2007年12月
今日クリスマスですね。
イブの晩は子供たちを連れて、櫓anにクリスマスイルミネーションを見に行きました。
クリスマスのイベントもやっているとかで、楽しみにしていきました。
暗い冬の夜道を子供を連れて歩いていったのですが・・・
日にちを間違えてしまいました。(笑)
イベントは日曜日の晩にあったようです。
私たちと同様に、間違えてやってきた人たちが大勢いました。(笑)
イルミネーションを後にして、また家路への道が寒いこと寒いこと・・・
来年は日程を間違えないように注意します。
今朝になったら子供たちが枕元にあるプレゼントをうれしそうにあけて、遊んでいました。
既に部屋には空き箱が散乱していました。(笑)
子供にとっては至福の一瞬なのでしょうね。
また1週間後には正月です。出費のかさむ今日この頃ですね。
話は変わり、今日から通常の診療です。
今日はウサギさんの精巣腫瘤の摘出手術がありました。
犬では比較的よく見られるのですが、ウサギさんでは最近なかったなあ〜?

こんな感じです。
右側の精巣が左側のものに比べて圧倒的に大きいですね。
触診上では大きさ3cm程度でした。
一方反体側の精巣は極端に萎縮していました。
1cmくらいでしょうか?
方法は陰嚢の真上を切開して、精巣のみを摘出します。
ちょうど猫の去勢手術と同じ方法で行います。

写真で見るとぱっとしませんね。
腫瘤のあった方の陰嚢が、だらっとのびていますので、まだ大きく見えます。

摘出した精巣です。
大きさが明らかに異なります。
これを検査センターに送り病理組織診断をしていただきます。
どんな診断が出るのか心配されます。
良性ならとりっぱなしでOKと思いますが、悪性ですと状況は異なります。
年末年始も重なりますので、病理組織検査の結果も遅れるんですよね〜。
きっと
それと今晩はフェレットの胃内異物の摘出処置がありました。
胃内異物って・・・?
何でしょう。
答えは近いうちにブログ上で報告します。
明日はレクチャーシリーズ。今年最後の勉強会です。
無難に診療をこなして早めに行きたいですう〜。
イブの晩は子供たちを連れて、櫓anにクリスマスイルミネーションを見に行きました。
クリスマスのイベントもやっているとかで、楽しみにしていきました。
暗い冬の夜道を子供を連れて歩いていったのですが・・・
日にちを間違えてしまいました。(笑)
イベントは日曜日の晩にあったようです。
私たちと同様に、間違えてやってきた人たちが大勢いました。(笑)
イルミネーションを後にして、また家路への道が寒いこと寒いこと・・・
来年は日程を間違えないように注意します。
今朝になったら子供たちが枕元にあるプレゼントをうれしそうにあけて、遊んでいました。
既に部屋には空き箱が散乱していました。(笑)
子供にとっては至福の一瞬なのでしょうね。
また1週間後には正月です。出費のかさむ今日この頃ですね。
話は変わり、今日から通常の診療です。
今日はウサギさんの精巣腫瘤の摘出手術がありました。
犬では比較的よく見られるのですが、ウサギさんでは最近なかったなあ〜?
こんな感じです。
右側の精巣が左側のものに比べて圧倒的に大きいですね。
触診上では大きさ3cm程度でした。
一方反体側の精巣は極端に萎縮していました。
1cmくらいでしょうか?
方法は陰嚢の真上を切開して、精巣のみを摘出します。
ちょうど猫の去勢手術と同じ方法で行います。
写真で見るとぱっとしませんね。
腫瘤のあった方の陰嚢が、だらっとのびていますので、まだ大きく見えます。
摘出した精巣です。
大きさが明らかに異なります。
これを検査センターに送り病理組織診断をしていただきます。
どんな診断が出るのか心配されます。
良性ならとりっぱなしでOKと思いますが、悪性ですと状況は異なります。
年末年始も重なりますので、病理組織検査の結果も遅れるんですよね〜。
きっと
それと今晩はフェレットの胃内異物の摘出処置がありました。
胃内異物って・・・?
何でしょう。
答えは近いうちにブログ上で報告します。
明日はレクチャーシリーズ。今年最後の勉強会です。
無難に診療をこなして早めに行きたいですう〜。
年末なので、ばたばたし始めてきました。
めちゃ忙しい訳ではないのですが、結構私の頭の中ではテンパってマス。(笑)
あ〜手術しなきゃ・・・
あ〜検査しなきゃ・・・
あ〜支払しなくちゃ・・・銀行やら郵便局やら・・・
あ〜両替しなくちゃ・・・(おっ おつりが〜足りなくなる〜ぎっ 銀行〜)
あ〜買い物しなくちゃ〜(消耗品が無くなるので。)
明日は何でテンパるのでしょうか?
今日は小型犬の乳腺腫瘤の摘出手術がありました。
まずは写真をご覧あれ。

