まいど、STAFFバンです!

今回もメンテナンスの様子を書かせていただきます。

バン工房過去記事ピックアップ
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【STAFFバン工房】まだまだ未熟でした-ダイオード編-


今回は
MESA/BOOGIEのDEAL RECTIFIERの音が出なくなった。
電源が入らなくなった との事で緊急チェックです!


▼電源が入らない

多分MAINヒューズだろうなー と思いヒューズを取り出してみると
キッチリ焼け落ちていました。 

内部などに何かトラブルがあり、過電圧が加わった場合などに
それ以上回路に負担を掛けないようにヒューズが飛んで
電流をシャットアウトし、回路を保護してくれます。


▼ヒューズを交換してみよう!

先に書いたようにヒューズが飛んだ原因は

・回路にトラブルがある
・ヒューズの経年劣化


の2パターンが考えられます。

ヒューズの経年劣化の場合だとだいたい交換しても100円~200円くらい。
そうであってくれよと祈りながら新しいヒューズを入れて電源ON!


ガッデーム!!


はい、ヒューズ飛びましたー!

なぜかフロントのパイロットランプも死にましたー!

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このままでは何度交換しても意味がないので次のステップへ!


▼それでは悪さしている部分を探してみよう!

※必ずコンセントを抜いた状態で行います。
稼働後、数分管は真空管やコンデンサに高電圧が蓄積されていますので危険です。
基本的にはマネせず、専門家にお任せしてください。


今までの経験上、多くの場合は
・コンデンサ
・真空管
・電源トランス


が原因の事が多かったので、中を開けて見てみます。

まずはコンデンサと電源周りです。

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うーーん、怪しそうな部分をいろいろチェックしてみましたが、
特に問題はなさそうな気がします!


▼それならば真空管は!

いやいや、分かりやすいぐらいにショートしてますやん。

間違いないです。コレです(確信)

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もちろん、ココだとは思いますが、ちゃんとチェックしてみましたが、
他に怪しい部分も見当たらず、真空管も死んでいるようでした。


▼再度ヒューズを入れて、最終確認
(専門知識がない方は決してマネしないように)


さて、怪しい部分のパワー管を抜いた状態で最終チェックです。

これでヒューズも飛ばず、パイロットランプも無事なら
ココにあった管が悪さをしていたと断定できます。

※基本的には真空管を抜いた状態で通電させないでください。
専門STAFFによる事前の各種チェックと安全を確保した上での検査です。
※感電、さらに悪化させてしまう危険性がありますので
単純にマネせず、必ず専門家にお任せしてください。


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はい、大丈夫でしたー!

ちょうど新品の6L6管がなく、他の部分にも問題がないことは確認済みでしたので
本日はここまで!お疲れ様でしたー!

新しい管を注文し、到着を待つことにします。


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ちなみに、管を交換する際は
・ペアマッチング
・バイアス調整

を気にする必要な場合がありますが

MESA/BOOGIEのアンプに関しては

輸入代理店様によれば

『Mesa/Boogie』のアンプにつきましては、アンプ自体はバイアス固定で調整されており、
また、『Mesa/Boogie』アンプは従来の他社製真空管アンプと異なり、
従来型他社製真空管アンプ→真空管に対してアンプ側を調整する。(バイアス等)
『Mesa/Boogie』製アンプ&真空管→アンプに合わせた真空管のみを製造する。

という違いがあります。

『Mesa/Boogie』製真空管自体にはラベルが貼ってあり、
これに数字やカラーの記載がございますが、
主に製造ロット等の区分け用に記載されておりますので、
新規でご購入いただく際には、数値やカラー指定等は不要で、
『Mesa/Boogie』のロゴ入り真空管は、全て同一品と考えていただいて結構でございます。

従いまして、電池と同じ様に新品と中古品や、新旧の織り交ぜ等を避けて頂き、
新品で同一時期にご購入いただいた物であれば、
ラベル内容は気にせずにご使用いただけ、アンプ本体の再調整も必要ありません

とのことで、とりあえず交換はカンタンに済みそうです。


▼後日

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無事に動作確認できましたー!

現在はスタジオに復帰、ギャンギャンな音を鳴らしてくれています!


ではでは、STAFFバン でした!