuno

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torajiro0421 at 11:19|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年02月12日

「ソチに負けない!」

 第22回冬季オリンピックがソチでやっている。
開会式をテレビで見たが、何とも派手である。
国の威信をかけた、壮大な無駄使いに見える。
同じ地球で、明日の食べ物に困る、多くの人達もいる。
国連事務総長もロイヤルボックスにいたが、心境や如何に?
IOC会長は挨拶の中で、戦争や貧困には一切触れなかった。
何か、一部の特権階級のお祭りに見えて仕方がない。
貧乏人のひがみ根性であろうか?
この日、日本は北から南まですっぽりと雪の中。
この悪条件下、各地で大学の入学試験が催された。
受験前に滑りこけた、そそっかしい奴もいたらしい。
岐阜県シニアソフトボール連盟新年総会を関市で開催した。
県内各地から、幹部連中、三十数名が集まった。
雪に足を取られるような、軟な年寄りはいなかった。
今年の予定は
シニア40試合、ハイシニア12試合、古希26試合、計78試合。
プロ野球が年間144試合だから、我々はその半分強である。
連盟全選手の半数は、まだ仕事を持っている。
だが、残りの半分は、ソフト一筋だから、プロ並とも言える。
試合の合間には、練習の日程も入り、多忙である。
プロ野球と違うのは、報酬が無いだけである。
逆に、会費を払って、試合に挑んでいるのだ。
健康的な“道楽”である。
各試合、テレビには映らないが、新聞の活字にはなる。
ささやかな、庶民・老人の楽しみだ。
“質実剛健”ある意味では、五輪を超えている。
                              ソチに負けない! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:30|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年02月10日

「老楽国家論」

 新聞のコラム欄を読むうちに好きになった。
この女(ひと)、寅より一回り若い辰年だ。
江戸っ子で小股の切れあがったいい年増の感じがする。
言いたい事を、ポンポンポンとテンポよく吐く。
その上、酒が大好きだと言うのがいいねぇ。
アベノミクスはアホノミクスとこき下ろす。
これで恩恵を受けるのは、株や不動産を持つ一部の富裕層だけと言う。
同感、この上なし!
だから景気上昇話なんざぁ関係ねぇ!悔しいけど。
日本は何時まで“成長”を追い求めるのか?
日本経済に欠けているのは成長でなく分配だと言う。
何となくそんな気がする。
こんなことでは近々、大恐慌時代が来ると言い続ける。
浜・教の信者になりそうだ。
そんな事で、この本を手にした。
だが、期待はずれだった。
面白かったのは、はじめにの6ページと、序章の20ページだけ。
後は寅の頭では理解が出来そうで、出来ない。
老楽国家論と言う題名から、どんどん離れて行く。
経済学者向けの中身になってしまっている。
寅の好きな、姐御肌・矩子は消えて、経済学者に化けている。
でも“みぞの鏡”逆に読むと“のぞみ鏡”はおもしろい。
又、イギリス紳士の元は海賊魂だと言う。
海賊魂には五つの条件があるらしい。
'1、義侠心。2、勇猛果敢。3、意地汚くない。
4、技巧派でない。5、ゆとりの精神の持ち主。
これではまるで、日本のヤクザ、任狭道である。
人生万事、度胸と愛嬌であるとも言う。
この本は、新幹線の中で、せかせかと書いたらしい。
老いを楽しくする本ならば、やはりのんびりと書くもんだよ。
端末の我々バカな庶民にも解るように・・・。
                            でもあんた好きだよ! 寅次郎
hamanoriko

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torajiro0421 at 09:19|PermalinkComments(0) 読書 

2014年02月08日

「タッチュービン」

 長女の孫・凌太郎がおもしろい。
なかなか言葉が出てこなくて心配をした。
3歳になり、片言が機関銃の如く飛び出して来る。
中には、通訳を要するものもあるが、本人はお構いなし。
こちらが、解らずポカーンとしていると、
「ドウチタノ?」とくる。
「コーンコト、ワカンノーノ」と追いを打たれる。
「アッ、クロノコアマトノ・タッチュービンダ」と叫ぶ。
大きくなった孫達が昔使ったオモチャが入れてある箱がある。
クロネコヤマトの絵が描かれた段ボール箱だ。
最初の孫・大河がこれの運転手、第一号だった。
2007/5/20「宅急便」に書いている。
(http://blog.livedoor.jp/torajiro0421/archives/51060063.html)
7年前だから、このダンボール車は長生きしている。
今日、これを自分で見つけて「ボク、ノイタイノ」と
前後ろをきちんと確認して、箱に座り込む。
二代目の運転手が誕生した。
動くわけでもないのに、この箱に入り、ご満悦なのだ。
「コンニチハ、タッチュービンデース!」とバーバに叫ぶ。
バーバ「今日は何を持ってきましたか?」
凌太郎「アノネー、アオネー、レートーデーチュ」
兄貴分の大河は、ガーガー(土木の重機械)が大好きだった。
掘削機が目にとまると、その場を動かなかった。
凌太郎は、車である。
車に乗る時には、必ず“キー”を持って乗る。
ほとんどの車種が解り、曲がらない口で車名を言ってのける。
ジージよりもよく知っている。
今回、白鳥には長居した。
「ボク、ヨッカイチ、カイイタイノ」と言いだした。
どうして?と聞くと
「トーチャンノ、ホンダパモスにノイタイノ・・・」とべそかき。
                         安心、忘れていない 寅次郎
kuronekor

kuronekot

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torajiro0421 at 09:32|PermalinkComments(0)  

