2025年02月
2025年02月28日
「ノスタルジア」
今年は戦後80年、昭和100年の節目。
今年85になる己は昭和を歩んできたとも言える。
物心ついた頃は敗戦直後で極貧の時代。
社会人になる頃は戦後復興の始まり。
その後は、経済成長著しく豊かさの時代。
バブルが弾けて、難しい時代に入る。
俺は、悪い時代も、いい時代も生きて来た。
それが昭和と言いう時代。
昨晩、TVで放送100年と言う番組を見た。
1969年の紅白歌合戦を放送していた。
画面は白黒である。
総合司会は宮田輝。
男性陣の司会は坂本九。
女性陣司会者は伊東ゆかり。
春日八郎、村田英雄、水原弘、三波春夫、F/永井が懐かしい。
女性では越路吹雪、島倉千代子、ザ・ピーナッツ等々。
センターマイクで熱唱！
バックダンサー等ないのが実にいい！
時折、有名人応援団が出てきて、笑わせる！
最後は全員でホタルの光でその年を締める。
画面は「行く年、くる年」に切り替わる。
何ともほのぼのとしたエンディング・・・。
それから55年が過ぎた今の紅白歌合戦。
見るに忍びないドタバタ騒音ダンス合戦？
この中から、次世代に残る歌等は生まれないだろう。
全てがうたかたと消えるだろう。
俺が理解出来ないだけなのか・・・？
いや子供や孫達も楽しそうに見ている風ではない。
ゼネレーションギャップではない。
質の問題だろう。
こんなくだらない番組にお金を払っているの？
55年前の番組が物凄く新鮮に見えた。
年寄りの郷愁と笑わば笑え！
シルバー世代チャンネルを作ってくれ。
視聴率は上がるよ。
フジテレビさんどうですか？ 寅次郎
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今年85になる己は昭和を歩んできたとも言える。
物心ついた頃は敗戦直後で極貧の時代。
社会人になる頃は戦後復興の始まり。
その後は、経済成長著しく豊かさの時代。
バブルが弾けて、難しい時代に入る。
俺は、悪い時代も、いい時代も生きて来た。
それが昭和と言いう時代。
昨晩、TVで放送100年と言う番組を見た。
1969年の紅白歌合戦を放送していた。
画面は白黒である。
総合司会は宮田輝。
男性陣の司会は坂本九。
女性陣司会者は伊東ゆかり。
春日八郎、村田英雄、水原弘、三波春夫、F/永井が懐かしい。
女性では越路吹雪、島倉千代子、ザ・ピーナッツ等々。
センターマイクで熱唱！
バックダンサー等ないのが実にいい！
時折、有名人応援団が出てきて、笑わせる！
最後は全員でホタルの光でその年を締める。
画面は「行く年、くる年」に切り替わる。
何ともほのぼのとしたエンディング・・・。
それから55年が過ぎた今の紅白歌合戦。
見るに忍びないドタバタ騒音ダンス合戦？
この中から、次世代に残る歌等は生まれないだろう。
全てがうたかたと消えるだろう。
俺が理解出来ないだけなのか・・・？
いや子供や孫達も楽しそうに見ている風ではない。
ゼネレーションギャップではない。
質の問題だろう。
こんなくだらない番組にお金を払っているの？
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2025年02月26日
「透明人間」
小学生の頃、探偵小説をよく読んだ。
江戸阿川乱歩の“透明人間”にわくわくした。
名探偵・明智小五郎に小林少年の活躍。
自分も透明人間になりたいと思った。
テストのカンニングは自由にできる。
好きな女の子の家には堂々と行ける。
風呂にも入れる・・・。
透明人間になれる薬はないものかと真剣だった。
月命日に、住職は冊子を持って来られる。
うら若き女性が表紙で、題名が“MIDOさん”と言う。
表紙だけを見れば、およそお寺らしくない。
中味もそれ程、線香臭くなく、読み易い。
新春特集で“四苦を生き抜く”と言う記事があった。
書いた人は講談師の旭堂南雲さん。
副題が〜龍樹菩薩の苦しみ〜
人間の一生は“生老病死”の四つの苦である。
生老病死の老病死が苦であることは解る。
何故、最初の生が苦なのか？
これについて書かれてあった。
昔インドに、龍樹菩薩と三人の優秀な仲間がいた。
何時も何時も勉強ばかりしていて飽きてきた。
たまには知性を離れて本能を楽しもうと計画。
本能とは“女”である。
国王の住む宮殿には、沢山の美女がいる。
それを襲って楽しもうと龍樹菩薩は三人を誘う。
四人は透明人間になる薬を手に入れて宮殿へ。
夜な夜な宮殿に忍び込み、片っ端から女官を犯した。
暫くすると、女官たちが妊娠をし出した。
不審に思った国王は一計を案じて、四人を殺す事にした。
三人を殺したが龍樹菩薩は辛くも難を逃れた。
だが龍樹菩薩は三人を殺したのは自分のせいだと己を責める。
能力におぼれ、慢心し、友人を殺してしまった。
一生涯、この苦しみと闘って生きねばならなかった。
この様に本能を語ると仏教も身近に読める。
透明人間に憧れる 寅次郎
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江戸阿川乱歩の“透明人間”にわくわくした。
名探偵・明智小五郎に小林少年の活躍。
自分も透明人間になりたいと思った。
テストのカンニングは自由にできる。
好きな女の子の家には堂々と行ける。
風呂にも入れる・・・。
透明人間になれる薬はないものかと真剣だった。
月命日に、住職は冊子を持って来られる。
うら若き女性が表紙で、題名が“MIDOさん”と言う。
表紙だけを見れば、およそお寺らしくない。
中味もそれ程、線香臭くなく、読み易い。
新春特集で“四苦を生き抜く”と言う記事があった。
書いた人は講談師の旭堂南雲さん。
副題が〜龍樹菩薩の苦しみ〜
人間の一生は“生老病死”の四つの苦である。
生老病死の老病死が苦であることは解る。
何故、最初の生が苦なのか？
これについて書かれてあった。
昔インドに、龍樹菩薩と三人の優秀な仲間がいた。
何時も何時も勉強ばかりしていて飽きてきた。
