2019年12月

2019年12月31日

「2019総括」

 70代最後の年。
書初めは“舞平州”(マイペース)
今更、人様の事等気にしたくない。
人は人、俺は俺、されど仲良く!
人様の金婚式で俺が歌い、妻が舞った。
詩吟、浪曲入り“黒田節”
この年にして初めて人前で夫婦愛披露。
令和となり初孫が中学を卒業、高校入学。
光陰矢の如し、老いを知る。
胃の中が大火事、岐大に入院し鎮火させる。
鎮火させるために、酒を3か月断った。
酒気が消え、人生の彩、凹凸が消え、味気なくなる。
寅次郎の徒然草第13集完成。
我ながら執念深く続けている。
今更止められない、止まらない、恥さらし。
伊勢湾台風60年・不忘の碑建立に奔走。
長崎・五島列島に遊び、キリシタンの何たるかを知る。
新幹線会は遠州、寸叉峡に金嬉老を訪ねる旅。
半世紀前の事件も風化、己の老いを知る。
60年ほど前、東京のサブゼネコンに入社。
大井川の最上流に畑薙ダムと言う現場を知る。
その近くまで行き、時の流れを大井川の流れにだぶらせた。
流れる水に比むれば、夢恥ずかしき涙かな。
目を世の中に転ずれば・・・素敵な笑顔が浮かぶ。
ゴルフの全英オープンを制した渋野の笑顔。
21歳ながら、その度胸と底抜けに明るい笑顔はゴルフを超えている。
彼女もソフトボール出身者。
ノーベル化学賞の吉野 彰。
飾り気のない、屈託のない笑顔は好々爺そのもの。
カラオケと酒が好きだという超庶民派。
三人目はアフガンで凶弾に倒れた 中村 哲。
九州の玄関口、若松港で沖仲仕の親分・玉井金五郎の孫。
強気を挫き、弱気を助ける正義感は祖父譲り。
小柄で柔和なまなざしの笑顔が脳裏に残る。
 一人異色は、笑わない事で男を上げた男、ラグビーの稲垣啓太。
ラグビーが認知されたのがうれしいと笑わない男。
武士を見た。
笑った渋野・吉野、笑わない啓太、苦笑い菅、笑えない安倍・・・。
 母の納骨も皆で京都へ。
ソフトも頑張った。
そして、病も完治、酒も解禁、総体的に笑顔だった。
今年の俺の漢字一字は“笑”がいいと思った。
           来年は“笑和2年”だ 寅次郎
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2019年12月29日

「安倍と同じ?」

 安倍政権は7年目に入った。
寅総代長も、悲しいかな?同じ3期7年目。
そろそろ、辞めろ!コールが遠くに聞こえる。
潮時は安倍と違って心得ている積りだ。
この度の、令和大嘗典記念事業を終えたらと思っている。
境内の一部に記念の玉垣設置を計画実施中。
秋頃、何とか完成したい。
アベノミクス程の立派な虚構は築けなかった。
安倍政権は戦争に向かえる様な立派な法案も纏められた。
消費税も二度に渡って上げられた。
これで社会保障は万全と言われる。
加計学園の獣医学部も見事に開設されました。
でも、トンコレラには何の効果もありませんでした。
奥様も森友学園では夫を立派にガードされました。
まさに内助の功!大和撫子の鑑でしょうか?
トランプ大明神の太鼓持ちも立派にお務めです。
高額な戦争おもちゃを大量に買いました。
沖縄の反対も無視して、辺野古に基地を提供します。
これで日本の安全は万全と言われます。
桜を見る会も、年々招待者を増やされ大盛況に・・・。
我々もその内に招かれるのでは・・・淡い期待を持ちました。
不要な日報や書類は、すぐに消し去り、より身軽に・・・。
これを世の中では“断捨離”として流行っております。
数え上げれば枚挙に暇がありません。
 振り返って、己は何をしたか?
白鳥神社のHPを立ち上げ同時に、白鳥神社報を創刊する。
稲荷神社の護持運営を奉賛会から引き継ぐ。
秘仏(十一面観音)初めて御開帳。
文化勲章受章者・梅原猛氏を招く。
秋の例祭で“浦安の舞”初奉納。
秋葉神社、豪雪で屋根が大破、総代衆で再建。
境内に井戸を掘り、手水舎に常時水を供給。
台風21号被害を総代全員で復興。
稲荷神社の鞘堂竣工。宮の森大杉を転用。
大嘗典記念事業、玉垣の設置を決める。
強引に押し付けられた」総代長役。
どうせやらされるなら、率先してやろうと開き直った。
萩の殿の様に、長ければいいと言うモノではない。
異論が出たら、何時でもと、退路は決めている。
お陰様で色々と経験が出来ました。
神の傍にいて、少しはましになったか?
               潮時です 寅次郎
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torajiro0421 at 20:08|PermalinkComments(0) 独り言 

