2021年09月

2021年09月30日

「御堂さん8」

 我が家は母の月命日にお寺様が来られる。
お経を上げていただいて、供養をしている。
その時、浄土真宗の月刊紙を頂く。
お寺に似合わない美人がほほ笑む表紙に惹かれる。
内容も左程、線香臭くなく、楽しく読める。
8月号は“まだまだ死ねない”が特集だった。
命の一大事は、死ぬ事である。
誰しも自分の命には限りがある事は知っている。
でも、死ねない理由を持って生きている。
自分勝手な理由を振りかざして。
今日とも知らず、明日とも知らす・・・。
その中で、有名人が語っていた。
間 寛平(お笑いタレント)
子供が困るようなもんを残さん様に断捨離中。
おかん名義の山が16カ所あるがどうしょうもない。
手続きは面倒やし、価値はないし・・・。
死ぬまでにはぎょうさんやることがりまっせ。
まだまだ死ねません。

我が家にも小さな山が3カ所あり手入れをしていない。
その場所すら怪しくなっている。
親が一生懸命残してくれたのに・・・。
みうらじゅん(イラストレーター)
人生って何も持たずに生まれて、
何も持たずに死んでゆくだけなんですよ。
でも、断捨離はしません。
死んだら、構わず処分してください。

自分も断捨離は出来ない。
此のモノ総てが、自分の人生だから。
モノで自分が楽しく生きてきたのだから。
処分は残った人のやる事でいいです。
大八木淳史(元ラグビー選手)
何かを残すより、生きて何をするかです。
ふと会いたくなった人が居たら会いに行きます。
先延ばしは、あえなくなるから。

自分も今迄、どれだけそれを味わって来た事か。
この3人の話しに、自分も同感した。
この年(81)になり、やる事が増えてきた感じだ。
この分では、未完成で終えてゆく気がする。
         のろまになって来たのか? 寅次郎
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2021年09月28日

「神社リニューアル」

 コロナ禍のせいで神社行事が出来ない。
最大の行事は秋祭りである。
神事に始まり、大神楽、浦安の舞、雅楽等の奉納。
時には、演芸会等も奉納する。
景品付餅投げ、飴投げ等もある。
多く人が神社に来られる。
そして祝儀も奉じられる。
お賽銭も上げられる。
神社はそれ等の浄財で護持運営が出来て行く。
この二年、それ等が満足に出来ていない。
小さな神社では、致命的である。
今年も大幅に縮小せざるを得なかった。
神社にまで国の補助は来ない。
知恵を絞らないと傾く。
クラウドファンデングと言う手もあるが・・・。
それ程アピールするモノもない。
身近な人に縋るしかない。
ボランティアで・・・。
窮すれば通ず・・・。
一昨年は、本殿の鞘堂を塗装し直した、
拝殿も洗濯して、一部塗り直した。
昨年は、常夜灯に灯りを灯した。
有料だったが玉垣の設置にも協力いただいた。
今年は古札を納める祠の塗装修繕をして頂いた。
かなり古い建物だったが見事に蘇った。
各家庭で祀られたお札や縁起物が納められる。
満杯になると、宮司にお祓いを受ける。
それを定期的に左義長で燃やしている。
様々なモノが入れられている。
御札や縁起物以外に、変わった物も入っている。
古くなった神棚あり、大きなダルマ等も。
中には、卓上の飾り物や、人形等も。
神棚に飾る、土器、花立、酒器等の不燃物もある。
驚いたのは、袱紗付きの箱に入った骨壺があった。
中を確かめると、骨が入っていた。
何と罰当たりな人だと、あきれ果てた。
この祠は美しくしないとゴミ捨て場と間違われる。
心ある人達のお陰で、何とか維持できている。
               ご加護あれ 寅次郎
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2021年09月26日

