2005年09月04日

量子コンピューターの魅力

量子コンピュータとは

数学には、天才数学者がどんなに頑張っても、実際に計算して見ないと原理的に解くことができない問題が多数存在する。中学で習う因数分解もそのタイプの問題のひとつで、数百万桁のような大きな数字の因数分解は、現在のコンピュータでは何億年もかかってしまう。半導体業界の神話であるムーアの法則が今後も維持できて、毎年CPUの性能が倍になるとしても、私たちが見通せる近未来で、せいぜい数千年に短縮できましたというレベルで終わってしまう。

これは現代のコンピュータが計算を直列の回路で順番に解いているからだ。1秒間に何億回もの計算ができるといっても、私たちの日常的時間の中では計算量に限界がある。量子コンピュータの世界では、原子を使って計算を解くための超並列回路を一度確立してしまえば、一回動作させるだけで計算が完了する。回路を構成するスイッチの仕組みが違うからである。

現代のコンピュータはオンとオフのスイッチの集まりだ。電気が流れているかどうかでオンなら1、オフなら0という状態を表現する。量子コンピュータは原子レベルでスイッチを作る。原子は時計回りか、反時計回りで自転しているので、回る方向で1と0を表現できる。最近のナノ技術では、原子に高周波の電磁波をぶつけると回転方向を変更できる。これで極小のスイッチとして使えるようになった。

だが、原子レベルの超ミクロの世界では、私たちが目にする日常のマクロ世界とは異なる物理法則が働いている。普通のスイッチであれば状態は0か1しかない。だが、原子レベルでは粒子は0であると同時に1の状態であることができる。決定論的に0か1ではなく、確率論的に状態が決まる。限りなく小さな粒子レベルで働く量子力学の世界では、φ(ファイ)と呼ばれる”重ね合わせ”状態が起きるからだ。

重ね合わせの状態は単純なスイッチよりも表現できる情報量が多い。同時に複数の状態を表現できるからだ。粒子同士は絡み合っていて、ひとつが反転すると他の粒子も状態が変化する。こうした構造を使うことで、一度の計算で並列的に多数の粒子を動かし、高速計算を可能にする。

量子コンピューティングの現在と未来

いつ量子コンピュータは私たちが使えるようになるのか?。まだ当面は使えそうにない。原子を10個程度組み合わせて単純な計算を実行させる段階までは成功しているが、これも実験室内での特殊な環境下での話。小さな原子の構造を安定させるのが難しい。今のパソコンのように一般利用が始まるのは、数十年後というのが妥当な未来予測になりそうだ。
一向にモノはできてこない一方で、理論は先行している。仮にそのようなコンピュータが製造できたら、どのようなことが実現できるか、が分かってきている。計算量の限界で不可能とされている問題、例えば大きな素数の発見や因数分解、将棋やチェスのような複雑なゲームの予測が、短時間で可能になる。計算してみたことがなかったから、分からなかった未知の基本法則の発見につながり、科学が飛躍的に進歩する可能性もある。

量子コンピュータの理論研究の先端では哲学的問題とも対決することになる。たった1000個の原子を組み合わせて表現できる数は10の301乗。この数は0が何百も続くのだが、宇宙の素粒子の数より大きい。すると、この計算はいったいどこで行われていることになるのか?という問題だ。そして、それを解釈するとはどういうことなのか。

SFのように、計算は平行宇宙で同時に行われている、とする「多世界解釈」を唱える学者もいる。脳の情報処理事態が量子コンピュータなのではないかとする学者もいる。この著者も「もしかすると宇宙自体が量子コンピュータなのかもしれない」と述べている。

技術の説明の技術

著者はサイエンスライターで、複雑で難しく感じられる事柄を、簡単な部品とその組み合わせに還元することで理解可能にすることに情熱を燃やしている。分かりやすい比喩を用いて一般読者が理解可能な内容にかみくだこうとしている。その試みは7割くらい成功しているように思えた。少なくとも私は上記の説明を書き起こせる程度には分かった気がした。でも、やはり難しい。

数々の難しいものの説明に挑戦してきた著者であるが、量子力学の世界は根本に一般世界にはない法則がはたらいている。一般の世界に対応する適切な比喩をみつけることが難しい。そもそも複雑を単純に還元することができない部分があるようだ。特に難しいのは重ね合わせ状態φの概念で、このような状態は日常世界には存在しない。私たちは公理の組み合わせで定理を理解することには慣れているが、いきなり公理が増えましたと言われると理解が格段に難しくなる気がする。

