2020年09月

2020年09月30日

「パワースポット」

 白鳥神社は白鳥伝説に始まる。
それは西暦190年代、古事記にある仲哀天皇の頃である。
その時、この地を大白鳥が舞い、一本の羽を落とした。
それは日本武尊の化身と敬い祀った。
その後、720年代に、泰澄大師が白い鳥に出会い霊示を受ける。
“この地に伽藍を建つべし”と、一社を建立して伊弉冉を祀った。
 白鳥神社境内は通称“宮の森”として親しまれている。
境内、3,000坪に二百数十本の樹木群が自生。
それは、岐阜県天然記念物に指定。
その中に欅が92本生えている。
幹回り3.00m〜6.00mの巨木が12本ある。
これ等の巨木群は御神木として崇められる。
 白鳥神社拝殿の西方に欅堂がある。
堂の中には神社の象徴とされた大欅の一部が残されている。
この欅は、樹齢推定千五百年。
樹高三十五m、胸高周り七m、東海一と言われた。
千五百年前といえば、泰澄大師が白鳥寺建立の二百年前である。
この欅は、白鳥神社の始まる前からの全てを知っているのだ。
それから今日に至るまでの歴史を見届けてきている。
白鳥にこれ程古い、物言わぬ生き証人は他にない。
叶うことならば様々な事を聞きたいし、教えを請いたい。
まさに神であり、御神木である。
ところが昭和の終わり頃から、この木に変調が現れた。
復旧、修復に取り組むもその効果は上がらず。
平成十年五月、県の調査結果は“枯死”と判定した。
平成十二年十二月、地上から2mを残し切断、千五百年の寿命を閉じた。
切り倒す時、晴天だった空が一転にわかに曇り降雨となる。
伐り終わると、空は元の青空に戻った。
この時、残された切株に、神が宿ったものと信じた。
この切株を鞘堂で覆い、御神木の存在を後世に伝える事となった。
御堂にどっしりと鎮座する御神木に、千五百余年のパワーを感じて下さい。
そして、その周囲には、後継の巨木達も神々しく立っております。
彼等も命の永遠を繋いでいくものと思います。
欅とそこに宿る神達に逢い、パワーをお感じ下さい。
               百聞は一見に如かず 寅次郎
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2020年09月28日

「古稀薄氷の2連勝」

 古稀の試合が日曜日にあるのは珍しい。
岐阜市の北部、関市に隣接する溝口公園。
日曜日に空いているグランドは珍しい。
やはり珍しいだけの事はある。
狭くて両軍のベンチスペースが取れない。
止む無く片側に、両軍が陣取る事になった。
敵同士が隣り合わせていては、内緒話は出来ない。
道路に面しているので、時々車が通る。
ファールボールが当たる危険が有る為、その都度タイムとなる。
外野は芝生が綺麗で、これは気持ちよかった。
悪条件を少しでも良くしようと地元岐阜のメンバーが働く。
ベンチの椅子、テントなどその準備には頭が下がる。
悪条件も試合が始まると、忘れてしまう。
 今日も我がチームは故障者が多くギリギリの10名。
初戦は可児シニア、前回は負けている。
1番・寅次郎は内野安打で出塁。
1番の寅が出塁すれば、その試合は勝つ!
これが我がチームの伝統だ。
案の定、後続が打って、初回に3点先取!
2回も、寅にヒットが生まれ、この回も3点。
最終回に1点入れて7;1でほぼ勝利は手中だった。
ところがその裏、投手雪野は、四球から崩れ始めた。
それに呼応して、守りがバタつく!
Wプレーを焦り、セカンド寅は悪送球!
遂に1点差まで追い詰められ、なおワンアウト1-3塁の大ピンチ!
かつて我がチームは9点リードしていて負けた事がある。
嫌な過去が、一瞬脳裏をかすめた!
次打者は、前進守備のショートへ強烈なゴロ!
ショート保は、同点覚悟のゲッツーを選んだ。
セカンド寅次郎に送られたボールは一塁へ転送!
間一髪、アウト!
7;6鮮やかなWプレーで逃げ切った!
 続く二戦目は、地元の岐阜信長クラブ。
高齢軟投派の若井投手のくせ球が打てない。
それでもコツコツ1点ずつ取り3点取った。
だが終盤、打ち込まれて2点献上したが、何とか逃げ切って2連勝!
前回はエラーで泣いたが、今日はその気で守った。
張り切り過ぎて、古傷の膝が泣き出した!
     ビールを飲んだら笑い出した! 寅次郎
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2020年09月26日