「どぶ板選挙」

 衆議院選挙が間近になって来た。
自民党の総裁=日本国総理の選挙も。
菅総理では選挙は勝てないと、自民が騒ぐ。
選挙は元来、党に投票するものではなかろう。
候補者個人に投票するもの。
党の顔が悪いと、当選できないと騒ぐ。
これは如何に自分に能力が無いかの証明だ。
党の顔が良かろうが悪かろうが、票は自分に來るモノ。
自分に力がないから、党の顔に頼るのだ。
こんな議員は早晩潰れる。
本当に強い人は、無所属で勝てる人だ。
それは候補者が国民一人一人と繋がっている証拠だ。
そこに党の顔などは刺身のツマ程度のものだ。
ここで思い出すのは中村喜四郎代議士。
彼はかつて田中角栄に見込まれた男だ。
若くして建設大臣になり、将来を嘱望された。
だが、建設汚職で逮捕、投獄の身になった。
取り調べには、黙秘を貫いた。
刑期を終えて、再度国会へ挑戦。
無所属で当選を果たした。
選挙で、一度も負けていない。
現在14期連続当選を果たしている。
自民党を離れて無所属にいた。
近年、想う所があり、立憲民主党に入った。
自民党の出鱈目ぶりが許せない。
自民党を倒す事が日本の為だと。
立憲に入り無役ながら、党改革を進めている。
最近、立憲の代議士の多くが、街頭に立っている。
これが一種のどぶ板選挙なのだ。
組織などに頼らず、自力で票をつかめ!と。
同じ党の小沢一郎も同じ戦法で勝ってきている。
そして今一つは野党共闘を進めている。
小異を捨てて大同につくべしと。
国民個々と繋がれば、政治の信頼も回復されるだろう。
地盤、看板、カバンと肩書に頼る世襲議員。
利益誘導のみで国民をだましている。
彼等は国民と乖離している。
マナコをカーッと見開く時ではなかろうか!?
             目を醒まそう! 寅次郎
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2021年09月24日

「うめ婆行状記」

 実に楽しい物語でした。
クスリと笑える、ほろりと涙腺が緩む。
時に、うめ婆のべらんめぇ啖呵にスカッとする。
江戸庶民の喜怒哀楽にすっかり溶け込んだ。
名もない人達の毎日が新鮮に感じる。
主人公は醤油問屋「伏見屋」の長女・うめ。
イヤイヤ乍ら北町奉行同心の霜降三太夫に嫁ぐ。
三太夫はうめに惚れていたが、先立つ。
夫が亡くなり、子供も独立した。
それを機にうめは念願の一人暮らしを始める。
武家屋敷で嫁、妻、母、祖母として役目を果たした。
“女三界に家無し”と言われる。
子供の時は親に、嫁げば夫に、老いれば子に従う。
女には、死ぬまで安住の地はない、との意。
残された人生は自分らしく生きたいと願った48歳。
今風に言えば、まだ女ざかり、とても婆ではない。
もとは町民で裕福な家の娘だったうめ。
嫁ぎ先の下っ端武家は貧しく窮屈だった。
そのまま死んだんでは、この世に苦労しに来ただけ。
実家近くに一軒家を借りて、一人暮らしが始まった。
隣の夫婦に梅の実の漬け方を習い、楽しく始まった。
ところが、実家の甥っ子に隠し子が発覚。
大騒動になるが一肌脱ぐ。
実家の義姉の錯乱で、うめさん大立ち回り。
甥・鉄平の結婚の相手は五つ年上の大年増。
親は大反対だが、年増娘は心優しい美人。
その子・鉄蔵がこまっしゃくれて、うめに懐く。
仲の良かった隣のきくさんが突然に逝っちゃう。
親類縁者の冠婚葬祭に巻き込まれながらもこなしてゆく。
その反動か、うめさん本人が倒れてしまう。
面倒見の良かったうめさんに皆が見舞う。
今でも、何処にでもあるような話だが生き生きと綴られる。
うめさんの気っ風と心意気が何とも清々しい。
うめは回復したが、著者・宇佐江さんは66であの世へ。
 我が母・花子も親父が66で亡くなり、独り住まいを望んだ。
希望を叶えてやり、自由気儘に余生を楽しんだ。
それを機に、嫁姑の争いは消えた。
母・花子は96迄長生きしたが、最後は痴呆だった。
            楽しい人生だったろうか 寅次郎
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2021年09月22日