体格の小さなワンちゃんなのですが、大変大きなおできが乳腺に形成されています。
高齢で、他の病気の治療(子宮蓄膿症)もありなかなか取りかかることが出来なかったのですが、ようやく手術する運びとなりました。飼い主さんとしても高齢のワンちゃんで度重なる手術で大変な決断をされました。

拡大写真です。
今日は左側(写真では右側)の乳腺の全摘出を行ないました。
切除が広範囲となりましたので皮膚を寄せるのが結構苦慮しました。
でも無事に手術終了です。
広範囲の手術なので、しばらくは疼痛管理と患部に漿液がたまってこないかどうかをチェックすることになります。(漿液がたまらない様にペンローズドレーンという管を埋め込むのですが。)
そして病理組織診断を行ない、腫瘤の診断をしていくことになります。
あまり悪い結果が出ないと良いのですが、症状の経過とともに、診断内容も気になります。
あしたCPCがあり、今晩は遅くまで準備に時間がかかってしまいました。
資料も大分出来上がってきたので、明日微調整で何とかなりそうです。
そして勉強会の後は忘年会らしい。(笑)
今週はなにかと、(ちょっと)大変そうです。
年末なのに体が持つのやら・・・
めちゃ忙しい訳ではないのですが、結構私の頭の中ではテンパってマス。(笑)
あ〜手術しなきゃ・・・
あ〜検査しなきゃ・・・
あ〜支払しなくちゃ・・・銀行やら郵便局やら・・・
あ〜両替しなくちゃ・・・(おっ おつりが〜足りなくなる〜ぎっ 銀行〜)
あ〜買い物しなくちゃ〜(消耗品が無くなるので。)
明日は何でテンパるのでしょうか?
今日は小型犬の乳腺腫瘤の摘出手術がありました。
まずは写真をご覧あれ。
体格の小さなワンちゃんなのですが、大変大きなおできが乳腺に形成されています。
高齢で、他の病気の治療(子宮蓄膿症)もありなかなか取りかかることが出来なかったのですが、ようやく手術する運びとなりました。飼い主さんとしても高齢のワンちゃんで度重なる手術で大変な決断をされました。
拡大写真です。
今日は左側(写真では右側)の乳腺の全摘出を行ないました。
切除が広範囲となりましたので皮膚を寄せるのが結構苦慮しました。
でも無事に手術終了です。
広範囲の手術なので、しばらくは疼痛管理と患部に漿液がたまってこないかどうかをチェックすることになります。(漿液がたまらない様にペンローズドレーンという管を埋め込むのですが。)
そして病理組織診断を行ない、腫瘤の診断をしていくことになります。
あまり悪い結果が出ないと良いのですが、症状の経過とともに、診断内容も気になります。
あしたCPCがあり、今晩は遅くまで準備に時間がかかってしまいました。
資料も大分出来上がってきたので、明日微調整で何とかなりそうです。
そして勉強会の後は忘年会らしい。(笑)
今週はなにかと、(ちょっと)大変そうです。
年末なのに体が持つのやら・・・
今日は土曜日、とても寒かったですね。
病院の入り口のドアを開けると冷たい風が入ってきます。
出入りが多いときはエアコンが余り効きません。
お待ち頂いた皆様、寒くて申し訳ありませんでした。
今日は診察が結構混み合いました。
午前中だけと思ったら、午後も混み合ってしまい、何だかばたばたとしてしまいました。
処置は猫ちゃんの避妊手術と前立腺肥大になったワンちゃんのエコー検査がありました。
前立腺肥大のワンちゃんは以前の検査でも検出されており、今回下腹部痛を主訴に来院されました。
検査では前立腺にシストを形成を認め、良性の肥大を確認しました。
両側とも潜在睾丸でエコー画像上では腫瘤形成などを認めないのですが、何かありそうです。
その他の腹腔臓器では異常が見られませんでした。
昨日からウロエース(合成黄体ホルモン製剤)というお薬と抗生物質で経過観察を始めています。
痛みが強いときは鎮痛剤を使用します。
いずれは潜在睾丸の摘出と病理検査が必要になりそうです。
まずは痛みを取ってあげたいですね。
あすは浜松で皮膚病の勉強会があります。
皮膚病の症例が少なくなり始めるこの冬。
本当は春先にやってくれると、いいのになあ〜。
(皮膚疾患の情報を頭に詰め込んで、夏を迎えられますから。笑)
勉強してもすぐ忘れてしまうので・・・ははは
病院の入り口のドアを開けると冷たい風が入ってきます。
出入りが多いときはエアコンが余り効きません。
お待ち頂いた皆様、寒くて申し訳ありませんでした。
今日は診察が結構混み合いました。
午前中だけと思ったら、午後も混み合ってしまい、何だかばたばたとしてしまいました。
処置は猫ちゃんの避妊手術と前立腺肥大になったワンちゃんのエコー検査がありました。
前立腺肥大のワンちゃんは以前の検査でも検出されており、今回下腹部痛を主訴に来院されました。
検査では前立腺にシストを形成を認め、良性の肥大を確認しました。
両側とも潜在睾丸でエコー画像上では腫瘤形成などを認めないのですが、何かありそうです。
その他の腹腔臓器では異常が見られませんでした。
昨日からウロエース(合成黄体ホルモン製剤)というお薬と抗生物質で経過観察を始めています。
痛みが強いときは鎮痛剤を使用します。
いずれは潜在睾丸の摘出と病理検査が必要になりそうです。
まずは痛みを取ってあげたいですね。
あすは浜松で皮膚病の勉強会があります。
皮膚病の症例が少なくなり始めるこの冬。
本当は春先にやってくれると、いいのになあ〜。
(皮膚疾患の情報を頭に詰め込んで、夏を迎えられますから。笑)
勉強してもすぐ忘れてしまうので・・・ははは
寒くなってきました。
今年も残すところあともう少しです。
富士川の松野にもクリスマスイルミネーションが楽しめるところがあります。
櫓anです。

