2017年08月

2017年08月30日

「珍プレー」

 30度を越すグランドでは予期せぬ事が起こる。
打つ方も、守る方も、頭は沸騰している。
いや、審判も沸騰しているか、ボーとしているかだ。
そこに難しいプレーが出てくると混乱する。
 この日、一死、一、三塁の場面。
打者は高々とセカンドフライを打ち上げた。
セカンドはいったんグラブに収めたがファンブル!
だが、地面に落ちる前に取り直した。
打者はアウトである。
ところが三塁ランナーはホームに走った。
ボールはセカンドからサードに送られバースタッチ。
当然、アウト!
ダブルプレーでチェンジ!
かと思いきや審判は手を横に広げた、セーフ!だと。
why!猛然と抗議!
審判曰く、走者はタッチアップして生還したと言う。
最初にグラブに入った時にタッチアップしたと言う。
これは正しい!
フアンブルしても、最初にグラブに触れた時点でタッチアップは正解だ。
だが普通、三塁走者は内野フライでタッチアップの態勢を取りますか?
むしろ落球を考えて、ハーフウエイに位置するだろう。
捕球されたら、戻れる位置にいるのが正常だ。
二塁手がフアンブルしたのを落球したとみて本塁に走ったのが真相だ。
それを審判はベースに戻り、タッチアップしたと言う。
普通、内野フライの場合、審判はタッチアップ等しないと思う。
だから走者など見ていない。
二塁手のみを見ていて、フアンブルしたのを正確に見ていた。
塁審は、このルールを自慢げに主張したかった様だった。
フアンブルのスキをついて、ランナーは走ったのだと。
だとしたら、この走者は凄い俊足の持ち主だ。
小さなフアンブルの間に、ホームまで走るのだから。
二塁手もなめられたもんだ!
因みに、この二塁手は誰あろう、寅次郎だった。
俺がフアンブルしてでも捕球した場所は二塁ベースの前。
三塁走者は正面に見える。
この時点で、走者は一三塁の中間地点に見えた。
何の疑いもなく、ボールを三塁に送ってゲッツー!
こう暑いと何が起きるか解らない?
                        暑いのに難しい話で御免! 寅次郎
fly

fuanburu

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2017年08月28日

「秋祭りを写そう!」

 昔、会社の幹部研修で受けた言葉が残っている。
人は誰かが見ていてくれるか動くのだ!
上に立つものは、人を見落とすな!
そして、自分も又、見られているのだ。
この関係が鮮明であれば、人は動く。
当たり前の事だが難しい。
中には、見ていようが居まいが、関係なく動く人もいる。
こんな人は稀である。
 白鳥秋祭り、大神楽の練習が始まる。
約、一ヶ月間、毎晩のロングランだ。
40名近くの役者、関係者が動く。
部活のある子、残業のある人、それぞれである。
なかなか全員が一同に会せない。
それでも懸命に汗をかく。
519年の伝統を受け繋いでゆく為に。
そこには利害損得はない。
有るのは心意気、男意気である。
近年、神社のお祭りが廃れてきた。
いや、出来なくなったところすらある。
人口減少が最大の引き金だ。
特に若年層の不足。
幸い、我が神社は何とか頑張っている。
だが、お祭り自体を見に来る人も減っている。
昔は、人垣で二重、三重の見物客でごった返した。
今、巷には娯楽が溢れている。
加えて、宗教心の希薄や伝統文化への興味薄。
古臭い祭りの神楽見物など娯楽の外である。
何とか、これの良さを見ていただこう!
と、フォトコンテストを試みる事にした。
519年続いてきた大神楽。
何かがあるから、続いているのだろう。
そこを鋭いカメラアングルで切り取って下さい!
その良さを見せてください!
カメラが増えれば演じる役者も張り切るだろう!
見られると人は動く!
                              待ってます! 寅次郎
fotokon

