2014年10月

2014年10月30日

「アクシデント」

 岐阜県シニアソフトのリーグ戦も大詰めが近づいてきた。
今週は、岐南町の町民グランドで9チームが戦った。
我がチームは、珍しく優勝戦線上にいる。
リーグに参加して初めてである。
緊張した試合が続く!
今日も2試合を何とか勝利した。
残り4試合あるが、マジック“4”である。
年は取っても、この緊張には痺れる。
皆が真剣である。
第一試合は飛騨の高山シニア。
4回裏、寅の難しいセカンドフライを相手二塁手は好捕した。
が、そのまま前に転倒!顔面からグランドに激突!
眼鏡は飛び散り、動かない!喋らない!反応がない!
救急車か!と、している内に、目を開き、反応し出した。
少し休んでいたら、大丈夫だ!本人が続行を意思表示。
試合を続け6回裏に入るところで、体調に異変。
ベンチに横になり、細かな痙攣の発作現れた。
「ダメだ!救急車だ!」
精密な検査を要すると言う事で、緊急入院。
楽しくやろう!と言いながらも、いざとなると気持ちがはやる。
それぞれが、目一杯のところでプレーする。
自分にも覚えは幾つもある。
鎖骨骨折、脚の肉離れ、腰の痛み、膝の捻挫で歩行困難は度々。
その都度「もう無理はしない!」と言い聞かせながら・・・。
生半可な“闘争本能”が、またぞろ顔を出す。
大事には至らない、と言う電話が来て一安心。
早期の回復を祈ります!
                         他山の石とせねばならん 寅次郎
bant

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torajiro0421 at 19:55|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年10月28日

「北陸路・高齢者特別」

 我が白鳥ゴルフクラブも高齢化の波高し!
今回は9人が、秋の北陸路で戦った。
4人乗り、大型車椅子のやっかいになりながら・・・。
この車椅子がなければ、とても2日間は出来ない。
初日は石川県の小松パブリックGC。
此処は北陸の名刹“那谷寺”の隣に位置する。
フェアウエイ、グリーン供に、見事な出来栄え!
昨今のだらしないメンバーシップクラブより、はるかに良い。
初日のウイナーは軽量牝馬(キコノクイーン号)
“このところ、御嶽並みの パワーあり”と予想したが的中!
2着は、神社やソフトに振りまわされたが、神の御加護か?
マゴワタイガー号(寅次郎)が鼻差で粘った。
良馬場ながら、距離の壁厚く、100を切し者、二人のみ。
100叩きの者は、帰りに那谷寺にでもお参りされよ!
二日目は、福井の風車で名高いジャパンセントラルGC.
今回二つのゴルフ場は白鳥時代お世話になった小野ちゃんが社長。
今回も大変お世話になり、有難うございました。
この日も、昨日のメス馬が、だらしないオス馬をぶっちぎった!
他のメス馬2頭も、3着、5着と健闘。
安倍総理の“女性が輝く社会”を実現した。
それに引きかえ、オスの古馬は息切れが激しく無惨!
かつての栄光馬カジヤシンボリー号等は、馬券も売れない。
二日間とも、ビリから3番目を走るのが、やっと!
更にみじめな馬が2頭いた。
薬物に頼るバイアグラボーイ号はブービー馬に。
願以此(ガンニシ)賞は、昨日の2着馬・・・あわれ!
二日間も神様は面倒を見てくれなかった。
心優しき人は“幹事役”だったからと慰めてくれた。
勝負事に“慰め”が入ってはおしまいだ。
                            壺振りは疲れる! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:43|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年10月27日

