2022年05月

2022年05月30日

「さのさ節」

 親友が書籍を出した。
彼のライフワークの一つだろう。
題名は“さのさ節考”
数年前に初版を出している。
今回は改訂版とて倍の厚さになった。
彼の趣味の一つにウオーキングがある。
全国津々浦々の大会に出かけている。
さのさ節も各地の大会の産物とも言える。
常に、さのさのアンテナを張っている。
五島列島の大会に行き、五島さのさに出会った。
五島がさのさ発祥の地だと知る。
愚生も数年前に五島列島に遊んだ。
ノーアンテナの俺には電波は届かない。
帰って来てから彼に教わった。
知って入ればなー・・・。
本場で郡上のさのさでも歌ったのに・・・。
教養の差とでも言うのでしょうか?
漫然とした物見遊山では、何も残らない。
 さのさ節は小学校の頃に覚えた?
オヤジは酒を飲むと必ず歌って帰って来た。
家が近くなると声が一段と大きくなる。
宴会では必ず歌われた。
昔の宴会は手拍子でアカペラである。
歌の取り合いである。
相手が歌合い終わる寸前に、こちらが歌い始める。
勢いよく歌い出さないと、他の人に取られてしまう。
まさに歌合戦である。
さのさ節、草津節、源助さん、古代尽、等が人気だった。
歌詞はそれぞれ沢山ある。
故に延々と続けられるのだ。
歌うのは男ばかりじゃない。
酔うほどに、歌詞はHなものが出てくる。
女性も負けずに、きわどく歌う!
男女の性が楽しく歌い上げられる。
まさに男女同権!
カラオケの出現で、貴重な文化がほぼ消えた。
今回の本で、昔を懐かしく思い出した。
こうゆう宴会の復活がしてみたい。
           飲める内、唄える内に 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2022年05月28日

「夏スタイル」

 緑が濃くなってきた。
ドウダンは花を落とし新芽が伸び出した。
勢いを感じる。
だが、美しさが薄れて行く。
この時期が剪定時だとモノの本は言う。
伸び放題にしておくとだらしなく見える。
道路脇の垣根は人様が見て行く。
あそこのオヤジは何もしないのか?
休みなるとソフトの試合ばかりに出かけて。
カカは着物を着て踊ってばかり・・・。
人様は碌な事を言わない。
よけいなお世話だ!
と思っても気分は良くない。
よし、やってやろうじゃねぇか!
臨時庭師が動き出した。
程よく刈ったと思ったがクレーム。
もっと大胆に刈り込みなれ!とカカの声。
るせぇ!余計なお世話だ!
と思ったら、近所の人が見ていた。
もう少し刈り込んだ方がいいよとカカの味方。
あの野郎、カカの肩もちゃぁがって!
怪しいんじゃねぇのか?
チクショー!と思いつつ、思いっきりカット!
スポーツ刈に仕上げた。
終わったらカカは言う。
オトウサン、もっと刈りなさいよ、と。
バカ野郎、これ以上刈ったら坊主になっちまうがな。
何ってんのよ、お父さんの頭よ。
言われてみりゃ、ここも伸び放題だった。
このひと月、コロナ騒動で床屋にも行かなかった。
髭も剃らなかった。
むさ苦しいー、人に笑われるよ!だって。
ソフトやるスポーツマンなら、スカッとしなれ!だと。
チクショー!4,000円握って床屋へ走った!
坊主にしてくれ!とは言えなかったが・・・。
かなり大胆にカットした。
病み上がりらしくない様に・・・。
明日は久々にソフトの遠征試合だ。
                夏よ来い! 寅次郎
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torajiro0421 at 21:44|PermalinkComments(0) 植物 