「大人の学校」

 今年の春、図書館から依頼が来た。
図書館主催の大人の学校の講師を。
演題は“伊勢湾台風のこと”として。
昨年、伊勢湾台風60年で、不忘の碑を建立した。
それについて、もう少し詳しく語れ、と。
不忘の碑は建立しただけで終わりではない。
その後の啓蒙運動をやる事も謳った。
従って、断る理由はない。
簡単に、ハイやります!と受けたけれど・・・。
その内容に苦慮した。
昭和34年といえば、寅が東京に旅立った時。
民間の美智子妃が皇室に嫁がれた時。
相撲は栃・若時代。裕次郎が売り出した。
南国土佐を後にして、黒い花びらが大ヒットした。
世界の王貞治が巨人に入団、ホームランを打ち始めた。
そして辞めた安倍晋三が幼稚園年長組の頃である。
超ド級の台風は伊勢湾を通り、奥美濃を縦断した。
全国で5,000人余の死者を出した。
我が町でも、ひばり町と言う集落が流されて全滅。
死者7名の惨事。
隣の我が家は少し高台に有り、床下浸水で免れた。
これを独断と偏見で検証してみた。
殲滅したひばり町は霞堤の中に造られていた。
霞堤は二重堤防で、洪水を遊ばせる遊水地の役目をするところ。
本堤が壊れても副堤で持ちこたえるところ。
霞堤は外カーブ個所が多く、壊れ易い所に造られる。
従って、危険な個所と言える。
それを知らなかった処に悲劇は起きた。
 昨今の異常気象は線状降水帯を生み、豪雨を降らせている。
それが今、我が町に来て停滞すれば、どうなるかを検証。
寅も一応、土木科を卒業している。
忘れかけた河川工学を思い出し、計算を試みた。
関東地方並みの豪雨が来ると、我が町は水没すると結果が出た。
これによるハザードマップを作り公表。
今でも洪水が来ると川で石が鳴る・・・不気味だ。
このマサカは必ず来る!その時、何処に逃げるのか?
今、その準備を!・・・と問いかけて締めた。
1時間30分の冷や汗講義。
          疲れた! 寅次郎
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2020年09月24日

「エラー多し!」

 岐南グランドでのシニア戦。
7チームが勢揃いは今季初。
だが我がチームは揃わない。
監督、キャプテン、2名の主力不在。
秋の連休だ、稲刈りだで、ソフトどころじゃないらしい。
11名が何とか出て来た。
シニア戦で80歳の寅次郎がレギュラーではとても勝てない。
8番セカンドで先発出場。
初戦は高山、58歳バリバリの若手投手を連れて来た。
初物に弱い郡上は散発の4安打じゃ、とても勝てない。
その内の一本を寅がライト前に運んだ。
若い者はこの暑いのに、何故か寝ていた。
エラーも量産した。
シニアの打球はやはり早い!
間に合うと思い、投げても間一髪セーフ!
フィルダーチョイスが多くなり、アウトが取れない。
もう一歩前で処理しないと、間に合わない。
反応が鈍くなったのを痛切に感じた。
1;9の屈辱的コールド負けゲーム。
二戦目は中津川シニア。
2点先行され、一瞬今日は2連敗か、頭をかすめた。
このところ監督不在で負けが続いている。
“やはり俺がいなきゃダメか”と監督が威張りそうだ。
そうはさせまいぞ!
2回裏、80歳寅次郎が左中間突破の何と二塁打!
三塁まで行ける!と思ったが、返球は早く来た。
いや、俺が遅いのだ・・・・。
でも、これが口火で逆転に成功。
何とか4;3で逃げ切った!
ここでも何故かエラーが多かった。
前回は、華麗な守備を見せたのに、今日は何だ?
交代要員がいないから、とちっても代えられる心配はない。
伸び伸びしすぎたのだろうか?
それに、今日はチームに女子選手がいなかった。
いい恰好しなくていいんだ。
そんなんで緊張感ゼロ!
監督がいないからかなー・・・?
負けても反省をしない反省会は盛り上がった。
            監督、早く出て来い! 寅次郎
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2020年09月22日