「繋いだ!」

 19日は白鳥神社秋の例大祭だった。
予定の18日は台風の直撃で1日延期した。
19日は台風一過で素晴らしい秋晴れ。
夏の名残も強く、汗ばむ気温。
羽織袴の正装は汗びっしょり!
今年程悩んだ祭りはなかった。
最大の要因はコロナ。
7月の神社幹部会での結論は、
神事は縮小して行う。
浦安の舞は行わない。
従って、雅楽の演奏もなし。
最大のイベント大神楽は中止の結論。
この神楽は522年間続けられてきた。
過去には、断絶の危機もあった。
昭和20年8月15日終戦の年。
祭り等、相ならん!と言うお上からのお達し。
ところが9月に入り、許可が出た。
急遽、役者を集めたが戦死した人等が居て苦慮。
ろくな練習が出来なかったが、何とかやり通した。
 そして今年。
感染者が全国的に増えてきた。
感染は命に係わるとして、中止論が浮上。
伝統が大事か、命が大事かと話は二分された。
その会議では、止む無く中止が決議された。
但し、感染が低下すれば、少人数で奉納するとした。
一週間前、再度寄り合い、演ずることを決めた。
一部には不満もあったが、伝統を守る事に決した。
子供なしの、成人だけで編成された。
神事の始まる30分前に笛の音が境内に響いた。
この甲高い笛の音に感動が走った。
繋がった!
523回目が始まった!
本殿の前で二芝奉納された。
近くの人達が見に来て下すった。
こんな時にも関わらず、花もお神酒も届けられた。
記念写真には何時もの1/3の人数。
でも、みんなはやり切ったと言う表情。
その後、神事が厳かに奉じられた。
      来年はフルメンバーでやろうぞ! 寅次郎
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2021年09月20日

「秋葉神社」

 秋の例大祭、予定は18日だった。
だがこの日は、台風14号が直撃すると言う。
二日前に、延期を決めた。
翌19日に。
例大祭の急遽変更は前代未聞だった。
様々な支障が出た。
出席者、式次第、弁当、取材等々に。
でも、何とかやり切った。
18日の夕方には青空が覗いた。
花火は予定通り18日に打ち上げた。
いい花火だった!との声が届いた。
これで気分はお祭りモードに切り替わった。
19日 午前10時。
白鳥秋葉神社の大祭神事が始まった。
参加者は若干減ったが、無事に斎行できた。
終わりの挨拶には、何時も悩む。
毎年同じ事は言えない。
自分としてはこれが最後になるだろう・・・。
あまり知られていない事を学習的に話した。
秋葉神社は防火、火防りの神として存在する。
この神社も明治40年に白鳥の町が全焼した。
これを機に、建立された。
火から町を守るのが主眼であった。
秋葉神社の祭神はヒノカグツチの神。
この神はイザナギ・イザナミ夫婦の最後の子である。
母・イザナミから生まれ出る時、母の局部を焼いて出て来た。
これが元で、母・イザナミは黄泉の国へ。
ここから、イザナギ・イザナミ夫婦の悲劇が始まる。
方や、子のヒノカグツチは世の中に火を届けた。
これは照明や動力、耕しの原動力になる。
人間はこの恩恵に浴し、進歩発展を続けた。
秋葉神社は決して防火だけの神社ではない。
火を貴ぶ神社である。
先の五輪での聖火も全国で様々に採火された。
だが、秋葉神社での採火は聞かれなかった。
母の大事な局部を焼いた親不孝者である火の神。
火はそれ以上に大事なモノであると言いたいのだろうか?
火事のニュースを聞くとイザナミを思い出します。
              不遜であろうか? 寅次郎
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2021年09月17日

