2014年08月

2014年08月31日

「千人太鼓」

 勇壮な太鼓の響きが、長良川の源流にこだました。
霊峰白山に、届けとばかりに!
“太鼓祭りin郡上”が高鷲スノーパークスキー場で行われた。
会場の駐車場は東に向かって、程よい傾斜である。
観客は高い位置から、舞台が眺められて見易い。
舞台のバックは、ひるがの高原、鷲ヶ岳が雄大に開ける。
演奏者は白山に向かって叩くかたち。
この野外ステージ、そのこのロケーションに息を呑む。
我が孫がこの日のトップバッターを務めるという。
“宝暦義民祝い餅つき太鼓”
舞台中央に出て、大音声で口上を唸る。
多くの観衆を前に気後れはなかった・・・その成長にホロリ。
よちよち歩いていたのはつい先日のような気がするが・・・。
近在近郷から、各種太鼓が21団体集まった。
遠くは三重県志摩市、福井県敦賀市、石川県白山市等々。
小学生からシニアクラスまで多彩。
中でも高校生太鼓部の演奏は激しく、その若さはまぶしかった。
白ふんどし一丁で、大太鼓に向かう様は、これぞ男の美!
昨今多いメタボ野郎(寅も含めて)には、恥ずかしかった。
各地には沢山の太鼓があることに驚き。
その一つ一つに、素晴らしい物語、ロマンがある事も知った。
最後は世界の喜多郎が見事な演出を見せた。
出演者全員が観衆の中に、太鼓を持ち込んだ。
勿論、衣装はそのままの姿で。
そして、観衆もバチを持って、皆で叩くのだ!
それを喜多郎さんが指導し、指揮をした。
単調なリズムだったが、15分間全員で打ち鳴らした。
その間、喜多郎氏は観衆の中に踊りこみ、共に叩いた。
これを称して“千人太鼓”
大音響とリズムは、人間の原点を思わせる、その不思議さに酔った。
霊峰白山の神々と一体になる感じさえした。
その時、舞台バックの山々に、突然、虹がかかった!
神が粋な演出を加えてくれた・・・。
                           大自然と人に乾杯! 寅次郎
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2014年08月29日

「復活か?」

 広島が豪雨の災害で悲惨である。
発生から10日目の今日現在、死者72名、不明者4名。
山津波である。何とも痛ましい。
 我が故郷・白鳥も秋雨前線停滞の感じだった。
今朝、久々に朝日がまぶしい!
このところの長雨で、すっかり涼しくなった。
昨夜は寒さに目が覚め、布団を着直した。
今朝は気持ちのいい散歩であった。
朝顔が、朝だけの短い命を咲き誇っている。
軒下三寸借り受けまして、軒天まで這い延びている。
“朝顔に からまれ風鈴 無言夏”
並んで伸びる風船かずらの風船が、薄緑から茶色に変わる。
家の横には、男郎花(オトコエシ)が秋の訪れを告げる。
堤防にはニラの花が群生し、その白さが目立つ。
原色の夏色から、白き秋色への移ろいは、冬への準備か?
そんな中、今朝は、うれしい人を見た。
久しく見られなかった、水谷先生が体操をしておられた。
昨年暮れ頃から、体調を崩されていた。
年を越し、暖かくなれば治るだろうと期待していたが・・・。
先日お逢いした時「そろそろお歩きになりませんか」と誘った。
「うんー、まだ、雨が降るとホッとするんですよ」と言われた。
この言葉に“歩かねば・・”と言う意志はおありだな?と感じた。
両手に1kgの鉄アレイを握り、朝日に向かい屈伸運動!
今朝久々に見て、うれしくなった。
古事記の講義は、まだ終わっていない。
                              復活を念じた 寅次郎
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2014年08月27日