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2017年08月26日

「盛夏に正月準備」

 8月に正月の準備かよ?
そうです!
白鳥神社は暮れの大晦日から元旦にかけて篝火を焚く。
本殿前で二箇所、社務所前で二箇所焚く。
焚く薪の量が半端じゃない。
軽トラに10車分は使うだろう。
毎年、これの調達に苦慮する。
今年は町内で大きな家が壊された。
昨今、家の壊しは専門業者がやっている。
重機を持ち込んで、豪快に壊して運び去る。
家を壊して始末するのに大変なお金がかかる。
普通の家だと概略200万位は要するだろう。
4〜5日できれいに更地にしてくれる。
我が家も14年前に、建てかえた。
やはり業者がやってくれた。
永年住み慣れた家が壊されるのは見ていられない。
機械が情け容赦なく、バリバリを壊してゆく。
それを見ていたお袋は泣いていた。
様々な思い出が染み込んだものが壊されてゆく。
歴史がかき消されるような気がする。
業者は壊す前に、きちんとその姿を写真に納めてくれた。
 今回、壊された町内の家は、自分でコツコツと解体された。
素晴らしい事だと感心した。
余分なお金を使う事も無い。
少しずつ自分で納得しながら解体してゆく。
機械で暴力的に壊すのではない。
過ぎ去った喜怒哀楽をゆっくり味わえる。
それまでの人生を振り返る、又とない貴重な時間。
解体された梁や柱が積まれていた。
これをどうされるのか?と聞けば、ご自由にどうぞと言われる。
されば、と総代衆に頼んで、お宮に運ぶ事にした。
お盆明けの残暑厳しい中を、頑張って運んだ。
チェンソーで切り刻んで、薪にした。
 その家主曰く。
この古材、神に使っていただけるなら本望だ!と。
大晦日、厳寒の夜、激しく燃え盛る炎・・・。
炎には、猛暑の中で流した汗も浸み込んでいる。
                           参拝者知る由もない 寅次郎
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2017年08月24日

切子灯篭」

 お盆明けの夜7時、白鳥神社拝殿。
天井に吊るされた切子灯篭に灯が入る。
赤・黄色の混じり合ったぼんやりとした明かりが灯る。
浴衣姿で下駄ばきの人が三々五々集まってくる。
午後8時、拝殿踊り初代会長の初盆に全員で黙祷。
静かな“場所踊り”で始まる。
手は後ろに組み、足だけの踊りである。
お盆と言えば、先祖の霊が帰って来る時である。
後ろ手に組んだ姿は、霊を背負った姿とも言われる。
霊と一緒に静かな踊りが始まる。
激しい拝殿踊り序曲は、あくまで静かである。
月の様に輪を作れ、輪になれ、輪を作れ・・・
他所の衆よ、よく来てくれたと歌えば、
他所の衆は、今宵は仲間にしておくれ、と歌で返す。
これを歌盃と言い、差しつ差されつ、なのだ。
場所踊りは拝殿踊り開始の、挨拶踊りとも言える。
これが終わるとテンポはガラリと変わる。
他所の村衆との歌合戦、踊り合戦でもある。
下駄で拝殿を叩き、みんなで掛け声を出して跳ねる!
拝殿全体が揺れて踊るが如くである。
踊りの輪は三重にも四重にもなる。
中央には、のど自慢が輪を作り、歌を取り合う。
前の歌が終わらない内に、歌いださないと歌は取れない。
歌は重なっても、踊りは乱れない。
そんなことで崩れる軟な踊りじゃない。
拝殿踊りは足踊りである。
このステップさえ覚えれば手は自然に付いてくる。
ここに素朴さと力強さが混じり、熱狂的になる。
未開の原住民がパワフルに踊るのに似ている。
元は念仏踊りであり、作業歌からも来ていると言われる。
輪の中央に居る切子灯篭が、踊り子の汗を照らす。
灯篭は先祖が帰って来る時の道標である。
四方に突き出ているのは、東西南北の悪魔を祓う役目とか。
そしてこの輪の中で、先祖と共に踊ると言う事。
かくして老若男女が一つになり天下泰平、五穀豊穣・・・
♪郡上の白鳥踊りにござれ 爺も婆さもチョイト孫連れて♪
他所から集まる若者の社交の場でもある。
♪浴衣姿に 髪結い上げて 見せてやりたや チョイトあの人に♪
                              孫と踊った! 寅次郎
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torajiro0421 at 08:35|PermalinkComments(0) 風習 