「ガッカリ」

 自民党の総裁選がかまびすしい。
今迄言って来た事が変って来た。
河野太郎は脱原発を叫んでいた。
総裁選に出馬したら、原発容認に変った。
岸田は森友加計を検証すると言っていた。
出馬後は、検証しないと断言。
何れも後ろで応援する大物先生の意見に合わせた。
国民の意見は無視である。
こんな事では、自民党は何も変わらない。
長老派閥の言いなりじゃねぇか。
東日本大震災から何も学んでいない。
既得権者の言いなりだ。
森友学園も臭いものには蓋をしてお終い。
今回自民党内で新しい風が吹き始めた。
“党内一新の会”なるモノが出来たらしい。
当選3回以内の若手が90人集まって。
ならば、この会から、新しいリーダーを出したらどうなんだ。
それぞれの派閥を脱藩して!
となりゃ劇的に変わる気がするが・・・。
坂本龍馬、高杉晋作的な男よ、出て来い!
90人となりゃ、一大派閥じゃないか。
ところが、そこまでの勇気はなさそうだ。
残念だ。
 今一つは野党の体たらく。
枝野は、アベノミクスを検証すると言う。
終わった事を検証してどうするのよ。
そんな事を国民は望んでいないよ。
どうしても言うのならエダノミクスでも出す事だ。
アベノミクスとはここが違うのだ!と
それよりも、モリカケを検証する方が大事だ。
これは終わっていないのだ。
臭いものに蓋をしただけで。
加えて、新しいポスターを見てガッカリした。
細かい文字がびっしり書かれているだけのモノ。
“変わろう”が立憲のスローガン。
成程、今までとは大きく変ってる。
これを見て、さすがは立憲民主党だ!と言うかい?
こんな頓珍漢では支持率等、伸びるはずがない。
             軍師は居ないのか? 寅次郎
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2021年09月15日

「又しても107」

 このところ94,95位で来ていた。Hcapは20である。
もう少しで勝てそうだ・・・。
隣の空き地でアプローチの練習をした。
ここでは、上手く出来る。
距離はこの歳では望めない。
小技勝負しか勝ち目はない。
己を知れば百戦危うからず。
戦いの常道である。
能書きは知っている。
現場で発揮できるかが問題だ。
Hcap11の奴と廻った。
前半の終盤までは互角できた。
このまま行けば、勝ちは俺のものだ!
残り3ホールにきた。
腹がへってきた・・・。
踏ん張りがきかなくなってきた。
途端に、グサッ!
ヤバッ!
二打目はトップでペチャ!
残り50ヤードの寄せ。
又してもグサッ!とショート。
20ヤードの寄せが残った。
これを寄せてワンパットでボギーだ。
コンパクトに打った・・・パチン!
パンチが入って大きくオーバー。
そこからスリーパットのトリプル!
8ホール目、長い上り坂のミドル。
当然力んだ。
当然飛ばない・・・。
3ウッドで挽回を狙う。
焦りは手打ちとなる・・・飛ばない。
又しても4オン、スリーパットのトリ。
9番、ここをうまく行けばまだ望みはある。
終われば昼飯だ!
生ビールがチラつく・・・。
パットが入らない! 結局トリプル。
上り3ホール、全部7・7・7.
今日はパチンコの日だったのか?
         アンラッキーセブンの 寅次郎
Dgujyo

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torajiro0421 at 19:55|PermalinkComments(0) スポーツ 

2021年09月13日

「再質問」

 総理の記者会見。
小学生低学年の学芸会以下だ。
質問事項はあらかじめ示されている様だ。
それに対する、答弁書は出来ている。
どうやら役人が創る様だ。
それを読み上げるだけ。
感情のかの字も、気持ちのきの字も入っていない。
挙句に答弁に対する再質問は許されないらしい。
バカヤローだ・・・。
意味が解らない答弁だから、聞きたいのだ。
それを許さない!
何故だ!
時間の節約か?
否 ぼろが出るからだ。
こんな記者会見に何の意味があるのか?
公共電波の無駄使いだ。
それでも何か目新しい事があるだろうとチャンネルを合わせる。
無表情なおじさんがパクパクしてるだけだ。
それをさも大事そうに取り上げるテレビ・・・。
NHKさんも民意が解っていない。
こんなの、誰も最後まで見ないよ。
再質問は何故許されないのですか?
そうゆう質問から始めて見なよ、記者さん達。
イロハのイが抜けてるんだよ、記者さん。
イロハのハが抜けるとイロだけになるけど・・・。
この方が楽しいけどね・・・脱線。
自民党総裁選がかまびすしくなってきた。
脱原発を叫んだ男は再稼働に切り替えた。
森友加計を再調査すると言った男は、しないと言い出した。
サナエミクスについては呆れた忖度女。
こんなのが日本のトップになるの?
党風一新の会なる塊を若手が作った。
何故、その中から、候補を出さないんだよ。
出てくりゃ、応援するぜ!
所詮は外野で吠えてるだけの青二才か?
再質問を許さずして、丁寧な説明を致します?
丁寧が聞いて呆れるよ。
再質問しても殺されぁしねぇだろう。
         記者さん頑張れ! 寅次郎
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2021年09月11日

