『ProjectMOE 第6話 魔法少女その8』が公開されました。

作品が掲載されているサイトの紹介です。
pixiv:第6話その8
TINAMI:第6話その8
漫画ハック:第6話その8

マンガボックス:第6話その8
アルファポリス:第6話その8
マンガボックスとアルファポリスは縦書きバージョンです。

新たに掲載されているサイトの紹介です。
Note:第6話その8
Enty:第6話その8
ファンティア:第6話その8

前回発表から、珍しく5日目の発表。『その7』と『その8』セットで作っていたんだよね。
なぜセットで書いていたのかというと、『第6話その7』はそれ単体だけで読むと、内容的に「????」の部分があまりにも多いので、これは一応のアンサーとなる『その8』を早いうちに出さないとまずいぞ。私は描くのが遅いから、読む側がモチベーションを失ってしまう可能性がある。……だから、『その7』の発表を遅らせてでも、『その8』とセットで制作することにした。
もしかしたら、いらぬ心配だったかも知れないけど……。
で、今回のブログ記事は日付が5月24日……。前回記事を書いた時に、こっちも一緒に書いてたのよ。

それはさておき、反省会です。

121ページ

第6話121 コマ22コマ
まずこのカットから。前回紹介するつもりで画像を用意したのに、うっかり忘れてた。

ミコ「キリン! サバンナ!」

……うん、滑ってるね。
ここで何か書かなきゃいかん。なんだろう。何か面白いこと言わなきゃ。でも何を書こう……。
で、結果、滑ってしまった。いい台詞が思い付かなかった。これじゃミコが面白くない子みたいになってしまう。残念。反省。


132ページ

第6話132 コマ11コマ。
131~132ページ、黄昏あんりの幼女時代の回想シーンから始まる。
第6話51 コマ2何が問題なのか?
こういうことである→
右は52ページ・コマ2。なんと持っている花が違う!!
52ページのあんりが持っている花はハルジオン。一方、132ページであんりが持っているのはコスモス。
これいったいどういうことなんだ? もしかして、「実は違う事件を扱っている」というトリックなのか。
そうではなく、前回登場シーンの絵をちゃんと確認せずに描いたら、設定を間違えてしまった……というだけの話。よくよく見れば、パーカーのデザインも微妙に違う……。
あー、泣きそう。
131ページ、132ページは詳細に書いてしまったので、単行本時は過去のシーンのほうを描き直しします。
作業が増える……くそぅ。

第6話132 コマ4コマ4
またしてもゴミ袋問題。今時、黒のゴミ袋なんてない!!
……もちろんわかっているけど、ゴミ袋を透明にすると、その中身を描かなくてはならなくなるので、大変だから黒ゴミ袋にした。
そういう理由なので、許してください。







134ページ

第6話134 コマ6~7コマ6、7
今までさんざんいぶきのことを拒絶していたはずなのに、このシーンでいぶきに縋ろうとする理由は何?
あんりの心理的経緯をちゃんと描いてこなかったから、伝わりづらかったように思える。
目が覚めると知らない場所で、しかも目の前に死体がごろんと放り出されていて、それがどうやら自分でやったらしい……。
という状況で、あんり自身、心が折れて、いぶきに縋りたくなっている……というシーンだけど、描写が充分ではないから、ちゃんと伝わったかどうか……。
あんりの心理は相当にねじれているわけだけど、根っこにあるのはわりと普通の女の子……。別に強靱な精神の持ち主だとかそういうのではないから、こういう状況に立たされたら普通に心折れる。でも、そういうあんりの深層心理を描いてきてないから、描写的に弱い……。

137ページ

第6話137 コマ1~3
コマ1~3
バトルシーン!
気になるのは、あんりにまとわりついているザラザラした何か。シーンは、夜7~8時くらい。路地裏なので、だいぶ暗いという想定。そうすると黒いザラザラしたやつが、周囲の暗さに紛れて見えづらくなってしまう。
どうしたものか……。
いつものように黒いザラザラを描いて、それをコピペしたら、もの凄く濃い色が出てきて、これなら画面が暗くても判別できるかな? ザラザラの後ろに、ホワイトを置いたりとかもしているのだけど(実はこのシーンのザラザラだけ白にする……という案もあった)
難しいところです。