特に量子論と複雑系は最近、読者ニーズが高まっているが、書き手にとって、理解と説明には困難が伴う。うまい比喩をおもいついたと思っても、それを応用しようとした段階で、比喩の対応関係が破綻してしまうことが多い。無理に進めれば読者をミスリードしてしまう。

専門の学者は何年、何十年の研究生活の中で直感的に理解しているのだろう。学会の権威だからといって一般向けの良書を書くことができるわけではないようだ。知っていることと説明できることは違う。科学離れを防ぐためにも、技術の説明の技術が要請されているような気がした。

参考本:量子コンピュータとは何か/ハヤカワ・ポピュラー・サイエンス


近未来最先端軍事テクノロジー

量子コンピューターと暗号技術

量子コンピューター実現へ朗報

夢の計算機がいよいよ実現に向けて一歩踏み出してきたようですね。
このコンピューターはスーパーコンピューターが1年かかってやる計算を
0.1秒でやってしまうといわれているバケモノです。
以前までは汎用型が出るのは2015年以降だって云われてきたが、
実際はもっと早くなるのではないかと思っています。
現実の技術の進歩は予想を遥かに超えるもので人間の才能には
異常と思えるほど驚かされるものばかりですね。♪
  

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2005年07月09日

風で歩く“生命体”

風で歩く生命体

 

 

 

 

 

 

★テオ・ヤンセン / 風で歩く“生命体”を創る

ハーグ郊外の新興住宅街、イップンブルッグ。 テオ・ヤンセン(Theo Jansen)さんと砂浜動物達は、その住宅街を臨む丘にいます。発明家であり、芸術家でもあるテオさんは現在、風を原動力とする新しいカテゴリーの“生命体”を創りだす作業に従事しています。彼が「砂浜動物」(オランダ語でstrandbeest)と呼ぶ、乳白色のプラスチックチューブの集合体で構成される生命体は、その奇妙な体、静かな佇まいの中に、今にも動き出しそうな気配を秘めていて、思わず立ち止まって眺めてしまう、そんな力を持っています。

この砂浜動物は、海岸に吹く風を動力にして自ら砂浜を歩き、走り回ることが出来ます。テオさんはかれこれ17年ほど動物達を進化させていく事に集中していて、その間にこの“生物”達も段々と世代を乗り越え、進化してきました。現在丘の上にいる最新世代はアニマルス・ペルセピエーレ(浜辺の知覚動物)と呼ばれるもの。風を感知し、羽を羽ばたかせ、空気を体内に溜め込み、それを原動力に、足をモゾモゾと上げて横歩きに歩き出します。

動物たちは交換可能な、乳白色のプラスチック管でつくられています。その管は重要な“遺伝子のコード”の役目を担っています。この“遺伝子”は、砂浜動物の行動や能力を変化させ、次世代へ受け継がせるかどうかの決定の重要な鍵となります。すなわち、不良な遺伝子を持った世代は、より有利な遺伝子を持った世代に取って代わられる、より良い遺伝子は次の世代にコピーされる、という事が繰り返されます。何故プラスチックの管が用いられるかというと、軽くて、安いこともその要因の一つですが、加工のし易さ、柔軟性、しなやかさが“生命体”にとって有利だったからです。

動物たちは、“遺伝子のコード”であるプラスチック管のほか、“神経系”と呼ばれる透明チューブ、紐、ゴム、ペットボトルといった軽量で、交換可能で、柔軟な素材から成り立っています。最初はコンピューターを使って、歩くのに最も有利な方法のシミュレーションを行いましたが、その後は、もっぱらアナログ的に経験と試行錯誤を繰り返して、改良を重ねてきました。一時期、イギリスの動物学者で「利己的な遺伝子」の著者としても知られるリチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)氏の説 * 1 にはまった時期もある、とテオさんが言うように、動物達の遺伝子の特質を知る為に、砂浜でレースを行った事もあるそうです。競争に勝ったものや、有利と思われる“遺伝子”を集めて、次の世代に移していくことが今日も繰り返されています。現在の世代であるアニマルス・ペルセピエーレは、風のエネルギーを貯めて使い、自分で土地の状況や、障害物を“触覚”で感知し、方向を変化させることが出来るまでに進化しました。