「月下美人」

 H家で今夜咲くので見においでと電話。
夜の9時頃に行くと咲いていた。
始めて見た!
その純白に息をのむ。
この夜は、小雨が降り、月下とは行かなかった。
暗闇の中、小雨に光る純白は一段と艶やか。
白衣の天使が小雨にしっぽり濡れた感じ。
神聖な感じもするが、怪しげな色気もはなっている。
かぐわしき香りがそうさせるのか?
花びらにのった水滴は真珠を散りばめた様。
花の中央部がホールになっている。
そこに黄色の雄しべが沢山と、クラゲの様に広がった雌しべが一個。
それを受粉させるのが、コウモリだと言う。
花の怪しげな香りがコウモリを引き付けるらしい。
夜行性が夜行性を呼ぶのである。
神秘的と言うか、エロチックでもある。
原産地は熱帯雨林のメキシコとの事。
陽気で美男美女が多い国と言われる。
美しいのが共通項か?
昭和天皇が台湾でこの花と出会って見惚れた。
名を知らなかったが、月下美人と命名したとの事。
何故、一夜限りの命なのだろう?
一夜で消える命なので、力一杯咲き誇るのか?
明日も、明後日も、更にその先も咲いていれば、人は飽くのか?
美人薄命と言われる。
潔いともいえる。
一瞬に生きるから美しいのか?
何時までも美しいのは飽きる?
我が女房に似ている?
女の顔も、少しアンバランスだと味が出て来る?
我が女房と同じだ?
・・・どっちなんだよ!
やがて80に近づくから、後者なのかな?
あんなに美しく咲いた花が一夜で消えるのか?
翌日、確認に行った。
昨夜の輝きが、まるで夢だったのか如く、萎れていた。
一夜の命・・・花火に似ている。
人類の歴史から見れば、我々の100年足らずもかくの如きか?
              ボーと生きてんじゃねぇよ! 寅次郎
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torajiro0421 at 20:25|PermalinkComments(0) 植物 

2021年09月09日

「為真白山神社」

 秋の例祭神事に出席した。
すでに立秋は過ぎたが、残暑は厳しい。
一昨年から、白鳥六地区の代表と言う立場。
神社本庁からの幣帛料を届けるのが仕事。
一応、献幣使と言う役目らしい。
来賓トップの席に座らねばならない。
緊張する・・・。
当神社は、8月23日が縁日として定められている。
数年に一回は大神楽や演芸会が奉納される。
これ等もコロナで出来ない状態。
この神社には、東西会と言う組織がある。
それが神楽や演芸奉納の実戦部隊らしい。
為真神社を敬い、護持運営に寄与する。
任期などはなくて、気力がある限りの様である。
この人達によって、風習、伝統は守られてゆく。
いい団体だと思う。
任期で縛られと、伝統風習が薄れがちになる。
今日の神事にも参加されて、玉櫛を上げられていた。
神社は元来、これが本当の姿の様に思える。
それが出来ないから、強制任期に頼っているのが現実。
当神社の総代さんは5人とお見受けした。
それぞれが裃、袴姿に威儀を正し、神饌等をやられた。
裃に の家紋が見られた。
珍しいので、その言われを伺ったが解らなかった。
拝殿の屋根にも付いている。
神社の法被にも付いている。
 文献によると
南北朝時代、この一文字をカタキナシ即ち無敵と解釈。
そんな事で多くの武将が用いたらしい。
叉、この一文字をカツと読ませていた。
土佐藩主・山之内一豊はカツトヨらしい。
那須与一もこの紋らしい。
馬に関係しているとも言うが詳細は不明。
これらに為真が関係している節が伺えない。
今、地元の人達は誰も知らない感じ。
知っていた古老達は語らずに逝ってしまった様だ。
為真神社を語る立派な本の表紙が である。
何か特別な思いがあるに違いない。
                知りたい! 寅次郎
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torajiro0421 at 20:20|PermalinkComments(0) 宗教 