2014年02月06日

「初午祭」

 今年の立春は一転して真冬に逆戻り。
昨日までは、ポカポカ陽気だったのに・・・。
7時半に神社に出向き、例祭の準備。
境内には雪が無く、ぬれ落ち葉が見苦しい。
例年なら、雪で覆われて、美しい境内なのに。
稲荷神社奉賛会が昨年春に、解散した。
その後を、白鳥神社が引き受け、護持運営に当たる。
今迄は、初午団子を神前に供えたが、今年は止めた。
今では養蚕業はなく、繭には縁が無い。
初午団子は繭の形をした、米粉の団子。
食べる人とてない。
稲荷神社は、もともとは農業の神である。
その証拠に、キツネは稲穂をくわえている。
そこで今年は、米が原料のお酒を沢山、神前に供えた。
そんな関係で、今年は農業関係者をお呼びした。
稲荷神社と言えば、商売の神のイメージだが、本来は違う。
農業関係者を商工会関係者より上座にしたが、不愉快だったろうか?
今一つ。
文献には、初午の時期に農事を初めたとある。
この地域、この時期では、農事は無理である。
一か月遅れの旧暦で、そろそろと言った感じだ。
全国の稲荷神社は今日が例祭の様だ。
県内で有名な、お千代保稲荷は、旧暦でやると言う。
客寄せには、ずれた方が集まるからだろうか?
流石、商売繁盛の神である。
神でない、操る人である。
大日おろしが吹き抜ける式中、拝殿に鎮座して考えた。
                               来年は変えよう 寅次郎
hatumiya

hatumiya26

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torajiro0421 at 09:15|PermalinkComments(0) 風習 

2014年02月04日

「定例同窓会」

 2月のこの時期、岐阜市で毎年開催する。
集まるのは、毎回20人足らず。
120人程に案内を出すが、80人位から、返事が来る。
その内、50人が欠席の理由を綴ってくる。
その半数が、足が痛い、腰が痛いの、泣き事。
酒は神経痛に良くないなんて、医者は言わないぜ。
足腰が、少々痛くたって、酒食らうに支障はねえぜよ!
今迄は、ご出席の皆さんのご健勝を祈り、
併せて、不参加者の不幸をお祈りしてと、乾杯をしてきた。
もう、この歳になったのだ、そんな意地悪はよそう。
来た人だけは、長生きしよう!と乾杯!
幹事も、次回からの案内は、過去の実績で出すと明言した。
好い同級生と、悪い同級生を仕分けすると言う。
棄てられちゃかなわねぇと、出席率が良くなるかもよ?
今回も、東京から三人、関西から一人、知多方面から二人。
今回も女性の参加が多い。
この年代から、長生きの差が出てくるのだろうか?
同窓会の川柳を少し拾ってみた。
「好きでした、時効と知りつつ、言っちゃった」
「その言葉、今更言っても、遅いのよ」
「その言葉、三途の先で、囁こう」
老いらくの告白も、女の方が、ストレートで元気がいい。
「同窓会、最後の一人に、なってやる」
この辰巳会の会長も、近々、女に変わるな、この分では。
小保方さんの細胞で、私、若返り、又、子供産むの!
後家が叫んでいる!
                            悪酔いしそう 寅次郎
tatumi20140204

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torajiro0421 at 17:13|PermalinkComments(0) 独り言 

2014年02月02日

「歩 く」

 膝の故障で、長年歩き続けたのが止まっちゃった。
その余波で、体の調子が狂ってきた。
第一、 酒が美味くない。
体が極端に重く感じる。
ブログのネタが不足し、切れが悪くなってきた。
そは、我がションベンに似たり。
俳聖・芭蕉は奥の細道を歩いた。
一説には、彼は忍者で、各地の情勢を探索し、中央に知らせたとも。
そして、行く先々で、素晴らしい俳句を捻った。
これ等は、新幹線や車で行っていたのでは、生まれねぇなぁー。
歩く事は、いろいろと思い、考える事が出来る。
家にいても、考えるだけならば出来る。
しかし、変化はないし、話題が増えない。
犬も歩けば棒に当たるたぁ、うまく言ったもんだ。
膝の状況が少し良くなったので、墓地墓地歩き始めた。
このまま歩けなくなったらどうなるんだろう?
頭は固くなり、ボケの扉がパックリ開く。
言う事は、自分の事ばかり。
愚痴と泣き事の、大安売り。
さりとて、念仏に帰依する度量もない。
加齢臭は強くなる。
病院臭も多くなる。
こんな奴に、人は寄り付かない。
何れの日にかは、お迎えが来よう。
その時は、雲に乗らず、のんびりと歩いて行きたい。
極楽へ・・・・。
その日の為にも、二本の足でしっかり歩けるようにせねば。
                             上を向いて 寅次郎
aruki

gokuraku

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torajiro0421 at 11:06|PermalinkComments(0) 健康