2003年09月21日

『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫 文藝春秋


クライマーズ・ハイ

北関新聞の記者・悠木は、安西と衝立岩に登る予定だったが、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落。悠木は登山を中止、全権デスクとして情報の収集を始める。

この大きな事故を地元の新聞記者の部下が取材し、記事にする。ここでも、横山サンの主人公は現場に出ず集まる情報をまとめ、指示していく。この緊迫感が凄く伝わる。
他社とのネタの取り合い、また同じ社内での確執、締切との戦い、載せられない記事の限界〜が次々と描かれていて、読んでいても息つく暇も無い。
事故から怒涛の一週間が新聞記者の目線で書かれている。

横山さんが85年御巣鷹山日航機墜落事故を、上毛新聞記者時代に実際取材した内容はまさに事実で、言葉も重い。
とにかく新聞社内部の話はとてもリアル。スピードス感があって、舞台となる新聞社内部の慌しさをそのまま体験してしまった気になる。

実質一日で読了。良かった。

9点


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『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫 (文藝春秋)【活字中毒日記!】at 2005年05月28日 22:58
クライマーズ・ハイposted with 簡単リンクくん at 2005. 9. 4横山 秀夫著文芸春秋 (2003.8)通常2??3日以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る うわー泣いた泣いた。号泣。 こんなに泣いたのは「博士の愛した数式」以来。 いや、全然中身は違うんだ
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横山秀夫「クライマーズ・ハイ」【イイオンナの為の「本ジャンキー」道】at 2005年11月28日 00:00
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