2014年07月

2014年07月30日

「笛は鳴った!」

 何時の日か、この高原でノーサイドの笛が聞きたい!
7年前に、関商工高・山口監督に出会ったのが事の始まり。
この地を、ラグビー夏合宿のメッカにしよう!
2019年には日本でラグビーのワールドカップが開かれる。
その時の、ミニキャンプ地にも考えよう!
スノーボードワールドカップを開いた地でもある。
アクセスは、その時、実証済である。
過疎なる、中山間地に若い力を呼び込もう!
7年経過して、ようやく2面のグランドに芝が生えた。
一昨日、こけら落としが行われた。
爽やかな高原の夏空に、キックオフの笛が響いた。
三重の志摩高、愛知西陵高、地元関商工が来て闘ってくれた。
選手、監督、コーチの鋭い声が澄んだ空気を切り裂く。
選手全員が出す大声は、周囲の山々にこだます。
日常では、出会えない、気力と清涼感が伝わってくる。
観客の中に、西陵高校を応援する人達が見えた。
一瞬、オヤッ?と思ったが、選手と一緒に来られた人達か。
はるばるお出でいただき、感謝、感謝である。
施設はまだまだだが、環境はピカ一!との事。
志摩高と関商工は、今日から数日、ここで合宿する由。
ラグビーは、サッカーほどの人気はないが、面白いよ!
肉弾戦とそのスピードは、サッカーの比ではない。
危険と紙一重で戦う選手には“勇気”の二文字がいる。
2019年のワールドカップを戦うのは、この子達が主力だ。
世界に通じる選手が、この地からでてほしい。
今年のオリンピック、スノーボードはこの地からメダリストが出た。
ノーサイドの笛は終わりではない!
更なる夢へのスタートだ。
感無量で聞いた!
                            これからだ! 寅次郎
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torajiro0421 at 10:59|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年07月28日

「西表島の香り」

 越谷市に開店した、うどん屋のオヤジから美味が届いた。
美味とは、西表島の南国風味豊かなパイナップル。
何故、埼玉・越谷が、日本最南端・西表島なのか?
うどん屋のオヤジの友達が、西表島に知人がいると言う。
情報によると、この味は太鼓判が押せると言う。
早速に、包丁を入れた。
言う事に、何の偽りもない!
今迄のパインとは、全然甘味が違う!
素晴らしい完成度である。
生産者“西表島・アナナス農園”のホームページを覗いた。
生産者代表・江袋正和氏は、東京都江東区の出身。
2006年に西表島に移住している。
それまでは内装業の職人さんだった様だ。
西表島の農園で働きながら、パインを学んだ。
2010年に“西表島・アナナス農園”を立ち上げた。
ネットショップで、全国に売り出している。
東京へ一極集中する昨今、東京脱出した人・・・偉い!
アナナスとは本来パイナップル(パイン)の事である。
 春日井の友人が、教養を送ってくれた。
“里山資本主義”と言う、新書第1位の本。
その中味は、過疎のド田舎を見事に再生している。
競争の時代は終わった。
マネー資本主義は人間を疲れ果てさせた。
この本、幸せの価値観を根底から覆している。
今日も、外国から安価で危険な輸入食品が、問題を起こしている。
TPPは未だ決着がつかず、かまびすしい。
“里山資本主義”はこれらとは無関係である。
グローバルスタンダードなんざぁ愚の骨頂だ!
このパインの甘さと、この本に乾杯!
                         政治が貧しく見える 寅次郎
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2014年07月26日

