2004年01月25日

『ワイルド・ソウル』 垣根涼介 幻冬舎


ワイルド・ソウル

1961年、衛藤は一家は夢の楽園と信じてブラジルにやってきたが、
そこは後には戻れない地獄のような日々が待っていた。
そこでの生活は衛藤のすべてを奪い去ってしまった。
プロローグから始まる当時の「移民政策」の悲惨さ、人間をモノ以下として扱われていた悲惨な当時を知っている、わずかな人達。
40年もその苦しみに縛られて生きてきた人たちが、今どう思っているのか。。。

重いテーマながらも、酷い状況にありながらも生きていかなければという、衛藤達の強さが書かれていて、スラスラ読めた。
40年後の今、若い?ケイ達と昔を知る衛藤達は。。。。これ以上は書けない(笑)
話自体はスピード感があり、起伏があって飽きることなく読めた。
社会派の作品なんだけど、とてもエンターテーメントで、映画になりそうな話。
ケイの行動は毎回読めなくてビックリさせられるが、ラストまで・・・。
とても面白く良かった。

9点

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ワイルド・ソウル垣根涼介著出版社 幻冬舎発売日 2003.08価格  ¥ 1,995(¥ 1,900)ISBN  434400373X忌まわしい過去を振り切ろうと、男達はそれぞれの別天地(ワイルド・ソウル)を目指す〓。東京を縦断しながら、フルスロットルで加速する史上最強のクライム・エ...
ワイルド・ソウル 垣根涼介【*Happy Light*】at 2005年02月12日 07:13
この記事へのコメント
おはようございます。
ゆこりんさんのblogから遊びに来ました。
面白かったー。久々の犯罪小説にワクワク、ドキドキでした。
わたしは井上貴子が好きです。なんか、シャキとしました。
これからもよろしくお願いしまーす。
Posted by よし at 2005年02月12日 09:25
初めまして、こんにちは。
TBとコメントありがとうございました。
片方削除したのですが、ちょっと消すのは勿体ないコメントでしたね。シマッタ!〈汗〉

私もこの作品を読んで、随分興奮しました〈笑〉
始めの雰囲気の重さから一転、ラストには参りました。
>近年にない疾走感と爽快感。
>スピード狂の主人公もいましたね。
>それぞれが際立った作品でした。
…本当そうです!。久々にページめくる手が早くなりましたよ(*^^*)
面白い本に出会えてよかったと思いました♪

こちらこそ宜しくお願いします♪
Posted by みかん at 2005年02月12日 10:40