2020年01月

2020年01月30日

「雪がない!」

 毎年、元旦の朝、裏の長良川の姿を撮っている。
この5年間、雪がない。
我々年寄りには考えられない現象が続いている。
でも誰も何も言わない。
言ったとしても“あーこれは暖冬だ・・・”でお終い。
今迄の4年間は、元旦に雪がなくても1月には積もった。
今年は全くゼロである。
この分でゆくと2月も降りそうもない。
今年は雪のない冬で終わりそうだ。
経済には大きな打撃の様だ。
スキー場経営、食物、衣類、除雪工事関連etc。
一方、我が家の畑にも異常現象がある。
大根が、すくすく育っている。
大きくなり過ぎて駄目かと思いきや大丈夫!
柔らかくて美味しく食べられる。
製品として出荷する場合は、大き過ぎるのはダメなようだ。
だが食べるには何の支障もない。
白色の柔らかい太めの大根足・・・味良し!
蕪も白菜も同じ状態である。
“大寒に 雪のない冬 畑仕事”
“俳句詠む 季語に戸惑う 温暖化”
“イルミネが 雪待顔で 風情なし”
市会議員の友人がスキー場を経営していた。
悩んだ末に、今年の経営を断念して閉鎖した。
大正解!
何と先の読める男か!
是非、今年の市長選にと持ち上げたが彼は拒否した。
“どうして・・・?”
“勝てない!”
先の読める男が言うのだから間違いないだろう。
それ以上は薦めなかった。
 昨晩からソフトボールの練習、キャンプイン。
インドアだから、基礎的な事が中心になる。
正月を中心に鈍った体を解す事から始まった。
鍛えるのは時間がかかるが、衰えるのは早い!
3月下旬の開幕までが勝負である!
人口が減り、雪までも降らずに、減って行く。
我が故郷は絶滅危惧種に指定されかねない。
    “人も減る 雪も降らない 麒麟よ来い” 寅次郎
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torajiro0421 at 18:48|PermalinkComments(0) 自然 

2020年01月28日

「捜査中なので・・・」

 国会の予算委員会を見ているとしばしば出てくる言葉。
“捜査中なので発言を差し控えさせていただきます”
野党議員は何故かそれ以上追及しない。
自民党、天下の切り札である。
TVを見ている我々は馬鹿にされているみたいだ。
これが今時の国会の討論、審議である。
 問題が発覚すると、すぐに姿をくらます。
忍者の如く消えてしまう。
あるいは病院に逃げ込んでしまう。
一定期間をおいて、検察の捜査が始まる。
すると何処からか姿を現す。
お定まりの記者会見を始める。
記者に追及されると“捜査中なので・・・”と逃げる。
野党議員さんや、新聞記者さんにお聞きしたい。
何故、その一語で納得するんですか?
何故、それ以上追及しないんですか?
“捜査にどんな影響が出るんですか教えて下さい”と。
検察から喋らないようにと言われているんですか?
貴方が勝手に言ってるだけじゃないんですか?
喋ると誰かが困るんですか?
貴方ですか?自民党ですか?安倍総理ですか?
国民は誰も困らないと思いますよ、如何ですか?
私の友人に優秀な刑事のOBがいます、彼に聞きました。
捜査中と言う事で喋られると困るんかい?と。
何ら困ることはない!と彼は明言しました。
喋らないと言うのは黙秘権ですか?
犯罪者は黙秘権は許されます。
国会は取り調べ室ではありません、議論する場です。
黙秘権は許されないでしょう。
過日、今井代議士の新年会で、これを話題に話しました。
今井氏は今一番安倍総理に嫌われている男だと、自任しています。
結構なことだ!
もっともっと、上記の様に執拗に食い下がってください。
もっともっと嫌われれば、我々は貴方をもっと好きになります。
野党が弱いと言われ続けているが、質問が甘いからです。
それとも、捜査中をそれ以上追及するのはタブーなのですか?
昔はよく国会審議がストップした。
今、それがないのは何故ですか? 
              勉強不足? 度胸がない? 寅次郎
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torajiro0421 at 17:30|PermalinkComments(0) 政治 

