男女格差は差別か、正当か? 女子サッカー米国代表の訴訟問題が問い掛けるものとは
引用 リアルスポーツ




2019年5月、米国サッカー連盟は、同国の女子サッカー代表選手たちが「性差別がある」として男子代表と同等の賃金や待遇を求めた訴訟に対し、差別を否定する文書を裁判所に提出した。女子サッカー米国代表は全28選手が原告となり、同一賃金法や差別を禁じる公民権法に違反すると訴えている。この訴えは突然のことではない。女子の代表選手たちは、何年も前から、男子代表と同等の待遇を求めてきた。
 今回は女性側を批判する記事。


 昨日は「トランスジェンダー選手に対する女性選手の不利益を是正する問題」でしたが、今回は逆に「女性選手側が男性と形式的平等を主張することに対する問題」を見ていきましょうか?この記事は以前にも書いていましたが、ちょうどいい機会ですので。


 さて、昨日の記事で以下の文章を書きました。
 このように一言で「平等」と言っても形式的か実質的かで判断が分かれます。そして特定の状況化においていずれの平等が必要かどうかは、それぞれ個別の事案ごとに判断されるべきものなのです。
 ただ、最近の言論を見ていて感じることは、この平等概念の区別を全くつけることなく、あるいは自身の都合のいい場面のみで使っている人が多いように見受けられます。
 今回の記事はまさにその典型例というものです。 


 さてさて、今回の記事は「サッカー女子選手の待遇を男性選手と同じにしろ」というもの。所謂、形式的平等ですね?では何故これが批判されるのか?答えは、なぜ待遇が異なるのかの理由にあります。
 サッカーは競技という側面もありますが、それと同等以上に重要なことは「興行」であるということ。それだけ興行収入があるからこそ一流の男性選手は給料も高い訳です。競馬でいえば、未勝利馬とG1馬を同じ待遇にしろと文句を言われても誰も聞く耳持ちませんよね?ちなみに、タイムオーバー寸前時代があったダイユウサクは勝ちが増えるようになってから飼い葉も良い物を貰えるようになったとか(笑)
 とすれば、興行面において女性選手が男性選手と同等程度であれば形式的な平等にしろということも理解は出来ます。しかし、ハッキリ言えば興行成績、良いものではないでしょう?少なくとも男性よりも圧倒的に低いのが現実です。
 そして、ここがポイントですが、この興行成績は企業努力だけでなんとかできるものではありません。興行の収益は観客のチケット代が必要ですので私たちが試合会場へ赴く必要がありますが、それを企業側が強制させることは出来ないからです。
 よって、仮にサッカー女子ワールドカップの栄誉が男性と同じであっても、興行という実質的な差異を考慮して待遇差をつけることは何ら問題はないでしょう。同じ会社の従業員だからといって、成績最下位と最高位を同じ給料にしろと言うようなものです。



 ということで、都合よく平等を主張しても意味がないということ。こんなこと本来は問いかけること自体がナンセンス。競技によっては女性側の方が優位なものだってありますよ?日本でいえばバレーは女性選手側の人気の方が高いと思います。
 もちろん、現在の待遇自体が問題あり、とするならば是正は必要ですが、男性と全く同じにしろというのは流石に都合がよすぎ。その理屈だと、スポーツだから全部の競技の報酬を同じにしろと言っているようなものです。野球と私が考案?した電信棒間競争の報酬を同じにしてもいいなら嬉しいですけどね(あの電信棒まで頑張る競争)。ただ、この電信棒間競争、結構な競技人口だと思いますけど(笑)





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