138ページ

第6話138 コマ1
コマ1
このバトルシーンの背景……。
どこかで見た……かな? これは比較画像を置けばわかりやすいと思う↓↓
第6話99ページ
99ページのあかねとあんりが遭遇する場面。
もうおわかりかと思うけど、同じ場面。カメラ位置が違うだけ。138ページのあんりが立っている背後、そこにある階段を降りたところがあかねが立っていた場所。あんりの立ち位置は、変わってない。
索敵とかそんなことしなくても、あんりはずっと同じ場所にいたわけだ。
……あっ、嘘です。「背景素材が一緒」なだけで、「設定上は別の場所」ということになっています。そういうつもりで見てください。すみません。
このシーンの背景、もともとは132ページのバトルシーンを描くために作られている。でも、それ以外の場面でも活用するつもりで作られているので、例えば、横の細路地に入ったところが冒頭2ページ目のシーン、さらに同じ素材が128~129ページでも使われている。
もともとはこの路地裏の一帯はもっと広く作られており、パッと見で同じ場所だとわからないくらいにしようと思っていたのだけど(第6話以外にも使おう……という計画があった)、データが大きすぎて途中でパソコンが吹っ飛んでしまったので、縮小して現在の形になった。
同じ素材を使う目的は、ずばり作業の簡略化。毎回、新規で背景CGを作っているのだけど、これがもの凄く時間がかかる。場合によってはそれだけで1ヶ月。しかし今回は、同じ背景素材を使うことが決定していたので、制作時間ゼロ、漫画自体も1ヶ月程度で完成している(いつもはCG制作込みで2ヶ月くらい)。『第6話その8』が比較的早く完成したのは、背景を作る手間を省略できたから。

138ページ

第6話138 コマ2~5
コマ2~5
うまく描けなかった……。
このシーン、あんりの周囲にシールドが張られている。だからそれ以上あんりの側に近付けなかった……。という場面。でも絵を見ていても、何をしているのかよくわからないと思う。絵が悪い。
あんりのシールドは142ページコマ1を見たほうがわかりやすいと思う。

139ページ

第6話139 コマ4~5コマ4~5
またまたうまく描けなかったシーン。本編中は擬音が入ってよりわかりづらかったが、擬音を剥ぎ取るとこんな感じ。あんりの手が、シールドを突き通っていぶきの手を掴む。いぶきが身動きが取れなくなり、そこに黒いザラザラが迫ってくる……。と、いうシーンだったのだけど……。
単行本の時に、描き直すかも知れないです。

140ページ

第6話140 コマ2
コマ2
盾を手に飛び出すあや。黒いザラザラが盾に防がれて、拡散する……。
って、意外と距離あるな、オイ。単行本時はあやの立ち位置をちょっと変えます。

141ページ

第6話141 コマ1~2
コマ1~2
最終的な仕上げでドレスは黒く塗られるので伝わりづらいと思うが、このドレスを描くのは実はものすごく大変。特に、袖回りのディテールに時間を取られる。この2コマだけでもどれくらいかかっただろう……。
第6話141 コマ5あと、2コマ目のあんりのウエスト。単行本時に直しておきます。

コマ5
負傷したあんり。その傷を一瞬で治してしまったらしい。
それで、何をプチッとちぎったのか?
これ、治す時にはみ出た小腸。体の中身は治したけど、外に飛び出したままの小腸がぷらーんと垂れ下がっていてみっともなかったので、ぷちっとちぎった。
次のコマの「バッ」も伝わりづらかったかも知れないけど、ちぎった小腸を捨てたところ。












143ページ

第6話143 コマ5
コマ4
下水道に避難するサキ達……。
下水道はほぼ真っ暗だが、もともとの画像データはこんな感じ。これをモノクロにして、さらに様々な処理を載せて完成形となる。
この背景のどこが問題かというと、奥の方。レンガが貼り込まれていない。背景CGを作っている段階でも気にはなっていたけど、まあ大丈夫だろう。もちろんレンガを貼り込むべきだったのだけど、どうしてもうまくいかなくて……。斜めになっている通路に貼り込もうとするとどうしてもズレてしまうし、なにより処理が重くなりすぎてパソコンが死にそうだった。
でも、あのレンガが貼り込まれていないところまで30メートルくらい距離があるし、場面が暗くなるから見えなくなるでしょう……。
と、思ったらそんなわきゃない。もの凄くはっきり見える。レンガが貼り込まれていないところが遠景でテクスチャがハゲちゃっているちょっと前のゲームみたいでみっともない。さらに奥の方、通路が途切れてしまっている。確かにあの奥の方まで作ったはずなのに、なぜこうなる??
背景CGをすぐに治すわけにはいかなかったので、手書きで見えちゃいけない奥の方を真っ黒に。でもちょっとだけ見えるくらいの暗さに調整することにした。……時間かかった。

