2023年05月

2023年05月30日

「皐月と鮎幟」

 3月に友人が皐月の苗をくれた。
ホームセンターで売れ残ったからと。
我が家の狭き庭の石の間に植えた。
道路に面した方の隙間に5本。
5本とも種類が違う。
石の隙間が皐月で隠れればいいなー・・・。
花よりも、みどりの葉っぱの繁茂を期待した。
水と肥料をせっせと与えた。
何と花が先に咲き始めた!
葉っぱは増えないのに・・・。
こんなに小さい苗なのに!
花を見て、始めて種類の名札を見た。
花の形が違うし、色も違う。
種類は、美空、美女、那須野・・・とある。
種類は調べてみると数千種類とか。
色々と掛け合わせてハーフを産んでいる様だ。
つつじとおなじ部類で、つつじが本家のようだ。
つつじが4月頃から、皐月は5月頃から咲く。
皐月の雄しべは5本、つつじは5本以上。
皐月の方が花が小さい。
この程度の違いらしい。
 長良川に鮎幟が上がった。
当初は鯉のぼりを泳がせた。
5月が終わり、鮎のシーズンで鯉から鮎に。
この計画は故・和田薫さんと始めた。
長良川の横断図が必要だと言うので、二人で測量。
胴長靴を履いて、川の中を横断して計った。
二人で先進地、垂井町へ視察にも行った。
水辺公園に350匹の鯉が伊吹颪に泳いでいた。
和田さんが病に倒れてからは後継者不在で一時中断。
今回、コロナも収束して、若手が後を継いでくれた。
今年は鯉のぼりはパスして鮎から始まった。
鯉のぼりは各地で見られるが鮎幟はここだけだろう。
郡上鮎は日本一の評判がある。
今年は河川工事で川が浅く、広くなった。
果たして鮎は棲み易くなっただろうか?
庭の小さな皐月を眺め、鮎の塩焼きにビール・・・。
過疎の町も満更ではない。
           田舎に乾杯! 寅次郎
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torajiro0421 at 19:15|PermalinkComments(0) 自然 

2023年05月28日

「羽蝶蘭・与七」

 去年の6月。
女房が胆のう手術を受けた。
その退院の日に、M氏から頂いた。
三ヶ月程、可憐な花を見せてくれた。
病み上りの女房を癒してくれた。
花言葉は“静かな愛情”
山地や崖の急斜面などに咲く。
過酷な環境の中で毅然と咲く。
誰をも気にせず一人静かに咲く。
その可憐な姿が愛情に見えるのか。
長く咲き続けるから生命力も強い。
その癒しが効いたのか、女房は回復した。
腹の中から、黒い石を30個ほど生んだ。
毒素が消え、以前より強くなった気がする。
その羽蝶蘭は、朝鮮半島と日本に生える。
日本では関東より西、四国、九州に分布する。
ウチョウランの語源は不明。
漢字の羽蝶蘭は最近の当て字らしい。
昭和40年代にブームになった由。
乱獲が起きて野生種は現在絶滅危惧種。
頂いたM氏は地元の盆栽師。
昔は営林署に勤め、山野草に詳しい。
野生のものから、株分け育てている。
遠い親戚にあたる人。
M氏の家の屋号が“与七”と言う。
我が父・正三の母親(すみ)の実家。
すみはかじやに嫁に来て、正三を産んだ。
すみは正三の母であり、M氏の祖母に当たる。
M氏と愚生は、また従兄弟になるのか?
昨年の秋に、その花は枯れて姿を消した。
それがこの5月、芽を出して来た。
どっこい球根は越冬して生きていた。
見向きもしないで御免なさい。
折角、病後を癒してくれたのに・・・。
二代目・与七。
今年は勉強して育てるぞ!
そして、子孫を増やしてやろう。
小さな花だが見ていて飽きない。
           絶えるな与七 寅次郎
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torajiro0421 at 20:23|PermalinkComments(0) 植物 

