まいどーー!バンです!

今回はVOXのAC50CPのメンテナンスを実施しました!
LOW、MIDがグッと強く、歪みも太く暖かみのある音色。
50Wとは思えない力強さがあります!

メンテ後の試奏で「まあ50Wだし」と思って
Ch2のGAINをグイッと上げたら、「おおっう、、」ってなりました。

予想以上に歪み、特徴的でおもしろいなと思いました。
クリーントーンも艶のある伸びやかな感じで通好みだなと。

これは楽しいアンプをホイミ(某有名な回復魔法=メンテ)してしまったと思いました。

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▼真空管の交換

・パワー管 EL34管×2本(ペアマッチング)
・プリ管 12AX7×4本

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プリ管:12AX7は1本で2段階の増幅ができます。
そんなに増幅する必要があるの?なぜ4本も必要?

最初の1本が
1段階:初期GAIN増幅
2段階:Ch1のトーン
(トーンにGAINが食われるので再増幅が必要)

2本目
1段階:Ch2のトーン
2段階:FATスイッチのGAIN

3本目
1段階:Ch1の最終GAIN獲得
2段階:Ch2の最終GAIN獲得

4本目
位相反転管として

※真空管交換の注意点
初心者は楽器屋さんなどの専門業者にお願いしてください。
感電や思わぬトラブルで故障の恐れがあります。

どうしてもの場合
手袋などを履いて真空管や基盤を直接触れないように。
前述の感電、真空管の熱によるヤケド、滑って落とす、
真空管の手の油脂による汚れ などの予防をしてください。


▼バイアス調整

バイアス調整とは何か? ってことまで書くと長くなるのでざっくり。
僕が自己流の文章でつらつらと書くより某検索さんでいっぱい出てきます。
しかも専門の方がより詳しく書いてくれてるので、、、そちらを。

バイアス調整不要のアンプもあるので一概には言えませんが
バイアス調整で音色が左右されます。

真空管の種類も音色が変わりますが、むしろこっちの方が大事とも言えます。

・バイアスが深い 暗めの音
・バイアスが浅い 明るめの音
・バイアスが浅すぎる 電圧過多で暴走する
・バイアスが適正でないと真空管の寿命が短くなる などなど

それではAC50CPのバイアス調整です。

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ここにバイアスのプレートがあります。

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左右にドライバー調整できるツマミと3本のポイントがあります。

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ここにテスターで測り調整していきます。

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非常に見にくいので上から

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真ん中のポジションと左のポイントをを測り
左のツマミを少しづつ回して一定値に合わせます。

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次はセンターと右のポイントで調整します。

※感電の危険があります。
バイアス調整は専門業者さんにお願いするのが確実です。

※電源をONにするだけでは測れません。
スタンバイを入れて電流が流れる状態で測定します。

※スピーカーに繋がっていないとアンプに負荷が掛かります。
作業位置的にケーブルが繋げない場合はダミーロードなどを繋げ
抵抗を掛けてください。



これにて今回のメンテは終了です!
最初に書いた通りブリッとした伝統のサウンドが復活しました!

もう少し試運転をしたらスタジオに復帰しますので
皆様もぜひVOXで遊んでくださいね!


ではSTAFFバンでした!

※STAFFバンの知識と経験上の情報です。
間違えている部分があるかも知れませんので鵜呑みにしないようお願いします。
また間違いなどに気付けば僕の勉強になるのでご一報いただけたら嬉しいです!