2019年12月27日

「北陸銘酒・日榮」

 今年も又、越前の銘酒が我が家に来た!
親友のゴルフ場社長が、飲兵衛の為にご送付くだされた。
貧乏人が徒や愚かで飲める代物でない。
まずは神棚、仏壇にお供えし、ご先祖様どうぞ!
後は、例によって自称貧乏人を集め、厳かに酒宴!
ありがてぇナー、年の瀬に・・・。
御大尽になった気分で歳が越せるがなぁー。
発泡酒に慣れてる胃袋の奴が、ビックリしてらぁ!
ビックリして胃潰瘍になるんじゃねぇぞっ!
今時、医療費もバカになれねぇからよー。
“桜を見る会”に招かれる連中は、こうゆうのを飲んでんだ。
俺は招待者名簿は作らねぇから安心して飲め!
会費も取らねぇ・・・
選挙に出る気はねえから。
そう言や、来年は選挙の年だなぁ。
市長選と市議選が3月にあるらしい。
その時、旨い酒が来たら、また飲ませてやるからよッ。
心配するな、誰々を書けとは言わねぇから。
聞かれたら、書きました!と言っておけ。
証拠はねぇんだから。
それにしても、市長は70歳後半で、出るらしい。
対抗馬が聞こえて来ねぇ。
若けぇもんは、何してんだっ!
市議選も、どうやら代わり映えが聞こえて来ねぇ。
これも世代交代はないらしい。
いろいろ出て来ねぇと、酒の肴にもなりゃしねぇ。
いっそ我々“貧乏党”から名乗りを上げてみるか。
世の中、貧乏人が多いから、勝てるかも知んねぇぞっ!
だいぶ酔ってきたなぁー。
所で、このうめぇ酒は何てんだぁ?
“日榮”てんだ、聞いた事ぁねぇだろう。
昔から“酒は災いを避け、笑門来福、日々栄える”と言われてるんだ。
越前の男が、白山手取川の伏流水に惚れて、
無農薬で米を作り、大地に感謝して醸し出した代物よ。
所で“杉玉”って知ってるかい?昔は“酒林”とも言った。
これは、新酒が絞れましたよー!と言うのと、
杉の葉には神が宿るとも言われ、その神に感謝の意もあるらしい。
又、杉の葉は酒の腐敗を防ぐとも言われるんだ。
            俺が腐らねぇのが解ったかい? 寅次郎
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2019年12月25日

「孫の発表会」

 PBL&ICT講座・発表会、だと言う。
そりゃ何だ? と聞いても、来れば解るよ、だった。
パンフレットを見せてくれた。
“郡上の課題を中高生で解決しちゃおう!”とある。
自分達で問題を見つけて、先端技術で解決しよう!
てな感じだ。
若者が何を言うか、こりゃ聞かずんばなるめぇ。
老いぼれに理解出来なけりゃ寝ればいいや・・・。
主催者は先端技術を扱う連中が主体。
その代表が挨拶に立った。
その途中で気が付いたが、舞台左にスクリーンがある。
そこに、挨拶者の言葉が同時に文字化されてくる。
日本語の横には、英語でも文字が出て来る。
同時通訳を機械がやっている・・・へぇー、こんな田舎で!
でも、時々誤訳をしている・・・発音が悪いのだ。
郡上が苦情や九条に表現されてくる。
明るい未来の郡上が、明るい未来の苦情になり、暗くなる?
でも、90%以上は正確に表現していた。
後で聞いたが、郡上の人が開発して作り上げた、にビックリ!
高校生たちが7グループに分かれて発表が始まった。
第一グループは高齢者支援で、重い物はドローンで運ぼう!
第二グループは交通システムに、ヒッチハイクを応用。
第三グループは環境美化で、ドローンにごみを拾わせよう。
第四グループは看護支援、夜間の見回りなどはドローンやロボットで。
第五グループは狩猟チーム。狩猟者を増やしGPS等を使い、安全に駆除。
第六グループは地域通貨、学校通貨で感謝を伝え、明るい社会を。
第七グループは教育問題、受けたい授業をタイムリーに学べるシステムを。
 勉強は学ぶ事を強いられるからダメ、これからは自ら学ぶ学習だと言う。
我が孫は狩猟に関する事を発表。
郡上は今、最も木材が動いている、伐採後は植林をしている。
その木をシカが食べてしまっている問題がある。
シカ、熊が平気で人里に出て来るが、何故か?
ICTを駆使して追求すべきでないか?
問題は限りなく広がり、奥深くなる。
若者が何を考えているか、その一端が覗けた。
彼等に、明るい郡上の未来を感じた。
八十路前の老いぼれにも、辛うじて理解できた。
市長は熱心に聞いておられたが、議員は一人居たのみだった・・・。
不参加議員に明日の郡上を語る資格はないだろう。
                            寝てる暇はなかった 寅次郎
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torajiro0421 at 13:39|PermalinkComments(0) 地方・地域 