2020年01月26日

「令和初の賀詞」

 “新元号 何か間抜けや 雪のない”
元旦に雪のない年が5年続いた。
“雪のない 雪見の屠蘇じゃ 酔いもせず”
風情がなくなった・・・。
それでも全国から63円の風情が沢山やってきた。
琴線を揺さぶるものを自薦でご披露仕る。
“八十路でも野球がしたいと大手術!” 生き返った各務原の野球小僧
“日本一周ドライブ、残るは沖縄のみ” 82歳、踏み間違えない男
“生涯 酒と笑いで!” 87歳、コーチスボックスに仁王立ちの監督
“行く河の流れは絶えずして・・・我漂えど未だ沈まず” 播州八十路の不沈空母
“隠す、捨てる、無視”の無恥お晋一族を滅ぼす時ぞ! 関東の寅次郎
“90で迎えが来たら100まで待てと追い返せ! 宇都宮の平櫛泰人。
”初滑りは志賀高原、スキー、温泉、酒の三点セット! 関東の雪男
                         色香は別セットか?
”八十路となり衰えボケが侵入、これを機に賀状失礼と弱気の同期生。
                         “喝っ!”だ・・・。
“富士山から元気をもらう周戸富士男、元気は女から・・・!
”オリンピックまでは生きたいと思い、生きちゃった! 遠州の敬之助。
出たいと言わないで!
“異常気象が心配と言いながら、孫9人の助兵衛喜寿爺さん。
                     温暖化は子供ができる?
“昨年は入院三回でした” 白衣の天使に恋をした? 尾張の病気格闘家。
”85歳でねんりんピック水泳の現役野郎!“ 何を食っているか?トド。
“場末で酔っ払い、喧嘩の昭和は遠くなり” ボケても昭和は忘れない播磨王。
“95歳でロンドンデリーの唄を歌う” 不死身の元校長。
“ボケ防止コーラル・フレンズ結成7年目! 安孫子のテノール陽一。
“家庭菜園が生活の中心!”奴らは文句を言わない! 東京の百姓・卓司
”昨年から切り絵に挑戦、もう一つ趣味を増やしたい! 欲張りがん征服設計士・政次
“台湾でアジア還暦野球、今年は韓国で元徴用工相手に・・・” 敦賀の野球ジジー。
“気仙沼五十鈴神社下で恵比寿像引き上げ成功!神は生きていた!”
銘酒男山・酒屋のオヤジ。
“瀬木寅次郎で届く年賀状” 寅もこの地じゃ売れてきた! 
選挙にでも出てみるか八十路!
“74歳、生涯現役草スキーレーサー” 生き残れば勝てる! 不肖の舎弟。
“高熱で文字が上手く書けないと来る賀状” 鬼気迫るものあり! 
どぶろくの辰彦。
“八十路を機に、賀詞卒業の言多し” 終活の仏門に向かうのか・・・淋し!
                 人生100年! これからぞ! 寅次郎
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torajiro0421 at 16:20|PermalinkComments(0) 歳時記 