たまには知性を離れて本能を楽しもうと計画。
本能とは“女”である。
国王の住む宮殿には、沢山の美女がいる。
それを襲って楽しもうと龍樹菩薩は三人を誘う。
四人は透明人間になる薬を手に入れて宮殿へ。
夜な夜な宮殿に忍び込み、片っ端から女官を犯した。
暫くすると、女官たちが妊娠をし出した。
不審に思った国王は一計を案じて、四人を殺す事にした。
三人を殺したが龍樹菩薩は辛くも難を逃れた。
だが龍樹菩薩は三人を殺したのは自分のせいだと己を責める。
能力におぼれ、慢心し、友人を殺してしまった。
一生涯、この苦しみと闘って生きねばならなかった。
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2025年02月24日
「独身老人貴族」
愚妻は友達と小旅行に。
喫茶店を辞めてから家にこもりがち。
ガス抜きだと、喜び勇んで出て行った。
これで俺は二日間の独居老人貴族だ。
自由気ままである。
うるさい世話役から逃れられる。
いつも通り、会社から帰宅。
電気は点いていなく、部屋は暗い。
暖房も止まっていて、寒々としている。
夕食を自分で作らなきゃならねぇ・・・。
今更、買い物なんぞにゃ行きたくねぇ。
元来買い物は嫌いで、行った事がねぇ。
何を作るか・・・冷蔵庫をあさる。
卵があった。
よし！得意の卵かけご飯だ。
台所の鍋には、昨晩のオデンが残っていた。
これで十分だ！
オデンには日本酒が合う！
テレビ相手に純和風のディナー？だった。
お酒の追加は自由である。
うるさいオーダーストップなどは無い！
旅先の貴婦人から携帯が鳴った。
何を食べてる？ 風呂は沸かした？・・・。
“るせぇ！”
折角、独身貴族を満喫してるのに・・・。
食べ終わると、何時もはお茶が出てくるのに・・・。
お茶っ葉が何処にあるが分からねぇ・・・。
何とかお茶を飲み終えたが・・・。
片付けねばならねぇ・・・。
風呂も洗わねばならねぇ・・・。
今日は風呂を止めよう・・・。
酒も飲んだから・・・危ねぇ・・・。
一日ぐらい入らなくても死ぬ訳じゃあんめぇ。
こりゃ独身貴族じゃねぇ、独身危族だ。
早く帰ってこー！ 寅次郎
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喫茶店を辞めてから家にこもりがち。
ガス抜きだと、喜び勇んで出て行った。
これで俺は二日間の独居老人貴族だ。
自由気ままである。
うるさい世話役から逃れられる。
いつも通り、会社から帰宅。
電気は点いていなく、部屋は暗い。
暖房も止まっていて、寒々としている。
夕食を自分で作らなきゃならねぇ・・・。
今更、買い物なんぞにゃ行きたくねぇ。
元来買い物は嫌いで、行った事がねぇ。
何を作るか・・・冷蔵庫をあさる。
卵があった。
よし！得意の卵かけご飯だ。
台所の鍋には、昨晩のオデンが残っていた。
これで十分だ！
オデンには日本酒が合う！
テレビ相手に純和風のディナー？だった。
お酒の追加は自由である。
うるさいオーダーストップなどは無い！
旅先の貴婦人から携帯が鳴った。
何を食べてる？ 風呂は沸かした？・・・。
“るせぇ！”
折角、独身貴族を満喫してるのに・・・。
食べ終わると、何時もはお茶が出てくるのに・・・。
お茶っ葉が何処にあるが分からねぇ・・・。
何とかお茶を飲み終えたが・・・。
片付けねばならねぇ・・・。
風呂も洗わねばならねぇ・・・。
今日は風呂を止めよう・・・。
酒も飲んだから・・・危ねぇ・・・。
一日ぐらい入らなくても死ぬ訳じゃあんめぇ。
こりゃ独身貴族じゃねぇ、独身危族だ。
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2025年02月22日
「スプリンクラー」
どうやら大寒波も峠らしい。
ここ数年、大した雪は降らなかった。
ガキの頃は朝起きると50�僂呂兇蕕世辰拭�
温暖化様のご来場で大雪は来なくなった。
雪不足でスキー場が泣く年も出て来た。
てなわけで、冬将軍様を迎える準備は怠った。
庭木などの雪囲いはしなくなった。
少しくらいの雪ならば、木が鍛えられる？
雪の重みに耐え、木は丈夫に育つ。
木を愛するがゆえに、囲いはしない。
あえて、厳しい環境で育てる。
高邁な親心？
ずぼらな親の言い訳・・・ピンポン！
今年の雪は、ずぼらな親に大鉄槌！
連日、朝は庭木の除雪！
家の周りの雪の始末。
半端な量じゃない。
一時間もすると汗が出る！
日頃の運動不足で、すぐに息切れ！
木どころじゃない、己が鍛えられる？
このままじゃ、体が持たねぇ・・・。
一計が浮かんだ。
ホームセンターでスプリンクラーを購入。
我が家の井戸水に繋いだ。
井戸水は水温14℃。
一晩で１ｍ位の雪を融かしてくれる。
屋根から落とした硬い雪も難なく融かす。
融ければ、次の場所に移すだけである。
我が家には帯状に噴水する装置もある。
彼等の活躍で、家の周りはいち早く消えた。
消えると一部の低木は傷つき、折れていた。
御免なさいと、己のずぼらを詫びた。
雪の中で曲がっていた枝は、上を向きだした。
自然の力強さに脱帽！
井戸水に感謝！ 寅次郎
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ここ数年、大した雪は降らなかった。
ガキの頃は朝起きると50�僂呂兇蕕世辰拭�
温暖化様のご来場で大雪は来なくなった。
雪不足でスキー場が泣く年も出て来た。
てなわけで、冬将軍様を迎える準備は怠った。
庭木などの雪囲いはしなくなった。
少しくらいの雪ならば、木が鍛えられる？
雪の重みに耐え、木は丈夫に育つ。
木を愛するがゆえに、囲いはしない。
あえて、厳しい環境で育てる。
高邁な親心？
ずぼらな親の言い訳・・・ピンポン！
今年の雪は、ずぼらな親に大鉄槌！
連日、朝は庭木の除雪！
家の周りの雪の始末。
半端な量じゃない。
一時間もすると汗が出る！
日頃の運動不足で、すぐに息切れ！
木どころじゃない、己が鍛えられる？