「ジン旨し」

関東の友人からジンが届いた。
クラフトジンだと言う。
クラフトビールはよく耳にする。
小規模の造り酒屋が造る、手作りのビール。
通称“地ビール”である。
好みもあり、好き好きである。
今、焼酎も各地で様々な味を出している。
女房の実家は農業県の茨城。
かぼちゃの焼酎が我が家に届いた。
その名も“星空のシンデレラ”
シンデレラはカボチャの馬車に乗ってくる。
焼酎も童話の世界に入ってくる。
ファンタジックリキュールと言うべきか。
昔は土方の専売特許だったのに・・・。
安くて、強くて、直ぐ酔える酒だった。
芋焼酎は匂いが強くて、好まれなかった。
今は様々な穀物、果実で作られ、味も様々。
殆んどが無臭である。
そして高価にもなっている。
身体にも良いと言う?
焼酎は華麗な変身を遂げたと言うべきか。
そしてジンである。
クラフトジンと称して、各地で作り始めたらしい。
友人の住む埼玉県川越で蒸留されている。
アルコール度数47%、700ml、¥6,380。
焼酎との違いは、良い香りがする事。
原材料は芋、ブドウ、米等何でもいいらしい。
アルコール度数が37.5度以上をジンと言うらしい。
炭酸水やトニックウォーターで割って飲む。
昔の印象はカクテルベースだった。
ピンクレディー等はレディーキラーには最適!
甘くて、良い香りで飲みやすい!
コーラで飲むのも、甘くて飲み易い。
冷凍庫に入れてチンチンに冷やすとトロリとする。
度数が高いので凍らない。
昔は薬用酒でもあったらしい。
滋養強壮、発汗作用、リラックス、消化不良、etc。
こりゃ良い酒だ!
          シェーカーを振る 寅次郎
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2020年09月20日

「コロナ禍での秋祭り」

 一度は斎行をあきらめかけた。
コロナの終息が見えない。
7月の終わり頃に第2波がピークに。
神楽関係者は出来ない、と言う。
例年、9月1ヶ月の稽古は過密の中で行う。
これは誰が見ても明らかに無理。
520年続いて来たのが、ここで途切れるのか・・・。
昭和45年8月15日敗戦直後にも断念しかかった。
この非常時に祭り等あいならんと言うお上の通達。
しかし9月初旬に、熱意が通じ許可が出た。
ろくな稽古なしで、やり切った。
こんな苦難の中でも続けられてきたお祭りである。
何とかならないか・・・・。
役者連中と協議を重ねた。
子供達なしで、経験者だけでやろう!となった。
練習は一回だけ。
例年は40数名だが、今年は30名弱。
子役は昔やった者が見事にやってのけた。
神社に笛太鼓の音が響くと秋祭りだ!の雰囲気。
近所の人達が見に来られた。
神事では、雅楽の演奏に合わせて浦安の舞を奉納。
この人達は、2つ返事で“やろう!”と言っていただいた。
雅楽は高齢者が多い。
それでも10名程が社務所で数回、稽古した。
経験豊かな人達は、すぐに本番モードに入れた。
巫女による浦安の舞は高校生と中学生。
これも社務所で数回、稽古した。
3年程前から、指導の先生はつけていない。
上級生が新人を指導して、仕上げている。
今年は幸い、昨年のメンバーがそっくり残ってくれた。
自分達で工夫を凝らして稽古した。
少ない稽古で、雅楽、浦安共見事に演じ切った。
他の神社では、神事のみは行われている。
神楽、雅楽、巫女舞を演じたのは当社だけ。
批判は覚悟した・・・。
でも役者の皆さんは、やってよかった!との言。
前夜までの雨も上がり、絶好の祭り日和ともなった。
総代衆も全力投球して頂いた。
          ワンチーム白鳥神社 寅次郎
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2020年09月18日

