2025年01月

2025年01月31日

「無表情の美」

 豊昇龍の横綱昇進が決まった。
満場一致だと言う。
誰も反対しなかったと言う。
まじかよ?
横綱審議会なんぞは解散しろ!と言いたい。
千秋楽の3番は素晴らしかったと言うだけ。
平幕に3敗しても不問。
3場所前は8勝しかしていない。
成績からして疑問だ。
横綱照ノ富士が引退したから、その穴埋めか?
とすれば相撲協会の品位も疑問だ。
白鵬、朝青龍、日馬富士等は品位に欠けていた。
豊昇龍は横綱昇進が決まっても有難いの一言もない。
当然と言った態度で語る。
てっぺんの更にてっぺんを目指すとうそぶく。
私の様なものでいいのでしょうか?位は言ってみろ!
成績はともかく、品格の面で心配は残る。
土俵上の態度も俺は嫌いだ。
闘志むき出し、走って塩を取りに行く。
勝って上を向き、負けて土俵を叩く・・・。
琴櫻も最後の塩を掴むと人相が鬼になる。
同じ横綱の孫でも王鵬は違う。
淡々とゆっくりと無表情である。
闘志は内に秘めて、表には出さない。
武士道を思わせる。
無表情が日本人の真骨頂で美しい。
昭和の大横綱・双葉山の言葉を思い出す。
70連勝目前で安芸ノ海の外掛けに敗れた。
“我いまだ木鶏たりえず”と電報を打った由。
木鶏とは“敵に対して無心、何事にも動じない木彫りの鶏”
負けて、己の未熟さを戒めた。
一部の外国人力士によって相撲道が歪んできていないか?
横審、協会、親方連の問題かもしれない。
外人でも、鶴竜、玉鷲、照ノ富士達を見習ってほしい。
               美しい大銀杏が見たい 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) スポーツ 

2025年01月29日

「重文・拝殿踊り」

 白鳥の拝殿踊りが国重要無形民俗文化財に指定。
無形民俗文化財とは、
“衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、
民俗芸能を理解するためのモノ“が概略の規定。
言い換えれば、
“平凡な人々の間に繰り返されてきた伝承文化”と言えるか。
だが、昨今の社会変化で、継承者が減少。
今絶滅の危機に瀕しているとも言われる。
そんな中での指定である。
現在、日本中で国重要無形民俗文化財は333件。
岐阜県内では13件目。
郡上市では、4件目である。
長滝の延年、郡上踊り、寒水の掛踊、拝殿踊りの4件。
その内、白鳥に2件あるとは驚き。
何とも誇らしい事ではないかと思う。
今回対象は、長滝、白鳥、前谷、貴船、各神社の踊り。
それ以外に白鳥には六社で踊られていると聞く。
拝殿踊りのルーツは白山信仰にある様だ。
白山信仰の修行者や参拝者が念仏踊りとして始めた。
300年程前に、踊られた記録が長滝寺に現存する。
これは“踊ってはいけない”と言う中止命令の書類。
他の神社でも踊られていただろうと推察される。
歌は場所踊りから始まる。
他所から来た人に歌での挨拶、歌盃で労う。
手は後ろに組み、足踏みだけの素朴で静かな踊り。
これが終わると下駄が拝殿の板を鳴らし始める。
歌は歴史、信仰、労働、お座敷歌などの十種類。
なり物なしの、アカペラで美声を聞かせる。
歌は、終わり頃の隙を見ての取り合いで繋がる。
この掛け合いが、他に類を見ない楽しいもの。
最近は関東、関西からも来られる。
加えて女性の音頭取りも増えてきた。
“浴衣姿に 髪結い上げて 見せてやりたや あの人に”
老若男女が下駄ばきで拝殿の床を叩く文化。
                   繋げよう 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 文化 