「四人目の孫・誕生」

 平成26年10月21日午前8時50分、姫孫誕生!
我が次女が三人目の子を産んだ。
予定より、三日早いとの事。
母子ともに健康は何よりである。
長男が小五、長女が小1、少し間が空いたが3人目である。
上の孫達も、心待ちにしていたようだ。
自分達の“子分”が出来る事を。
早く見たいねー・・・男かな?女の子かな?と。
格好のオモチャになりそうで、やや心配。
名前を何と付けるか?
長男はジージの我儘を通して頂いた。
長女は自分達で付けた。
果たして今回は、どんな名前にするか?
興味津々である。
今はパソコンが無料で姓名判断をしてくれる。
色々とソフトがあるが、総じて同じような答えが出て来る。
試しに、いろいろな名前を入れてみると面白い。
一画違うと、中身がガラリと変わるのが不気味だ。
気の小さい人なら、点を打ったり、外したりしたくなる。
この通りの人生になるならば、努力はいらない。
運勢は悪いから名前を代えればいいのか?
さもなくば、如何様な努力をすればいいのか?
自分の名前を占ってみても、当たり外れがある。
拘りたくはないが・・・気になる。
                            最後は神頼みか? 寅次郎
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torajiro0421 at 08:43|PermalinkComments(0) 家族 

2014年10月24日

「記憶のスポーツ」

 このところ、ゴルフスコアが悪くなってきた。
3年前の年間アヴェレージは89だった。
2年前が94で、昨年が97まで落ちて来た。
その頃から簡単に100以上が出始めた。
何故だろう?
ラウンド回数が減ってきたのは事実。
それだけではない様だ。
言い訳じみた、理由を探し出してみた。
3年前から、神社の総代長があてがわれた。
ソフトボールのプレーヤー兼監督に祭り上げられた。
おまけに岐阜県連盟の雑役係まで付いてきた。
これでゴルフが上手くなれば、大魔神になれる?
最近は、友が快く「おい、握ろう!」と手を出して来る。
嫌だと言えない!
痩せ我慢の散財となる。
ハンデをくださいとは言えないのだ。
沽券に関わる。
疲れて帰れば、カカの機嫌がいいはずがない。
ゴルフは記憶のスポーツだと言われる。
多忙に負けて、ゴルフを忘れてしまうらしい?
確かに集中はせず、いい加減にやっている時が多い。
ゴルフはそれ程甘いもんじゃない。
答えはすぐに出る。
いい時の事をすっかり忘れていているのだ。
崩れるとそれが思い出せないんだ、この年では。
北陸遠征で、三年前には80台で回った所が今回は別人!
何と106の大叩き!
ゴルフ場は変わっていない。
自分が変わったのだ・・・・。
距離も確かに落ちたのは認めざるを得ない。
それにしても20打違うのは何だべよ!?
老いたのか?
                              くやじぃー! 寅次郎
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torajiro0421 at 16:15|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年10月22日

「起つや今!」

 セ・リーグ、クライマックスシリーズ巨人;阪神戦。
巨人の沢村は、阪神の上本の頭に危険球を見舞った。
上本は倒れ込んで、ピクリとも動かない。
こりゃ大変だ!
審判は沢村に、即、退場を命じた。
ところが沢村は、頭一つ下げず、ふてぶてしく去って行った。
何だこの野郎!
巨人はこうゆう人間を育てているのかよ!
巨人の選手は、上本のところへ誰も来ない?
こんなクズの軍団に負けてたまるか!
5分以上動かなかった。
やばい、と思ったがむっくりと起き上がった!
スポーツの女神、勝負の神様も虎の方を向いた。
どんな時でも、表情一つ替えない、小さなファイター!
彼に武士道を見た!
それに引きかえ沢村なんざ、田舎侍のクズだ!
少しばかり見てくれがいいからと、何か勘違いしてんじゃねぇかい?
野球は、顔でやるんじゃねぇよ!
上本の爪の垢でも煎じて飲め!
昔のジャイアンツはジェントルマン集団だったが・・・。
汝の敵を愛せぬ者はスポーツマンにあらず。
 昨日、パ・リーグはソフトバンクが勝ちあがってきた。
日ハムの稲葉が今季限りで引退するらしい。
ソフトバンクの選手が、稲葉を胴上げした。
稲葉は泣いていた。
これがスポーツマンシップだ! 沢村!
 俺の旧い友人が九州福岡に居る。
タイガースとホークスの決戦が見たいと常々言っていた。
ついに実現する。
正直なところ、阪神がここまでやるとは思わなかった。
事によったら、福岡まで行かねばならん!
                            路銀を集めねば! 寅次郎
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torajiro0421 at 06:20|PermalinkComments(0) スポーツ 