2017年08月22日

「15対75」

 先週、中学女子ソフトボール部と試合をした。
孫チーム 対 高期高齢者チーム。
15歳 対 75歳 の戦いである。
年寄りは、孫の女の子と戦えると、何時もより張り切る。
何時もは遅刻気味の奴も、この日は早く現れた。
何時もは何もしない奴が、せっせとグランドを作る。
何時もは、あちこち痛がる奴等が、痛がらない。
そして何時も打たない奴等が、何故か良く打った。
ウオーミングアップも念入りに派手にやった。
自分の子供ほどの夫婦が応援に来ている。
いいところを見せねばとウロウロする。
試合中は、笑顔で大きな声を出す。
見ていると、可愛らしい年寄りだ。
意地らしいほどの年寄りだ。
“何時も、こんな調子でやれ!”
と言いたくなる位に・・・。
この試合、毎年やっている。
春先には、こちらが勝つ。
夏頃は互角。
秋には負ける、と言うのがパターンだ。
秋になると、肩で負け、走力で負ける。
打球も早くなり、守備範囲も広くなる。
スピードギアが一段も二段も上がってくる。
今回は夏だから互角か?
と思いきや、初回にいきなり11点取られた!
こりゃ、今年は早くも強くなっている!
勝ち目は薄い!と思いつつ戦った。
投手を代えて真剣になり、その後は0点に押さえた。
打つ方もニヤニヤするな!と気合を入れなおした。
最終回までに9点を入れたがそこまでだった。
9対11で孫娘達に自信を持たせた。
彼女達に伸びしろは十分にある。
この秋には、真剣にかかっても勝てないだろう。
我々には伸びしろはゼロよりマイナスである。
年端もいかない女の子でも異性の力は凄い。
曲がった足腰をシャキッと伸ばして、元気するんだから。
これがてめえのカカぁが来てたらどんなもんか?
委縮して動けねぇ?
                             声も出ねぇか? 寅次郎
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torajiro0421 at 13:22|PermalinkComments(0) スポーツ 

2017年08月20日

「エアコン」

 14年前に家を建てた時にエアコンは付けなかった。
そんなものは無くても十分に過ごせた。
岐阜や名古屋が30度を超えても、我が田舎は25度位。
ところが去年当りから、様子が変わってきた。
岐阜、名古屋が30度なら、俺らっちの田舎も同じ30度。
時には岐阜、名古屋を越える時もある。
恐れ多くも大都会を越えるとは何たることか!田舎者が!
でも少し考えると、多くの事が都会並みになってきた。
スーパーはある、コンビにはある。
ホームセンターも、ドラックストアーもある。
セレモニーホール、葬儀屋も完備している。
便利さは都会並み。
人に頼る事もなくなってきた。
隣は隣、家は家。
人情は薄くなってきた。
当然の帰結か?
全てが都会並みだから、温度も都会並みかよ?
人情薄くなれば、気温は上がるのかよ?
我が田舎、海抜は都会より300mほど高い。
常識的には、海抜100mに対し、1度下がるんだよ。
ところが、100m太陽に近づくんだから1度上がるんだって?
と言う、解るような解らない珍説が出て来た。
だから時には都会を越えることもある!?
あまりの暑さに、回路が乱れてきた。
世の中がそうであるならば、自己防衛をせねばならん。
個人でも集団でも関係ない!俺には自衛権がある。
憲法で決めてあろうが無かろうが・・・。
自衛しなきゃ熱中症でやられちゃう!
アメリカは助けに来てくれない!
助けてくれそうなのは、エイデンかケーズデンキだ。
昔はエアコンなんぞ無くても我々は生きていたのに・・・。
何時の時代から、こんなやわな人種になったのか?
電気が出来てからか?
電気が無けりゃエアコンも要らないんだ、扇風機も!
家を開け放して、蚊帳でも吊って寝りゃいいんだ。
寝苦しい時は、四谷怪談でも涼しくなったもんだ。
俺がガキの頃はそんなんだった。
昨今、エアコンで快適に寝ていてもうなされる・・・。
                        一枚(万)足りない・・・ 寅次郎
eakon

kaya

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torajiro0421 at 19:47|PermalinkComments(0) 独り言 

