都立大Physioリハビリ・コンディショニングセンター blog

都立大 Physio Care & Conditioning(フィジオケアアンドコンディショニング)は『関節内』『関節外』『姿勢・動作』の3つがカラダに起こる問題の原因と考え、 symmetry(左右対称)なカラダづくりをコンセプトにした根本的原因へのアプローチでアナタのカラダの問題を原因から解決するためのリハビリコンディショニングスペースです。

カテゴリ:腰

こんにちは、三枝です。

この度、ゴルフ誌ALBA12/26号に『ココロとカラダのゴルファーズクリニック』という連載記事を
私が監修として関わらせてもらいました。
この連載記事を監修させてもらうのはこれで2回目になります。
ALBA1226表紙



















前回の記事では姿勢や歩行とゴルフスイングの関係、歩行改善のための運動療法についてお話しましたが、今回は腰痛の予防について、腰痛の原因になると考えられる胸椎(肋骨の付いている背骨の一部)や骨盤の問題を絡めてお話しました。
記事内で腰痛防止の運動療法を紹介してますので腰痛でお悩みの方や、腰痛になりたくない方も
是非ご覧いただいて実践していただければと思います。

ゴルフをするとどこかに痛みが出てしまう、ゴルフで思うように成績が上がらない……など 
問題をお抱えの方はぜひご相談下さい。

カラダの問題の根本的原因の改善を図り、目標達成の手助けをします。
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こんにちは。
最近、暖かくなったり寒くなったりで急激な気温の変化についていけない三枝です。

前回は腰痛の原因になる“差”のチェックの仕方についてお話させていただきました。
ではその“差”を改善するためにはどうすればよいのでしょうか?
当施設で実際に行っている運動療法を簡単に紹介させていただきます。


まずどちらか片方のお腹の筋肉が弱くなっている場合は下の2つの運動療法を行います。


①腹圧
腹圧


















息を吐いてお腹をへこましながら上の写真のように背中と地面の間をつぶします。
その時に背中や肩ではなく、おへその下あたりに力がはいるようにします。



②腹圧+片足上げ

腹圧+片足上げ
 

















上の写真の腹圧をした状態で片方の足を上げてきます。
その際に股関節を使って足を上げるのではなく、お腹を意識して足を上げます。
どちらの足があげにくいか確認しながらやってみて下さい。



次にどちらか片方の背中やお尻、太ももの外側の筋肉がはっている場合です。


③ひざたおし
ひざたおし


















仰向けで膝を曲げた状態で骨盤から動かすようにして左右に膝を倒します。
右に倒したときは左の背中,お尻,太ももの外側が、左に倒した時は逆がストレッチされます。
左右のどちらがたおしにくいか、どの筋肉がはっているか確認しながらやってみて下さい。
 
回数は全て10〜20回ほど行いましょう。

やってみていかがでしたでしょうか?この方法で腰痛を少しでも改善出来れば幸いです。
さらに詳しい方法が知りたい、もっとちゃんと原因から腰痛を治したいなど
カラダの状態を改善したい方はぜひご相談下さい。 
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こんばんは。

前回の更新からかなり日が経ってしまって申し訳ありません。 

今回は腰痛の原因である前後や左右などの‟差”について
簡単なチェックの方法をお話させていただきます。


まず前後のチェックとしてお尻の位置で差を確認しましょう。

 ①お尻が上がった、でっちりタイプ
 ②お尻が下がった、しがないサラリーマンタイプ

①                 ②
2013-03-14T19-47-45_0 2013-03-14T19-47-45_1        












次に左右ではまず座った状態で肩の下がり方で差を確認しましょう。

③                     ④
2013-03-14T19-20-35_32013-03-14T19-20-35_2












最後に立った状態での肩の下がり方を確認しましょう。
⑤                    ⑥
2013-03-14T19-20-35_52013-03-14T19-20-35_4













アナタはどの番号に当てはまりましたか?
この3つの差の組み合わせでどこに問題があるかが推測出来ます。
この差が大きい方は痛みが強く出ているか、その予備軍である可能性があるので
是非下の番号を見て自分の身体の問題を確認してみてください!!

①+③、②+③
右の背中の筋肉がはっているか、左のお腹の筋肉が弱い可能性があります。
①+④、②+④
左の背中の筋肉がはっているか、右のお腹の筋肉が弱い可能性があります。
 
①+③+⑤
右の背中の筋肉からお尻がはっているか、左のお腹の筋肉が弱い可能性があります。
①+④+⑥
左の背中の筋肉からお尻がはっているか、右のお腹の筋肉が弱い可能性があります。

②+③+⑤
右の背中の筋肉からお尻、太ももの外側の筋肉がはっているか、左のお腹の筋肉が弱い可能性があります。
②+④+⑥
左の背中の筋肉からお尻、太ももの外側の筋肉がはっているか、右のお腹の筋肉が弱い可能性があります。

どうでしたか?心あたりのある方も多かったのではないでしょうか?
次回は起きている問題の解決方法をお話させていただきます。
 
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こんにちは。
都立大 Physio Care & Conditioning代表の三枝です。

2/16のどっちの雑誌バトル見ていただけたでしょうか?
利用者の方からは緊張で顔が青白くなっていたと評判でした(笑) 

前回お話させていだいた通り、今回は腰痛についてのお話をしたいと思います。

まず腰痛の60~80%はレントゲンやMRIなどの画像診断でも原因を特定出来ず、
確定診断を行えない非特異的腰痛と呼ばれるものだとされています。 
たとえ、レントゲンやMRIなどの画像診断で椎間板ヘルニアや骨の変形、骨折などがみられても
痺れや痛みなどの症状が出てこない例も少なくありません。

では非特異的腰痛と呼ばれるものの原因はなんでしょうか? 

私はカラダにおける‟差”が原因だと考えています。
人には少なからず前後、左右、上下、対角に差はありますが、
その差が大きくなることで腰にかかる負担は大きくなって痛みへと変わります。
逆にその差を埋めることで腰痛を原因から改善できると考えています。

ではカラダの‟差”とは何でしょうか?
次回は痛みの原因となる‟差” について簡単なチェック方法なども含めてお話しようと思います。
どうぞお楽しみに!!
    mixiチェック

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