「真夏の思い出」

 昭和33年、第40回全国高校野球岐阜県予選。
我が岐阜工業は、多治見工業に決勝で惜敗。
二日間に渡る延長戦の末、甲子園は夢と消えた。
相手投手は、今は亡き河村保彦(元中日)だった。
その前の準決勝では、高木守道を擁する県岐商を破ったのに・・。
その夜は、岐阜市の花火大会だった。
長良川の浅瀬に横たわり、首だけ出して、皆で花火を見ていた。
花火の美しさなど何も記憶がない。
放心状態で肌を撫ぜる水に、体を任せていた。
 あれから56年が過ぎた今日、決勝で大垣日大に敗れた。
そして、今夜は岐阜の花火大会である。
高校野球と花火が、夏のあの日につながってゆく。
あの日、多治見工業には純粋にエールを送った。
 ところが、今日の敗戦で、相手にエールが送れない?
負けたから言うのじゃないが、
今の高校野球、強豪校の大半は野球留学生らしい。
甲子園に行けそうな、強い監督の居るところに集まる。
昔は、郷土の栄誉にかけて、と甲子園に乗り込んだ。
そして、県民も一丸となって、熱くなった。
他県からの寄せ集め集団に、郷土の栄誉は希薄だろう。
今の高校野球は、優秀な選手団のチームで高度な野球を見せるのが狙いなの?
それじゃ甲子園は、プロ野球選手の養成所に過ぎない。
高度な技、力を見せる、プロへの就職活動の場?
甲子園に出る事のみが目的の野球留学生。
そこには、純粋な高校野球はないだろう。
かつての山びこ打線・蔦監督率いた池田高校がまぶしい。
あれこそが高校野球だと思うか、高野連さん、如何に!
県予選終了とともに、俺の高校野球は終了だ。
甲子園で応援するならば、留学生の居ない高校だ。
それが例え、遠い他県であっても・・・。
                          了見が狭めぇだろうか 寅次郎
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torajiro0421 at 17:02|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年07月24日

「三角関係」

 NPO法人、越美文研講演会の続き。
池田講師は“白山信仰の原像”と題して語られた。
白山、伊勢、富士を結ぶと、それは正三角形となる。
その三点には様残な共通項がある、と。
白山と伊勢朝熊岳はククリヒメが習合して祭事をしている。
後年、虚空蔵菩薩が祀られ、円空で結ばれている。
伊勢朝熊岳と富士山はコノハナサクヤヒメが祀られている。
双方にアサマ信仰がある。
富士と白山は山岳信仰のメッカ、霊場である。
山の背比べ伝説が残っている(白山の草鞋伝説も)
他にも様々な共通項を有する。
此処までは成程、ウン、ウンと頷けるが、面白みがない。
そこで。寅流に砕いて陳説をでっち上げよう。
でっち上げだから、時代考証などはハナから無視である。
白山はククリヒメ、富士山はコノハナサクヤヒメ、伊勢はアマテラス。
この三人は、夫々の山の主神であり、女神である。
平たく言えば“山の神”である。
この三角関係から、何か楽しい事が出て来ないか?
どの男神をめぐっての三角関係なのか?
ククリヒメは、イザナギとイザナミの夫婦喧嘩を納めた神。
コノハナサクヤヒメは一夜で身籠り、疑われた神。
コノハナサクヤヒメの祖義母はアマテラスである。
アマテラスは女神とも言われ、男神だとも言われ、性は今一不明。
今様に言うなら、ニューハーフ?
てなことで、アマテラスの相手は定かでない。
日の本は天岩戸の昔より、女なくては夜の明けぬ国・・・成る程。
これだけの材料が揃えば、三角関係は書けそうだ。
古事記を読むと、神はヤル事が早い!
直ぐにやり、沢山産む!これ神技と言うのか?
かなりふしだらに見える・・・が。
国造りの時代だから、それでいいのか?
うらやましい・・・が、見習えない。
御免なさい池田さん、品位を落としてしまい・・・。
                        栄養過多、教養不足の 寅次郎
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2014年07月22日

