ゆゆ式4話 (2)GIF
『ゆゆ式第4話』はやはりこのシーン。なんだかわからないけど、このやりとりが楽しそう。こういった場面で、枚数ケチらずしっかりとした軌道線で描いてくれるのがいい。
多くのアニメでは、こういった日常的な所作は枚数が省かれやすいところ。間に1枚2枚削っただけで、意外と削ったことがわかってしまう。「あれ、動きが飛んだ?」みたいな感じで、そういう動画をみるたびに、引っ掛かってしまう。(そのくせ、同じ動作を繰り返す時の1K作画だけはしっかり描くんだよな……)
でも『ゆゆ式』はそういう動きを丁寧に捉えて動かしてくれるところがいい。ゆかりが手を伸ばした瞬間、髪がふわっとひるがえる瞬間までしっかり描いている。

ゆゆ式4話 (1)GIF
何気なく椅子の上でぐらぐらするゆかり。この子はこういう何気ないところでいい動きをする。ゆかりは、ごくごく普通の女の子が「ああやりそう」という動きをやってくれる。
ゆずこは直線的、ゆいはボーイッシュ、動きをごく普通の女の子として捉え、描いているのはゆかりだろう。デザインだけではなく、動きでキャラクターを描き分けている、という感じかな。

ゆゆ式 3話 (64)
こちらは第3話でのゆかり。テーブルの上に手を伸ばして、にぎにぎする。うん、確かに女の子って、時々こういう仕草する。

ゆゆ式4話 (24)
手の振り方もらしさを求めている。ただ細かく動きを描写していくだけではなく、所作を追い求めていくのがこの作品のいいところ。

ゆゆ式4話 (63)
第4話はそれぞれのキャラクターがそれぞれの表情を見せる。相川千穂やお母さん先生、最後は寝てないゆい。ゆいのエピソードは、「この子のこういう顔が見たい」とかそういう動機で描かれたのだろう。作者によるキャラクターへの愛情が窺える場面だ。
いまいちまとまりがないけど、それもいいかな。

ゆゆ式4話 (45)
手を上げた瞬間、鳩が載ってくる。そういうこともあるさ。

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モノクロのアニメ『ゆゆ式』作品解説

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