※参照記事: http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/holland_s/07/

テオ・ヤンセンのホームページ
http://www.strandbeest.com/#

写真集
http://www.strandbeest.com/popup/index.htm

ビデオ映像集
http://www.strandbeest.com/movies.html
※Window Media Playerが必要です。


最近、テレビでも取り上げられ始めたテオ・ヤンセンという芸術家の作品ですが
このロボットと呼ぶべきか代物、風を受けるだけであたかも命が宿ったような
不思議な動きを始めるのです。
最初に映像で観たとき、この動きに感動を覚えました。
すごいのは、頭脳がないのに不規則な動きを可能にしているという点。
日本では江戸時代中期の18世紀、「からくり人形」と呼ばれる “自動人形”が
登場し、同じ頃、海の彼方のヨーロッパでは「オートマタ」と呼ばれる“自動人形”が
産声をあげている。
これらの自動人形が進化したようなものだろうか!?
この風で歩く“生命体”のからくりが知りたいですね!

今度合併するタカラトミーさんへ
ぜひ、テオ・ヤンセンにコンタクトしてこの玩具を作ってください。
最近ヒットが出ていないのでこれは受けると思いますよ!
よろしくお願いしま〜す。m(__)m

  
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空飛ぶロボットはいづこへ!?

空飛ぶロボットはいづこへ_1

 

 

 

 

 

 

 

空飛ぶロボットはいづこへ_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空飛ぶロボットはいづこへ_3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★マイクロ・フライング・ロボット(Micro-Flying Robot )

セイコーエプソン株式会社が、世界最小・最軽量のマイクロ・フライング・ロボット「μFR」のさらなる軽量化・高機能化を追求し、独自のマイクロメカトロニクス技術を駆使してケーブルレス、自律飛行を実現した世界最軽量のマイクロ・フライング・ロボット「μFR−II」の開発に成功した、という発表が報道されたのはまだ記憶に新しいが、その後この優れたミニロボットはどのように変化しているのだろうか!? セイコーエプソンからは未だに新たな発表はされていませんが、μFR-IIについては災害現場や宇宙など、人が行けないような場所へCMOSカメラを搭載することによって撮影した画像をモニターに転送することも可能なので期待せずにはいられません!

主な特長

■ 無線化の実現
・ 自社開発による世界最小・最軽量のジャイロセンサ搭載
・ エプソン・オリジナル32bitRISCマイコン「S1C33Family」を含む2つのCPUを高密度実装
・ 軽量化と駆動回路の高効率化により市販電池(ポリマーリチウム電池)搭載が可能に
・ 世界最高のパワーウエイトレシオ(重さあたりの出力)を持ったアクチュエータ(当社調べ)をさら
  にパワーアップし、揚力を30%向上
■ 自律飛行の実現
・ 世界初のリニアアクチュエータによる重心移動制御の高精度化、高速応答化
・ ホバリングを主体とした飛行経路生成・自律飛行システムを独自開発

主な仕様

1. 電源   4.2V
2. 消費電力 3.5W
3. 寸法 直径  約 136mm
     高さ  約 85mm
     注)「μFR‐II」は世界最小の「μFR」より少しサイズが大きくなっています。
4. 最大揚力 約17g・f
5. 質量 8.6g(総質量/電池含まず) 電池含めて12.3g
     3.7g(電池)
     2.9g(回転アクチュエータ部)
     0.6g(リニアアクチュエータ部)
     3.1g(回路部)
     2.0g(フレーム部)
6. 飛行時間 約3分


タケコプターならぬミニコプター、いずれトンボと同じ重さにする、と云っていたが
そうなると人工トンボも出来るということですね。
赤トンボも人工トンボを追っかけるようになるのかな!?
短所は風の影響を受け易いとか、やはり宇宙トンボになってもらいしょう!
そして地球の周りに浮かんでいる無数の塵を自動で回収して頂く。。。
ってなことにはならないか。(^^ゞ
このミニコプター開発の進行状況を知っている方、教えてください!

  
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「紙」のようなディスプレイ

「紙」のようなディスプレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★電子ペーパー・ディスプレイ(Electronic Paper・Display)

電子ペーパーは,紙のように薄型・軽量で,柔軟性に富む表示装置。

電子ペーパーの技術が急速な進歩をしている背景としては,コンピュータで作成した電子文書などの情報が電子配布され,受け手がディスプレイで見たりプリンタでハードコピーを作って確認するというワークフローができつつある昨今,紙メディアとディスプレイの良さを兼ね備えた新しい情報表示メディアの技術が待ち望まれ,注目されているというわけだ。