2017年08月18日

「徹夜踊り」

 青森のねぶたは“ラッセラー ラッセラー!”だ。
おらが盆踊りは“ドッコサーのドッコサー!”である。
ねぶたの踊り子は“跳ね人”と言う。
数年前に、その圧倒的なエネルギーに興奮してきた。
我が白鳥踊りも、テンポじゃ負けない。
郡上八幡の踊りは、品良く踊るが。
奥美濃白鳥は、足で踊る!
手は肩より上には上げない!
走るが如くに踊る!
念仏踊りから来たとも言われ、
仕事から来た作業歌とも言われる。
お盆の13、14、15日が徹夜踊りである。
14日の午後8時、篝火焚いて宝暦義民太鼓が演じられた。
それの終わりが、国家安泰、五穀豊穣を願う“げんげんばらばら”
これを百姓一揆連中が踊りながら、踊り会場に向かう。
観ていた人達が、踊りの輪に入り、輪を大きくしてゆく。
大相撲陸奥部屋の霧島親方に貰った反物でじんべえを作った。
浴衣の代わりにそれを羽織って踊りの輪に溶け込んだ。
早い時間は、子供、親子連れが多い。
時間が進むにつれて、若い男女に代わってゆく。
年配者はせいぜい60止まりだろうか?
年配で、地元連の顔が見えない?
地元の人の踊りは、一目で解る。
やはり足中心である。
昔、年配者は頬かむりをして踊っていた。
恥ずかしかったのだろうか?
いや、これも又風情があった。
一回り踊って見たが、喜寿が最年長みたいだった。
いや、同級の男が一人いた。
何となく救われた思いだった。
それにしても、他の奴等はだらしが無い!
リハビリだと思って踊れ!
足腰伸ばして!
踊り会場の一角にお休み処が設えてある。
中は若い知人ばかり。
“無理するな年寄り!休め!飲め!のコール。
この夜、ここをベースキャンプに午前3時半まで跳ねた!
酒の力で! 
                               踊る阿呆! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:46|PermalinkComments(0) イベント 

2017年08月16日

「春 駒」

 郡上踊りに“春駒”と言う踊りがある。
冬が過ぎ、春に躍動する馬の如く踊るのが春駒。
昔、郡上は馬の生産地として名をはせた。
名馬・磨墨は郡上市明宝気良の生まれ。
その後、源頼朝の愛馬となり、梶原源太が拝領する。
宇治川の合戦では、これにまたがり佐々木尚綱との先陣争いは有名。
春駒を調べていたら“埋葬としての日記”と言うブログに突き当たった。
思いもよらなかった事が書いてあった。
春駒の掛け声は“しちりょうさんぶの はるこま はるこま”である。
七両三分の値段で、育てた馬が売られてゆく悲しい歌とされるが・・・。
江戸時代の一両は約60万円、一分が約15万円。
七両三分は465万円になる。
馬の値段にしては高すぎる。
これは娘を売る値段じゃやないか、とそのブログは推測している。
自分の娘を売る歌では悲しすぎる・・・。
だから馬に置き換えて、後世に残したのではないか?
“春駒”の意味を分析すれば、
春は“春をひさぐ”〜春を売る、体を売るの意。
“駒”は“こます”の意で、口説く、くれてやるの意がある。
裏の言葉にすれば春駒は“体をくれてやる”となる。
遊女に売り飛ばす意味となる。
とすれば、娘を売る歌になる。
♪郡上の八幡出てゆく時は 雨も降らぬに袖絞る♪
これとて、恋人が別れ辛さに泣く歌だろうか?
娘を売らなければならない親子の辛い別れではないか?
♪何と若い衆よ頼みがござる 今宵一夜はササ夜明けまで♪
売られてゆく前に、娘の思う男と一夜を・・・。
こじ付けだろうか?
郡上は中山間地、豊かな土地ではなかったろう。
そこへ過酷な税を課せられた農民。
命を懸けて、時の幕府に掛け合った百姓一揆。
宝暦騒動の首謀者は打ち首、獄門に処せられた。
食べる為、生き残る為に親達は戦った。
戦いは百姓一揆だけではなかったように思う。
娘を売る事も、生きる為の悲しい戦いであったろう。
貧しさと命がけで戦った先祖達。
お盆三日は賑やかな、徹夜踊りである。
頭の片隅にこんな事を思っていては、楽しさ半減だろうか?
                          少しだけ踊ってこよう 寅次郎
sirotoriodori