2019年12月23日

「2019の三賞」

 郡上白鳥シルバースターズ、今年もよく戦いました。
県のリーグ戦ではシニアの部でチャンピオン!
ハイシニアの部は第2位。
古希の部は残念ながらブービー笑(賞)
全部の成績は40試合。
26勝13敗1引き分け。
後半に入り故障者が続出。
特に古希野郎に多く出て、戦えなかった。
この三賞は、成績は参考程度にしている。
チームに貢献したり、インパクトを与えた人を重視。
GM・寅次郎の独断と偏見で決めている。
忖度は一切受け付けない!
杉山幸司選手64歳、唯一の高鷲町出身。
左官業を生業とする職人で、貴重なる絶滅危惧種。
元々は内野手だったが記憶に残るエラーを連発。
外野手にコンバートされ生き返った。
自慢は快速と左官で鍛えた腕っぷし!
小柄ながら三番を打つ。
三振振り逃げで、隙をつきセカンド迄走る。
三振を二塁打にした男として記憶に残った。
常に前を狙う姿勢は他の範とする所。
来年はネズミ年、そのスピードギア―を一段と上げられたし。
二人目は尾藤亮三選手85歳。
時にはライトを守り、ファーストで殺す事もあった。
ピンチランナーに起用され、無謀な本盗を試み憤死もありました。
先発出場で二塁打を飛ばした85歳は不死身。
子供が入団して、親子でライトの位置を争う、貴重な品種。
老いてもボケ知らずで、用具主任は役員待遇。
来季も若造共のタガをきっちり締めて頂きたい。
三人目は、その85歳の化け物の子供で井亦丈人60歳。
85歳の親父は長年ライトのポジションを守り続けて来た。
そのライトのポジションを奪おうとする親不孝者。
小柄ながら本塁打は県リーグで二位。
打率0.512、盗塁10個の健脚は親譲り。
何故か怪我の多いのが玉に瑕。
相手に嫌われる選手をめざし、親不孝をして下さい。
その他、個性豊かな酒飲み集団・スポーツマン。
来季も、酒の肴を沢山作り、老いの青春を謳歌しょうぞ!
            老いて鍛えれば死して朽ちず! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:33|PermalinkComments(0) スポーツ 