電子ペーパーが満たす要件は,(1)好きなときに好きな場所で読むことができること(ハンドリング性,画像保持)。(2)我々が親しんできた活字を電子的に書き換えられること。(3)読みやすいこと(人間の目に優しい)。これらが上げられる。すなわち,「紙のいいところを保持しながら,デジタル情報を,できるなら双方向に何度も表示したり消したりできるような表示媒体を目指している」と北村氏が,そのコンセプトを語った。

さらに,電子ペーパーは,知的創造作業を補助する道具としての機能を持つ必要がある。思考したり記憶をたどったり考えをまとめるという作業をするためには,人間は集中することが必要で,周りの世界から視野を狭くして余計なことを見ないようにすることも必要である。また,静止画である必要があると一般的に言われている。そして,画面と人間との距離は結構重要であるという。

現在,研究されている電子ペーパー技術の主なものをあげると,マイクロカプセル電気泳動技術を研究するE Ink社。ツイストボール方式の研究をするGyricon Media社。千葉大学で研究しているトナーディスプレイ。JRのSuicaカードにも使われている,ロイコ染料の発消色リライタブル技術などがある。今後の応用については,「カードや電子新聞,電子ポスター(駅の壁に貼って,それが朝,昼,晩と,通る人によって内容を書き換えるもの)など,さまざま考えられる」と今後の可能性を示した。

電子ペーパーとユーザインタフェース
http://www.internetclub.ne.jp/EASY/20050215.html

電子ペーパーを使った腕時計
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/elec/367632

世界初の折り曲げられる時計
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/06/16/102.html


多種多様な商品の開発に可能性を持たせたこの技術、楽しみですね。
例えば、この電子ペーパーで作られた雑誌だったらどうか?
但し今の雑誌のように複数のページではなく1ページのみで複数ページを持たせる。
ページのコーナーを押すだけでページをめくるように画面が切り替わる感じ。
雑誌の購入は情報を雑誌会社からダウンロードするだけでOK。
こういう商品が出来たら資源(紙)の節約に貢献するのではないかな。
ま〜、メーカーも当然考えていることでしょうから、期待して待っていよう!
ちなみに私が欲しいものはこの技術を使った壁紙です。
いつでも一瞬のうちに模様替えが出来るし、シアターにもなるような。。。!

  
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カメレオン効果で営業活動!

カメレオン効果で営業活動!

 

 

 

 

 

 

 

 

★バーチャル・エージェントでマインドコントロール

人は、話している最中に相手の身振りを忠実に真似ると、誠実な印象や好感を相手に与えられる――心理学者や営業マンは、これを「カメレオン効果」(chameleon effect)と呼ぶ。 最近の研究で、コンピューターでも人間を相手にこの現象を活用できることが示された。 人間どうしの場合より効果が大きく、普遍性もあるという。

スタンフォード大学バーチャル・ヒューマン・インタラクション研究所の研究者たちは、被験者の学生69人に、イマーシブな(没入感を引き起こす)3Dバーチャル・リアリティー(VR)装置をつないだ。 被験者は、自分がテーブル越しに「デジタル・エージェント」――コンピューターで合成された男性もしくは女性――と向き合って座っているように感じる。このデジタル・エージェントは、学生に対し大学構内でつねに身分証を携帯することを求める架空の大学安全対策を、3分かけて説得するようプログラムされていた。

エージェントは説得の際、唇を動かし、瞬きもして、リアルに頷いたり頭を揺らしたりする。 しかし、被験者には知らされないが、この頭や顔の動きはランダムではなかった。半数のセッションでは、コンピューターは、きっかり4秒遅れで、被験者の動きを正確に真似るようにプログラムされていたのだ。 たとえば、被験者が考え込むように首をかしげたり、15度の角度で顔を上げたりすると、コンピューターのエージェントも4秒後にこれと同じ動きをした。

一方、残りの半数の被験者では、それ以前の被験者の頭の動きを記録したものをプログラムに使い、リアルに見えるが、現在の被験者とは関係のない動きをするようにした。

その結果は驚くべきものだった。 まず、69人の被験者のうち、真似されていることに気づいたのはわずか8人だった(そのうち1人は、実際には真似されていなかった被験者だった)。 それ以外の被験者では、身振りを真似するエージェントの方が、他人の動きを記録したエージェントよりも好ましく、友好的で、面白く、誠実で、説得力があると評価された。また、真似をする話し手のほうが、被験者の注意を強く引き付け、被験者が視線をそらす頻度も少なかった。 そして最も意義深いことに、被験者たちは、身分証の携行義務の問題について、真似をするエージェントの考え方に同調する傾向が強かった。