2021年09月07日

「帰 郷」

 またしても浅田次郎に心揺さぶられた。
戦争で奇跡的に生延びて帰ったが・・・。
其処には残酷な現実が待っていた。
 その粗筋は、
信州松本出身の古越庄一二等兵の部隊はテニアン島で玉砕した。
だが彼はジャングルを彷徨い、九死に一生を得た。
そして夢にまで見た日本に帰り着いた。
故郷松本駅で、親類の三郎に出会った。
三郎は庄一に、家に帰るな!と言う。
お前は玉砕して、葬式迄済んでいると・・・。
庄一はそのまま新宿に舞い戻った。
あてどなく彷徨っている時、一人の娼婦に出会った。
女を抱きたくなった訳ではないが、声を掛けた。
一晩ゆっくりと俺の話を聞いてくれないか、と。
金を渡したら、女は手を引いて宿に向かった。
男は語った・・・。
男は故郷に、女房と二人の女の幼子がいた。
逢いたさ一心で必死に生きて帰って来た。
ところが、自分の葬式は終わっていた。
愛する女房は、弟と再婚した。
腹には、弟の子を宿していた。
親戚の三郎は、それを語り、庄一の帰りを止めた。
いくばくかの金を庄一に握らせ、追い返した。
そして街灯の下であなたに出会ったのだ、と。
これを自分一人の胸に仕舞い切れなかった、と。
最近、この界隈で帰還兵が娼婦と無理心中をした。
この男も、私にそれを迫るのか?と娼婦は思った。
娼婦は、どうでもいいと言う心境になった。
庄一は娼婦に頼みがあると言った。
一緒に死んでくれ・・・ではなく、一緒に生きてくれ!と。
娼婦は、庄一にひしっと抱きしめられ戸惑った。
悲しいんだか、嬉しいんだか、わからなくなった
娼婦は必死にしがみついた・・・。
現実にも、これに近い話は多くあった様だ。
帰還兵も娼婦も戦争の犠牲者だ。
そして送り出した人達もつらい人生を送った
純粋な国民を、戦争が引き裂いた過酷な運命・・・。
忘れてはなるまい。
          三度読んだ 寅次郎
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2021年09月05日

「やぶ医者」

 “死ぬこと以外はかすり傷”
これを、前回は書いた。
そうあるべきだ!と自分にも言い聞かせた。
最近、膝の裏に湿疹ができた。
買い薬を適当に擦り込んだが治らない。
広がる一方だ。
変な所で感染が拡大を始めた。
かゆい・・・。
何のこれしき、かすり傷だ!と思えど・・・。
たまらず、医者の門を叩いた。
原因不明?
兎に角、塗り薬と飲み薬を処方された。
五日過ぎても良くならない。
反対側まで感染したのか、痒い!
又しても、たまらずに医院へ。
先生の傍でズボンを捲し上げた。
わしから、もっと離れろ!と言う。
俺をばい菌扱いだ。
視診だけで、同じ薬を出すから続けろ、と言う。
視ただけで触りもせず、解るのかよ?
薬を塗って、包帯をしてくれるのかと思った。
はい、それでは・・・と言う。
塗って下さいと言ったら、
自分で出来るだろう!・・・だと。
早く出て行けと、言わぬばかりの言い草。
この野郎!と心で叫んだ。
藁おもすがるつもりで来たのに・・・。
この日は、土曜日で、混んでいた。
早く済ませて、ゴルフにでも行きたいのか?
つれない診察に怒り心頭!
二度とこんな所に来るもんか!
癇癪が起きると、患部が余計に痒くなる。
かすり傷だ!と言い聞かせても、治まらない。
家で女房に手伝ってもらい薬を塗った。
膝の裏だから、自分じゃ見えねぇんだ。
それから二日したら、大分良くなってきた。
怒りも少し収まって来た。
奴は藪じゃなかったのか?
            早とちりの 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 健康 