2023年05月26日

「切った!」

 我がヘボゴルフ。
昨年から100が切れなくなっていた。
記録を見たら、1969年にゴルフを始めている。
29歳でサントリーの接待ゴルフだった。
ゴルフはお金持ちのスポーツだった。
従ってプレー代は高かった。
平日でも2万円は超えていた。
たやすく出来るスポーツではなかった。
年に数回、ラウンドするくらいだった。
その代わり、練習場へは頻繁に通った。
始めて4年後、20ラウンド目で100を切った。
嬉しかった!
これで俺もゴルファーと言えるかと。
それから16年後200ラウンド目位で90を切る。
時に49歳だった。
更に2002年62歳で80を切った。
この頃は年間で35ラウンド位はやっている。
70歳頃がピークであったろうか?
その後は下降線を描き始めた。
ラウンド数の減少と体力の低下。
80を過ぎたら100以上が多くなった。
100の切れないゴルフは淋しい。
100どころか、110台も出始めた。
そろそろ道具を仕舞おうか?と思い始めた。
だが長年の仲間は、辞めるな!と言う。
彼は今迄、握りで散々取られた。
今から取り返さねばならんからと言う。
辞めれば逃げた卑怯者呼ばわりされる。
少し考えた。
距離を捨て、短い所で勝負しよう。
短い、中古の道具を漁って来た。
打ち方も変えよう!
飛ばなくても真直ぐ行く様に・・・。
体力勝負は終わった、この先は頭で勝負だ!
短い道具で尺取虫ゴルフ?
先週、生まれ変わって挑んだ。
飛ばないと面白くない・・・でもジィ-と我慢!
50,49=99!〈 100 正直、嬉しかった。
最初に100を切った時と同じ位のテンション!
             その気になってきた 寅次郎
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torajiro0421 at 20:04|PermalinkComments(0) スポーツ 

2023年05月24日

「今期初安打」

 ここ一ヶ月、戦いは総て雨で流された。
何故か日曜日ごとに雨天だった。
年寄りはもっと暖かくなるまで待てと言うのか?
練習もままならなかった。
久々に地元でのハイシニア戦。
ウオーミングアップすらぎこちない。
キャッチボールで息が上がってくる。
大丈夫だろうか?
百姓は終わった筈なのに集まりが悪い。
ロートルが出るはめになった。
9番セカンドで先発出場。
8番セカンドは昔の岸田総理。
彼はG7 で多忙である。
今日の俺は1番下がった。
我がエース雪野は球が走っている。
そのせいか振り遅れがセカンドを襲ってくる。
5-4-3のWプレーでショートと交錯。
サードからの送球を逸らしてしまった。
思えばこの二遊間コンビは初めてだ。
相手が動き過ぎると、リズムが悪くなる。
その後も、譲り合ってしまいミスが出た。
声掛けが出来ないのも初コンビ故か?
練習、練習、練習だ・・・。
寅次郎、第一打席、ライト前にヒット!
一塁手の股間を抜けていった。
打球が早かったのか? 遅すぎたのか?
エラー?と言う声もあるが・・・。
まあ何でもいい、一塁に生きたのだ。
今期、7打席目での初安打!
続く第2打席は投手の背後にポトリの内野安打!
これもエラーではないかのお声もあるが・・・。
俊足がモノを言ったのだ!?
その後、後続が打つから、走らねばならない。
ホームを踏んだ時は、倒れるかと思った。
その先は、後輩と交代してベンチへ。
今期、ここ迄、8打数2安打、4四球、出塁率5割。
チームは6勝1敗1引き分け。
阪神が強いのは、これで解った!
今日は2連勝!反省会は反省の材料がない?
            気持ちよく飲んだ 寅次郎
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torajiro0421 at 17:30|PermalinkComments(0) スポーツ 