2019年12月21日

「拷 問」

 いじめではない、イジメ。
される方は、イジメに感じる。
昨日、歯医者でギリギリ、ガリガリ、キィーン・・・。
緊張で全身が硬直、握り締めた手は脂汗。
口は敵に占領され、喋れない!
痛い時は“ウーッ!”と言うが、精一杯。
“御免”等とは言わない。
“うがいして下さい”
ホッとするのは、この時だけだ。
40分位、無抵抗で痛めつけられた。
 そして今日は総合病院。
昨晩9時から商事制限。
勿論、朝食はなし!
血圧測定、はい腕まくってー採血します。
血管が細いのか、なかなか浮き出てこない。
万事が控えめなのだ・・・?
細いせいか、何度も刺し直す時がある。
御免ね! 事務的に何度も言う。
野郎なら許さねぇが、相手は可愛い子ちゃん。
俺は貧血を治しに来てんだ。
余分に取るんじゃねぇぞ!
 次はMRIに寝台に寝かされた。
身体を台に縛り付ける・・・閉所恐怖症・・・。
狭苦しいドーナツが俺を呑み込む。
棺桶に入り火葬炉に押し込まれる感じ・・・。
ガンガンガン、ビービー、ゴンゴンゴン、ボコンボコン・・・。
息を吸って、吐いて、ハイ止めて! 約5秒。
これが何とも長く感じる。
これの繰り返し、頭上に組んだ腕が痺れるっ!
15分が1時間以上に感じた。
 次は胃カメラ。
水薬を飲んで横になり、麻酔薬を喉に含む・・・。
施術台の横向きに寝て、腕を組み合掌!
先端が鋭く光るスコープカメラが喉に突き刺さる。
グリグリ入って行くのが解る。
時折、ウエーッ、グエーッと込上げてくる。
涙が出る、淀が垂れる・・・お構いないし!
“お許しください!もう暴飲暴食はしませーん!”
            のど元過ぎない様に 寅次郎
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torajiro0421 at 21:10|PermalinkComments(0) 健康 

2019年12月19日

「冬将軍冬眠?」

 夕方の五時過ぎ、NHK天気予報。
トンボメガネのカワユイ福島良子ちゃんが言う。
12月中旬なのに、10月中旬だと。
彼女が言うと、寒くても寒くない?
少しオッチョコチョイなところもあり・・・。
ほんわかとしてて・・・可愛い。
そのせいか、冬将軍はお休みです。
今年はスキーでもやり直そうかとリフト券もGetした。
毎朝起きがけ、外に出て体操をやるも寒くない!
こりゃソフトボールの練習ができるぞ!
前の畑の大根達も元気で青々している。
普通ならしおれているのに・・・。
 履物屋の親父が嘆いていた。
防寒靴がとんと売れねぇ!と。
しまむらの姉ちゃんも冬服がうれねぇー!と。
スキーが売れねぇ、ボードが残る。
スキー場は大あくび!
降雪機はフル稼働しても、雪は融けて行くー!
客の来ないコンビニはガラガラ!
民宿は“空”の大文字!
米は要らない、野菜、魚、肉、味噌醤油・・・要らない。
車が走らなきゃ、ガソリンスタンドは暇!
除雪がなければ機械、オペ休み。
機械が休めば燃料要らない。
忙しいのは神社の宮司。
あっちで雪乞い、こっちで寒乞い。
雪の神様、何して御座る。
追いかけて、追いかけて、そこは雪国・・・♪
歌ってる場合じゃねぇ!
雪が頼りの過疎村経済。
こんな冬に誰がした!
暖冬村に誰がした!
温暖化に誰がした!
石炭、石油をバカバカ使い、日本は化石賞をGetした。
経済優先、環境後手、後手、やる気なし。
おらの村には雪がねぇ!
おらこんな村いやだー、こんな村いやだ―・・・♪
東京さーも、いぎだくねぇー・・・。
             寒太郎恋し! 寅次郎
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torajiro0421 at 20:07|PermalinkComments(0) 地方・地域 

2019年12月17日

「迎春準備」

 毎年12月中旬に白鳥神社の迎春準備が行われる。
昨年も今年も雪がなくて助かる。
本殿前と稲荷神社前に門松を建てる。
材料は雪を想定して事前に採取しておく。
そもそも門松とは何ぞや?
お正月にやってくる歳神様が迷わず来てくれる目印。
小正月頃、どんと焼きで天に帰って行かれる。
建てるのは神社の総代・役員衆。
先輩から、その技を引き継ぎ、建てている。
その他、初詣のお客様を迎える様々な仕事がある。
そして31日に最後の準備を終えて徹夜態勢に入る。
午後10時篝火点火で、ドンと来い正月!だ。
全員が徹夜で頑張る!
 我が家の迎春準備も様々ある。
イルミネーションで夜の我が家を彩る。
外孫が喜んで来てくれる。
奴等に、夢と希望を与えねばならない。
何が夢で、何が希望かと問われれば答えに窮するが・・・。
何のメリットがあるの?
うるさい! 損得じゃないの!
過疎の町のやせ我慢だ!
暗い家より、外観だけでも明るく・・・心も・・・。
 忘年会や納会が目白押し。
身体は壊れるは、忘れに忘れる痴呆症!
忘年会に出なくても、忘れる年頃なのに・・・。
自分の主催は“望”年会にした。
押し迫って、大掃除に餅つきは定番。
その前に一つ大仕事がある。
年賀状!
毎年、その図案に苦慮する。
今年は、秋に長崎・五島列島に旅した写真をアレンジ。
それに書き込むキャプションに悩む。
何せ、様々なジャンルの人に出すものだから。
共通性があって、失礼は許されない。
かと言ってガチガチの義理状では淋しい。
何せ、一年一回、¥63のラブレターだ。
自分らしさを、と思うとが故に悩ましい。
     “又一年 賀状を書いて 一つ老い” 寅次郎
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torajiro0421 at 20:32|PermalinkComments(0) 歳時記 