2022年05月26日

「パレートの誤算」

 又しても柚木裕子に眠らせてもらえなかった。
彼女はドンドン攻めて來る。
あの手この手で・・・寝させない。
嬉しいような、怖い様な・・・。
解っていても、止まらない、泊まらない。
これは興奮剤だ。
おれの読書は睡眠剤代わりなのに・・・。
 読み始めた時は眠くなった。
困窮者が生活保護を受ける話。
本当に困っている人達ならいいが・・・。
不正でなくても、すぐギャンブルや風俗に使う。
更生させるのは難しい。
不正受給者はかなり多くいる。
舞台は釜ヶ崎あたりが想像される。
半ば無法地帯。
ここにヤクザが絡んでくる。
貧困ビジネスが横行する。
暗い話は、夜には適さない。
でも我慢して読んでいた。
1/3過ぎたあたりから、目が冴えて来た。
裕子の攻めが始まる。
真面目なケースワーカー山川が殺される。
その後釜に、新人職員・聡美が当てられる。
先輩小野寺と取り組むが次々と疑念が生じる。
警察に情報を流しながら、共に闘ってゆく。
余りの複雑さに、尊敬する山川や小野寺まで疑う。
最後はヤクザに拉致されて、殺される寸前まで。
生活保護不正受給は現実問題。
これは勉強になった。
だがこれの解決方法はフィクション。
ややオーバーな大捕り物。
ハラハラと眠れなかったが、やや消化不良。
絶体絶命の時に鞍馬天狗が登場した。
社会ミステリーが娯楽作品で終わった感じ。
パレートの法則は概略知っている。
だがこの小説の何処が誤算なのか?
題名の意味が理解出来なままに終わった。
でも面白く読んだ。
            睡眠不足の 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 読書 

2022年05月24日

「病み上りのソフト」

 コロナで一ヶ月ソフトから遠ざかった。
入院もして、運動が出来なかった。
この歳で一ヶ月何もやらないと辛い。
筋力の衰えは早い。
鍛えるのは時間がかかるけれど。
維持するのが難しい年寄りである。
このブランクは果たしてどう出るか?
一ヵ月ぶりでグランドに立った。
今日はスーパーシニア(古稀)戦である。
開場は中津川で2時間はかかる。
朝、6時に自宅を飛び出した。
今日は総勢で12名が参加してきた。
無理をせず控えに居ようと思ったが・・・。
監督は2番、ファーストで先発を組んだ。
やるっきゃない!
駄目んなりゃ控えはいるから・・・。
先頭打者がセンター前ヒット!
病み上りには当然送りバントかと思ったが打てのサイン。
一球目ボール、二球目も打てのサイン。
俺はサインを無視して、ピッチャー前にバント。
ピッチャーはすかさずセカンドへ送球。
これが逸れてセンターへ!
ランナーはすかさず3塁へ、俺も2塁へセーフ!
打順はクリーナップへ。
ここで2点を先制して後半へ。
結局3;0で可児シニアに先勝!
病み上りの消極戦法が勝利に結びついた。
監督は何も言わなかった?
二戦目は地元中津川シニア。
若い女子選手が三遊間を守り、2番3番に座った。
1回表、四球で出塁して、2点を先制した。
その裏、1塁塁審のミスジャッジで流れが変わってしまった。
本来なら、それがアウトで0点の筈だった。
それが一挙に7点を取られてしまった。
その先は腐った負の連鎖、救いようがなかった。
結局3;16で完敗!
帰りのバスはヤケクソの宴会になってしまった。
俺としては2試合何とか出場出来た事に感謝だった。
          心地良い疲労にビールが滲みた 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) スポーツ 