2025年01月27日

「トンビ様」

 雪の白鳥神社に行った。
境内の拝殿上空を数羽のトンビが舞っていた。
本殿裏の大木の上部に10羽位止まっている。
長年神社に出入りしていたが、この光景は初めて。
トンビは神の使いであるとも聞いた。
日本書紀には金鶏として出てくるらしい。
金色をしたトンビが神武天皇を勝利に導いた。
この事から神の使いとされている。
トンビは上昇気流に乗り高く飛びあがる。
運気が上がる縁起のいい鳥。
視力は人間の七倍あり、モノが良く見える。
見通しの良い鳥とも言われる。
トンビが自分の頭上を旋回したら神からのサイン。
幸運が飛んできたと思って良し!
と、モノの本で読んだ。
俺は今日、白鳥神社で多くのトンビに出会った。
その時、俺は一人だった。
俺だけに何かいいことが有るのか?
俺だけじゃ何だか悪いような気がする。
これは、黙っていた方がいいのか?
いや、黙っているのは俺の相に合わねぇ。
ブログに書いちゃった訳。
 10年程前の白鳥神社報“宮の森”を思い出した。
それは“白鳥神社の秘密”と言う記事である。
白鳥神社は数百年前に陰陽師が結界を結んだ。
神社が活動できない様に封じ込めてしまった。
その結界を俺の知人である超能力者が解いた話。
これで白鳥神社は再起動できる、となった。
その結界を解いた時に二羽のトンビが空高く舞った。
それ以後、白鳥神社は様々な改革を成した。
そして今朝、又しても、トンビの舞を見た。
これは更に、多くの事を成せというシグナルか?
神様、勘弁してくだせぇよ、俺も85になるんですよ。
ぐずぐず言うなら、息の根を止めるぞ!
やります!やります!・・・。
              トンビ様 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 動物 

2025年01月25日

「自分史・その壱」完成

 10年程前から漠然と思っていた。
つまらねぇ男だけれど、ここまで生きてきた。
その足跡をたどってみようかな・・・と。
それからぼつぼつ過去のメモなどを探し出した。
自分史のプロローグには、こう書いた。
昭和39年(1964)、24歳の俺は埼玉県行田市に居た。
東京オリンピックを控え、東京の水飢饉を救う為、
利根川の水を荒川に流す、武蔵水路の建設現場だった。
仕事に明け暮れるだけで希望も目的もない日々だった。
空虚な毎日の捌け口を大学ノートに書き殴っていた。
日記とも違う、相手の居ない憂さ晴らしだった。
題名は「土方の歌」とした。
その後、これとは別に断続的ではあったが日記をかいた。
日記は高校時代にも時々書いていた。
50代中頃から日記はPCに残した。
日記以外の記録もPCの中に放り込んだ。
ブログも書き始めて19年目になる。
これも細やかな自分史の一ページである。
又、出会った人の名刺も残っており、その多さに驚く。
これらを見ると実に多くの事をやって来たものだと驚く。
多くの人は、人生は短いと言う。
それはやって来た事の多くを忘れているからだろう。
自分もそうであった。
自分史を書き始めて様々な事が思い出され、気付いたのだ。
かく思えば、人生決して短くはないと。
八十路近くなって、本気で自分史を書く気になった。
子供や孫達には何も残すモノとてない。
せめて自分の生き様ぐらいは書き残しておこうと・・・。
書き出しは、自分(瀬木家)のルーツからだと資料を漁った。
時間と能力のなさで、江戸末期まで辿り着くのが精一杯であった。
ルーツを知る事は、自分の存在を知る事でもある。
厳粛であり、面白い事であり、生き延びて来た事に、不思議すら感じた。
余生、最後の日まで続けたいと思う。
大筋のゲラは第四巻迄で1,400程にページになる予定。
今回、その壱として353ぺージ迄が完成した。
残り部分の加筆修正、校正が大仕事である。
             まだくたばれねぇ 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2025年01月23日