地域の若者が町おこしとして活動を行っているのですが、とても近所なので、昨年は子供を連れて見に行きました。
今年もイベントが催される様です。

こういった田舎でもイベントを起こし、がんばっている人たちが居ることは私にとっても大変励みにもなりますし、刺激にもなります。
ライトアップは始まっているので、子供を連れて見に行きたいなあ〜。
もう10日でクリスマスです。
今日は潜在睾丸の摘出手術がありました。
以前は開腹下で手術を行なっていたのですが、最近の学会での発表で、術創が極めてコンパクトなソケイ部からのアプローチ方法の発表があり、その術式を積極的に取り入れています。

術前に超音波検査で、潜在睾丸の位置を確認します。
そうするといずれの精巣もソケイ部の下に確認出来ました。
両側の潜在睾丸として手術しました。
術創は非常にコンパクトです。
小切開創からソケイ輪を探し出します。(よくソケイヘルニアを起こしている場所です。)
精巣導帯を見つけてそこから精巣を引き出す様にします。
その後は通常の去勢手術の様式と同じく摘出を行ないます。

術後の写真です。
比較的小さな術創で摘出出来ました。
ワンちゃんも術後の疼痛管理に神経を使いすぎなくても大丈夫そうです。
(覚醒後は元気そうだったので。)
今年も残すところあともう少しです。
富士川の松野にもクリスマスイルミネーションが楽しめるところがあります。
櫓anです。