2022年05月22日

「カラスに負けた」

 今年2回目のゴルフ。
コロナを卒業して心機一転!
目標、ボギーペースの90。
遅刻で朝のパッテング練習はなし。
緊張の第一打はGood!
ところが2打目からメロメロ、何と7打。
パッテングしてたらカラスが来た。
カートにはパンとバナナが積んである。
奴はパンをくわた。
急いでクラブで脅したが・・・。
奴は悠々と山の中腹へ逃げた。
これは後半にへばらないように準備したもの。
前途に暗雲を感じる。
白山連峰には残雪が光っている。
気分を取り直してパー、パーと立ち直った。
前半は目標の45!合格!
昼食は勝つためにカツカレー!
午後の第一打もGood!
ところが2打目からメロメロ・・・。
前半と全く同じパターンで、7打。
ところが、ここにはカラスが居なかった。
カラスにプレゼントはなかった。
そのせいか、立ち直れない?
ダボ、トリ、ボギーとパーが来ない。
挙句に次のロングでは何と10打!
万事は休した!
キリストは曰く。
“与えよ、されば与えられん!”と。
前半はカラスに与えたが後半はなかった。
神は欲張りには微笑まない。
何と目標を10打越えてしまった。
終わって気が付いたが、カートに防御はしてあった。
カラスにさらわれない様にビニールカバーがあった。
ゴルフに集中して?全然気が付かなかった。
と言うか余裕がなかったのか?
まさかゴルフにカラスが敵だとは思わなかった。
カラスのキョエが頭に浮かんだ。
“ボーと生きてんじゃねぇよ!” 
            カツカレーも不発 寅次郎
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torajiro0421 at 20:23|PermalinkComments(0) スポーツ 

2022年05月20日

「朽ちないサクラ」

 凡人には警察組織が解らない。
親しいのは交番のお巡りさん。
我々庶民の味方。
比較的、若い人が多いと思うが?
出世するためのスタート台?
年配者には出世しない人が多い?
我々の親しい交番はこんな風に映るが?
問題が起きると本署から刑事が来る。
刑事はおっかないイメージ。
交通取り締まりは、憎らしい人達。
これが俺の抱く警察。
次に検察。
これがよく分からない。
警察は犯人を逮捕する。
そして48時間以内に検察に渡す。
検察は独自に捜査して裁判にかけるか否かを決める、
各地方に検察庁がある。
されば刑事警察と公安警察とは?
刑事警察は民間人の犯罪を取り締まる。
公安警察は日本の治安維持や予防、取り締まりを行う。
何とも、多岐にわたり複雑だ。
基礎的にこの程度が解らないと柚木作品は読めない。
 そこで“朽ちないサクラ”
警察は被害届を受理せず慰安旅行に行く。
女性はストーカーに殺され、世間は警察を叩く。
慰安旅行を内部告発したと疑われて千佳は自殺?
不審に思った親友・泉が追及を始める。
千佳が連絡を取っていた女性も謎の死を遂げる。
被害届を上司に言われ受理しなかった職員も辞職。
そこにオウム真理教を模した事件が勃発。
公安警察が動き出す。サクラとは公安の隠語。
理不尽な大きな組織に個人が押しつぶされてゆく。
一個人が殺されても、国家の安全が保たれるなら?
公安幹部の理論がまかり通る組織。
結局、それに立てつく奴は外されてゆく。
出世しない人が地方の交番に来るのか?
この人達こそが、正義の味方だ!
だから交番のお巡りさんは優しいのか・・・。
            ノンキャリ主義者 寅次郎
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torajiro0421 at 19:57|PermalinkComments(0) 読書 