「ふしぎ発見」

 越美文研NPO法人化記念講演会を開催した。
遠くは、山口県、京都、奈良、愛知、東京からも来られた。
講師は東京で一級建築事務所を営む、池田 潤氏。
名大工学部建築科卒で奥様が郡上市高鷲町の方。
遠距離ながら越美文研の会員である。
水谷慶一氏の“知られざる古代”に触れて心酔。
理工系が、古事記を読み解く。
科学的に、古事記を解体してゆくのが見事。
そこには、知られざる不思議な地図が隠されている、と。
その根本は“太陽の道”だと言う。
測量器械などなかった時代に、古代人は太陽をつぶさに観察した。
白山、伊勢、富士山を結ぶと正三角形になる。
富士と白山、富士と伊勢は夏至、冬至に於ける太陽の通り道。
この三点は、様々な共通項で繋がっている。
 白山を中心にして太陽の道線を入れると日本三景が出て来る。
安芸の宮島、天橋立、仙台松島が一直線に並ぶ。
 富士山を中心に、太陽の道線を描くと
日向、足摺岬、室戸岬、伊勢神宮、富士山、日立が並ぶ。
東の日の出が日立、西の日の入りが日向か?
この線上に、スカイツリーが出来たと言う。
池田さんの進言じゃないでしょうね?
ゆき詰まったら、一本の補助線を入れると良いらしい。
見えないモノが、鮮やかに浮かんでくる、と。
他にも、沢山の不思議な線、地図を描かれた。
理工系の話に、古代ロマンの花が咲き誇った感じだった。
海のない岐阜県で、海の日に、山の話をして頂いた。
別に、逆らっている訳ではない。
山の日は、何故、ないのだろう?
マイノリティだから?
                          補助線が足りない 寅次郎
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torajiro0421 at 11:24|PermalinkComments(0) 歴史 

2014年07月20日

「葬儀今昔」

 通夜に平服で行く人が居なくなった。
通夜は本来、とるモノも取りあえず駈けつけたとされるモノ。
それを礼服で行くのは、亡くなるのを待ち構えていたとされる。
喪主、遺族より華美であっては失礼。
これが本来の礼儀だとの事。
お坊さんは正装ではない。
寅も、昨年ごろまでは平服で出たが、周囲の目がおかしい?
あの野郎は座知らずだ、と言った目つきだ。
最近は、不本意ながら迎合してしまった。
今の葬儀告別式は約一時間である。
何とも、簡単な淋しい別れである。
昔は葬儀の前日に親戚縁者、町内会が出て、全ての準備をした。
まずは、当家の家財道具の方付けから始まる。
会場の準備、祭壇に飾る総てを手作りだった。
それを作りながら、故人の在りし日を語ったもんだ。
それが供養であったと思う。
そして、コミュニケーションの場でもあった。
従って、葬式と言えば二日間は出たモノだ。
今それが、全て商業ベースに乗り、お金で短時間に済む。
死人まで商売の対象になるご時世だ。
30年ほど前か、親父の葬式の写真があった。
輿かきは、白装束にはかまで、草鞋を履いている。
親類縁者が勢揃いで、送り出していただいている。
今は、こうした写真すら撮らない。
便利と言えばそれまでだが“供養”の二文字は消えた。
便利に負けて、心が薄らいでゆく。
♪流れる水に比むれば、夢恥ずかしき涙かな
 悲しむなかれ我が友よ、旅の衣を整えよ・・・。
せめて、これ位の気持ちで送りだしたいモノだ。
梅雨時は、話まで湿っぽくなりゃがる。
                        あーした天気になーぁれ! 寅次郎
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torajiro0421 at 16:55|PermalinkComments(0) 風習 