「玉垣完成」

 足掛け三年の計画だった。
三年前に天皇の御世替わりが発表された。
その時、御大典記念事業として玉垣建立を企んだ。
白鳥神社は過去に二度、玉垣建立が成されている。
昭和から平成に変わる時に、本殿周辺に。
二度目は悠仁殿下ご誕生を記念して正面と東側に。
日本の神話はイザナギ・イザナミに始まる。
その夫婦の子が天照大神、その玄孫が神武天皇である。
天皇の先祖は、神である。
依って、天皇家に慶事があれば神社も共に寿ぐ事になる。
神社は祈る所であり、願う所であり、感謝する所である。
癒しを受け、集う所であった。
近年、これ等が希薄に感じられる。
玉垣建立などを機に、関心が寄せられればと願った。
こんな趣旨で建立に踏み出した。
親柱が¥50,000、小柱が¥35,000である。
奉納者が集まるだろうか?
消費税の値上げで、経済が停滞する中で心配だった。
それに前回の建立から12年しか経っていな。
趣意書をもってお願いに廻った。
結果は親柱、小柱併せて80本の応募があった。
今回は正面の西側に設置した。
そこは日露戦争の大きな戦捷碑と太平洋戦争の鎮魂碑の建つ所。
その周囲は花木による垣根で覆われていた。
手入れが行き届かず、荒れた状態。
それ等を思い切って撤去して、玉垣に置き換えた。
奉納者名も今迄は内側に表記していたが表側にした。
平成から、清々しい令和に変わったイメージとなった。
そして神社に一段と箔が出て来た感じ。
9月13日、竣工神事を行った。
奉納者全員に案内状を出した。
残念ながら、当日は雨とコロナ禍と言う事で出席者は少なかった。
でも、厳粛に神事が執り行われ、終わる頃は陽もさしてきた。
工事の難航、設置位置の決定等々、難しい事もあった。
しかし、奉納者のご理解、総代衆のお陰で無事完了できた。
施工業者・西村石材店にも多大の感謝である。
この時代、この地に生きた証の記念碑でもある。
子々孫々が碑を見て、語り継ぐ事を夢想する。
            有難う御座いました 寅次郎
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2020年09月16日