2022年05月18日

「病院でNET」

「病院でNET」
 自慢じゃないが毎年入院している。
大病じゃないのでせいぜい一週間位だ。
それでも、昨今の入院は孤独である。
コロナで面会謝絶だから。
寝る、喰う、出す、TV、読書しかない。
NETが繋がらないから淋しい。
ブログはUP出来ない。
昔はPCを持ち込んで書き溜めた。
詳しくは解らないが電波が混乱するらしい。
精密機械に支障が出ると聞いた。
天下の岐阜大学病院でも駄目だった。
患者の気持ちなど汲んではいない。
やる気がないのだと感じた。
こう思ったのは俺一人じゃなかった。
ある有名入院患者から声が上がった。
それが新聞記事となり拡がった。
病院側もようやくその気になった。
時は今、コロナで患者は孤独だ。
精神面のケアが叫ばれる。
でも田舎の病院じゃ無理だろうと思った。
だが、思いは違った。
WiFiで繋げられる。
病院が繋がる様にしてくれていた。
病室にIDとPWが張り出されていた。
万歳を叫びたいくらいだった。
これでブログも発信できる。
早速、心境を書き始めた。
だが、コロナ感染を宣伝するバカはいない様だ。
世間様は極力伏せている感じ。
でも俺は何も悪い事はしてないよ?
何で隠さなきゃいけないの?
ブログを読んだってうつる訳じゃないよ?
俺は隔離されているんだし・・・。
少し悩んだけれど書くことにした。
これを読めば感染防止にもなる?
罹患者は稀少価値だ?
自分の人生に残しておこうと。
反応は鈍い・・・。
         警戒しているようだ 寅次郎
net

sinbun280

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torajiro0421 at 19:34|PermalinkComments(0) 独り言 

2022年05月16日

「未体験ゾーン」

 結婚して55年になる。
この年にして、二人共初めての経験だ。
ツインベットの部屋に一日中、一緒にいる。
片時も離れない・・・離れられない?
トイレの時以外は。
それが、もう四日も続いている。
新婚旅行の時は一週間くらい続いた。
だがその時は、一つの部屋ではなかった。
楽しく二人の旅だった。
だが今回は楽しくない、監禁だ。
食って、寝て、出すだけのサイクル。
TVはあるが、見る気がしない。
せいぜいニュースを見るくらい。
じっくり見ていると何とくだらないと思う。
似た様な事の繰り返しだ。
何でこんな事になってしまったの?
何も悪いことはしていないのに・・・。
女房の会話は、愚痴の繰り返し。
何回でも同じことを言う。
痴ほうの始まり・・・?
こんな刺激のない状態では、ボケるのが心配だ。
55年前はそばにいるだけで刺激だったのに・・・
あれから55年・・・きみまろは言う。
邪魔なだけ!と。
ホテル入院と言うのもある。
何となくいいなー・・・と感じたが、とんでもない。
若い二人ならいいだろうが。
上げ膳、据え膳、子作りも出来るし・・・。
愚痴ってもしょうがない、と開き直った。
長い人生の中で、こんな経験は滅多に出来ない。
俺が発症した日は、郡上で8人だった。
0,02%で選ばれたんだ、銀行金利より低い確率で。
折角狭き門で選ばれたのだ、何かせにゃ・・・。
そうだ、小説を書こう!
題は「コロナとプーチン」
国連は何もしないからコロナが自ら乗り出してきた。
ゼレンスキーはコロナと二人でクレムリンに乗り込んだ。
日本からは、志村けんが応援に駆け付けた!
           ノーベル平和賞を狙う 寅次郎
syokuji

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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2022年05月14日

「監禁の一日」

 窓にブラインドがないので朝は早く明ける。
5時半頃、目が覚める。
やることもないので惰眠を貪る。
TVニュース。
ウクライナと知床半島と山梨の子供失踪事件。
何れも、解決へと進まない。
気の毒と言うしかない。
外は天気のいいゴールデンウイークだと言うのに。
TVと俺達はブルーウイークだ。
何も悪いことをした覚えはないのに・・・。
ウクライナも知床も山梨も犠牲者は悪くない。
世の中、理不尽だ。
6時半、トイレを済ませてスッキリ!
柔軟体操!
7時に合羽を着たお姉さんが二人で来る。
マスクしてフェスガードしてるから、別嬪が解らない?
合羽のお姉さんを見ると俺たちはやはり汚れているんだなー。
でも彼女達は気さくで、いろいろと話してくれる。
仕事だけしてそそくさと出て行くことはない。
このコロナ病棟は、一時30人以上入っていたらしい。
中には重症者もいたし、亡くなった人もいたと言う。
今は10人位で、忙しくありませんとも。
このGWが終わると一気に増えるかもねー、と。
俺達を決してばい菌扱いはしない。
体温、血圧、酸素量、心電図等をチェック。
これを朝昼晩と3回。
この時だけが、外部の人との接点だ。
用事のある時は、インターフォンである。
チエックが終わるとごはん。
これがお世辞にも美味いとは言えない。
塩気が薄いどころか、ナイのだ。
塩か醤油を持ち込むんだった。
カロリーも低い感じだ。
これじゃコロナに勝てそうにない。
菓子やジュースは娘が沢山買い込んでくれた。
でもこれじゃ満腹感は得られない。
何でも買ってきてあげますよ、と姉さんは言ってくれる。
小さな声で“缶ビール”と言ってみた。
                メッ! 寅次郎
kensa

