2026年03月02日

「しずリ雪」

 久しぶりに短編時代物を読んだ。
しずり雪
老中水野忠邦の改革は贅沢の取締りだった。
蒔絵職人の孝太はたちまち仕事がなくなった。
そんな中、友達作次が孝太にうめぇ話を持ってきた。
旗本から頼まれた品で婚礼道具の贅沢品作り。
仕事をするだけで二両ももらえるという。
孝太は修業を積んで幼馴染だった小夜と所帯を持った。
作次が持ってきた話は、危ない仕事かもしれない。
だが孝太は、悩んだ末にやる気になった。
だが作次は孝太にたびたび金を借りに来た。
その後、作次は殺されてしまう。
背後には危ない連中がいた。
でも作次は孝太の名前を明かさなかった。
昇り竜
おさとの父親・留造が誰かに襲われた。
留造は、背には昇り竜の刺青を彫っていた。
留造は、遊び呆けていても人柄は良かった。
留造の借金の為におさとは茶屋勤めにでる。
日々汚れていくおさとは松吉のことをあきらめる。
知り合った客の勘助と所帯を持つことになった。
勘助は春日屋という小間物屋を営んでいた。
友五郎は貞次という上方の盗人を追っていた。
友五郎は留造を襲ったのは勘助だと疑いだした。
おさとは勘助と別れ、幼馴染の松吉と再婚する。
城沼の風
沢木祐三郎が藩庫から三百両が消えているのを知る。
同僚の秋葉を疑ったら、秋葉は沢木を斬った。
沢木家の息子・祐真も狙われ、江戸へ逃げる。
沢木祐真は浅丘家の養子となり千歳と婚約する。
ある夜、祐真は辻切を見て、それが秋葉だと知った。
祐真は父の仇・秋葉を追う。
短編だが、友五郎と言う岡っ引きが全編に出てくる。
彼がいる事で何故か安心して読める。
弱い者の気持ちを丁寧に書いている。
それぞれ所帯を持った、お小夜、おさと、千歳。
裕福ではないが、細やかな心使いにほろりとする。
            三人に大和撫子を見た 寅次郎
hon123

hon124

hon125

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村
上をクリックして
寅のランキングUPに
ご協力ください!
ss="pict" />




torajiro0421 at 17:00│Comments(0) 読書 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