「和泉村伊勢」

 昔の大野郡和泉村役場を訪問した。
今は大野市和泉支所。
現在の住所は大野市朝日である。
昔、子供の頃の通称は穴馬であった。
今の通称は和泉地区と言うらしい。
岐阜・福井県境の旧油坂峠の復活を願って訪れた。
両県を繋ぐ中部縦貫道は着々と工事中であるのが見える。
これで双方の交流はより親密になりそうだ。
それを目前にして、歴史を振り返ろう。
旧街道を歴史街道にしたい。
過去に学び、何か新しいものが生み出せないか。
今迄は近くて遠かった。
昔は行くのに一日がかりだったろう。
縦貫道が出来れば15分程の距離になる。
そんな思いで“越美油坂会”メンバー6人で訪問。
2時間程、忌憚のない話が出来た。
先様は洞口元教育長、辻自治会長、新井区長会長、三島支所長、谷公民館長。
願ってもない事だと言う言葉を頂いた。
過去には整備もしたが、今は止まっている。
是非、復活したい。
テーマに、白山信仰も入れてはどうか。
伊勢神宮に繋がる伊勢と言う集落もあった。
九頭竜を東の玄関口にした・・・etc。
夢のある話が次々と出て来た。
今後、具体的に進めて行くと言う約束が出来た。
個人的に興味が湧いたのは“伊勢”であった。
伝説によれば、
天照皇太后は五十鈴川の畔の前は、丹波の国より、ここに鎮座された。
その後、三重の伊勢に移られたが、今は石碑が残されている。
九頭竜ダム建設により、17集落、620戸、2,500人が離村。
各集落併せて13社の神社があった。
今それが集められて、穴馬総社として、国道沿いにある。
又、穴馬には落人伝説もある。
上伊勢の三嶋家は平清盛の孫の子孫で平家没落後、ここに土着した。
平治の乱に敗れた源氏の悪源太義平は穴馬郷朝日に隠れ住んだ。
その後、平家追討の折、懐妊中の妻に青葉の笛を贈った。
生まれた子供が朝日家の初代となり、地名として今も残る。
青葉の笛は今も資料館に残されているとか。
                話は尽きない 寅次郎
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2020年09月14日

「越美油坂会」

 歴史街道の復活に道筋。
思えば一昨年の秋だった。
白鳥神社の古い灯篭が発端。
200年程前に寄贈された灯篭に名前が彫られていた。
その人を追及してゆくと地元の造り酒屋の先祖。
その人が、油坂峠に清水を掘った。
そこは旅人の難所であった。
湧き出る清水に活力を貰い、峠を越した。
これを知り、紅葉を見ながら、行ってみた。
清水は活きていた。
峠からは白鳥町が一望出来た。
だが、道には巨木が倒れ、草木が生い茂っていた。
道は残っているが自然に帰りつつある。
歴史を調べると、
室町時代に土岐頼遠が新田義貞勢を討ちに越前に行っている。
戦国時代には朝倉義景が郡上の篠脇城を攻めている。
明智光秀は斎藤義龍に敗れた後、一族を連れて峠を越えている。
織田信長の越前一向一揆では、郡上の遠藤氏が油坂で戦っている。
江戸時代に入り、郡上藩は越前69ケ村を領有している。
1821年、布屋酒造の原正勝が峠に清水を掘りあてている。
明治22年、人だけが通れるトンネルが中腹に掘られた。
昭和14年、トラック1台が通れる幅に拡幅。
昭和61年、中部縦貫道が開通して現在に至る。
この道は越前と美濃・飛騨を結ぶ主要道であったのだ。
ところが地元の人でも、これを知る人が少ない。
昔は峠を越えるのに半日は要しただろう。
今は、中部縦貫道開通で、数分で通過できる。
苦難の歴史を学び、後世に伝える必要はないだろうか?
頂上で清水を汲み、歴史に思いをはせた。
格好のハイキングコースでもある。
この道を媒体に越前との交流促進も考えられる。
こんな願いで“越美油坂会”は誕生した。
中部縦貫道全線開通も数年後である。
越美に古くて新しい歴史の誕生が見られそう。
スピード優先の時代にあえて、スローライフも視野に入れたい。
それが旧油坂峠である。
80ジジィ―の言う事じゃないかも知れないが。
言い出しっぺとして後へは引けなくなった。
                越美峠の 寅次郎
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2020年09月12日