地域の若者が町おこしとして活動を行っているのですが、とても近所なので、昨年は子供を連れて見に行きました。
今年もイベントが催される様です。

こういった田舎でもイベントを起こし、がんばっている人たちが居ることは私にとっても大変励みにもなりますし、刺激にもなります。
ライトアップは始まっているので、子供を連れて見に行きたいなあ〜。
もう10日でクリスマスです。
今日は潜在睾丸の摘出手術がありました。
以前は開腹下で手術を行なっていたのですが、最近の学会での発表で、術創が極めてコンパクトなソケイ部からのアプローチ方法の発表があり、その術式を積極的に取り入れています。
術前に超音波検査で、潜在睾丸の位置を確認します。
そうするといずれの精巣もソケイ部の下に確認出来ました。
両側の潜在睾丸として手術しました。
術創は非常にコンパクトです。
小切開創からソケイ輪を探し出します。(よくソケイヘルニアを起こしている場所です。)
精巣導帯を見つけてそこから精巣を引き出す様にします。
その後は通常の去勢手術の様式と同じく摘出を行ないます。
術後の写真です。
比較的小さな術創で摘出出来ました。
ワンちゃんも術後の疼痛管理に神経を使いすぎなくても大丈夫そうです。
(覚醒後は元気そうだったので。)
前回記載した、子宮蓄膿症のワンちゃんは元気になって帰りました。
手術後2週間で抜糸予定なので、更に元気になってくれていると期待したいです。
子宮蓄膿症は、高齢化したワンちゃんでは頻繁に見られる病気です。
避妊をする習慣が徐々に定着しつつありますが、ワンちゃんの避妊の実施率は猫ちゃんに比べるとまだまだ低い様に思います。
獣医師側の説明不足がまだまだあるのかも知れません。避妊手術や去勢手術に関する啓蒙活動の方法を検討しなければいけません。
土曜日は名古屋で中小臨の定例会がありました。
今回も興味のある話を聞くことが出来て、有意義な時間となりました。
興味があったのは、A先生の講演された、レフルノミドというお薬のお話でした。
ある意味衝撃を受けたお話でした。
犬のIMTPという免疫介在性血小板減少症には有用なお薬とは聞いていたのですが・・・
今度使用する機会もあるかと思うのですが、その際に注意しなければならない点や、副作用の点などが非常に興味深く講演されていました。
今回は名古屋に宿泊し(とは言っても睡眠時間が3時間ちょっとのハードなスケジュールでしたが・・・)
車で行くよりは新幹線の中でも寝ることができたので、今週は車で行った時に比べてダメージが少ないです。(笑)
今日は、以前に橈骨、尺骨の骨折にプレート固定を行なったワンちゃんのインプラントの除去を行ないました。
体格が1kg程と超小型犬で、一度に全てのインプラントを除去するには危険性がありましたので、今回はスクリューの一部を除去するにとどめました。
麻酔の覚醒も順調で、本日帰宅しました。
あとは猫ちゃんの去勢手術がありました。
特に問題なく終了出来たと思っています。
明日辺りはまた写真付きのブログを作製したいですね。
今回は文章のみでごめんなさい。
手術後2週間で抜糸予定なので、更に元気になってくれていると期待したいです。
子宮蓄膿症は、高齢化したワンちゃんでは頻繁に見られる病気です。
避妊をする習慣が徐々に定着しつつありますが、ワンちゃんの避妊の実施率は猫ちゃんに比べるとまだまだ低い様に思います。
獣医師側の説明不足がまだまだあるのかも知れません。避妊手術や去勢手術に関する啓蒙活動の方法を検討しなければいけません。
土曜日は名古屋で中小臨の定例会がありました。
今回も興味のある話を聞くことが出来て、有意義な時間となりました。
興味があったのは、A先生の講演された、レフルノミドというお薬のお話でした。
ある意味衝撃を受けたお話でした。
犬のIMTPという免疫介在性血小板減少症には有用なお薬とは聞いていたのですが・・・
今度使用する機会もあるかと思うのですが、その際に注意しなければならない点や、副作用の点などが非常に興味深く講演されていました。
今回は名古屋に宿泊し(とは言っても睡眠時間が3時間ちょっとのハードなスケジュールでしたが・・・)
車で行くよりは新幹線の中でも寝ることができたので、今週は車で行った時に比べてダメージが少ないです。(笑)
今日は、以前に橈骨、尺骨の骨折にプレート固定を行なったワンちゃんのインプラントの除去を行ないました。
体格が1kg程と超小型犬で、一度に全てのインプラントを除去するには危険性がありましたので、今回はスクリューの一部を除去するにとどめました。
麻酔の覚醒も順調で、本日帰宅しました。
あとは猫ちゃんの去勢手術がありました。
特に問題なく終了出来たと思っています。
明日辺りはまた写真付きのブログを作製したいですね。
今回は文章のみでごめんなさい。
日曜日の症例検討会が無事に終わりました。
発表内容は以前に発表した内容だったので、特に大きく修正する点もなくそのまま発表しました。
質問も厳しい質問は特になかったと本人は思います。
他の先生方のすごい発表も聞いて、また自分に励みになりました。
がんばんないといけませんね。
ソフト面もそうですが、ハード面でも大変すばらしい設備を整えている病院が多いと思いました。
ハードの方は金銭的なものもありますから、すぐにとはいきませんが、徐々に増やしていこうと思います。
発表の後は勤務のK先生とともにウナギを食べにいきました。
以前から大変気に入っているお店です。
三島に行ったら必ずと言っていい程、いきたいお店なのですが、大変人気があり、食べられないこともあります。
桜家さんといいます。
http://www.sakura-ya.net/
先日はうな重を思いっきり食べてしまいました。
家内の土産にと、うなぎ弁当も買ったのですが、家内がうなぎを食べている姿を見てまた食べたくなりました。
かなりのうなぎ好きかも知れません。(笑)
仕事の方はといえば・・・
子宮蓄膿症の手術がありました。
かなり重症化しており、触診すると子宮はパンパンでした。(破裂すると思いました。マジに・・)
また強い感染を受けており、白血球の状態も悪く、腎機能障害、DICの前段階とも思われる血小板減少症も認めました。
レントゲン写真だと、こんな感じです。