2014年07月18日

「梅雨の晴れ間」

 最近不調で、気が重かったが、天気に誘われた。
白鳥クラブへの出席は、今年2回目。
歯の治療を受けている、N歯科医と何年振りかにラウンド。
相変わらずの手堅いゴルフである。
こちらの荒っぽさが、余計に目立つ。
もう一人、荒っぽいのがいた。
握りを積極的に働きかけ、やる気満々のM・S君
2番ホール160y、池越えのショートホールで何と13打!
それ程暑くはなかったが池に4回飛び込んだ。
その煽りで、ファイブパット!
2ホール目にして、早くも御臨終!ご愁傷様。
その池には、真紅の蓮が綺麗に咲いていた。
懇親会で彼は、ご臨終迄の道筋を、図解しておられた。
極楽往生を遂げられた事と思う。
法名は“水恐院釈池勝”と名付けておいた。
 この3月に、今日のN歯科医の世話になった。
完治には3〜4カ月を要すると言われてきた。
寅の理論は“ゴルフボールは歯の痛い方に曲がる”だった。
完治に近い今日は、左程に曲がらず、優勝しちゃった。
思えば、昨年の夏に勝って以来、歯が痛みだした。
以後、100が切れない日が続いて悶々。
今、仮歯の状態であり、完治まであと一歩。
梅雨の明ける頃は“向かうところ敵なし”となるか?
はたまた、隣の歯が痛みだすか?
梅雨の晴れ間。白鳥高原は爽やかだった。
                    勝つには歯を磨く事と覚えたり 寅次郎
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torajiro0421 at 10:34|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年07月16日

「収 穫」

 今年の百姓(十姓)は女房が主役。
寅は今年の前半、膝の故障で動けず。
治ったら、野暮用山積で百姓出来ませんと言い訳。
高度成長の頃、三ちゃん農業と言うのがあった。
じいちゃん、ばーちゃん、かーちゃんの三人。
今、我が家の農業は、ばーちゃんにすがるしかねぇ。
農業って程のもんじゃない、箱庭だ。
猫が「こりゃ狭めぇ」と言う位だから。
でも品種は多い。多品種、少数栽培。
あれがダメでも、これがいいと言う、リスク分散型。
従って、多品種の勉強が大変だ。
彼女の友達にセミプロ百姓・口出し女が2〜3人居る。
一週間に一回集まって、百姓問題研究会をやっている。
TPP問題なんかは、熱が入っている。
T〜父ちゃんを
P〜パートに出して
P〜ピンはねしよう!
そして、私達はお化粧をして、高級レストランの味を研究しよう!
ナスやかきゅうりは研究済みで用はない。
この先は、肉や、刺身の研究が首題とか。
そうなると、牛やマグロを飼わないといけないねぇ・・・。
肉食系ばばぁーの会議は踊る!
そんなんで、庭師もどきのジジーなんざ無視!の憂き目。
ばぁー様は最近、その一回目の収穫を終えて、満足げ。
時折、肩を揉め!とおっしゃる。
最近我が家の食卓は、草食系が目立つ。
この方が便所で力まないから良いんだ!と。
                       キリギリスになりそうだ 寅次郎
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torajiro0421 at 08:49|PermalinkComments(0) 植物 

2014年07月14日

「文武両道」

 早朝から県シニアソフトボールリーグ戦を戦った。
白鳥会場に、県下から9チームが参集。
残念ながら、一試合終了時点で降雨。
3試合を行い、残り6試合は出来ず、お帰りを頂いた。
アウトドアースポーツ、この時期としては、土台無理な話。
寅は、何故か集中できず、二つのエラーで笑い者に。
雑用、天候にもう一つ、午後からの仕事が気になっていた。
それは、神社総代、神職合同研修会への参加。
今年で3回目である。
サボると神が怒りそうで、いやいや・・・ではなく、出た。
でも、出る度に新しいモノに出会い、目から鱗だ。
講師は岐阜県神社庁の偉い方。
偉い方だけど、偉ぶらないから凄い。
たいがいこの種の研修は堅苦しく、眠くなるもんだ。
だがこの講師、眠くなったら眠ってかまわないと言う。
裏返せば、眠れるものなら眠ってみろ!と言う自負が伺える。
今日はソフトで疲れているから、眠りそうだ・・・。
だが、眠れなかった。
 今日は“玉櫛奉奠”の正式作法を知った。
今迄、何回となくやってきたが、微妙に違っていた。
多くの人の作法も見て来たが、殆んど失格である。
この種の事を、教わる機会がないから無理もない。
やる事がいい加減だから、神も言う事を聞かないのか?
願っても、ほとんど叶えてもらえない。
叶えてもらえないもう一つの要因は、
“玉櫛料”は玉櫛奉奠の時に、添えて出すものと聞いた。
これを殆んど誰もやっていない。
受付で出していればまだしも、手ぶらの輩がいる。
これじゃ、神も聞く耳は持てない。
その他に拝礼の角度、種類、献饌作法等を学んだ。
この次からは、きっちり、やって見せるぞ!
                         神よ、心せられよ! 寅次郎
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torajiro0421 at 10:28|PermalinkComments(0)