2020年01月24日

「吉祥山・永平寺」

 バカ陽気にふと閃いた。
昔、雪のない正月に永平寺に行った事を。
畑の草取りをしていた愚妻に化粧しろ!行くぞ!
この時期、滅多に行ける所ではない。
昔、油坂峠は冬季間、雪で通行止めであった。
仕事柄、今建設中の中部縦貫道も見たかった。
大野から福井の北陸道までは完成して使われている。
白鳥から大野市まで(35km)が造成中。
我が社も九頭竜ダムの近くで孫請けで関った。
山間部はトンネルと橋梁の連続で、難工事区間。
2022年の開通が見込まれている。
今回、永平寺迄1時間40分だった。
完成すれば1時間位で行けそうだ。
2年後ならばまだ自分でハンドルは握れるだろう。
山門近くへ車を入れて、先ず永平寺そばで腹ごしらえ。
前回の記憶はほとんど消えている。
でかい! 立派! 凄い!
禅寺の修行僧の事を雲水と言う。
多くは大卒の若者で寺の子息が多いらしい。
雲水の数はざっと200人。
下っ端の雲水はこの時期でも素足である。
動きを見ていたがきびきびしている。
寺は山の傾斜に造られ、縦は階段、横は広い廊下。
何れもピカピカ!滑りそうである。
入門時にいきなり言われるらしい。
“お前はここへ何しに来た!修行なら何処でも出来るだろう!と。
まずは一喝を喰らうが、答えねばならない。
大講堂で永平寺全体のビデオを見た。
禅問答に迫力を感じた。戦いである!
大声で、喧嘩腰の言葉のやり取りに強烈なインパクト。
その大講堂にでっかい額が二つ。
一つには“麻三斤”もう一つには“心悦喜”
“麻三斤”は墨染の衣一着作るだけの麻の量.
“仏とは何ぞや!?“と問われた時に、傍にあったものをつかんで言ったらしい。
仏とは“ありのままの事だ!?”・・・難解。
ありのままを極める為に修行をするのだ・・・益々難解。
“心悦喜”は喜びなさい、の文字通り。
“生死事大無常迅速”の版木があった。
“生死事大、光陰惜しむ可し、無常迅速、時人を待たず”の意。
三分間座禅の部屋があり、座った。
三分は意外と長かった。
           禅寺を少し味わった 寅次郎
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torajiro0421 at 19:19|PermalinkComments(0) 宗教 

2020年01月22日

「お帰り寅さん!」

 女房と映画館でデイト!
正月疲れを映画で癒した。
試写会に招待されると思ったがバカヤロー!
岐阜の半端な寅を招待する程、暇じゃなぇ!
ごもっともです。
てなわけで、姥さくらをお供に関の活動写真館へ。
チケット売り場は長い行列。
寅の人気は死んでも衰えねぇ!
俺も、先々はこうなりてぇもんだと席に着いた。
“私 生まれも育ちも葛飾柴又、帝釈天で産湯を使い・・・”
このセリフを聞くと、何ともホッとする。
“姓は車 名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します!”
パチパチ!と拍手をしたくなる。
よぉーツ 日本一!
こんな大事な場面に、何で桑田が歌うんだよ!
ひっこめ!
昔から日本人はきちんと挨拶をしてから始めるんだなー。
武士もそうだったねぇー。
今は名刺の交換か・・・味気ないね。
寅は仁義を切るから名刺は要らねぇんだ。
親父と喧嘩して、家を飛び出してのフーテン生活。
とは言っても、時に柴又が恋しくなるのは人の情。
くるまやに帰るところから、騒動は始まる。
“あーやだやだ、こんな生活”とおばちゃんが口癖に言う。
そんな生活が消えた今、それが必要に思えて来た。
そこには、たまらない人情が渦巻いている。
高校生の満男は聞く “おじさん人は何のために生きてるの?”
寅 “何というかな、あー生まれて来て良かった、そう思う事が何べんかあるだろう?
 その為に、人間生きてんじゃねぇのか?”
又こんな事も言っている。
“困ったことがあったら風に向かって俺の名を呼べ!
 おじさん何処からでも飛んで来てやるから!“
具体性はないが、情のこもった答えに思えてならない。
随所にこみあげてくるものを感じた。
寅さんが今生きていたら、聞きたい事がある。
桜を見る会に何と言うか?
呼ばれても行かないなー、俺にぁ優しいさくらがいるから・・・。
IR問題はどうですか?
俺はテキヤだが博打打じゃねぇ!
            見損なっちゃいけねぇよ! 寅次郎
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torajiro0421 at 14:33|PermalinkComments(0) 映画 