2014年10月20日

「大川わたり」

 山本一力が初めて書いた長編小説。
20年前に書いて長編新人賞に応募したが落選。
後に、読み返したが、未熟で荒削りだった由。
9年前に、修正を加え単行本として世に出た。
しかし、原型は崩さなかったらしい。
何故なら、崩せば、その年代の自分を否定するからだ、と。
彼の時代小説の出発点は“大川わたり”だと言う。
一力の小説はカッパエビセンだ。
止められない!止まらない!だ。
今回も一気に読んでしまった。
寝不足だ!
言葉も覚えた。
“女衒”(ぜげん)女を喰い物にする男。今風に言えばひも。
“野分”(のわけ)秋に吹く激しい風。今風に言えば台風。
物語の区切りに、自然の風景描写が一行加えられる。
*おやすが立っていた場所に、淡い残り香が漂っていた。
*すでに陽が落ちていた。座敷を弥生の夕闇が包み始めている。
*柳花と新三郎の寝屋から聞こえ始めた荒い息にあわせて、
風鈴がちりんと潤んだ音を響かせた。
*木場の掘割を渡ってくる夕風が、松の小枝をさわさわと揺らせた。
*夏の夜の生ぬるい風が、京橋から炭町に流れて来た。
*番小屋のそばで立ちつくした喜作のうしろで、野分の風が舞った。
*野分が離れの外で吹き荒れていた。
*親父の後ろで、巣に急ぐ都鳥が鳴き声を散らしていた。
まだまだあったが、その場の情景が頭に浮かんでくる。
ふうてんの寅のエンデングは、決まって青空の遠景が多い。
自然の風景描写は想像を豊かにする。
つるべ落としの夕闇に山寺の鐘がなった。
                晩酌だ! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:54|PermalinkComments(0) 読書 

2014年10月18日

「代神楽」

 各地で秋祭りの神楽が盛りだ。
伊勢神楽は600年の歴史がある。
白鳥神社は516年目だというから古い。
昔は伊勢神宮にお参り出来る人は裕福な一握りの人だった。
伊勢参りは一生に一度の大夢と言われてきた。
伊勢参りに行かれない多くの人の為に、神楽は地方に出向いた。
その際、お札を持って、家々を門付けして回ったらしい。
伊勢神楽の代わりにするので“代神楽”と呼ばれたらしい。
それが何時しか地方の神社に根付いたようだ。
白鳥神社の神楽も本楽では町回りをする。
これは、町に住む悪魔を祓い、穢れを清めるのが本意。
中には、獅子を拝んだり、花や酒を出す人も居る。
だが浅学菲才の寅は、単なるショー位にしか考えていなかった。
恥ずかしい・・・。
昔は見物客も多く居て、それを整理する役者が居た。
通称"どす面"と言い、鬼の面に雷太鼓を持っていた。
言う事を聞かない奴等を、それで脅すのである。
我々ガキ共は、それをからかうのが面白くて、良く追いかけられた。
今は見物衆が少なくなり、その必要がなく淋しい限りだ。
でも今年は、好天気とPRのせいか、少しは増えた感じだった。
だが見物衆も、お祓いを受けるという意識は低いようだ。
ここらにも、信仰心の薄れが現れているのか?
この辺にメスを居れ、昔の賑わいを復活出来ないか?
それには何か知恵を絞らないと・・・。
例えば、神様からのお神酒を振舞うとか。
縁起物を差し上げるとか。
獅子に触れると健康になれるとか。
フォトコンテストを考えるとか・・・いろいろ。
                          神にも相談してみよう 寅次郎
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torajiro0421 at 17:30|PermalinkComments(0) 文化 

