室蘭の気温ブラック 第3章

2010年08月11日

室蘭やきとりの定義

何を今更というタイトルですが
某地方新聞の投稿にあったので考えて見たいと思います

「室蘭やきとりの定義」
一般的に言われているのは多分

・豚肉を使用
・長ネギではなく玉ねぎ
・薬味として洋ガラシをつける

というのが第一条件で、これはなんとなく室蘭人も納得しますが、ちょっと違和感があるのが

・タレ味である

ということ
うーん、室蘭人でも塩で普通に食べるんですが、なぜかメディアはタレ味を強調します
ひとつ考えられるのは、室蘭のやきとり店の豚精肉は豚バラでなく肩ロースの店が少なくないということ
全国的に豚肉のやきとりと言えば豚バラ肉がほとんどで、脂身が多いのが特徴です
やきとりの基本として、脂が多い部位は塩で食べるのが普通です(豚バラだけでなく皮や手羽先、ぼんじりなどは塩が普通ですね)
それに対して、脂身が少ない肩ロースはタレ味でもくどくないから何本でも食べられます
つまり豚串は他の地域ではほとんど塩で食べるのに室蘭は相対的に見てタレで食べることが多いのでしょう(そういう意味では納得します)

しかし「室蘭やきとり」という単語自体、室蘭の人は使いませんし、定義と言われても人によって違うと思います
そもそもこのような地域名+商品名は商標登録できませんのでどんなものを室蘭やきとりとして売っても問題ないはずです(例外として富士宮やきそば だけは商標登録されてます)

精肉だけじゃなく、ガツ、ハツ、シロ・・・室蘭のやきとりにもいろいろあります
モツ系も豚の内臓が主役です、レバーと言えば普通に豚のレバーです
豚の精肉よりも本当は豚のモツ串の方が室蘭っぽいのかもしれません
でも普通に鶏皮も食べます(笑) それも室蘭で食べれば「室蘭やきとり」だと思います

そもそも室蘭やきとりは「富良野オムカレー」や「北見塩焼きそば」のように地域活性化のために厳密に定義されて商品化されたものではありません(具材には○○を使うこと、○○産の××を使うこと などという類のものじゃないということです)
室蘭で昔から普通に食べられていたものです
昔ながらの室蘭の人は必ずと言っていいほど自分のお気に入りのやきとり店があります
誰がなんと言おうと、そこのやきとりが好きで、他の店のやきとりはイマイチなんです
それがその人の「室蘭やきとり」なんだと思います



tori_yasu at 23:30│Comments(0)TrackBack(0) 室蘭 | やきとり

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
室蘭の気温ブラック 第3章