2023年05月22日

「何故隠すの?」

 G7のビックショーが終わった。
岸田総理は終始にこやかだった。
ゼレンスキーが来ても笑顔だった。
緊張感は伺えなかった。
物々しい警戒、警備は凄かった。
首脳達が走る道路も改造された。
中央分離帯を取り払い、真ん中を走れるようにした。
金曜日は小中高校生は臨時休校。
プロ野球もサッカーも休み。
全国から24,000人の警察官が集められた。
膨大な道路規制、超警戒。
庶民には関係の薄い超大なお祭り?
お祭り済んで日が暮れて・・・
何か残ったのでしょうか?
反核運動家サーロー節子氏(91)。
彼女はノーベル平和賞を受けている。
彼女は言っている。
何も目新しい事はなかった。
核禁止条約にも触れていない。
具体的な事は何一つなく、今迄のおさらい。
贅沢なセレモニー見えた。
G7は失敗だったと切り捨てた。
寅次郎もそれに近い感じだった。
原爆資料館は外から見えなくした。
窓に目隠しをした。
何故隠さねばならないのか?
国民に見られて都合の悪い事でもあるのか?
警備の都合? 冗談じゃねぇ!
この神聖な建物を血で汚す奴などいるもんか!
それぞれのお国の事情?・・・解らねぇ?
密室の平和外交?・・・ウソ臭い!
資料館の見学には普通3時間ほど必要らしい。
40分でどれ程、伝わったか?
首脳を広島に集めた事はいい事だった。
集めただけだった・・・。
セレモニーは終わった。
岸田の株は上がった!
さあ、解散総選挙だ!
       どうでもいい・・・空虚だ 寅次郎
G7

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torajiro0421 at 16:44|PermalinkComments(0) 政治 

2023年05月20日

「年年歳歳」

 去年の同じ頃、同じ様な写真。
我が家の家の周りに現れる彼女達。
今年もシャッターを切らすにいられない。
彼女達は間違いなく来てくれる。
増えている様にも感じる。
その容姿は変わる事がない。
黒い土の中から・・・。
何故こんなに鮮やかな色が出てくるのだろう?
毎年変わる事無く・・・。
深紅のボタン・・・
彼女を見るとある歌が自然と出てくる。
♪牡丹の様なお嬢さん、
シッポ出すぜと浜松屋
二の腕かけた彫物の
桜にからむ緋縮緬
しらざァいって 聞かせやしょう
オット俺らァ 弁天小僧菊之助♪
三浦浩一が浮かんでくる・・・ふるいなー・・・。
パンジーを見ていると手塚治のひげ親父が浮かんでくる。
短気でガラッぱち、人情厚く、正義の男。
小太り、中年男の心意気が気持ちいい。
彼女らを眺めて、連想ゲームである。
人様には解らないだろう・・・それでいい。
あの頃、あの時、あんな娘(こ)がいたなー・・・
一人ニヤニヤ・・・。
ネギ坊主。
ネギの栄養が全部集中したモノらしい。
天ぷらが最高とか。
岩間に小さな皐月が一輪。
今年の春に植えたものに、もう花が咲いた。
小なりと言えどそのパワーに驚く。
クローバーの白い花の陰に四つ葉を発見!
栞を作った・・・幸運の予感!
花は忘れず帰って来てくれた。
だが、この一年で帰らぬ人も多くいた。
蓮華座に咲いた忘れ得ぬ人たち。
これも花だったか・・・。
“年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず”
          東風吹かば匂いおこせよ・・・寅次郎
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torajiro0421 at 17:54|PermalinkComments(0) 植物 