「越佐春日神社」

 秋の例祭神事に参拝して来た。
郡上市白鳥町越佐の世帯数は現在50世帯である。
かつては越佐の上、中、下にそれぞれ神社があった。
上から別府氏、玉井氏、野田氏が各氏神を祀っていた。
それを昭和3年に部落の中程に統合し越佐神社と称した。
正式名称は“越佐春日神社”である。
春日神社と言えば、奈良の春日大社が総本山。
全国に1,000余りあると言う。
茨城県の鹿島神宮が親元である様だ。
茨城は女房の実家、まんざら他人とは思えない神社だ。
女房に聞けば、越佐にも女房の高校の後輩が嫁いできているとか。
因縁浅からぬものがありそうだ。
鹿島神宮は婚約時代に、女房の親父さんと共に参拝した。
“鹿島立ち”と言って、遠くに旅立つ時に参るとか。
親父さんは、娘が岐阜に嫁ぐ事で、ここに連れて来たのだ。
その時は親心も知らずに只参拝をしただけだった。
そのいわれの何たるかも知らずに・・・。
神事が終わり、宮司は訓話をされた。
昔の神社は総合文化センターの意味合いを持っていた。
娯楽もあり、学びの場でもあった。
相談事は総て、拝殿に座り込んで行われた。
神社を始め、イベントなどの段取りは総て拝殿で相談。
氏子間で何かあると、神社に集まり事を決した。
裁判所の役目迄果たしていたと言う。
その記録が、白鳥町の別の神社に残っていると言う。
昔の人の仕事は、総て土が絡んでいた。
その事から、仕事の仕は人偏に土と書くのである。
仕事の事も、もちろん、神社にて皆で決めた様だ。
コミュニティセンターの役目も果たしていたのだ。
最近は神事が終わっても、直会がない。
直会には酒が付き物で、車時代が、これを避けている。
本来、直会は大切なモノ、やるべしだと思った。
それは、神事などの段取りや反省などを語る場所がない。
話さなければ衰退するのみである。
直会の場で、伝統は語られ、引き継がれてゆくものだろう。
弁当に二合瓶のお神酒を頂いて帰っては、何も残らない。
オンラインだ、テレワークでは、真意は伝わらない。
お神酒を頂き、膝突合せ、口角泡を飛ばさなきゃ!
                 直会賛成派 寅次郎
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2020年09月10日

「郡上藩の飛び地」

 図書館開催の“おとなの学校”に行ってみた。
その狙い、モットーは、
“地域の人が、地位の人に、地域の事を伝える”
授業料なし、出入り自由(入学、退学自由)との事。
 実はこの春に、この学校の講師を頼まれた。
何故に、寅如き者が・・・。
昨年、伊勢湾台風60周年で、石碑を建てた。
風化しつつある大災害を忘れず、語り継ぐ目的で。
それと災害防止の啓蒙運動にとして。
TVの取材も受けた。
その時に、
“石碑を建てたからお終いではない、
これを教訓に、地域に活かすべきだ“
と大見得を切ってしまった。
そこに、講師の依頼を受けては、逃げは許されない。
“わかりました”と自信のない返事をしちゃった。
先日、別の授業を受けて来た。
どんなスタイルでやるのだろう?
下見的な意味合いで、席に着いた。
その日の演題が“越前における郡上藩の領地”だった。
講師は、徐元の造り酒屋の旦那であり、友達でもある。
この造り酒屋は、もともと越前の出である。
歴史的に由緒ある名家である。
受講生は30人余だったか、年配者が多い。
 郡上藩は宝暦年間に百姓一揆が勃発し、藩主金森家は改易された。
その後に、青山家が丹後宮津から入った。
その時の石高が、郡上郡が23,819石。
越前分が4,180石、合計≒48,000石である。
現在の大野市、勝山市、越前市、鯖江市等の一部分が郡上藩なのだ。
名は郡上藩であっても、越前の方が多いのである。
険しい油坂峠を越えて、何故、越前側が多かったのか?
大事な事の詳細を聞き漏らした。
今、我々は旧油坂峠の復活を願い、越美油坂会を結成した。
その中で、もっと歴史を探求してゆきたい。
興味深く、新しい事を学んだ。
 さて、次回、自分もこうした話が出来るだろうか?
彼は過去を語った、俺は近い将来を語ろう・・・。
大変参考になったが、逆に自信がなくなってきた。
安請け合いした事を悔やむ。
            インチキ講師 寅次郎
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2020年09月08日