「夏に鍛える」

 夏休みの合宿が盛んだ。
高鷲の高原では、ラグビーが目新しい。
芝のグランドは、一応3面出来た。
ラグビーは本来、冬のスポーツである。
しかし、夏に鍛える事が、強くなる必須である。
グランドの周囲は坂道が多い。
ここ走り、ダッシュ!ダッシュで絞られる。
まさに地獄の特訓!
監督さんは「良い坂道だ!」と言う。
選手は「嫌な坂道だ!」と逃げ勾配。
こんなTシャツを見た。
“二度と来るもんか!”
“がんばれ言うな!がんばっとんねん!”
“休憩も練習のうち”
“骨折以外は、ケガじゃねぇ!”
本音が伝わる。苦しくともユーモアと味のある言葉。
二度と来るもんか!と言う奴は、必ず来る!
スクラム、モール、ラックの力勝負“
激突のタックルは、力とスピードの勝負!
華麗なパス回しはスピードと技の勝負!
力強い大きな声、こえ、コエが高原にこだまする。
ここを乗り切った奴に、花園は待っている!
ここで鍛えたチームが、花園で花開いてほしい。
2019年にラグビーワールドカップが日本で開かれる。
その時、闘うのは君達の年代だ。
世界に羽ばたく選手が、この地から出てほしい!
先のソチ冬季オリンピックで、この地からメダリストが生まれた。
それに続いてほしい!
二度と来なくていい!
                               弱い奴は! 寅次郎
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2014年08月25日

「ダイワ・マスターズ」

 拙宅裏の長良川堤防に人だかり。
車も並んでいる・・・他県ナンバーが多く。
何事かと、覗いてみたら、鮎釣りの全国大会との事。
“マスターズ・トーナメント”の幟旗もはためいていた。
本来は、少し下流の大和町で開催のモノらしい。
このところの雨で、増水して、上流の白鳥になった由。
ここでも、数日来続いた雨で、増水気味で、薄濁り。
決して、いい状況ではない。
でも、彼等は釣る!
普通の釣り人では、絶対釣れない状況なのに。
凄い! 何が違うのだろう?
出場選手は16名らしいが、その応援団が来ている。
高知、島根、京都、石川、足立、多摩、宇都宮ナンバーの車等々。
大会観戦ツアーがあり、その前夜祭では、交流が楽しめるとか。
これ程の大会が拙宅裏でやってるのに、知らないとは・・・。
知っているのは、一部の釣りフアンだけの様だ。
何とも、勿体ない話ではないか。
地域を挙げて、応援すれば、少しは活性化にならないか?
ちなみに、ネットで調べたのを抜粋してみると。
全国決勝大会
会 場;岐阜県 郡上市・長良川
開催日;8月22日(金)・23日(土)・24日(日)
後 援:岐阜県郡上市・郡上漁業協同組合
2014 全国決勝大会 シード選手4名
 佐々木 敏浩(愛知県)2013 優勝、 瀧澤 佳樹(奈良県)2013 準優勝
 有岡 只祐 (高知県)2013 第3位、瀬田 匡志(鳥取県)2013 第3位
全国決勝大会は、ブロック大会から勝ち上がった12名に、2013年度
鮎マスターズ全国決勝大会上位4名のシード選手を合わせた計16名で競われます。

毎年、長良川に、鮎幟は上がるけれど・・・。
何かが足りない 寅次郎
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2014年08月23日

「畳屋の辰公」

 あっさり逝っちまった・・・。
酒は弱かったが、付き合いのいい男だった。
中学を終え、岐阜の畳屋に奉公した。畳職人を目指して。
その頃は岐阜、一宮方面へ就職する人が多く居た。
寅は岐阜に祖父母が居たお陰で、高校に行けた。
15歳で故郷を離れた我々は、岐阜でよく集まった。
男では、ポンプ屋の黒ちゃん、肉屋の徹、うどん屋の貞公。
女性は、紡織関係に多くが就職した。
岐阜駅前のうどん屋の貞公の住まいが、溜まり場だった。
腹が減るとここに行き、時には酒も飲んだ。
金もないのに・・・貞公が振舞ってくれたのだろうか?
徹は歌手になりたいと、一番ませていた。
辰公は職人を目指して、厳しい修行時代だったせいかおとなしかった。
それでも、きっちり付き合いはして、我々の模範だった。
そんな時代が3年過ぎて、俺は東京へ出た。
それを機に、集まることはなくなったようだ。
辰公も年季奉公があけて、郷里に帰り畳屋を開業。
貞公も、うどん屋の店を任されたやに聞いたが・・・。
今はパーキンソン病に苦しんでいるようだ。
おませの徹は早くから、行方不明である。
ポンプ屋の黒ちゃんは、昨年、早々と逝っちまった。
反面その時、集まっていた女性人は全部健在だ!
男は何と弱いのだろう?
辰公の趣味は選挙だった。
どんな選挙でも、辰公に聞けば、細かい情報が得られた。
口数は少ないが、貴重な存在だった。
デスマスクは何とも安らかだった。
斎場で最後の扉が閉まるとき、息子さんが凛とした声で
「親父ありがとう!」と叫び、後は涙にくれた。
いい息子に育てた!
・・・旅の衣をととのへよ・・・。
                             しばしの別れだ 寅次郎
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2014年08月21日

