キルラキル (13)
姉妹ブログ『モノクロのアニメ』に『キルラキル』の作品紹介記事を書きました。前回の『境界の彼方』記事の翌日には更新するぞ!……というつもりで書いていたのに、途中で力尽きて、2日後。頑張れば行けると思ったのだけど……。



そうそう、ブログ記事を書くにあたって、公式サイトを覗いてみたのだけど、各エピソードのあらすじが全部書いていた。オチまでまるっと全部。
要するにストーリーがどうとか、意外な展開とか、謎がついに明らかになるとか……そういうストーリーを読み解いて楽しむものじゃないんだ、という意味なんだろうね。ストーリーをオチまで全部知っていても、映像とかそこに描かれている熱気だとかで「楽しい!」という気持ちになれるものを目指しているんだろう。そういうところは挑発的でなかなかいい。
キルラキル (1)
さて、冒頭シーン。〈風紀委員〉の蟇郡苛が豪快に扉を蹴り飛ばす。いや、待てよ。風紀委員が扉壊しちゃ駄目だろ。風紀を全力で破壊する気まんまんの風紀委員っていったい……。まあ画面としては面白かったからいいけど。

関係ないけど、ふと『独裁政治』について考えてしまった。もしも鬼龍院皐月の独裁体制が崩れて、体制が今の住民側に移されたら? それはそれでかなり荒れるんじゃないかな、という気が。むしろ厳しく統制しないと、維持できないような気がして……。
そう考えると、国家の質とか、政治の質というのは、国民の質……ということなんだろうな。国民の質が高まれば独裁なんていらない。民主主義でいいでしょう。しかし国民の質が低いまま民主主義を唱えても、国家は一つの国家意識でまとまらず、混乱するだろう。国民の質が低い時は、国民の質を上がって国民が国家意識を持てるようになるまで独裁してたほうがいいのかも?


キルラキル (10)
『モノクロのアニメ』にハーモニー処理について書いたけど、このカットはハーモニー処理ではない。キャラクター全体にタッチを入れて強烈なイメージに仕立て上げているけど、仕上げそのものは通常のアニメカラー。
それなりの段階を踏みながら、画面のインパクトを調整している。


キルラキル (27)
もう一つ、タッチ線が強烈だった絵。デジタル導入期の頃は、スキャナー技術がゼロックス以下だったから色々気を遣わなければならなかったのだけど、今はスキャナー技術はだいぶ上がっているらしい。
最終的な画面では、全ての線が均等にくっきりと出ているけど、原画はどんな感じだったんだろう? というかこの絵、動画マンのクリンナップを通さず、原画をそのまま取り込んだのかな? 元原画がどんなだったか見てみたい。


キルラキル (25)
お気に入りのカット。すごく絵画的。シンプルな構図だけど、人物の流れが自然に纏流子と鬼龍院皐月に向かうよう描かれているし、背景が描かれておらず人物の奥行きが色の差だけで表現されている。霧が異様に深く立ち上がる様が、どこかターナー的。
『キルラキル』は現実的なパースをとことん無視して強烈な絵を作ろう、という試みから始まっていると思うのだけど、時として妙にアーティスティックになっていい。


キルラキル (41)
第2話からオープニングが公開されたけど、意外なくらいに明るいイメージ。「世紀末救世主」みたいなヘビメタイメージでくるんだと思ってた。
キルラキル (42)
そのオープニングラストに地面から出てくる蟇郡苛。『北斗の拳』のオマージュだよね、これ。
キルラキル (60)
エンディングはこれまた昔のアイドルミュージックのイメージ。シンセサイザーやギターの音がやけにくっきりと耳に付いてくる。当時のアイドルミュージックっぽい音色をわざわざ再現している。
本編のバイオレンス雰囲気で、エンディングは静かなメロディでくると思っていたから、これまた意外。


キルラキル (56)
舞台となる本能字学園。セーラー服を基調にしている。単純に、詰め襟だと特徴が出ないからだろう……多分。生徒会長が女、という設定にも合うし。
ところで舞台となっている学校は本能“”学園。本能“”学園じゃないの?と思ったけど。「字」と「学」で連なっているように見せたかったのかな? それとも大人の事情?


キルラキル (47)
日本人は学生に軍服を着せている……。そうそう、セーラー服ってもともとは男性の服、水夫の服だったんだよね。いま男性がセーラー服を来たら、女装しているようにしか見えない。いったん女性が着てしまうと、イメージって途端に変わっちゃう。
ブルマももともとは男性のズボン。王子様が穿いていたあのカボチャズボンが原型。当時のフェミニストが「男女同権!」を主張して考案したのがブルマだった。そのフェミニストが「男が性的な目で見る」という理由でブルマを廃止する、という流れには皮肉めいたものを感じる。


キルラキル (45)
キャプションを取ろうとたまたま止めると、こんなものが……。鍋から変な生き物が飛び出してる。これを喰えというのはもはや拷問。
なにげに満艦飾マコって最強キャラだけど、あの異様な図太さはこういう生活環境から出ているのだろうか。


キルラキル (51)
その満艦飾マコ。足をパタパタとさせる。もの凄く古典的な表現だけど、『日常』というアニメで使われたばかり。
ところで、治療を受けた纏流子だけど、なぜ服に包帯を巻いちゃったのだろうか? 服じゃなくて、本人に包帯を巻かないと……。


キルラキル (58)
音楽は『進撃の巨人』の澤野弘之。作品の暑苦しさと、情熱的な音楽がいい感じにマッチしている。


キルラキル (28)キルラキル (29)
キルラキル (30)キルラキル (31)
本能字学園四天王。名前をよく見ると、カエル、サル、イヌ、ヘビと動物の名前が使われている。何かしらの意図がありそうだけどなんだろう? 蛙・猿・犬・蛇が同時に出てくる童話なんてあっただろうか?


以下、画像は作ったけど、結局使わなかったやつ
キルラキル (2)キルラキル (6)
キルラキル (7)キルラキル (8)
キルラキル (20)キルラキル (21)
キルラキル (22)キルラキル (23)
キルラキル (26)キルラキル (34)
キルラキル (46)キルラキル (48)
キルラキル (54)キルラキル (55)
どれも何かしらに使うつもりだったんだけどね……。

続き 第3話の感想を読む


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