2023年05月18日

「三つの人生」

 偉い先生の人生論を聞いた。
人は二つの人生を生きるモノだと言われる。
最初は与えられる人生。
二つ目は失う人生とか。
いや、愚生はその中間にもう一つあると思う。
誕生から成人式頃までが与えられる人生。
今風に言えばZゼネレーション。
このZGが約20年。
そこから、停年頃までは奪う人生。
いや、奪い、そして与える人生と言えるか。
実年世代と言われるJゼネレーション。
このJGが約40年。
そして、その先が失う人生。
ロストゼネレーション、RGと言われる。
愚生はRGになって久しい。
周囲から多くの物がなくなってゆく。
訳もなく消えて行く・・・。
RGは淋しい時代?
戦力外通告を受け、逆転は望めない。
性欲や食欲は細くなり、気力も薄れてくる。
マージャン、ゴルフ等の娯楽も逃げて行く。
福沢諭吉も出てゆくばかりで心細くなる。
近づくのは、病とお寺の鐘の音・・・。
そして最後は自分が消えて行くのだ。
南無阿弥陀仏の六文字でThe End。
RGは退屈と恐怖の時間帯と言えるか?
今は人生100年時代と言われる。
60で定年退職すると残りが40年。
RGは約40年と言えるか?
長いのである・・・。
ある者は頑固になる。
またある者はボケて解らなくなる。
そしてまたある者は介護が必要になる。
いずれにしても、喜ばれる存在ではないのだ。
こうなりゃ開き直ろうぜ!
ウジウジ、オドオドすることぁねぇ!
遠慮するこたぁねぇ言いたい事、やりたい事をやろう!
ああ楽しかった! こう言って終わりたてぇなぁ!
        でなきゃ娑婆に来た甲斐がねぇ! 寅次郎
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torajiro0421 at 20:20|PermalinkComments(0) 独り言 

2023年05月16日

「遂に負けた!」

 30年来、付き合ってきた後輩。
7歳年下だが、陽気で楽しい男。
酒と女と政治とゴルフが大好き人間。
女は別にして、酒と政治は同じレベル。
酔っては、天下国家を論じて来た。
ゴルフは正直言って下手だった。
だが行く回数は、俺の5倍は通っている。
その割に上達しない。
楽しくプレー出来れば、それでいい!
終わって皆と楽しく飲む事がうれしい!
上達しない言い訳を、そう誤魔化していた。
家に帰り、悔し涙に暮れたに違いない?
それでも週に2回は行く。
俺は彼に今迄に負けた記憶はない。
ハンデを沢山やっても負けなかった。
この先も、絶対負けない・・・。
ところがここ数年、俺のラウンド回数が減った。
1年間やらない年もあった。
やる仲間が居なくなったこともある。
仲間は止めるか鬼籍に向かいだした。
在籍したクラブも消滅した。
ラウンドは年に数回と激減した。
別のクラブに入れてもらい再開したが・・・。
だが、この数年のブランクは正直だった。
100が切れなくなってきた。
こんな筈じゃアない!
だが足掻けば、足搔くほど、こんな筈なのだ。
これをみて負け続けた男は、ニッコリした。
握りましょう!と果敢に挑戦してきた。
ハンデは要らない!
スクラッチで行こうとまで言う。
何お、こ生意気な!
前半は2打、俺が勝っていた。
このまま引き離そうと企んだ。
だが、後半、踏ん張りが効かなくなって来た・・・。
老化が、足腰に顔を出して来た。
当たらず、飛ばず、入らず、三ずの川で溺死。
               遂に負けた! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:30|PermalinkComments(0) スポーツ 

2023年05月14日

「我が家のカレンダー」

 広くもない我が家の各部屋にある。
格言付きのカレンダーである。
それぞれ違った格言があり、迷う。
確かに、いい事が書いてある。
読んだ時は、成る程、そうしようと思う。
玄関には○○、居間には△△、仏間に××、
トイレには◎◎、ウンウン成る程、成る程。
加えて新聞の運勢欄を毎朝読んでいる。
今日はこれに従って動こう!
新鮮な気持ちで家を出る・・・。
30分ほどで会社に着く。
残念ながら、総てを忘れている。
役に立たないカレンダーである。
忘れると言う事はインパクトがないからか?
何処にでもあるような事しか書いてないからか?
忘れてしまう理由を、人のせいにしてしまう。
何とも愚かしい我が身である。
でも今月、一つだけ良いのがあった。
自分のホームページにもアップしている。
会社のホームページにも載せている。
在り来たりじゃないから面白い。
日光輪王寺の住職・荒了寛氏の作。
筆文字と、ほのぼのとした絵に魅せられる。
人の心をズバッと突いてくる。
それでいて嫌みがない。
さすが修行を積んだ坊主だわい!(失礼)
毎年、宇都宮の友人が送ってくれている。
今月のは、
「云わなくてもわかる人
 云えばわかる人
 云ってもわからない人
 云えば文句を言う人
 はじめから聞こうとしない人」である。
己に当てはめてみる。
己は終いの3行が多いのではないか・・・。
“そうだ!”と女房が遠慮なく言う。
私は1行目だという?
云われなくてもわかっている。
“あなたのいい加減さが!”
        聞く耳を持たない 寅次郎
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torajiro0421 at 17:22|PermalinkComments(0) 独り言 