「天然冷蔵庫」

 我が家の前に小さな畑がある。
ここは奥方の縄張り。
先輩百姓友達に教えを乞い、鍬を振る。
奥方は秋になっても収穫をしない。
ボケて忘れたわけではない。
気温が下がると野菜は成長が止まる。
やがて雪が降る。
野菜達は雪を着て冬眠に入る。
野菜の成長は止まるが生きている。
雪の下でひっそりと・・・・。
凍らないように・・・。
凍ってしまうとそれは死である。
彼等は凍らない術を知っている。
それは糖分を蓄える事の様だ。
越冬野菜が甘いのは偏にこのせいです。
奥方は使う分だけ雪を掘り野菜を取り出す。
冷蔵庫のドアを開ける様なわけにはゆかない。
天然の冷蔵庫を開くには体力がいる。
冬場の運動不足には丁度いい。
美容と健康を兼ねている。
奥方が何時までも美しいのはこのせいだ!?
近頃俺もお世辞が言えるようになった・・・。
 今年は野菜がべらぼうに高い。
キャベツなんぞは一個 \1,000だそうだ。
他の野菜達も押しなべて高い!
通常の5倍〜10倍だと奥方は言う。
天候不順で不作、人件費、輸送費等々の高騰で。
 今、我が家は自給自足に近い!
前の畑のお陰、いや奥方のお陰!
昨日は、すまないと思って、雪堀を手伝った。
かなりの重労働だった・・・汗が出た。
汗の出た日の夕餉は、決まっている。
泡立ちのいい琥珀色の飲み物を体が求める。
つまみはダイコンのおでん!
          天然冷蔵庫に感謝! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 食物 

2025年01月21日

「恵那峡GH倒産」

 恵那峡グランドホテル倒産を新聞が報じた。
県シニアソフトボール連盟の納会会場であった。
当連盟の納会は県内各地を巡回している。
飛騨地区は高山宝生閣、下呂望川館、小川屋。
岐阜地区は犬山、白川町、羽島簡保の宿、石金。
中濃は関観光ホテル、美濃観光ホテル。
郡上方面はこの時期、スキー関係で出来ない。
東農方面は恵那かんぽの宿、恵那峡グランドホテル。
各チームのホームをローテーション化している。
恵那かんぽの宿は絶景に加えてお値打ちであった。
だが、郵政改革で2023年に地元企業に譲った。
バローが筆頭株主で地元12社が引き継いだ。
その名は恵那峡温泉ホテル・ゆずり葉。
昔の様に、お値打ちでなくなった。
一昨年の納会は恵那峡グランドホテルだった。
景観はかんぽ同様で素晴らしい眺めである。
ロビーから見る恵那峡は人造湖である。
100年前、時の電力王・福沢桃介が建造した。
今も木曽節に歌われている大井ダム。
♪男伊達ならあの木曽川の流れ来る水をとめてみよ♪
福沢桃介が見事に止めて見せた。
これにより上流10kmに恵那峡の絶景が生まれた。
電気は近代産業を大きく飛躍させた。
こんな事を、聞きながらホテルでの納会だった。
そのホテルが消えてなくなると言う。
桃介ならずとも淋しい話である。
かんぽの宿同様、地元の奮起が期待される。
再度ここで納会の酒が飲みたい。
桃介の“男伊達”を肴にして・・・。
我が郡上八幡のホテルも昨年、閉店した。
岐阜は今、インバウンドで大混雑だと言うのに。
何が足りないのだろう?
新しい知事候補は“岐阜に人・モノを呼ぶ”と言う。
偏らないように願いたい。
           桃介助けてくれー! 寅次郎
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torajiro0421 at 20:20|PermalinkComments(0) 事件 

2025年01月19日

「転 落」

 年末に天窓の掃除をしようとした。
高さ70cm位の家具の上に登ろうとした。
片足をかけ反動で登り、右手で長押の溝を掴もうとした。
その溝は浅くて、手が滑った!
やばいっ!
背中から落下!
右肩甲骨あたりで鈍い音がした!
一瞬、折れた!?
その瞬間、様々な事が頭をよぎる。
ソフトが出来ねぇ・・・
ゴルフも駄目だ・・・。
車も乗れねぇ・・・。
年末に来て、入院か?
酒も飲めねぇ!
ネガティブのオンパレード。
右腕を抱え込み、仰向けで延びたまま・・・。
痛みが増してくる、動けない・・・。
しばし、そのままで痛いやら、悔しいやら・・・。
女房も呼べない・・・。
この恥ずかしい様では・・・。
見れば、騒ぐか? 笑うか?である。
何んとか起き上がり、右肩を動かしてみた。
痛いっ! こうなりゃ掃除どころじゃねぇ。
自室に閉じこもり、書類整理のふりをした。
一時間程して、肩をそーッと回してみた。
痛いが、何とか回る!・・・やれやれ!
力仕事は避けて、黙って歳を越した。
明けて、屠蘇を飲みながらカカに白状した。
案の定、笑いやがった!
幾つだと思ってんの!・・・。
・・・るせぇ!
書初めに“多笑”と書いて自分を笑った。
本当は痛い笑い“痛笑”と書くべきだったか?
三週間ほどした今、痛みは消えた。
           今年は笑われる歳の様だ 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2025年01月17日