2014年10月16日

「気仙沼の秋刀魚」

 お祭りにボケてて、大事な話を忘れていた。
先月末に、気仙沼から秋刀魚500匹が到着!
生で500匹!
30匹ずつ保冷箱で17箱。
とあるレストランの駐車場で店開き!
本当は、格安に売りたかった。
そして、義捐金として贈りたかった。
しかし、気仙沼の贈り主の思いは違った。
「皆して、腹いっぺぇ食べてけろ!」
「気仙沼の味を、噛みしめてけろ!」だった。
こうして秋刀魚を送るところまで復興しました。
と言う、メッセージに感じた。
なかなか復興は進まない、と言われる中での秋刀魚送付。
飛びきり美味かった!
気仙沼銘酒「男山」がこれにピッタシ!
震災一カ月後に行って、驚愕!
泥上げに汗した。 男山大量購入。
福島に行く、原発に近寄れず。
五十鈴神社へ植樹にゆく。
福来旗(大漁旗)拝受。
義捐金、義捐物資に奔走。
その他、いろいろ、沢山・・・・。
これまでの事を思い出しながら箸を運んだ。
秋刀魚は目黒じゃねぇ!
気仙沼にかぎる!
                             煙が目にしみた 寅次郎
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torajiro0421 at 15:45|PermalinkComments(0) イベント 

2014年10月14日

「蓄音器の出前コンサート」

千葉県我孫子に住む同級生・細野陽一君がTVに出た。
10月10日夜8時から8時45分までの時間帯。
“団塊スタイル”と言う番組。
写真とお便り紹介と言った感じで。
昭和5年に製作された手回し蓄音機が出てきた。
レコードに針を落としたら、鳴り出したという。
この蓄音機は年齢で言えば84歳と言う事になる。
それに、古いレコードを持って、出前を始めた。
伺う先は、主に老人ホームとか。
お年寄りたちの青春時代に流行った歌を持って。
彼はそれで、お年寄りたちを泣かせている由。
彼は小学校の頃から、機械いじりが好きだった。
鉱石ラジオなどを組み立てて鳴らしていた。
定年後は、自宅の塀にイルミネーションを飾った。
それらは全て廃物を利用して作られていた。
そりを引くトナカイなども動かしていた。
これもTV放送された。
社交ダンスも定年後にマスターしたようだ。
ナイヤガラの滝あたりにも出かけている。
セカンドライフを満喫している。
人間は有限である事を熟知している。
まだまだ長生きできる等とは思っていない。
元気で動けるうちに、やらなければと能動的だ。
加えて、全てに優しいから、女性にもてるようだ。
これが老いない秘訣かもなー。
見習いたい!
                             正反対の野蛮人 寅次郎
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torajiro0421 at 08:28|PermalinkComments(0) 人物 

2014年10月12日

「皆既月食」

 昔、職場の上司に言われた言葉が思い出された。
「星空を眺めて涙の出る人間になれ」だ。
その上司はそれ以上、多くは語らなかった。
とにかく眺めてみろ!と。
それで解らない奴は、無駄に生きてるだけだ。
食って出すだけの“糞族”だ、と。
久しぶりに夜空を眺めた。
皆既月食を孫に教えられて、デジカメも構えた。
夜6時半頃、月を食べ始めた。
晩酌の酔眼で眺めたが、涙は出なかった。
その代わり、愚考が酔った脳味噌をかき乱した。
地球は何故、太陽の周りを廻り始めたのだろう?
月は何故、地球の周りを廻り始めたのだろう?
何故、正確に廻るのだろう?
たまには、道草して、好きな星に近寄ってみたら?
時には一杯飲み屋に寄るとか・・・。
そうゆう事は許されないのだろうか?
それが許されると、宇宙学者が困るだろうな?
正確に満ち欠けが計算できなくなり・・・。
月に電話して聞かないと、予想できなくなる。
7時半頃食べ終えたが、ぼんやりと乳白色で見える。
カラーのレントゲン写真(?)の様だ。
何故、完全に消えないのだろう?
神秘的だ!
科学者は、光の屈折の悪戯だと言う。
そんな事は聞きたくないし、知りたくない!
神秘的な方がいいのだ!
神様が悪戯をしていると思った方が夢がある。
9時半頃、吐き出して、満月に戻った。
月が二重に見えだした。
何故だろう?不思議だ!
                                酔って候 寅次郎
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torajiro0421 at 19:35|PermalinkComments(0) 独り言 