このままじゃ、体が持たねぇ・・・。
一計が浮かんだ。
ホームセンターでスプリンクラーを購入。
我が家の井戸水に繋いだ。
井戸水は水温14℃。
一晩で１ｍ位の雪を融かしてくれる。
屋根から落とした硬い雪も難なく融かす。
融ければ、次の場所に移すだけである。
我が家には帯状に噴水する装置もある。
彼等の活躍で、家の周りはいち早く消えた。
消えると一部の低木は傷つき、折れていた。
御免なさいと、己のずぼらを詫びた。
雪の中で曲がっていた枝は、上を向きだした。
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2025年02月20日
「同級生の娘さん」
東京から郡上八幡に来て講演をされた。
郡上教育フォーラムの一環としての記念講演。
その講師が同級生の娘さんで池江美由紀さん。
プロフィールは、1965年で60歳。
すらりとした長身は凄く若く見えた。
スーパーアスリート池江瑠花子ちゃんのお母さんだ。
美由紀さんのお父さんが辻下俊夫君。
白鳥中学の同級生と言う訳。
彼の娘さんが何を語るのか？・・・聞きに行った。
同級生の曽我謙之助君も来ていた。
二人で固唾をのんで聞いていた。
録音、写真、動画は禁止なので残念。
プロジェクターで画像を使っての講演。
視覚を交えての話は解り易かった。
瑠花子ちゃんは自宅で水中出産だったとか。
生まれる時から、泳いで出て来たのだ。
彼女の小さい頃の動画が出て来た。
その頑固さ、ヤンチャぶりが微笑ましい。
この頃にして、強い子だったのかも知れない。
大島の実家近くを走る越美南線、線路上の写真にビックリ。
中学の頃までは時々来ていたと話された。
子どもの頃は負けず嫌いで強情っ張りだった由。
百人一首は得意だった。
詠み人が読み上げられると下の句は解ったと言う。
ここらあたりでも瞬発力が養われたのか？
世に言う教育ママ的には育てなかったとか。
体力的には家に雲梯を作り、ぶら下がらせた。
基本的には、ポジティブに育てる、物事を否定しない。
挨拶をする、時間を守る、片付ける子供に。
その上に様々なノウハウを与え、引き出して行く。
同級生・俊夫君は東京に出て一旗揚げた。
そのDNAが娘美由紀、孫瑠花子ちゃんに繋がったのか。
彼にも聞いてみたい 寅次郎
＊俊夫君がLINEで瑠花子ちゃんの闘病生活を振り返るインタビューを送ってくれた。
https://www.asahi.com/sp/articles/AST231DHFT23DIFI008M.html?ref=shimen_qr
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その講師が同級生の娘さんで池江美由紀さん。
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すらりとした長身は凄く若く見えた。
スーパーアスリート池江瑠花子ちゃんのお母さんだ。
美由紀さんのお父さんが辻下俊夫君。
白鳥中学の同級生と言う訳。
彼の娘さんが何を語るのか？・・・聞きに行った。
同級生の曽我謙之助君も来ていた。
二人で固唾をのんで聞いていた。
録音、写真、動画は禁止なので残念。
プロジェクターで画像を使っての講演。
視覚を交えての話は解り易かった。
瑠花子ちゃんは自宅で水中出産だったとか。
生まれる時から、泳いで出て来たのだ。
彼女の小さい頃の動画が出て来た。
その頑固さ、ヤンチャぶりが微笑ましい。
この頃にして、強い子だったのかも知れない。
大島の実家近くを走る越美南線、線路上の写真にビックリ。
中学の頃までは時々来ていたと話された。
子どもの頃は負けず嫌いで強情っ張りだった由。
百人一首は得意だった。
詠み人が読み上げられると下の句は解ったと言う。
ここらあたりでも瞬発力が養われたのか？
世に言う教育ママ的には育てなかったとか。
体力的には家に雲梯を作り、ぶら下がらせた。
基本的には、ポジティブに育てる、物事を否定しない。
挨拶をする、時間を守る、片付ける子供に。
その上に様々なノウハウを与え、引き出して行く。
同級生・俊夫君は東京に出て一旗揚げた。
そのDNAが娘美由紀、孫瑠花子ちゃんに繋がったのか。
彼にも聞いてみたい 寅次郎
＊俊夫君がLINEで瑠花子ちゃんの闘病生活を振り返るインタビューを送ってくれた。
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2025年02月18日
「郡上JC相撲甚句」
郡上JCは今年で50周年を迎える。
よく続けたものだと思う。
今年のJCOB会は長寿を祝うがテーマだった。
最長老の俺達3人が主賓として招待された。
この席で、自作の“郡上JC相撲甚句”を披露した。
50年前の創立から、今日までを歌詞に織り込んで。
♪郡上JCをー 甚句に説けばよ
はあー時は昭和の５０年んー
霊峰白山水清き、長良の里に集いしは
五十余名の若者よ、郡上は一つと立ち上がる
修練 奉仕 友情の、錦の御旗を掲げつつ
五十年余の歳月を、飽きることなく繋いだぜ
英知だ 勇気だ 情熱だーと、血気盛んに口走り
夜な夜な家を留守にする、妻や子供はほっといて
明るい社会をめざしたが、家庭はだんだん暗くなる
それでもJC JCと、呪文を唱えて半世紀
ＯB会も年老いて、三途の川が近くなる、
電波の届かぬところでは、細川初代が招いてる
まだまだいけない100まではー
郡上JCこの先は、千代に八千代に よーほほーい
続きますよう 願いますよー・・・
あー折角なじんだ皆様と そろそろお別れせにゃならぬ
何時又何処で会えるやら それともこのまま会えぬやら
思えば涙がパラーパラりと・・・♪
相撲甚句は地方巡業で歌われる。
江戸の末期に芸者が歌い、それが力士に伝わった様だ。
力士数人が土俵で輪になって、アカペラで歌う。
歌の数は数多あり、味わい深い歌詞である。
“出世鑑”“名所鑑”“祝い唄”等、情緒豊か。
