泉氏は、共産党との連立政権を明確に否定した上で、日本維新の会との連携についても、「選挙前から何かを一緒にやるのは難しい」と慎重な見解を示した。枝野氏も、政策面での違いを理由に、日本維新の会との連携は困難、との姿勢だ。

他方で野田氏は、「今回は政権をとる千載一遇のチャンス」と語り、日本維新の会と国民民主党との連携に前向きな姿勢を見せた。吉田氏も、小選挙区で与野党が「一対一」の構図を作るために、「(他の野党との)選挙協力は進めるべきだ」と述べている。
引用 NRI



 ブログランキングのカテゴリを変更しました!
 これまでは【憲法】のカテゴリでしたが、先ほど【政治・行政】に変更してみました!
 理由は簡単でして、実は私は今季から憲法を直接的には講義していないんですよ(え? これ、あるあるで、行政法学は憲法との親和性が高く、よく入門科目等で憲法の講義を受け持つことがあるのですが、今期から移動したこともあり、私は担当からは外れております。
 その代わりに別の講義をしているのですが、ともあれ、もともとのメイン研究は行政法(訴訟法)ですので、どのカテゴリにしようか悩んで結果【政治・行政】のカテゴリが記事的にもいいのかな……と。
 
 ということで、本ブログですが、引き続き宜しくお願いいたしますm(_ _)m



 さて、自民党総裁選と同時に立憲民主党の総裁選も実施されますので、少しだけ解説を。

 まず、野党の目的は何か?そう、政権奪取です。もちろん、単に奪取をするのではなく、政権を維持できるような政策、組織体制の構築が必要です。
 その目線でいえば、まず枝野候補と泉候補は「野党協調」をそもそも否定している時点で論外。泉候補は正直良く分かりませんが、枝野候補は昔から本ブログでいうところの「自己の権力を万全にするための野党」を目指していると考えておりますので、その視点からですと満点回答ですが……野党の意義としては論外。

 次に吉田候補。正直記事からどこまでのことを言っているのかが分かりませんが、かりに現在の野党連合を言っているのであれば、これも論外。ハッキリ言うと共産党や社民党、れいわの党と協力をする必要はございません。彼らの政策、特に経済政策は、理論に基づいた合理的なものではなく、所謂そっち系か、もしくはハッキリ言うとプロパガンダレベルです。

 最後に野田候補。あえて推すのならば野田候補の発言は、この中の候補でも極めて現実的な内容になっております。維新の党と国民民主党は、政策的な一致点が多く、比較的理論を前提として考えているように見受けられます……少し維新は競争主義的な思想が強いですが……
 ただ、これらの党はバランスでいえば極右極左ではなく、右左は兎も角中道寄りですので、政策協議と合意は取れる範囲にあります。そういった党との協力をもって自民から政権を奪取する、という判断は現実的であり、実現不可能ではないと考えていますし、その後の政権運営も以前の民主党政権のような形にはならないかと。良いか悪いかはいったん置いておくとして(汗





 ということで、総裁選について。
 正直に言えば、入口の段階で2候補が脱落するのは……まあ人材がいないんだな(わら
 特に蓮舫議員の失脚で、若手の有望議員というのが野党から出てきていないのが最大の問題なのですよね。好き嫌いや政治的主張、私の見解は置いておくとして、以前に記事にした通り、本来は自民の小泉候補に対して、蓮舫議員を祭り上げていくべきだったのではないかと思うのです。それが立憲の最も苦しい時期に蓮舫議員を上げてしまったこと、トドメは先の都知事選……蓮舫ブランドはもはや政治では意味がないものにまでなっています……ホント何をやっているのか……
  あ、ちなみに、私は蓮舫議員の政治主張、方向性はまったく賛同できませんからね?あくまでも敵としてどうすれば対抗できていたのか、というのを客観的にみているだけですので。




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