「黒田官兵衛の父の姉」

 白鳥神社・拝殿踊りの夜、その姉は来た。
その姉夫婦は、白鳥に縁者がいた。
縁者と共に、静岡から、拝殿踊りを楽しみ来たのだ。
その姉は、踊りが大好きと言って、踊った。
初心者にしては、覚えが良くて、軽快にステップを踏んだ。
拝殿脇に、休憩所兼飲み物サービス処を設けた。
姉の旦那と、白鳥の縁者は、お酒大好き人間。
踊りは姉に任せ、二人はお休み処で酒の番であった。
その晩、我々総代は、給仕振る舞い係だった。
その二人に、酒を勧めて、互いに自慢話の応酬!
どうやら、二人とも国土交通省のお役人気配。
土建屋寅次郎と、飯のタネは一緒だ!
酔うにつれ、話に尾ひれがつき、大きくなる!
“安倍の総理を呼んで来い!ってやんでぇ!”
“うめぇねぇ、この地酒は・・・!”
酔ってても、お世辞はわすれねぇ。
酔った縁者が、この夫婦の素姓をポロリとこぼした。
この姉さんは“黒田官兵衛の父の姉”だと言う。
なにっ!・・・酔ってて、よく解んねぇ?
官兵衛の父は黒田職隆=柴田恭平だ!
恭兵のお姉さん、て事だ!
なにっ! でたらめ言うんじゃねぇぞ!
いや、本当だ!
そーかい、そーかい! いや、飲みねぇ、飲みねぇ!
静岡て言やぁ、清水だ、次郎長だ、石松だ・・・飲みねぇ!
姉さんは、もっと踊ると言う。
寅も、酔った余勢で、お付き合いし、下駄を鳴らした。
一昨夜は、名古屋の若いお姉さん達が来て、飲んだ。
三重の多度大社の権禰宜も来られた。
                            踊りは人を繋ぐ! 寅次郎
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2014年08月19日

「雨のち雨」

 天が破れたのか、尽きる事を知らない雨・雨・雨・・・。
近年、これほど雨の多いお盆も知らない。
夜のメインイベント、徹夜盆踊りも雨との戦い!
気合の入った踊り手は、雨をも楽しむかの如く跳ねる!
大雨警報が出された。
さて、踊りをやるか、やめるか・・・。
実行委員会が、幹部を招集した。
まったく降りっぱなしではない、降ったり止んだりだ。
お盆で、遠来のお客さんも居る。
行くところまで行こう!
最終準備にかかった。
ほとんど来ないだろうと、寅は思った。
ところが、透明で薄いポンチョを羽織って、踊り手は来た。
雨も降らぬに袖絞ると歌うが、雨は降る、降る・・・。
袖だけでなく、全身を絞れるくらいだ。
堪りかねた人は、拝殿に上がり、そこで踊り始めた。
大雨警報、なんぼのもんじゃい!
予定の時間まで、踊りぬいた!
見事と言うか、恐るべき執念と言うか、凄い!
社務所に雨宿りしに来た人に、地酒を勧めた。
若者男女数人が、上がりこんできて、しこたま飲んでいった。
雨もまた良し! 来年も来まーす!
元気よく、雨の中に消えていった。
踊る人数は少なかった・・・でも、
やってよかった!
気分良く、方付け仕事を済ませた。
                   これが お・も・て・な・し か 寅次郎
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2014年08月17日