2021年09月03日

「コロナの余波」

 何も出来ない非常事態宣言下。
ライフワーク的に続いているモノは
ソフトボールのリーグ戦。
神社の護持運営。
この二つは、役を仰せつかり程々忙しい。
だがこのコロナで、二つとも止まってしまった。
ソフトボールはほぼ毎週、試合がある。
その度に、マイクロバスで遠征する。
試合に関する事を、ホームページに掲載する。
組合せ、試合結果、試合中の写真もUPする。
神社は年間スケジュールが決められている。
具体的計画の案内、準備、実施、片付け等々。
総代の皆さんと汗をかく。
覚える事より忘れる事が多くなったお歳頃。
“しまった!”の回数が多くなる。
この二つが、90%止まった。
コロナのせいと言うか、お陰と言うか・・・。
時間にゆとりが出来た。
自分の事が出来る。
80を過ぎ、自分の総括を始めた。
今迄の生き様を振り返ってみようと。
旧い資料探し、写真探し等々。
時間がかかるが、意外と楽しい。
恋文が出てくる、写真も出てくる・・・
女房には見せられそうもないものも・・・。。
これ等は俺が旅立ってから見てもらおうか?
いやいや、捨ててしまった方がいいか?
この期に及んで悩みが出て来た。
愉快な悩みとでも言えようか?
女房の怒る様をあの世から見ていようか。
 一方、ソフトの中止は運動不足になる。
筋肉が落ち、下腹部が出てくる。
背は丸くなり、美人を見ても反応が鈍い。
老化、痴呆の神様がうろつきだした。
コロナは人の生き様を変えつつある。
世の中はどう変わるのか?
腐った自民党もこの際、変わるといい。
今が維新だ!
       青天を衝く! 渋沢・寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2021年09月01日

「選挙近し」

 今井代議士の選挙対策会議に出席した。
藤井代議士の引退で、政治は卒業した積もりでいた。
政治家の生き様を見てきたが、終盤は淋しかった。
淋しくなった原因は小泉郵政からだった。
奴に反発して、総裁選も戦った。
だが、それに敗れてからは、不安定になった。
自民党も飛び出して、真正保守を謳ったが負けた。
その時に、政治家に係るのを卒業した。
あれから10年以上も過ぎた。
今度は野党の若手政治家から、声がかかって来た。
老いぼれの出る幕じゃないとお断りしてきた。
この人とも、10年前からの接点はあった。
自分の関わるイベントにはよく来て頂いた。
その奥様も、アナウンサー時代に世話になった。
何だか逃げ切れない雰囲気に引きずり込まれた。
それに、彼の国会論戦を聞いていると、頼もしい。
森友・加計学園疑惑加盟チームの座長で奮闘した。
強権で逃げ切る政府自民党。
上層部にモノ言えぬ自民党。
忖度で生き残りを図る自民党議員達。
利権のみしか考えない自民党議員達。
世襲議員が多く、質の低下は明らかだ。
議員に就職すると言う感覚だ。
こんな自民に愛想が尽きた。
10年前に自分も自民党員を辞めた。
野党もだらしがない。
徹底追及が出来ない。
生き残りの離散集合ばかり。
二大政党制など夢のまた夢だ。
そんな中で、今井雅人に光るものを感じた。
今度の選挙こそ地方区で勝とう!と懸命だ。
過去の推移を見ても、勝てそうな域に近づいて来た。
強固な保守地盤に風穴を開けよう!
時代を変えよう!
藤井は組織選挙で楽だった。
だが、今井はどぶ板選挙で予断を許さない。
今、本人は街頭に立ち続けている。
日焼けして真っ黒だ!
          勝つ資格がある! 寅次郎
sentai

suga5

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torajiro0421 at 21:41|PermalinkComments(0) 政治