2019年12月15日

「新聞切り抜き」

 ソフトボールの元監督・戸川氏からお便りを頂く。
10年ほど前に息子さんの所で余生を送ると磐田市に移られた。
85歳目前で、散歩、スポーツ観戦、晩酌と悠々自適。
リハビリ、定期検診は趣味に近いものとか。
新聞は隅々まで読破。
スポーツ、政治、反戦、人物、酒、等々共通課題記事が送られてくる。
こちらの新聞にない記事が多く、興味深い。
今回も心打たれる記事が多くあった。
戦争体験者の投稿記事は生々しく重い。
やがて体験者がいなくなると、戦争を知らない世代だ。
今日は12月8日だが、それを知らない人が多い。
この風化が怖い。
現に、今の坊ちゃん総理は戦争を知らない世代だ。
国が力を持たないと、平和は守れないとわめく。
強引な国会運営で戦争の出来る国へと舵を切りつつある。
いつか来た道を、きっちり検証しろ!と言いたい。
スポーツ記事に気になるものが二つあった。
一つはプロ野球のダラダラ試合に苦言。
プロ野球の平均時間は3時間半。
時には5時間を超す試合もままある。
まさにダラダラ、選手交代は無駄の極致。
土に落ちたボール交換はあれほど必要なのか?
サッカーやラグビーは2時間弱で決まる。
ボールの動き、試合展開は早く、飽きない。
プロ野球は最近見る気がしない、時間の無駄だ。
 今一つは甲子園のドーム化問題。
新聞切り抜きには、賛否両論がある。
野球は意外性があるから面白いのだ。
風、太陽光線、グランド状況でのイレギュラー等々。
風もない、イレギュラーもない、眩しくもない。
これではロボットが野球をやっている様なもんだ。
コンピューターゲームの延長になってしまう。
ゴルフをインドア―でやるのと同じだ。
甲子園に屋根が出来たら、阪神フアンを止めよう!
ゲームは、環境が完璧じゃないから面白いのだ。
人生にも似ている。
野球とは、野の球なのだ。
           野武士の末裔? 寅次郎
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torajiro0421 at 20:45|PermalinkComments(0) 人物 

2019年12月13日

「師走サクラ」

拝啓 アベノミクス様
 臨時国会も見事逃げ切りました。
ホッと一息された事と思います。
我が奥美濃の地は、やがて白一色になろうとしております。
黄金色に身を包みし大銀杏も散り始めました。
これはトランプ色と申しますか、派手です。
でも、白い冬将軍にはかないません。
弾劾されなくても、やがて散るでしょう。
その隣には、深紅のモミジが今年最後のお化粧です。
苔むす岩に落ちかかった葉も緑とコラボ。
“裏を見せ 表を見せて 散るモミジ”
旅僧・良寛の辞世とも言われております。
決して裏を見せない貴方には、解らないでしょう。
この、わび・さび は・・・・。
裏を抱えたまま冥途に旅立つ人を良寛は、カンリョウ(官僚)と言います。
どうか、リョウカンになって下さい。
このままじゃ悔しくて死に切れませんよ。
カンリョウが化けて出ますよ!
 白銀の世界になる前に、今一つ鮮やかな色が・・・。
山裾の民家の軒先に生る、鈴なりの柿。
寒風に晒される程、甘みを増すとの事。
誰かさんはイジメられるたびに渋くなってゆくようです。
これは自然の理に反しております。
おそらく来世は地獄でしょう!
菅オジサンと、力を合わせ闘ってください。
舌抜き閻魔様と。
 それに引き換え、アフガンに散った中村 哲。
その生き様に心が震えました。
聞けば“花と龍”の主人公・玉井金五郎の孫とか。
100の診療所より、1本の用水路を・・・。
難しい議論は後でしよう、まずあの水路を掘ろうよ・・・。
その心と度胸と英知には感服です。
八十路の身、余生を哲に学びたい。
 ところで、何とこの寒空にサクラが咲きました。
貴方の好きなサクラがこれ見よがしに!
世間の騒ぎに、たまりかねて顔を出したのでしょうか?
まさに狂い咲き・・・似てます、誰かに。
是非、この過疎の町に、見に来てください。
勝手に“シンゾウサクラ”と名付けました。
            やがて散るかな? 寅次郎
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torajiro0421 at 22:32|PermalinkComments(0) 自然 