2014年10月10日

「何となく納棺」

 7年前に、頸動脈狭窄症でステントを入れた。
その後、経過観察の為、年に2回診察を受けている。
今回はMRIと言う検査を受けた。
パンツ一枚の上に、備え付けの衣に着替える。
装飾品は総て外せと言う。入れ歯も・・・。
この段階では、何となく湯潅した感じ。
狭い寝台に横たわる。
耳栓をしなさいと言う。
死ぬと、鼻に脱脂綿を詰める事がある。
鼻と耳の違いだなー・・・。
この機械はかなりの騒音を出すらしい。
両手は胸の上で合掌して、ブザーボタンを握る。
これは、さしずめ数珠の代わりか?
緊急の際は、これを押せと言う。
首を固定され、顔面を大きなヘッドギアで覆われる。
これは棺桶の、窓を閉められた感じ。
もうじたばた出来ねぇ!
南無阿弥陀仏!
寝台は自動で狭いドーナツドームに吸い込まれる。
焼却炉に入れられ扉を閉められる感じ。
いよいよ荼毘の点火である。
まてよ?誰も見送りに来てねぇなー?
カカも、子供も、孫も、親戚も、友人も・・・。
突然“ダンダンダン、ゴンゴンゴン、カンカンカン”と音が鳴り出した。
いよいよ出発である。
行先は、地獄か?極楽か?
大きな音は、時に調子を替えて鳴り続ける。
肉体的な苦痛はないが、精神的に落ち着かない。
目を閉じた。
もうどうにもならないと諦めたら、眠くなった。
                                 合掌! 寅次郎
tokusyukai

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nouka

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torajiro0421 at 08:44|PermalinkComments(0) 健康 

2014年10月08日

「檜の扇」

 “檜扇”(ひおうぎ)と言うのが正式らしい。
今年、白鳥神社例祭では初めて“浦安の舞”を奉納した。
その際、巫女が“扇の舞”の時に、この檜扇を用いる。
4本新調したが、高価である。そして重い。
檜を薄く削り、組み上げられている。
扇を開くと、両端に紐が幾重にも取り付けられて居る。
たたむときは、この紐を扇に巻きつける。
巫女が舞台に出てくるときに、横顔を隠して出てくる。
その昔、高貴な女性が他人の視線を避ける為に用いたとある。
現在は皇族方が婚礼や即位の時に手に持つ。
 この度、高円宮典子様が結婚された。
出雲大社権宮司の千家国麿氏と出雲大社で挙式。
その時、典子様が持っておられたのが檜扇。
浦安の舞を奉納する事で、これを知り、目に留まった。
さもなければ、見過ごしてしまうものである。
式では、典子様は右手で上から持ち、左手で支えるように持った。
顔は隠していなかった。美人だから・・・。
旦那は御幣を右手に持っている。
式の作法は、古事記の中、そのもの。
イザナギ、イザナミが中央の御柱を回って出会い、交差した由。
それにのっとる出雲大社は流石である。
参拝方法も普通と違う。
普通は二礼二拍手一礼だが、出雲は二礼四拍手一礼だぞ。
但し一年に一回の大祭日には八拍手だそうだ。
これでは応援団になりそうだ。
応援団に“扇”は付き物。
                            白鳥神社応援団長 寅次郎
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torajiro0421 at 10:54|PermalinkComments(0) 雑学 