2020年01月20日

「日本国記」

 何とか読み終えた。
本大好きのF君が持ってきてくれた。
面白いと、評判が高い。
日本の歴史ダイジェットである。
項目が区切られ、読み易い。
朧げな事も、はっきり解った。
確かに面白い。
だがこれは歴史書ではない。
時代を追って短編を繋いだ物語。
百田主観の短編小説集の感がする。
歴史書は中立であるべきだと俺は勝手に思っている。
これは中立には書かれていない。
かなりな右寄りである。
かつて司馬史観が歴史書と間違われた。
幕末から明治維新にかけてのモノに。
司馬時代小説は確かに面白い。
そして多くの人が、それが歴史だと思ってきた。
でも昨今、それは美化された小説だと明言されだした。
歴史の大半は勝者が書いている。
勝者が自分達を正当化するのは当然か。
でもこれでは歴史書とは言えない。
歴史から学べと言われても、疑問は残る。
面倒な話はさておき、初めて知った事も多々あった。
第12章・敗戦と占領の中に書かれていた。
自分は今、神社に関係しているので、引っかかった。
大東亜戦争後、日本の神社は急速に衰退した事。
農地解放により大地主が居なくなった。
それ迄は大地主が地方の神社を支えて来た。
大きな神社も田圃や山林を取り上げられた。
これ等が、神社を荒廃させたと言う。
言われてみれば、我が神社も地元の造り酒屋が支援していた。
それが代代りする度に、神社から離れていった。
今、支える母体は、個々の氏子である。
宗教心の薄れて行く中で、先々の大きな不安である。
この本の、特に戦後については、政府寄り、安倍寄りに感じる。
GHQが戦後日本を左寄りに仕上げたと言うが、矛盾である。
全体的には面白く読めた。
           F君有難う 寅次郎
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torajiro0421 at 18:11|PermalinkComments(0) 読書 

2020年01月18日

「上司の訃報」

今年は賀状が来なかった。
松の内が過ぎて、奥様からハガキが来た。
昨年9月に他界し、欠礼しました、と。
 前の会社(日本国土開発)の上司。
俺が最も影響を受けた上司だった。
入社2年目、昭和36年、東京芝浦の現場で初対面。
首都高速道路の工事が始まりだした頃の現場だった。
日本ではまだ珍しい、大口径の現場打杭を芝浦の地に打ち込んだ。
翌、昭和37年、東海道新幹線工事の神奈川工区にご一緒した。
日本初の高速鉄道建設の大工事。
東京オリンピックに間に合わせると、日本が燃えた。
会社挙げての大現場に、誇りをもって働いた。
昭和39年、埼玉県行田市の大水路工事。
東京が水飢饉で、これの解消するための大仕事。
利根川の水を荒川に引いて、東京を潤すというもの。
これも東京オリンピックに間に合わせると急がれた。
当時の河野一郎建設大臣が発破をかけに、現場を回った。
日本で開く初めてのオリンピック。国を挙げて気合がかかっていた。
この三つの現場で、上司に仕えた。
技術的にも様々な事を教えていただいた。
仕事ばかりでなく、上司はスポーツマンであった。
特に野球が好きで、東京支店チームに所属し、戦った。
現場で昼休みには、上司が投手で俺が捕手だった。
大阪万博の時は大阪に集まり、全国大会にも参加した。
又、事務所前に土俵を作り、相撲も一緒に取った。
上司相手に手加減すると、手を抜くな!と叱られた。
上司もお酒が好きで、お陰で自分も強くなりました。
飲むと街に出て、喧嘩は日常茶飯事。
ある時、言われました。
若い時は大いに飲め、でも結婚でもしたら落ち着け。
そして、時には夜、大空を眺めてみろ!て。
そして“星空を眺めて涙の出る人間になれ!”と。
その時は、あまり意味が解らなかったけれど・・・。
何年かする内に、その意味が理解できる様になった。
以後、座右の銘となった。
上司の他界は何故か伏せられていた。
上司の近くに住む親しい人に確認を取った。
9月28日に不調となり、10月5日が葬儀だった由。93歳。
             偲ぶ会を是非開いてほしい 寅次郎
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torajiro0421 at 14:37|PermalinkComments(0) 人物 