総じて、このエージェントに対する、あるいは監視好きのジョン・アシュクロフト司法長官が言いそうなメッセージに対する被験者のさまざまな受け止め方のうち、20%はこの動作の真似が寄与したと考えられる。「われわれが発見したなかで、これは最大の効果だ」と、スタンフォード大学コミュニケーション学部に所属し、この研究所の所長でもあるジェレミー・ベイレンソン助教授は話す。「これは不安定なものではなく、性別にも依存しない。全般的に誰もが、真似をする相手のほうが説得力があると感じた」

例えばセールスするとき、カメレオン効果で相手の身振りを忠実に真似ると、誠実な印象や好感を与え、セールスが成功する、ということか!? コンピューターが人間を相手にこの現象を活用すると人間どうしの場合より効果的だと言う実験結果が出た。 実験台になる学生をスクリーンの前に座らせ、セールスマンの映像が説得を始めます。 学生が首をかしげたり、考え込んだりするとスクリーンの映像も4秒後に同じ動作をします。 その結果、他の映像に比べ、説得力が大いにあったのです。 これを応用すれば、どんな人間でもマインドコントロールが出来ると言うのです。
また他人の顔と自分の顔の一部を合成顔写真で見ると好感を持つとの実験結果もあります。。

参照記事: http://news.goo.ne.jp/news/wired/it/20050608/20050608i02.html


営業マンたちには朗報ではないのか!
恋に縁が無い人にも朗報ではないか!
カメレオン効果で人類皆シアワセ!
って云っている場合ではない。
独裁者にこれを使われたら大変なことになる。
やはりこんなものを使わず、誠実に接しようね!!!



追記:

カメレオンの入手先
http://rose.zero.ad.jp/~zab12457/index.htm

カメレオンの飼育法
http://www.leoleocf.com/ChameleonSiikuTOP.htm

  
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世界初!人型二足歩行ロボット「nuvo」

人型二足歩行ロボット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★人型二足歩行ロボット「nuvo」

ZMP社が開発したIEEE802.11b準拠の無線LAN内蔵家庭用二足歩行ロボット「nuvo(ヌーボー)」上で、UEI(ユビキタスエンターテインメント社)の運営する携帯電話向け統合PIMアプリサービス「UBIMEMO(ユビメモ)」を連動させることで、その日のスケジュールや現在時刻、メールの着信などをユーザーに知らせるサービスを提供。イメージは秘書ロボットのような感じか?  将来的にはUBIMEMOをカーナビゲーションシステムやデジタル放送とも連携できるよう開発を進めていくらしい。

二足歩行ロボットが家族の一員に!nuvoが君の部屋を思いのままに歩く、障害物にぶつかって倒れても起き上がる。単なる研究用ではなく、『買える』ロボットとすることを念頭に、関節数を少なく、不要な機能は削除しました。

多くのロボットは、まだ研究段階で、配線がむき出しになっていたり、冷たい金属の板でできていたりします。ロボットが家庭で人と生活を共にできるために、まず安全性、そして運動性のことを考えました。また、ロボットは、自己主張し過ぎてはいけません。ベースがシンプルだからこそ、持つ人の個性に合わせ、人間のベストパートナーになることができるのです。

FOMAのTV電話機能で、nuvoをリアルタイムに外出先からコントロールできます。最新機種FOMA900iを使えば「キャラ電」でロボットの動作状態をキャラクター表示でき、より便利です。

主な仕様
  商品名:     モバイルヒューマノイド nuvo (ヌーボー)
  関節自由度:  足首2(×2)、膝1(×2)、股関節3(×2)、肩1(×2) 計14関節
  コントローラ:  PC、TV電話によるリアルタイム制御
  カメラ仕様:   27万画素CMOSカメラ
  LED表示:   RGB各100階調 (1個搭載)
  サイズ/重量:  高さ390×幅353×奥行122mm、2.5kg
  価格:      58万8000円〜88万8000円

nuboホームページ
http://nuvo.jp/concept/nuvo_concept.html

nuboの紹介ビデオ
http://www.actonbb.com/vod/0504zmp/

二足歩行ロボット教材 e-nuvo(イー ヌーボー)
http://www.zmp.co.jp/html/products_education.html


今日、東京テレビ「ニュース&マーケットイレブン」の番組で紹介されていました。
このロボットもすごいね。
カメラの目を持っているので外から携帯で屋内を歩かせながら見ることが出来るなんて。。。
倒れても自分で起き上がれるらしい。
使い道といえば前向きな防犯監視、ペットのお相手、寝たきり老人の様子見、
ただ動かしてみての自己満足。。。
でもまだまだ高価な玩具かな、中古の軽自動車が買えちゃうんだよね〜。