2023年05月12日

「あちらにいる鬼」

 表紙に魅せられて読み始めた。
瀬戸内寂聴をモデルにした三角関係。
登場人物
長内みはる→瀬戸内寂聴
白木篤郎(小説家)→白木篤郎
真二→みはるはこの男の為に夫と子を棄てた
白木笙子→白木篤郎の妻。
白木海里→篤郎と笙子の娘→井上荒野。
     この本の著者である
娘が両親と寂聴の三角関係を書いた本だ。
小説であるがノンフィクションとして読んだ。
みはる(寂聴)は真二の為に夫と子を捨てる。
その後、白木篤郎と恋仲になる。
そして白木の妻・笙子と三角関係になる。
ある時期、みはるは思いを断ち切る為に出家する。
出家をしてみたが、思いは断ち切れない。
その関係は、白木が死ぬまで続くのである。
篤郎は大嘘つきだが浮気を隠さない。
出会う女にはその都度ベストを尽くす。
これがモテる要因の様である。
妻・笙子は浮気を知りつつも、泰然としている。
夫の愛人・みはるを認めている。
三人で会うことまでしている。
こんな男のどこが良いのか?
出家迄したが篤郎を忘れられない、みはる。
恋は一時的には燃え上がるだろう・・・。
だが、死ぬまで続くとは凡人には理解できない。
あちらにいる鬼とは篤郎の事か?
篤郎がみはるの所にいれば笙子には鬼に見える。
篤郎が笙子といれば、みはるには鬼に見える。
いや、笙子とみはるが鬼なのかも知れない。
やはり道ならぬ恋や愛は鬼なのだ。
みはる(寂聴)は不思議な女だ。
道ならぬ恋をしてきたが多くの人に慕われた。
晩年、何故彼女は世の女性を惹きつけたのか?
それにしても人の心は複雑怪奇。
女性が怖くなって来た・・・。
表紙の女性は出家前の寂聴さんだろうか?
          不思議な動物に見えて来た 寅次郎
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torajiro0421 at 17:30|PermalinkComments(0) 読書 

2023年05月10日

「起請文」

 今迄に何回も見て来た。
長滝神社で見た。
友達の家の玄関の内でも見た。
なのに知らなかった。
いや知ろうともしなかった。
ただ漠然とは知っていた。
白山長滝神社のシンボル位に。
いや、神社の印鑑かな?位に。
デデデン祭りに行き拝受してきた。
それはその日限りの御朱印に近いモノだった。
本当の意味は解らなかった。
調べてみた。
起源は定かでないが天照時代と言うから古い。
中世になり各神社が作った。
牛王宝印(ごおうほういん)と言われた。
牛王(ごおう)とは牛の胆嚢。
貴重な品で、貴重な薬だった。
魔除けの護符として。
一種のお守りである。
版木を作り和紙に刷り込んだ。
それを家に掲げたり、身につけた。
戦国時代には起請文に用いられた。
武将同士の誓約書である。
戦争における約束事である。
これを神に誓って守ると、と。
これを破ると、神は罰を与える。
破った者は血を吐いて死ぬと言われた。
今回拝受した“白山瀧宝印”は牛王宝印だったのだ。
白山瀧宝印は筑川家康が多用したらしい。
徳川家は白山信仰が厚かった様だ。
起請文は白山瀧宝印の刷られた裏に書いた。
花押を記して血判を押している。
武士に二言はない!と言う奴か?
 昨今、日本も離婚が多くなった。
結婚は二人が神前で固く誓うのに・・・。
婚姻届けも裏に“白山瀧宝印”を刷ればいい。
血を吐く奴が多くなるかなー・・・。
時々、血を吐きたくなる時もあるにはあるが・・・。
               我慢して呑み込む 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 歴史 