2020年01月16日

「ドローン火の用心」

 若者の発表会でヒントを得た。
郡上の課題を中高生で解決しちゃおう!
その中で、ゴミをドローンに拾わせよう!
と題して、研究していた。
一見、簡単そうで、難しい。
ドローンがゴミを如何に認識するか。
認識させるかが問題だ。
人間は100%近くゴミは認識できる。
ところがドロちゃんは簡単には出来ない。
現段階では、ゴミのない映像をドロちゃんに記憶させる。
そこに、異物が落ちていたら、ゴミと認識させる。
その異物が何であるかの認識も難しい。
重量制限もあるだろう。
 寅の発想はIAで色々なゴミをドロちゃんに覚え込ませる。
タバコの吸い殻、空き缶、空き瓶、紙くず、その他いろいろ。
お札、硬貨は捨てないで持ち帰る?
寅はゴミ拾いの前に、災害防止が閃いた。
我が町は、ガキの頃から夜回り制度が続いている。
町内で数件ずつグループになり、拍子木を叩いて回る。
当番に当たった家では、簡単な酒肴を用意する。
それを戴きながら、時間が来たら、廻りに行く。
一晩に2〜3回廻っていた記憶がある。
それはそれで、コミニケィションの場であり楽しくあった様だ。
ところが昨今は、そんな繋がりは不要の気配である。
やりたくない、と言う声が高くなってきた。
夜10時頃、粗々と一回りするだけの様だ。
中には車で廻るところもあるやに聞いた。
 ここは一番ドロちゃんに活躍してもらってはと閃いた。
煙や、小火(ぼや)だけならば、ドロちゃんも記憶するだろう。
深夜の怪しげな徘徊者も記憶できるだろう。
音の出ないドロちゃん位は開発出来そうだ。
何通りものルートを記憶させて廻ってもらう。
通報は、宿直の消防署へ!
 総て機械任せで、人のコミニケィションがなくなるのが淋しいが。
便利になると、田舎の美しい人情が薄れて行くかな?
ここらも併せて、課題解決が出来れば上等だ。
だがこうなると、柴又も寅さんも消えちまうかもねぇ・・・。
“四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭い!”
                   ・・・関係ない?あっそう 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2020年01月14日

「嵐山散策」

 伊勢参り翌日は、鳥羽から新名神を経て京都へ。
昨年、新名神土山SAで練り香水を買ったのを思い出した。
今年は女房にと、桜の香りを買い求めた。
昨年はラグビーのサクラと、桜を見る会で、桜が人気だった?
女房に桜の香りをしみ込ませて・・・どうするの?
別に魂胆はない?
昼食は嵐山、桂川のほとり“良弥”が定番。
食後、今年は渡月橋を渡り、1300年を誇る古刹“法輪寺”へ。
ここは清少納言の“枕草子”に出てくるから古い。
江戸の昔、渡月橋は法輪寺橋と言っていたそうだ。
虚空蔵菩薩が祀られていて、知恵を授かると言われる。
4人の孫に同じモノを揃えて買った。
知識ではなく、知恵を授かる様にと、ジジ心。
 上賀茂神社に向かう車中でガイドが告白した。
27歳の時お母さんが早く嫁に行けるようにとお守りを買ってくれた。
それから5年経っても、良縁が来ない!と。
歳がばれた。かわいいガイドさんなのに・・・どうして?
上賀茂神社のお守りは御利益が怪しいのか?
ガイドを結婚させる会を作るから頑張れ!とエール。
大文字山を眺めながら上賀茂神社に着いた。
世界遺産である。朱塗りの鳥居と山門が鮮やかである。
京都で最古の神社と言われ、春の葵祭が有名。
平安絵巻が繰り広げられる。
一の鳥居をくぐると大きな広場がある。
これは昔、くらべ馬をした、いわば競馬場だ。
その外周は埒で囲われている。
馬が中に入る時に、その埒が開かれる。
“埒があかない”と言う諺はここから来たとガイドの説明。
ここが開かないと物事が始まらない、の意。
二の鳥居をくぐると砂の山が一対で盛られている。
神様は、この砂に招き寄せられて降臨するらしい。
別説では、上賀茂は長岡京の鬼門にあたる。
其処を浄めるために清めの砂を置いたとか。
現在でも鬼門には浄め砂を撒くのは、ここが始まりとの事。
まだまだ沢山の事を見聞したが、不謹慎にも酔っていた。
                      今度はしらふで来よう! 寅次郎
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torajiro0421 at 14:32|PermalinkComments(0)  