2014年07月12日

「庭師と詐欺師」

 貧乏暇なし、病む暇なし!
汗の季節になってきて、体の痛みが消えてきた。
このところ、家の周りは荒れ放題。
友達が見兼ねて、あれこれ指図していった。
ドウダン、ツゲ、ハナミズキは伸び放題。
てめぇの散髪もままならねぇのに、草木まで手がまわらねぇ!
久々に台風一過、爽やかな青空。
はさみを持って脚立に登った。
最近、あちこちで年寄りの転落事故を聞く。
その仲間にだけは入らねぇぞ!
こう見えても、俺は庭師だ!
1級造園施工管理技師の資格保持者なんだ。
落っこちる訳にはゆかねぇんだ。
手元のカカが下に居てうるさい!
「ああ、切りすぎた!」何だかんだと。
うるせぇ!素人は黙って見てろっ!
庭や草木に方程式なんざぇねぇんだ。
見てくれが良きゃ、それで良いんだ!
カカは俺を庭師じゃない、詐欺師だと思っていやがる。
詐欺師、結構!
上等な庭師は、見る者を欺くのが真骨頂。
狭いところを、広く見せる。
広いところを、狭くも見せる。
硬い石も柔らかく見せる。
ないものを、あるように見せる。
ついでに“うそも方便”と釈迦は言う。
                            詐欺師もどき庭師 寅次郎
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2014年07月10日

「戦時疎開・二題」

 69年前の今朝、焼跡に立ちつくしていた。
昭和20年7月10日の朝、この記憶は鮮明である。
家の玄関に畳が20畳ほど積んであった。
それが、積んだままの姿で、灰になっていた。
これを見て、ああ此処が玄関だったのかと判った。
それ以外は全て燃え尽きた、焼け野原。
10万人が家を失い、900人が死亡している。
我々は何とか生き残ったが、家は勿論、全てを失った。
一昨日の新聞に、岐阜市の建物疎開の話が載っていた。
空襲時に、延焼を防ぐ意味で建物を強制的に破壊した。
これは岐阜に限らず、東京、名古屋等でも行われた。
これは、何の効果もなく、全てが焼き尽くされた。
敵の実力を知らない、何とも愚かしい政策である。
江戸時代の鳶の火消し程度の発想である。
何故、焼かれる前に、戦争を止めようとしなかったのか?
 今一つの話題は、親友がある疎開の資料をくれた。
それは京都東本願寺が所有する法寶物を疎開させた話。
トランク八個分を、我が白鳥町のある檀家に預けられた。
これには昭和20年6月7日付けの保管契約書が見られる。
この頃は、沖縄が壊滅状態になる時である。
京都も時間の問題と思われ、各地に貴重な品や文書を疎開させた様だ。
これは戦後3年程して、無事に帰還された様だ。
前記、家屋の立ち退き破壊による疎開とは、次元が違う気がする。
権力を振りかざす政治家に比し、宗教家の冷静さが感じられる。
あれから69年を経た今、何かキナ臭いモノを感じる。
成長戦略に、軍事産業を絡め、国民を騙そうとしていないか?
成長一辺倒のアベノミクスにイエローカードを出したい。
戦後の素晴らしい成長の陰に、大事なモノを忘れて来た。
それを取り戻しに、いつか来た道に戻る事は許されない。
取り戻す為には、新たな道を模索せねば・・・。
                       灰の畳の記憶が消えない 寅次郎
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torajiro0421 at 08:52|PermalinkComments(0) 歴史 

