2025年01月29日
「重文・拝殿踊り」
白鳥の拝殿踊りが国重要無形民俗文化財に指定。
無形民俗文化財とは、
“衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、
民俗芸能を理解するためのモノ“が概略の規定。
言い換えれば、
“平凡な人々の間に繰り返されてきた伝承文化”と言えるか。
だが、昨今の社会変化で、継承者が減少。
今絶滅の危機に瀕しているとも言われる。
そんな中での指定である。
現在、日本中で国重要無形民俗文化財は333件。
岐阜県内では13件目。
郡上市では、4件目である。
長滝の延年、郡上踊り、寒水の掛踊、拝殿踊りの4件。
その内、白鳥に2件あるとは驚き。
何とも誇らしい事ではないかと思う。
今回対象は、長滝、白鳥、前谷、貴船、各神社の踊り。
それ以外に白鳥には六社で踊られていると聞く。
拝殿踊りのルーツは白山信仰にある様だ。
白山信仰の修行者や参拝者が念仏踊りとして始めた。
300年程前に、踊られた記録が長滝寺に現存する。
これは“踊ってはいけない”と言う中止命令の書類。
他の神社でも踊られていただろうと推察される。
歌は場所踊りから始まる。
他所から来た人に歌での挨拶、歌盃で労う。
手は後ろに組み、足踏みだけの素朴で静かな踊り。
これが終わると下駄が拝殿の板を鳴らし始める。
歌は歴史、信仰、労働、お座敷歌などの十種類。
なり物なしの、アカペラで美声を聞かせる。
歌は、終わり頃の隙を見ての取り合いで繋がる。
この掛け合いが、他に類を見ない楽しいもの。
最近は関東、関西からも来られる。
加えて女性の音頭取りも増えてきた。
“浴衣姿に 髪結い上げて 見せてやりたや あの人に”
老若男女が下駄ばきで拝殿の床を叩く文化。
繋げよう 寅次郎






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無形民俗文化財とは、
“衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、
民俗芸能を理解するためのモノ“が概略の規定。
言い換えれば、
“平凡な人々の間に繰り返されてきた伝承文化”と言えるか。
だが、昨今の社会変化で、継承者が減少。
今絶滅の危機に瀕しているとも言われる。
そんな中での指定である。
現在、日本中で国重要無形民俗文化財は333件。
岐阜県内では13件目。
郡上市では、4件目である。
長滝の延年、郡上踊り、寒水の掛踊、拝殿踊りの4件。
その内、白鳥に2件あるとは驚き。
何とも誇らしい事ではないかと思う。
今回対象は、長滝、白鳥、前谷、貴船、各神社の踊り。
それ以外に白鳥には六社で踊られていると聞く。
拝殿踊りのルーツは白山信仰にある様だ。
白山信仰の修行者や参拝者が念仏踊りとして始めた。
300年程前に、踊られた記録が長滝寺に現存する。
これは“踊ってはいけない”と言う中止命令の書類。
他の神社でも踊られていただろうと推察される。
歌は場所踊りから始まる。
他所から来た人に歌での挨拶、歌盃で労う。
手は後ろに組み、足踏みだけの素朴で静かな踊り。
これが終わると下駄が拝殿の板を鳴らし始める。
歌は歴史、信仰、労働、お座敷歌などの十種類。
なり物なしの、アカペラで美声を聞かせる。
歌は、終わり頃の隙を見ての取り合いで繋がる。
この掛け合いが、他に類を見ない楽しいもの。
最近は関東、関西からも来られる。
加えて女性の音頭取りも増えてきた。
“浴衣姿に 髪結い上げて 見せてやりたや あの人に”
老若男女が下駄ばきで拝殿の床を叩く文化。
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torajiro0421 at 17:00│Comments(0)│
│文化