「屈辱の4連敗」

 予報は曇りだと言うのに太陽がデカい顔している。
芝生の外野は悲惨だ。
下からの草いきれがムンムンと上がってくる。
大型の台風は九州で大荒れに荒れている。
だが、ここ各務原は無風状態。
まさに蒸し風呂!
年寄りの燻製が出来上がるかと思う程。
今日は各地から6チームが登場。
暑いね―とは言うが、えらいだの苦しい等とは言わない。
恐るべき年寄り軍団。
ここに來る奴は、コロナを恐れる風はない。
ところが恐れて来ない奴も居る。
本人は来たいのだが、大奥が許さないらしい。
コロナをお土産にもらってくると警戒する。
俺達を汚いものと思ってるらしい。
そのくせ自分は涼しい喫茶店でペチャクチャ駄弁ってる。
 今回も我がチームは10人しか集まらない。
その内、古稀メンバーが8人である。
これで勝とうと言うのだから虫がいい。
初戦は強豪、シルバー岐阜。
2点先行したが、直ぐに追いつかれた。
内容が悪い!
セカンド寅次郎がエラーで短い足を引っ張る!
俺のエラーが連鎖反応を起こし、みんなに伝染。
結局、逆転され5;11で逢えなく敗戦。
続いて二戦目。
二遊間に女性を入れて来た高山。
前に下呂で戦った時には女性が5人居た。
その時は、何故か惨敗だった。
色香に迷ったと反省会で酷評された。
ところが、今回もその癖は抜けていなかった。
打たれるは、こぼすは・・・いいとこなし!
恥ずかしき3;10の大惨敗。
今期、この2チームに4連敗!
まあ、古稀が主体じゃ、こんなものか?
バスの中で言い訳肴に、ビール飲み飲み帰って来た。
これだけ叩かれ、くたばっても反省会は盛会になる。
飲む力だけはキッチリ温存している。
          反省を笑顔でゴマカス 寅次郎
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torajiro0421 at 19:15|PermalinkComments(0) スポーツ 

2020年09月06日

「風吹き、雨降る」

 白鳥神社携わって7年が過ぎた。
いい加減に身を引くべきだとは思うがままならない。
後継者を育てる努力が足らない様だ。
振り返ると結構様々な事があった。
何とも図々しくもいい加減にやって来たものと赤面の至りだ。
ただ、やりたくてなったものではない!
強引に押しつけられたのは、衆目の知るところだ。
完全な被害者意識だった。
最初の2〜3年は訳も分からず突っ走った。
ただ前例に従うのみの事業消化。
面白くも何ともなかった。
二期目も上手く計られ、続投のはめに。
腹をくくった。
どうせやるなら面白おかしくやってやれ!
前例無視!ご意見ご無用!・・・我流、俺流で!
こう構えたら楽になった。
周りも見え、余裕も出て来た。
神社とは何か?
神様の存在有無は?
神髄に近づきだした・・・。
神社近くにシャーマン的な人が居る。
時折、俺に意見しに來る。
“我は天照なるぞっ!”
こう名乗ってから、お説教を始める。
神の声だと言うのだ。
昔、我が祖父が同じ様な事をやっていた。
半信半疑だった・・・今もだが。
一種の催眠術なのだろうか?
神社には様々な神事がある。
神事を始めると、突然、風が吹き出す時がある。
時には飾った御幣、お供物が倒れた事もあった。
神事が終わると、ウソのように風は収まる。
風だけでなく、雨も同じように、強く降りだす。
神事が終わると止む。
神事の時、総てではないが、時折これがある。
宮司も不思議だと言う。
神社の御神木、欅を切った時も突然雨が来たと言う。
神様は風や、雨に載り、降りてくるのか?
         シャーマンに近づく? 寅次郎
kaze

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torajiro0421 at 21:45|PermalinkComments(0) 宗教 