2019年12月11日

「中村 哲」

 アフガニスタンで凶弾に倒れた。
こんな凄い人が居たのか・・・。
始めて知った。
アフガニスタンが何処かも知らない・・・恥ずかしい。
少し勉強した。
パキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン・・・。
やたらとスタンの文字のつく国が多い。
まず、スタンとは何ぞや、だった。
何の事はない、〇〇族が多く住む土地との事。
アフガニスタンで有名なのは、
ソ連が腕ずくで、アフガニスタンに攻め込んできた。
これを阻止する為に、ウサマ・ビンラデンが乗り込んで来て阻止した。
その後、アメリカがサウジアラビアに駐留する事に反発。
これはイスラム圏に異教徒(キリスト教)の入る事を許さなかった。
ニューヨークの同時多発テロはウサマ・ビンラデンが指揮した。
この伏線が、キリスト教徒である中村 哲が狙われた遠縁でないか?
“平和を守る為には武器は要らない、水と緑があればよい“
崇高な人道主義が苦慮する多くの民を救っている。
命を張って!
だが、水利権が彼を狙った原因では、とも聞く。
彼はお医者さんである。
世が世ならば、福岡の町で赤ひげ医者で終わったかもしれない。
何が動機でアフガニスタンに向かったのか?
アフガニスタンは反米親日である。
憲法改正をして海外派遣を認め、戦争可能に向かいそうな日本。
日本がアメリカに追従すると現地は危険になるとの事。
中村は日の丸とjapanの文字を車から消したと言う。
今迄は、憲法9条が身を守ってくれていたとも言う。
日本政府が、安倍が彼を殺したと言えないか。
原因は、宗教上か?水利権か?米国追従か?
そんな事は後で考えよう、先ずはあの水路を掘ってくれ!
と彼は言うに違いない。
彼の生き様を見ると、土木屋の自分が何ともみっともない。
公共事業を、ウソはったりと、ののしり合いで奪い合う。
己のみ潤えば良しとする、狭い料簡が恥ずかしい。
彼は“花と龍”の玉井金五郎の孫であると聞いてびっくり。
侠客に抱かれて育ったに違いない。
強気を挫き、弱気を助ける、その度胸に感服!
        やはり義理と人情だろうか? 寅次郎
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torajiro0421 at 20:38|PermalinkComments(0) 人物 

2019年12月09日

「勇者の納会」

 岐阜県シニアソフトボールリーグの戦いが終わった。
今年の納会は恵那峡の畔、かんぽの宿・恵那。
シニア、ハイシニア、古稀、合わせて16チーム26人が集った。
各チームの代表、監督等の幹部連である。
平均年齢は70を超えているだろう。
岐阜、各務原、可児、郡上、下呂、高山、中津川等々から参加。
一年を戦い抜いた強者揃い。
5時から表彰式。
今年のシニアチャンピオンは我が郡上白鳥シルバースターズ。
三年ぶりのV奪還である。
ハイシニアは岐阜エンジェルスが初優勝。
古希は岐阜信長クラブが二連覇。
個人賞は最高殊勲選手と最優秀投手に白鳥の雪野選手。
特筆すべきは、古希の部の最優秀投手・若井 知選手。
84歳で4勝1敗。古希優勝の原動力となっている。
冬でも素足にゴム草履で闊歩している。
風呂では石鹸は使わない、大事な脂が落ちるからと言う。
食事は普通の人の倍は食べる大食漢。
酒はほどほどに飲む。
登板しない時は、ベンチでスコアラーをやっている。
連盟では監事をやっていただいている。
現役の庭師で主に木の剪定で高い所も平気で登る。
言葉は岐阜弁丸出しの貴重な存在。
ボケがしっぽを巻いて逃げ出し、近寄らない。
昨晩も二次会は自室に数人が集まり12時近くまで侃々諤々。
今回の懇親会にはカラオケがなく、その分、飲んで大いに語った。
あちこちで、大きな爆笑もあり、飲むほどに若くなり元気!
それぞれのチームの内情などがわかり、楽しかった。
終わりがけに、高山のメンバーが“めでた”を披露した。
三人が前で歌いだし、それが終わると一人が返し歌を唸った。
本来は宴会の中程に歌われるもの。
“めでた”が出るまでは、自席を立つなと言う掟。
これは、まず料理を美味しくいただきなさい。
それが料理を作ってくれた人への礼儀である。
それと、まず両隣の人と、仲良く話しながら頂きなさい。
これは素晴らしい宴会の在り方だ。
他所の人達と飲む酒の味は、また一味も二味も違う。
勇者は強いばかりではだめだ!深みがなければ!
                 まだまだの 寅次郎
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torajiro0421 at 20:12|PermalinkComments(0) スポーツ 

