2004年08月26日

『星月夜の夢がたり』 光原百合 文藝春秋


星月夜の夢がたり

32編の短編集。
それぞれが単独のお話で、雰囲気はとても柔らかいし装丁がとても美しい。中に納められたイラストがとても素敵だ。
日常にあるひとコマを切り取ったような話、童話的な話などランダムに納められているが、その都度違う光原ワールドが楽しめる。

夜空に星が散らばるように、一冊の本に色んな輝きを持った物語が散らばっている。
また次から次へ現われる物語は、興奮した夜の日に見る脈絡の無いような夢のよう。
読了後はその夢から覚めたような…心地よさを感じた。

>「無言のメッセージ」たった3Pの話なのに泣けた。
少ない文章の中に含まれたメッセージは、ストレートに心に響いた。

9点

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子供の頃に聞いた話、大人になってからの恋の話、神話、昔話・・。どれもがキラキラ...
星月夜の夢がたり(光原百合)【のほ本♪】at 2004年12月01日 13:40
まずは『十八の夏』を…と思い図書館から借りてきた。 しかし返却期限が迫り結局未読のまま…コチラを先読むことになる。 光原作品初読み。 鯰江光二さんのすばらしく幻想的な絵とともに「星夜」「月夜」「夢夜」の3つの章で構成された32のショートストーリー。 ほん
星月夜の夢がたり/光原百合【ひまさえあれば】at 2005年05月09日 17:48