「Wの悲劇」

 朝の散歩で、単行本を拾った。
題名は“Wの悲劇”
表紙は美女二人が、モナリザの微笑み?
この本は30年前に初版されている。
14版出て、2年前に改定初版となっている。
と言う事は、かなり人気の本なのだろう。
定価590円。交番に届けようか、と思ったが・・・。
本が嫌いでない寅は、まず読んでからにしようとズル。
表紙からすると、どうせ官能小説位だろうと値踏み。
ポルノ小説だから、家に置き場が無く捨てたのだろう・・・。
読んだ・・・面白かった!
お金持ち一族の、別荘殺人事件である。
著者・夏樹静子は石油王・出光佐三の親戚で、一流の作家である。
推理部門で数々の賞を受けている。
寅と同世代の76歳と言う・・・知らなかった。
昔、探偵小説に夢中になった時代があった。
小学校か、中学時代だったろうか?
江戸川乱歩の“怪人二十面相”名探偵・明智小五郎にしびれた。
以来、その種のモノは縁遠くなった。
読み終えてから、いろいろと考えた。
この本は、落ちていたのではないような気がする。
橋の高欄の地覆の上に置いてあったと言う雰囲気だった。
最初に、誰かが拾って、そこに置いたのか?
最初から、持ち主が置いたのか? 謎である。
この本の中身は、巧妙な殺人事件である。
いろいろなトリックが、なされている。
この本を手にした者は、何かに巻き込まれる?
薄気味悪くなってきた。
届けようか、あった所に置いておこうか・・・。
それとも、誰かにやってしまおうか・・・。
迷っている。
                                 小心者 寅次郎
otosimono

Wnohigeki

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torajiro0421 at 15:14|PermalinkComments(0) 事件 

2014年08月15日

「高校野球」

 今朝の新聞に"幸福の渋滞"と言う良い記事があった。
お盆の帰省での渋滞ラッシュである。
故郷恋しと、親元に帰る日本人は素晴らしい、と。
寅もかつては、その一人であった。
Uターンしてからは、受け入れる側になった。
ところで我が家族は、生まれ故郷が全部違うのだ。
母はここ郡上白鳥、寅は岐阜市、女房は茨城県。
長男は神奈川県、長女は栃木県、次女が千葉県。
子供達は、当時の高速道路工事の勤務先で産まれたのだ。
高校野球が始まると、応援校も違ってくる。
今回はいきなり、寅と女房、岐阜対茨城が戦った。
寅も、野球留学の多い日大大垣は好きでない。
女房の茨城・藤代高校を応援した。
初回いきなり8点を取り楽勝かと思いきや、12;10で逆転負け!
大会史上タイ記録だと、中日新聞は一面トップに載せた。
たかだか高校野球の勝ち負けの事なのに。
何とも平和な国だと、記事等は読まなかった。
子供達の産まれた県の学校は
長男が東海大相模、長女が作新学院、次女が東海大望洋である。
今回は、この三校を応援しよう。
 その夜、プロ野球、阪神;巨人戦見た。
プロ野球の試合は、何ともダラダラしている。
晩酌に、好きな本でも読みながら見ていて丁度いい。
目が離せない等と言う事はない、リプレーもあるし。
プロ野球はリーグ戦、高校野球はトーナメント戦。
負ければ終わりと言う、悲壮感が心打つのだろうか。
故郷の名誉をかけての高校野球。
故郷のお盆には、格好のドラマである。
                           老球児・まだ現役の 寅次郎
yakyu

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torajiro0421 at 09:17|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年08月13日