2014年07月08日

「浦安の舞」

 白鳥神社には5人の巫女さんが在籍する。
仕事は、縁起物の販売とお神酒の振る舞いが主。
今年は巫女さん本来の姿に挑戦してもらう。
巫女舞を是非舞ってもらいたい。
そこで近隣の金幣社である、石徹白の中居神社へ勉強に。
そこで“浦安の舞”を教わる事にした。
そもそも巫女舞とは何ぞや?から学んだ。
古代日本では、祭祀を司る巫女の体に神が舞い降りた。
そして祈祷や祈願、奉納の舞となった様だ。
天岩屋戸の前で舞った、アメノウズメノ命が原型だとも。
又、巫女が各地を布教する時に舞ったのが、白拍子の元になったとも。
歌舞伎の元祖、出雲阿国も出雲大社の巫女であった。
彼女は出雲大社勧進の為、全国を巡回し、後に歌舞伎に発展した。
白鳥長滝神社に“延年の舞”がある。
これは寺院等で大法会の後に僧侶や稚児が舞ったらしい。
歌舞伎の勧進帳では、弁慶が延年の舞を披露する。
京都の芸妓や舞妓は江戸時代の歌舞伎芝居を真似て舞った。
能や猿若も巫女舞の支流と言われる。
事程左様に、日本の舞踊の元祖は、巫女舞の様である。
しかし、明治維新に、神霊や呪詛を扱うのは宜しからずと
巫女禁断令が発せられ、巫女は表面上消えた。
しかし、その後復活を計る。
今回習う“浦安の舞”は1940(昭和15年)に作られた。
この年は皇紀2,600年で、これを祝って奉奏された。
浦安の浦は、心を表す古語で、心の平穏を表す。
又、古い文献には日本国の別称として"浦安国“とあるらしい。
これを舞い、国の平穏無事を願い奉納する由。
寅が生まれた年に出来た“浦安の舞”
                        他人の舞とは思えない 寅次郎
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torajiro0421 at 09:12|PermalinkComments(0) 宗教 

2014年07月06日

「霞ヶ浦」

 茨城県石岡の義兄(87)が古い写真に句を添えて送ってきた。
70年前の、軍国青年の写真だ。
七つボタンはサクラに錨の予科練である。
石岡の近くに“霞ヶ浦海軍航空隊”があった。
迷うことなく、予科練の門を叩いた。
軍歌“若鷲の歌”
 ♪若い血潮の予科練の 七つボタンは桜に錨
  今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ でっかい希望の雲が湧く−
ここで多くの特攻隊員が養成され、南の空に散って行った。
寅も小学校入学前に、ラジオ放送を真似ていた。
「大本営発表、本日午前八時南太平洋において敵空軍と交戦・・・。
敵機多数撃墜、わが方の損害は軽微なり・・・。」
そして、若鷲の歌も覚えた。
まさか、その霞ヶ浦の近くの娘と結婚するとは露知らず。
そしてその兄が、霞ヶ浦海軍航空隊で特攻出撃を待っていたとは。
兄は今87歳・・・この先を考えたのだろうか?
当時に書いた遺書のコピーを送ってきた。
女房も、こんな兄だったのか・・・始めて知ったと感慨。
この遺書にある歌は、吉田松陰の辞世に事寄せたもの。
その心境たるや、まさに同じだっただろうと思う。
“身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂”松陰
“身はたとい 鹿島の沖に果てるとも 留め置かまし 大和魂”茂男
純粋に、お国の為、死を覚悟していたと思う。
兄は俳句を趣味とし、句集も出している。
そこには、戦争にまつわる句が時折顔を出す。
“敗戦忌 おおかたの兵 八十路超ゆ”
“老兵の 草笛いつも 海征かば”
“帽振りて 夏を別れの 知覧かな”
“わだつみの 声なき声や 終戦忌”
“老兵に 辛き万朶の 桜かな”
この度の、集団的自衛権をどう思うか?
                          じっくり聞いてみたい 寅次郎
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2014年07月04日