下腹部に大変太い構造物が見られます。
これが拡張した子宮と考えられます。
このワンちゃんは、喉が渇いた症状も見られ、外陰部の腫脹もありほぼ典型的な症状と思われました。
このワンちゃんは腎機能障害、Pre-DICの可能性大でリスクもありましたが、結果的には手術を行ないました。
手術は無事に終了しました。

摘出された子宮と卵巣です。
子宮の中には膿がいっぱいに貯留していました。
通常は人の小指の太さもないくらいの細いものなのですが、写真の様にここまで大きくなります。
摘出する時には破裂すると思いました。
(まあ勿論破裂する様なリスクのあるケースには、破裂しない様にそれなりの対処を考えますけど。)
手術は無事に終わり、その後の経過が心配されましたが、徐々に食欲が回復してきています。
病院が好きでないワンちゃんなので、飼い主さんには毎日見舞ってもらい、家で食べている食事を与えて頂いています。
もう少し元気になったら、退院なのですが、もう少し病院で様子を見る必要がありそうです。
発表内容は以前に発表した内容だったので、特に大きく修正する点もなくそのまま発表しました。
質問も厳しい質問は特になかったと本人は思います。
他の先生方のすごい発表も聞いて、また自分に励みになりました。
がんばんないといけませんね。
ソフト面もそうですが、ハード面でも大変すばらしい設備を整えている病院が多いと思いました。
ハードの方は金銭的なものもありますから、すぐにとはいきませんが、徐々に増やしていこうと思います。
発表の後は勤務のK先生とともにウナギを食べにいきました。
以前から大変気に入っているお店です。
三島に行ったら必ずと言っていい程、いきたいお店なのですが、大変人気があり、食べられないこともあります。
桜家さんといいます。
http://www.sakura-ya.net/
先日はうな重を思いっきり食べてしまいました。
家内の土産にと、うなぎ弁当も買ったのですが、家内がうなぎを食べている姿を見てまた食べたくなりました。
かなりのうなぎ好きかも知れません。(笑)
仕事の方はといえば・・・
子宮蓄膿症の手術がありました。
かなり重症化しており、触診すると子宮はパンパンでした。(破裂すると思いました。マジに・・)
また強い感染を受けており、白血球の状態も悪く、腎機能障害、DICの前段階とも思われる血小板減少症も認めました。
レントゲン写真だと、こんな感じです。
下腹部に大変太い構造物が見られます。
これが拡張した子宮と考えられます。
このワンちゃんは、喉が渇いた症状も見られ、外陰部の腫脹もありほぼ典型的な症状と思われました。
このワンちゃんは腎機能障害、Pre-DICの可能性大でリスクもありましたが、結果的には手術を行ないました。
手術は無事に終了しました。
摘出された子宮と卵巣です。
子宮の中には膿がいっぱいに貯留していました。
通常は人の小指の太さもないくらいの細いものなのですが、写真の様にここまで大きくなります。
摘出する時には破裂すると思いました。
(まあ勿論破裂する様なリスクのあるケースには、破裂しない様にそれなりの対処を考えますけど。)
手術は無事に終わり、その後の経過が心配されましたが、徐々に食欲が回復してきています。
病院が好きでないワンちゃんなので、飼い主さんには毎日見舞ってもらい、家で食べている食事を与えて頂いています。
もう少し元気になったら、退院なのですが、もう少し病院で様子を見る必要がありそうです。
寒くなりましたね。
まず挨拶の最初によく出る言葉になりました。
引きこもっている訳ではないのですが、病院内にいると季節感が無くなって・・・
勉強会などがないと建物の中に居ることが多い様な気がします。
昨日はクリスマスツリーを飾りました。
今年も一つアイテムを増やそうと考えています。
先日、東京にいった時にクッキーで出来たクリスマス用の飾り物を購入しました。
(まあこれでもいいかなあ?)