「鳥居のこと」

 36年前に建てられた白鳥神社の大鳥居。
表面がスポンジ状にもせてきた。
氏子総代十数名が出て、補修の勤労奉仕。
山奥の貧乏神社では、20年毎の遷宮なんざぇ夢のまた夢。
大事に朽ち果てるまで生かさねばならん。
長持ちさせれば、値打ちが出るかもしれない。
お陰さまで本殿は160年を超えた。
雨ざらしの鳥居では、とてもそこまでは無理だ。
鳥居の謂れは数々ござる。
一番ポピュラーなのが、天岩戸の天照を誘い出すため鳥を鳴かせた。
その鳥がとまった木が、後年、鳥居となった説。
全然違った説に、昔、身分の低い人を“鳥”と呼んでいた。
身分の高い人と参拝する時、鳥はここで控えて居ろ、と言われた場所だから。
やや胡散臭いが“ここで待っとけ説”は面白い。
下馬、下馬先と同じ意味合いだ。
ついでに、下馬先でお供の連中の話すことが“下馬評”とか。
 鳥居は神社にあるもの?・・・さにあらず!
人通りの少ない道の電柱や、塀に良く見かける。
この鳥居は小さいが、効き目があるらしい。
夜な夜な酔っ払いが塀に向かって粗末なモノで放水する。
そこに小さな鳥居が鎮座しているとギョッとする。
神の入口に、ソチンを振りかざすとは無礼千万!
阿部定もんだ!
“御免なさい!”と酔いもさめる。
更に不届き者は、本物の鳥居を電柱と間違えて、やった奴がいる。
後日、一物が腫れて来るか、腐食が始まる!
小さな鳥居は“立小便禁止”のおまじないであった。
鳥居は女性のシンボルと言う珍説もある?
鳥居より中は、神の領域なるぞ!
                              ハァハーッ! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:38|PermalinkComments(0) 宗教 

2014年08月11日

「コピペ」

 日本中、いや世界が注目する原爆忌。
寅も黙祷を捧げた。広島のときは車を止めて。
長崎のときは、家でTVに向かい、女房と。
寅は、去年も総理の挨拶にはいちゃもんをつけた。
心のこもっていない、官僚作文朗読だと。
今年はマスコミが、それを槍玉に挙げた。
昨年と同じ内容だと。
それも半分以上、一字一句違わない。
国民を馬鹿にするな!と怒りたいが、
何と馬鹿な側近共を引き連れている事かと呆れる。
側近も側近なら、本人も本人だ。
恥ずかしいと思わないのだろうか?
広島で叩かれ、懲りることなく長崎でも繰り返す。
なめてるよ!
この程度の挨拶をしていただくなら、来年から呼ばない方がいいよ。
日本は平和ボケしたから、戦争をして緊張しようてのかい?
集団的自衛権は、歴史の検証に耐えうると自信過剰?
結構毛だらけ、猫灰だらけ・・・だ。
国民に丁寧に説明する、と繰り返す。
ならば、絶好の機会じゃなかったの、こうゆう時は。
核廃絶じゃねぇんだよ。
その前に、戦争廃絶なんだよ。
 寅も神社に関係するようになって三年目だ。
事ある毎に、挨拶が付いて回る。
歳旦祭、祈年祭、秋の例祭、初宮祭、新嘗祭、七五三祭etc。
毎年、同じ事を言うのは、何とも気が引ける。
その事で、毎回苦しむ。
あれこれと、希薄な脳みそをかき混ぜ、考える。
それが幼稚でも、毎年同じよりはマシだと思い・・・。
政治は、粘り強く繰り返しが大切らしい。
何度も繰り返してゆくうちに、そうなるらしい。
戦前がそうであったように・・・。
“ガンバロー!タイガース!” 
                          繰り返すが駄目だ 寅次郎
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2014年08月09日

「広島に思う」

 若い友人が、夏休み、子供を連れて広島に行って来たと言う。
広島原爆資料館では動けなった由。
小学5年生の女の子は、半べそをかいた状態で。
この年にして、戦争のむごたらしさが身に沁みたのか。
友人は、この子に“永遠の0”の映画にも連れて行っている。
これにも、心を揺さぶられたと言う。
 夏休み、それは子供の天国だ。
普通の親、家庭は、ディズニーランドや、大阪USJが相場だ。
そこで嬉々として喜ぶ子供達の姿に満足だ。
ファンタジックな世界に、子供と遊ぶのも悪くはない。
そこは、疲れ果てた現実を一時的に忘れさせてくれる。
しかし、そこには心底、魂を揺さぶるモノはあるだろうか?
心を震わせるモノはない。
有るのは、刹那的な快楽だけの様な気がする。
 最近の日本人は“喜怒哀楽”がないと言われる。
多くは浮ついた“喜楽”だけと。
怒る事、憂い哀しむ事が少なくなってきたのでは?
“怒哀”など、ない方がいいと言う人もあろう。
しかし、本当の喜楽は怒哀の裏返しである。
原爆資料館で、同胞の悲しみに涙し、そして怒る事。
この気持ちのある人こそ、本当の喜びを知る人じゃないだろうか。
この子達に、集団的自衛権の何たるかは今、解るまい。
だが戦争の無残さは、幼い脳裏に刻みこめる。
広島、長崎、知覧、サイパンのバンザイクリフ・・・。
これらを是非、子供達に見せておきたい。
それが、親の責任ではあるまいか。
広島を見せた、若き父親に万感の敬意を表する。
偉そうな事を言うなら、寅も孫を連れて行け!
                                 ハイ! 寅次郎
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2014年08月07日

