第一試合、星ハム子 vs 235。


試合が始まると、両者はコールを煽る。

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結論から書こう。
星ハム子の何が素晴らしかったのかというと、「分かりやすさ」ということに尽きる。
とにかく普段プロレスを見ない、ひょっとして初めてかもしれない観客を念頭に
置いた、とことん分かりやすいムーブを徹底していたのだ。


セクシーポーズも、

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観客への向けたバージョンを追加したりする。

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この日は天候により開始が遅れたせいか、普段のルール説明や
プロレス教室が行われなかったのだが、

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説明されなくてもこれは分かる。
悪い人だ!

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続いては235をはりつけにして足蹴。ここでも、

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髪の毛ふさぁというポーズを付け足し、入場式の自己紹介で述べた
「セクシー担当」という言葉に説得力を重ねる。

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どすこい式逆エビも、いつもの四股2回ではなかった。
2回やったあと、
「みんな一緒に!」ともう2回追加だ。

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さて一方の235。エルボーで反撃すると、

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最近よく見せる、2段式のスクールボーイ。

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クロスボディ。そしてコーナーからの飛びは、235撮影史上最も綺麗だった。

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これはいい!

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ハム子の”分かりやすさ”はこの後も続く。
ポーン!にしても、

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二度目は観客席に向かってポーン!

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そしてハム子は畳み込んだ。

ハラザード!

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バックフリップ!

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ダイビングボディープレス!

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235はセコンドのつくしに支えられながら一礼。

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かつて見たNEOの地方興行で、一見のお客さんを相手に実に分かりやすい試合を
展開していた選手として、タニー・マウスを挙げたことがある。
あのときの、微笑んで見ながら同時に「すごいなあ」と感心した感覚が今日、
ハム子の試合で蘇ったよ。


ブラボー!