「寿 命」

 電気温水器の調子が悪い。
天井に湯滴が沢山着いている。
お湯が正常に沸かない。
 我が家を建てて21年が過ぎた。
とてもそんなに経ったとは思えない。
その他、クッキングヒーターの調子が悪い。
床暖のボイラーが点火しねぇ。
換気扇が古くなったのか、臭いが逃げない。
エアコンの効きが悪い。
引き戸が重くなってきた。
あちこちで不都合が出てきだした。
思えば、昔の家には不都合なんぞはなかった。
あったとすれば電球がよく切れたぐらいだ。
ヒューズもよく飛んだが、これはすぐ治せた。
今はあまりにも便利なものが多くなり過ぎた。
具合が悪くなると、
大奥は簡単に“寿命だ!”と切り捨てる。
とっ替えねば!と簡単に言う。
治して使おうという発想はない。
旧いのは電気を沢山食うから・・・。
奥様は古くなっても交換出来ねぇ・・・。
中には新品に代える奴もいるけれど・・・。
大概は修理して我慢している・・・。
新しいのは高くつくから・・・。
修理しても丈夫な奴は丈夫だ!
だんだん丈夫になる奴もいる。
恐ろしい・・・。
いや、有り難いというべきか・・・。
“寿命”
と言うのは、目出度い命なのだ。
大事に、長く持たせるものじゃないの?
軽々に見限って、新しくしてもいいの?
老いてくると命は愛しいんだヨ。
温水器は修理して使う事にした。
       自分の寿命も修理せねば 寅次郎
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torajiro0421 at 09:28|PermalinkComments(0) 独り言 

2025年01月14日

「荒れ地の種」

 東日本大震災での復興物語。
福島のとある酒造場が総てを流された。
12年間、途方に暮れた男が奇跡の復活を遂げる。
それは、あるTV放送がきっかけとなった。
そのTVを見た多くの人が、復活を望んで来る。
主人公・光は震災当時に消防団員であった。
光は近所の少女・智花を津波から救えなかった。
それがトラウマとなって海を見つめる日々が続く。
この青年・光をTV局が取材して放映。
多くの人が集まり復活劇が始まる。
物語は上手く運びすぎている・・・。
現実はこんな簡単なものではないだろうと思うか。
でもその純粋な善意には心打たれる。
この本は酒造りのノウハウ満載でもある。
読み終えて、二つの事を思い出した。
愚生は気仙沼には数回通った。
その中で、とある酒屋の主人と懇意になった。
気仙沼銘酒“男山”を一緒に飲んだ。
主人曰く、男山も津波の被害にあったと言う。
三階建ての本社の一階は津波がさらっていった。
酒は辛うじて、造れるように復旧。
岐阜で東海北陸のソフトボール大会を開催。
その時“男山”一升瓶を250本買い込んだ。
選手の皆さんに購入支援をお願いした。
快く応じていただき涙が出た。
酒屋の主人とは今も賀状が行き来している。
 昨年、京都に旅した時に、会津美人を飲んだ。
何で京都に会津の酒があるのか?
幕末、京都守護職は会津藩主・松平容保だった。
幕末から160年の年月が過ぎている。
京都を守ってくれた恩を今も忘れない。
会津の酒が京都府民を癒している。
酒は過去を思い出させくれる。
そして、酒は人の心を繋いでくれる。
           地酒にはドラマがある 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0)  