結婚、卒業、落成等、その時に合わせて作詞する。
七五調で作れば、歌になる。
愚生も過去に、結婚式で歌ったことがある。
下手な祝辞より、よっぽどマシだと褒められた。
今回も自作だったが練習不足でダメだった。
やはり数人で合いの手がないと、調子が出ない。
アードスコイ ドスコイ！ 寅次郎
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よく続けたものだと思う。
今年のJCOB会は長寿を祝うがテーマだった。
最長老の俺達3人が主賓として招待された。
この席で、自作の“郡上JC相撲甚句”を披露した。
50年前の創立から、今日までを歌詞に織り込んで。
♪郡上JCをー 甚句に説けばよ
はあー時は昭和の５０年んー
霊峰白山水清き、長良の里に集いしは
五十余名の若者よ、郡上は一つと立ち上がる
修練 奉仕 友情の、錦の御旗を掲げつつ
五十年余の歳月を、飽きることなく繋いだぜ
英知だ 勇気だ 情熱だーと、血気盛んに口走り
夜な夜な家を留守にする、妻や子供はほっといて
明るい社会をめざしたが、家庭はだんだん暗くなる
それでもJC JCと、呪文を唱えて半世紀
ＯB会も年老いて、三途の川が近くなる、
電波の届かぬところでは、細川初代が招いてる
まだまだいけない100まではー
郡上JCこの先は、千代に八千代に よーほほーい
続きますよう 願いますよー・・・
あー折角なじんだ皆様と そろそろお別れせにゃならぬ
何時又何処で会えるやら それともこのまま会えぬやら
思えば涙がパラーパラりと・・・♪
相撲甚句は地方巡業で歌われる。
江戸の末期に芸者が歌い、それが力士に伝わった様だ。
力士数人が土俵で輪になって、アカペラで歌う。
歌の数は数多あり、味わい深い歌詞である。
“出世鑑”“名所鑑”“祝い唄”等、情緒豊か。
結婚、卒業、落成等、その時に合わせて作詞する。
七五調で作れば、歌になる。
愚生も過去に、結婚式で歌ったことがある。
下手な祝辞より、よっぽどマシだと褒められた。
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2025年02月16日
「一期一会の会」
今年のJCOB会の会場は大和のおがたま。
テーマは〜長寿祝いの会〜
OB会員の中の最長老を祝い励まそうという趣旨。
羽田野哲夫（83）広瀬猛（84）と拙者（84）。
この三人を恭しくひな壇に据える。
これを肴に、酒を喰らおうという算段。
我ら3人は、若者の生け贄である。
郡上ＪＣは今年、創立50周年である。
会は、この50年間の物故者への黙祷から始まった。
物故者16人がスクリーに次々映し出される。
懐かしい面々に、様々な思い出が頭をよぎった。
次に若い男女の“伊勢音頭”で宴の幕は開いた。
本日の生け贄の3人はチャーターメンバーである。
次年度長老候補がお祝いと励ましの言葉を述べた。
何の事はない、過去を暴くだけである。
この先も、元気でご活躍下さい！と。
心にもない事で、早く逝けと言う風に聞こえる。
次にもう一人の長老候補が乾杯の音頭。
言いたい事を言い、好きな事をして、終活をと言う。
是も長老の座を早く譲れという風に聞こえる。
ひがみだろうか・・・？
乾杯が終わると、皆が酒を注ぎに来る。
やれ飲め、それ飲めと、途切れなく来る。
酒攻めで逝かせてしまう算段か・・・。
酔いが廻ってきたら、ひがみが薄らいできた。
現役も楽しいアトラクションで盛り上げてくれる。
正面には、女性メンバー蒲さん揮毫の“福寿”が鮮やか！
愚生も自作の“JC相撲甚句”を酔いに任せて歌った。
相撲甚句は皆あまり知らない様だったが聞いてくれた。
50年前から今日までを説いて、この先も続け！と。
最後は恒例の“若くない我ら”を、肩を組んで熱唱！
♪足並みを揃えて行こうじゃないか♪足並みもつれる・・。
常任指揮者？・和田良が棒を振る！
延々と3時間呑み通し、持参の銘酒3升は空だった。
郡上JC永遠なれ！ 寅次郎
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テーマは〜長寿祝いの会〜
OB会員の中の最長老を祝い励まそうという趣旨。
羽田野哲夫（83）広瀬猛（84）と拙者（84）。
この三人を恭しくひな壇に据える。
これを肴に、酒を喰らおうという算段。
我ら3人は、若者の生け贄である。
郡上ＪＣは今年、創立50周年である。
会は、この50年間の物故者への黙祷から始まった。
物故者16人がスクリーに次々映し出される。
懐かしい面々に、様々な思い出が頭をよぎった。
次に若い男女の“伊勢音頭”で宴の幕は開いた。
本日の生け贄の3人はチャーターメンバーである。
次年度長老候補がお祝いと励ましの言葉を述べた。
何の事はない、過去を暴くだけである。
この先も、元気でご活躍下さい！と。
心にもない事で、早く逝けと言う風に聞こえる。
次にもう一人の長老候補が乾杯の音頭。
言いたい事を言い、好きな事をして、終活をと言う。
是も長老の座を早く譲れという風に聞こえる。
ひがみだろうか・・・？
乾杯が終わると、皆が酒を注ぎに来る。
やれ飲め、それ飲めと、途切れなく来る。
酒攻めで逝かせてしまう算段か・・・。
酔いが廻ってきたら、ひがみが薄らいできた。
現役も楽しいアトラクションで盛り上げてくれる。
正面には、女性メンバー蒲さん揮毫の“福寿”が鮮やか！
愚生も自作の“JC相撲甚句”を酔いに任せて歌った。
相撲甚句は皆あまり知らない様だったが聞いてくれた。
50年前から今日までを説いて、この先も続け！と。
最後は恒例の“若くない我ら”を、肩を組んで熱唱！
♪足並みを揃えて行こうじゃないか♪足並みもつれる・・。
常任指揮者？・和田良が棒を振る！
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2025年02月14日
「トランプと信長」
トランプが世界をかき混ぜている。
関税の強化、グリーンランド、パナマ運河、メキシコ湾、