2019年12月06日

「改 革」

 岐阜県ソフトボール連盟の役員会を開いた。
一年の総決算と反省。
そして令和二年度の方針を議論した。
最大のネックは選手の数が少なくなってきた事。
それにより、チーム編成ができず、試合ができない。
このケースが、今期はかなりあった。
故障者が多く出たこともあったが、絶対数が減ってきた。
少子化による人口減少と似ている。
何とかせねば、リーグの存続が危ぶまれる。
英知を絞った。
年齢制限を2歳下げる案。
シニアは60歳を58歳、ハイシニアは65を63、古希は70を68に。
これはすんなり認められた。
一種の若返り策である。
今一つは、女性の参加を認めよう!なる案。
議論百出!
ニヤニヤとだらけることはないか?
体当たりのプレーができなくなる?
いや、体当たりは増えるのではないか?
怪我の心配は?
いや、逆にソフトに優しくするんじゃないか?
年齢制限はするのか?
最低、社会人で上限は無制限?
人数制限はどうする?
登録人数は無制限で試合出場は3名まで。
楽しい議論が続いた。
出席役員はおおむね賛成の方向だった。
 安倍総理は女性総活躍社会を言うが実効を見ていない。
内閣も二人入れただけ。
昭恵夫人だけが突出して活躍しているのみ。
口で言うほどの事はやっていない。
ならば我々が率先して手本を示そう!
女が入ると、何かとややこしくもなりそうだが・・・。
ポジティブになる気配も感じる。
日の本は 天の神楽の昔より 女ならでは世の開けぬ国。
元々は女性が作り上げた国の様でもある。
天照大神、卑弥呼、持統天皇あたりが元祖だろうか?
来期はそのテストマッチだ!
            旨くいったらお慰み 寅次郎
gekitotu

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torajiro0421 at 21:04|PermalinkComments(0) スポーツ 

2019年12月05日

「宮の森」第21号

 白鳥神社の社報である。
総代長になってから発行を始めた。
年に三回、4月、8月、12月に出している。
神社に関わってみて、あまりにも無知だった。
知らない事の何と多い事か!
“ボーっと生きてんじゃねぇよ!”
チコちゃんに叱られっぱなし状態。
事程左様に、皆様も同じかな・・・。
大変僭越な物言いで、大仙越と思いながら書き始めた。
自分の勉強の積りで・・・。
元々、いやいや押し付けられた総代長役。
任期は三年。
いやいや、グズグズやっても三年。
短くなる訳でもない、三年が。
どうせやるなら、面白おかしくやってやれ!
文句があるなら何時でも辞めてやる!
開き直った。
・・・物凄く楽になった。
事はついでだ、神社を学んでみよう。
知らない事は山ほど出て来る。
やってみたいことが次々と現れる。
俺一人じゃもったいない。
皆さんにもお知らせしよう。
てな訳で“宮の森”の発刊となった。
三年の積りが、何故か七年も過ぎた。
今回の21号の主な内容は
*江戸時代に寄進された石灯篭の歴史。
  寄進者を探ると意外な事実が出て来た。
*秋の例祭は初の女性雅楽奏者が誕生した。
*753詣では11名来られて、10名が女性。
  女性活躍社会を謳う安倍など問題じゃない。
*天皇家は大嘗祭、こちらは例年通りの新嘗祭。
*フランス人夫妻の訪問を受ける。
  白鳥神社の秘仏“円空”が知りたいと・・・。
*異常気象で散る事を忘れた大銀杏は健在!
*今回も多くの善意、寄進に、深謝!多謝!
中旬過ぎると迎春準備が始まります。
神社関係者役員22名、ワンチームだったか?
                    独り善がりの 寅次郎
miyanomori2912520