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2017年08月14日

「俺達ぁ地元だ!」

 高校野球夏の甲子園が佳境だ。
我が岐阜県からは大垣日大高校が出た。
強豪天理に6;0の完封負け。
坂口監督はてっぺんを取る!と豪語していたが・・・。
名将・坂口も昔は鬼の坂口として名を馳せた。
岐阜に来て、鬼を捨てたら弱くなった。
今年、鬼を復活宣言して、岐阜代表になった。
だがこの鬼も老いた感じ。
てっぺんを取ると豪語したのは一人よがりか?
昔流の鍛え方では勝てない?
他の強豪校の多くは監督が若返っている。
新しい鍛え方、戦術を編み出しているのではないか?
“昔の名前で出ています”
それは県予選を勝つまでの話だ。
岐阜県予選決勝の2チームには落胆した。
ほとんどが、他県の選手ばかり。
大垣日大は岐阜県出身が18名中、2名。
中京高校は20名中、控えに3名だけが岐阜県出身。
これではおらが郷土の名誉にかけて、応援は出来ねぇ。
岐阜県出身の鍛冶舎監督が率いる秀岳館高校も熊本出身は一人だけ。
飛騨市出身の根尾選手が行った大阪桐蔭高校は大阪出身が5名。
ここは根尾個人を応援するしかない。
高校野球から郷土は消えた。
いい奴を全国から寄せ集めたプロ野球予備校か?
野球馬鹿養成訓練所とでも言うのか・・・。
でもスピーディーな試合と、純なプレー態度には惹かれる。
 ところでおらがシニアソフトボール。
ここにも、高校野球に似たチームがある。
全国大会の出場だけを視野に入れて、チームを作っている。
少し遠くの地域からでも、いい奴を引っ張り込んでいる。
ひたすら、東海大会、全国大会の予選だけに参加している。
こうなると、田舎の弱体チームは面白くない。
かつてはそんな傾向もなく、実力が拮抗していた。
我々もねんりんピック全国大会にも出場した事がある。
昨今、こんな所までにも格差社会が出来てきたのか?
これも安倍のせい?
でも俺達ぁへこたれないよ!
メイドイン地元だもん!
                           地元ファーストだ! 寅次郎
gujo

gsss

ogakinichidai

serf

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torajiro0421 at 09:37|PermalinkComments(0) スポーツ 