難民拒否、パリ協定、WTO脱退、側近たちの恩赦、等々。
自分勝手な振る舞いは横暴に見える。
アメリカファーストは経済ファーストだ。
儲けた奴が正義だと言う感じ。
民主主義の中の独裁者と言える。
こんな人をアメリカ人が選んだのだ。
アメリカ国民の良識を疑う。
これは日本の戦国時代の寵児・織田信長を思わせる。
信長も若い頃は、姿形から異端児であった。
長じて、桶狭間では奇襲で今川を倒した。
腹心である家康の息子を理不尽に自刃に追い込んだ。
比叡山を一網打尽に焼き殺した。
トップダウンの独裁者。
又、楽市楽座を考案し、経済を豊かにした。
そのカリスマ性が天下人に近づく要因だった。
二人の共通点は、
人が思いもつかない事を敢行する。
例え多くの犠牲、反対があろうとも実行する。
経済至上主義とも言える。
奥方は、トランプは3人目。
信長は数人以上と言われている。
トランプの現在の奥さん（メラニア）は移民である。
1970年にスロベニアで生まれ、26歳でアメリカに来た。
31歳で永住権獲得、35歳で結婚。
トランプの移民政策と対立したこともあると言う。
トランプは今も難民を拒否して追い返している。
移民の夫人は追い返さないのか。
信長は正室の濃姫を宿敵の娘として警戒していた。
二人に間に子供は生まれていない。
後年は警戒も解け、仲睦まじく生きた様だ。
共通点は様々にある。
これらは時代が要求するのであろうか？
最大の共通点は力ずくである。
俺は二人とも嫌いだ 寅次郎
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関税の強化、グリーンランド、パナマ運河、メキシコ湾、
難民拒否、パリ協定、WTO脱退、側近たちの恩赦、等々。
自分勝手な振る舞いは横暴に見える。
アメリカファーストは経済ファーストだ。
儲けた奴が正義だと言う感じ。
民主主義の中の独裁者と言える。
こんな人をアメリカ人が選んだのだ。
アメリカ国民の良識を疑う。
これは日本の戦国時代の寵児・織田信長を思わせる。
信長も若い頃は、姿形から異端児であった。
長じて、桶狭間では奇襲で今川を倒した。
腹心である家康の息子を理不尽に自刃に追い込んだ。
比叡山を一網打尽に焼き殺した。
トップダウンの独裁者。
又、楽市楽座を考案し、経済を豊かにした。
そのカリスマ性が天下人に近づく要因だった。
二人の共通点は、
人が思いもつかない事を敢行する。
例え多くの犠牲、反対があろうとも実行する。
経済至上主義とも言える。
奥方は、トランプは3人目。
信長は数人以上と言われている。
トランプの現在の奥さん（メラニア）は移民である。
1970年にスロベニアで生まれ、26歳でアメリカに来た。
31歳で永住権獲得、35歳で結婚。
トランプの移民政策と対立したこともあると言う。
トランプは今も難民を拒否して追い返している。
移民の夫人は追い返さないのか。
信長は正室の濃姫を宿敵の娘として警戒していた。
二人に間に子供は生まれていない。
後年は警戒も解け、仲睦まじく生きた様だ。
共通点は様々にある。
これらは時代が要求するのであろうか？
最大の共通点は力ずくである。
俺は二人とも嫌いだ 寅次郎
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2025年02月12日
「雪と闘う」
TV気象庁のお姐さんが叫ぶ。
今季最大の寒波が襲来する。
不要不急の外出は控えてください。
停電に備えてください・・・。
昨今の予報は大袈裟だと言う評判だ。
加えて美人の姐さんでは迫力がない。
てな事で甘く見ていた。
このところ毎朝40�儖未寮兩磴�続いた。
累計すれば人の背を越す値だ。
56豪雪以来だと言う気もする。
山奥の友達からLINEが来た。
彼の家は道路まで50ｍ位ある。
除雪車は私道へは来てくれない。
孤立していると言う。
長良川鉄道、東海北陸自動車道は止まった。
でも、主な生活道路は確保されている。
屋根雪が少々心配になって来た。
この年では、大屋根に上る勇気はない。
軒先にはみ出してきた雪を下から落とす事にした。
長い竿の先にＵ字型をしたワイヤーで雪を切る。
豆腐を切る様に綺麗に切れて落ちてくる。
5〜6ｍある竿はかなり重たい。
下手すると切れた雪が自分めがけて落ちてくる。
楽そうに見えるがかなりの体力を要する。
屋根から転落するよりかは増しだと頑張った。
上ばかり向いているから首が痛くなる。
肩も張って来る。
落とした雪は重力で固くなっている。
スノーダンプで川まで運ぶ。
雪と一緒に川へ落ちない様にとカカがうるさい！
喋ってないで、自分も運べ！
雪は怠け者を容赦なくムチ打つ！
始末しないと、生活が出来ない。
お陰さんで運動不足が解消した。
疲れはビールが消してくれる 寅次郎
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今季最大の寒波が襲来する。
不要不急の外出は控えてください。
停電に備えてください・・・。
昨今の予報は大袈裟だと言う評判だ。
加えて美人の姐さんでは迫力がない。
てな事で甘く見ていた。
このところ毎朝40�儖未寮兩磴�続いた。
累計すれば人の背を越す値だ。
56豪雪以来だと言う気もする。
山奥の友達からLINEが来た。
彼の家は道路まで50ｍ位ある。
除雪車は私道へは来てくれない。
孤立していると言う。
長良川鉄道、東海北陸自動車道は止まった。
でも、主な生活道路は確保されている。
屋根雪が少々心配になって来た。
この年では、大屋根に上る勇気はない。
軒先にはみ出してきた雪を下から落とす事にした。
長い竿の先にＵ字型をしたワイヤーで雪を切る。
豆腐を切る様に綺麗に切れて落ちてくる。
5〜6ｍある竿はかなり重たい。
下手すると切れた雪が自分めがけて落ちてくる。
楽そうに見えるがかなりの体力を要する。
屋根から転落するよりかは増しだと頑張った。
上ばかり向いているから首が痛くなる。