2023年05月08日

「コロナ一周忌」

 去年のGWは一週間家を空けた。
女房と二人、内緒で家を出た。
誰にも邪魔されない、二人の世界。
それも一週間も・・・。
でも、世間は黙っていない。
便利な携帯電話がある。
2,3日すると鳴り始めた。
顔が見えない、姿が見えないと・・・。
LINEも音を出す。
見ると既読になってしまう。
返事をしないと“どうしたの?”と來る。
不便と言うか邪魔にすら感じた。
55年振りの二人の世界なのに。
電波の届かない所に行きたくなった。
仕方なく、返事をする事にした。
相手は聞いてくる。
“家は空っぽだし、どうしたのよ?”と。
“うん、二人で旅に出たの”
“GWだから・・・”
“どちら方面なの?”
“昔、新婚旅行に行った所へ”
“上げ膳、据え膳、ツインベットでラブラブなの”
“ホテル代もタダなの!”
“食事もタダなの!”
“結婚55年だから・・・”
“へー今時、そんなんあるん?”
“あるんよ、世の中、コロナだから・・・”
“・・・・・”
出鱈目言ったら電話は切れた。
何かを察した様だ。
 昨年のGWはコロナに侵されていた。
女房と二人で仲良く拘束、終日ツインベット。
あの頃の感染は極秘だった。
まるで犯罪者並みに隠した。
ごく身内にしか知らせなかった。
一週間監禁、二人は終日パジャマだった。
娑婆に出る事は許されなかった。
一年たち、沈静化、5類に移るとか。
            笑顔の一周忌である 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 健康 

2023年05月06日

「白山瀧宝印」

 コロナ禍で3年ぶりに開催された。
長滝白山神社のデデデン祭り。
約360年の歴史があるとか。
豊作・豊蚕・無病息災を祈願するお祭り。
又、端午の節句に行うので、男子厄除け祈願も。
前日に白山三山の神輿が拝殿に運び込む。
白山三山とは、最高峰の御前峰(標高2,702m)と、
剣ヶ峰(2,677m)・大汝峰(2,684m)の三山。
それぞれにご神体の神輿がありとか。
拝殿に鎮座した神輿の下をくぐる習わしがある。
くぐると一年、無病息災であるとか。
神輿の前で神事が始まる。
4人の巫女による“浦安の舞”が奉納される。
終わると白装束の若衆が三基の神輿を担ぐ。
太鼓が“デデデン、デデデンと鳴り出す。
拝殿の急な階段を神輿が下る。
途中に石の太鼓橋がある。
此処を渡るのがクライマックス。
神輿が大きく傾く事もあり息をのむ。
太鼓はデデデン、デデデンとなり続ける。
神輿は参道を勢いよく駆け下る。
かつては800m先の二日町駅付近まで行った由。
現在は鳥居の入り口の外までである。
此処で引き返して、来た参道を駆け上る。
神輿が収まるとお供え物は振る舞われる。
ご飯と、菖蒲酒が参拝者に。
これで一年が無地安泰となる。
今日の参拝の目的は御朱印拝受であった。
今日だけ特別に“白山瀧宝印”が下される。
この宝印の版木は室町時代以前の作とか。
戦国時代には宝印の裏に誓約書となる起請文を書いた。
これは神仏の前で双方が誓いを交わすのである。
徳川家康はこの起請文に白山瀧宝印を多用したらしい。
大河ドラマ“どうする家康”に登場する。
三河の一向一揆鎮圧の時にも書いている。
家康は白山信仰が厚かったのだろう。
長滝神社にその版木のある事が誇らしく思われる
だが神輿を担ぐ若者がいなくなってきたとも聞く。
白山瀧宝印・起請文を起爆剤に出来ないか?
          考えるデデデン祭りでもあった 寅次郎
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torajiro0421 at 16:30|PermalinkComments(0) 歴史 