2017年08月12日

「十一面観音」

 今年は白山が開山されて1300年だという。
養老年間(717)泰澄大師が白山に登り瞑想した。
そこに九頭龍が現れ、それが十一面観音になった由。
故に白山の本地仏は十一面観音とされている。
 我が白鳥神社本殿にも、十一面観音像が鎮座している。
神社に何故に仏像かよ?
この仏像は、円空作である。
円空は、これを長滝神社の阿妙院に奉納した。
明治維新の神仏分離令で廃仏の危機に直面。
白鳥神社に移ってお隠れ遊ばした。
これは寅の推測であるが、ほぼ正しい?
3年前に批判はあったが御開帳した。
 さて十一面観音とは何者ぞ? 知りたくなった。
仏像の頭の上に11の顔を載せている。
正面の三面は普通の穏やかな顔。
左三面は、善人になれ!怒った顔。
右三面は、善行積んでるか!と牙をむいている。
後ろの一面は、邪気を笑い飛ばす大笑面。
頂上は災いを払いのける仏面とか。
十一面とは、東・西・南・北・東北・東南・北西・南西と
天と地を常に見ているという意味らしい。
全方向を見て、なだめたり、怒ったり、励ましてくれる。
この世においては満願と言える程の仏像だ
又、あの世においては次の四つの御利益があるとか。
1.臨終の際に仏を見ることが出来る
2.地獄に堕ちない
3.獣に食べられない
4.無量寿国(阿弥陀如来が経営する国)に転生できる
何とも有り難い仏像である。
ここまで知ると、仇やおろそかには出来ない。
 でも、よく考えると観音様は不器用でもあるなぁ。
俺なんざぁ、一つの顔で、最低喜怒哀楽の四面はある。
喜でも松竹梅、怒でも上中下、哀でも甲乙丙、楽でもABCあるだろう。
喜怒哀楽でも〆て十二面、持ってるぞ!
でもそれは一度には出来ねぇなぁ・・・。
そこが十一面の偉ぇところなのか?
                              壊人十二面相 寅次郎
11men

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torajiro0421 at 16:19|PermalinkComments(0) 歴史 

2017年08月10日

「かさぶた」

 嫁いでいる娘が写真集をくれた。
5年が過ぎた廃墟・福島を写したものだ。
無言でページをめくるも、しばし前に進まない。
写真は一見穏やかだ・・・。
でも、考え込んでしまう・・・。
不気味である・・・。
恐怖である・・・・。
空虚である・・・。
無念である・・・。
“むなしい”
・・・怒りがこみ上げてくる。
 自分も昨年5月に福島を目にしてきた。
無人の街、荒れたままの街、雑草が繁茂する街・・・。
バリケードで侵入できない道路、家・・・。
積み上げられた黒色のトンパックは悪魔に見える。
 写真集の制作者はチェルノブイリも撮っている。
その廃墟を覆う、緑の木々は地球自らを癒すかさぶたに見えた。
しかしそれは錯覚で、実態は依然病んだ廃墟だったと言う。
未だ侵入できない福島も、まさに同じ。
雑草や木々は緑濃く、家々を覆いつくしている。
傷跡を覆い隠して居る様はまさに、かさぶたに見える。
しかし、ここも錯覚である。
傷は何一つ癒えていない。
 寅もガキの頃は、暴れん坊で生傷の絶え間がなかった。
その生傷の治る頃、傷跡に出来るのが、かさぶたであった。
かさぶたが取れれば、傷は完治したのである。
この写真集を“かさぶた”としたのは誤りだと思う。
福島のかさぶたは、何一つ治っていないのだ。
 福島はコントロールされていると世界に向けて安倍は言い放った。
何処を見て、そんなことを言ってるのか?
余りにも無責任な発言であり、いい加減な男である。
昨日も長崎で言われていた“あなたは何処の国の総理ですか?”と。
福島は2011年3月11日から、時は止まっている。
人の住まない街は、草木は繁茂し、動物は野生化している。
福島は世界に生き恥を晒している。
人の愚かさも晒している。
でも原発を止めようとしない傲慢な人間もまた日本人だ。
この本の副題が“福島the silent views”(福島 静かな眺め)
                             静かに怒ろう! 寅次郎
kasabuta

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torajiro0421 at 09:03|PermalinkComments(0) 政治 