肩も張って来る。
落とした雪は重力で固くなっている。
スノーダンプで川まで運ぶ。
雪と一緒に川へ落ちない様にとカカがうるさい！
喋ってないで、自分も運べ！
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2025年02月10日
「宿命の子」上
副題は・安倍晋三政権クロニクル
令和４年10月30日に初版が出たばかりの本。
正直言って俺は、安倍は好きじゃなかった。
祖父・岸信介、父・安倍晋太郎、バリバリの世襲。
戦後生まれ、戦争知らずの苦労知らず。
甘ちょろいボンボン総理だと思ってきた。
だが、この本を読んで認識が変わって来た。
取り巻きの政治家とのやり取りに安っぽい妥協はない。
特に官邸スタッフ、官僚達とは真剣に闘っている。
自分の思いを余すところなくぶっつけている。
その良し悪しは別にして。
第一次政権は病に倒れた。
その5年後に再び総理に帰り咲く。
そして7年8か月の長期政権を担い、戦った。
この本を読むと、まさに戦ったと言う印象だ。
2012年秋、当時の野田総理との党首会談が始まり。
ここで元野田総理から解散を引き出した。
そして、総選挙で自民は圧勝し安倍が総理に。
アベノミクスでは株高と円安を産んで突っ走る。
大企業が潤い、庶民との格差が顕著になる。
靖国参拝は、強い日本を示す為だと言う信念に見えた。
尖閣問題、当初アメリカは防衛する気は薄かった。
安倍は独自で守ると言いだして、オバマを屈服させた。
TPP問題で安倍は甘利を信頼して全て任せた。
甘利は毅然としてアメリカに挑み主導権を握った。
慰安婦問題は河野談話を何時までも引きずっている。
しかし、安倍は毅然とした態度は崩さなかった。
戦後70年の首相談話の中で二つの演説が見事。
一つはオーストラリア国会議事堂。
もう一つはワシントン議会での演説。読まれたし！
ヒロシマ／パールハーバーも興味深い。
ここでは駐日米大使キャロライン・ケネデーが活躍。
その他、知らない政治の舞台裏が網羅されている。
これを読むと日本のメディアは屁みたいなもんだ。
上っ面を流しているだけで。
凄いノンフィクションに出合った。
次は下巻だ 寅次郎
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令和４年10月30日に初版が出たばかりの本。
正直言って俺は、安倍は好きじゃなかった。
祖父・岸信介、父・安倍晋太郎、バリバリの世襲。
戦後生まれ、戦争知らずの苦労知らず。
甘ちょろいボンボン総理だと思ってきた。
だが、この本を読んで認識が変わって来た。
取り巻きの政治家とのやり取りに安っぽい妥協はない。
特に官邸スタッフ、官僚達とは真剣に闘っている。
自分の思いを余すところなくぶっつけている。
その良し悪しは別にして。
第一次政権は病に倒れた。
その5年後に再び総理に帰り咲く。
そして7年8か月の長期政権を担い、戦った。
この本を読むと、まさに戦ったと言う印象だ。
2012年秋、当時の野田総理との党首会談が始まり。
ここで元野田総理から解散を引き出した。
そして、総選挙で自民は圧勝し安倍が総理に。
アベノミクスでは株高と円安を産んで突っ走る。
大企業が潤い、庶民との格差が顕著になる。
靖国参拝は、強い日本を示す為だと言う信念に見えた。
尖閣問題、当初アメリカは防衛する気は薄かった。
安倍は独自で守ると言いだして、オバマを屈服させた。
TPP問題で安倍は甘利を信頼して全て任せた。
甘利は毅然としてアメリカに挑み主導権を握った。
慰安婦問題は河野談話を何時までも引きずっている。
しかし、安倍は毅然とした態度は崩さなかった。
戦後70年の首相談話の中で二つの演説が見事。
一つはオーストラリア国会議事堂。
もう一つはワシントン議会での演説。読まれたし！
ヒロシマ／パールハーバーも興味深い。
ここでは駐日米大使キャロライン・ケネデーが活躍。
その他、知らない政治の舞台裏が網羅されている。
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2025年02月08日
「避難鳥」
今年の寒波は例年になく厳しい。
今朝の朝刊に一茶の句が載っていた。
“是がまあ 終の棲家か 雪五尺”
我が故郷も、それに近くなってきた。
大寒前には一時、暖かい日もあった。
このまま、春が来るのか？と思わせた。
だが自然は、そう甘くはない。
物価高でふところは寒い・・・。
灯油類の値上げが追い打ちをかける。
野菜も高く、温かい鍋物も敬遠しがち。
その上、この寒さである。
“物価高 すべてが寒い 雪五尺” 寅。
誰が悪いのだろう？
トランプか？石破か？
トランプはメキシコからの移民・避難民を追い返している。
アメリカはそもそもインデアン以外は移民民族なんだ。
トランプのカカも26の時、スロベニアから来てるんだ。
メキシカンは総て犯罪人だと言う。
自分だって容疑者じゃねぇか。
云えた義理かよ！
弱者を救ってこそ、真のリーダーだ。
今、我が家の軒下に避難鳥が来る。
この雪で、彼等には餌がないのだ。
庭の木の実をほとんど食べてくれた。
それでも何かないかと、やって来る。
融雪用の水溜まりで、のどを潤している。
見兼ねて、餌をおいてみた。
柿を剥いた皮。
食パンの耳を小さく切って置いた。
ヒヨドリが来た！
彼は我が庭の南天を坊主にした犯人だ。
犯罪者だけど、俺は追い出さない。
トランプとは違うんだ！
今、彼は避難鳥なんだ。
もっと仲間を連れて来い！ 寅次郎
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今朝の朝刊に一茶の句が載っていた。
“是がまあ 終の棲家か 雪五尺”
我が故郷も、それに近くなってきた。
大寒前には一時、暖かい日もあった。
このまま、春が来るのか？と思わせた。
だが自然は、そう甘くはない。
物価高でふところは寒い・・・。
灯油類の値上げが追い打ちをかける。