「落 款」

 素晴らしい贈り物を頂いた。
越美ぶんけんの活動で、御縁が出来た方。
7月に、池田潤氏の講演会がきっかけ。
白山信仰の原像〜謎のトライアングル。
白山−伊勢−富士山が正三角形を成す。
それは太陽の道であり、様々な不思議が潜んでいると話された。
その潤氏の父上・池田龍氏と、ご懇意にさせて頂いた。
龍氏は、落款を本格的にやっておられる。
嬉しい事に、阪神タイガースのフアンだと名乗られた。
話の弾まない筈はない。
今日、その素晴らしい落款が二つ届いてビックリ!
一つは“寅次郎の徒然草”もう一つは“重瀰”と刻されている。
本格的な品であり、素晴らしいオリジナルである。
寅ごときには過ぎたる品である。
寅も昔、友人から中国の落款セットをみやげにもらった。
自己流に、2,3彫って、今も使っている。
又、日展の常連、平田蘭石と言う友達もいる。
こんな事もあって、落款には興味を持っていた。
しかし寅のノミは芋版画の域を出ない、稚拙なもの。
彫る事自体が楽しみでやっているにすぎない。
先年、中国を旅した時も、落款模様のTシャツも買った。
ハッキリした理由はないが、何故かこの種の文字が好きなんだ。
隷書も我流で書いた事もある。
今は年に一度、正月二日の書き初めに押している。
この先は、この落款が押せるような書を学ばねばと思う。
最近はパソコンの影響で、自筆が減った。
これからは出来るだけ書いて、これを押してみたいと思う。
昔、田中角栄はラブレターに花押落款を押したと聞く。
最も誠意を込めた時に使うモノと意識して。
                            宝物が一つ増えた 寅次郎
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2014年08月05日

「高山めでた」

 飛騨高山で、ある宴席に呼ばれた。
形どおりの挨拶があり、乾杯も終わった。
そこで司会者曰く
「今日は“めでた”があります、ごゆるりとどうぞ」
“めでた”があろうがなかろうが、俺には関係ねぇ。
とりあえず、暑い胃袋に冷たいビールが効くー!
刺身、焼肉・・・酒、ビール、どんどん胃袋に詰まる。
程よく食べて、さて、酒でも注ぎに行くかと腰を浮かす。
ちょっと待て!まだ“めでた”が出てない、と隣が言う。
“めでた”は後で食べるからと、動こうとすると、又引き止める。
“めでた”が出てないからと・・・。
飛騨地方には、今でも厳格に守られている宴席のしきたりがある。
“めでた”と言う歌が出る前に、自席を立っては相成らん!と言うもの。
何故?
*料理をきっちりといただくこと〜悪酔い防止。
*料理を作ったくれた人に感謝。
*両側に居る、知らない人とも交流する。
*めでたが出るまでは無礼講にあらず。
*これは皆で一緒に歌う、祝い歌である。
等々が、理由であるらしい。
成る程・・・・ごもっともだ!
これは昔、筏で材木を運んだ人夫や、大工の棟梁達が歌ったらしい。
それが、座敷での祝い事に歌われ、厳格な作法が生まれたようだ。
皆が唱和している様は、感動モノだった。
宴席に、すばらしい伝統が息づいている。
感心していたら、真っ先に酒を注ぎに来られた。
気分が良くなり、どんどん飲んでしまった!
この歌、覚えたいが、小節が半端じゃない!
酒はダラダラと飲むもんじゃねぇ!と痛感。
                       今朝は少々おつむが痛む 寅次郎
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torajiro0421 at 08:34|PermalinkComments(0) 風習 