2017年08月08日

「神様の人生相談」

 神社に関わっている事で、題名に釣られて読んだ。
それも文庫本を続き物で5冊も。
心に刺さるものはほとんど無かった。
買ったからには読まなきゃ損だという貧乏人根性。
時間の無駄と知りつつ・・・でも何となく癒された。
正式な題名は“神様の御用人”
著者は“浅葉なつ”
プロフィールを探したが、どこにも無い。
これだけの本を出しておきながら、隠れている感じ。
こうなると、徹底的に知りたくなる。
噂によると、若くて別嬪だという。
捨て置けない!
だが解らない・・・。
 本の中身は“神様にも悩みはある”から始まる。
神様が悩んでる? ふざけんじゃねぇよ!
神様が悩んでどうすんだい!
仏様にでも相談すんのかい?
そうじゃなくて、特殊な人に相談すると言うお話。
特殊な人とは、神様の姿が見える人で、神様に選ばれた人。
無知な国民を騙して選ばれた、国会議員とは訳が違う。
御用人は、神の姿を見ながら、話が出来るんだ!
悩みを聞いた以上は、それに応えねばならない。
神様の悩みは様々。
引きこもりの神様。宮司に惚れた神様。
夫の浮気を治してほしい女神。
狭い井戸から脱出したい神様。
記憶を取り戻したい神様・・・ETC。
落ち込んだ神様が人間にすがる、と言う、ま逆現象。
神話あり、古事記あり、有名な神様も出てくる。
神と人間を逆にしてコミカルに描く。
主人公である御用人は野球で膝を痛め、人生が狂ったフリーター。
貧乏ながらも、神の悩みには応えてゆく。
そこに可憐な女子高生も絡んでくる・・・。
若くて別嬪らしい著者は、御朱印帳マニアとか。
それが縁で神様を書き始めた由。
寅も御朱印帳コレクターでブログも書いている。
ソフトで膝を痛め、人生リタイヤ・ブロガー。
おまけに神社の世話役係長補佐・・・似ている。
                          だが神は相談に来ない 寅次郎
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torajiro0421 at 08:25|PermalinkComments(0) 読書 

2017年08月06日

「救急車・来訪」

 我が家に救急車が訪れた。
初めてである。
一昨年は霊柩車だった。
母者が96歳で身罷り、我が家から送り出した。
近所の皆さんに見送りを戴いた。
この度の救急車の主犯は誰だ?
近所の人の多くは、寅次郎だと思った。
日頃、元気にしているが・・・。
鬼のかく乱じゃねぇだろうか?
熱中症でひっくり返ったのだろう!
いや、あ奴は熱中症如きでは、くたばらねぇ!
いや、脳溢血で倒れたのだろう!
いや、心臓麻痺だ!
いや、くも膜下だ!
いや、酔っ払って階段から落ちたのだろう?
前にも、足がもつれて、落ちたと聞いたから・・・。
ありとあらゆる事をでっち上げて喜んだらしい?
以上は、後から聞いた話である。
実際は、息子が腰のヘルニアで動けなくなったのだ。
自力での歩行困難!
180cm、90kgの巨体は如何ともし難い。
車にも乗せられない。
見かねて、女房が救急車を呼んだらしい。
柄にも鳴く、あせりの会話?
消防署員;もしもし、どこですか?・・・女房;うちです!
何処のうちですか?・・・白鳥です!
目印は?・・・ヤマさんの門を曲がってすぐです!
ヤマさん?(20年前に廃業した八百屋)・・・????
患者さんの名前は・・・瀬木幹太です!
解りました!
幹太は役場職員で、有名人なのか・・・?
直ぐに解り、程なく到着!
運転手曰く、
最初はてっきり、親父さんの方だと思った・・・と。
こ奴までも、俺を駄目にしかかった。
一週間が経ち、外出許可が出て、車椅子で帰還。
杖に頼り、ソローっと歩き、用事を済ませて帰って行った。
医者嫌いも、この度は流石に従順のようだ。
                         救急車の呼び方を覚えた 寅次郎
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torajiro0421 at 11:50|PermalinkComments(0) 家族 