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torajiro0421 at 20:14|PermalinkComments(0) 健康 

2022年05月12日

「ついに来た!」

 明日、保健所へPCR検査の予定だった。
ところが近くの病院で今日出来ることになった。
理由は、咳が出ていて疑わしいからと言う。
医者に疑われちゃしかたがねぇ。
早い方がいいだろうと、病院に向かった。
病院内に入るな!と言う。
病院の駐車場で待て!の指示。
程なくして、合羽を着たお姉さんが来た。
窓を開けろと言う。
動くな!正面を向け!
いきなり、綿棒の長いのを鼻に突っ込んできた。
グルグルッと2,3回回して、ハイ終わり。
イテェッ!と言う暇がなかった。
20分後に結果が出ますので、と去った。
20分後に電話が来た、陽性です!
今からは外出禁止です!
保健所から指示が来ますので待機してください。
ついに赤紙が来た!
入院か? 自宅療養か?
その後、保健所から電話でさんざん聞かれた。
電話による事情聴取である。
これ如何で、この先の処分が決まるようだ。
この期に及んで格好つけることはない。
正直に吐いた。
向こうにも都合があるようだ。
入院のベッドの空き具合など・・・。
かなり時間を要したが、自宅療養と相成った。
自分達の望んだ形になり、やれやれ。
 翌日になった。
どう変わったのか、急遽入院する事に変更された。
それも、遠く離れた関市の中濃病院へ。
身の回りの物を持って、娘に送ってもらい出頭。
合羽を着たお姉さんが愛想よく迎えてくれた。
モノにあまり触らないでね・・・。
怖がらなくてもいいですよ!・・・と。
所定の検査を受けて、合格もくそもない。
ツインベットの部屋に収監された。
この先一週間、ここを一歩たりとも出られない。
               囚人となった 寅次郎
koronasitu

PCR

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torajiro0421 at 19:41|PermalinkComments(0) 健康 

2022年05月10日

「コロナ接近」

 今後の為に、あえてその顛末を書く事にした。
その日、小2の外孫が突然高熱に襲われた。
即、病院に行き検査した結果はコロナ陽性の判定。
一昨日、我が家にお泊り。
ジジババに挟まれて、川状態でおねんね。
翌日は自分ちで、元気していた。
一方、バーバは昨日の朝頃から咳が出始めた。
熱はなく、今朝も小学生登校見守隊に出ていた。
9時頃から、体がだるいと言い出し、床にはいる。
これも何だか突発的だ。
午後、娘が来てくれて、一緒に病院へ。
結果はコロナ陽性の判定。
 さて、いよいよ俺である。
実は4日前から、咽に痛みが出て時折咳き込んだ。
空咳で痰は出ない。
体温は正常。
体にだるさもない。
ただ、時によりやたらと鼻水は出る。
食欲はある、味覚、嗅覚も正常。
一日おきの晩酌の味も正常?
単なる風邪かな?
卵酒を飲んで汗を出したら、少し楽になった。
これ以上、悪くはならないだろう。
と言うことで、医者の門は叩かず。
今日はそろそろ全快するかな?と思う程に回復。
そんな時に今朝から、一番身近な二人が陽性判定!
動揺が走る!
俺も医者に行っておけばよかったのか?
俺は陰性なのか?陽性なのか?
発症元が解らない?
病院から連絡が来た。
濃厚接触者全員6人。
明後日、保健所でPCR検査をやるとのこと。
ジタバタしてもしょうがねぇ。
それにすべてを委ねることにした。
そしてこの先一週間、外出禁止!
自宅軟禁の刑が下された。
悲惨なゴールデンウイークになった。
             病気になりそうだ? 寅次郎
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2022年05月08日