2025年01月12日

「持ち時間」

 新聞のサンデー版に高倉健が出ていた。
没後10年が過ぎ、生き様を振り返って。
彼は俺より9歳年上である。
若い頃はやくざ映画で暴れていた。
晩年は寡黙な男を演じ、強くひかれた。
“幸せの黄色いハンカチ”は何度か見た。
ラストシーンは脳裏を離れない。
彼68歳の時、浅田次郎の“ポッポヤ”を演じた。
定年間際の孤独な鉄道員を詩情豊かに。
この時彼は主人公の定年と自分の年齢を重ねた様だ。
人にはそれぞれ持ち時間がある。
68歳の自分もそれを感じるようになった。
この先を考えるとのんびりしている時間はない、と。
その後、ホタル、単騎千里を走る、あなた等に主演。
82歳で文化勲章を受章。
翌2014年11月、83歳が彼の持ち時間だった。
 この記事を読んだ俺は84歳。
高倉の持ち時間を過ぎている。
高倉は持ち時間を意識してから15年で切れている。
俺は今、持ち時間を意識して15年生きれば99歳だ。
そこまでは、ちょっと無理だろう。
俺こそ、のんびりしている時間はない筈だ。
将棋や碁に早差し、早打ちがある。
持ち時間を過ぎると一手30秒の早打ちになる。
今の俺はもうこの早打ちの段階ではないのか?
この早打ちが15年も続く事はなかろう?
この先は一手一年の早打ち人生になるのか?
一年なんぞはすぐ過ぎる。
のんびり酒なぞ喰らってる暇はない。
後15年頑張っても高倉のように文化勲章はもらえねぇ。
永らえば恥多し?
この先は、せめて秒読みには強くなろう。
10秒・・・5・4・3・2・ピシャリッ! 
次ッ!
         きわどく生きるぞ! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2025年01月10日

「85円のラブレター」

 今年も各地から来てくれました。賀状しまいが囁かれる昨今。
35%の値上げもにめげず、御来駕賜りました。
35%のインフレ値上げなんぞは、後進国のやる事です。
年賀状は、光る君の時代からの麗しき文化です。
当時は、これが互いの心を揺さぶる手段の様でした。
“しのぶれど 色に出でにけりわが恋は ものや思ふと 人の問ふまで“
と平安貴族は謳って、口説いております。
2025年、琴線に響いた、その口説きの一部をご披露致し候。
宮城気仙沼市 銘酒男山酒店の亭主・店の裏の第二笑口会議所で復興酒盛り会議を連日開催との事。
岐阜市の同級生男・月に7日ゴルフ、2回病院、7日整体、7日女房の施設見舞いと超多忙。
各務原市の老河童・89歳で元気にプールに飛び込むゴールドスイーマー。河童に定年なし!天晴れ!
西宮市の元ゴルフ場社長・残業も飲み会もなし 何時も暇、後何年生きるだろうと 悩む振りする。
鳥取県米子市 新幹線時代の先輩・今年の新幹線会はヨタヨタ歩きでも行きまっせ!けっぱれ!
各務原市同級生・今年から傘寿の野球チームに参加。ここならレギュラーを張れそう!生涯現役!
名古屋の同級生・昨年最後の同級生だったが又やりたい!と、くたばれねぇ不滅の男。人生100まで!
白鳥の歯医者先生・昨年暮れ、握手した寅の手力にゴルフの飛距離を見たとお世辞!飛んで何ぼよ!
茨城県日立市の後輩・ボケ防止の為ゴルフと株式投資に専念。トランプファースト。勝てば官軍?
各務原市鵜沼の従妹・痛いところは沢山あるが、後2年は頼むと毎年言っている伴侶に 渇ッ!
白鳥のベイキチ・下剋上でやっと男を上げた下積み男。横スタで連覇だと一人叫ぶ 孤独な鯨。
埼玉県川口市の後輩・毎年優勝候補の呼び声高い架空の本命、今年こそはを又繰り返し10年目!
東京多摩市の後輩・元日大スキー部選手。運転免許証は返納。スキーは無免許でも罰ナシだが・・。
熊本市の姪っ子・子供に恵まれず、今は熊本、大分、沖縄等を訪れ、陶器作りで自己を残す。
白鳥町のJC後輩・貴兄には総て追いつけず今年75です、もうすぐ追いつきます!寝言は寝て言え!
宇都宮市の後輩・昨年は越中おわらの見る踊り、今年は郡上の踊る踊りに期待!下駄を忘れるな!
東京江戸川池江璃花子の祖父(同級生)年々少なくなるのは年賀状と頭の髪。でも仕事は現役中!
埼玉県草加市の後輩・越中おわら風の盆で飲んだ酒と踊りが脳裏から逃げない。まだボケていない?
千葉県我孫子市の同級生・混声合唱団結成10周年。ライバルはTVの“フォレスタ”と豪語!
静岡県磐田市の元ソフト監督・ソフトも神社の事もやりスキーにも行けと言う。人使いの荒い監督。
大和町踊りの師匠・今年は盛大に温習会を開く。息子の菓子作り大会にフランスへ応援に行く猛女。
石川県能美市の元ゴルフ場社長・当方の写真を賀状に転写してドッキリ年賀状を作成。楽しきかな。
79歳の弟・現役草スキーレーサー。冬は家出して雪を求めて試合に挑む、ポンコツレーサー健在!
まだまだありますが、個人情報はこの程度でお許しを。
皆さん元気です!負けているわけにはまいりません。 
                   ”老いてなお 不滅の賀状に 励まされ” 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 文化 