2020年01月12日

「伊勢神宮・神楽殿」

 7年目の伊勢参りで初めて神楽殿へ。
椿大社参拝を終えて、名阪関ドライブインへ。
ここの大食堂が、昼食の定番。
ここで美味しいと思うのは、ワサビ海苔だけ。
お土産に3個買い求める。
外宮の御垣内参拝を済ませ、すぐにバスへ。
勾玉池のほとりの“せんぐう館”を見たいと思うが時間がない。
駆け足参拝に、ご利益を疑う?
内宮の御垣内参拝も無事済ます。
伊勢神宮本殿参拝は一年の感謝をするところ。
お願い事は、その隣の荒祭宮神社でやる。
参道脇に神楽殿、御饌殿(みけでん)と言うのがある。
何をするところだろう?
今迄は疑問に思いながらも素通りしてきた。
今回は神楽殿に入ることが組み込まれた。
神楽が見られると言うふれ込み。
神楽って何だろう?
我々の知っているのは、獅子舞の太神楽だけだ。
辞書には、神楽とは”神様に奉納する神事芸能“とある。
かなりいろいろな事があるようだ。
とにかく見てみよう!
バスの中で希望者を募る。@1000/一人
舞台と言うか、神殿板の間は広々してシンプルで美しい!
宮司のお祓いから始まる。
続いて巫女4人による神饌、流れるような動きに見とれる。
我々年寄総代がお祭りにやる、よれよれ神饌とは雲泥。
我が方も来年から、巫女にやらせよう!
祝詞奏上が終わると、雅楽が鳴り出して、歌が始まる。
4人の巫女が“倭舞”(やまとまい)を舞う。
続いて神職が武官の姿で“人長舞”(にんちょうまい)を力強く舞う。
その後、参拝者の御祈祷があって、巫女の撤饌で終わる。
平安絵巻である。
この間、約40分、我が神社の神事とほぼ同じ。
ここで見ると、神の存在が身近に感じられる。
巫女は30人程いて高校卒業して5年奉仕するらしい。
美人であり、スタイルがよい。
7回目にして伊勢参りを実感した。
         裸の鈿女の命は舞わなかった・・・寅次郎
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torajiro0421 at 11:11|PermalinkComments(0) 宗教 

2020年01月10日

「初詣・椿大社」

 7年前、総代長になった時に詣でた。
主神の猿田彦大神は国土を守り導き神。
土建屋寅次郎としては、一番大切な神様。
奥さんの天鈿女の命は日本最初のストリップダンサー。
天照が天岩戸に隠れた時に、その前で裸で踊って引き出した女神。
依って、芸能の神様と崇められている。
西川流のはるか末席を汚す愚妻が最も崇拝する神様。
7年前に詣でて、お願い叶って師範になった。
今回はお礼参りをと意気込んでいたが断念。
正月の餅を食べ過ぎてツワリで苦しいとか?
ツワリじゃなくてすわりが出来ない?
代わって親父がお礼を述べて来た次第。
西川流では裸で踊る事はありません。
依って、面白みは下々には解りません。
鳥居をくぐると、大きな看板がある。
猿田彦と胸を広げた天鈿女の命のツーショット。
これは毎年変わらないが、文字が変わっている。
前回は皇紀2673年・機すなわち大事な勘所とあった。
今回は皇紀2680年・すべての事は基本の計画を定める事とある。
その下の玉垣を見てビックリ。
寄付金が、弐千万、参千万と彫られている。
別の参道の所は、百万、弐百万・・・。
桁が違っているじゃないか? 張ったりか?
我が小さな田舎神社じゃ、考えられねぇよ。
芸能人が奉納した赤札は目につく。
梅沢冨美男、吉幾三、八代亜紀、長山洋子、宝塚、藤間流・・・
玉垣には松下電器、中部電力・・・一流記企業の名が。
おみくじの中に天鈿女の命の裸のストラップが入っている。
それを引き当てると、大吉の更に上だと、ガイドは言う。
願い込めて引いた!
48番“命”〜命ある事が奇跡のだと言う。
かっこめ、はっこめと熊手が出て来た。
裸は出て来なかった・・・。
健康面は、心次第だ、好きな香りで癒せと言う。
土産物屋で“蓮”の練り香水を買った。
女房にと・・・。
           魂胆はない! 寅次郎
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torajiro0421 at 20:06|PermalinkComments(0)  