「退 院」

 正直言って随分迷った。
入院している間中、迷っていた。
暇だから、迷いは堂々巡り。
答えは出ないまま、退院の日を迎えた。
何だかすっきりしない。
身に覚えがないのに感染者になってしまった。
咳が出始めた。
鼻水が猛烈に出る時がある。
それ以外はない。
これは風邪だ!と自己診断。
PCR検査を受けた。
何と陽性だという。
最初は軽症なので自宅療養を言われた。
だが翌日、ベッドが空いたので入院となった。
病人ではあるが治療はない。
治療の方法がないのだ。
病室からは一歩も出られない。
隔離である、これは苦痛だ。
こうなるまでの心境を書き始めた。
でも、ブログとして出していいモノか?
出せば、あらぬ反響が出るだろう。
身内は濃厚接触者として警戒される。
行動に制限を受けるだろう。
影響はネズミ算的に広がるだろう。
あらぬ疑惑が疑惑を呼び、厄介になる。
でも考えようによっては良い事でも有りそうだ。
身近で出たことにより、警戒心は強まるだろう。
関心は広まり、防御は高まりそうだ。
この際、俺はその犠牲者だと思えばいい。
隠すことではない様にも思えてきた
自分のブログは、自分の生き様の記録である。
辞世でもあると勝手に謳っている。
世間への忖度などあるはずもない。
世にはばかることは何もない。
有りのままを書き残してこそだと思っている。
残りの時間も豊富なわけではない。
迷惑だと言われれば、御免なさいと言うしかない。
反省を込めて、今一度整理してみよう。
              貴重な経験だ 寅次郎
cyunouho

kesiki

koronakin

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torajiro0421 at 18:53|PermalinkComments(0) 健康 

2022年05月06日

「盤上の向日葵」

 独房では読書に限る。
将棋がテーマの本である。
劣悪な家庭環境で懸命に生きる桂介。
ゴミ収集に捨てられた本を読み将棋に目覚める。
唐沢夫妻の親切の下で成長してゆく。
超有名な駒を唐沢夫妻から形見に受け取る。
その駒が、埋められた死体に添えられていた。
ここから謎解きが始まる。
主人公・桂介の両親は、ある旧家の兄妹である。
兄は近親交配を苦にして自殺。
妹は兄の子・桂介を身ごもった。
妹は雇人・庸一と駆け落ちし、桂介を産む。
後に妹も自殺する。
近親交配は稀に天才を産むと聞く。
それが桂介なのか。
彼は記憶力抜群で東大に合格。
将棋もメキメキ強くなる。
IT企業を立ち上げて成功する。
それに見切りをつけて将棋の世界に入る。
そこで様々な将棋指しと出会う。
将棋の博打打・東明とも出会う。
東明はウソつきでいい加減だが将棋は強い。
桂介も東明に振り回され乍らも人生を学ぶ。
頂点にあと一歩まで辿り着く。
飲んだくれ養父・庸一が纏わりつく。
養父・庸一に“いかれた血”とののしられる。
養父を消し、東明も自刃する。
その死に桂介が疑念を持たれる。
桂介は狂った血筋を消すかの如く列車に飛び込む。
何とも切ない結末の人生だった。
 筆者(54)は言う。
ニヒルな中年オヤジが好きだと。
沢山の重いものを背負った男が魅力的だと。
文中の石破刑事も自分勝手だが鋭い。
だが、出世などは眼中にない。
博打将棋・東明も破滅的で刹那的。
勝手気ままに自分だけの世界に生きる。
今回も柚木裕子に魅せられた。
         ニヒルな老人? 寅次郎
banjyo107

yuduki

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torajiro0421 at 17:44|PermalinkComments(0) 読書 