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torajiro0421 at 14:37|PermalinkComments(0) 宗教 

2019年12月03日

「巨星落つ」

 中曽根元総理が101歳、老衰で身罷った。
愚生達が後援して来た藤井孝男代議士も中曽根に可愛がられた。
1985年中曽根の外遊に随行している。
写真を見ると、そうそうたるメンバーが写っている。
ヨハネパウロ二世とも謁見している。
こんな事で、中曽根を注意深く見て来た。
“人事は棺を蓋うて決まる”
総じて高評価である。
彼は日米安保反対者だった。
アメリカ追従一辺倒の中にあって異色だった。
自分なりの国家観を持ち、それを忘れなかった。
その精神があり、アメリカと対等に話が出来たのだろう。
風見鶏と言われようが最終目的は“総理大臣”が目標だった。
行政管理庁長官の時、土光利光と組んで“増税なき財政再建”で活躍。
その後、総理になり、国鉄、たばこ、電電公社を民営化。
唯一の減点は、原発の強力な推進者だった事。
俳句、絵画、座禅、読書の教養人でもあった。
教養とは知識の豊富な事でなく、恥じらいを知る事だと何かで読んだ。
森友、加計、桜を見る会の人には、恥じらいの欠片も見えない。
見苦しく、唯、ダラダラと政権にしがみつくのみ。
永らえば、恥多し!
同じ長生きでも、教養人は違う。
“暮れてなお 命の限り 蝉しぐれ”
            ”海ゆかば 不沈空母や ヤスの声” 寅次郎
nakasonedokou

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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 人物 

2019年12月01日

「蝶々清水」

 日曜日の午後、一人で行く気になった。
油坂峠に湧く蝶々清水へ。
ここを知ったのは、白鳥神社の石灯篭が引き金。
その灯篭は江戸時代の後期(1816)に寄贈されている。
寄贈者が、白鳥の原酒造の三代目・原左次郎正勝。
原一族を少し勉強してみた。
原家の祖は秦の始皇帝の末裔で秦河勝と言う。
中国から渡来した秦氏の首長。
日本に来て聖徳太子の側近となる。
その後、河勝の子孫は伊東を名乗る。
源平の戦いの折は平家に味方する。
伊東勝正は平維盛をかくまい、逃亡を手助けする。
これがばれて、源義経に命を狙われる。
勝正は、都・京都大原から近江八幡に逃げる。
近江にて、縁起の良い“白布”と出逢い、買い求める。
近江の地も危険と知り、郡上へ逃れる。
郡上も危険と知り、油阪峠を超えて越前の穴馬郷へ。
ここを白布にちなんで“市布”と命名して住み着く。
更に素性を隠すために、大原にちなんで“原”姓に変える。
1740年(元文5年)再度、郡上に来て酒造業を始める。
屋号を縁起の良い白布にちなみ“布屋”とする。
今の主人は伊東勝正から数えて39代、酒造創業から数えて12代目と言う。
3代目・原左次郎正勝は油坂峠に自費で清水を掘っている。
彼も往来したであろう、ここは越前歩荷(ぼっか)の通り道。
越前の物を郡上に運び、郡上の品を越前に運ぶ道。
 日曜日に、その清水に行ってみた。
越前側の旧道に車を停め、20分程山道を登った。
あった! 
そこは少し開けていて、休憩出来る場所だった。
正勝が清水を掘り当てた時(1821)、周りに蝶々が沢山来て舞った由。
依って、この清水を蝶々清水と命名した。
石碑が二基建っていた。
一つには歌が書かれ、もう一つは南無阿弥陀仏だった。
東に少し歩くと、眼下に白鳥町が一望に開けた。
その後、穴馬のマンプが掘られ、今は高速の隧道だ。
当時は峠越えに半日は要しただろうが、今は数分である。
冷たい清水を含み、周りの紅葉に染まり、昔を思った。
                熊も心配だったが・・・寅次郎
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torajiro0421 at 16:35|PermalinkComments(0) 歴史