野菜も高く、温かい鍋物も敬遠しがち。
その上、この寒さである。
“物価高 すべてが寒い 雪五尺” 寅。
誰が悪いのだろう？
トランプか？石破か？
トランプはメキシコからの移民・避難民を追い返している。
アメリカはそもそもインデアン以外は移民民族なんだ。
トランプのカカも26の時、スロベニアから来てるんだ。
メキシカンは総て犯罪人だと言う。
自分だって容疑者じゃねぇか。
云えた義理かよ！
弱者を救ってこそ、真のリーダーだ。
今、我が家の軒下に避難鳥が来る。
この雪で、彼等には餌がないのだ。
庭の木の実をほとんど食べてくれた。
それでも何かないかと、やって来る。
融雪用の水溜まりで、のどを潤している。
見兼ねて、餌をおいてみた。
柿を剥いた皮。
食パンの耳を小さく切って置いた。
ヒヨドリが来た！
彼は我が庭の南天を坊主にした犯人だ。
犯罪者だけど、俺は追い出さない。
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2025年02月06日
「ホワイトアウト」
“今期MAXの寒波が数日襲う”
気象庁の姐さんが“備えよ！”とうるさい。
こちとら56豪雪を乗り越えたんだ。
4、5日降ったぐれえどうってこたねぇやな。
普通通り、会社に向かった。
通勤路は、やまびこロードと言う山道。
除雪は早朝からきちんとやってある。
だがこの日は、まだ除雪の真っ最中。
雪が多くてはかどらず、所々はやばい。
加えて雪はしんしんと降っている。
時折、風が吹く！ これがやばい！
木から落ちる粉雪が舞う！
視界ゼロ！
止まるしかない。
粉吹雪が収まる迄、動けない。
対向車が来ないか？
ヘッドライト等は殆どや役に立たない。
暫く待つと、視界が開ける。
何んと自分の車は思いと違った所に居る。
自分ではすぐに停まったつもりだったが・・・。
急に止まれず、吹雪の中を、勘で少し動いたようだ。
こんな事が会社に着くまでに３，４回あった。
その日は、危険と言う事で夕方4時頃、帰る事にした。
帰りも、朝と同じような事だった。
ワイパーの効きが悪くなり、又しても視界不良。
ワイパーを直そうと左に寄り、止まろうとした。
車の床からゴトゴトゴトと異常音！
しまった！とブレーキを踏んだが遅かった。
左側の縁石に乗り上げ、車は亀の状態。
自力では何ともならず知人の吉崎君に電話。
彼の務める恩地モーターレスキュー隊が急行。
てきぱきとジャッキアップして後ろへ引き出した。
プロの手際よさに感服！有難うございました！
56を知っている等と雪を舐めていた。
恥ずかしい 寅次郎
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気象庁の姐さんが“備えよ！”とうるさい。
こちとら56豪雪を乗り越えたんだ。
4、5日降ったぐれえどうってこたねぇやな。
普通通り、会社に向かった。
通勤路は、やまびこロードと言う山道。
除雪は早朝からきちんとやってある。
だがこの日は、まだ除雪の真っ最中。
雪が多くてはかどらず、所々はやばい。
加えて雪はしんしんと降っている。
時折、風が吹く！ これがやばい！
木から落ちる粉雪が舞う！
視界ゼロ！
止まるしかない。
粉吹雪が収まる迄、動けない。
対向車が来ないか？
ヘッドライト等は殆どや役に立たない。
暫く待つと、視界が開ける。
何んと自分の車は思いと違った所に居る。
自分ではすぐに停まったつもりだったが・・・。
急に止まれず、吹雪の中を、勘で少し動いたようだ。
こんな事が会社に着くまでに３，４回あった。
その日は、危険と言う事で夕方4時頃、帰る事にした。
帰りも、朝と同じような事だった。
ワイパーの効きが悪くなり、又しても視界不良。
ワイパーを直そうと左に寄り、止まろうとした。
車の床からゴトゴトゴトと異常音！
しまった！とブレーキを踏んだが遅かった。
左側の縁石に乗り上げ、車は亀の状態。
自力では何ともならず知人の吉崎君に電話。
彼の務める恩地モーターレスキュー隊が急行。
てきぱきとジャッキアップして後ろへ引き出した。
プロの手際よさに感服！有難うございました！
56を知っている等と雪を舐めていた。
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2025年02月04日
「戦後80年・昭和100年」
今年85になる己に身近な数字である。
新聞が特集を組んで報道している。
特攻で散った父親を息子が語っている。
特攻を語り継ぐことが自分の使命だと。
特攻と言っても分からない世代が多くなってきた。
特攻とは
80年前、アメリカの猛攻を前に日本は配色濃厚。
最後の手段で飛行機や魚雷に爆弾を積み、敵艦に体当たり。
この玉砕戦法が特別攻撃隊≒特攻と言われた。
1944年秋、最初の特攻隊“神風特別攻撃隊”が出撃。
搭乗員は20代の若者で、陸海軍で≒6000人が散った。
この無謀と言うか狂った戦いが有為な若者を失くした。
こんな時代が、わずか80年前に現実としてあったのだ。
忘れてはいけない！
我が女房の兄貴も特攻傭員だった。
兄は19歳の時、茨城県霞ケ浦海軍航空隊にいた。
その時は大日本帝国海軍飛行予備学生であった。
何れは特攻隊員になるものと遺書をしたためていた。
特攻については多くを語らなかった。
87歳の時、余命を意識したのか、手紙が来た。
その中に、遺書と当時の写真があった。
その姿は、まさしく死を覚悟した特攻隊員の写真だ。
遺書を書いた1年半後に日本は負けた。
搭乗寸前で敗戦となり、その後、90歳まで生きながらえた。
数年前、鹿児島知覧の特攻平和会館を訪れた。
多くの遺影が並び、その前に遺品が展示されていた。
立ちすくんで、しばし動けなかった。
悲しさと、悔しさと、愚かさに、心揺さぶられた。
“人生に迷った知覧に行け”と言う本を読んだ。
答えは知覧にある。
鶴田浩二の歌う“同期の桜”が浮かんでくる。
3月26日 花爽やかに開く日
お父さん、お母さん、只今より出撃します