2014年08月03日

「頑張れ子造り」

 暑いさなかであったが、白鳥神社初宮神事を挙行した。
今年の3月〜6月の間に生まれた新生児の初宮参り。
今年は4組の皆さんにお参りをいただいた。
ご両親、子供達、両祖父母も来られて賑やかだった。
神事の終わりに、総代長が挨拶せねばならない。
今年で8回目だが、その都度、話の内容に苦慮する。
初めての方もあれば、何度もお出での方もある。
毎度同じ話では、申し訳ない。
先ずはご誕生のお祝いを申し上げる。
宮司を介して、神へ無事出産の報告、
そしてこの先の、健やかの成長を、神にお願いをする。
ここまでは定番だが、この先は、その都度変えてきた。
今年は、四組の内、二組の方が、4人目のお子さんだった。
一組は3人目。もう一組は、若くて初めて。
今時としては、多産系の方々にお参り戴いた。
これには感動いたしました。
今日本は、少子化が最大の社会問題。
なのに政府は“何とかせねば”の空念仏のみ。
このまま進むと、今日の赤ちゃんが成人する頃、日本は大ピンチ。
老人が増え、年金は間違いなく破綻すると言われる。
医療費は高くなり、消費税は大幅に上がるetc。
スウェーデン、フランスは、これを克服したと聞く。
産めば産むほど有利になる社会を作った由。
多く生んだ人には、支給年金を加算する、税金を安くする。
出産費用、保育費用、医療費、学費等は無料にするか、
或いは、産むほど、安くする。
加えて、産むほど、報奨金を出す。
育児休暇はたっぷり取れる様に。
一人っ子より兄弟の多い子、大家族を全てに優遇させる。
多くを育てた人は、それだけ多くを費やしてきたからだ。
穴のあいたコンドームしか頭に浮かばない奴は、即刻首だ!
かく言う寅次郎も初宮神事では、褒めただけで、何もしてやれなかった。
御免なさい! この次は何とかします。
       もっと頑張って下さい 寅次郎
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torajiro0421 at 21:58|PermalinkComments(0) 独り言 

2014年08月01日

「フルキャラ・天狗のかくれ里」

 今回で4作目を見た。
フルサトキャラバンタイのミュージカル。
今回の題名は「天狗のかくれ里」
残念ながら、俺のフルキャラとは違う方向だった。
昨年は“河童”をテーマに、環境問題をあぶり出した。
今回も、地球温暖化により、地球は破滅するとうたう。
秘境・天狗の里に、二人の少年少女が迷い込む。
そこには、携帯もなければコンビニもない。
天狗達に“役に立つ人間”になれと鍛えられる物語。
天狗のスパルタ訓練が、二人を攻め続ける。
人は他の動植物の命を喰って生きている事を学ぶ。
そして、生きとし生きる総ての命に目覚める。
親に貰った、手と足と頭を使えと、天狗に叱咤される。
自分で考え、体を動かし、自分の力で生きる事を覚える。
全編、この歌が流れ、踊る、これぞミュージカル。
♪ 親にもらった、頭をつかえ
  考えろ ひらめかせろ
  親からもらった 手を動かせ
  横着しないで ぐるぐる使え
  親にもらった 足を鍛えろ
  どこまでも歩いて行ける 足になれ
  親にもらった 手と足と
  頭があれば 何でもできる ♪
今回は、環境問題と、子供の教育問題がダブっていた。
少し欲張りで、子供にはやや難解だったかな?
前回の“河童”と言い、ファンタジックな世界からの提言だ。
俺のフルキャラは、何処の街にもある問題をリアルにと願う。
それが、過去の消防団であり、シャッター街である。
社会派ミュージカルとでも言うのか・・・。
舞台の中に、一緒に入り込めるような、庶民性が好きだ。
                         でも楽しかったよ! 寅次郎
tengu

furukyara2

furukyara1

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torajiro0421 at 09:21|PermalinkComments(0) 芸術