2017年08月04日

「初日が出た!」

 ソフトボールリーグ戦前半が終わった。
シニア戦は11勝4敗1引き分けで、2位。
ハイシニア戦は4勝4敗で、これも、2位。
古稀戦は1勝7敗で最下位!
この日岐阜で古稀戦、初戦は岐阜信長クラブ。
今期、完璧に抑えられてきた。
今日は最終回まで4;1でリードして、勝利目前。
先頭打者の1塁フライを一塁手が追わず内野安打に。
続いて四球、安打で無死満塁。
相手小兵打者に右中間突破の満塁ホームラン!
5x;4で涙。
二戦目は各務原クラブ。
最終回まで0;1で負けていた。
エースに翻弄されていたのでバント戦法にスイッチ。
先頭打者が見事に決めて内野安打!
続く打者がスリーバントで意表を突いた。
これを投手が一塁へ悪送球!
球は転々ライトの最深部まで転がる。
打者は長躯、ホームを陥れ2x;1でサヨナラ逆転!
今期初勝利!
7連敗して、ようやく初日が出た!
この日監督は、オーダーを劇的に変えた。
ショートのレギュラー選手をベンチに置いた。
気弱でやる気のない言動の選手を使わなかった。
ショートに寅次郎が入った。
この日、エラーはチーム全体で1個だけと言う素晴らしさ。
このチーム、今迄はエラーで崩れ、大量失点してきた。
レギュラーを外した事が、全選手に緊張感を与えたのか?
エラーでの失点はゼロだった!
この日、片目が開いたことで、反省会は大フィーバー!
外された者、打てなかった者は来なかった。
これも消極的な証拠だ。
金玉ついてんのか!
出てきて、次は打つ!守る!とアピールしなきゃ!
あそこが痛い!ここが痛い!愚痴のオンパレード。
愚痴ったから、良くなり、治るなら、せわーない!
この歳で五体満足な野郎などいない!
黙って、ぶっ壊れるまでやれ!
                            飲むとこうなる! 寅次郎
kokisen1

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torajiro0421 at 10:35|PermalinkComments(0) スポーツ 

2017年08月01日

「白山開山1300年」

 越の大徳・泰澄大師が白山を開いて1300年。
それを記念して、シンセサイザーによる野外コンサートが開かれた。
話の種にと、孫の大河とカカを連れて行ってきた。
場所は白山三馬場の一つ、長滝白山神社境内。
主演はシンセサイザー奏者・姫神。
加えて、岩手県宮古市から来た山口太鼓の二人。
弦楽四重奏者・4人の女性。
尺八は数少ない女性の奏者。
地元から郡上八幡・白鳥少年少女合唱団。
地元、長滝の延年の舞は何時も見ている。
岩手県毛越寺延年の舞は住職が“老女の舞”を演じた。
音もなく、説明もなく、白衣の老女が舞う。
腰をかがめて、ひたすら祈り、ひたすら舞う。
人々の平和と幸せを祈願しながら・・・。
これは神々しいものを感じた。
100年前、1917年・大正6年。親父が生まれた頃。
200年前、1817年・明治の50年前。
遠山の金さんが青年の頃。
それぞれ白鳥はどんな時代であったか?
白山開山1200年、1100年、1000年なんて何かやっただろうか?
今回、この時代だから、神と現代音楽のコラボなのか?
昔なら、琴、三弦、尺八だったろうか?
その前なら、雅楽に巫女の舞だったろうか?
いや、ほら貝と読経だけだったか?
等と、昔をさかのぼってみた。
今回、正直言うと、感動は左程なかった。
音楽はすべて同じに聞こえた。
唯一、尺八のソロが印象に残っただけ。
白鳥伝説等は地元に関係深い音楽かと期待したが・・・?
この中に、白鳥民謡の一節でも組み込まれていればと思った。
浅学菲才の寅次郎には、敷居が高すぎたのか?
一大イベントで何が残せたのか?
その夜開かれた岐阜の花火と同じではなかったか?
長滝神社全体復元への一歩は踏み出せなかったか?
この機に、何かを残すきっかけになればと思ったが・・・。
100年後の2117年、開山1400年の人々は何を思うか?
何年かかろうと、復元する事が、住むものの願いではなかろうか?
一緒に見聞した孫は、何を感じたか?
                           彼等に期待したい! 寅次郎
himegami

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torajiro0421 at 16:14|PermalinkComments(0) 歴史