2020年09月04日

「孤 塁」

 双葉軍消防士たちの3・11
東日本大震災から9年以上過ぎた、今年の1月に発刊された本。
多くの事が風化しつつある中、
正直な所、今頃、何だろうと思った。
大震災の翌年(2012)門田隆将の“死の淵を見た男”が発刊。
それが今年の3月“fukushima50”として映画化された。
1Fで放射能と戦う50人の決死のノンフィクションだ。
多くの人の心を打った。
“孤塁”は同じように消防士を扱ったものか?
深く考えずに読み始めた。
ところが大きく違った、貴重な事実だ。
情報が全くない状況下で動かされる消防士。
次々に來る救助要請に休む暇なく動く。
消防士は人命救助と消火作業が本命。
原子炉が爆発する危険も省みず、消火に向かう。
消化じゃない、冷却迄やらされる。
“原発は絶対に事故は起きない”安全です!と教えられた。
ところが訓練で聞いていた事とはまるで違う事故現場。
十分な防護服もないままに、危険な放射能量の中に行かねばならない。
そこから帰ると、汚染ゴミ扱いされる。
死体の洗浄もやった。
その死体にはウジが沸いていた。
原子炉爆発現場に向かう隊員は死を覚悟したと言う。
特攻隊の心境で・・・。
遺書を書いた人も居た。
“今迄ありがとうね”と同僚につぶやいて向かった人もいた。
それはまさに、片道切符を握っての特攻隊員である。
家族の情報が届かない。
避難しているのか・・・? とすれば何処に?
肉親の生死すら判らない悲しすぎる状況。
それでも崇高な使命感だけで前に進んだと言う。
だが、報道されるのは自衛隊や東京のレスキュー隊ばかり。
地元の消防士は全く無視されていた。
余りにも理不尽で過酷な戦いであった。
事故後、数年の間に多くの職員がウツで休職している。
彼等消防士125人こそ、東日本を救った人達だ。
二度とあってならないと多くの人達は口にする。
でも国は、原発政策を進める方向だ。
便利さの為だけに・・・・。
             許されまい 寅次郎
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torajiro0421 at 18:48|PermalinkComments(0) 読書 

2020年09月02日

「心頭滅却すれば・・・」

 コロナ禍のうるさい中、5チームが集まった。
県シニアリーグ戦で岐阜、各務原、高山等から。
35度越えの厳しい残暑の中、投げ、打ち、走った!
今日はハイシニア戦で65歳以上の猛者老人達。
各チームがそれぞれ2試合を闘った。
試合前のウオーミングアップは念入りに30分程。
両軍はベンチ前で挨拶するのは三密防止。
試合前のシートノックは手抜きなしでみっちり!
ここ迄で、汗だくになる。
これがいいのだ!
これで体が楽になる。
汗を出し、水を入れる。
汗→水→汗→水→汗→・・・・・。
水をどれだけ飲んでも、トイレに行きたくはない。
全て汗で出てしまう。
ボケたのか?マヒしたのか暑さを感じない?
試合で緊張すると、更に暑さは関係ない!
これが心頭滅却状態なのだろうか?
このリーグ戦、今年から女性の参加が認められた。
我がチームに3人のヤングレディーが入団してきた。
これで年寄共は緊張してピリッ!とした。
何時もと動きが違う?
声も出る! 真剣に走る! 手抜きしない!
この日、何とノーエラー!
岐阜グレートベアーズに12:4で楽勝!
二戦目の相手・エンジェルスには10;1で完勝!
彼女達の一人は独身、二人は子持ちの主婦。
高校はソフト部で鍛えられ、今も別々のチームでやっている。
ソフト大好き人間! 明るい!
足も速い、肩も強い!プレーが俊敏である!
それに負けまいと、練習不足の年寄は猛ハッスル!
彼女達も正直驚いていた。
この歳で、ここ迄やれるのか、と。
彼女達も、手を抜く暇はなかった様だ。
反省会のビールは、まさに命の水!
この一瞬の為に、働いたのだ!
熱い頭に、燃えた胃袋に、極冷がしみ込む!
倒れるような軟な奴はいなかった!
           生きている! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) スポーツ