2020年01月07日

「つかんだ!」

 六日祭りは荒れる!
一月六日は、必ず雪が降ると言われてきた。
だがここ数年、雪がない!
雪のない六日祭りは、迫力が今一だ。
花を奪った集団が雪の境内になだれ込んでもみ合う!
時には白い雪に、鮮血が飛び散る時もある。
昨年は、花に飛びついた女性が落下して重傷になった。
それを見越して、今年は境内の外に救急車が待機していた。
今年は子供や孫達は、それぞれ仕事に学校である。
女房も踊りの初舞とかで行けないと言う。
単身で向かった。
神社に着くと、顔見知りと賀詞が交わせる。
ここに來る者は、みな健康そうだ。
来られる事の有難味が解る。
衆議院の今井代議士共挨拶が交わせた。
拝殿では延年の舞が延々と舞われている。
舞が佳境に入る頃、若者の集団が入ってきた。
郡上青年会議所の法被を纏った後輩達。
酒もしこたま入って元気がいい。
円陣を組んで回り始め、人柱を汲み始めた。
二段目、三段目、そして天井の花に飛びつく!
縄を切り、花もろとも人並みの上に落ちてくる。
それをめがけて群衆が殺到し花を奪い合う!
寅次郎もその群衆に交じって花に飛びついた。
八十路目前の男のやる事じゃないと人は言う。
ここで怪我でもしたら大きな笑われ者だ。
それ見た事か!と。
花は天井に五つ吊り下げられている。
四つ目までは俺の反対側に落ちていった。
今年はダメかな?と一瞬思った。
最後の五つ目は芥子の花。
俺の前から駆け上った若者が飛びついた。
体を捻り、縄を切った!
こちらに落ちてくる!
必死に右手で一本つかんだ!
その後の餅投げでも“長瀧の延年”と言う酒をGet!
あっ、こいつぁ春から縁起がいいやぁー!
               厄払いの 寅次郎
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torajiro0421 at 20:42|PermalinkComments(0) 歳時記 

2020年01月06日

「初参り」

 元旦は徹夜明けで、モノにならない。
二日が事実上の元旦となる。
元旦の夕方から16時間寝た。
洗顔して読経、そして朝食。
屠蘇が旨い、雑煮が沢山食べられる。
徹夜の後遺症は全くなさそうだ。
皆でカンパーイ!
八十路も元気で迎えられそうだ!
まずは恒例の書初め。
“宝所在近”
仏教の小冊子に載っていて気に入った。
近くのお寺の庭を掘れば小判がザクザク出てくる話じゃない。
今一歩努力すれば、偉いお坊さんになれると言う事らしい。
宝は己の心の中と言う事の様だ。
 みんなで初参りに出かけた。
まずは我が家の菩提寺・円覚寺。
夕方だったせいか本堂は閉まっていたが・・・。
若いご院主がさっそく開けてくださった。
奥の須弥壇周りが今迄とは違い、明るく煌びやかだ。
LEDに替えましたと言う。
明るくなりすぎて、粗が見える様にもなりましたとも。
少し話を聞いて、記念写真。
須弥壇バックに写真などいいのかな?
ああいいですよ、いいですよ、いずれ行くところですから・・・。
 続いて毎年行く、正法寺。
ここも、そろそろ閉めようと思っていましたと坊守さん。
何と先客は親戚の二家族9人が来てびっくり。
とんだところで新年のご挨拶と孫達の交流。
ここでも、記念撮影。シャッターはご院主。
いつもやらないことをやってしまったが、大丈夫かな?
ここは現在、阿弥陀堂を新築中。
正法寺では東日本大震災のボランティアに行った。
その時、いわき市の願成寺に寄り、そこの阿弥陀堂に魅せられた。
これは藤原清衡の娘が亡き夫の為に建立したという。
国宝で“白水阿弥陀堂”と言うらしい。
中尊寺の金色堂にも似ている。
正法寺は創建45周年の記念事業に建立との事。
僅かばかりの寄付を納めてきた。
銅板屋根の裏に名を刻んでいただける由。
          元旦は神社、二日目はお寺の 寅次郎
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torajiro0421 at 19:00|PermalinkComments(0) 歳時記 