  
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普通の光を使うデータ伝送技術

普通の光を使うデータ伝送技術

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★フリースペース・オプティカル(FSO:光空間伝送)システム

  『メガマンティス』

ニュージーランド、ハミルトン発――大型テレビスクリーン上では、ニュージーランドの歌手がギターをつま弾きながら古いカントリーの人気曲を歌っている。聴衆が画面から目をそらせても、1.4キロ離れたところにある高層ビルで光る小さな赤い光はほとんど見えない。

だがこの小さな光こそが、100人ほどの観客に歌手の演奏を中継していたのだ。今週行なわれたこの試験は、信号伝送に可視光線を使った高画質テレビ映像の生放送第1号だと考えられる。

ニュージーランドのパワー・ビート・インターナショナル社が開発したフリースペース・オプティカル(FSO:光空間伝送)システム『メガマンティス』は、可視光線(電磁波のうち、光として人間の目に見えるもの)を変調させて、デジタル信号やアナログ信号を伝達する。

 「ビデオカメラが何かを撮影するとき、光電セルの表面上で光から変換される電圧を読み取っている。当社はこのような電圧の変化を活用して光を変調させている」と、パワー・ビート社の経営責任者であるピーター・ウィテヒラ氏は語る。


参照記事:
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20030305301.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20030306308.html

メガマンティスとは?
 パワー・ビート・インターナショナル社が開発したフリースペース・オプティカル・システム。 LED を光源にして可視光線を変調させて,デジタル信号やアナログ信号を伝達する。 2001年には3m しかデータを送信できなかったが,2003年3月では4km まで。将来は最大11km まで可能らしい。

メガマンティス(Megamantis)
http://www.megamantis.com/


いつだったか幕張のイベントでこの技術を使った実演を体験したことがあります。
どういうものかと云うと天井にLEDがいくつかぶら下がっておりヘッドホーンをして、
そのLEDの真下に立つと演奏が聞えてくる。
ちょっと外れると聞えなくなり、また違うLEDの真下に立つと別な演奏が聞えてくる。
特定のエリアに居る人だけに的を絞って音を聞かせているわけですね。
しかしこのメガマンティスはそれをはるかに超えた技術のようです。
有線でもなく無線でもない直線的な光で情報を伝達する。
すばらしいですね。
もっと進んで光でエネルギーを送ることが出来たらラジコン飛行機を永遠に飛ばし続ける
ことが出来る!?・・・つまらない想像でした。

  
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Gooラボで次世代の検索機能を体感

Gooラボで次世代の検索機能を体感

 

 

 

 

 

 

 

★マルチメディアマイスター(MultiMedia Meister)

NTT、NTTレゾナントは、「画像の特徴」というような直感的な視覚情報をもとに、似通ったコンテンツの絞込みを実現する、新たなマルチメディア検索サービス「MultiMedia Meister(マルチメディア マイスター)」を開発したと発表した。両社は実際の事業化を目指し、検証・評価のための共同実験を、ポータルサイト「goo」上に開設した実験サイト「gooラボ」上で23日から開始、5月31日まで実行する。

「MultiMedia Meister」では、静止画だけではなく、動画も検索することが可能になる。動画の場合の検索結果は、途中の場面を抜き出し、4枚のサムネイルとして表示されるため、動画を視聴しなくても概要がわかる。画像の大きさ、動画の再生時間、ファイルの種別などの条件を指定した検索もできる。静止画の検索結果は、サムネイルを表示するだけでなく、サムネイルの下部にマウスカーソルを重ねるだけで、その画像の存在するWebサイトを自動表示する。また、音声についても、従来どおりのキーワード入力による検索が可能だ。

静止画、動画の検索では、まずキーワード入力により結果が表示されるが、検索結果の絞り込みで、これまでにない機能が搭載された。検索結果として表示されたサムネイルについて、画像的特徴が類似したものから順番に並び替えたり、互いに類似したサムネイルをグループ分けして表示したりすることが可能になる。また、サムネイルの一部の特徴に着目して、類似する画像や動画を検索することもでき、目的の画像を探し出しやすくなる。たとえば、「富士山」の画像を検索した場合、昼間の青空に映えているもの、夕景など、さまざまな画像が表示されるが、夕景の画像を選び、類似検索を実行すれば、夕景の画像が並ぶ。