2022年05月04日

「病は気から」

病気は読んで字の如く。
人間の体は何と正直なモノか。
5月3日は憲法記念日、白鳥春祭り初日。
そして白鳥稲荷神社の例祭日。
神事を行う大切な日である。
今年は夏風邪を引いてしまい止む無く欠席。
思えば10年、神社に携わってきた。
1年に神事は最低15回以上ある。
10年間で150回あるわけだ。
何と、それを一日も休まなかった。
我ながら驚きである。
気が張っていたのだろうか?
体が病を受け付けなかったのか?
神が休ませてくれなかったのか?
神社の第一線を退いたら、即、病である。
ゆっくり休めと言うのか? 神は・・。
根が貧乏性だから、ゆっくり出来ない。
ボーッと海を見てる・・・。
ボーッと景色を見てる・・・。
ボーッと星空を見てる・・・。
ボーッとしてられない悲しい性である。
この先、緊張がなくなるとどうなるか?
病気の奴が、団体で押し寄せて来るやも知れん。
今日は内科、明日が外科、明後日は脳神経外科・・・。
いくら保険が効くと言ってもかなわねぇ。
何か緊張する事を探さないと・・・。
恋でもしてみるか・・・?
緊張する恋を?
どんな恋が緊張するかなー?
道ならぬ恋か?
イヤ、まじめに考えよう。
一人で緊張できるもの・・・?
考えるとなかなかないもんだ。
だから年寄りはボケるのかなー・・・。
緊張の糸も網もないから病気が入り易いんだ。
老いても、子やカカと時には喧嘩ぐらいしなきゃ。
他に緊張する事がないんだから・・・。
             最近丸くなってきた? 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 健康 

2022年05月02日

「再起動」

 ゴルフはもう止め様かと思ってきた。
一緒にやってきた人達が止めてしまった。
加えて、鬼籍に向かいだした。
要は相手が居なくなってきたのだ。
一昨年は1回だけプレーした。
昨年は9回、アベレージは100だった。
飛ばなくなってきた。
全盛期のクラブ番手は2〜3番手落ちる。
飛ばないから力む!・・・。
よけいに飛ばない、曲がる、チョロ松・・・。
ストレスが溜まるゴルフなら、止めた方がいい。
かと言って家に居ればストレスは倍加する。
あれやって、これやって、畑の草取って・・・。
ならばゴルフ場の芝を削っていた方がいい。
陽気も良くなり、今年の初打ちに出かけた。
昨年はドライバーのチーピンに泣かされた。
プーチンではない、チーピンだ。
Netで研究した、問題はグリップだった。
Netの云う通りに握って、恐る恐る振った。
飛んだ!フエード気味に右へ。
距離もまあまあで、やれやれ。
ところが落とし穴はすぐに待っていた。
セカンドアイアンが続けて2発、右へOB!
バカ野郎!・・・。
何てゴルフは意地悪なんだ。
もう止めた!
と言って帰ってくる訳にはゆかない。
気を取り直してやったら前半は48。
昼にハイオクビールを入れて後半へ。
何とか100を切らねば・・・。
欲が出ると、悪魔もすぐ出てくる。
ダボ、トリの大バーゲン。
何と後半はコント55号だった。
 今日は82歳の誕生日。
41、41、=82。エイジシュートの夢を見た。
夢だった・・・。
懇親会は欠席して、家で一人反省会。
いやストレスの君と二人で反省会。
さらばプーチンいやチーピン!
プーチンとチーピンを殺せ!
           やる気になった 寅次郎
chi-pin1

chi-pin

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torajiro0421 at 17:34|PermalinkComments(0) スポーツ