2023年05月04日

「NHK朝ドラ」

 NHKの朝ドラを見てたら出てきた。
“キツネノカミソリ”が・・・。
記憶が蘇った。
4年前の夏にブログに書いたことを。
今日は白鳥稲荷神社の例祭日。
キツネ様の思し召しか?
今朝、NHKは放送した。
朝ドラ『らんまん』第5週タイトル、
それが「キツネノカミソリ」
万太郎が祖母タキから名前を教えてもらった花。
この花が万太郎を植物の道へ進むきっかけになる。
名前の由来は諸説ある。
葉が落ちた後、突然花が咲くことから
「キツネに化かされているよう」と言う説。
細長い葉が「カミソリ」に似ているから。
花は6枚の細長い花弁が開き、ユリの花にそっくり。
オレンジ色の花は緑の森の中で美しく映える。
林の中で静かに咲く姿は怪しげな雰囲気。
花言葉は「妖艶」
男を惑わす怪しげな美しさが、化ける狐を連想。
綺麗な花には毒がある。
特に球根は毒性を持っている。
症状としては、痙攣、吐き気、下痢等。
騙されるなと先人はキツネノカミソリと呼んだのかも。
 このキツネノカミソリが沢山咲く所がある。
それが、今日例祭神事を行った白鳥稲荷神社。
その東側、欅の森の中に咲き誇る。
NHKがキツネノカミソリを放映した日に例祭神事。
稲荷神社はご存じ狐様が神の使者。
稲荷神社の横に咲き誇るのも何かの縁を感じる。
この一帯をキツネノカミソリで埋め尽くそう。
燃えるようなオレンジの怪しげな色で。
これは狐様のお告げかもしれない。
白鳥稲荷神社の存在感を示せ!と言う。
4年前に中日新聞が紹介してくれた。
咲き誇れば、名所として再度紹介されるかも?
神社は賑わうかもしれない!
騙されたと思ってやってみよ!
              騙されやすい 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 植物 

2023年05月02日

「思い違い」

 この地図を見て驚いた。
正直に言って恥ずかしい。
大きな思い違いをしていた。
日本は小さな国だとばかり思っていた。
少なくともイギリス、フランス、ドイツよりも。
これらの先進国より遥かに小さいと思っていた。
一つにはアジア大陸が余りに大きいからか。
その東の端に、ちょこんといるからか。
白人コンプレックスからか。
日本と同じ位なのがドイツ。
日本の1.5倍なのがフランス。
日本の本州と同じなのがイギリス。
東南アジアでは、
日本より少し小さいのがベトナムとマレーシア。
次に人口を比較すると
日本は世界で11位で125,600,000
15位がベトナムで99,000,000
19位がドイツで83,900,000
21位がイギリスで68,500,000
22位がフランスで65,600,000
45位がマレーシアで33,200,000である。
こう見ると、日本は大国なんだ!
でも日本は何故か、小さくなっている。
G7,G20等の首脳達と一緒に写る写真を見ても、
日本は何時も端っこの方か後ろにいる。
何故日本は中心に来ないのだろう?
日本は真の独立国じゃないからか?
アメリカの傘下に居ると見られているのか?
太平洋戦争で負けたから?
ならばドイツは堂々としているじゃないか。
日本はでしゃばらない? 内気だから?
今 ユーラシア大陸を中心に世界が揺れている。
その近くに居る日本はリーダーシップが取れないのか?
アメリカのご機嫌ばかり伺っていないで・・・。
クレムリンやピヨィアンに行く勇気はないのか?
まさか殺される事はないだろう。
大和魂を世界に見せたらどうでしょう。
サムライジャパンに世界が感動したように。
           政界に大谷が欲しい! 寅次郎
kuni1

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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言