アダルト画像などの有害コンテンツを、検索結果から自動的に排除することもできる。たとえば、ある特定のタレントの名を検索した場合、他の検索エンジンでは、検索結果にはアダルト画像も混ざってしまうが、「MultiMedia Meister」の場合、アダルト的側面のある画像は表示されない。

両社によれば、類似画像検索技術は、画像データを処理することで、色や形状といった画像の特徴を数値化し、そのデータを基盤に、色や形状の類似性を解析する手法によって、静止画や動画の絞り込み検索を実現したという。

さらに「MultiMedia Meister」では、サムネイルの類似性を判断する際、画像の特徴だけではなく、画像が掲載されているWebページの文字情報も併用して自動分類する画像クラスタリング技術を採用、検索精度を向上させ、高速な検索を可能にした。

NTTレゾナントの中嶋孝夫副社長は「ユーザーが見つけたいものに対し、これではないかと示唆を与える、というように、検索を人間になじみやすくすることが究極のゴールであり、今回の技術はそれに近づいた」と述べた。

NTT報道発表資料
http://www.ntt.co.jp/news/news05/0502/050223.html

Gooラボ〜マルチメディア検索実験サイト〜
http://mmm.nttrd.com/

FieldExplorerのダウンロード


試しにキーワードを「花火」にして動画で検索してみて欲しい。
なんと花火大会の動画が検査結果として並べられている(写真上段)。
びっくりするのはFieldExplorerをインストールすると写真下段のように3Dで表示され
ズームインアウトで奥行きのある倉庫に置かれたような動画が表れる。
並べられたそれぞれの動画画面が再生されているのも驚きだ。
動画だけではなく画像や音楽なども検索できるようだ。
このマルチメディアマイスター技術で格段にサービスが良くなるだろう。
しばらくこのGooラボサイトは注目です。
便利なので皆さんも試してみてはいかがですか。

  
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新しい日本銀行券(一万円券)の偽造防止技術について

偽造防止技術について_1

 

 

 

 

 

 

偽造防止技術について_2

 

 

 

 

 

 

★新日本銀行券(一万円券)の偽造防止技術

先般、平成16年(2004年)7月頃に発行予定(注)の新しい日本銀行券(一万円)の印刷が開始されました。

 新券には、現行券以上に偽造を防ぐための様々な工夫が施される予定です。以下では、新券の偽造防止技術について解説します。

 お札のユーザーである国民の皆さんには、こうした工夫について良く理解して頂きますようお願いします。

従来からの偽造防止技術
http://www.boj.or.jp/money/basic/gizod.htm

[1]すかし
[2]超細密画線
[3]凹版印刷
[4]マイクロ文字
[5]特殊発光インキ

新しい偽造防止技術
http://www.boj.or.jp/money/03/bnnew3.htm

[1]ホログラム
   角度を変えると、画像の色や模様が変化して見えます。
[2]すき入れバーパターン
   光に透かすと、すき入れられた3本の縦棒が見えます。従来のすかしよりも、
   パソコンやカラーコピー機等で再現しにくいものです。
[3]潜像模様
   お札を傾けると、表面左下に「10000」の文字が、裏面右上に「NIPPON」の文字が
   浮び上がります。
[4]パールインキ
   お札を傾けると、左右の余白部にピンク色を帯びたパール光沢のある半透明な模様が
   浮び上がります。
[5]マイクロ文字
   平成5年12月1日以降に発行されたお札(記番号が褐色)と同様に「NIPPON GINKO」と
   書かれた小さな文字が印刷されています。従来の文字よりも小さい文字を取り入れて
   いるほか、新たに地紋(細かい曲線などで描かれたお札の地模様)にも大小取り混ぜた
   文字がデザインされています。
[6]特殊発光インキ
   平成5年12月1日以降に発行されたお札(記番号が褐色)と同様に、表の印章(日本銀行総裁印)に
   紫外線をあてるとオレンジ色に光るほか、地紋の一部が黄緑色に発光します。
[7]深凹版印刷
   新券の図柄は、従来のお札よりもインキが表面に盛り上がるように印刷されています。
[8]識別マーク(深凹版印刷)
   目の不自由な方が指で触って識別できるように、従来の「すかし」に代えて一層ざらつきのある
   「深凹版印刷」によるマークを導入しています。

!!!注意!!!