2020年01月04日

「左義長」

 神社に関わっていると解らない事が多い。
“左義長神事”というのが解らなかった。
ひだりぎっちょが神事をやるのかよ?
今更、人様に聞くのも、こっぱずかしい。
正月明けに、縁起物を燃やす行事は知っている。
古くなった注連縄や神札、だるま、書初め等々。
これ等を燃やし、天に届けば、良き事有りと。
これを、何故、左義長と言うのか?
昔、宮中で球を杖で、相手陣営に打ち込む遊びがあったそうな。
今で言う、ホッケーの様なものか。
その杖の事を毬球(ぎっちょう)と言ったそうな。
その杖が壊れると、何故か三本ずつ束ねて燃やしたそうな。
それに、何故か短冊などを結び付けて・・・。
それを三毬球(さんぎっちょう)と呼んだそうな。
使い古した大事なものを燃やす事が、さぎちょうになったそうな。
それが何故、左義長の文字になったかは書いてない。
別の説。
 昔中国で宗教家同士の争いがあった。
王の前で裁判となった。
左側に仏教、右側に道教の経典が積まれた。
その時、何故か右側の道教の本から炎が上がり燃えてしまった。
これを見た王は、左の教義が勝って(長)いると判定した。
これが日本に伝わり、左義長となったそうな。
事にはついでと言う事がある。
酒飲みを左利きと言うは、これ如何に。
武士が酒を飲む時は、常に右手を開けて置いた。
何時でも右手で刀が抜ける様に・・・。
別の説。
大工は左手にノミを持つ。
これをノミ手と言い、飲み手に掛けた。
 白鳥神社は専用の焼却炉で左義長を行う。
古札格納庫のお祓い神事をした後に運び出して点火。
様々な人、家等を守ってくれたシンボルだ。
それぞれの歴史がしみ込んで居る様にも思える。
思いを乗せた煙が冬の空に舞い上がってゆく・・・。
                 ご苦労様でした 寅次郎
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torajiro0421 at 15:04|PermalinkComments(0) 歳時記 

2020年01月02日

「宝所在近」

 書初め。
仏教の月刊小誌にあった。
“宝所在近更進一歩”と。
日頃我々は愚痴をこぼす。
我が町にはないもない!
故に寂れるのだ!とほざく。
この言葉に出会って少し考えた。
去年、隠岐の島に旅して、見たポスターがよかった。
“ないものはない”と大書してある。
何にもないのか?何でもあるのか?
心を突くポスターに見とれた。
そして隠岐の島は今、人口も増え発展していると聞く。
気が付かない、探さない、他所の真似をする・・・。
こんな心が、何もない!と言う愚痴になるのだろう。
“宝所近在”〜宝は近くにある!
この寺の近くを掘れば埋蔵金がある、のではない。
浅学菲才! 恥ずかしや・・・。
その意味は深かった。
“宝所”は、悟りの世界、彼岸・極楽浄土を指す。
彼岸はそんなに遠くにあるものではない。
悟りまで今一歩だ、がんばれ!
立派な僧侶になるための努力をせよ!
と言うことらしい。
僧侶ならずとも、我々凡夫にも当てはまる。
“凡夫、近きを知らずして、遠くを求むるはかなさよ・・・”
宝くじは身近に買えれども、その何と遠い事か?
されど買わねば当たらぬを知る、はかなさよ?
宝所在近なれど なお遠し!
「人生100年 まだ20年もある 男盛りは八九十」
宝所に近づく為、もうひと頑張りするか・・・。 
何となく書いてみたくなる言葉だった。
芝叉の寅も50作目で彼岸から帰ってきた。
でもその生き方は不変!
変らぬ宝物が近くに帰ってきた。
難しいことは解らねぇが・・・
相変わりませず今年もよろしく!
      変っちまっちゃおしめぇよ! 寅次郎
kakizome0202

hosyo

nai

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torajiro0421 at 22:30|PermalinkComments(0) 独り言