2025年01月08日

「消える風習」

 賀状しまいが目立ってきた。
今年来た賀状の10%に賀状しまい宣言があった。
賀状しまいは2年程前に企業が始めた。
最初の止める言い訳はCO2の削減だった。
これを錦の御旗の如く掲げて止める理由にした。
どれほどCO2が削減されるかも検証せずに。
虚礼廃止の声も聞いた。
これが個人の賀状しまいに及んできた。
個人の廃止理由は様々。
今年来た年賀状から拾ってみた。
古希や喜寿を節目として・・・
勝手ながら世の中の流れでもあり・・・
恐縮ながら時代の変化を感じ・・・
時代の変化に合わせ今後はデジタル通信で・・・
申し訳ございませんが本年をもって・・・
生きながらえていれば来年からはSNS等で・・・
と言う事で賀状年始を控えさせていただきます。
てな具合が辞める理由である。
個人的にはCO2削減は出てこない。
面倒で儀礼的になってきたが本音か?
出したくても出せなくなる時は必ず来る!
急ぐことはない様に俺は感じるが・・・。
一つの風習の消えてゆくのが淋しい。
 今年は消防出初式がなくなると聞いた。
どうして?・・・解らない。
歴史は江戸時代の町火消が始まりとか。
当初は火消しの士気を高めるため。
現在では地域防災意識の啓発が目的。
火災以外でも消防団の必要性は論を待たない。
出初式は無駄とでも言うのか?
1月6日の出初式は単なる風習ではない。
何でも止めればいいと言うモノではない。
地域の一体感が消えるようで悲しい。
合理主義だけで地域は成り立たない。
          風習こそ故郷だ! 寅次郎
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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 風習 

2025年01月06日

「多 笑」

 正月のTVを見ていて思った。
ドタバタの底の浅い番組に呆れる。
出演してる奴等が浮かれているだけじゃん。
あれでも芸人かい?
見ている者はシラケ鳥の閑古鳥だ。
見なきゃいいじゃねぇか・・・。
見なかったよ!
“年末紅白歌バカ騒ぎ合戦”なんぞは。
でも少し見た!けん玉合戦を・・・。
歌合戦に何でけん玉なんだ!
高齢化社会でTVは年寄りを無視だ。
俺のわかる歌などは何処にもない。
年寄りはTVなど見なくていい!
酒でも喰らって早く寝ろ!と言うのか?
昔、TVはじっくりと落語や講談を聞かせてくれた。
旧き良き日本は昭和100年で完全消滅。
そろそろ俺も仏門か・・・。
酒が眠りを誘ってきた。
夢を見た。
書初めの言葉が決まっていなかった。
夢が教えてくれた。
笑いは自分で探せ!自分で作れ!自分で演じよ!と。
品のある笑い、奥深い笑い。品のあるジョーク。
これらは人間を深め、心を豊かにしてくれる。
たとえ貧乏でも!
そして、時には怒れ!とも夢は言った。
“多笑少怒”と夢は告げた。
老後は全てを笑い飛ばせ!と。
書初めの朝“少怒”は胸にしまった。
今年は“多笑”の二文字に決めて墨書。
老いてメソメソしてちゃみっともねぇ!
笑って黄泉に行く練習でもしろ!と夢は告げた。
もっと面白れぇブログを書け!
こんなんじゃクスッとも出来ねぇべぇした!
                 前座の 多笑亭寅次郎
tasyo

kouhaku

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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2025年01月04日