2014年10月06日

「361°」

 仁川のアジア大会が終わった。
あまり興味は沸かなかったが、一つだけあった。
“361°”と言うマークが随所に見られた。
これは何処かで見たことがある・・・・?
忘却の進むお頭が思い出した。
一昨年、中国に旅したときに、ポロシャツを求めた。
黄色と黒はタイガースカラー、勇気の印!
その配色に魅せられて買った。
その右胸にそれはあった。
“361°”と。
言葉の通じない寅は、値切るのに必死で、その意味まで聞けなかった。
後日、スポーツ用品のメーカーだと知った。
どうゆう意味があるのだろう。
中国発祥の囲碁の目は、19*19=361である。
これだろうか?・・・違うらしい。
別な、数学的意味があるようだった。
360度とは一周することである。
一周して、更に1度進む事らしい。
360度と言う完璧なものを超える事。
新たなスタートと言う意味であった。
成る程! 中国にも暇な奴が居る。
 先日このポロシャツを着てゴルフに行った。
数字を意識したのか、勝てなかった。
寅のゴルフはまだ、91°がせいぜいである。
361°の完璧になるまでには、まだ4倍もある。
無理だ! 退化の身では・・・。
でも別の望みはある。
エイジシューターだ!
酒を慎めば・・・等と、話は見果てぬ夢へと・・・。
茶畑に入った。
                              ドンキホーテ 寅次郎
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torajiro0421 at 09:03|PermalinkComments(0) 独り言 

2014年10月04日

「新幹線50年」

 昭和34年、寅次郎は風雲の志を抱いて上京。
その三年後、東海道新幹線造成工事現場に赴任した。
奇しくもその日は寅、22歳の誕生日であった。
場所は横浜市神奈川区三枚町
工事名;東海道新幹線神奈川付近路盤造成工事
請負金;608,900,000
    今に換算すれば約24億円位だろう。
工事延長;3,700m
まず国鉄技術職員と合同で、全線の測量から始まった。
延長、直線、曲線に誤りはないか?の起工測量。
当時、国鉄の測量技術は日本屈指と言われていた。
驚いた事に、長さを測るテープは何と竹製であった。
温度や、引張力に左右されにくいと言う。
それが終わると水準(高低)測量で基準点(BM)をセットする。
工事用の丁張りをセットして、工事にかかる。
寅は後輩と二人で、2工区の2班(約700m)を担当した。
土工事と擁壁、橋梁が数か所ある。
第三京浜国道と曲線で立体交差する個所もあり、学んだ。
盛土の土留めは、もたれ擁壁が多くて、その工法に苦戦した。
当時は人力が主体で、多くの出稼ぎ労務者を飯場にまとめた。
職員とオペレーターで40人位。
労務者は150人位いただろう。
今思えば、測量は一級だったが、施工管理、品質管理は幼稚だった。
昭和39年10月1日開通した。東京オリンピックに合わせて。
当初、我が施工区間は何故か徐行区間だった。
何故だろう?
寅達が施工したから、信用が出来ないのだろうか?
乗る度に、この区間に来ると窓を眺め、不思議に思った。
そう言えば、あそこは完璧ではなかったかなー・・・?
いや、あそこかなー・・・ウン。
杞憂のようだった。
新横浜駅の近くだったから、と結論が出た。
                    半世紀、俺もまだ走り続けている! 寅次郎
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torajiro0421 at 23:13|PermalinkComments(0) 仕事 