偽札を作ったり、偽札と知りながらそれを使用した場合には、法律で罰せられます。また、本物の日本銀行券の額面を書き換えたり、切ったりして変造することも、同じように法律で罰せられます。

(主な取締法規)
▽ 通貨偽造・変造罪(刑法第148条第1項)
  → 無期又は3年以上の懲役
▽ 偽造通貨・変造通貨の行使罪(刑法第148条第2項)
  → 無期又は3年以上の懲役

※不審な日本銀行券を見つけた時には、ただちにお近くの警察、または日本銀行までお知らせ下さい。

参照記事: http://www.boj.or.jp/money/03/bnnew3.htm


偽札をちょっと考えてみる
http://poo-chan.com/archives/2005/01/09_2153.php

偽札を作るとどうなるか
http://poo-chan.com/archives/2004/12/26_0138.php

偽造は、どこでバレるのか
http://www.openspc2.org/ForgedPrevention/

店主の方々の参考になればいいですね。

松村テクノロジー http://www.matsumura-tech.com/
米ヒューストンで東京都内の中小企業11社が開催した商談会で、
東京都台東区の「松村テクノロジー」のブースに人だかりができました。
カジノ経営者や銀行関係者など来場者のお目当ては、偽札鑑定機「EXC6700」。
ドル、ユーロ、円の紙幣の偽札を瞬時に識別する卓上型の装置に参加者は
「オオ」と大きく目を見開きました。
偽札鑑別機はもちろん他の大手メーカーも製造しているのですが、
松村の鑑別機は別格モノ。特殊光、可視光、紫外線、赤外線の照射による
鑑別技術と、紙幣に使用されるインクに含まれる磁気パターンを読み取る磁場センサーを
併用することで高精度の鑑別を可能にしているわけです。
「この場で売れ、という来場者が多くて困った」と苦笑いする松村喜秀社長は
偽札鑑定の世界では知らない人はありえないというほどの有名な人物。
彼はアジアで大量流通し、北朝鮮で造ったと噂されるニセドル札「スーパーK」を
発見したと1996年に発表し、米通貨当局や捜査関係者を震撼させました。


一時、偽札が横行していましたが、今はどうなんでしょうか。
偽札を掴まされた店主にとっては、たまったもんじゃないですよね。
もちろん偽札は没収だろうからダブルの被害となってしまう。
今度の新札の偽造防止技術は世界に誇れる技術とか。。。
8箇所の防止技術を見ると確かにすごそうだ!
だけど技術が進歩すると今度は偽札判別機の開発が難しくなってくる。
本当は偽札判別機を大量生産してコストを下げ、どこの店にも置けるように
なれば安心なのだろうが。。。オムロン、その他の会社も頑張れ!!!

  
Posted by toriyo at 22:53Comments(0)TrackBack(0)

人の体を伝送経路として高速通信

人の体を伝送経路として高速通信

 

 

 

 

 

 

★触れるだけで高速通信できる「レッドタクトン」

NTTは、人の体を伝送経路として、携帯端末などで最大10Mbpsの通信が可能なユビキタス技術「レッドタクトン(RedTacton)」を開発した。プロトタイプとしてPCカードタイプの端末が開発され、今後フィールド実験が行なわれる。

レッドタクトンは、携帯端末などユーザーが身につけた端末同士や街中の機器間で、人の体を伝送経路として触れるだけで最大10Mbpsの近距離通信が可能な新技術。触れる・握る・歩くといった人の自然な動作の中で双方向の通信が可能だとしており、NTTでは将来的にユビキタス時代の社会インフラを目指しているという。

電波や光ではなく、人の体の表面電界を利用した通信技術となり、送信側のレッドタクトンのデバイスでは、人の体の表面に微弱な電界を発生させる。人体の表面を通じてレシーバー側に到達した電界は、微弱な電界の測定を行なうセンサー「フォトニック電界センサー」によって受信、電気信号に変換される。

金属や水など電気信号が伝わる性質のもの(導電体)のほか、ガラス・壁、木材などの信号が通過してしまう素材(誘電体)でも、薄ければ信号が伝わるとしており、導電体と誘電体が組み合わさった衣服や靴、車などでも通信が行なえるという。

参照記事: http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/02/21/6516.html

「レッドタクトン」Webサイト
http://www.redtacton.com/jp/index.html

松下とNTT、タッチして通信する人体通信をデモンストレーション
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/10/07/4911.html


もう名刺交換なんていらなくなるね。
握手しただけで双方向情報交換だもんね。
でも伝送中シビレっぱなしかな。(^.^)
容量の大きなビデオ情報なんか入れていたらずっと握手していなければならないしね!?

  
Posted by toriyo at 22:47Comments(0)TrackBack(0)