この世に生を受けて二十三年
まさか、お父さんやお母さんより早く死ぬとは思ってもいませんでした
お母さん、「泣くな」と言うのは無理かも知れません
でも、どうか「よく死んでくれた！」そう言って下さい
私達は祖国を護る為に死んで行くのですから
海軍少尉、小野栄一、身長五尺七寸、体重十七貫五百、極めて健康！
・・・敬礼！
旧い人間でしょうか？ 寅次郎
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新聞が特集を組んで報道している。
特攻で散った父親を息子が語っている。
特攻を語り継ぐことが自分の使命だと。
特攻と言っても分からない世代が多くなってきた。
特攻とは
80年前、アメリカの猛攻を前に日本は配色濃厚。
最後の手段で飛行機や魚雷に爆弾を積み、敵艦に体当たり。
この玉砕戦法が特別攻撃隊≒特攻と言われた。
1944年秋、最初の特攻隊“神風特別攻撃隊”が出撃。
搭乗員は20代の若者で、陸海軍で≒6000人が散った。
この無謀と言うか狂った戦いが有為な若者を失くした。
こんな時代が、わずか80年前に現実としてあったのだ。
忘れてはいけない！
我が女房の兄貴も特攻傭員だった。
兄は19歳の時、茨城県霞ケ浦海軍航空隊にいた。
その時は大日本帝国海軍飛行予備学生であった。
何れは特攻隊員になるものと遺書をしたためていた。
特攻については多くを語らなかった。
87歳の時、余命を意識したのか、手紙が来た。
その中に、遺書と当時の写真があった。
その姿は、まさしく死を覚悟した特攻隊員の写真だ。
遺書を書いた1年半後に日本は負けた。
搭乗寸前で敗戦となり、その後、90歳まで生きながらえた。
数年前、鹿児島知覧の特攻平和会館を訪れた。
多くの遺影が並び、その前に遺品が展示されていた。
立ちすくんで、しばし動けなかった。
悲しさと、悔しさと、愚かさに、心揺さぶられた。
“人生に迷った知覧に行け”と言う本を読んだ。
答えは知覧にある。
鶴田浩二の歌う“同期の桜”が浮かんでくる。
3月26日 花爽やかに開く日
お父さん、お母さん、只今より出撃します
この世に生を受けて二十三年
まさか、お父さんやお母さんより早く死ぬとは思ってもいませんでした
お母さん、「泣くな」と言うのは無理かも知れません
でも、どうか「よく死んでくれた！」そう言って下さい
私達は祖国を護る為に死んで行くのですから
海軍少尉、小野栄一、身長五尺七寸、体重十七貫五百、極めて健康！
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2025年02月02日
「黄楊と南天」
我が家の玄関前に南天がある。
黄楊の木と並んで立っている。
この黄楊は女房殿の分身でもある。
我が家に嫁ぐ時に、義父がくれたもの。
高さ50cm程の苗木だった。
茨城の庭にあったものを持参して植えた。
黄楊の謂われはこうだった。
黄楊は髪をすく櫛の材料である。
自分の子供が結婚する時に、これで櫛を作れ。
それを子供へのプレゼントとせよと言われる。
末永く暮らせという親心のシンボルだ。
その黄楊は今では高さが３ｍ近くである。
娘の嫁ぐ日に、とても切って櫛は作れなかった。
義父が持たせてくれた大事な形見に思えて。
今では玄関前で堂々と門番をしてくれている。
瀬木家のシンボルである。
秋には黒い実をつける。
南天は古い家の時、親父が植えたものである。
その時から並んで植えられている。
南天は難を転じるとして、我が家を守ってくれている。
秋には赤い実をたわわに実らせてくれる。
黄楊の黒い実と、南天の赤い実は我が家の守り神だ。
ところがである。
周り一面が銀世界になると守り神の敵がやって来る。
野鳥達がこの実を食べに来るのだ。
雪は、彼らの食料を隠してしまう。
これは彼らにとっては死活問題だ。
人様の難を転ずるなんぞと言ってれねぇ！
俺達は今、難に会ってるんだ。
俺達、鳥の難をこれで救ってくれ！
彼等を追い払おうと思ったが止めた。
腹一杯食べて行ってくれ！
そしてその種を又、いずこの地にかに撒いてくれ！
南天や黄楊は又何処かで増えるだろう・・・。
トランプに教えてやりたい 寅次郎
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黄楊の木と並んで立っている。
この黄楊は女房殿の分身でもある。
我が家に嫁ぐ時に、義父がくれたもの。
高さ50cm程の苗木だった。
茨城の庭にあったものを持参して植えた。
黄楊の謂われはこうだった。
黄楊は髪をすく櫛の材料である。
自分の子供が結婚する時に、これで櫛を作れ。
それを子供へのプレゼントとせよと言われる。
末永く暮らせという親心のシンボルだ。
その黄楊は今では高さが３ｍ近くである。
娘の嫁ぐ日に、とても切って櫛は作れなかった。
義父が持たせてくれた大事な形見に思えて。
今では玄関前で堂々と門番をしてくれている。
瀬木家のシンボルである。
秋には黒い実をつける。
南天は古い家の時、親父が植えたものである。
その時から並んで植えられている。
南天は難を転じるとして、我が家を守ってくれている。
秋には赤い実をたわわに実らせてくれる。
黄楊の黒い実と、南天の赤い実は我が家の守り神だ。
ところがである。
周り一面が銀世界になると守り神の敵がやって来る。
野鳥達がこの実を食べに来るのだ。
雪は、彼らの食料を隠してしまう。
これは彼らにとっては死活問題だ。
人様の難を転ずるなんぞと言ってれねぇ！
俺達は今、難に会ってるんだ。
俺達、鳥の難をこれで救ってくれ！
彼等を追い払おうと思ったが止めた。
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そしてその種を又、いずこの地にかに撒いてくれ！
南天や黄楊は又何処かで増えるだろう・・・。
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