2014年10月03日

「挨拶の連続」

 白鳥神社例祭で挨拶に追われ、苦しんだ。
事ある毎に“総代長挨拶”と来る。
9月8日、神楽の稽古始めで、役者衆にお願いの挨拶。
9月18日、旧本楽日。神事終了後の挨拶。
参拝者の中にシャーマンの方がおられて、突然大声で叫ばれた。
“余はアマテラスなるぞー!”に一同ビックリ仰天。
9月25日、神楽稽古納めで役者衆に慰労の挨拶。
9月26日、例祭準備開始の挨拶。
9月27日、秋葉神社本楽での挨拶。
 当神社の建設予定地をおみくじで決めた話。
 議論を尽くした後は、賛否でなく、神に委ねた信仰心。
 同夜、試楽を終えた役者衆に慰労と明日の本楽への期待挨拶。
 神楽獅子が町を廻るのは、清め払う意ありと。
9月28日、朝、総代衆に本楽お願いの挨拶。
 正午、ウオーキングでの参拝者に神社の歴史を説明。
  神社参拝の作法、鳥居の出入り、お手洗いの方法etc。
 午後1時、献幣使、宮司、出迎え接待の挨拶。
 午後3時、神事を終えて、お礼の挨拶。
  世相は競争原理主義、武力化の不穏な空気。
  かかる時、心の平和を祈る“浦安の舞”を奉納した経緯。
  自然や神へ畏敬の念が薄れた今、東日本、広島、御嶽山と神が牙をむいたと。
 同夜、役者衆に慰労の挨拶。
  神楽が神社を去る時、見物のある女性は涙ぐんでいた。
  “秋空に 女を泣かす にくき獅子”
  素晴らしい獅子神楽でした!と
 同夜、拝殿踊りスタートの挨拶。
  全国で類を見ない白鳥拝殿踊りをメジャーにしたい!
 同夜、拝殿踊り終演の挨拶。
  全員が下駄を脱ぎ、手に持って三本で〆た!
  来年2月にNHKの地域伝統芸能祭りにエントリー中!
9月29日、総代衆に慰労の挨拶。
 同夜、関係者全員参加の慰労会で中締め挨拶。
10月1日、夜、関係者へのお礼参り挨拶で総てを終えた。
                             口で祭りをした 寅次郎
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torajiro0421 at 15:27|PermalinkComments(0) 独り言 

2014年10月02日

「祭の裏方」

 白鳥神社秋の例祭は全て手作りである。
まず、大小9本のしめ縄が作られる。
これは自治会の各組長さんが捻り挙げる。
藁は前年度に確保しておく。
ワラスクベを取り除き、藁を練る機械で柔らかくする。
まだこうゆう機械があるから不思議だ。
拝殿の鴨居にぶら下げて、3本を捻りあげて行く。
十分に締めて、力をこめて一瞬で捻る。
そして藁を足してゆく・・・この繰り返しだ。
はみ出した藁を切り取り、仕上げてゆく。
昨今、神社の多くはビニール系の既製品が多い。
白鳥は頑なに、天然素材のオリジナルに拘る。
 社務所では、神楽に必要な飾り物が作られる。
これは主に、総代OBで、年配者の仕事。
御幣を数本作る。
草鞋や草履を布紐などで飾る。
子供の花笠を飾りつける。
縁起物の花かごに切花などを取り付ける。
おどけ役のあや棒や被り物を色紙で飾る等々。
この作業は、経験を擁する。
新米は見て覚えるしかない。
 そしてこの人達の賄をするのがご婦人達。
一服の時のお茶出し接待。
昼食は手作りの料理。
多少のお神酒は付き物。
ここでの献立も、代々引き継がれてきたものが多い。
決して豪華な素材ではないが、お代わりがしたくなる。
大量に作るせいだろうか、美味しいのだ。
人々が集まり、それぞれの分野で作業が進む。
そこには、さまざまなコミュニケーションが生まれる。
これが、血の通った地域ではないだろうか。
ビニールのしめ縄には、その血は流れない。
                             神も不服だろう 寅次郎
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torajiro0421 at 09:22|PermalinkComments(0) 風習