「酔って駄句」

 人生7回目の辰年を越しやや安堵。
屠蘇を嘗めなめ賀状に見入る。
TVは俺達の箱根駅伝を叫んでいる。
ぼんやりと駄句を捻ってみる。
元旦の朝、例年、初日の出を拝む。
“おめでとう 君は平和の 初日の出”
 人知の及ばぬ宇宙の神秘に最敬礼!祈願!
 愚かな年寄りを見捨ててくれるな!と
 寒気を大きく深呼吸・・クラクラッ!・・・
“おめでとう 君は悠久 長良川”
 ゆく川の流れは絶えずして しかも元の水にあらず
 ♪別れと言えば昔より この人の世の常なるを
 流るる水にくらむレバ夢は恥ずかしき涙かな
“おめでとう 君は不動の 小駄良山”
 西に聳える小駄良山 愚かな俺の見張り番。
“巳の歳よ 安らかなれと 歳旦祭”
 戦火よ収まれ!自然よ暴れるな!妻よ怒るな!
 境内に琴・春の海の音が流れる中、神に祈る!
 寒さに奥歯を噛みしめて・・・。
 かしこみかしこみともうすーうー・・・。
“巳の歳は 静かに明けた 能登半島”
 災害半島・能登に勇気と幸せを!
 ♪冷やで五合 ぬくめて五合
 今夜は輪島の夢を見る
“初春や 八十五円の 幕を引く”
 今年の年賀状はやたらと賀状しまいが多い。
 老いた歳のせいか?
 八十五円の値上げのせいか?
 俺なんぞに出す値打ちがねぇと言うのか?
“年一度 八十五円の ラブレター”
 迷惑でも拙者、くたばる迄、出させていただきやす。
 たとえ一通が千円になろうとも・・・。
“自分史は 楽しかったと 屠蘇を酌む”
 “自分史・その壱”を発刊。四巻までを目論む。
          酔っぱらってる暇はねぇ 寅次郎
hatuhi

nagaragawa

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torajiro0421 at 17:00|PermalinkComments(0) 独り言 

2025年01月02日

「85に向かう」

 ゴルフのスコアの事ではない。
血圧の数字でもない。
体重の事でもない。
免許証痴呆試験の成績でもない。
己の馬齢の事である。
7回目の辰年は何とか無事に超えられた。
8回目へ、スタートの年である。
これを越せば、次の辰年は96である。
エイジシュートが出来そうな数字に見えるが・・・。
己の老いを計算しろ!
己惚れるんじゃねぇ!
そんな先の話じゃなく、今、出来ねぇのか?
今出来ない者が、この先出来る訳ねぇだろうに?
よし!今出来るように神様にお願いしよう!
馬鹿野郎! よし努力しよう!って言うんだ!
普通の人は・・・。
その為には“健康ファースト!だよ。
ソフトはセカンド? 酒はサード!だ。
これが守られれば、穴は(ゴルフは)フォース!
4塁打でホームランと言う事だ。
解ったかっ!
何だか新年早々、酔っぱらってるみたいだな?
正月だから、酔ってもいいんだ!
この年になって、世の中、真面目に考えられるかっ?
この先は人生の付録みてぇなもんだ。
“少ない年金、豊かな老後”だぁ?
何言ってやんでぇー!べらぼうめ!
べらぼうめ!って言やぁ、今年の大河ドラマだ。
それがどうした? 85と関係あんのか?
とにかく、石破をここへ呼んで来い!
俺が、今年エイジシュートが出来るか聞きてぇんだ!
答えられねぇ?・・・総理辞めろ! 鳥取さ帰へれ!
ああー…眠くなってきた。
「初夢は 42,43 85」
      “初夢や 夢で終わるな 85” ドン・キホーテ寅次郎
85-1

gorufusuingu

berabo

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