145ページ

第6話145 コマ7コマ6
ちょっと問題になったのは、この光る傘。どうやって光らせよう?
結局、一番シンプルな手法が使われることになった。傘を《キャラの手前》《キャラの奥》の2層に分けて、普通に白の線で描き、その線をぼかすことにした。そうすると、ちゃんと光っているように見えた。
次に問題になったのが、右の場面。
振り返るサキの顔と、いぶき、あやの横顔がちらっと見えるようにしたい……。でもそうすると、顔と傘がかぶることになって、見えなくなるんじゃ……。
リアルで考えると見えなくなるけど、まあこれは漫画。別に見えてもいいじゃん、ということに思い至って、何の問題もなく解決。
実は、あやは傘ではなく、“光る雨合羽”にしようかな……と考えていた。もちろん、内側のセーラー服が透けて見えるやつで。そうすると、あやはいつものようにスケッチブックを持ちながら歩くことができる(傘を持った時点で、あやのスケッチブックがどこかに消えてしまっている。描き忘れというか、作業が大変なので、見えないどこかに隠している……ということにした)。でも、透ける雨合羽だと……? さらにその内側にセーラー服も描く? 考えただけで死にそうになったので、やめた。傘のほうがはるかに描くのが楽だもの。

146ページ

第6話146 コマ1、3
コマ1、3
カメラ同ポジ。発言するいぶきとあや。
立ち位置、おかしくない? なんで後ろにいたはずのあやが、次のコマで手前に出てきているの?
このシーンで意識していたのは、アドベンチャーゲームの立ち絵。台詞のあるキャラが、ひょいっと前に出て来ている感じ描いてみた。
漫画でアドベンチャーゲームの表現を描くのってどうなんだろう……いけるとは思ったんだけど。

第6話146 コマ6コマ6
しらせ「ちなみに私には、トカゲが見えていたわ」
背景素材は119ページ・コマ4と同じものが使われている。これは、あの時、しらせにはこういう光景が見えていた……ということを説明するため。
でも、ちゃんと伝わったかどうか、心配なところ。映像作品だったら同ポジ構図はすぐに気付くのだけど、背景にそこまで注意がいかない漫画でも同じ手法が通用するかどうか……。

147ページ

第6話147 コマ1コマ1
なぜサキがあのように使い魔を毛嫌いしていたのか……。その理由がこれ。サキにはヘビに見えていた。
描いている方としては、まあ心配なところで。
「え? 今さら? とっくに気付いてたけど」
「ふーん。だから?」
「ヘビ嫌いという設定どこに出てきたんだよ」(←第5話)
みたいに言われるんじゃないかな……。驚いてくれればいいけど。最近の読者はもの凄く頭がいいし、勘もいいから、こういうのすぐに気付いちゃうからな……。
でも多分、おそらく無反応だろうな。今までずっとそうだったから。

第6話45ページ コマ3148ページから回想シーンと種明かし。
実は今まで、サキはこういうことを考えて行動してたんだよーという解説の場面。
悩ましかったのは左の45ページ・コマ3の場面。
擬音は「ガチッ」。ここで「ガチャン!」と書いてしまうと「何を叩いたのか」たぶん95%くらいの人がこの瞬間にわかっちゃうと思う。
でも、まったく違う擬音を書いてしまうと、判じ解きとしてフェアではなくなってしまう。
どうしたものか……と考えた結果「ガチッ」だった。金属物を叩いた瞬間だから「ガチッ」で、「ガチャン」はその直後、地面に落下して割れる瞬間の音だろう……と考えて。
それ以前に、使い魔が出てきた瞬間のサキのリアクションで気付いた……という人がたくさんいそうだけど。