「超高速!参勤交代」

 女房に誘われて久々に映画を見て来た。
楽しそうなパンフレットに釣られて。
奇想天外な喜劇の時代劇。
舞台は、福島のいわき〜江戸間である。
歩く道は陸前浜街道、今の国道6号線、常磐道である。
女房の実家(茨城県石岡市)も、その道中である。
会話は福島弁、茨城弁のオンパレード。
彼女が見たい気持ちは解る。
幕府がいわき・湯長谷藩に無理難題を押し付ける。
狙いは湯長谷藩が抱える、金山発掘である。
参勤交代に通常8日かかるところを、5日で来いと言うのだ。
出来なければ、藩を取り潰して、金山を手に入れる寸法。
これを、藩士は知恵を絞り、やってのけるのである。
この映画の製作に、福島民報が加わっている。
そして、いわき温泉観光協会、商工会他の6団体が、PRに動いた。
その中から14名が実際に5日間で、走って見せた。
東京での封切りに合せて走った由。
距離は約200km。40時間で走破。
時速5km、一日40kmである。
映画は、封切り後全国で、一週間に35万人が見た。
収入は4億円で、公開作品中2位の成績だと言う。
我々が見た所でも、席を指定される人気ぶり。
爆笑モノかと思ったが、水戸黄門を大型化した感じ。
色々と話題が出てきて、ドタバタの感は否めない。
しかし、苦境を、陽気に脱する姿には拍手である。
震災後の福島を、何とかしようと言うのに通じる。
福島、復活の狼煙になれば・・・。
                          頑張ろう!東北! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:30|PermalinkComments(0) 映画 

2014年07月02日

「ブランコ毛虫」

 マイマイ蛾の別名は、ブランコ毛虫との事。
幼虫の頃、糸を吐き、ぶら下がって、風に乗って移動する。
動くモノにも、飛びついて、移動する。
毒性はごく微量らしい。
駆除は幼虫の頃に殺虫剤が効くが成虫になるとダメ。
光を求めるが、LEDには寄り付かない。
一回の産卵で800匹の卵を産むらしい。
マイマイ蛾の天敵はウイルスとの事。
鳥も食べるけれど、食べきれないらしい。
それに夜行性で、昼は葉の陰に隠れている。
夜になると、葉を食べ始める。
我が散歩道にも、葉を食べ尽くされた木々がある。
大量発生は、今年で2年目である。
今年は、我が町より以北に沢山幼虫が見られる。
彼は糸を吐くから、カイコの仲間だと思う。
先月、群馬県の富岡製糸工場が世界遺産になった。
明治の近代化を、絹→繭→カイコ→桑の葉が作った。
昔は日本の全国各地で養蚕業が盛んだった。
絹を輸出して外貨を稼ぎ、軍艦、戦車を作った。
“おカイコ様”と尊ばれた。
マイマイ蛾は嫌われ者だが、糸を吐く。
これをカイコ並みに飼育して、繭を作らせよう!
集団的自衛権で、日本は又、戦争を始めそうだ。
武器を作るには金が要る。
マイマイ蛾に絹を作ってもらい輸出しよう!
いつか来た道である。
マイマイ蛾と集団的自衛権はセットになる。
集団的自衛権は昨日、閣議決定した。
閣僚は、誰も反対しないから不思議だ。
誰かがサインを拒否するかと期待したが・・・。
自力では動かない、風に乗るマイマイ蛾そのものだ。
この蛾を駆除するなら、幼虫のうちだと言われる。
                          もう遅いか・・・ 寅次郎
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torajiro0421 at 08:46|PermalinkComments(0) 動物