どこへ行ってもクリスマスの飾り付けが目につきます。
しゃれたことは何もないのですが、子供が喜ぶ季節になりました。クリスマスやら正月やら・・・
出費がかさみ、狭い家がますますおもちゃで狭くなります・・・笑
昨日は膿胸の猫ちゃんの診察がありました。
膿胸と緊張性気胸を併発した病態です。
私が経験した中では、初めての症例でした。
緊張性気胸がありますから、ドレーンから空気を抜いても止めどなく出てきます。
肺の損傷が疑われますから、開胸してその部分を閉じなければなりません。
開胸し実際の場所を確認しました。
右肺の後葉部分が胸壁に癒着した後があり、その部分が損傷を受けあたかも肺破裂の様相でした。
破裂した肺は小さな気管支から呼吸の度に空気が漏れだします。
結局広範囲に損傷を受けた肺を確認し、後葉を全て摘出することにしました。
しかしその時から状況は悪化。
心マッサージを行ないながら、可能な蘇生措置は全て行ない、閉胸までたどり着きました。
手術の後は手術室で覚醒を待ちました。状態は一進一退で、不整脈が出たら治療薬で対処するなどの方法で夜通し治療を行ないました。
しかし覚醒することなく、今朝、心停止を起こし蘇生も今度ばかりは不可能となり亡くなってしまいました。
本来、膿胸という病気は治療がきちんと行なわれれば死亡するケースは比較的少ないと考えています。
この猫ちゃんは膿胸と緊張性気胸が併発し、状態がかなり悪化していました。
胸腔内は広範囲に壊死、癒着を引き起こしていました。
助けてあげたかった。
(考えが)甘かったかもしれないけど、助けられると思ってました。
疲れよりも大変落ち込みます。
明日は三島で症例検討会。
厳しい質問がないと良いのですが。
無難に終了したいものです。
まず挨拶の最初によく出る言葉になりました。
引きこもっている訳ではないのですが、病院内にいると季節感が無くなって・・・
勉強会などがないと建物の中に居ることが多い様な気がします。
昨日はクリスマスツリーを飾りました。
今年も一つアイテムを増やそうと考えています。
先日、東京にいった時にクッキーで出来たクリスマス用の飾り物を購入しました。
(まあこれでもいいかなあ?)
どこへ行ってもクリスマスの飾り付けが目につきます。
しゃれたことは何もないのですが、子供が喜ぶ季節になりました。クリスマスやら正月やら・・・
出費がかさみ、狭い家がますますおもちゃで狭くなります・・・笑
昨日は膿胸の猫ちゃんの診察がありました。
膿胸と緊張性気胸を併発した病態です。
私が経験した中では、初めての症例でした。
緊張性気胸がありますから、ドレーンから空気を抜いても止めどなく出てきます。
肺の損傷が疑われますから、開胸してその部分を閉じなければなりません。
開胸し実際の場所を確認しました。
右肺の後葉部分が胸壁に癒着した後があり、その部分が損傷を受けあたかも肺破裂の様相でした。
破裂した肺は小さな気管支から呼吸の度に空気が漏れだします。
結局広範囲に損傷を受けた肺を確認し、後葉を全て摘出することにしました。
しかしその時から状況は悪化。
心マッサージを行ないながら、可能な蘇生措置は全て行ない、閉胸までたどり着きました。
手術の後は手術室で覚醒を待ちました。状態は一進一退で、不整脈が出たら治療薬で対処するなどの方法で夜通し治療を行ないました。
しかし覚醒することなく、今朝、心停止を起こし蘇生も今度ばかりは不可能となり亡くなってしまいました。
本来、膿胸という病気は治療がきちんと行なわれれば死亡するケースは比較的少ないと考えています。
この猫ちゃんは膿胸と緊張性気胸が併発し、状態がかなり悪化していました。
胸腔内は広範囲に壊死、癒着を引き起こしていました。
助けてあげたかった。
(考えが)甘かったかもしれないけど、助けられると思ってました。
疲れよりも大変落ち込みます。
明日は三島で症例検討会。
厳しい質問がないと良いのですが。
無難に終了したいものです。