まとめ

第6話その8 (21)
そして149ページで2段オチ。実は、ここにはいませんでした……というのがこの話のオチ。
うーん。
ずっと一緒にいると思っていた人が実は「幻覚でした」実は「幽霊でした」……というのは映画なんかで定番中の定番。ありがちなネタ。よくあるネタを、何の工夫もせず踏襲しました……という感じ。
今の読者は頭も良いし、勘もいいから、「知ってた」という感じになるのだろうな。
嘘でもいいから、びっくりしてほしいです。

でも、どういうことなのか?
『第6話その9』が「答え合わせ篇」みたいな感じになります。といっても、『その8』の内容でもう大きな答えは見せてしまっているので、『その9』は補足説明という感じです。

いよいよラストに向けて動き始めている『第6話』だけど、読者はどう感じているのだろう。もしかしたら、発表速度が遅くて、内容を忘れている……という感じだろうか。それとももうそこまでの関心がなくなってしまった……だろうか。
実は描いている方も、制作が長引いてしまって、さらに過労が行き過ぎて、感情面がうまく動かず、自分で描いたストーリーでも「あー、そう」くらいな印象しかもてなくなっている。読者が感動できる物語になっているのか、よくわからない。
理想は、ここまでのストーリーをだいたい2ヶ月くらいで発表。本当ならとっくに第6話は終わって、20話くらい進んでいなくちゃいけないのに……とか思っている。
まあ、現実と理想は違う。どう理想を描こうとも、現実の作業速度は上がらない。
頑張ればいつかいいこともあるさ。とにかくそう思うことにして、これからも頑張っていこうと思う。
あと4回で第6話終了!

追記

発表からだいたい24時間くらいの各サイトにおける結果です。
戦場 戦績
pixiv 閲覧数:193 いいね:9
TINAMI 閲覧数:80 支援数:0
漫画ハック 閲覧数:27
マンガボックス 閲覧数:不明
アルファポリス 閲覧数:不明 漫画:42位 一般男性向け:13位
Note 閲覧数:5
………かなりガッカリする結果が出てしまいました。
えー……。私としては、『その7』が謎を振りまいた感じで、おそらく評価が落ちるだろう。『その7』は「????」みたいな感じになるだろうから、『その8』が一応のアンサーになる形になっているので、できる限り早く作品を出そう。……と、いう考え方だったのだけど。閲覧数自体は上がったけれども、評価は全体的にマイナス。
んー……。
『その8』は「起承転結」の「結」に入る瞬間のエピソードで、これまで語られたいろんなものが一気に反転するエピソード。私としてもかなり気合いが入っていたエピソードだった……んだけど。今まででもやらなかったようなコマ構成を使って、だいぶ工夫したつもりだったんだけど……。でも結果はこれ。前エピソードは初めてpixivランキングに入り、「今回ももしかして……いやもっと行くんじゃないか」みたいな期待をかけていただけに、かなり残念な感じ。本当に、かなり落ち込んでます。日曜日のお昼、という時間帯での更新だから、読者も増える……と見込んでいたのに。
全体的に閲覧数は上がったものの、Noteは逆に激減。『反省会』も同時公開して流れで読めるようにしたのに、なんと『反省会』の読者数がたったの「1」(この「1」も実際に最後まで読んだか不明)。『ProjectMOE』という作品についての説明に関する文章をいれたのだけど、そちらは読者数「3」。
なんで評価落ちたんだろう……。
「実は使い魔はいませんでした」というオチがありがちすぎたのかな。もう「知ってた」だったのかな。あのオチに誰も驚いてくれなかったのが残念というか……。たぶん、みんな気付いていて「それで? だから?」という感じだったんだろうな。
あああああー……とっておきの決め技が完全に外れたみたいな感じ。
これから、『魔法少女篇』クライマックスに向かっていくわけだけど、もう評価も読者数も上がらないだろう。私は失敗した。私はダメだったんだ。Noteの『『ProjectMOE』という作品の成立と今後についてのいくつかの説明』のところに書いたけど、この作品はもうこれ以上進めないかも知れない。『魔法少女篇』が終わったら、色んなものを畳むことを考えないとダメかもね……。
うわああああああ。
いったい何がダメだったんだろう。誰か教えてくれ……。
(追記:2017年5月29日)