2011年06月13日

2000年、弥生の日

今日、何故だかこの観戦記を思い出していた。
三沢が主役というわけではない観戦記だったのだけれど。

2000年3月11日、全日本プロレス・後楽園ホール大会。
菊地毅が日の丸タイツを脱いでから、既にかなりの時が経っていた。
コミカルファイトに徹していた菊地に対して、皆で不満を語り合っていた頃だった。


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■第8試合
渕・田上・川田 vs 菊地・小橋・三沢

今世紀最後の超世代マッチ。
そう銘打たれてた。
秋山・志賀の申し入れで変更になったカードだったから、
ああ、苦肉の策だなあ。
最初はそう思った。

しかし。


会場がいきなり沸いた。
火の玉小僧、来襲!

開始前に友達と、
「今日は日の丸で来るかなあ?」って言ってたし
これは範疇、だった。
でも目の当たりにすると、やはり嬉しい。


そして。

場内に流れた、小橋の旧テーマ。


   おおおおおお!


やられた。ここまでは予想できてなかった。
途端にうるうるしてしまう。
場内も悲鳴が混ざっているかのような大歓声。
すっかり出来上がった雰囲気の中、開始。
2000年弥生の日の超世代マッチ、開始!


この試合、ポイントは小橋と菊地。
そう思っていた。
そして日の丸タイツと小橋のテーマによって、ますます
その思いが強くなった。
とたんにいろいろな光景が浮かび上がってくる。

小橋。

「失礼します!」

馬場さんの荷物をトランクに詰め込み、キャデラックに乗り込む
前に発した、坊主頭の大きな声。
馬場さんとアジアタッグに挑戦し、ホールを沸かせた時の驚き。
カウンターのパワースラムでクロファット越えを果たした瞬間。

菊地。

今度こそ、今度こそとが幾度となく続いた渕との戦い。
ジャンボの両手チョップに悲鳴を上げた背中。
初めてメインに出場した、後楽園磁場。

小橋と菊地。

アジアを獲った、菊地の故郷のどでかい歓声。
雲仙救済チャリティで買った、二人のサイン入りうちわ。
最強タッグ出場決定の小橋の報に、拍手で応えたトークショー。

今日。
三沢がリング内に飛び出しているとき、
そっと菊地に声を掛ける小橋。そういうシーンを何度か見た。

  あの頃を思い出そうよ。

自分には小橋がそう言ってるような気がした。

田上〜バックドロップ−!前に投げて!

最初何のことだか判らなかったんだけど、
田上が大振りに菊地を抱えた瞬間に判った。
目よりも高く差し上げて、そのままどすん!
今、目の前にいるのは田上でもあり、ジャンボでもある。

小橋と菊地の旋回式ボディプレス。
ああ!あったなあ。

小橋の渕へのローリングクレイドル。
渕を越えた技。実は今日、一番待ってた技。

ぐるぐる。
これほどプレイバックが激しい試合ってのもそうはない。
また頭の中でぐるぐるする。


天龍が抜けた。
いろんな人が抜けた。
もう潰れるよ、って言われた。
今のうちに見ておかなきゃあ。
そう言ってホールに足を運んだ新日ファンの知り合いもいたよ。
渦中の中、三沢は三沢となった。
そして、救った。
いや、みんなが救った。


超世代軍とは何だったのか?
そう問われたとすると、


   一縷の希望だった。


今思うとこれが答え、だったんだろうな。

×渕(27分21秒、タイガードライバー)三沢○

試合後、そっと菊地の肩を抱いた小橋。
言葉の要らない抱擁。


みんなはどう思ったのだろう?今日の菊地。
ぜっんぜん、いいじゃない!
そう思わなかった?

ノスタルジア?
だけではないよ、きっと。
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torinosu_singh at 22:26コメント(0)三沢光晴  

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